JP2002134918A - 多層プリント配線板の製造方法 - Google Patents

多層プリント配線板の製造方法

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JP2002134918A
JP2002134918A JP2000327741A JP2000327741A JP2002134918A JP 2002134918 A JP2002134918 A JP 2002134918A JP 2000327741 A JP2000327741 A JP 2000327741A JP 2000327741 A JP2000327741 A JP 2000327741A JP 2002134918 A JP2002134918 A JP 2002134918A
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insulating layer
circuit
printed wiring
marker
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JP2000327741A
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English (en)
Inventor
Kiyoaki Ihara
清暁 井原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビルドアップ工法によって多層プリント配線
板を製造するにあたって、全ての層についてマスクフィ
ルムの位置合わせ精度が良好で、微細な回路を位置精度
良く形成することができると共に、材料の無駄を排除す
ることができる多層プリント配線板の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 ビルドアップ工法による多層プリント配
線板の製造方法に関する。絶縁層3に2ショット以上の
レーザL1を照射することによって非貫通式スルーホー
ル2を形成する。この非貫通式スルーホール2を形成す
るために必要とされるショット数よりも少ないショット
数のレーザL1を絶縁層3に照射することによって、絶
縁層3の表面から内層材4の表面には達しない位置まで
の深さを有する露光用マーカ1を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路が形成された
面に絶縁層及び回路を逐次的に形成する多層プリント配
線板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気・電子機器等に用いられるプリント
配線板は、絶縁層の片面もしくは両面に銅箔等よりなる
導体層を積層し、この導体層をもとに回路を形成して作
製されるものである。そして、近年においては電気・電
子機器等に対して小型化、高性能化の要請が強まってお
り、これに伴ってプリント配線板の高密度化が望まれて
いる。
【0003】このような高密度化は、例えば、多層プリ
ント配線板を用いることにより実現することができる。
この多層プリント配線板は3層以上の導体層を有するも
のであって、このように導体層数を増加させるにあたっ
ては、いわゆるビルドアップ工法が採られており、広く
利用されている。この方法は、表面に回路が形成された
内層材の表面に絶縁層を設けると共にこの絶縁層の表面
に新たに回路を形成し、これによって得られたものを内
層材として更に上記の工程を繰り返し行うものであり、
従来は平面状に広がっていた回路を3次元的に配置する
ことにより、プリント配線板の小面積化、高密度化を達
成しようとするものである。
【0004】そして、上記のようなビルドアップ工法に
よって多層プリント配線板を製造するにあたって、各導
体層間の導通を確保する場合は、これまで貫通式スルー
ホールが用いられてきた。これは、多層プリント配線板
にドリル加工を行い、多層プリント配線板の一方の面か
ら他方の面にかけて貫通する穴をあけてこの穴の内面に
めっき等の導体層を形成することによって、各導体層間
を電気的に接続するというものである。しかしながら、
このように多層プリント配線板の両面に貫通する貫通式
スルーホールを用いると、任意の導体層間の導通を確保
することができなくなる場合があり、回路の配線設計上
の自由度が低くなるものであった。また、ドリル加工に
よって穴あけを行うため、穿孔された貫通式スルーホー
ルの穴径は大径化することとなり、高密度化という観点
からも問題が残るものであった。
【0005】そこで、最近では小型化、高密度化の要請
に応えるべく、非貫通式スルーホール(バイアホール、
IVHなど)を用いることによって、各導体層間の導通
を確保する方法が注目を集めている。この方法は、上記
のように多層プリント配線板の両面に貫通する穴をあけ
るものではなく、導通が必要とされる導体層間の絶縁層
のみに穴あけを行い、この穴の内面にめっき等の導体層
を形成することによって、各導体層間を電気的に接続す
るというものである。
【0006】上記のような非貫通式スルーホールを実際
に形成するにあたっては、絶縁層の種類によって穴あけ
の方法が異なるものである。例えば、絶縁層を光硬化性
樹脂で形成する場合は、マスクフィルムを介してUV露
光、現像することによって穴あけが行われる。しかし、
この穴あけが良好に行われたとしても、光硬化性樹脂は
本来長期信頼性に関して問題があるものであった。
【0007】また、絶縁層を熱硬化性樹脂で形成する場
合は、一般的にCO2レーザ、UV−YAGレーザ等の
レーザを絶縁層に照射することによって穴あけが行われ
ている。近年では更なる技術の進歩によりレーザ加工用
の装置は高性能化し、穴あけの位置精度が非常に高くな
っており、プリント配線板の高密度化に大きく寄与して
いるものである。
【0008】このようにプリント配線板の高密度化を達
成する上で、非貫通式スルーホールの位置精度の向上は
必要とされるものであるが、これに加えて、回路を形成
するにあたって露光工程前において、回路を形成すべき
所望の箇所にマスクフィルムの位置を正確に合わせてお
くことも重要である。
【0009】即ち、マスクフィルムには予め回路パター
ンが形成されており、このマスクフィルムが配置された
箇所に基づいて、絶縁層の表面全体に設けられていたレ
ジスト層のうち上記の回路パターンに対応する箇所のレ
ジスト層が残存あるいは除去された後、エッチング等の
工程を経て回路が形成されるものであるため、露光を行
う前にマスクフィルムの位置を調整しておかなければ、
所望の位置からずれた箇所に回路が形成されることとな
る。この点を考慮すると、プリント配線板の高密度化を
達成するため、特に配線間隔の小さい微細な回路パター
ンが形成されたマスクフィルムを用いる場合には、上記
の位置合わせには更に高い精度が要求されるものであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
主にドリル加工によって内層材に位置合わせ用の穴を形
成し、この穴を基準としてマスクフィルムの位置合わせ
を行っていたため、その精度はドリル加工の精度に依存
するものとなり、一定の限界があるものであった。ま
た、全ての層について同一の位置合わせ用の穴を基準と
していたため、この穴の形状が変化すると、各層の位置
精度が層によって異なるという問題が生じることとな
り、これにより多層プリント配線板の製造にあたって
は、常に位置合わせ用の穴の保護を行わなければならな
いものであった。
【0011】そこで、絶縁層にレーザを照射して非貫通
式スルーホールを形成するときに、マスクフィルムの回
路パターンの位置合わせ用の穴(以下、露光用マーカと
いう)も同時に形成する方法が採られている。この方法
によれば、ドリル加工によるものよりも微小径の露光用
マーカを形成することができて、マスクフィルムの位置
合わせを精度良く行なうことができるものである。しか
も、各層について回路を形成する前に露光用マーカの形
成を行うため、各層間の位置精度が向上するものであ
る。
【0012】ここで、レーザ加工により非貫通式スルー
ホールの穴あけを行う場合は、穴の底面には内層材の回
路が露出され、レーザはこの回路によって反射されるよ
うになり、穴あけの進行が阻止されるものである。しか
し、露光用マーカの穴あけを行う場合は、下方に回路が
存在しない箇所にレーザを照射すると共に穴あけの進行
を阻止しなければならないため、予め内層材の表面に回
路とは別に金属によるマーカ受けを設けておく必要があ
った。このためマーカ受けを設けた分だけ回路を形成す
ることができなくなり、しかもマーカ受けとしてのみ用
いられる金属が必要とされ、材料の無駄が生じていたも
のである。尚、絶縁層の表面の周縁部に露光用マーカを
形成するようにすれば、マーカ受けを設ける必要はなく
なるものであるが、これは周縁部に回路が形成されない
ことによるものであり、本来この周縁部は材料の無駄と
なるものである。
【0013】ところで、レーザ加工による非貫通式スル
ーホールの形成に関しては、加工後の穴形状が大きな問
題となっている。即ち、後工程で問題とされるめっきの
付き回り性や樹脂充填性を考慮すると、すり鉢状の穴形
状であることが好ましい。しかし、1ショットのみのレ
ーザで加工を行おうとすると、この形状を得ることが困
難であり、導通不良の原因となっていた。そこで、すり
鉢状の穴形状を得るために、1ショット当たりのレーザ
エネルギーを弱め、レーザを複数回照射するようにした
加工方法が採られている。また、レーザを複数回照射す
る際に各ショットのレーザエネルギーを変化させてすり
鉢状の穴形状を得ることも行われている。
【0014】このように、露光用マーカの形成にあたっ
ては、同時に形成される非貫通式スルーホールの形状に
ついても配慮しておく必要があるものである。
【0015】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、ビルドアップ工法によって多層プリント配線板を
製造するにあたって、全ての層についてマスクフィルム
の位置合わせ精度が良好で、微細な回路を位置精度良く
形成することができると共に、材料の無駄を排除するこ
とができる多層プリント配線板の製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
多層プリント配線板の製造方法は、表面に回路5が形成
された内層材4の表面に絶縁層3を形成し、この絶縁層
3にレーザL1を照射して絶縁層3の表面から内層材4
の回路5に達する非貫通式スルーホール2と露光用マー
カ1とを同時に穿設すると共に、絶縁層3の表面に導体
層6及びレジスト層7をこの順に形成した後、予め回路
パターン8及び基準マーカ9が形成されたマスクフィル
ム10をレジスト層7の上に配置すると共に、上記露光
用マーカ1と基準マーカ9との位置合わせを行い、次い
でマスクフィルム10を通して露光し現像する工程を経
て絶縁層3の表面に回路11を形成し、上記非貫通式ス
ルーホール2によって内層材4の回路5と絶縁層3の表
面の回路11とを導通することにより多層プリント配線
板を製造するにあたって、絶縁層3に2ショット以上の
レーザL1を照射することによって非貫通式スルーホー
ル2を形成すると共に、この非貫通式スルーホール2を
形成するために必要とされるショット数よりも少ないシ
ョット数のレーザL1を絶縁層3に照射することによっ
て、絶縁層3の表面から内層材4の表面には達しない位
置までの深さを有する露光用マーカ1を形成することを
特徴とするものである。
【0017】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、回路5が形成された領域内の絶縁層3に露光用マー
カ1を形成することを特徴とするものである。
【0018】また請求項3の発明は、請求項1又は2に
おいて、回路11及び露光用マーカ1が形成された絶縁
層3の表面に更に絶縁層3を形成するにあたって、新た
に形成する絶縁層3の樹脂によって露光用マーカ1を埋
めることを特徴とするものである。
【0019】また請求項4の発明は、請求項1乃至3の
いずれかにおいて、露光用マーカ1の底部に金属による
マーカ受けを形成しないことを特徴とするものである。
【0020】また請求項5の発明は、請求項1乃至4の
いずれかにおいて、セミアディティブ法によって回路1
1を形成することを特徴とするものである。
【0021】また請求項6の発明は、請求項1乃至4の
いずれかにおいて、コンフォーマルマスク法によって非
貫通式スルーホール2を形成すると共にサブトラクティ
ブ法によって回路11を形成することを特徴とするもの
である。
【0022】また請求項7の発明は、請求項1乃至6の
いずれかにおいて、内層材4の表面に樹脂付き金属箔1
2の樹脂12bの側を重ね合わせることによって、樹脂
付き金属箔12の樹脂12bで絶縁層3を形成すること
を特徴とするものである。
【0023】また請求項8の発明は、請求項1乃至6の
いずれかにおいて、内層材4の表面に熱硬化性樹脂を主
成分とする液状塗工樹脂を塗工することによって絶縁層
3を形成することを特徴とするものである。
【0024】また請求項9の発明は、請求項1乃至6の
いずれかにおいて、内層材4の表面に熱硬化性樹脂を主
成分とする絶縁フィルムを積層することによって絶縁層
3を形成することを特徴とするものである。
【0025】また請求項10の発明は、請求項1乃至6
のいずれかにおいて、ガラス基材13aに樹脂13bを
含浸させて作製されるプリプレグ13を内層材4の表面
に積層することによって絶縁層3を形成することを特徴
とするものである。
【0026】また請求項11の発明は、請求項1乃至6
のいずれかにおいて、内部に基材13aを有する絶縁層
3を内層材4の表面に形成するにあたって、基材13a
の厚み方向の中心C1が絶縁層3全体の厚み方向の中心
C2より内層材4の表面側に偏在するように絶縁層3を
形成することを特徴とするものである。
【0027】また請求項12の発明は、請求項11にお
いて、基材13aの厚み方向の中心C1がプリプレグ1
3の厚み方向の中心C3からプリプレグ13のいずれか
片側の表面に偏在したプリプレグ13を用いて絶縁層3
を内層材4の表面に形成するにあたって、基材13aが
偏在した側のプリプレグ13の表面を内層材4の表面に
重ね合わせることによって絶縁層3を形成することを特
徴とするものである。
【0028】また請求項13の発明は、請求項11にお
いて、内層材4の表面にプリプレグ13を積層し、次い
でこの表面に樹脂付き金属箔12、液状塗工樹脂、絶縁
フィルムのうち少なくとも1つを設けることにより絶縁
層3を形成することを特徴とするものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0030】図1乃至図3は本発明の実施の形態の一例
を示すものである。本発明において内層材4としては特
に限定されるものではないが、片面もしくは両面に回路
5が形成されたプリント配線板(多層プリント配線板を
含む)を用いることができる。このようなプリント配線
板を作製するにあたっては、片面もしくは両面金属張積
層板を利用することができる。このものは、例えば、ガ
ラス基材等の基材に熱硬化性樹脂等の樹脂を含浸させた
ものを必要枚数重ね合わせると共に、その片面もしくは
両面に銅箔等の金属箔を配置し加熱加圧することによっ
て、作製することができる。ここで、金属箔によって導
体層が形成され、基材及び樹脂によって絶縁層が形成さ
れている。次いで、このような金属張積層板の片面もし
くは両面に配置された金属箔をもとにして、後述するよ
うなサブトラクティブ法等を行うことにより回路を形成
し、内層材4として利用することができるものである。
【0031】図1(a)は片面に回路5が形成された内
層材4を示している。このような内層材4に絶縁層3を
形成するにあたっては、以下のように樹脂付き金属箔1
2、液状塗工樹脂、絶縁フィルム、プリプレグ13を用
いることができる。
【0032】即ち、樹脂付き金属箔12は銅箔等の金属
箔12aの片面に熱硬化性樹脂等の樹脂12bを塗布
し、この樹脂12bを半硬化して作製されるものである
が、このものを用いて絶縁層3を形成する場合は、内層
材4の回路5が形成された面にこの樹脂付き金属箔12
の樹脂12bの側を重ね合わせ、積層プレス法によって
行うことができる。図1(b)は内層材4に樹脂付き金
属箔12を積層したものを示しており、樹脂付き金属箔
12の樹脂12bが絶縁層3を形成している。ここで、
図示するように絶縁層3が金属箔12aで被覆されてい
ると、後述するレーザL1による穴あけに際してレーザ
L1を直接絶縁層3に照射することができず、また金属
箔12aにレーザL1を照射しても大部分反射されてし
まうものである。そこで、穴あけを行う前にエッチング
等を行って金属箔12aを除去し絶縁層3を外部に露出
しておくものである。図1(c)はこのような状態を示
している。
【0033】また、プリプレグ13はガラス基材等の基
材13aに熱硬化性樹脂等の樹脂13bを含浸させ、半
硬化状態にして作製されるものであるが、このものを用
いて絶縁層3を形成する場合は、内層材4の回路5が形
成された面にこのプリプレグ13を必要枚数(1枚又は
2枚以上)重ね合わせ、積層プレス法によって行うこと
ができる。
【0034】また、液状塗工樹脂としては、熱硬化性樹
脂を主成分とするものを用いることができ、このものを
用いて絶縁層3を形成する場合は、内層材4の回路5が
形成された面にこの液状塗工樹脂をカーテンコータ、ロ
ールコータ、スクリーン印刷等によって塗布して行うこ
とができる。
【0035】また、絶縁フィルムとしては、熱硬化性樹
脂を主成分とするものをフィルム状にしたものを用いる
ことができ、このものを用いて絶縁層3を形成する場合
は、内層材4の回路5が形成された面にこの絶縁フィル
ムを重ね合わせ、真空ラミネータ等を用いることによっ
て行うことができる。
【0036】尚、絶縁層3の形成にあたって、プリプレ
グ13、液状塗工樹脂、絶縁フィルムを用いた場合は、
初めから図1(c)に示すものと同様に、絶縁層3が露
出しているものである。
【0037】次に、上記のようにして形成された絶縁層
3に、図1(d)に示すようにレーザL1を照射して穴
あけを行い、非貫通式スルーホール2及び露光用マーカ
1を同時に穿設するものである。ここでレーザL1とし
ては、CO2レーザ、UV−YAGレーザ、エキシマレ
ーザ、プラズマレーザ等を用いることができる。
【0038】非貫通式スルーホール2を形成するにあた
っては、絶縁層3の表面の所望の位置に向けて上記のレ
ーザL1を2ショット以上照射することによって行うも
のである。これにより、レーザL1の照射方向に沿って
絶縁層3の表面から内層材4の回路5に達するまでの樹
脂12b(プリプレグ13で絶縁層3を形成する場合
は、樹脂13b及び基材13a)が除去されると共に、
余分なレーザL1は内層材4の回路5の表面で反射され
て穴あけの進行が阻止され、結果として内層材4の回路
5を底面とする穴があけられるものである。このとき、
上記のようにレーザL1を複数回に分けて照射するよう
にしているため、少しずつ穴の内周面の粗さが除去され
ると共に内周面が滑らかに整えられ、めっきの付き回り
性や樹脂充填性に優れたすり鉢状の穴をあけることがで
きるものである。
【0039】一方、露光用マーカ1を形成するにあたっ
ては、上記の非貫通式スルーホール2を形成するために
必要とされるショット数よりも少ないショット数のレー
ザL1を照射することによって行うものである。このと
き1ショット当たりのレーザエネルギーと総ショット数
との積は、非貫通式スルーホールの場合のそれよりも小
さく設定しておくものであり、従って、露光用マーカの
場合において1ショット当たりのレーザエネルギーの大
きさは、非貫通式スルーホールの場合と同一あるいはこ
れ未満としておくことが好ましい。これにより、レーザ
L1の照射方向に沿って絶縁層3の表面から内層材4の
表面には達しない位置までの樹脂12b等が除去され、
内周面及び底面が絶縁層3の樹脂12b等で形成される
穴があけられるものである。つまり、この露光用マーカ
1の深さは、上記の非貫通式スルーホール2の深さより
も浅くなるものである。尚、露光用マーカ1の個数及び
その開口部の形状は、特に限定されるものではないが、
後述する基準マーカ9と同様に形成しておくものであ
る。形状としては、例えば、多角形や円形とすることが
できる。
【0040】ここで、露光用マーカ1を形成するにあた
って、上記の非貫通式スルーホール2を形成するために
必要とされるショット数と同じショット数か、あるいは
これよりも多いショット数のレーザL1を照射すると、
非貫通式スルーホール2の深さと同等以上の深さを有す
る穴が形成されることとなる。この場合に、レーザL1
の照射方向に内層材4の回路5が存在していると、非貫
通式スルーホール2と同様の穴が形成され、底面に内層
材4の回路5が露出するようになる。後述するように、
露光用マーカ1の内面には一時的に無電解めっきや電解
めっきが施されるものであり、最終的にはこれらのめっ
きはエッチングによって除去されるものであるため、こ
れに伴って、本来は残すべき底面の内層材4の回路5も
一緒に除去されてしまう不都合が生じるものである。
【0041】従って、非貫通式スルーホール2の場合と
同数以上のショット数のレーザL1を照射して露光用マ
ーカ1を形成する場合、露光用マーカ1を形成する位置
は、必然的に、レーザL1の照射方向に内層材4の回路
5が存在しない位置に限定されてしまうものである。こ
こで内層材4の表面は、回路5が形成された領域と回路
5が形成されない領域とに大別することができる。前者
は比較的回路5が密集して形成された領域を意味し、後
者は前者の周辺部の領域(例えば、内層材4の周縁部付
近など)や回路5が疎らに形成されている領域を意味す
る。そして、回路5が形成された領域内に露光用マーカ
1を形成するには、予めレーザL1の照射方向に、金属
によるマーカ受けを設けておく必要がある。このときマ
ーカ受けを設けておかなければ、前述したようにレーザ
L1により内層材4の回路5が露出され、後工程のエッ
チングで除去されてしまう不都合が生じたり、あるいは
レーザL1が内層材4の内部にまで到達し、内層材4自
体を損傷してしまう不都合が生じたりするものである。
そこで、マーカ受けを設けて内層材4の回路5を保護す
るなどしているものであるが、反面これを設けた箇所に
は回路5を形成することができなくなり、プリント配線
板の高密度化を達成することが困難となるものである。
一方、レーザL1の照射方向を内層材4の周縁部付近な
どに向けていれば、マーカ受けを設けておく必要は無く
なるものであるが、本来このように回路5が形成されな
い領域は無駄なものであって、材料コストの削減という
観点からは低減すべきものである。
【0042】これに対し本発明においては、前述したよ
うに露光用マーカ1の深さが非貫通式スルーホール2の
深さよりも浅くなるため、露光用マーカ1は任意の位置
に形成することができる。中でも図1(d)に示すよう
に、回路5が形成された領域内の上部の絶縁層3に露光
用マーカ1を形成するのが好ましい。このようにする
と、回路5が形成されない領域を低減することが可能と
なり、材料の無駄を低減することができるものである。
しかも、露光用マーカ1の深さが浅く内層材4の回路5
に達しないため、露光用マーカ1の底部には金属による
マーカ受けを形成しておく必要がなくなり、露光用マー
カ1の底部の下方にも回路5を形成しておくことができ
ると共に、マーカ受けを形成するための材料が不必要と
なるものである。
【0043】更に、レーザL1加工によって形成された
露光用マーカ1の開口部の大きさは、通常のドリル加工
によって形成されたものよりも小さくすることができる
ため、位置合わせ精度を向上させることができるもので
ある。
【0044】そして、上記のようにして非貫通式スルー
ホール2及び露光用マーカ1が形成された絶縁層3の表
面に回路11を形成するものである。回路11の形成を
セミアディティブ法によって行う場合は、まず上記の絶
縁層3の表面を無電解めっき浴に浸漬させることによっ
て、図2(a)に示すように、絶縁層3の表面、非貫通
式スルーホール2の内面、露光用マーカ1の内面に導体
層6として無電解めっき層14を形成する。この無電解
めっき層14は、例えば無電解銅めっきで形成すること
ができるが、これに限定されるものではない。また無電
解めっき層14の厚みは、0.1〜10μmにしておく
ことが好ましい。
【0045】次に、レジストとしてレジストインク又は
ドライフィルム等を用い、このものを図2(b)に示す
ように無電解めっき層14の表面に配置することによっ
て、レジスト層7を形成する。尚、レジストとしては特
に限定されるものではなく、種々選択可能であり、この
ようにレジスト層7によって露光用マーカ1が隠蔽され
ても、必要に応じてレジスト層7が感光しない波長領域
の光を照射して照度を確保すれば、このレジスト層7を
通して絶縁層3に形成された露光用マーカ1を視認する
ことができるものである。
【0046】この後、図2(c)に示すように、回路パ
ターン8(ポジあるいはネガパターン)及び基準マーカ
9が形成されたマスクフィルム10をレジスト層7の上
に配置すると共に、露光用マーカ1と基準マーカ9との
位置合わせを行う。ここで、マスクフィルム10におけ
る基準マーカ9は、マスクフィルム10を移動させるこ
とによって、対応する露光用マーカ1に重ね合わせるこ
とができるような位置に形成されているものである。そ
して、基準マーカ9の形状と、対応する露光用マーカ1
の開口部の形状とを同一にしておけば、位置合わせ精度
を更に向上させることができるものである。
【0047】マスクフィルム10としては、透明フィル
ムにレーザプロッタ等により回路パターン8及び基準マ
ーカ9を描画する等して作製されたものを用いることが
できる。このものはレジスト層7の表面に密着して配置
することができる。
【0048】また位置合わせを行った後の露光の際に、
投影式の露光機を用いる場合には、マスクフィルム10
としては、石英ガラス等のガラス基材にレーザプロッタ
等により回路パターン8及び基準マーカ9を描画する等
して作製されたガラスマスクを用いることができる。こ
のものは、図2(c)に示すようにレジスト層7の表面
から離間させて配置することができる。ガラスマスクは
熱により変形しにくいため、露光の際の位置精度を更に
向上させることができるものである。
【0049】上記のようにしてマスクフィルム10を配
置した後、位置合わせを行うにあたっては、レジスト層
7が感光しない波長領域の光を照射して照度を確保しつ
つ、図2(c)に示すようにCCDカメラ15等を用い
ることにより、あるいは目視により、露光時の紫外線L
2の入射方向から見て、露光用マーカ1とこれに対応す
る基準マーカ9とを重ね合わせるように、マスクフィル
ム10を適宜移動させることによって行うことができ
る。露光用マーカ1と基準マーカ9とを重ね合わすと、
これに伴ってマスクフィルム10に形成された回路パタ
ーン8が絶縁層3の所望の位置に配置されるものであ
る。しかも、配線間隔の狭い微細な回路パターン8につ
いても、位置合わせを正確に行うことができるものであ
る。これは、非貫通式スルーホール2及び露光用マーカ
1を同時に形成することによって、同一の絶縁層3にお
いて非貫通式スルーホール2に対する露光用マーカ1の
位置精度が高まり、それに伴ってマスクフィルム10の
位置合わせ精度が高まることによるものである。
【0050】そして、上記の位置合わせを行った後、図
2(d)に示すように、マスクフィルム10を介してレ
ジスト層7に紫外線L2を照射し露光を行い、現像する
ことによって、絶縁層3の表面全体に設けられていたレ
ジスト層7のうち、一部のものは除去されて無電解めっ
き層14が露出し、残りのものは硬化してめっきレジス
ト層16が形成される。
【0051】その後、電解めっき浴に浸漬することによ
って、図3(a)に示すように、露出した無電解めっき
層14に電解めっき層17が形成される。この電解めっ
き層17は、例えば電解銅めっきで形成することができ
るが、これに限定されるものではない。
【0052】次いで、図3(b)に示すように、めっき
レジスト層16を除去することにより、このもので被覆
されていた無電解めっき層14を露出させる。この後、
クイックエッチング法を行うと、図3(c)に示すよう
に、露出していた無電解めっき層14のみが除去され、
絶縁層3の表面に回路11が形成される。この回路11
と内層材4の回路5とは、非貫通式スルーホール2によ
って電気的に接続されており、ここにおいてセミアディ
ティブ法による回路11の形成が完了し、1層分多層化
されたプリント配線板が製造されるものである。
【0053】そして、このようにして製造されたプリン
ト配線板を内層材4として、ビルドアップ法を行うこと
により、更に多層のプリント配線板を製造することがで
きるものである。即ち、上記のプリント配線板の表面に
絶縁層3を新たに形成すると共に、この絶縁層3の表面
にセミアディティブ法によって回路11を形成するとい
う工程を繰り返し行うものである。
【0054】ここで、図3(c)に示すようなプリント
配線板を内層材4として用いる場合は、絶縁層3の表面
には露光用マーカ1が残存しているものであるが、この
絶縁層3の表面に更に絶縁層3を形成すると、新たに形
成する絶縁層3の樹脂の一部が露光用マーカ1を埋める
こととなる。従って、プリント配線板中に空隙が残る等
の不都合は生じないものである。例えば、樹脂付き金属
箔12を用いて絶縁層3を形成した場合は、図3(d)
に示すように全ての露光用マーカ1が樹脂付き金属箔1
2の樹脂12bの一部で埋められてしまうものである。
このことからも、露光用マーカ1を形成する位置に関し
ては、特に制約を受けるものではないことが確認され
る。
【0055】図4乃至図6は本発明の実施の形態の他例
を示すものである。この例においては、回路11の形成
をコンフォーマルマスク法及びサブトラクティブ法によ
って行うものである。まず内層材4としては、先の例で
説明したものと同様のものを用いることができる。図4
(a)は片面に回路5が形成された内層材4を示してい
る。このような内層材4に絶縁層3を形成するにあたっ
ては、先の例で説明した樹脂付き金属箔12、液状塗工
樹脂、絶縁フィルム、プリプレグ13を用いて同様に行
うことができる。そしてコンフォーマルマスク法を行う
にあたっては、予めこの絶縁層3の表面に銅箔等の金属
箔12aを設けておく必要がある。
【0056】即ち、樹脂付き金属箔12を用いる場合
は、図4(b)に示すように、内層材4に樹脂付き金属
箔12を積層することによって、設けることができる。
【0057】また、プリプレグ13を用いる場合は、内
層材4の回路5が形成された面にこのプリプレグ13を
必要枚数(1枚又は2枚以上)重ね合わせると共に外側
に金属箔を重ね合わせ、積層プレス法を行うことによっ
て、設けることができる。
【0058】また、液状塗工樹脂を用いる場合は、内層
材4の回路5が形成された面にこの液状塗工樹脂をカー
テンコータ、ロールコータ、スクリーン印刷等によって
塗布すると共にこの塗布された面に金属箔を配置するこ
とによって、設けることができる。
【0059】また、絶縁フィルムを用いる場合は、内層
材4の回路5が形成された面にこの絶縁フィルムを重ね
合わせると共にこの外側に金属箔を重ね合わせ、真空ラ
ミネータ等を用いることによって、設けることができ
る。
【0060】尚、プリプレグ13、液状塗工樹脂、絶縁
フィルムを用いる場合において、絶縁層3の表面に金属
箔を設ける代わりに、例えば、めっき等の層を設けるこ
ともできる。
【0061】そして、非貫通式スルーホール2及び露光
用マーカ1を形成する箇所の金属箔12aをエッチング
によって除去することによって、この箇所の絶縁層3が
露出されると共に他の箇所の絶縁層3の表面には導体層
6が残存し、図4(c)に示すようにコンフォーマルマ
スク18が形成される。
【0062】次に、上記のように露出している絶縁層3
に、図4(d)に示すようにレーザL1を照射して穴あ
けを行い、非貫通式スルーホール2及び露光用マーカ1
を同時に穿設することによってコンフォーマルマスク法
が完了するものである。ここでレーザL1としては、先
の例で説明したものと同様のものを用いることができ
る。
【0063】非貫通式スルーホール2の形成は、先の例
と同様にして、露出している絶縁層3の表面の所望の位
置に向けて上記のレーザL1を2ショット以上照射する
ことによって行うものである。尚、露出している絶縁層
3以外の絶縁層3は、コンフォーマルマスク18によっ
て保護されているため除去されるおそれがないものであ
る。
【0064】一方、露光用マーカ1の形成も、先の例と
同様にして、上記の非貫通式スルーホール2を形成する
ために必要とされるショット数よりも少ないショット数
のレーザL1を照射することによって行うものである。
【0065】そして、上記のようにして非貫通式スルー
ホール2及び露光用マーカ1を形成した後、回路11を
形成するものである。ここで回路11の形成はサブトラ
クティブ法によって行うことができる。この場合は、ま
ず無電解めっき浴に浸漬させることによって、非貫通式
スルーホール2及び露光用マーカ1の内面を含む全面に
無電解めっき層14を形成する。この無電解めっき層1
4は、例えば無電解銅めっきで形成することができる
が、これに限定されるものではない。また無電解めっき
層14の厚みは、0.1〜10μmにしておくことが好
ましい。引き続き、電解めっき浴に浸漬することによっ
て、無電解めっき層14に電解めっきが施され電解めっ
き層17が形成され、図5(a)に示すように導体層6
が形成される。この電解めっきとしては、例えば電解銅
めっきを施すことができるが、これに限定されるもので
はない。また非貫通式スルーホール2の内面には導体層
6が10μm以上析出していることが好ましい。
【0066】次に、先の例と同様にして、レジストとし
てレジストインク又はドライフィルム等を用い、このも
のを図5(b)に示すように導体層6の表面に配置する
ことによって、レジスト層7を形成する。
【0067】この後、図5(c)に示すように、回路パ
ターン8(ポジあるいはネガパターン)及び基準マーカ
9が形成されたマスクフィルム10をレジスト層7の上
に配置すると共に、露光用マーカ1と基準マーカ9との
位置合わせを行う。
【0068】マスクフィルム10として、透明フィルム
にレーザプロッタ等により回路パターン8及び基準マー
カ9を描画する等して作製されたものや、ガラスマスク
を用いることができることも先の例と同様である。前者
はレジスト層7の表面に密着して配置することができ、
後者は図5(c)に示すようにレジスト層7の表面から
離間させて配置することができる。特に後者のガラスマ
スクは熱により変形しにくいため、露光の際の位置精度
を更に向上させることができるものである。
【0069】上記のようにしてマスクフィルム10を配
置した後、位置合わせを行うにあたっては、レジスト層
7が感光しない波長領域の光を照射して照度を確保しつ
つ、図5(c)に示すようにCCDカメラ15等を用い
ることにより、あるいは目視により、露光時の紫外線L
2の入射方向から見て、露光用マーカ1とこれに対応す
る基準マーカ9とを重ね合わせるように、マスクフィル
ム10を適宜移動させることによって行うことができ
る。露光用マーカ1と基準マーカ9とを重ね合わすと、
これに伴ってマスクフィルム10に形成された回路パタ
ーン8が絶縁層3の所望の位置に配置されるものであ
る。しかも、この例においても配線間隔の狭い微細な回
路パターン8について、位置合わせを正確に行うことが
できるものである。
【0070】そして、上記の位置合わせを行った後、図
5(d)に示すように、マスクフィルム10を介してレ
ジスト層7に紫外線L2を照射し露光を行い、現像する
ことによって、導体層6の表面に設けられていたレジス
ト層7のうち、一部のものは除去されて導体層6が露出
し、残りのものは硬化してエッチングレジスト層19が
形成される。
【0071】次いで、エッチングを行い、図6(a)に
示すように、露出していた導体層6を除去する。この
後、エッチングレジスト層19を除去し、このもので被
覆されていた導体層6を露出させることによって、図6
(b)に示すように、絶縁層3の表面に回路11が形成
される。この回路11と内層材4の回路5とは、非貫通
式スルーホール2によって電気的に接続されており、こ
こにおいてサブトラクティブ法による回路11の形成が
完了し、1層分多層化されたプリント配線板が製造され
るものである。
【0072】そして、このようにして製造されたプリン
ト配線板を内層材4として、ビルドアップ法を行うこと
により、更に多層のプリント配線板を製造することがで
きるものである。即ち、上記のプリント配線板の表面に
絶縁層3及び導体層6を新たに形成すると共に、この絶
縁層3の表面にコンフォーマルマスク法及びサブトラク
ティブ法によって回路11を形成するという工程を繰り
返し行うものである。
【0073】ここで、図6(b)に示すようなプリント
配線板を内層材4として用いる場合は、絶縁層3の表面
には露光用マーカ1が残存しているものであるが、この
絶縁層3の表面に更に絶縁層3を形成すると、新たに形
成する絶縁層3の樹脂の一部が露光用マーカ1を埋める
こととなる。従って、プリント配線板中に空隙が残る等
の不都合は生じないものである。例えば、樹脂付き金属
箔12を用いて絶縁層3を形成した場合は、図6(c)
に示すように全ての露光用マーカ1が樹脂付き金属箔1
2の樹脂12aの一部で埋められてしまうものである。
このことからも、露光用マーカ1を形成する位置に関し
ては、特に制約を受けるものではないことが確認され
る。
【0074】以上説明した二例において共通することで
あるが、非貫通式スルーホール2及び露光用マーカ1が
形成される絶縁層3の内部に基材13aが存在する場合
は、図7(a)に示すように、基材13aの厚み方向の
中心C1が絶縁層3全体の厚み方向の中心C2よりも内
層材4の表面側に偏在していることが好ましい。このよ
うな絶縁層3を形成するにあたっては、例えば、図7
(b)に示すような基材13aがいずれかの表面に偏在
したプリプレグ13を用い、このものを内層材4に積層
することによって行うことができる。即ち、このプリプ
レグ13は、基材13aの厚み方向の中心C1がプリプ
レグ13全体の厚み方向の中心C3からプリプレグ13
のいずれか片側の表面(図7(b)に示すものでは下
側)に偏在しているものである。そして、このようなプ
リプレグ13を内層材4に積層するにあたっては、基材
13aが偏在した側の面を内層材4の回路5が形成され
た面に重ね合わせることによって、行うことができる。
このように絶縁層3の内部における基材13aが内層材
4側に偏在していると、非貫通式スルーホール2及び露
光用マーカ1をレーザ加工によって形成した場合に、こ
れらの穴形状がすり鉢状となって良好となるものである
が、この理由は以下のように説明される。
【0075】非貫通式スルーホール2を形成する場合
は、レーザL1の照射を開始してから底面に内層材4の
回路5が露出されるまでの間は、入射光が絶縁層3の除
去を行うものであるが、この際には絶縁層3を形成する
樹脂13b及び基材13aを等しく除去することはでき
ず、非貫通式スルーホール2の内周面は粗くなるもので
ある。これは、絶縁層3を形成する樹脂13b及び基材
13aのうち、基材13aの方が樹脂13bよりもレー
ザL1の照射によって除去されにくく加工性が悪いもの
であるためである。そして、レーザL1の照射を続ける
とやがて内層材4の回路5が露出されこの表面でレーザ
L1が反射されるようになる。ここで基材13aは内層
材4側に偏在しているため、基材13aと内層材4の回
路5との距離は短く、非貫通式スルーホール2の内周面
に露出する基材13aに反射光が照射され易くなるもの
である。つまり、入射光に加えて反射光も基材13aの
除去に大きく寄与することとなるため、非貫通式スルー
ホール2の内周面の粗さが除去されると共に内周面が滑
らかに整えられ、めっきの付き回り性や樹脂充填性に優
れたすり鉢状の穴をあけることができるものである。
【0076】一方、露光用マーカ1を形成する場合は、
基材13aは上記のように内層材4側に偏在しているた
め、加工性の悪い基材13aが露出しないように穴あけ
を行うことが容易となるものである。
【0077】尚、基材13aの厚み方向の中心C1が絶
縁層3全体の厚み方向の中心C2と一致したり、基材1
3aが内層材4側と反対側に偏在したりするような場合
は、レーザ加工によって形成された非貫通式スルーホー
ル2及び露光用マーカ1の内周面には粗さが残り、すり
鉢状の穴とならないおそれがあるものである。
【0078】また、基材13aがいずれかの面に偏在し
た図7(b)に示すようなプリプレグ13を用いずに、
基材13aがいずれの面にも偏在していないプリプレグ
13(以下、通常のプリプレグ13という)を用いるこ
とによって、図7(a)に示すように、基材13aが内
層材4側に偏在した絶縁層3を形成することもできる。
このような絶縁層3を形成するにあたっては、通常のプ
リプレグ13と、樹脂付き金属箔12、液状塗工樹脂、
絶縁フィルムのうちの少なくとも1つとを組み合わせて
行うことができる。
【0079】即ち、通常のプリプレグ13と樹脂付き金
属箔12とを用いる場合は、まず内層材4の表面にこの
プリプレグ13を重ね合わせ、次いでこの表面に樹脂付
き金属箔12の樹脂12bの側を重ね合わせ、一括して
積層プレス成形することによって行うことができる。
【0080】また、通常のプリプレグ13と液状塗工樹
脂とを用いる場合は、まず内層材4の表面にこのプリプ
レグ13を重ね合わせて積層プレス成形した後、外側の
面に液状塗工樹脂を塗工することによって行うことがで
きる。
【0081】また、通常のプリプレグ13と絶縁フィル
ムを用いる場合は、まず内層材4の表面にこのプリプレ
グ13を重ね合わせ、次いでこの表面に絶縁フィルムを
重ね合わせ、一括して積層プレス成形することによって
行うことができる。あるいはまず内層材4の表面に通常
のプリプレグ13を重ね合わせて積層プレス成形した
後、外側の面に絶縁フィルムを真空ラミネータを用いて
積層することによって行うこともできる。
【0082】以上のように、通常のプリプレグ13の一
方の面に、樹脂付き金属箔12等を設けると、絶縁層3
全体の厚みが増加し、基材13aが他方の面に偏在する
ようになるものである。従って、図7(c)に示すよう
に、内層材4の表面に先に通常のプリプレグ13を積層
し、次いで樹脂付き金属箔12等を積層するようにすれ
ば、図7(a)に示すものと同様に、基材13aが内層
材4側に偏在した絶縁層3を形成することができるよう
になるものである。
【0083】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。
【0084】(実施例1)厚み0.5mmの銅張積層板
上に内層用の回路5を形成し、この上に樹脂付き銅箔1
2(松下電工株式会社製「R−0880」)を積層プレ
ス法によって設けた。成形後、表面の銅箔12aをエッ
チングによって除去し、絶縁層3を露出させた。回路5
が形成された領域内の絶縁層3の所定位置にCO2レー
ザ発振装置(三菱電機製「ML−605GTL」、出力
100W)にて、4mJ/パルスにて3ショット、バー
スト加工にて穴あけを実施し、平均直径120μmの非
貫通式スルーホール2を作製した。このとき、同時に1
辺が200μmの四角形状の露光用マーカ1を、下層に
マーカ受けを設けずに4mJ/パルスにて1ショット照
射して加工した。この露光用マーカ1を加工後顕微鏡に
て観察したところ、底面が下層に到達することなく良好
なマーカ形状が確認された。
【0085】上記加工を施した基板を無電解銅めっき浴
(シプレイ製「キューポジット253」)に浸漬して、
絶縁層3表面に、厚み1μmの無電解銅めっき層14を
形成した。
【0086】この無電解銅めっき層14の上面に、ドラ
イフィルム(日合・モートン株式会社製「NIT24
0」)を貼着し、更に上方に透明フィルムに回路パター
ン8及び上記露光用マーカ1に対応する、1辺が200
μmの四角形状の基準マーカ9をレーザプロッタにて描
画して形成したマスクフィルム10を配置し、CCDカ
メラ15を用いて基準マーカ9及び露光用マーカ1の位
置を確認し、基準マーカ9と露光用マーカ1の図形形状
が重なるようにマスクフィルム10の配置位置を決定し
た。この状態で、マスクフィルム10の上方からドライ
フィルムに紫外線L2を照射して、露光させた後現像し
てめっきレジスト層16を形成した。その後、電解銅め
っき浴に浸漬して、露出する無電解銅めっき層14の表
面に厚み20μmの電解銅めっき層17を形成した。そ
の後めっきレジスト層16を除去し、露出している無電
解銅めっき層14を除去するクイックエッチング処理を
実施し、内層材4と同一形状の回路11を形成し、2層
の多層プリント配線板を10組作製した。
【0087】(実施例2)厚み0.5mmの銅張積層板
上に内層用の回路5を形成し、この上に樹脂付き銅箔1
2(松下電工株式会社製「R−0880」)を積層プレ
ス法によって設けた。成形後、非貫通式スルーホール2
及び露光用マーカ1を加工する位置の銅箔12aのみを
エッチングによって除去し、絶縁層3を露出させた。回
路5が形成された領域内の絶縁層3の所定位置にCO2
レーザ発振装置(三菱電機製「ML−605GTL」、
出力100W)にて、4mJ/パルスにて3ショット、
バースト加工にて穴あけを実施し、平均直径120μm
の非貫通式スルーホール2を作製した。このとき、同時
に1辺が200μmの四角形状の露光用マーカ1を、下
層にマーカ受けを設けずに4mJ/パルスにて1ショッ
ト照射して加工した。この露光用マーカ1を加工後顕微
鏡にて観察したところ、底面が下層に到達することなく
良好なマーカ形状が確認された。
【0088】上記加工を施した基板の銅箔12a表面を
化学研磨した後、無電解銅めっき浴(シプレイ製「キュ
ーポジット253」)に浸漬して、絶縁層3表面に、厚
み1μmの無電解銅めっき層14を形成した。
【0089】この無電解銅めっき層14の上面に、電解
銅めっきによって全面に厚み20μmの電解銅めっき層
17を形成した。この基板の表面を化学研磨後、ドライ
フィルム(日合・モートン株式会社製「NIT24
0」)を貼着し、更に上方に透明フィルムに回路パター
ン8及び上記露光用マーカ1に対応する、1辺が200
μmの四角形状の基準マーカ9をレーザプロッタにて描
画して形成したマスクフィルム10を配置し、CCDカ
メラ15を用いて基準マーカ9及び露光用マーカ1の位
置を確認し、基準マーカ9と露光用マーカ1の図形形状
が重なるようにマスクフィルム10の配置位置を決定し
た。この状態で、マスクフィルム10の上方からドライ
フィルムに紫外線L2を照射して、露光させた後現像し
てエッチングレジスト層19を形成した。その後、露出
している銅を除去するエッチング処理を実施し、エッチ
ング終了後エッチングレジスト層19を除去して内層材
4と同一形状の回路11を形成し、2層の多層プリント
配線板を10組作製した。
【0090】(実施例3)熱硬化性樹脂を主成分とする
液状塗工樹脂で絶縁層3を形成した以外は、実施例1と
同様にて、2層の多層プリント配線板を10組作製し
た。
【0091】(実施例4)熱硬化性樹脂を主成分とする
絶縁フィルムで絶縁層3を形成した以外は、実施例1と
同様にて、2層の多層プリント配線板を10組作製し
た。
【0092】(実施例5)ガラス基材13aに樹脂13
bを含浸させたプリプレグ13によって絶縁層3を形成
した以外は、実施例1と同様にて、2層の多層プリント
配線板を10組作製した。
【0093】(実施例6)基材13aが偏在したプリプ
レグ13によって絶縁層3を形成した以外は、実施例1
と同様にて、2層の多層プリント配線板を10組作製し
た。
【0094】(実施例7)下層にプリプレグ13、上層
に樹脂付き銅箔12を積層することによって絶縁層3を
形成した以外は、実施例1と同様にて、2層の多層プリ
ント配線板を10組作製した。
【0095】(比較例1)実施例1と同様の基板作製方
法において、下層の所定位置に露光用マーカ1のマーカ
受けとなる銅部分を設け、上層積層後、レーザ加工を実
施する際に、同時に露光用マーカ1を底面が下層に到達
するように形成した。その他は実施例1と同様にして、
2層の多層プリント配線板を10組作製した。
【0096】(評価試験)実施例1〜7及び比較例1に
て得られた2層の多層プリント配線板を、縦方向及び横
方向に切断し、切断面を観察して、上層の回路11の位
置ずれを、下層の回路5を基準として評価した。
【0097】実施例1〜7及び比較例1において、回路
5,11の位置ずれは縦、横いずれの場合も10μm未
満に収まった。更に、実施例1〜7においては、回路5
が形成された領域内の絶縁層3に形成されていた露光用
マーカ1が上層の樹脂によって完全に埋まっていること
が確認された。
【0098】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係る多
層プリント配線板の製造方法は、表面に回路が形成され
た内層材の表面に絶縁層を形成し、この絶縁層にレーザ
を照射して絶縁層の表面から内層材の回路に達する非貫
通式スルーホールと露光用マーカとを同時に穿設すると
共に、絶縁層の表面に導体層及びレジスト層をこの順に
形成した後、予め回路パターン及び基準マーカが形成さ
れたマスクフィルムをレジスト層の上に配置すると共
に、上記露光用マーカと基準マーカとの位置合わせを行
い、次いでマスクフィルムを通して露光し現像する工程
を経て絶縁層の表面に回路を形成し、上記非貫通式スル
ーホールによって内層材の回路と絶縁層の表面の回路と
を導通することにより多層プリント配線板を製造するに
あたって、絶縁層に2ショット以上のレーザを照射する
ことによって非貫通式スルーホールを形成すると共に、
この非貫通式スルーホールを形成するために必要とされ
るショット数よりも少ないショット数のレーザを絶縁層
に照射することによって、絶縁層の表面から内層材の表
面には達しない位置までの深さを有する露光用マーカを
形成するので、レーザ加工により露光用マーカを微小径
のものとし、非貫通式スルーホール及び露光用マーカを
同時に形成することによって、非貫通式スルーホールに
対する露光用マーカの位置精度が高まり、その結果マス
クフィルムの位置合わせ精度を向上させることができる
ものである。しかも、非貫通式スルーホールの場合と同
数未満のショット数のレーザを照射して露光用マーカを
形成することによって、露光用マーカの底面が内層材の
表面から離間することとなり、予め内層材の表面にマー
カ受けを形成しておく必要がなくなり、この分の材料コ
ストを削減することができると共に、絶縁層の表面の任
意の位置に露光用マーカを形成することができるもので
ある。
【0099】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、回路が形成された領域内の絶縁層に露光用マーカを
形成するので、内層材の回路が形成されない領域(例え
ば、内層材の周縁部付近)の表面に形成された絶縁層
に、露光用マーカを形成する必要がなくなり、回路が形
成されない領域を低減することにより、材料コストを削
減することができるものである。
【0100】また請求項3の発明は、請求項1又は2に
おいて、回路及び露光用マーカが形成された絶縁層の表
面に更に絶縁層を形成するにあたって、新たに形成する
絶縁層の樹脂によって露光用マーカを埋めるので、製造
されるプリント配線板中に空隙が残るようなことがなく
なるものである。
【0101】また請求項4の発明は、請求項1乃至3の
いずれかにおいて、露光用マーカの底部に金属によるマ
ーカ受けを形成しないので、従来は必要であった金属に
よるマーカ受けが不要となり、この分の材料コストを削
減することができると共に、絶縁層の表面の任意の位置
に露光用マーカを形成することができるものである。
【0102】また請求項5の発明は、請求項1乃至4の
いずれかにおいて、セミアディティブ法によって回路を
形成するので、露光用マーカの形成及びこれを用いた位
置合わせを、従来の回路形成方法に採り入れて行うこと
ができるものである。
【0103】また請求項6の発明は、請求項1乃至4の
いずれかにおいて、コンフォーマルマスク法によって非
貫通式スルーホールを形成すると共にサブトラクティブ
法によって回路を形成するので、露光用マーカの形成及
びこれを用いた位置合わせを、従来の回路形成方法に採
り入れて行うことができるものである。
【0104】また請求項7の発明は、請求項1乃至6の
いずれかにおいて、内層材の表面に樹脂付き金属箔の樹
脂の側を重ね合わせることによって、樹脂付き金属箔の
樹脂で絶縁層を形成するので、従来の樹脂付き金属箔を
用いることによって、容易に露光用マーカを形成するこ
とができるものである。
【0105】また請求項8の発明は、請求項1乃至6の
いずれかにおいて、内層材の表面に熱硬化性樹脂を主成
分とする液状塗工樹脂を塗工することによって絶縁層を
形成するので、従来の液状塗工樹脂を用いることによっ
て、容易に露光用マーカを形成することができるもので
ある。
【0106】また請求項9の発明は、請求項1乃至6の
いずれかにおいて、内層材の表面に熱硬化性樹脂を主成
分とする絶縁フィルムを積層することによって絶縁層を
形成するので、従来の絶縁フィルムを用いることによっ
て、容易に露光用マーカを形成することができるもので
ある。
【0107】また請求項10の発明は、請求項1乃至6
のいずれかにおいて、ガラス基材に樹脂を含浸させて作
製されるプリプレグを内層材の表面に積層することによ
って絶縁層を形成するので、従来のプリプレグを用いる
ことによって、容易に露光用マーカを形成することがで
きるものである。
【0108】また請求項11の発明は、請求項1乃至6
のいずれかにおいて、内部に基材を有する絶縁層を内層
材の表面に形成するにあたって、基材の厚み方向の中心
が絶縁層全体の厚み方向の中心より内層材の表面側に偏
在するように絶縁層を形成するので、非貫通式スルーホ
ール及び露光用マーカを共にめっきの付き回り性や樹脂
充填性に優れたすり鉢状の穴となるように形成すること
ができるものである。
【0109】また請求項12の発明は、請求項11にお
いて、基材の厚み方向の中心がプリプレグの厚み方向の
中心からプリプレグのいずれか片側の表面に偏在したプ
リプレグを用いて絶縁層を内層材の表面に形成するにあ
たって、基材が偏在した側のプリプレグの表面を内層材
の表面に重ね合わせることによって絶縁層を形成するの
で、非貫通式スルーホール及び露光用マーカを共にめっ
きの付き回り性や樹脂充填性に優れたすり鉢状の穴とな
るように形成することができるものである。
【0110】また請求項13の発明は、請求項11にお
いて、内層材の表面にプリプレグを積層し、次いでこの
表面に樹脂付き金属箔、液状塗工樹脂、絶縁フィルムの
うち少なくとも1つを設けることにより絶縁層を形成す
るので、基材がいずれの面にも偏在していないプリプレ
グを用いた場合であっても、非貫通式スルーホール及び
露光用マーカを共にめっきの付き回り性や樹脂充填性に
優れたすり鉢状の穴となるように形成することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
(a)乃至(d)は断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
(a)乃至(d)はセミアディティブ法における各工程
の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
(a)乃至(d)はセミアディティブ法における各工程
の断面図である。
【図4】本発明の実施の形態の他例を示すものであり、
(a)乃至(d)はコンフォーマルマスク法における各
工程の断面図である。
【図5】本発明の実施の形態の他例を示すものであり、
(a)乃至(d)はサブトラクティブ法における各工程
の断面図である。
【図6】本発明の実施の形態の他例を示すものであり、
(a)乃至(c)はサブトラクティブ法における各工程
の断面図である。
【図7】本発明の実施の形態の更に他例を示すものであ
り、(a)乃至(c)は断面図である。
【符号の説明】
1 露光用マーカ 2 非貫通式スルーホール 3 絶縁層 4 内層材 5 回路 6 導体層 7 レジスト層 8 回路パターン 9 基準マーカ 10 マスクフィルム 11 回路 12 樹脂付き金属箔 13 プリプレグ 13a 基材 C1 中心 C2 中心 C3 中心 L1 レーザ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 9/00 G03F 9/00 Z H05K 3/00 H05K 3/00 N P // B23K 101:42 B23K 101:42 Fターム(参考) 2H095 BA11 BE03 2H097 KA03 KA12 KA13 LA09 4E068 AF01 DA11 5E346 AA02 AA04 AA05 AA06 AA12 AA15 AA29 AA32 AA43 CC04 CC08 CC32 CC54 DD02 DD03 DD32 DD33 EE04 EE09 EE13 EE16 EE17 EE18 EE20 FF01 FF07 FF13 FF14 FF23 FF27 GG15 GG28 HH07 HH11

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に回路が形成された内層材の表面に
    絶縁層を形成し、この絶縁層にレーザを照射して絶縁層
    の表面から内層材の回路に達する非貫通式スルーホール
    と露光用マーカとを同時に穿設すると共に、絶縁層の表
    面に導体層及びレジスト層をこの順に形成した後、予め
    回路パターン及び基準マーカが形成されたマスクフィル
    ムをレジスト層の上に配置すると共に、上記露光用マー
    カと基準マーカとの位置合わせを行い、次いでマスクフ
    ィルムを通して露光し現像する工程を経て絶縁層の表面
    に回路を形成し、上記非貫通式スルーホールによって内
    層材の回路と絶縁層の表面の回路とを導通することによ
    り多層プリント配線板を製造するにあたって、絶縁層に
    2ショット以上のレーザを照射することによって非貫通
    式スルーホールを形成すると共に、この非貫通式スルー
    ホールを形成するために必要とされるショット数よりも
    少ないショット数のレーザを絶縁層に照射することによ
    って、絶縁層の表面から内層材の表面には達しない位置
    までの深さを有する露光用マーカを形成することを特徴
    とする多層プリント配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】 回路が形成された領域内の絶縁層に露光
    用マーカを形成することを特徴とする請求項1に記載の
    多層プリント配線板の製造方法。
  3. 【請求項3】 回路及び露光用マーカが形成された絶縁
    層の表面に更に絶縁層を形成するにあたって、新たに形
    成する絶縁層の樹脂によって露光用マーカを埋めること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の多層プリント配線
    板の製造方法。
  4. 【請求項4】 露光用マーカの底部に金属によるマーカ
    受けを形成しないことを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の多層プリント配線板の製造方法。
  5. 【請求項5】 セミアディティブ法によって回路を形成
    することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    の多層プリント配線板の製造方法。
  6. 【請求項6】 コンフォーマルマスク法によって非貫通
    式スルーホールを形成すると共にサブトラクティブ法に
    よって回路を形成することを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載の多層プリント配線板の製造方法。
  7. 【請求項7】 内層材の表面に樹脂付き金属箔の樹脂の
    側を重ね合わせることによって、樹脂付き金属箔の樹脂
    で絶縁層を形成することを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれかに記載の多層プリント配線板の製造方法。
  8. 【請求項8】 内層材の表面に熱硬化性樹脂を主成分と
    する液状塗工樹脂を塗工することによって絶縁層を形成
    することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載
    の多層プリント配線板の製造方法。
  9. 【請求項9】 内層材の表面に熱硬化性樹脂を主成分と
    する絶縁フィルムを積層することによって絶縁層を形成
    することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載
    の多層プリント配線板の製造方法。
  10. 【請求項10】 ガラス基材に樹脂を含浸させて作製さ
    れるプリプレグを内層材の表面に積層することによって
    絶縁層を形成することを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれかに記載の多層プリント配線板の製造方法。
  11. 【請求項11】 内部に基材を有する絶縁層を内層材の
    表面に形成するにあたって、基材の厚み方向の中心が絶
    縁層全体の厚み方向の中心より内層材の表面側に偏在す
    るように絶縁層を形成することを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれかに記載の多層プリント配線板の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 基材の厚み方向の中心がプリプレグの
    厚み方向の中心からプリプレグのいずれか片側の表面に
    偏在したプリプレグを用いて絶縁層を内層材の表面に形
    成するにあたって、基材が偏在した側のプリプレグの表
    面を内層材の表面に重ね合わせることによって絶縁層を
    形成することを特徴とする請求項11に記載の多層プリ
    ント配線板の製造方法。
  13. 【請求項13】 内層材の表面にプリプレグを積層し、
    次いでこの表面に樹脂付き金属箔、液状塗工樹脂、絶縁
    フィルムのうち少なくとも1つを設けることにより絶縁
    層を形成することを特徴とする請求項11に記載の多層
    プリント配線板の製造方法。
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