JP2003060356A - 多層プリント配線基板の製造方法 - Google Patents

多層プリント配線基板の製造方法

Info

Publication number
JP2003060356A
JP2003060356A JP2001242923A JP2001242923A JP2003060356A JP 2003060356 A JP2003060356 A JP 2003060356A JP 2001242923 A JP2001242923 A JP 2001242923A JP 2001242923 A JP2001242923 A JP 2001242923A JP 2003060356 A JP2003060356 A JP 2003060356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
laser beam
barrier layer
alignment mark
multilayer printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001242923A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Miyamoto
慎也 宮本
Makoto Origuchi
誠 折口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP2001242923A priority Critical patent/JP2003060356A/ja
Publication of JP2003060356A publication Critical patent/JP2003060356A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置合わせ用アライメントマークの読み取り
を確実に行え、配線パターンの高密度化・微細化に対応
できる多層プリント配線基板の製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明の多層プリント配線基板の製造方
法においては、ワーク基板Wをなす下地層2上にレーザ
ビームの進行を阻止するためのバリア層50を形成し、
その上にバリア層50に対応させてアライメントマーク
9を形成する。ビルドアップ絶縁層6に覆われたアライ
メントマーク9を露出させる際には、少なくとも、バリ
ア層50の形成位置においてレーザビームの進行が阻止
されるので、掘削しすぎる恐れはない。露出させたアラ
イメントマーク9をCCDセンサで撮像し、位置合わせ
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層プリント配線
基板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器の高性能化・小型化
の要望が強くなるにともない、ICやLSIといった各
種電子部品を搭載して回路を形成する多層プリント配線
基板においても、より一層の配線パターンの高密度化・
微細化が求められている。配線パターンの高密度化・微
細化を図るための方法として、例えばビルドアップ法と
いった絶縁層と導体層(配線パターン層)とを交互に順
次積層形成する方法がよく知られている。
【0003】下層に形成された配線パターン上に重ね合
わせる形で、絶縁層を介して別の配線パターンを積層形
成するにあたっては、層間の電気的接続を考慮しなけれ
ばならないので、下層の配線パターンに対応させて如何
に精度良く上層の配線パターンを積層形成するかが1つ
のポイントである。下層に対する位置合わせは、例えば
以下のようにして行う。すなわち、下層に形成されたア
ライメントマークをレーザビームを用い露出させて、そ
の位置をCCDセンサ等により検知させている。そし
て、その検知結果をもとに上層の配線パターンを形成す
るのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法においては、レーザビームの強さを調節してアライメ
ントマーク上の層のみを除去することが難しいという問
題がある。掘削の深さにばらつきが生じたり、レーザビ
ームが強すぎて深く掘削しすぎるといった不具合が生じ
がちである。このような場合、アライメントマークの周
囲に広がる被加工面の状態が不鮮明となってしまい、セ
ンサがアライメントマークを認識できなくなる、あるい
は誤認識を引き起こす恐れもある。もちろん、アライメ
ントマークを正確に検知できなくなれば、ワーク基板の
位置合わせを精度よく行うことができなくなり、配線パ
ターンの高密度化・微細化には到底対応できない。
【0005】そこで本発明は、位置合わせ用アライメン
トマークの読み取りを確実に行え、配線パターンの高密
度化・微細化に対応できる多層プリント配線基板の製造
方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するために本発明の多層プリント配線基板の製造
方法は、多層プリント配線基板の製造方法であって、ワ
ーク基板をなす下地層上に該下地層へのレーザビームの
進行を阻止するためのバリア層を所定形状に形成する工
程と、バリア層を覆う形で中間絶縁層を積層形成し、そ
の中間絶縁層上、かつバリア層に対応させて位置合わせ
用アライメントマークを形成する工程と、アライメント
マークを覆う形で上部絶縁層を積層形成し、さらに、少
なくとも、バリア層の形成位置においてレーザビームの
進行が阻止されるように上部絶縁層に対してレーザビー
ムを照射し、アライメントマークを露出させる工程と、
露出させたアライメントマークを検知機器により撮像す
る工程と、を含むことを特徴とする。
【0007】上記製造方法は、アライメントマーク上の
絶縁層をレーザビームで掘削・除去するとともに、露出
させたアライメントマークを検知して位置合わせを行う
方法において、アライメントマークよりも下層に、レー
ザビームがそれ以上ワーク基板内部に進入できないよう
にするためのバリア層を設けたものである。このような
バリア層を設けておけば、アライメントマークを露出さ
せるときのレーザビームが強すぎる場合であっても、そ
のレーザビームはバリア層にて吸収あるいは反射され
る。少なくともバリア層の形成位置にてレーザビームの
進入が阻止されればよいので、レーザビームの強度調整
は極めて余裕のある範囲内にて行える。そして、レーザ
ビームによる掘削は、バリア層にて必ず停止する形とな
るので、掘削深さにばらつきが生じることも少なくなる
し、掘削しすぎる恐れもなくなる。結果として、アライ
メントマークを鮮明に露出させることが容易になり、そ
うすることによりCCDセンサ等の検知機器による撮像
も確実に行え、ひいては上層と下層の位置合わせ精度を
向上させることにつながる。
【0008】バリア層は、例えば配線パターンとともに
銅箔、銅めっき等をパターニングして形成すると容易で
あるが、配線パターンとは別に形成することも可能であ
る。すなわち、個々のアライメントマークに対応する形
態にて設けられれば十分であるが、耐レーザ性の良好な
材質が望まれる。なお、本明細書中でいう「下層」「上
層」とは、積層過程において先に形成されたか、後に形
成されたかにより決まるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
一実施形態を説明する。まず図1は、本発明の製造方法
により製造した多層プリント配線基板1の一例であり、
その断面構造を示している。多層プリント配線基板1
は、耐熱性樹脂板(例えばビスマレイミド−トリアジン
樹脂板)や、繊維強化樹脂板(例えばガラス繊維強化エ
ポキシ樹脂)等で構成された板状のコア材2(例えば厚
さ800μm)の両主表面に、所定のパターンにコア配
線パターン層3,13がそれぞれ形成される。これらコ
ア配線パターン層3,13(例えば厚さ20μm)はコ
ア材2の表面の大部分を被覆するように形成され、電源
層又は接地層として用いられるものである。他方、コア
材2には、レーザやドリルを用いた加工によりスルーホ
ール12が形成され、その内壁面にはコア配線パターン
層3,13を互いに導通させるスルーホール導体30が
形成されている。また、スルーホール12は、エポキシ
樹脂等の樹脂製穴埋め材31により充填されている。
【0010】コア配線パターン層3,13の上層には、
エポキシ樹脂等の樹脂により第一ビルドアップ層4,1
4(例えば厚さ30μm)がそれぞれ形成されている。
さらに、その表面にはそれぞれ第一配線パターン層5,
15(例えば厚さ15μm)が銅めっきにより形成され
ている。なお、コア配線パターン層3,13と第一配線
パターン層5,15とは、それぞれビア導体32,33
により層間接続がなされている。同様に、第一配線パタ
ーン層5,15の上層には、エポキシ樹脂等の樹脂によ
り第二ビルドアップ層6,16がそれぞれ形成されてい
る。その表面にはそれぞれ第二配線パターン層7,17
が銅めっきにより形成されている。これら第一配線パタ
ーン層5,15と第二配線パターン層7,17とも、そ
れぞれビア導体34,35により層間接続がなされてい
る。なお、コア配線パターン3,13、第一配線パター
ン層5,15及び第二配線パターン層7,17の各表面
は、上層の樹脂層との密着強度を上げるために表面粗化
処理(例えば化学的な処理に基づくもの)が施されてい
る。
【0011】また、第二ビルドアップ層6上には、第二
配線パターン層7と導通する下地導電性パッド10が多
数設けられている。これら下地導電性パッド10は、無
電解Ni−Pめっき及びAuめっきにより基板のほぼ中
央部分に正方形状に配列し、各々その上に形成された半
田バンプ11とともにチップ搭載部を形成している。他
方、第二配線パターン層7が形成されている側、及び第
二配線パターン層17が形成されている側には、それら
配線パターン層7,17を覆う樹脂ソルダーレジスト層
8,18がそれぞれ形成されている。また、コア材2お
よびビルドアップ絶縁層4,14上には、バリア層5
0,51,60,61が、それぞれに対応するアライメ
ントマーク9,19,20,21とともに形成されてい
る。これらの役割については後述する。
【0012】ここで、絶縁樹脂ビルドアップ層4,6,
14,16は、層の主体となる樹脂材料が、例えばエポ
キシ樹脂(紫外線硬化性または熱硬化性を有するもの)
等の絶縁性の有機樹脂材料で構成される。また、樹脂ソ
ルダーレジスト層8,18は、層の主体となる樹脂材料
が、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂等の絶縁性の有機
樹脂材料で構成される。この場合、紫外線硬化性兼加熱
硬化性樹脂を使用すれば、同時に多数のビアホールを形
成できることから生産性向上を図る上で望ましい。
【0013】上記した多層の多層プリント配線基板1の
製造方法について、その一例を以下に示す。図2に示す
ように、まず、板状の耐熱性樹脂板(例えばビスマレイ
ミド−トリアジン樹脂板)または、繊維強化樹脂板(例
えばガラス繊維強化エポキシ樹脂)をコア材2として、
その両表面に銅箔を張り付けた銅張り板(CCL板)に
フォトエッチング加工を施し、所定のコア配線パターン
層3,13を形成する(工程)。なお、この際に配線
パターン層3,13とともにバリア層50,51を形成
する。これらバリア層50,51の役割については後に
記す。
【0014】コア配線パターン層3,13の表面に黒化
処理を行った後、エポキシ樹脂からなるフィルムを貼り
付けて、第一ビルドアップ層4,14を形成する(工程
)。次に、表面の所定位置にレーザを照射して第一ビ
ルドアップ層4,14に孔明けを行い、有底孔36,3
7(ビアホール)を形成する(工程)。次に、工程
とは別の箇所に対してNC制御によるドリリングにより
貫通孔12(スルーホール)を形成する(工程)。な
お、ドリルを使用した機械的な手法に代えて、工程と
同様にレーザをショットして導電層と樹脂絶縁層とを貫
通するレーザ加工も行える。
【0015】次に、第一ビルドアップ層4,14上、ビ
アホール36,37及びスルーホール12の内壁面に無
電解及び電解銅めっき層を形成する(工程)。そし
て、スルーホール12をエポキシ樹脂等の樹脂製穴埋め
材31により充填する(工程)。そして、めっき層の
表面に所定のパターンのエッチングレジストを形成する
とともに、エッチングレジストから露出した銅めっき層
の不要部分をエッチングにより除去し、配線パターン層
5,15、ビア導体32,33及びスルーホール導体3
0を形成する(工程)。なお、この際に配線パターン
層5,15とともにアライメントマーク9,19を形成
する。
【0016】上記工程、すなわちパルスレーザをワー
ク基板Wに照射して貫通孔12(スルーホール)及び有
底孔36,37(ビアホール)の少なくともいずれか一
方を形成するレーザ加工工程において、例えば図3の模
式図に示す構成のレーザ加工装置100を使用すること
ができる。まず、光源としてのレーザ発振器40として
は、エキシマレーザ、炭酸ガスレーザ、Nd:YAGレ
ーザ等が使用できる。
【0017】中でも、マイクロメートルオーダーでの微
細加工が比較的容易に行える、非線形結晶を用いて高調
波を発生させれば紫外領域の光としても使用可能(具体
的には4倍高調波266nm、又は3倍高調波355n
m)、加工面の均一性が高い、ガスレーザに比べて信頼
性が高い、などの理由によりNd:YAGレーザは好適
である。Nd:YAGレーザは、キセノンフラッシュラ
ンプによるパルス発振、あるいは、連続Qスイッチによ
るパルス発振、いずれのタイプでも採用できる。
【0018】レーザ発振器40よりパルス発振したレー
ザは、図示しない光路スイッチとマスク48を通り、Y
軸走査用ガルバノミラー41a’及びX軸走査用ガルバ
ノミラー41b’により位置決めされ、fθレンズ42
を通過してワーク基板Wに照射される。ガルバノミラー
41a’,41b’で走査されたレーザは、fθレンズ
42の異なる位置に異なる角度で入射するが、fθレン
ズ42の作用により加工面に対して概ね垂直に照射され
るように調整されている。2次元CCDセンサ43,4
3により、ワーク基板Wに形成された位置決め用アライ
メントマークが読み取られ、その画像データに基づいて
レーザの照射位置が制御される。レーザの照射範囲は、
ガルバノミラー41a’,41b’の可動範囲となるの
で、ワーク基板W全体を加工可能とするために、サーボ
コントローラ46によりコントロールされるサーボモー
タ44を駆動してXYステージ45を動かし、位置を決
めている。
【0019】XYステージ45の駆動手段であるサーボ
モータ44は、サーボコントローラ46を介して図示し
ない制御コンピュータに接続されている。このサーボコ
ントローラ46は、制御コンピュータ内の記憶装置に記
憶されている画像データを基にXYステージ45の移動
量を決定し、サーボモータ44の駆動を制御して位置決
めを行う。このXYステージ45によるワーク基板Wの
移動後に、さらに2次元CCDセンサ43,43によっ
て画像データが読み取られる。その画像データに基づい
て、予め制御コンピュータ内の固定記憶装置に記憶され
ている孔明けパターンデータである各パルスレーザ照射
位置が補正され、加工開始とともに照射位置信号として
各ガルバノ本体41a,41bに送られ、各ガルバノミ
ラー41a’,41b’,が高速制御される。このよう
に、予め記憶させておく孔明けパターンデータによって
パルスレーザの照射位置が制御される。
【0020】以上のようにして、4層板を作製した後に
は、同様にしてビルドアップの各工程を順次行う。な
お、配線パターン等の形成には、公知のサブトラクティ
ブ法のほか、アディティブ法、セミアディティブ法等を
採用してもよい。
【0021】さて、導電層と配線パターン層とを順次積
層させていくビルドアップ法においては、下層に対して
上層を如何に正確に位置合わせするかが重要である。本
実施形態においては、図2に示す製造工程において形成
したアライメントマーク9,19をCCDセンサ43で
撮像し、その撮像データをもとに前述したビアホール形
成、配線のパターニングを行うことができる。
【0022】ビルドアップの工程において、アライメン
トマーク9はビルドアップ層(絶縁層)に覆われる形と
なるので、レーザビームを照射してアライメントマーク
9上の絶縁層を除去する。
【0023】まず、ワーク基板Wをなす下地層(コア材
2)上に、該下地層へのレーザビームの進行を阻止する
ためのバリア層50を配線パターンとともに所定形状に
形成する工程(工程)と、バリア層50を覆う形で中
間絶縁層(第一ビルドアップ層4)を積層形成し、その
中間絶縁層上、かつバリア層50に対応させて位置合わ
せ用アライメントマーク9を形成する工程(工程〜
)とを図2に示したようにして行う。なお、中間絶縁
層としたのは、第一ビルドアップ層4が異なる材質の積
層構造を持っても構わないためである。
【0024】次に、図4に示すように、アライメントマ
ーク9を覆う形で絶縁層(ビルドアップ層6)を積層形
成し、さらに、少なくとも、バリア層50の形成位置に
おいてレーザビームの進行が阻止されるようにビルドア
ップ層6に対してレーザビームを照射し、該ビルドアッ
プ層6および中間絶縁層(ビルドアップ層4)の一部を
掘削・除去してアライメントマーク9を露出させる工程
を行う。
【0025】アライメントマーク9を露出させた後に
は、図5に示すように、その露出させたアライメントマ
ーク9をCCDセンサ43等の検知機器により撮像する
工程を行う。センシングにより得られた画像データは、
図示しない制御コンピュータに記憶され、そのデータを
もとに前述したビアホール形成、配線のパターニングを
行うことができるのである。
【0026】バリア層50は、レーザビームがそのバリ
ア層50よりも下層に侵入することを防ぐ役割を担う。
従って、図5に示すように、レーザビームによる掘削
は、ワーク基板Wの面内と平行な方向で定義したときの
バリア層50の形成範囲内にて行うことが望ましい。レ
ーザビームを用い、アライメントマーク9の周囲は除去
するが、バリア層50の外周縁よりも延出する領域は除
去しないようにするのである。このために、ワーク基板
Wをレーザビームの照射方向から投影視したとき、バリ
ア層50の外周縁よりも内側に位置するようにアライメ
ントマーク9を形成することが望ましい(図7参照)。
そうすれば、レーザビームを用いた掘削により、アライ
メントマーク9を完全に露出させることが容易になる。
【0027】アライメントマーク9を露出形態として
は、図5(a)に示すように、平板状のバリア層50の
外縁部を中間絶縁層としてのビルドアップ絶縁層4が覆
い、そのバリア層50の中央部にメサ状(台地状)の残
存ビルドアップ絶縁層4’が形成されるとともに、バリ
ア層50との間にその残存ビルドアップ絶縁層4’を介
する形にてアライメントマーク9が観察されるという形
態をなしている。すなわち、この形態においては、レー
ザビームはバリア層50まで到達し、レーザビームによ
り形成された孔をビーム照射方向から観察すると、バリ
ア層50の表面を確認することが可能とされている。
【0028】これに対し、図5(b)に示す形態におい
ては、レーザビームはバリア層50に到達しない形にて
照射され、メサ状の残存ビルドアップ絶縁層4’は、バ
リア層50上にてビルドアップ絶縁層4とつながる形と
されている。バリア層50は実質的にはレーザビームに
よる孔明けに関与しないものとされるが、レーザビーム
の最大進行深さを補償する役割は担っている。あるい
は、アライメントマーク9が形成されている深さまで丁
度掘削されるようにレーザビームの強さを調整できれ
ば、このメサ状の残存ビルドアップ絶縁層4’は形成さ
れない。しかしながら、ビルドアップ絶縁層をμmオー
ダーの精度でレーザビームにより掘削加工するのは、非
常に難しい。それよりも、本発明のようにバリア層50
を設けると、レーザビームの調整にはほとんど配慮しな
くてもよくなるので、製造自体に手間がかからなくな
る。しかも、バリア層50自体は、周知のめっき法やフ
ォトエッチング法により簡単に得ることができる。
【0029】また、先に図5(a)に示した形態におい
て、さらに次のようにレーザビームの照射領域を規定す
ることができる。すなわち、バリア層50の露出領域よ
りもそれの非露出領域のほうが大となるようにレーザビ
ームの照射を行う。図7(a)は、ワーク基板Wをレー
ザビームの照射方向から平面視したときの図であり、図
7(b)はワーク基板Wの透視斜視図である。図7
(a)には、前述したようにバリア層50におけるビル
ドアップ絶縁層4に覆われた外縁部分である、非露出領
域50’が示される。他方、露出領域はF1で示される
領域である。露出領域F1が非露出領域50’にくらべ
て大きくなりすぎると、レーザビームがその照射精度と
も相俟ってバリア層50を逸れてしまう恐れもある。そ
うなると、バリア層50本来の役割を果たせなくなるの
で好ましくない。従って、上記したように、露出領域F
1が非露出領域50’よりも大となる程度に掘削領域を
調整するのがよい。なお、アライメントマークやバリア
層の形状は、図に示す円形状、四角形状のほか、三角形
状や多角形状等、種々選ぶことができる。
【0030】上記のようにして得られるアライメントマ
ーク9の位置を基準に以後の工程を進める。例えば図6
に示すように、ビルドアップ配線パターン層5に対応す
る有底孔(ビアホール)を形成するときのレーザ孔明け
加工が、アライメントマーク9を基準に進められる。な
お、図6にも示すように、アライメントマーク9、配線
パターン層5とともに、同じ層として別のバリア層60
が形成されている。つまり、先に述べたアライメントマ
ーク9の形成工程(図2に示す工程〜工程)におい
て、該アライメントマーク9とともに、同じ層としてバ
リア層60を形成するのである。このようにして、図示
しない以後のビルドアップ工程においても、該バリア層
60の上に新たなアライメントマークを形成できるので
好適である。
【0031】なお、アライメントマーク9,19は、配
線パターンと同時に銅めっきにより形成した後、その表
面にニッケルめっき及び金めっき(例えば厚さ0.04
μm)をこの順序で施して形成することもできる。銅め
っきや銅箔により形成した配線パターンに対しては、樹
脂との馴染みを良くするために、公知の黒化処理等の表
面粗化処理がなされるのが普通である。上記のようにア
ライメントマーク9,19の表面をAuめっきやNiめ
っきで覆うようにすれば、表面の平滑性を保て、比較的
強い金属光沢外観を示すものとすることが可能である。
このようにすると、CCDセンサ43等による画像認識
も容易になるので好ましい。あるいは、アライメントマ
ーク9,19を銅めっき+黒化処理により形成し、バリ
ア層50,51には黒化処理が施されないように、適当
なフィルムやマスキング剤によりマスクすれば、図5
(a)のようにしてアライメントマーク9を露出させた
とき、該アライメントマーク9とバリア層50とのコン
トラストが顕著となって、画像認識されやすくなるので
好適である(逆も可)。いずれにせよ、アライメントマ
ーク9,19とバリア層50,51との表面状態を異な
らせるとよい。
【0032】また、バリア層50,51の表面状態は、
なるべく均一であることが画像認識の容易性の観点から
望ましい。表面状態は、平滑であっても適度に粗い状態
であってもよい。平滑性を求めるならば、それらバリア
層50,51を形成した後に表面にレーザビームを照射
してアニールする(平滑化を図る)という方法を例示で
きる。レーザビームによる表面平滑化処理は孔明けの場
合と同様のレーザ加工装置が使用できるが、求める表面
状態に応じてレーザの種類を異ならせたり、あるいはビ
ームのエネルギーを異ならせることができる。また、適
度に粗い状態を求めるならば、黒化処理に準じたエッチ
ング処理を行うことにより実現できる。
【0033】
【実施例】本発明の効果を確かめるために以下の実験を
行った。ます、図2に示した方法により、上層にアライ
メントマークが形成される位置にバリア層50,51を
設けた0.4mm厚みの銅張り積層板(CCL基板)
に、エポキシ系樹脂を塗布して熱硬化させた後、アライ
メントマーク9,19を有する配線パターンを形成し、
さらにその上からエポキシ系樹脂を積層した。その後、
前述した通り、アライメントマークをレーザビームによ
り露出させ、CCDセンサによりその位置を撮像して、
得られた位置データをもとにしてガルバノスキャナを制
御し、レーザビームによるビア形成を行った。形成した
ビアは円筒状であり、その開口位置での径は60μmで
ある。また、レーザ加工装置100においては、Nd:
YAGレーザの第3次高調波(波長355nm)を使用
しており、ガルバノ位置決め精度は±20μm、レーザ
のスポット径は20μm、出力0.4W(平均値)であ
る。また、ビアを形成するためのランド径は120μm
である。
【0034】次に、アライメントマークを形成せず、従
来の基準ピンを用いた位置合わせ(ピンラミネーション
法)を採用してレーザ孔明け加工を施したものを比較例
1として、バリア層50,51を形成しないがアライメ
ントマーク9,19を用いた位置合わせによりレーザ孔
明け加工を行ったものを比較例2として用意した。な
お、実施例、比較例1および比較例2における試験品は
各々複数用意した。
【0035】上記実施例における試験品についていえ
ば、レーザ加工により形成したビアと、その下層の配線
パターンに形成されたランドとのズレは、全ての試験品
について±20μm以内に抑えることができた。この結
果は、実施例においては装置固有の位置決め精度を十分
発揮した範囲でビア形成を行えたことを示すものであ
る。他方、比較例1においてはビアとランドとのズレ量
は±30μm〜50μmとなっているものが多数見受け
られた。比較例2においては、ビアとランドとのズレ量
も±30μm〜50μmとなり、良い結果が得られなか
った。さらには、比較例2においてはアライメントマー
クの位置を自動認識できない、あるいは誤認識するもの
もあった。
【0036】以上、本発明によると、レーザビームによ
ってアライメントマークを鮮明に露出させることがで
き、センサによる読み取りに支障が生じることもなくな
る。このようにして、ワーク基板の位置合わせを精度よ
く行えるようになるので、配線パターンの高密度化・微
細化に対応できる。
【0037】なお、本発明は実施の形態に限定されるも
のではなく、要旨を逸脱しない範囲にて種々の態様で実
施できることはいうまでもない。また、添付の図面は、
理解のための模式的なものであり、発明を限定するもの
ではないことを断っておく。
【図面の簡単な説明】
【図1】多層プリント配線基板の一例を示す断面構造。
【図2】多層プリント配線基板の製造方法を示す工程説
明図。
【図3】レーザ加工装置の構成を示す図。
【図4】レーザビームを用い、絶縁層に覆われたアライ
メントマークを露出させる態様を説明する図。
【図5】アライメントマークの露出態様を示す図。
【図6】図4に続く説明図。
【図7】アライメントマーク、バリア層およびレーザビ
ームによる掘削領域の互いの位置関係を説明する図。
【符号の説明】
1 多層プリント配線基板 2 コア材(絶縁層) 3,13 コア配線パターン層(導体層) 4,6,14,16 ビルドアップ層(絶縁層) 5,7,15,17 ビルドアップ配線パターン層(導
体層) 9,19 アライメントマーク 43 CCDセンサ(検知機器) 50,51,60,61 バリア層 50’ 非露出領域 F1 露出領域 W ワーク基板
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 1/02 H05K 1/02 R 3/00 3/00 N P // B23K 101:42 B23K 101:42 Fターム(参考) 4E068 AF01 CA14 CC02 CC06 DA11 5E338 AA03 BB13 DD12 DD32 EE31 EE41 5E346 AA04 AA12 AA15 AA32 AA43 AA51 BB01 BB16 BB20 DD32 EE13 EE17 EE37 FF01 GG28 GG31 HH21 HH31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層プリント配線基板の製造方法であっ
    て、ワーク基板をなす下地層上に該下地層へのレーザビ
    ームの進行を阻止するためのバリア層を所定形状に形成
    する工程と、 前記バリア層を覆う形で中間絶縁層を積層形成し、その
    中間絶縁層上、かつ前記バリア層に対応させて位置合わ
    せ用アライメントマークを形成する工程と、 前記アライメントマークを覆う形で上部絶縁層を積層形
    成し、さらに、少なくとも、前記バリア層の形成位置に
    おいて前記レーザビームの進行が阻止されるように前記
    上部絶縁層に対して前記レーザビームを照射し、前記ア
    ライメントマークを露出させる工程と、 露出させた前記アライメントマークを検知機器により撮
    像する工程と、 を含むことを特徴とする多層プリント配線基板の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記ワーク基板を前記レーザビームの照
    射方向から投影視したとき、前記バリア層の外周縁より
    も内側に位置するように前記アライメントマークを形成
    する請求項1記載の多層プリント配線基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記レーザビームによる掘削は、前記ワ
    ーク基板の面内と平行な方向で定義したときの前記バリ
    ア層の形成範囲内にて行う請求項1または2記載の多層
    プリント配線基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記レーザビームにより、前記上部絶縁
    層を除去するとともに、前記ワーク基板を前記レーザビ
    ームの照射方向から平面視したとき、前記バリア層の露
    出領域よりもそれの非露出領域のほうが大となるように
    前記レーザビームの照射を行う請求項1ないし3のいず
    れか1項に記載の多層プリント配線基板の製造方法。
JP2001242923A 2001-08-09 2001-08-09 多層プリント配線基板の製造方法 Pending JP2003060356A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001242923A JP2003060356A (ja) 2001-08-09 2001-08-09 多層プリント配線基板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001242923A JP2003060356A (ja) 2001-08-09 2001-08-09 多層プリント配線基板の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003060356A true JP2003060356A (ja) 2003-02-28

Family

ID=19073118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001242923A Pending JP2003060356A (ja) 2001-08-09 2001-08-09 多層プリント配線基板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003060356A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005057201A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Denso Corp 位置決めマークの配置構造及び認識方法、位置決めマークを有するプリント基板及びその製造方法
JP2005311076A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Sanyo Electric Co Ltd 多層基板の製造方法
JP2005340785A (ja) * 2004-04-30 2005-12-08 Hitachi Via Mechanics Ltd プリント基板およびプリント基板の加工方法並びにプリント基板の製造方法
JP2006185965A (ja) * 2004-12-24 2006-07-13 Kyocera Corp 多数個取り配線基板および電子装置
JP2010042441A (ja) * 2008-08-13 2010-02-25 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd レーザー加工装置及びレーザー加工方法
JP2011095385A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Kyocera Corp 光電気配線基板の製造方法、および光電気配線基板
US7954234B2 (en) 2007-04-09 2011-06-07 Shinko Electric Industries Co., Ltd. Method of manufacturing a wiring board
KR101108848B1 (ko) * 2009-10-26 2012-01-31 삼성전기주식회사 인쇄회로기판
JP2012514859A (ja) * 2009-01-09 2012-06-28 エイティー アンド エス オーストリア テヒノロギー ウント ズュステームテヒニーク アクチエンゲゼルシャフト 少なくとも1つのレーザビームストップ素子を有するプリント基板素子ならびにプリント基板素子を作製する方法
JP4990419B1 (ja) * 2012-02-15 2012-08-01 株式会社イースタン 基板基準孔の加工方法
JP2013038280A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Ibiden Co Ltd 配線板の製造方法
JP2013257309A (ja) * 2012-06-08 2013-12-26 Tecnomar Oy リール・トゥ・リールの大量生産に適したレーザプロセスのレジスタ制御
WO2014115288A1 (ja) * 2013-01-24 2014-07-31 株式会社メイコー 部品内蔵基板の製造方法
WO2016093109A1 (ja) * 2014-12-08 2016-06-16 三井金属鉱業株式会社 プリント配線板の製造方法
CN109757028A (zh) * 2019-02-26 2019-05-14 苏州维信电子有限公司 一种便于对位的多层板结构及其制备方法

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005057201A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Denso Corp 位置決めマークの配置構造及び認識方法、位置決めマークを有するプリント基板及びその製造方法
JP2005311076A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Sanyo Electric Co Ltd 多層基板の製造方法
JP4502697B2 (ja) * 2004-04-21 2010-07-14 三洋電機株式会社 多層基板の製造方法、多層基板および回路装置
JP2005340785A (ja) * 2004-04-30 2005-12-08 Hitachi Via Mechanics Ltd プリント基板およびプリント基板の加工方法並びにプリント基板の製造方法
JP2006185965A (ja) * 2004-12-24 2006-07-13 Kyocera Corp 多数個取り配線基板および電子装置
JP4511336B2 (ja) * 2004-12-24 2010-07-28 京セラ株式会社 多数個取り配線基板および電子装置の製造方法
US7954234B2 (en) 2007-04-09 2011-06-07 Shinko Electric Industries Co., Ltd. Method of manufacturing a wiring board
JP2010042441A (ja) * 2008-08-13 2010-02-25 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd レーザー加工装置及びレーザー加工方法
US8633421B2 (en) 2008-08-13 2014-01-21 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Laser processing apparatus and method
JP2012514859A (ja) * 2009-01-09 2012-06-28 エイティー アンド エス オーストリア テヒノロギー ウント ズュステームテヒニーク アクチエンゲゼルシャフト 少なくとも1つのレーザビームストップ素子を有するプリント基板素子ならびにプリント基板素子を作製する方法
KR101108848B1 (ko) * 2009-10-26 2012-01-31 삼성전기주식회사 인쇄회로기판
JP2011095385A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Kyocera Corp 光電気配線基板の製造方法、および光電気配線基板
JP2013038280A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Ibiden Co Ltd 配線板の製造方法
JP4990419B1 (ja) * 2012-02-15 2012-08-01 株式会社イースタン 基板基準孔の加工方法
JP2013257309A (ja) * 2012-06-08 2013-12-26 Tecnomar Oy リール・トゥ・リールの大量生産に適したレーザプロセスのレジスタ制御
WO2014115288A1 (ja) * 2013-01-24 2014-07-31 株式会社メイコー 部品内蔵基板の製造方法
WO2016093109A1 (ja) * 2014-12-08 2016-06-16 三井金属鉱業株式会社 プリント配線板の製造方法
JPWO2016093109A1 (ja) * 2014-12-08 2017-09-14 三井金属鉱業株式会社 プリント配線板の製造方法
CN109757028A (zh) * 2019-02-26 2019-05-14 苏州维信电子有限公司 一种便于对位的多层板结构及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100276270B1 (ko) 다층인쇄회로기판의 제조방법_
WO1999030542A1 (fr) Procede de fabrication d'une carte a circuit imprime multicouche
JP2003060356A (ja) 多層プリント配線基板の製造方法
JP5794502B2 (ja) 印刷配線板の製造方法
WO1998022252A1 (fr) Appareil d'usinage laser, et procede et dispositif de fabrication d'une carte imprimee multicouche
US20040112881A1 (en) Circle laser trepanning
TWI484884B (zh) Multi - layer flexible printed wiring board and manufacturing method thereof
KR20020021100A (ko) 배선판용 수지 필름의 레이저 가공방법 및 배선판의제조방법
JP2010087168A (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JP2003324263A (ja) プリント配線基板の製造方法
JPWO2005086553A1 (ja) 多層基板の製造方法
JP4792673B2 (ja) 高密度多層ビルドアップ配線板の製造方法
JP3160252B2 (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JP2009026912A (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JPH10156570A (ja) レーザ加工装置、多層プリント配線板の製造装置及び製造方法
JP2002033584A (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JP3126316B2 (ja) 多層プリント配線板の製造装置及び製造方法
Meier et al. PCB laser technology for rigid and flex HDI: via formation, structuring, and routing
JP2017228724A (ja) プリント配線板の製造方法および電子デバイスの製造方法、ならびに、プリント配線板および電子デバイス
JP3199653B2 (ja) 多層プリント配線板の製造装置及び製造方法
JP3023320B2 (ja) レーザ加工装置、多層プリント配線板の製造装置及び製造方法
JP3062142B2 (ja) 多層印刷配線板の製造方法
JP2002134918A (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JPH11300487A (ja) 孔加工方法及び孔加工体
JP2011103374A (ja) レーザ加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051017

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060106