JP2003058211A - 工作機械及びその制御方法 - Google Patents

工作機械及びその制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの被加工物の加工に対して数値制御と電
子カム制御とを混在させた場合においても、工具による
被加工物の加工精度を向上することが可能な工作機械及
びその制御方法を提供すること。 【解決手段】 中央演算ユニット52は、各チャンネル
加工手順記憶部56a〜56cにおける指令に基づいて
被加工物、工具、及び穴加工用工具の移動位置を確定
し、確定した移動位置をパルス信号発生回路53にて発
生したパルス信号に対応させて各指令信号として出力す
る。これにより、被加工物、工具、及び穴加工用工具の
送りが電子カム制御される。また、中央演算ユニット5
2は、各チャンネル加工手順記憶部56b,56cにお
ける指令に基づいて被加工物及び工具の移動位置を確定
し、確定した移動位置を分割タイミング信号発生回路5
5にて発生した分割タイミング信号に対応させて各指令
信号として出力する。これにより、被加工物及び工具の
送りが数値制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工物を所定の
軸を中心として回転させると共に、被加工物及び被加工
物を加工する工具のうちの少なくともいずれか一方を移
動させて、被加工物を所望の形状に加工する工作機械
と、その制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の工作機械として数値
(NC)制御装置を搭載したものが知られている。この
数値制御装置では、たとえば特開平4−51301号公
報に開示されたようなもののように、加工プログラムを
1ブロックずつ読み込み、当該1ブロックで定められた
動作指令を実行している。
【0003】一方、従来、機械要素であるカムによる制
御であった工作機械の駆動制御を電子化した電子カム制
御も存在する。たとえば特開平3−296109号公報
に開示された工作機械の駆動制御装置では、回転物に取
付けられたパルスエンコーダと、パルスエンコーダが出
力するパルス信号を読み込んで時々刻々の回転位置デー
タを記憶する回転位置記憶手段と、回転物の単位回転位
置毎に対応して夫々設定された移動軸の指令位置データ
を記憶する指令位置記憶手段とを備え、上述した回転位
置データと指令位置データとから時々刻々の移動軸の移
動指令データを生成すると共に、この移動指令データと
上述した回転位置データとから回転物の回転速度に同期
する移動軸の指令速度データを生成して、生成した移動
指令データ及び指令速度データに基づいて工具の位置を
制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一つの
被加工物の加工に対して数値制御と電子カム制御とを混
在させた場合、数値制御は時間を基準にて処理が実行さ
れ、電子カムは主軸(被加工物)の回転を基準にして処
理が実行されることから、数値制御による被加工物及び
又は工具の移動と電子カム制御による被加工物及び又は
工具の移動とが同期して実行されずに、加工精度が低下
することになる。
【0005】本発明は、一つの被加工物の加工に対して
数値制御と電子カム制御とを混在させた場合において
も、工具による被加工物の加工精度を向上することが可
能な工作機械及びその制御方法を提供することを課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る工作機械
は、被加工物を所定の軸を中心として回転させると共
に、被加工物及び被加工物を加工する工具のうちの少な
くともいずれか一方を移動させて、被加工物を所望の形
状に加工する工作機械であって、所定周期のクロック信
号を発生する基準クロック信号発生手段と、基準クロッ
ク信号発生手段にて発生したクロック信号を基準にして
所望の回転速度となるように被加工物の回転を制御する
被加工物回転制御手段と、所定の軸における所定回転角
度毎に、パルス信号を発生させるパルス信号発生手段
と、パルス信号に対応する被加工物の所定の回転角度位
置における、被加工物及び工具のうちの少なくともいず
れか一方の移動位置を確定する第1の移動位置確定手段
と、被加工物及び工具のうちの少なくともいずれか一方
の移動位置が第1の移動位置確定手段により確定された
被加工物及び工具のうちの少なくともいずれか一方の移
動位置となるように、パルス信号発生手段にて発生した
パルス信号に対応させて被加工物及び工具のうちの少な
くともいずれか一方の移動を制御する第1の移動制御手
段と、基準クロック信号発生手段にて発生したクロック
信号に基づいて所定時間間隔毎に分割タイミング信号を
発生する分割タイミング信号発生手段と、所定時間間隔
毎における、被加工物及び工具のうちの少なくともいず
れか一方の移動位置を確定する第2の移動位置確定手段
と、被加工物及び工具のうちの少なくともいずれか一方
の移動位置が第2の移動位置確定手段により確定された
被加工物及び工具のうちの少なくともいずれか一方の移
動位置となるように、分割タイミング信号発生手段にて
発生した分割タイミング信号に対応させて被加工物及び
工具のうちの少なくともいずれか一方の移動を制御する
第2の移動制御手段と、を備えていることを特徴として
いる。
【0007】一方、本発明に係る工作機械の制御方法
は、被加工物を所定の軸を中心として回転させると共
に、被加工物及び被加工物を加工する工具のうちの少な
くともいずれか一方を移動させて、被加工物を所望の形
状に加工する工作機械の制御方法であって、所定周期の
クロック信号を発生する基準クロック信号発生手段と、
所定の軸における所定回転角度毎に、パルス信号を発生
させるパルス信号発生手段と、基準クロック信号発生手
段にて発生したクロック信号に基づいて所定時間間隔毎
に分割タイミング信号を発生する分割タイミング信号発
生手段と、を用い、被加工物回転制御手段が、基準クロ
ック信号発生手段にて発生したクロック信号を基準にし
て所望の回転速度となるように被加工物の回転を制御
し、第1の移動位置確定手段が、パルス信号に対応する
被加工物の所定の回転角度位置における、被加工物及び
工具のうちの少なくともいずれか一方の移動位置を確定
し、第1の移動制御手段が、被加工物及び工具のうちの
少なくともいずれか一方の移動位置が第1の移動位置確
定手段により確定された被加工物及び工具のうちの少な
くともいずれか一方の移動位置となるように、パルス信
号発生手段にて発生したパルス信号に対応させて被加工
物及び工具のうちの少なくともいずれか一方の移動を制
御し、第2の移動位置確定手段が、所定時間間隔毎にお
ける、被加工物及び工具のうちの少なくともいずれか一
方の移動位置を確定し、第2の移動制御手段が、被加工
物及び工具のうちの少なくともいずれか一方の移動位置
が第2の移動位置確定手段により確定された被加工物及
び工具のうちの少なくともいずれか一方の移動位置とな
るように、分割タイミング信号発生手段にて発生した分
割タイミング信号に対応させて被加工物及び工具のうち
の少なくともいずれか一方の移動を制御することを特徴
としている。
【0008】これら本発明に係る工作機械及びその制御
方法それぞれによれば、第1の移動制御手段により、被
加工物及び工具のうちの少なくともいずれか一方の移動
位置が第1の移動位置確定手段により確定された被加工
物及び工具のうちの少なくともいずれか一方の移動位置
となるように、パルス信号発生手段にて発生したパルス
信号に対応させて被加工物及び工具のうちの少なくとも
いずれか一方の移動が制御、すなわち電子カム制御され
る。このとき、被加工物の回転は基準クロック信号発生
手段にて発生したクロック信号を基準にして所望の回転
速度となるように制御されるので、第1の移動制御手段
による被加工物及び工具のうちの少なくともいずれか一
方の移動は、基準クロック信号発生手段にて発生したク
ロック信号に同期して制御されることになる。
【0009】また、それぞれの本発明では、第2の移動
制御手段により、被加工物及び工具のうちの少なくとも
いずれか一方の移動位置が第2の移動位置確定手段によ
り確定された被加工物及び工具のうちの少なくともいず
れか一方の移動位置となるように、分割タイミング信号
発生手段にて発生した分割タイミング信号に対応させて
被加工物及び工具のうちの少なくともいずれか一方の移
動が制御、すなわち数値制御される。このとき、分割タ
イミング信号は基準クロック信号発生手段にて発生した
クロック信号に基づいて所定時間間隔毎に発生している
ので、第2の移動制御手段による被加工物及び工具のう
ちの少なくともいずれか一方の移動も、基準クロック信
号発生手段にて発生したクロック信号に同期して制御さ
れることになる。
【0010】これらの結果、第1の移動制御手段による
被加工物及び工具のうちの少なくともいずれか一方の移
動と、第2の移動制御手段による被加工物及び工具のう
ちの少なくともいずれか一方の移動とが同期して実行す
ることが可能となり、一つの被加工物の加工に対して数
値制御と電子カム制御とを混在させた場合においても、
工具による被加工物の加工精度を向上することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
による工作機械及びその制御装置の好適な実施形態につ
いて詳細に説明する。本実施形態は、本発明を棒状の被
加工物にねじ形状の加工を行うねじ切り加工の例を示し
ている。
【0012】図1は、本発明の実施形態に係る工作機械
の構成を示すブロック図である。図1において、工作機
械1は、主軸回転用モータ11、工具移動用モータ2
1、被加工物移動用モータ31、穴加工用工具移動用モ
ータ41、及び各モータ11,21,31,41の駆動
を制御するための制御ユニット部51を有している。
【0013】主軸回転用モータ11は、被加工物が保持
可能に構成された主軸(図示せず)を回転駆動させるた
めのもので、駆動回路12及び主軸回転制御回路13等
を介して制御ユニット部51に接続されている。また、
主軸回転用モータ11には、主軸回転用モータ11の回
転を検知するためのパルスエンコーダ14が設けられて
いる。このパルスエンコーダ14の出力は制御ユニット
部51及び速度信号生成回路15に接続されており、パ
ルスエンコーダ14から出力される回転検出信号が制御
ユニット部51及び速度信号生成回路15に入力され
る。パルスエンコーダ14は、主軸回転用モータ11
(主軸)の回転に同期して回転検出信号を発生し、制御
ユニット部51及び速度信号生成回路15に出力する。
ここで、主軸回転用モータ11(主軸)の回転中心軸
が、各請求項における所定の軸を構成している。
【0014】速度信号生成回路15は、パルスエンコー
ダ14から出力される回転検出信号を主軸回転用モータ
11(主軸)の回転速度をあらわす主軸回転速度信号に
変換する。速度信号生成回路15の出力は主軸回転制御
回路13に接続されており、変換された主軸回転速度信
号が主軸回転制御回路13に入力される。
【0015】主軸回転制御回路13(被加工物回転制御
手段)は、後述するクロック信号発生回路(基準クロッ
ク信号発生手段)にて発生して出力されたクロック信号
を基準にして所望の回転速度となるように被加工物(主
軸)の回転を制御するためのものであり、制御ユニット
部51から出力される主軸回転速度指令信号と、速度信
号生成回路15から出力される主軸回転速度信号とを比
較して、その差に応じた制御信号をクロック信号を基準
にして生成する。主軸回転制御回路13にて生成された
制御信号は、駆動回路12に出力される。
【0016】駆動回路12は、主軸回転制御回路13か
ら出力された制御信号に基づいて、主軸回転用モータ1
1(主軸)の回転速度が後述する主軸回転速度指令値と
なるように主軸回転用モータ11への供給電力を制御す
る。これら駆動回路12、主軸回転制御回路13、及
び、速度信号生成回路15は、主軸回転用モータ11
(主軸)の回転速度のフィードバック制御系を構成して
いる。
【0017】工具移動用モータ21は、被加工物を加工
するための工具(旋削加工用バイト等)を、たとえば主
軸回転用モータ11(主軸)の回転中心軸に対して直交
する方向(X軸方向)に移動させるためのもので、駆動
回路22及び工具送り制御回路23を介して制御ユニッ
ト部51に接続されている。また、工具移動用モータ2
1には、工具移動用モータ21の回転を検出するパルス
エンコーダ24が設けられている。このパルスエンコー
ダ24の出力は工具送り制御回路23に接続されてお
り、パルスエンコーダ24の回転検出信号が工具送り制
御回路23に入力される。パルスエンコーダ24は、工
具移動用モータ21の所定回転角度毎に回転位置信号を
発生して、工具送り制御回路23に出力する。
【0018】工具送り制御回路23は、パルスエンコー
ダ24から出力された回転位置信号に基づいて実際の工
具の移動位置を認識すると共に、認識した実際の工具の
移動位置と後述する制御ユニット部51から出力される
工具位置指令信号とを比較して、この比較結果に基づい
て工具駆動信号を生成する。工具送り制御回路23にて
生成された工具駆動信号は、駆動回路22に出力され
る。駆動回路22は、工具送り制御回路23から出力さ
れた工具駆動信号に基づいて工具移動用モータ21への
供給電力を制御する。これら、駆動回路22及び工具送
り制御回路23は、工具の移動位置のフィードバック制
御系を構成している。
【0019】被加工物移動用モータ31は、被加工物
を、たとえば主軸回転用モータ11(主軸)の回転中心
軸に対して平行な方向(Z軸方向)に移動させるための
もので、駆動回路32及び被加工物送り制御回路33を
介して制御ユニット部51に接続されている。また、被
加工物移動用モータ31には、被加工物移動用モータ3
1の回転を検出するパルスエンコーダ34が設けられて
いる。このパルスエンコーダ34の出力は被加工物送り
制御回路33に接続されており、パルスエンコーダ34
の回転検出信号が被加工物送り制御回路33に入力され
る。パルスエンコーダ34は、被加工物移動用モータ3
1の所定回転角度毎に回転検出信号を発生して、被加工
物送り制御回路33に出力する。
【0020】被加工物送り制御回路33は、パルスエン
コーダ34から出力された回転検出信号に基づいて実際
の被加工物の移動位置を認識すると共に、認識した実際
の被加工物の移動位置と制御ユニット部51から出力さ
れる被加工物位置指令信号とを比較して、この比較結果
に基づいて被加工物駆動信号を生成する。所定回転角度
毎に生成された被加工物駆動信号は、駆動回路32に出
力される。駆動回路32は、所定回転角度毎に出力され
た被加工物駆動信号に基づいて被加工物移動用モータ3
1への供給電力を制御する。これら、駆動回路32及び
所定回転角度毎には、被加工物の移動位置のフィードバ
ック制御系を構成している。
【0021】穴加工用工具移動用モータ41は、被加工
物を穴加工するための工具(ドリル、タップ等)を、た
とえば主軸回転用モータ11(主軸)の回転中心軸に対
して平行な方向(Z軸方向)に移動させるためのもの
で、駆動回路42及び穴加工用工具送り制御回路43を
介して制御ユニット部51に接続されている。また、穴
加工用工具移動用モータ41には、穴加工用工具移動用
モータ41の回転を検出するパルスエンコーダ44が設
けられている。このパルスエンコーダ44の出力は穴加
工用工具送り制御回路43に接続されており、パルスエ
ンコーダ44の回転検出信号が穴加工用工具送り制御回
路43に入力される。パルスエンコーダ44は、穴加工
用工具移動用モータ41の所定回転角度毎に回転位置信
号を発生して、穴加工用工具送り制御回路43に出力す
る。なお、穴加工用工具の回転は、図示しないインバー
タモータにより基本的にON−OFF制御される。
【0022】穴加工用工具送り制御回路43は、パルス
エンコーダ44から出力された回転位置信号に基づいて
実際の工具の移動位置を認識すると共に、認識した実際
の穴加工用工具の移動位置と後述する制御ユニット部5
1から出力される穴加工用工具位置指令信号とを比較し
て、この比較結果に基づいて穴加工用工具駆動信号を生
成する。穴加工用工具送り制御回路43にて生成された
穴加工用工具駆動信号は、駆動回路42に出力される。
駆動回路22は、穴加工用工具送り制御回路43から出
力された工具駆動信号に基づいて穴加工用工具移動用モ
ータ41への供給電力を制御する。これら、駆動回路2
2及び穴加工用工具送り制御回路43は、穴加工用工具
の移動位置のフィードバック制御系を構成している。
【0023】図2(a)は、工作機械1における、被加
工物2の加工(切削加工)動作の一例を説明するための
図であり、加工前の被加工物2の形状を示している。棒
状の被加工物2は、図2(a)に示されるように、主軸
回転用モータ11により主軸回転用モータ11(主軸)
の回転中心軸l回り(図2(a)中矢印A方向)に回転
すると共に、被加工物移動用モータ31により主軸回転
用モータ11の回転中心軸lと平行な方向(図2(a)
中矢印C方向)に移動することになる。また、工具3
は、工具移動用モータ21により主軸回転用モータ11
の回転中心軸lと直交する方向(図2(a)中矢印B方
向)に移動することになり、被加工物2を所望の形状に
加工する。そして、穴加工用工具4は被加工物2の回転
方向(図2(a)中矢印A方向)とは逆方向(図2
(a)中矢印D方向)に回転し、穴加工用工具移動用モ
ータ41より主軸回転用モータ11の回転中心軸lと平
行な方向(図2(a)中矢印E方向)に移動することに
なり、被加工物2に穴加工する。本実施形態において
は、図2(b)に示されるように、棒状の被加工物2の
一部にねじ部5(たとえば、外径が6mm)と、細径部
6(たとえば、外径が6mm)と、穴7(たとえば、内
径が2mm)とを加工する。なお、図2(a)において
は、矢印B方向が上述したX軸方向となり、矢印C、E
方向が上述したZ軸方向となる。
【0024】制御ユニット部51は、図1に示されるよ
うに、中央演算ユニット52、パルス信号発生手段とし
てのパルス信号発生回路53、基準クロック信号発生手
段としてのクロック信号発生回路54、分割タイミング
信号発生手段としての分割タイミング信号発生回路5
5、RAM56、ROM57等を有している。
【0025】中央演算ユニット52は、制御ユニット部
51全体の信号処理等をつかさどる演算部であり、各請
求項における第1及び第2の移動位置確定手段と、第1
及び第2の移動制御手段とを構成するものである。中央
演算ユニット52は、周知のマルチプロセッシング(mu
lti-processing)処理、すなわち多重処理を行う。多重
処理は、複数の仕事(プログラム)を記憶しておき、こ
れら複数のプログラムを短い時間で切り換えながら実行
し、見かけ上、複数のプログラムが同時処理されている
ようにするもので、時分割処理するものや、各々の仕事
に優先順位を付しておき優先順位が高い順に処理を切り
換えて行くタスク処理するもの等が知られている。
【0026】パルス信号発生回路53は、パルスエンコ
ーダ14に接続されており、パルスエンコーダ14から
出力された回転検出信号がインターフェース等を介して
入力され、この入力された回転検出信号に基づいて、所
定回転角度毎にパルス信号を発生するように構成されて
いる。また、パルス信号発生回路53は、中央演算ユニ
ット52にも接続されており、所定回転角度毎に発生す
るパルス信号を中央演算ユニット52に出力するように
も構成されている。本実施形態において、パルス信号発
生回路53は、主軸回転用モータ11(主軸)が一回転
する間に、主軸回転用モータ11(主軸)に同期して等
間隔で4096個のパルス信号が出力されるように構成
されている。
【0027】クロック信号発生回路54は、中央演算ユ
ニット52から出力される所定の指令信号を受けて、所
定の周期、たとえば0.25ミリ秒周期のクロック信号
を生成して出力するように構成されており、クロック信
号発生回路54にて生成されたクロック信号は分割タイ
ミング信号発生回路55に出力される。分割タイミング
信号発生回路55は、クロック信号発生回路54から出
力されたクロック信号の発生回数をカウントするように
構成されており、カウントの結果たとえば1ミリ秒経過
する毎に分割タイミング信号を生成して中央演算ユニッ
ト52に出力する。したがって、分割タイミング信号発
生回路55は、1ミリ秒周期の分割タイミング信号を後
述する割込みタイミング信号として中央演算ユニット5
2に出力することになる。なお、クロック信号及び分割
タイミング信号の周期は上述した数値に限られることな
く、中央演算ユニット52の処理能力、パルスエンコー
ダ24,34,44の分解能、各モータ11,21,3
1,41の性能等を考慮して適宜設定可能である。
【0028】RAM56は、中央演算ユニット52にお
ける各種演算の結果を読み出し可能に一時的に記憶する
ように構成されており、その一部に、第1のチャンネル
加工手順記憶部56aと、第2のチャンネル加工手順記
憶部56bと、第3のチャンネル加工手順記憶部56c
とが設けられている。
【0029】第1のチャンネル加工手順記憶部56a
は、図3(a)に示されるように、穴加工用工具4によ
る穴加工の動作手順を記憶するものであり、「穴加工用
工具のON指令」、「第1電子カム初期化」、「第1電
子カムデータ呼出」、「穴加工用工具のOFF指令」が
進行順(図3(a)中、(1)〜(4)の順)に記憶さ
れるように構成されている。第1のチャンネル加工手順
記憶部56aに記憶された動作手順により、穴加工用工
具4の送り位置(移動位置)が制御される。
【0030】「穴加工用工具のON指令」及び「穴加工
用工具のOFF指令」は、それぞれに対応するGコード
をISOフォーマット、EIAフォーマット等に基づい
て変換したビット形式(「0」と「1」からなる信号の
集合物)のデータとして記憶されている。これにより、
「穴加工用工具のON指令」及び「穴加工用工具のOF
F指令」では、数値制御が実行される。
【0031】「第1電子カム初期化」では、穴加工用工
具4の初期位置合わせが行われることになる。「第1電
子カムデータ呼出」では、中央演算ユニット52は、後
述する電子カムデータテーブル56dから、主軸回転用
モータ11(主軸)の累積回転数(A)毎に設定、記憶
された穴加工用工具4の位置データ(E)を読み出し
て、主軸回転用モータ11(主軸)の所定回転角度毎、
すなわち360/4096度毎における穴加工用工具4
の移動位置を確定する。そして、中央演算ユニット52
は、確定した主軸回転用モータ11(主軸)の回転角度
の360/4096度毎における穴加工用工具4の移動
位置を表す穴加工用工具4の位置データを穴加工用工具
位置指令信号として穴加工用工具送り制御回路43に出
力することになる。このとき、中央演算ユニット52
は、穴加工用工具位置指令信号をパルス信号発生回路5
3から出力されたパルス信号に対応して出力する。詳細
には、パルス信号発生回路53から出力されたパルス信
号に基づいて、主軸回転用モータ11(主軸)の回転に
同期して主軸回転用モータ11(主軸)が360/40
96度回転する毎に、穴加工用工具位置指令信号が出力
される。これにより、「第1電子カム初期化」、「第1
電子カムデータ呼出」では、電子カム制御が実行され
る。
【0032】第2のチャンネル加工手順記憶部56b
は、図3(b)に示されるように、工具3によるねじ切
り及び切削加工の動作手順を記憶するものであり、「工
具の選択指令」、「工具の初期位置合わせ指令」、「工
具の送り」、「第2電子カム初期化」、「第2電子カム
データ呼出」が進行順(図3(b)中、(1)〜(5)
の順)に記憶されるように構成されている。第2のチャ
ンネル加工手順記憶部56bに記憶された動作手順によ
り、工具3の送り位置(移動位置)が制御される。
【0033】「工具の選択指令」、「工具の初期位置合
わせ指令」、及び「工具の送り」は、それぞれに対応す
るGコードをISOフォーマット、EIAフォーマット
等に基づいて変換したビット形式(「0」と「1」から
なる信号の集合物)のデータとして記憶されている。こ
れにより、「工具の選択指令」、「工具の初期位置合わ
せ指令」、及び「工具の送り」では、数値制御が実行さ
れる。なお、「工具の送り」では、中央演算ユニット5
2は、工具3を所定時間だけ所定の移動位置に維持し、
その後退避位置に移動するように、加工開始から1ミリ
秒毎における工具3の移動位置を確定して、確定した移
動位置を工具位置指令信号として工具送り制御回路23
に出力することになる。このとき、中央演算ユニット5
2は、工具位置指令信号を分割タイミング信号発生回路
55から出力された分割タイミング信号に対応して出力
する。詳細には、分割タイミング信号発生回路55から
出力された分割タイミング信号に基づいて、主軸回転用
モータ11(主軸)の回転に同期せず加工開始からの時
間が1ミリ秒経過する毎に、工具位置指令信号が出力さ
れる。
【0034】「第2電子カム初期化」では、工具3の初
期位置合わせが行われることになる。「第2電子カムデ
ータ呼出」では、中央演算ユニット52は、後述する電
子カムデータテーブル56dから、主軸回転用モータ1
1(主軸)の累積回転数(A)毎に設定、記憶された工
具3の位置データ(X)を読み出して、主軸回転用モー
タ11(主軸)の所定回転角度毎、すなわち360/4
096度毎における工具3の移動位置を確定する。そし
て、中央演算ユニット52は、確定した主軸回転用モー
タ11(主軸)の回転角度の360/4096度毎にお
ける工具3の移動位置を表す工具3の位置データを工具
位置指令信号として工具送り制御回路23に出力するこ
とになる。このとき、中央演算ユニット52は、工具位
置指令信号をパルス信号発生回路53から出力されたパ
ルス信号に対応して出力される。詳細には、パルス信号
発生回路53から出力されたパルス信号に基づいて、主
軸回転用モータ11(主軸)の回転に同期して主軸回転
用モータ11(主軸)が360/4096度回転する毎
に、工具位置指令信号が出力される。これにより、「第
2電子カム初期化」、「第2電子カムデータ呼出」で
は、電子カム制御が実行される。
【0035】第3のチャンネル加工手順記憶部56c
は、図3(c)に示されるように、ねじ切り及び切削加
工時における被加工物の動作手順を記憶するものであ
り、「被加工物回転速度指令」、「被加工物の初期位置
合わせ指令」、「被加工物の送り」、「第2電子カム初
期化」、「第2電子カムデータ呼出」が進行順(図3
(c)中、(1)〜(5)の順)に記憶されるように構
成されている。第3のチャンネル加工手順記憶部56c
に記憶された動作手順により、被加工物2の送り位置
(移動位置)が制御される。
【0036】「被加工物回転速度指令」、「被加工物の
初期位置合わせ指令」、及び「被加工物の送り」は、そ
れぞれに対応するGコードをISOフォーマット、EI
Aフォーマット等に基づいて変換したビット形式
(「0」と「1」からなる信号の集合物)のデータとし
て記憶されている。これにより、「被加工物回転速度指
令」、「被加工物の初期位置合わせ指令」、及び「被加
工物の送り」では、数値制御が実行される。なお、「被
加工物の送り」では、中央演算ユニット52は、被加工
物2を所定の移動位置に移動するように、加工開始から
1ミリ秒毎における被加工物2の移動位置を確定して、
確定した移動位置を被加工物位置指令信号として被加工
物送り制御回路33に出力することになる。このとき、
中央演算ユニット52は、被加工物位置指令信号を分割
タイミング信号発生回路55から出力された分割タイミ
ング信号に対応して出力する。詳細には、分割タイミン
グ信号発生回路55から出力された分割タイミング信号
に基づいて、主軸回転用モータ11(主軸)の回転に同
期せず加工開始からの時間が1ミリ秒経過する毎に、被
加工物位置指令信号が出力される。
【0037】「第2電子カム初期化」では、工具3の初
期位置合わせが行われることになる。「第2電子カムデ
ータ呼出」では、中央演算ユニット52は、後述する電
子カムデータテーブル56dから、主軸回転用モータ1
1(主軸)の累積回転数(A)毎に設定、記憶された被
加工物2の位置データ(Z)を読み出して、主軸回転用
モータ11(主軸)の所定回転角度毎、すなわち360
/4096度毎における被加工物2の移動位置を確定す
る。そして、中央演算ユニット52は、確定した主軸回
転用モータ11(主軸)の回転角度の360/4096
度毎における被加工物2の移動位置を表す被加工物2の
位置データを被加工物位置指令信号として被加工物送り
制御回路33に出力することになる。このとき、中央演
算ユニット52は、被加工物位置指令信号をパルス信号
発生回路53から出力されたパルス信号に対応して出力
される。詳細には、パルス信号発生回路53から出力さ
れたパルス信号に基づいて、主軸回転用モータ11(主
軸)の回転に同期して主軸回転用モータ11(主軸)が
360/4096度回転する毎に、被加工物位置指令信
号が出力される。これにより、「第2電子カム初期
化」、「第2電子カムデータ呼出」では、電子カム制御
が実行される。
【0038】RAM56の電子カムデータテーブル56
dは、図4に示されるように、主軸回転用モータ11
(主軸)の所定の累積回転数(A)毎に対応して設定さ
れた穴加工用工具4の位置データ(E)が記憶された第
1電子カムデータと、主軸回転用モータ11(主軸)の
所定の累積回転数(A)毎に対応して設定された被加工
物2の位置データ(Z)及び工具3の位置データ(X)
が記憶された第2電子カムデータとを有している。第1
電子カムデータ及び第2電子カムデータには、加工終了
を表す終了コードがそれぞれ記憶されている。なお、所
定の累積回転数(A)は、主軸回転用モータ11(主
軸)の所定回転角度毎に対応させておいてもよい。この
場合、記憶容量が多くなる。
【0039】ROM57は、各種処理プログラムを記憶
する記憶部であって、たとえばねじ切り加工を行う時
の、所定時間間隔毎、本実施形態においては1ミリ秒毎
における被加工物2の移動位置及び工具3の移動位置を
確定するための演算プログラムや、穴加工や切削加工等
を行う時の、主軸回転用モータ11(主軸)の所定回転
角度毎、本実施形態においては360/4096度毎に
おける被加工物2、工具3、及び穴加工用工具4の移動
位置を確定するための演算プログラムを記憶している。
【0040】また、中央演算ユニット52は、ROM5
7内に記憶されたプログラムに基づいて、パルス信号発
生回路53から出力されたパルス信号の発生回数のカウ
ントし、カウント結果に基づいて主軸回転用モータ11
(主軸)の累積回転数を算出する。
【0041】次に、中央演算ユニット52(制御ユニッ
ト部51)にて実行される工具3、被加工物2、及び穴
加工用工具4の送り(移動)制御について説明する。
【0042】まず、中央演算ユニット52は、第1のチ
ャンネル加工手順記憶部56aにおける「穴加工用工具
のON指令」と、第2のチャンネル加工手順記憶部56
bにおける「工具の選択指令」と、第3のチャンネル加
工手順記憶部56cにおける「被加工物回転速度指令」
とを多重処理する。すなわち、中央演算ユニット52
は、「穴加工用工具のON指令」を読み込み、穴加工用
工具4が回転し始めるように指令信号を出力する。ま
た、中央演算ユニット52は、「工具の選択指令」を読
み込んで工具3を選択するための指令信号を出力すると
共に、「被加工物回転速度指令」を読み込んで被加工物
(主軸)の回転速度が所望の回転速度となるように主軸
回転速度指令信号を主軸回転制御回路13に出力する。
これらにより、穴加工用工具4が回転し始め、工具3が
選択され、被加工物(主軸)が所望の回転速度にて回転
するようになる。なお、中央演算ユニット52は、工具
3、被加工物2、穴加工用工具4の動作を対応するIS
Oコードに基づいて同時に制御することになるが、非常
に簡単な仕事であり、中央演算ユニット52への負担は
少ない。
【0043】次に、中央演算ユニット52は、第1のチ
ャンネル加工手順記憶部56aにおける「第1電子カム
初期化」と、第2のチャンネル加工手順記憶部56bに
おける「工具の初期位置合わせ指令」と、第3のチャン
ネル加工手順記憶部56cにおける「被加工物の初期位
置合わせ指令」とを多重処理する。すなわち、中央演算
ユニット52は、「第1電子カム初期化」を読み込み、
電子カムデータテーブルに記憶された穴加工用工具4の
位置データを読み込むため準備を行う。また、中央演算
ユニット52は、「工具の初期位置合わせ指令」を読み
込んで工具3の移動位置が初期位置となるように工具送
り制御回路23に指令信号を出力すると共に、「被加工
物の初期位置合わせ指令」を読み込んで被加工物2の移
動位置が初期位置となるように被加工物送り制御回路3
3に指令信号を出力する。これらにより、電子カムデー
タテーブルから位置データを呼び出すための準備がなさ
れると共に、工具3及び被加工物2が初期位置に移動す
ることになる。
【0044】次に、中央演算ユニット52は、第1のチ
ャンネル加工手順記憶部56aにおける「第1電子カム
データ呼出」と、第2のチャンネル加工手順記憶部56
bにおける「工具の送り」と、第3のチャンネル加工手
順記憶部56cにおける「被加工物の送り」とを多重処
理する。すなわち、中央演算ユニット52は、「第1電
子カムデータ呼出」を読み込み、上述したようにして、
主軸回転用モータ11(主軸)の回転角度の360/4
096度毎における穴加工用工具4の移動位置を確定
し、確定した移動位置を穴加工用工具位置指令信号とし
てパルス信号発生回路53から出力されたパルス信号に
対応して穴加工用工具送り制御回路43に出力する。ま
た、中央演算ユニット52は、「工具の送り」を読み込
んで、上述したように、加工開始から1ミリ秒毎におけ
る工具3の移動位置を確定して、確定した移動位置を工
具位置指令信号として分割タイミング信号発生回路55
から出力された分割タイミング信号に対応して工具送り
制御回路23に出力する。そして、中央演算ユニット5
2は、「被加工物の送り」を読み込んで、上述したよう
に、加工開始から1ミリ秒毎における被加工物2の移動
位置を確定して、確定した移動位置を被加工物位置指令
信号として分割タイミング信号発生回路55から出力さ
れた分割タイミング信号に対応して被加工物送り制御回
路33に出力する。これらにより、被加工物2におい
て、図2(b)に示されるような穴7及びねじ部5が同
時加工される。
【0045】このとき、中央演算ユニット52は、被加
工物2及び工具3の送り(移動)を数値制御で、穴加工
用工具4の送り(移動)を電子カム制御で平行して処理
することになる。電子カム制御は、被加工物2(主軸)
の回転角度位置が所定の位置に来たときに穴加工用工具
4の移動位置が目標の位置に到達するように制御処理す
るものであり、時間基準の処理、すなわち時間の到達毎
に逐一指令を実行していく数値制御とは異なり、制御量
が少なく、中央演算ユニット52への負担は少ない。被
加工物2及び工具3の送り(移動)は数値制御されるた
め、被加工物2と工具3との相対移動が精度よく同期す
る。
【0046】次に、中央演算ユニット52は、第1のチ
ャンネル加工手順記憶部56aにおける「穴加工用工具
のOFF指令」と、第2のチャンネル加工手順記憶部5
6bにおける「第2電子カム初期化」と、第3のチャン
ネル加工手順記憶部56cにおける「第2電子カム初期
化」とを多重処理する。すなわち、中央演算ユニット5
2は、「穴加工用工具のOFF指令」を読み込み、穴加
工用工具4の回転を停止するように指令信号を出力す
る。また、中央演算ユニット52は、「第2電子カム初
期化」を読み込んで、電子カムデータテーブルに記憶さ
れた工具3の位置データ及び被加工物2の位置データを
読み込むため準備を行う。
【0047】次に、中央演算ユニット52は、第2のチ
ャンネル加工手順記憶部56bにおける「第2電子カム
データ呼出」と、第3のチャンネル加工手順記憶部56
cにおける「第2電子カムデータ呼出」とを多重処理す
る。すなわち、中央演算ユニット52は、「第2電子カ
ムデータ呼出」を読み込み、上述したようにして、主軸
回転用モータ11(主軸)の回転角度の360/409
6度毎における工具3及び被加工物2の移動位置を確定
し、確定した移動位置を工具位置指令信号及び被加工物
位置指令信号としてパルス信号発生回路53から出力さ
れたパルス信号に対応して工具送り制御回路23及び被
加工物送り制御回路33にそれぞれ出力する。このと
き、工具3の初期位置合わせとX軸方向位置決めが行わ
れると同時に、被加工物2がZ軸方向に送ることで、被
加工物2において、図2(b)に示されるような細径部
6が荒削り加工されることになる。加工精度が求められ
ない荒削り加工では、中央演算ユニット52に負担をか
けない電子カム制御を用いることで、加工の高速化が達
成されることになる。なお、細径部6の荒削り加工を行
う場合、被加工物2(主軸)の回転速度を上述したねじ
切り加工時の回転速度に比して高く設定してもよい。
【0048】このように、本実施形態によれば、被加工
物2、工具3、及び穴加工用工具4の移動位置が、それ
ぞれ第1のチャンネル加工手順記憶部56aにおける
「第1電子カムデータ呼出」、第2のチャンネル加工手
順記憶部56bにおける「第2電子カムデータ呼出」、
あるいは、第3のチャンネル加工手順記憶部56cにお
ける「第2電子カムデータ呼出」に基づいて中央演算ユ
ニット52により確定され、確定された被加工物2、工
具3、及び穴加工用工具4の移動位置となるように、パ
ルス信号発生回路53にて発生したパルス信号に対応さ
せて各指令信号を出力することで、被加工物2、工具
3、及び穴加工用工具4の送り(移動)が制御、すなわ
ち電子カム制御される。このとき、被加工物2(主軸)
の回転はクロック信号発生回路54にて発生したクロッ
ク信号を基準にして所望の回転速度となるように制御さ
れるので、被加工物2、工具3、及び穴加工用工具4の
移動は、クロック信号発生回路54にて発生したクロッ
ク信号に同期して制御されることになる。
【0049】また、被加工物2及び工具3の移動位置
が、それぞれ第2のチャンネル加工手順記憶部56bに
おける「工具の送り」あるいは第3のチャンネル加工手
順記憶部56cにおける「被加工物の送り」に基づいて
中央演算ユニット52により確定され、確定された被加
工物2及び工具3の移動位置となるように、分割タイミ
ング信号発生回路55にて発生した分割タイミング信号
に対応させて各指令信号を出力することで、被加工物2
及び工具3の送り(移動)が制御、すなわち数値制御さ
れる。このとき、分割タイミング信号はクロック信号発
生回路54にて発生したクロック信号に基づいて所定時
間間隔毎に発生しているので、被加工物2及び工具3の
移動も、クロック信号発生回路54にて発生したクロッ
ク信号に同期して制御されることになる。
【0050】これらの結果、第1のチャンネル加工手順
記憶部56aにおける「第1電子カムデータ呼出」、第
2のチャンネル加工手順記憶部56bにおける「第2電
子カムデータ呼出」、あるいは、第3のチャンネル加工
手順記憶部56cにおける「第2電子カムデータ呼出」
に基づいて確定された移動位置による移動と、第2のチ
ャンネル加工手順記憶部56bにおける「工具の送り」
あるいは第3のチャンネル加工手順記憶部56cにおけ
る「被加工物の送り」に基づいて確定された移動位置に
よる移動とがクロック信号発生回路54にて発生したク
ロック信号に同期して実行することが可能となり、一つ
の被加工物2の加工に対して数値制御と電子カム制御と
を混在させた場合においても、工具3、穴加工用工具4
による被加工物2の加工精度を向上することができる。
【0051】本発明は、前述した実施形態に限定される
ものではない。たとえば、図5及び図6に示されるよう
な工作機械101,201にも、本発明を適用すること
ができる。図5に示された工作機械101は、第1スピ
ンドル103と第1タレット105とで数値制御による
加工を行い、第2スピンドル107と刃物台109とで
電子カム制御による加工を行うものである。特に、工作
機械101において、第1スピンドル103に対して装
着されている被加工物2を第1タレット105で加工
(数値制御)すると共に刃物台109で加工(電子カム
制御)する場合に、本発明を適用することができる。図
6に示された工作機械201は、複数のスピンドル20
3を備え、それぞれのスピンドルに対して装着されてい
る被加工物2を上述した数値制御及び電子カム制御に従
って工具3、穴加工用工具4で加工するものである。ま
た、工具の種類、数等も上述した実施形態に限定される
ものではない。そして、本発明は、ねじの加工、穴加
工、荒削り加工等の様々な加工に適用することができ
る。
【0052】また、本実施形態において、制御ユニット
部51は、一度被加工物2、工具3、及び穴加工用工具
4の移動位置を確定した後、位置データとして記憶する
ように構成してもよい。中央演算ユニット52の演算処
理能力に余裕がある場合には、パルス信号あるいは分割
タイミング信号の入力に対応して一度被加工物2、工具
3、及び穴加工用工具4の移動位置を確定する演算を行
い、確定した一度被加工物2、工具3、及び穴加工用工
具4の移動位置を各位置指令信号として出力するように
構成してもよい。
【0053】また、本実施形態においては、制御ユニッ
ト部51にクロック信号発生回路54及び分割タイミン
グ信号発生回路55を設けるように構成しているが、こ
れらの役割をソフトウェア的に中央演算ユニット52が
果たすようにプログラムを作成して、ROM57に記憶
するようにしてもよい。逆に、中央演算ユニット52が
果たしている機能のうち、一部の機能をハード的な回路
にて構成するようにしてもよい。
【0054】また、本実施形態においては、被加工物
2、工具3、及び穴加工用工具4を移動可能として、被
加工物2、工具3、及び穴加工用工具4の移動位置を制
御するように構成しているが、これに限られることな
く、被加工物2のみを移動可能として、被加工物2の移
動位置を制御するように構成してもよく、また、工具3
のみを移動可能として、工具3の移動位置を制御するよ
うに構成してもよく、穴加工用工具4のみを移動可能と
して、穴加工用工具4の移動位置を制御するように構成
してもよい。更には、被加工物2及び工具3のみを移動
可能として、被加工物2及び工具3の移動位置を制御す
るように構成してもよく、また、工具3及び穴加工用工
具4のみを移動可能として、工具3及び穴加工用工具4
の移動位置を制御するように構成してもよく、被加工物
2及び穴加工用工具4のみを移動可能として、被加工物
2及び穴加工用工具4の移動位置を制御するように構成
してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
あっては、一つの被加工物の加工に対して数値制御と電
子カム制御とを混在させた場合においても、工具による
被加工物の加工精度を向上することが可能な工作機械及
びその制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る工作機械の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る工作機械における、被
加工物の加工動作の一例を説明するための図であり、
(a)は加工前の被加工物の形状を示す図、(b)は加
工された被加工物の形状を示す図である。
【図3】制御ユニット部のRAMに含まれる各チャンネ
ル加工手順記憶部の構成を説明するための図であり、
(a)は第1のチャンネル加工手順記憶部の構成図であ
り、(b)は第2のチャンネル加工手順記憶部の構成図
であり、(c)は第3のチャンネル加工手順記憶部の構
成図である。
【図4】制御ユニット部のRAMに含まれる電子カムデ
ータテーブルの構成を説明するための図である。
【図5】本発明の実施形態に係る工作機械の構成を示す
図である。
【図6】本発明の実施形態に係る工作機械の構成を示す
図である。
【符号の説明】
1,101,201…工作機械、2…被加工物、3…工
具、4…穴加工用工具、5…ネジ部、6…細径部、7…
穴、11…主軸回転用モータ、12…駆動回路、13…
主軸回転制御回路、14…パルスエンコーダ、15…速
度信号生成回路、21…工具移動用モータ、22…駆動
回路、23…工具送り制御回路、24…パルスエンコー
ダ、31…被加工物移動用モータ、32…駆動回路、3
3…被加工物送り制御回路、34…パルスエンコーダ、
41…穴加工用工具移動用モータ、42…駆動回路、4
3…穴加工用工具送り制御回路、44…パルスエンコー
ダ、51…制御ユニット部、52…中央演算ユニット、
53…パルス信号発生回路、54…クロック信号発生回
路、55…分割タイミング信号発生回路、56…RA
M、56a…第1のチャンネル加工手順記憶部、56b
…第2のチャンネル加工手順記憶部、56c…第3のチ
ャンネル加工手順記憶部、56d…電子カムデータテー
ブル、57…ROM。
フロントページの続き (72)発明者 梶山 武久 静岡県静岡市中吉田20番10号 スター精密 株式会社内 Fターム(参考) 5H269 AB01 BB03 BB07 CC13 EE01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物を所定の軸を中心として回転さ
    せると共に、前記被加工物及び前記被加工物を加工する
    工具のうちの少なくともいずれか一方を移動させて、前
    記被加工物を所望の形状に加工する工作機械であって、 所定周期のクロック信号を発生する基準クロック信号発
    生手段と、 前記基準クロック信号発生手段にて発生した前記クロッ
    ク信号を基準にして所望の回転速度となるように前記被
    加工物の回転を制御する被加工物回転制御手段と、 前記所定の軸における所定回転角度毎に、パルス信号を
    発生させるパルス信号発生手段と、 前記パルス信号に対応する前記被加工物の所定の回転角
    度位置における、前記被加工物及び前記工具のうちの前
    記少なくともいずれか一方の移動位置を確定する第1の
    移動位置確定手段と、 前記被加工物及び前記工具のうちの前記少なくともいず
    れか一方の移動位置が前記第1の移動位置確定手段によ
    り確定された前記被加工物及び前記工具のうちの前記少
    なくともいずれか一方の移動位置となるように、前記パ
    ルス信号発生手段にて発生した前記パルス信号に対応さ
    せて前記被加工物及び前記工具のうちの前記少なくとも
    いずれか一方の移動を制御する第1の移動制御手段と、 前記基準クロック信号発生手段にて発生した前記クロッ
    ク信号に基づいて所定時間間隔毎に分割タイミング信号
    を発生する分割タイミング信号発生手段と、 前記所定時間間隔毎における、前記被加工物及び前記工
    具のうちの前記少なくともいずれか一方の移動位置を確
    定する第2の移動位置確定手段と、 前記被加工物及び前記工具のうちの前記少なくともいず
    れか一方の移動位置が前記第2の移動位置確定手段によ
    り確定された前記被加工物及び前記工具のうちの前記少
    なくともいずれか一方の移動位置となるように、前記分
    割タイミング信号発生手段にて発生した前記分割タイミ
    ング信号に対応させて前記被加工物及び前記工具のうち
    の前記少なくともいずれか一方の移動を制御する第2の
    移動制御手段と、を備えていることを特徴とする工作機
    械。
  2. 【請求項2】 被加工物を所定の軸を中心として回転さ
    せると共に、前記被加工物及び前記被加工物を加工する
    工具のうちの少なくともいずれか一方を移動させて、前
    記被加工物を所望の形状に加工する工作機械の制御方法
    であって、 所定周期のクロック信号を発生する基準クロック信号発
    生手段と、 前記所定の軸における所定回転角度毎に、パルス信号を
    発生させるパルス信号発生手段と、 前記基準クロック信号発生手段にて発生した前記クロッ
    ク信号に基づいて所定時間間隔毎に分割タイミング信号
    を発生する分割タイミング信号発生手段と、を用い、 被加工物回転制御手段が、前記基準クロック信号発生手
    段にて発生した前記クロック信号を基準にして所望の回
    転速度となるように前記被加工物の回転を制御し、 第1の移動位置確定手段が、前記パルス信号に対応する
    前記被加工物の所定の回転角度位置における、前記被加
    工物及び前記工具のうちの前記少なくともいずれか一方
    の移動位置を確定し、 第1の移動制御手段が、前記被加工物及び前記工具のう
    ちの前記少なくともいずれか一方の移動位置が前記第1
    の移動位置確定手段により確定された前記被加工物及び
    前記工具のうちの前記少なくともいずれか一方の移動位
    置となるように、前記パルス信号発生手段にて発生した
    前記パルス信号に対応させて前記被加工物及び前記工具
    のうちの前記少なくともいずれか一方の移動を制御し、 第2の移動位置確定手段が、前記所定時間間隔毎におけ
    る、前記被加工物及び前記工具のうちの前記少なくとも
    いずれか一方の移動位置を確定し、 第2の移動制御手段が、前記被加工物及び前記工具のう
    ちの前記少なくともいずれか一方の移動位置が前記第2
    の移動位置確定手段により確定された前記被加工物及び
    前記工具のうちの前記少なくともいずれか一方の移動位
    置となるように、前記分割タイミング信号発生手段にて
    発生した前記分割タイミング信号に対応させて前記被加
    工物及び前記工具のうちの前記少なくともいずれか一方
    の移動を制御することを特徴とする工作機械の制御方
    法。
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