JP2003056139A - 雨樋用ドレン継手 - Google Patents

雨樋用ドレン継手

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JP2003056139A
JP2003056139A JP2001244492A JP2001244492A JP2003056139A JP 2003056139 A JP2003056139 A JP 2003056139A JP 2001244492 A JP2001244492 A JP 2001244492A JP 2001244492 A JP2001244492 A JP 2001244492A JP 2003056139 A JP2003056139 A JP 2003056139A
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JP
Japan
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cylindrical
hole
opening
drain
screwed
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JP2001244492A
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English (en)
Inventor
Kaneaki Toyoda
兼昭 豊田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軒樋の外気温の変化により伸縮を吸収する機
構を備え、施工が容易で施工後のドレン接続部分の外れ
を防止できる雨樋用ドレン継手を提供することを目的と
する。 【解決手段】 筒状落し口11の上方に取付部12を突
設し筒状落し口11の外側に雄ねじ部14を形成したド
レン継手本体1と、短筒体21の外壁側に係止部23を
突設し内壁側に前記筒状落し口11の雄ねじ部14に螺
合する雌ねじ部24を形成した接続部材2と、上方に接
続部材2を螺合した落し口11を受け入れる開口部31
を有しかつ下方に竪樋嵌合部33を設けた受け口体3
と、前記開口部31に係着可能に取付けられる長孔の挿
通口45を開口した蓋体4とから構成され、蓋体4の挿
通口45に前記短筒体21の上部側を挿通させ挿通口4
5の周辺に係止部23を係止させると共に長孔の長手方
向にスライド自在に挿着している。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は雨樋用ドレン継手に
関する。更に、詳しくは軒樋の外気温の変化により伸縮
を吸収する機構を備えた雨樋用ドレン継手に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、軒樋と竪樋とを接続する雨樋
用ドレン継手としては、例えば、特開平5─34225
号公報に記載されているものが知られている。この従来
の雨樋用ドレン継手は、軒樋の設置される環境の変化、
例えば季節の違いによる外気温の変化により、軒樋が長
手方向に伸縮して、軒樋同士の接続端部間の距離が変化
するので、この伸縮の変化を吸収するようになってい
る。 【0003】その構造は、網体、差口体及び受口体から
構成され、網体は上方の網部と下方の雄ねじ部との中間
に鍔片を具え、差口体は短筒体の上端に取付部を具える
と共に内壁に前記網体の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を
形成しかつ短筒体の外壁と取付部に係止部を形成してお
り、受口体は上方に前記受口体を受け入れる開口部を有
し、開口部または内壁に前記係止部をスライド自在に係
止する係着突条を突設してなるものである。 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の差口
体を受口体にスライド自在に係止するような雨樋用ドレ
ン継手では、差口体の係止部を受口体の係着突条にスラ
イド自在に係止してから網体の雄ねじ部に差口体の雌ね
じ部を螺合させる場合、差口体と受口体を一緒に廻して
網体に接続しなければならないので、取付け作業が大変
厄介である。 【0004】また、差口体を先に網体に螺合してから差
口体の係止部を受口体の係着突条に係止する場合は、差
口体と受口体とが係止されているかどうか分からない状
態で竪樋と接続されるので、竪樋を取付けた後で受口体
が差口体から外れる恐れがある。更にまた、差口体を網
体に螺合したとき状況によっては受け口体のスライド方
向が軒樋の長手方向に一致しないこともある。 【0005】本発明は、このような事情に鑑みて、軒樋
の外気温の変化により伸縮を吸収する機構を備え、施工
が容易で施工後のドレン接続部分の外れを防止できる雨
樋用ドレン継手を提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明に係わる雨樋用ドレン
継手(以下、「請求項1の雨樋用ドレン継手」と記す)
は、筒状落し口の上方に取付部を突設し筒状落し口の外
側に雄ねじ部を形成したドレン継手本体と、短筒体の外
壁側に係止部を突設し内壁側に前記筒状落し口の雄ねじ
部に螺合する雌ねじ部を形成した接続部材と、上方に接
続部材を螺合した筒状落し口を受け入れる開口部を有し
かつ下方に竪樋嵌合部を設けた受け口体と、前記開口部
に係着可能に取付けられる長孔の挿通口を開口した蓋体
とから構成され、蓋体の挿通口に前記短筒体の上部側を
挿通させ挿通口の周辺に係止部を係止させると共に長孔
の長手方向にスライド自在に挿着していることを特徴と
した。 【0007】 【実施例】次に、本発明の実施例を、図面を用いて説明
する。 【0008】図1は、本発明の実施例を示す分解側面図
で、図2は軒樋本体にドレン継手本体を取付け、接続部
材を螺合する状態の作業手順を説明する分解側面図、図
3はドレン継手本体と接続部材とを螺合する状態を説明
する分解斜視図、図4は蓋体の斜視図、図5は受け口体
の斜視図である。 【0009】図に示すように、この雨樋用ドレン継手
は、ドレン継手本体1と、ドレン継手本体1に螺合する
接続部材2と、上方に開口部を有する受け口体3と、受
け口体3の開口部を閉塞する蓋体4とからなり、これら
は塩化ビニール等の合成樹脂、その他の材質により形成
してある。 【0010】ドレン継手本体1は、軒樋5の底部51の
通孔52に挿通するもので、筒状落し口11を有し、筒
状落し口11の上方に鍔状の取付部12とドーム状の網
部13とを形成してある。鍔状の取付部12は外側方に
突設するとともにドーム状の網部13は筒状落し口11
の上部開口を覆うようにして設けてある。 【0011】筒状落し口11は円筒状で、取付部12と
しては鍔部を例示してあるが、これに限定されない。ま
た、筒状落し口11の外側に雄ねじ14が形成されてお
り、この雄ねじ14と後述する接続部材2の雌ねじ24
とが互いに螺合するようになっている。 【0012】一方、接続部材2は、短筒体21の外周壁
に係止部23を外側方に突設し、内周壁に前記筒状落し
口11の雄ねじ部14に螺合する雌ねじ部24を形成し
てある。また、短筒体21の上縁には鍔片25が外側方
に突設してあり、接続部材2を筒状落し口11に螺合さ
せて締め付けると、ドレン継手本体1の取付部12と接
続部材2の鍔片25とにより、軒樋5の通孔52の周辺
を挟着固定するようになっている。 【0013】受け口体3は、前記接続部材2を螺合した
筒状落し口11を受け入れる矩形状の箱状部31を有
し、この箱状部31の上方に開口部32を形成してお
り、下方に竪樋5を接続するための竪樋嵌合部33を突
設してある。また、箱状部31の上部周壁34には係合
孔35が設けられており、箱状部31の開口部32に蓋
体4が嵌まり込んだときに、係合孔35に後述する蓋体
4の係止突片43が嵌まり込んで係止するようになって
いる。 【0014】蓋体4は、受け口体3の開口部32に嵌ま
り込りこむ大きさの矩形状の板体41であって、板体4
1の周縁42には、受け口体3の係合孔35に係合する
係止突片43が外側方に突設しており、板体41の蓋面
に長孔状の挿通口45を開口してある。この挿通口45
は長孔の幅方向の寸法が、接続部材2の鍔片25が挿通
可能の大きさとなっており、係止部23が引っかかる大
きさになっており、接続部材2の短筒体21が長孔の長
手方向にスライド自在に移動するようになっている。 【0015】このような雨樋用ドレン継手は、図1〜図
2に示すようにして軒樋5に取付けられる。先ず、軒樋
5の底部51に穿設された通孔52に、ドレン継手本体
1の筒状落し口11を上方から挿通して、通孔52の周
辺と筒状落し口11の取付部12との間を必要に応じて
接着剤あるいは水封パッキンを介して封止し固定する。 【0016】次に、蓋板4の下方から挿通口45に接続
部材2の鍔片25を挿通して、短筒体21を挿入し、接
続部材2の係止部23に蓋体4の挿通口45の周辺を係
合させる。続いて、軒樋5の下方に突出している筒状落
し口11の雄ねじ部14に接続部材2の雌ねじ部24を
螺合して、ドレン継手本体1の取付部12と接続部材2
の鍔片25とにより、軒樋5の通孔52の周辺を挟着固
定する。このとき、蓋体2は軒樋2の下面と接続部材2
の係止部23の間で接続部材2の短筒体21が挿通口4
5の長孔の長手方向にスライド自在に移動するように遊
嵌状態で取り付けられている。 【0017】しかる後、受け口体3を軒樋5の下方から
押し上げて、開口部32から箱状部31内に接続部材2
を螺合した筒状落し口11を挿入するとともに、挿通口
45を臨ませ、蓋板4を押し上げて挿通口45に筒状落
し口11を挿通させると共に、開口部32に蓋体4を嵌
め込み、受け口体3の係合孔35に蓋体4の係止突片4
3を係止して受け口体3を蓋体4に吊設された状態で取
付ける。最後に、図示しない竪樋を受け口体3の下方か
ら竪樋嵌合部33に嵌合して接続する。 【0018】これにより、季節の違いによる外気温の変
化により、軒樋5が長手方向に伸縮しても、筒状落し口
11に螺合された接続部材2の短筒体21が挿通口45
の長孔の長手方向にスライド自在に移動するので、受け
口体3が接続部材2とともに動こうとして竪樋を曲げた
りすることがなく、施工後のドレン接続部分が外れたり
することがない。 【0019】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な形態はこの実施の形態に限られ
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における
設計の変更等があっても本発明に含まれる。 【0020】 【発明の効果】上述の通りであるので、本発明によれ
ば、筒状落し口の上方に取付部を突設し筒状落し口の外
側に雄ねじ部を形成したドレン継手本体と、短筒体の外
壁側に係止部を突設し内壁側に前記筒状落し口の雄ねじ
部に螺合する雌ねじ部を形成した接続部材と、上方に接
続部材を螺合した筒状落し口を受け入れる開口部を有し
かつ下方に竪樋嵌合部を設けた受け口体と、前記開口部
に係着可能に取付けられる長孔の挿通口を開口した蓋体
とから構成され、蓋体の挿通口に前記短筒体の上部側を
挿通させ挿通口の周辺に係止部を係止させると共に長孔
の長手方向にスライド自在に挿着しているので、夏季に
竪樋の伸びたり、また冬季に縮んだりしても、受け口体
内でドレン継手本体の筒状落し口が移動するから、竪樋
を曲げたりすることがなく、施工後のドレン接続部分が
外れたりすることがない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例である雨樋用ドレン継手を示
す分解側面側面図である。 【図2】同雨樋用ドレン継手の接続手順を説明する示す
分解側面側面図である。 【図3】本発明で使用するドレン継手本体と接続部材と
を螺合する状態を説明する分解斜視図である。 【図4】本発明に雨樋用ドレン継手に使用する蓋体の斜
視図である。 【図5】本発明に雨樋用ドレン継手に使用する受け口体
の斜視図である。 【符号の説明】 1 ドレン継手本体 11 筒状落し口 12 取付部 14 雄ねじ部 2 接続部材 21 筒状体 23 係止部 24 雌ねじ部 3 受け口体 31 箱状体 4 蓋体 45 挿通口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 筒状落し口の上方に取付部を突設し筒状
    落し口の外側に雄ねじ部を形成したドレン継手本体と、
    短筒体の外壁側に係止部を突設し内壁側に前記筒状落し
    口の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を形成した接続部材
    と、上方に接続部材を螺合した筒状落し口を受け入れる
    開口部を有しかつ下方に竪樋嵌合部を設けた受け口体
    と、前記開口部に係着可能に取付けられる長孔の挿通口
    を開口した蓋体とから構成され、蓋体の挿通口に前記短
    筒体の上部側を挿通させ挿通口の周辺に係止部を係止さ
    せると共に長孔の長手方向にスライド自在に挿着してい
    ることを特徴とする雨樋用ドレン継手。
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