JP2003054833A - 中折り綴じ装置 - Google Patents

中折り綴じ装置

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JP2003054833A JP2002085592A JP2002085592A JP2003054833A JP 2003054833 A JP2003054833 A JP 2003054833A JP 2002085592 A JP2002085592 A JP 2002085592A JP 2002085592 A JP2002085592 A JP 2002085592A JP 2003054833 A JP2003054833 A JP 2003054833A
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    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/18Oscillating or reciprocating blade folders

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中折り、中綴じの位置精度が良好で、しかも
装置の構造が簡単である。 【解決手段】 スリット7を有し、複数の重畳された用
紙P1がセットされる用紙セット台3と、用紙セット台
3のスリット7に進入しない待機位置とスリット7に進
入する中折り綴じ位置との間で移動自在に設けられ、ス
リット7の進入先端に針曲げ部19を有する中折り綴じ
プレート16と、中折り綴じプレート16が中折り綴じ
位置に位置する状態で用紙P1を介して圧接し、用紙P
1に針打ちするステープラ20とを備え、ハンドル12
の操作に連動して中折り綴じプレート16が待機位置と
中折り綴じ位置との間で移動するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の重畳(積
層)された用紙を中折りし、この中折りした位置で針止
めにより綴じる中折り綴じ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の中折り綴じ装置として
は、図24に示すものがある。図24に示すように、中
折り綴じ装置100は、上下方向に配置され、複数の重
畳された用紙がそれぞれ載置される複数の給紙台101
と、この給紙台101にセットされた複数の用紙を給紙
する図示しない用紙給紙手段と、この用紙給紙手段によ
り給紙された複数の用紙を針打ち位置と中綴じ位置とに
それぞれ搬送してセットする用紙搬送手段102と、こ
の用紙搬送手段102で針打ち位置にセットされた複数
の用紙に針(いわゆるステープル)を打つ針打ち手段1
03と、前記用紙搬送手段102で中綴じ位置にセット
された複数の用紙を中折りする中折り手段104と、こ
の中折り手段104により中折りされた複数の用紙を排
出方向に移動する用紙排出手段105と、この用紙排出
手段105により搬送されてくる中折り綴じされた用紙
Pをトリーミングするトリマー手段106と、このトリ
マー手段106により排出された中折り中綴じされた用
紙Pを載置する排紙台107とを備えている。
【0003】上記構成において、給紙台101にセット
された複数の用紙が用紙給紙手段を介して用紙搬送手段
102に搬送され、この用紙搬送手段102で複数の用
紙が針打ち位置にセットされる。この針打ち位置にセッ
トされた複数の用紙に対して針打ち手段103が針を打
ち、これで複数の用紙の所望の針打ち位置に針が打たれ
て綴じられる。
【0004】次に、複数の用紙が用紙搬送手段102に
より中折り位置にセットされる。この中折り位置にセッ
トされた複数の用紙に対して中折り手段104が中折り
を行い、これで複数の用紙が針打ち位置で中折りされ
る。中折り中綴じされた用紙Pは用紙排出手段105に
より搬送されてトリマー手段106に導かれ、トリマー
手段106でトリーミングされた後に排紙台107に排
紙される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の中折り綴じ装置100では、針打ち手段103が用
紙に針打ちをする針打ち位置と、中折り手段104が用
紙に中折りをする中折り位置とが同じ位置となるように
位置合わせを行う必要があり、双方の位置がずれると良
好な中折りで、且つ、中綴じられた用紙Pを得ることが
できない。良好な中折りで、且つ、中綴じされた用紙P
を得るためには位置合わせ機構が必要であり、構造が複
雑化する等の問題があった。
【0006】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、中折り、中綴じの位置精度が
良好で、しかも構造が簡単である中折り綴じ装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、スリ
ットが設けられ、このスリットが開口される上面側に用
紙がセットされる用紙セット台と、この用紙セット台の
前記スリットに進入しない待機位置と該スリットに進入
する中折り綴じ位置との間で移動自在に設けられ、前記
スリットの進入先端に針曲げ部を有する中折り綴じプレ
ートと、この中折り綴じプレートが中折り綴じ位置に位
置する状態で前記用紙を介して圧接し、前記用紙に針打
ちするステープラとを備えたことを特徴とする。
【0008】この中折り綴じ装置では、用紙セット台に
中折りしたい位置をスリット位置になるように用紙をセ
ットし、中折り綴じプレートを待機位置から中折り綴じ
位置方向に移動すると、中折り綴じプレートの先端の位
置で用紙が中折りされつつスリット内に挿入され、中折
り綴じプレートが中折り綴じ位置まで移動すると、中折
り綴じプレートの先端の位置で用紙にステープラによっ
て針打ちされることから用紙の中折り位置と中綴じ位置
とが必然的に一致し、位置決め機構を付加する必要がな
い。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の中折り
綴じ装置であって、手動で操作可能なハンドルを設け、
このハンドルの操作に連動して前記中折り綴じプレート
が待機位置と中折り綴じ位置との間で移動するようにし
たことを特徴とする。
【0010】この中折り綴じ装置では、請求項1の発明
の作用に加え、ユーザの手動で中折り綴じ操作ができ
る。
【0011】請求項3の発明は、請求項1記載の中折り
綴じ装置であって、モータを設け、このモータの駆動力
で前記中折り綴じプレートが待機位置と中折り綴じ位置
との間で移動するようにしたことを特徴とする。
【0012】この中折り綴じ装置では、請求項1の発明
の作用に加え、モータの駆動力で中折り綴じ操作ができ
る。
【0013】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3記
載の中折り綴じ装置であって、前記スリット内に一対の
導入ロールを設け、この一対の導入ロール間に前記中折
り綴じプレートが前記用紙と共に進入するようにしたこ
とを特徴とする。
【0014】この中折り綴じ装置では、請求項1〜請求
項3の発明の作用に加え、中折り綴じプレートの移動に
よって複数の用紙がスリット内に挿入される過程で、複
数の用紙が一対の導入ロールの回転によりスムーズに移
動される。
【0015】請求項5の発明は、請求項4記載の中折り
綴じ装置であって、前記一対の導入ロールは、離接方向
に移動自在で、且つ、接触する方向に付勢手段により付
勢されていることを特徴とする。
【0016】この中折り綴じ装置では、請求項4の発明
の作用に加え、複数の用紙の全体の厚みに応じて一対の
導入ロール間が可変し、且つ、付勢手段によって所定の
挟持力を作用させる。
【0017】請求項6の発明は、請求項4又は請求項5
記載の中折り綴じ装置であって、前記一対の導入ロール
は、中折り綴じプレートの待機位置から中折り綴じ位置
への移動に際し、中折りされた用紙を共に移動する方向
に回転することを特徴とする。
【0018】この中折り綴じ装置では、請求項4又は請
求項5の発明の作用に加え、用紙が中折り綴じプレート
に押圧されて中折りされる際に、一対の導入ロールが用
紙を共に送り込む。
【0019】請求項7の発明は、請求項6記載の中折り
綴じ装置であって、前記一対の導入ロールは、前記中折
り綴じプレートが待機位置から中折り綴じ位置に進む際
に、前記ハンドルの操作に連動して回転することを特徴
とする。
【0020】この中折り綴じ装置では、請求項6の発明
の作用に加え、一対の導入ロールの駆動を別途行う必要
がない。
【0021】請求項8の発明は、請求項6記載の中折り
綴じ装置であって、前記一対の導入ロールは、前記モー
タの駆動力で回転することを特徴とする。
【0022】この中折り綴じ装置では、請求項6の発明
に加え、中折り綴じプレートを駆動するモータによって
一対の導入ロールの駆動がなされる。
【0023】請求項9の発明は、請求項1〜請求項8記
載の中折り綴じ装置であって、前記中折り綴じプレート
が中折り綴じ位置から待機位置に戻る際に、中折り綴じ
された前記用紙を排出方向に導く用紙導出部材を設けた
ことを特徴とする。
【0024】この中折り綴じ装置では、請求項1〜請求
項8の発明の作用に加え、中折り綴じされた用紙が取り
やすい位置まで排出される。
【0025】請求項10の発明は、請求項9記載の中折
り綴じ装置であって、前記用紙導出部材によって前記用
紙が導かれる位置に一対の折り付けロールを設け、この
一対の折り付けロール間に進入した前記用紙を回転によ
って排出方向に移動するようにしたことを特徴とする。
【0026】この中折り綴じ装置では、請求項9の発明
の作用に加え、中折り綴じされた用紙がより取りやすい
位置まで排出されると共に良好な中折りがなされる。
【0027】請求項11の発明は、請求項9又は請求項
10記載の中折り綴じ装置であって、前記用紙導出部材
は、前記中折り綴じプレートが中折り綴じ位置から待機
位置に戻る際に、前記ハンドルの操作に連動して移動す
ることを特徴とする。
【0028】この中折り綴じ装置では、請求項9又は請
求項10の発明の作用に加え、用紙導出部材の駆動を別
途行う必要がない。
【0029】請求項12の発明は、請求項10又は請求
項11記載の中折り綴じ装置であって、前記一対の折り
付けロールは、前記ハンドルの操作に連動して回転する
ことを特徴とする。
【0030】この中折り綴じ装置では、請求項10又は
請求項11の発明の作用に加え、一対の折り付けロール
の回転駆動を別途行う必要がない。
【0031】請求項13の発明は、請求項10又は請求
項11記載の中折り綴じ装置であって、前記一対の折り
付けロールは、前記モータの駆動力で回転することを特
徴とする。
【0032】この中折り綴じ装置では、請求項10又は
請求項11の発明に加え、中折り綴じプレートを駆動す
るモータ、または、これに加えて一対の導入ロールを駆
動するモータによって一対の折り付けロールの駆動がな
される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0034】図1〜図6は本発明の第1実施形態を示
し、図1は中折り綴じ装置の斜視図、図2は中折り綴じ
装置の概略構成図、図3は中折り綴じ装置の要部の斜視
図、図4は用紙セット台に複数の用紙がセットされた状
態を示す概略構成図、図5は中折り綴じプレートが中折
り綴じ位置に位置する状態を示す概略構成図、図6は中
折り綴じプレートが中折り綴じ位置から待機位置に戻さ
れた状態を示す概略構成図である。
【0035】図1〜図3に示すように、中折り綴じ装置
1の筐体2は、一定間隔を置いて平行に立設された一対
の側板2a,2aと、この一対の側板2a,2a間を後
方で一体連結する後板2bとを有する。一対の側板2
a,2a間には水平方向に配置された用紙セット台3が
固定されており、この用紙セット台3の上方スペースが
給紙スペース4とされ、該用紙セット台3の下方スペー
スが排紙スペース5とされている。用紙セット台3上に
前方より複数の重畳(積層)された用紙P1をセット
し、用紙セット台3の下方の前方より中折り中綴じされ
た用紙P2を取り出すようになっている。
【0036】また、用紙セット台3の後方にはストッパ
部材6が設けられ、このストッパ部材6によって用紙P
1を用紙セット台3上の所定の位置に容易にセットでき
るようになっている。即ち、複数の用紙P1をストッパ
部材6に突き当たるまで進入させることによって複数の
用紙P1の中折り綴じしたい位置をスリット位置に合わ
せてセットできるようになっている。また、ストッパ部
材6は、用紙セット台3の前後方向に移動自在に、且
つ、適宜の位置で位置決めできるようになっており、こ
れにより各種サイズの用紙P1について、且つ、中折り
綴じ位置を所望の位置に可変することができるようにな
っている。さらに、用紙セット台3の略中央にはスリッ
ト7が設けられ、このスリット7は左右方向に延びてお
り、且つ、少なくとも中折り中綴じされる用紙P1の幅
よりも長寸法に設けられている。
【0037】図2に示すように、スリット7内には一対
の導入ロール8,8が回転自在に設けられており、この
各導入ロール8の支軸8aの一端側には互いに噛み合う
ギア9がそれぞれ固定されている。図3に示すように、
一方の導入ロール8の支軸8aの他端側にはピニオン1
0が固定され、このピニオン10が後述する中折り綴じ
プレート16のラック18に噛み合っている。つまり、
一対の導入ロール8,8は中折り綴じプレート16の待
機位置から中折り綴じ位置への移動に連動し、中折りさ
れた用紙P1を中折り綴じプレート16と共に移動する
方向に回転されるようになっている。また、一対の導入
ロール8,8は、ギア9の噛み合いを保持しつつ互いに
離接方向に移動自在で、且つ、接触する方向に付勢手段
であるバネ11によって付勢されている。さらに、各導
入ロール8と各支軸8aとの間には図示しないワンウエ
イクラッチが介在されており、各導入ロール8は用紙P
1をスリット7内に進入させる方向の回転が各支軸8a
より伝達され、その反対方向の回転が伝達不能とされて
いる。
【0038】図1〜図3に示すように、一対の側板2
a,2a間にはハンドル12がその基端側を支軸13を
介して回転自在に支持され、その先端側が用紙セット台
3の上方に配置されることによってユーザが手動で操作
できるように設けられている。このハンドル12の操作
は、図2の矢印A方向の送り操作と、図2の矢印B方向
の戻り操作である。また、ハンドル12の中間位置の下
方には押圧ロール14が回転自在に支持され、この押圧
ロール14は中折り綴じプレート16の押圧作用部16
a上に当接されている。
【0039】中折り綴じプレート16は、用紙セット台
3の上方位置で、且つ、用紙セット台3のスリット7の
位置に対応する上方位置に配置されている。中折り綴じ
プレート16の左右両端部分の一部は一対の側板2a,
2aにそれぞれ設けられた図1に示すガイド孔17に挿
入され、このガイド孔17は上下方向に延びている。ま
た、中折り綴じプレート16の上端には押圧作用部16
aが固定されている。この押圧作用部16aとハンドル
12の押圧ロール14を支持する部材とは連結部材15
を介して連結され、押圧作用部16aと連結部材15と
の間は長孔15aを介して連結されることによって、多
少のリンク長を可変しつつ連結を保持するようになって
いる。そして、中折り綴じプレート16はハンドル12
の操作に連動して用紙セット台3のスリット7に進入し
ない図2にて実線で示す待機位置と、用紙セット台3の
スリット7に進入する図2にて仮想線で示す中折り綴じ
位置との間で移動されるようになっている。
【0040】さらに、中折り綴じプレート16の一端側
の側板2aより突出した箇所にはラック18が設けら
れ、このラック18が前記したように一対の導入ロール
8,8のピニオン10に噛み合っている。そして、一方
の中折り綴じプレート16の待機位置から中折り綴じ位
置への移動に際して一対の導入ロール8,8が回転する
ようになっている。つまり、一対の導入ロール8,8も
ハンドル12の送り操作に連動して回転されるようにな
っている。
【0041】また、中折り綴じプレート16の下端、つ
まり、スリット7の進入先端であって、且つ、一対のス
テープラ20,20に対応する位置には針曲げ部19が
それぞれ設けられている。この各ステープラ20は、用
紙セット台3のスリット7の下方位置に固定されてお
り、上方に向かってコ字状の針(いわゆるステープル)
30を打つように配置されている。また、各ステープラ
20は、中折り綴じ位置に位置する中折り綴じプレート
16に対して用紙P1を介して圧接され、この圧接力に
よって用紙P1に針30を打つように設定されている。
【0042】図1〜図3に示すように、一対の側板2
a,2a間の用紙セット台3の下方位置には用紙導出部
材21が水平方向にスライド自在に設けられている。こ
の用紙導出部材21の支持ピン22は、ハンドル12の
支軸13に固定された揺動プレート23のカム孔24に
係合され、ハンドル12の回転操作に連動して移動され
るようになっている。つまり、中折り綴じプレート16
を中折り綴じ位置とするハンドル12の下位置では、ス
リット7の下方位置より退出して用紙P1の進入を許容
し、且つ、用紙P1を排出方向に導かない図2にて仮想
線で示す待機位置に位置し、中折り綴じプレート16を
待機位置とするハンドル12の上位置では、スリット7
の下方位置より突出して用紙P2を排出方向に導く図2
にて実線で示す導出位置に位置するようになっている。
【0043】また、一対の側板2a,2a間の用紙セッ
ト台3の下方位置で、且つ、用紙導出部材21によって
中折り中綴じされた用紙P2が導かれる位置には、一対
の折り付けロール25,25が設けられている。この一
対の折り付けロール25,25の一方の支軸25aには
プーリ26が設けられ、このプーリ26とハンドル12
の支軸13に固定されたプーリ27との間にはベルト2
8が掛けられている。各折り付けロール25と各支軸2
5aとの間には図示しないワンウエイクラッチが介在さ
れており、中折り中綴じされた用紙P2を排出方向に移
動する回転方向の回転のみが各支軸25aから折り付け
ロール25に伝達可能になっている。つまり、ハンドル
12が下位置から上位置に回転操作されると、この回転
がベルト28を介して一対の折り付けロール25,25
に伝達され、この一対の折り付けロール25,25が挟
持された用紙P2を排出方向に移動するべく回転される
ようになっている。
【0044】次に、中折り綴じ装置1の中折り綴じ動作
を説明する。所定サイズの用紙P1の丁度中間位置で中
折りし、且つ、中綴じする場合を例に説明すると、スト
ッパ部材6は、所定サイズの用紙P1をストッパ部材6
に当接するように用紙セット台3に載置した際に、用紙
P1の丁度中間位置がスリット7の位置となるように位
置調整されている。
【0045】図4に示すように、ユーザが用紙セット台
3上に複数の重畳された用紙P1を挿入し、用紙P1の
挿入先端面がストッパ部材6に当接する位置にセット
し、次に、ハンドル12を図4の矢印A方向に送り操作
すると、待機位置の中折り綴じプレート16が用紙P1
の上方から降下して用紙P1に当接し、この状態より更
にハンドル12を送り操作すると、用紙P1が中折り綴
じプレート16によってその当接位置で折曲されつつ中
折り綴じプレート16と共に用紙セット台3のスリット
7に挿入される。
【0046】また、中折り綴じプレート16の降下によ
って一対の導入ロール8,8が用紙P1を中折り綴じプ
レート16と共に移動させる方向に回転し、用紙P1が
スムーズにスリット7内に挿入される。また、ハンドル
12の送り操作によって用紙導出部材21がスリット7
の下方位置である導出位置より退出して中折り綴じプレ
ート16及びこれに伴い挿入される用紙P1の移動が許
容される。
【0047】そして、ユーザは、中折り綴じプレート1
6が中折り綴じ位置に達するとハンドル12の送り操作
を停止する。図5に示すように、中折り綴じプレート1
6が中折り綴じ位置まで降下すると、中折り綴じプレー
ト16の針曲げ部19が用紙P1を介して一対のステー
プラ20,20に圧接される。この圧接力によって各ス
テープラ20が針打ちを行い、用紙P1に打たれた針3
0の先端が針曲げ部19で曲げられる。これで、複数の
重畳された用紙P1が中折りされ、且つ、中綴じされた
用紙P2となる。
【0048】次に、ユーザがハンドル12を図6の矢印
B方向に戻り操作すると、このハンドル12の戻り操作
に連動して中折り綴じプレート16が上昇するが、一対
の導入ロール8,8がワンウエイクラッチによって中折
り綴じプレート16の移動に連動せずに回転駆動しない
ことも相俟って、中折り中綴じ状態の用紙P2が中折り
綴じプレート16とともに上昇せずにその位置に留ま
る。また、ハンドル12の戻り操作に連動して用紙導出
部材21が待機位置からスリットの下方位置である導出
位置まで突出し、中折り中綴じされた用紙P2を排出方
向の一対の折り付けロール25,25側に導く。この一
対の折り付けロール25,25はハンドル12の戻り操
作に連動して中折り中綴じされた用紙P2を排出方向に
移動させる方向に回転している。そのため、図6に示す
ように、中折り中綴じされた用紙P2が一対の折り付け
ロール25,25の間を通って排出方向に更に導かれ
る。
【0049】そして、ユーザがハンドル12の戻し操作
を終えると、一対の折り付けロール25,25より突出
した中折り中綴じされた用紙P2を、一対の折り付けロ
ール25,25間より引き抜く。すると一対の折り付け
ロール25,25はワンウエイクラッチによって空転
し、中折り綴じされた用紙P2が容易に引き抜かれる。
尚、一対の導入ロール8,8もワンウエイクラッチによ
って空転するため、中折り綴じされた用紙P2の引き抜
きを妨げない。
【0050】以上、前記中折り綴じ装置1では、用紙セ
ット台3に中折りしたい位置をスリット7の位置になる
ように用紙P1をセットし、中折り綴じプレート16を
待機位置から中折り綴じ位置方向に移動すると、中折り
綴じプレート16の先端の位置で用紙P1が中折りされ
つつスリット7内に挿入され、中折り綴じプレート16
が中折り綴じ位置まで移動すると、中折り綴じプレート
16の先端の位置で用紙P1にステープラ20によって
針打ちされることから用紙P1の中折り位置と中綴じ位
置とが必然的に一致し、位置決め機構を付加する必要が
ない。従って、中折り、中綴じの位置精度が良好で、し
かも構造が簡単な中折り綴じ装置1を提供できる。
【0051】また、前記第1実施形態では、ユーザが手
動で操作できるハンドル12を設け、このハンドル12
の操作に連動して中折り綴じプレート16が待機位置と
中折り綴じ位置との間で移動するので、ユーザの手動で
中折り綴じ操作ができるため、より構造が簡単で、コス
ト安にできる。
【0052】また、前記第1実施形態では、スリット7
内に一対の導入ロール8,8を設け、この一対の導入ロ
ール8,8間に中折り綴じプレート16が用紙P1と共
に進入するように設けたので、中折り綴じプレート16
の移動によって複数の用紙P1がスリット7内に挿入さ
れる過程で、複数の用紙P1が一対の導入ロール8,8
の回転によりスムーズに移動されるため、用紙P1に極
力ダメージを与えることなく中折り動作を行うことがで
きる。
【0053】前記第1実施形態では、一対の導入ロール
8,8は、離接方向に移動自在で、且つ、接触する方向
に付勢手段であるバネ11により付勢されているので、
複数の用紙P1の全体の厚みに応じて一対の導入ロール
8,8間が可変し、且つ、付勢手段であるバネ11によ
って所定の挟持力を作用させるため、種々の全体厚みの
用紙P1に対して中折りを行うことができる。また、一
対の導入ロール8,8は、中折り綴じプレート16の待
機位置から中折り綴じ位置への移動に際し、挟持された
用紙P1を共に移動する方向に回転するので、用紙P1
が中折り綴じプレート16に押圧されて中折りされる際
に、一対の導入ロール8,8が用紙P1を共に送り込む
ため、用紙P1の中折りがスムーズに行われる。さら
に、一対の導入ロール8,8は、中折り綴じプレート1
6が待機位置から中折り綴じ位置に進む際に、ハンドル
12の操作に連動して回転するので、一対の導入ロール
8,8の駆動を別途行う必要がないため、ユーザの使い
勝手が良い。
【0054】また、前記第1実施形態では、中折り綴じ
プレート16が中折り綴じ位置から待機位置に戻る際
に、中折り綴じされた用紙P2を排出方向に導く用紙導
出部材21を設けたので、中折り綴じされた用紙P2が
取りやすい位置まで排出されるため、ユーザの使い勝手
が良い。
【0055】また、前記第1実施形態では、用紙導出部
材21によって用紙P2が導かれる位置に一対の折り付
けロール25,25を設け、この一対の折り付けロール
25,25間に進入した用紙P2を回転によって排出方
向に移動するので、中折り綴じされた用紙P2がより取
りやすい位置まで排出されると共に良好な中折りがなさ
れるため、ユーザの使い勝手が非常に良い。さらに、用
紙導出部材21は、中折り綴じプレート16が中折り綴
じ位置から待機位置に戻る際に、ハンドル12の操作に
連動して移動するので、用紙導出部材21の駆動を別途
行う必要がないため、ユーザの使い勝手が良い。
【0056】さらに、前記第1実施形態では、一対の折
り付けロール25,25は、ハンドル12の操作に連動
して回転するので、一対の折り付けロール25,25の
回転駆動を別途行う必要がないため、ユーザの使い勝手
が良い。
【0057】尚、前記第1実施形態では、中折り綴じ装
置1は動力源を一切使用せずに構成されているので、従
来例に比較して非常に低コストで作製することができ
る。
【0058】図7〜図22は、本発明の第2実施形態を
示し、図7は中折り綴じ装置の斜視図、図8は中折り綴
じプレートが待機位置に位置する中折り綴じ装置の概略
構成図、図9は中折り綴じ駆動機構の中折り綴じ駆動系
の要部の正面図、図10は中折り綴じ駆動機構の中折り
綴じ駆動系の平面図、図11は中折り綴じ機構の用紙排
出系の要部の正面図、図12は中折り綴じ機構の用紙排
出系の平面図、図13〜図15は中折り綴じ動作の各過
程を示す中折り綴じ装置の概略構成図、図16〜図20
は中折り綴じ動作の各過程のスイッチ位置を示す中折り
綴じ駆動機構の回路図、図21はカウンター機構の平面
図、図22はカウンター機構の正面図である。
【0059】図7及び図8に示すように、中折り綴じ装
置31の筐体32は、一定間隔を置いて平行に立設され
た一対の側板32a,32aと、この一対の側板32
a,32a間を後方で一体連結する後板32bと、一対
の側板32a,32a間を前方で一体連結する前板32
cと、一対の側板32a,32a間を上方で一体連結す
る上板32dとを有する。一対の側板32a,32a間
には水平方向に配置された用紙セット台33が固定され
ており、この用紙セット台33の上方で、且つ、前板3
2cとの間隙スペースが給紙スペース34とされ、該用
紙セット台33の下方スペースが排紙スペース35とさ
れている。用紙セット台33上に前方より複数の重畳
(積層)された用紙P1をセットし、用紙セット台33
の下方の前方より中折り中綴じされた用紙P2を取り出
すようになっている。
【0060】用紙セット台33の後方には、前記第1実
施形態と同様に、ストッパ部材36が設けられ、このス
トッパ部材36によって用紙P1を用紙セット台33上
の所定の位置に容易にセットできるようになっている。
ストッパ部材36は、用紙セット台33の前後方向に移
動自在に、且つ、適宜の位置で位置決めできる。これに
より各種サイズの用紙P1について、且つ、中折り綴じ
位置を所望の位置に可変することができるようになって
いる。
【0061】用紙セット台33の前方位置で、且つ、左
右のエッジ位置近くには一対の用紙左右ガイド37,3
7が設けられており、この一対の用紙左右ガイド37,
37によって複数の用紙P1を左右ズレすることなく、
且つ、左右同一位置にセットできるようになっている。
【0062】用紙セット台33の略中央にはスリット3
8が設けられ、このスリット38は左右方向に延びてお
り、且つ、中折り中綴じされる用紙P1の幅よりも十分
に長寸法に設けられている。
【0063】一対の導入ロール39,39は、スリット
38内に回転自在に設けられている。この各導入ロール
39は、例えば硬度60度程度の表面ゴム製であり、摩
擦力のみを要求し弾性を要求しないものとして構成され
ている。各導入ロール39,39の支軸39a,39a
の一端側には互いに噛み合うギア40,40がそれぞれ
固定されている。図12に示すように、一対の導入ロー
ル39,39は、ギア40,40の噛み合いを保持しつ
つ互いに離接方向に移動自在で、且つ、接触する方向に
付勢手段であるバネ41によって付勢されている。そし
て、この一対の導入ロール39,39は、用紙P1をス
リット38内に進入させる方向に中折り綴じ駆動機構4
2の用紙排出系によって回転駆動される。
【0064】また、各導入ロール39と各支軸39aと
の間には図示しないワンウエイクラッチが介在されてお
り、一対の導入ロール39,39は用紙P1をスリット
38内に進入させる方向の回転が各支軸39aより伝達
されるが、その反対方向の回転が伝達不能とされてい
る。これによって、一対の導入ロール39,39は、中
折り綴じプレート43の待機位置から中折り綴じ位置へ
の移動に際し、中折りされた用紙P1を中折り綴じプレ
ート43と共に移動する方向に自由回転されるようにな
っている。
【0065】中折り綴じプレート43は、用紙セット台
33の上方位置で、且つ、用紙セット台33のスリット
38の位置に対応する上方位置に配置されている。中折
り綴じプレート43の上端部には左右両端より突出する
ガイドピン44が設けられ、この左右のガイドピン44
は一対の側板32a,32aにそれぞれ設けられたガイ
ド孔45に挿入され、このガイド孔45は上下方向に延
びている。そして、中折り綴じプレート43は、用紙セ
ット台33のスリット38に進入しない図8の待機位置
と、用紙セット台33のスリット38に進入する図15
の中折り綴じ位置との間を中折り綴じ駆動機構42の中
折り綴じ駆動系によって駆動される。
【0066】また、中折り綴じプレート43の下端、つ
まり、スリット38の進入先端であって、且つ、一対の
ステープラ46,46に対応する位置には、前記第1実
施形態と同様に、針曲げ部(図示省略)がそれぞれ設け
られている。この各ステープラ46は、用紙セット台3
3のスリット38の下方位置に固定されており、上方に
向かってコ字状の針(いわゆるステープル)30を打つ
ように配置されている。また、各ステープラ46は、中
折り綴じ位置に位置する中折り綴じプレート43に対し
て用紙P1を介して圧接され、この圧接力によって用紙
P1に針30を打つように設定されている。さらに、一
対のステープラ46,46は、筐体32内に着脱自在に
配置されたステープラ台47上に固定され、このステー
プラ台47はつまみ47aの操作によって着脱できるよ
うになっている。ステープラ台47は、バネ性を有する
板金にて構成され、ステープラ46に作用する中折り綴
じプレート43の押圧力を緩和するようになっている。
【0067】図8に示すように、一対の側板32a,3
2a間の用紙セット台33の下方位置には用紙導出部材
48が水平方向にスライド自在に設けられている。この
用紙導出部材48の左右端より突出された支持ピン49
は、一対の側板32a,32aにそれぞれ設けられたガ
イド孔50に挿入され、このガイド孔50は水平方向に
延びている。そして、用紙導出部材48は、スリット3
8の下方位置より退出して用紙P1の進入を許容し、且
つ、用紙P1を排出方向に導かない図15の待機位置
と、スリット38の下方位置より突出して用紙P2を排
出方向に導く図8の導出位置との間を中折り綴じ駆動機
構42の中折り綴じ駆動系によって駆動される。
【0068】また、一対の側板32a,32a間の用紙
セット台33の下方位置で、且つ、用紙導出部材48に
よって中折り綴じされた用紙P2が導かれる位置には、
一対の折り付けロール51,51が設けられている。こ
の各折り付けロール51は例えば硬度60度以下のゴム
製であり、弾性を有するものとして構成されている。こ
の一対の折り付けロール51,51の支軸51a,51
aの一端側には互いに噛み合うギア52,52がそれぞ
れ固定されている。さらに、一対の折り付けロール5
1,51は、ギア52,52の噛み合いを保持しつつ互
いに離接方向に移動自在で、且つ、接触する方向に付勢
手段であるバネ53によって付勢されている。このバネ
53のバネ力は、一対の導入ロール39,39側の折り
付けよりも強く折り付けを行うために、一対の導入ロー
ル39,39側のバネ41よりも強く設定されている。
そして、この一対の折り付けロール51,51は、挟持
された用紙P1を排出させる方向に中折り綴じ駆動機構
42の用紙排出系によって回転駆動される。
【0069】また、各折り付けロール51と各支軸51
aとの間には図示しないワンウエイクラッチが介在され
ており、一対の折り付けロール51,51は用紙P2を
排出させる方向の回転が各支軸51aより伝達される
が、その反対方向の回転が伝達不能とされている。これ
によって、一対の折り付けロール51,51は、挟持さ
れた用紙P2をユーザが排出方向に引っ張ると、自由回
転してジャミングした用紙P2を容易に取り出すことが
できるようになっている。
【0070】次に、中折り綴じ駆動機構42を説明す
る。中折り綴じ駆動機構42の中折り綴じ駆動系は、図
9及び図10に示すように、中折り綴じ装置31の唯一
の駆動源である交流モータ60を有し、この交流モータ
60の回転軸60aの外周には第1ワンウエイクラッチ
61を介在して第1ギア62が設けられている。第1ワ
ンウエイクラッチ61は、交流モータ60の反時計方向
(図9及び図11から見た場合で矢印A方向、以下同
じ)の回転のみを第1ギア62に伝達し、交流モータ6
0の時計方向の回転では第1ギア62は空転される。第
1ギア62には大径の第2ギア63が噛み合い、この第
2ギア63にはその回転支持ピン63aの偏芯位置にカ
ムピン65が固定されている。このカムピン65が揺動
レバー66のカム孔66aに挿入されており、揺動レバ
ー66は、側板32aに中心ピン67を支点として支持
されている。揺動レバー66の上方側端には中折り綴じ
プレート43のガイドピン44が係合されており、第2
ギア63の回転で揺動プレート65が揺動することによ
って中折り綴じプレート43が上下動される。揺動レバ
ー65の下方側端には用紙導出部材48の支持ピン49
が係合されており、第2ギア63の回転で揺動レバー6
6が揺動することによって用紙導出部材48が水平移動
される。
【0071】また、第2ギア63には第3ギア64が噛
み合い、この第3ギア64の支軸64aは他方の側板3
2aにまで延設され、他方の側板32aの側にも同じ機
構(第3ギア64と第2ギア63及び揺動レバー66)
が設けられている。これにより、中折り綴じプレート4
3及び用紙導出部材48の移動が確実、且つ、スムーズ
に行われるようになっている。
【0072】以上より、交流モータ60の反時計方向
(図9の矢印A方向)の回転時にあって、中折り綴じプ
レート43が待機位置から中折り綴じ位置への往復移動
を行うと共に、用紙導出部材48が待機位置から導出位
置への往復移動を行う。そして、中折り綴じプレート4
3が待機位置では用紙導出部材48が導出位置に位置
し、中折り綴じプレート43が中折り綴じ位置では用紙
導出部材48が待機位置に位置するようになっている。
【0073】図11及び図12に示すように、中折り綴
じ駆動機構42の用紙排出系は、中折り綴じ装置31の
唯一の駆動源である交流モータ60を駆動源として兼用
し、この交流モータ60の回転軸60aの外周には第2
ワンウエイクラッチ70を介在して大径プーリ71が設
けられている。この第2ワンウエイクラッチ70は、交
流モータ60の時計方向(図9及び図11から見た場合
で矢印B方向、以下同じ)の回転のみを大径プーリ71
に伝達し、交流モータ60の反時計方向の回転では大径
プーリ71は空転される。この大径プーリ71にはタイ
ミングベルト72の一端側が掛けられ、タイミングベル
ト72の他端側は小径プーリ73に掛けられている。こ
の小径プーリ73は、一方の導入ロール39の支軸39
aに固定されている。又、他方の導入ロール39の支軸
39aに固定されたギア40にはアイドラギア74が噛
み合い、このアイドラギア74は一方の折り付けロール
51の支軸51aのギア52に噛み合っている。
【0074】以上より、一対の導入ロール39,39及
び一対の折り付けロール51,51は、共に交流モータ
60の時計方向(図11の矢印B方向)の回転時にあっ
て挟持された用紙P2を排出する方向に回転駆動され
る。そして、一対の導入ロール39,39の周速度に対
して一対の折り付けロール51,51の周速度は、20
%以内の範囲で速くなるように設定されている。
【0075】次に、中折り綴じ駆動機構42の回路構成
を図16〜図20に基づいて説明する。図16〜図20
に示すように、交流モータ60は共通端子t1と時計方
向側端子t2と反時計方向側端子t3とを有し、時計方
向側端子t2と反時計方向側端子t3との間にはコンデ
ンサCが介在され、時計方向側端子t2と反時計方向側
端子t3への電源入力を可変することによって回転方向
が切り替えれる。交流モータ60と交流電源75との間
には、スタートスイッチSW1とモータ逆転スイッチS
W2とが介在され、これら2つのスイッチSW1,SW
2によって時計方向側端子t2と反時計方向側端子t3
への電源入力が切り替えられるようになっている。
【0076】スタートスイッチSW1は、図7に示す前
板32cに設けられ、ユーザによって操作される。この
スタートスイッチSW1は、内蔵バネによって時計方向
選択側端子t4に付勢され、ユーザの押下操作によって
反時計方向選択側端子t5に切り替えられるようになっ
ている。
【0077】モータ逆転スイッチSW2は、図8等に示
す筐体32内に設けられ、中折り綴じプレート43の位
置によって操作される。このモータ逆転スイッチSW2
は、内蔵バネによって反時計方向選択側端子t6に付勢
され、中折り綴じプレート43の待機位置及びその付近
に対応する揺動レバー66の位置では揺動レバー66に
押下されることによって時計方向選択側端子t7に位置
される。中折り綴じプレート43の上記位置以外に対応
する揺動レバー66の位置では内蔵バネのバネ力によっ
て反時計方向選択側端子t6に位置される。
【0078】次に、中折り綴じ装置31の中折り綴じ動
作を説明する。所定サイズの用紙P1の丁度中間位置で
中折りし、且つ、中綴じする場合を例に説明すると、ス
トッパ部材36は、所定サイズの用紙P1をストッパ部
材36に当接するように用紙セット台33に載置した際
に、用紙P1の丁度中間位置がスリット38の位置とな
るように位置調整する。
【0079】中折り綴じ装置31に電源を投入すると、
図16に示すように、交流電源75の交流電流が交流モ
ータ60の時計方向側端子t2に入力され、交流モータ
60が時計方向に回転する。交流モータ60の時計方向
回転により、一対の導入ロール39,39及び一対の折
り付けロール51,51が用紙排出方向に回転駆動され
る。このような状態にあって、図8に示すように、ユー
ザが用紙セット台33上に複数の重畳された用紙P1を
挿入し、用紙P1の挿入先端面がストッパ部材36に当
接する位置にセットする。
【0080】次に、ユーザがスタートスイッチSW1を
押下する。すると、図17に示すように、交流モータ6
0の反時計方向側端子t3に電源入力が切り替えられ、
交流モータ60が反時計方向に逆回転する。交流モータ
60の反時計方向回転により、一対の導入ロール39,
39及び一対の折り付けロール51,51の回転駆動が
停止される一方で、中折り綴じプレート43が待機位置
から中折り綴じ位置に、また、用紙導出部材48が導出
位置から待機位置にそれぞれ移動を開始する。待機位置
の中折り綴じプレート43が用紙P1の上方から降下し
て用紙P1に当接し、この状態より更に降下すると、用
紙P1が中折り綴じプレート43によってその当接位置
で折曲されつつ中折り綴じプレート43と共に用紙セッ
ト台33のスリット38に挿入される。中折り綴じプレ
ート43の降下によって一対の導入ロール39,39が
用紙P1を中折り綴じプレート43と共に移動させる方
向に追従回転し、用紙P1がスムーズにスリット38内
に挿入される。また、用紙導出部材48がスリット38
の下方位置である導出位置より退出することにより中折
り綴じプレート43及びこれに伴い挿入される用紙P1
の移動が許容される。
【0081】また、上記動作過程にあって、スタートス
イッチSW1を押下した後、揺動レバー66が少し移動
すると、図18及び図19に示すように、揺動レバー6
6がモータ逆転スイッチSW2を押圧しなくなるため、
モータ逆転スイッチSW2が反時計方向選択側に切り替
えられ、ユーザがスタートスイッチSW1の押下を解除
しても交流モータ60は反時計方向に回転し続ける。
【0082】そして、図13に示すように、中折り綴じ
プレート43が中折り綴じ位置まで降下すると、中折り
綴じプレート43の針曲げ部が用紙P1を介して一対の
ステープラ46,46に圧接される。この圧接力によっ
て各ステープラ46が針打ちを行い、用紙P1に打たれ
た針30の先端が針曲げ部で曲げられる。これで、複数
の重畳された用紙P1が中折りされ、且つ、中綴じされ
た用紙P2となる。
【0083】次に、中折り綴じプレート43が中折り綴
じ位置まで降下すると、今度は中折り綴じプレート43
が上昇するが、一対の導入ロール39,39がワンウエ
イクラッチによって中折り綴じプレート43の移動に連
動せずに回転しないことも相俟って、中折り中綴じ状態
の用紙P2が中折り綴じプレート43とともに上昇せず
にその位置に留まる。そして、図14に示すように、中
折り綴じプレート43は待機位置まで上昇する。また、
用紙導出部材48が待機位置から導出位置まで突出し、
中折り中綴じされた用紙P2を排出方向の一対の折り付
けロール51,51側に導く。
【0084】また、上記動作過程にあって、中折り綴じ
プレート43が待機位置の近傍まで上昇すると、図20
に示すように、揺動レバー66が再びモータ逆転スイッ
チSW2を押下し、交流モータ60の時計方向側端子t
2に電源入力が切り替えられ、交流モータ60が時計方
向に逆回転する。これによって中折り綴じプレート43
が待機位置で、用紙導出部材48が導出位置で共に停止
される一方で、一対の導入ロール39,39及び一対の
折り付けロール51,51が用紙排出方向に回転駆動さ
れる。そのため、中折り中綴じされた用紙P2が一対の
折り付けロール51,51の間を通って排出される。
【0085】以上、前記中折り綴じ装置31では、用紙
セット台33に中折りしたい位置をスリット38の位置
になるように用紙P1をセットし、スタートスイッチS
W1を操作するだけで自動的に中折り綴じプレート43
を待機位置から中折り綴じ位置方向に移動し、中折り綴
じプレート43の先端の位置で用紙P1が中折りされつ
つスリット38内に挿入され、中折り綴じプレート43
が中折り綴じ位置まで移動すると、中折り綴じプレート
43の先端の位置で用紙P1にステープラ46によって
針打ちされることから用紙P1の中折り位置と中綴じ位
置とが必然的に一致し、位置決め機構を付加する必要が
ない。従って、中折り、中綴じの位置精度が良好で、し
かも構造が簡単な中折り綴じ装置31を提供できる。
【0086】前記第2実施形態では、交流モータ60を
設け、この交流モータ60の駆動力で中折り綴じプレー
ト43が待機位置と中折り綴じ位置との間で移動するよ
うにしたので、交流モータ43の駆動力で中折り綴じ作
業ができる。従って、手動による中折り綴じ作業に比べ
てユーザの作業が軽減され、その結果、作業ミスの低
減、処理の高速化になる。また、手動による中折り綴じ
作業に較べて中折り綴じプレート43の動作が安定する
ことから中折り綴じの品質が向上する。又、処理の高速
化、不安定さがない。
【0087】前記第2実施形態では、一対の導入ロール
39,39及び一対の折り付けロール51,51は、交
流モータ60の駆動力で回転するように構成したので、
中折り綴じプレート43を駆動する交流モータ60によ
って一対の導入ロール39,39及び一対の折り付けロ
ール51,51の駆動がなされるため、搭載するモータ
数を低減できる。第2実施形態では、交流モータ60を
1個のみ搭載することによって中折り綴じ装置31が作
製されている。
【0088】次に、第2実施形態の中折り綴じ装置31
に付設されるカウンター機構80を図21及び図22に
基づいて説明する。
【0089】図21及び図22に示すように、カウンタ
ー機構80は、ステープラ46,46の残り針数を表示
するものであり、支持軸64aに固定されたウォームギ
ア81と、このウォームギア81に噛み合い、支持プレ
ート82に回転自在に支持されたウォームホイール83
と、このウォームホイール83と同軸上で、且つ、別個
独立に回転できるダイアルプレート84と、ダイアルプ
レート84とウォームホイール83とを所定の摩擦力で
密着させるバネ板85とから構成されている。ダイアル
プレート84の外周には所定間隔で目盛りが設けられて
おり、ダイアルプレート84はウォームホイール83の
回転時にはバネ板85のバネ力によって共に回転する。
ウォームホイール83は、第2ギア63の回転数に比例
して回転角度が決定されるため、この関係を利用してダ
イアルプレート84で残り針数を表示するものである。
【0090】つまり、第2ギア63は1回の針打ち動作
で1回転するため、第3ギア64は第2ギア63とのギ
ア比によって決まる回転数だけ回転する。また、第3ギ
ア64とウォームギア81とは同じ回転数であり、ウォ
ームホイール83はウォームギア81の1回転で1歯だ
け進む。従って、第2ギア62の回転数とウォームホイ
ール83の回転角度とが比例し、この比例関係によって
残り針数を表示させることができる。例えば、針数が1
00、第2ギア63が60歯、第3ギアが30歯であ
り、100針打ったところでウォームホイール83が丁
度1回転するようにするには、ウォームホイール83の
歯数を200歯とすれば良い。
【0091】このカウンター機構80を搭載すれば、ユ
ーザはステープラ46,46内の針30が無くなる前に
針30の補充時期を知ることができる。
【0092】尚、一体に連接された針数の途中で折れた
針30や、一体に連接された針数の途中まで使った針3
0を使用する場合には、その針数に対応する回転位置に
ユーザがダイアルプレート84をセットする。このよう
にすれば、一体に連接された針数の途中で折れた針30
や、一体に連接された針数の途中まで使った針30を使
用する場合にも残り針数を正確に表示できる。
【0093】図23はカウンター機構の変形例の概略構
成図である。図23に示すように、変形例のカウンター
機構90は、第2ギア63と同軸で、所定の摩擦力によ
って固定された第1カウンターギア91と、この第1カ
ウンターギア91に噛み合い、マーク(マーク位置を矢
印で図示)が付けられた第2カウンターギア92と、こ
の第2カウンターギア92に近接配置され、マーク(マ
ーク位置を矢印で図示)が付けられたマークプレート9
3とから構成されている。第1カウンターギア91は、
ステープラ46にセットするセット針数Nより+1した
歯数とし、第2カウンターギア92は、ステープラ46
にセットするセット針数Nと同数の歯数に設定する。中
折り綴じ動作を1回、つまり、針打ちを1回すると、第
2カウンターギア92は1回転と1/N回転することに
なる。中折り綴じ動作をN回、つまり、針打ちをN回す
ると、第2カウンターギア92はN回転プラス1(=N
/N)回転することになる。従って、このように構成す
ることにより、第2カウンターギア92のマーク位置が
丁度1回転した位置で停止させることができ、残り針数
を表示することができる。
【0094】尚、第2実施形態では、操作を確実にする
ため、用紙P1をストッパ部材36に当接する位置にセ
ットした後、ユーザがスタートスイッチSW1を押下す
る構成としたが、スタートスイッチSW1をストッパ部
材36の用紙P1が当接する位置に装着すれば、用紙P
1をセットするだけで、自動的にスタートが行われる構
成とすることができる。
【0095】尚、前記第2実施形態では、モータとして
交流モータ60を使用したため、自動の中折り綴じ装置
31の電気系を安価に作製できるが、交流モータ60以
外で作製しても良いことは勿論である。
【0096】尚、前記第1及び第2実施形態によれば、
用紙P1の丁度中間位置で中折り中綴じを行う場合を説
明したが、用紙P1の丁度中間位置以外で中折り中綴じ
する場合にも同様に適用できる。また、ステープラ2
0,46は2箇所に設けられ、用紙P1の2箇所に針3
0を打つ場合を説明したが、ステープラ20,46の個
数は1個でも3個以上でも良いことは勿論である。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、用紙セット台に中折りしたい位置をスリット位
置になるように用紙をセットし、中折り綴じプレートを
待機位置から中折り綴じ位置方向に移動すると、中折り
綴じプレートの先端の位置で用紙が中折りされつつスリ
ット内に挿入され、中折り綴じプレートが中折り綴じ位
置まで移動すると、中折り綴じプレートの先端の位置で
用紙にステープラによって針打ちされるため、用紙の中
折り位置と中綴じ位置とが必然的に一致し、位置決め機
構を付加する必要がない。従って、中折り、中綴じの位
置精度が良好で、しかも構造が簡単である。
【0098】請求項2の発明によれば、手動でハンドル
を操作して中折り綴じ操作ができるため、より構造が簡
単で、コスト安にできる。
【0099】請求項3の発明によれば、モータの駆動力
で中折り綴じ操作ができるため、手動による中折り綴じ
作業に比べユーザの作業が軽減され、その結果、ミスの
低減、処理の高速化になる。また、手動による中折り綴
じ作業に較べて中折り綴じプレートの動作が安定するこ
とから中折り綴じの品質が向上する。さらに、処理の高
速化、不安定さがない。
【0100】請求項4の発明によれば、中折り綴じプレ
ートの移動によって複数の用紙がスリット内に挿入され
る過程で、複数の用紙が一対の導入ロールの回転により
スムーズに移動されるため、用紙に極力ダメージを与え
ることなく中折り動作を行うことができる。
【0101】請求項5の発明によれば、複数の用紙の全
体の厚みに応じて一対の導入ロール間が可変し、且つ、
付勢手段によって所定の挟持力を作用させるため、種々
の全体厚みの用紙に対して中折りを行うことができる。
【0102】請求項6の発明によれば、用紙が中折り綴
じプレートに押圧されて中折りされる際に、一対の導入
ロールが用紙を共に送り込むため、用紙の中折りがスム
ーズに行われる。
【0103】請求項7の発明によれば、一対の導入ロー
ルの駆動を別途行う必要がないため、使い勝手が良い。
【0104】請求項8の発明によれば、中折り綴じプレ
ートを駆動するモータによって一対の導入ロールの駆動
がなされるため、搭載するモータ数を低減できる。
【0105】請求項9の発明によれば、中折り綴じされ
た用紙が取りやすい位置まで排出されるため、ユーザの
使い勝手が良い。
【0106】請求項10の発明によれば、中折り綴じさ
れた用紙がより取りやすい位置まで排出されると共に良
好な中折りがなされるため、使い勝手が非常に良い。
【0107】請求項11の発明によれば、用紙導出部材
の駆動を別途行う必要がないため、使い勝手が良い。
【0108】請求項12の発明によれば、一対の折り付
けロールの回転駆動を別途行う必要がないため、使い勝
手が良い。
【0109】請求項13の発明によれば、中折り綴じプ
レートを駆動するモータ、又は、これに加えて一対の導
入ロールを駆動するモータによって一対の折り付けロー
ルの駆動がなされるため、搭載するモータ数を低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、中折り綴じ装置
の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、中折り綴じ装置
の概略構成図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、中折り綴じ装置
の要部の斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、用紙セット台に
複数の用紙がセットされた状態を示す概略構成図であ
る。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、中折り綴じプレ
ートが中折り綴じ位置に位置する状態を示す概略構成図
である。
【図6】本発明の第1実施形態を示し、中折り綴じプレ
ートが中折り綴じ位置から待機位置に戻された状態を示
す概略構成図である。
【図7】本発明の第2実施形態を示し、中折り綴じ装置
の斜視図である。
【図8】本発明の第2実施形態を示し、中折り綴じプレ
ートが待機位置に位置し、用紙セット台に複数の用紙が
セットされた状態の中折り綴じ装置の概略構成図であ
る。
【図9】本発明の第2実施形態を示し、中折り綴じ駆動
機構の中折り綴じ駆動系の要部の正面図である。
【図10】本発明の第2実施形態を示し、中折り綴じ駆
動機構の中折り綴じ駆動系の平面図である。
【図11】本発明の第2実施形態を示し、中折り綴じ機
構の用紙排出系の要部の正面図である。
【図12】本発明の第2実施形態を示し、中折り綴じ機
構の用紙排出系の平面図である。
【図13】本発明の第2実施形態を示し、中折り綴じプ
レートが中折り綴じ位置に位置する中折り綴じ装置の概
略構成図である。
【図14】本発明の第2実施形態を示し、中折り綴じプ
レートが中折り綴じ位置から待機位置に戻される途中で
あって、用紙導出部材が中折り綴じされた用紙を排出側
に導いている状態の中折り綴じ装置の概略構成図であ
る。
【図15】本発明の第2実施形態を示し、中折り綴じプ
レートが中折り綴じ位置から待機位置に戻された状態の
中折り綴じ装置の概略構成図である。
【図16】本発明の第2実施形態を示し、中折り綴じ動
作の各過程のスイッチ位置を示す中折り綴じ駆動機構の
回路図である。
【図17】本発明の第2実施形態を示し、中折り綴じ動
作の各過程のスイッチ位置を示す中折り綴じ駆動機構の
回路図である。
【図18】本発明の第2実施形態を示し、中折り綴じ動
作の各過程のスイッチ位置を示す中折り綴じ駆動機構の
回路図である。
【図19】本発明の第2実施形態を示し、中折り綴じ動
作の各過程のスイッチ位置を示す中折り綴じ駆動機構の
回路図である。
【図20】本発明の第2実施形態を示し、中折り綴じ動
作の各過程のスイッチ位置を示す中折り綴じ駆動機構の
回路図である。
【図21】本発明の第2実施形態を示し、カウンター機
構の平面図である。
【図22】本発明の第2実施形態を示し、カウンター機
構の正面図である。
【図23】本発明の第2実施形態のカウンター機構の変
形例であって、そのカウンター機構の概略構成図であ
る。
【図24】従来例の中折り綴じ装置の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1,31 中折り綴じ装置 3,33 用紙セット台 7,38 スリット 8,8,39,39 一対の導入ロール 11,41 バネ(付勢手段) 12 ハンドル 16,43 中折り綴じプレート 19 針曲げ部 20,46 ステープラ 21,48 用紙導出部材 25,25,51,51 一対の折り付けロール 60 交流モータ(モータ) P1 単に重畳された用紙 P2 中折り中綴じされた用紙

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリットが設けられ、このスリットが開
    口される上面側に用紙がセットされる用紙セット台と、 この用紙セット台の前記スリットに進入しない待機位置
    と該スリットに進入する中折り綴じ位置との間で移動自
    在に設けられ、前記スリットの進入先端に針曲げ部を有
    する中折り綴じプレートと、 この中折り綴じプレートが中折り綴じ位置に位置する状
    態で前記用紙を介して圧接し、前記用紙に針打ちするス
    テープラとを備えたことを特徴とする中折り綴じ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の中折り綴じ装置であっ
    て、 手動で操作可能なハンドルを設け、このハンドルの操作
    に連動して前記中折り綴じプレートが待機位置と中折り
    綴じ位置との間で移動するようにしたことを特徴とする
    中折り綴じ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の中折り綴じ装置であっ
    て、 モータを設け、このモータの駆動力で前記中折り綴じプ
    レートが待機位置と中折り綴じ位置との間で移動するよ
    うにしたことを特徴とする中折り綴じ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3記載の中折り綴じ装
    置であって、 前記スリット内に一対の導入ロールを設け、この一対の
    導入ロール間に前記中折り綴じプレートが前記用紙と共
    に進入するようにしたことを特徴とする中折り綴じ装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の中折り綴じ装置であっ
    て、 前記一対の導入ロールは、離接方向に移動自在で、且
    つ、接触する方向に付勢手段により付勢されていること
    を特徴とする中折り綴じ装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5記載の中折り綴じ
    装置であって、 前記一対の導入ロールは、中折り綴じプレートの待機位
    置から中折り綴じ位置への移動に際し、中折りされた用
    紙を共に移動する方向に回転することを特徴とする中折
    り綴じ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の中折り綴じ装置であっ
    て、 前記一対の導入ロールは、前記中折り綴じプレートが待
    機位置から中折り綴じ位置に進む際に、前記ハンドルの
    操作に連動して回転することを特徴とする中折り綴じ装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の中折り綴じ装置であっ
    て、 前記一対の導入ロールは、前記モータの駆動力で回転す
    ることを特徴とする中折り綴じ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8記載の中折り綴じ装
    置であって、 前記中折り綴じプレートが中折り綴じ位置から待機位置
    に戻る際に、中折り綴じされた前記用紙を排出方向に導
    く用紙導出部材を設けたことを特徴とする中折り綴じ装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の中折り綴じ装置であっ
    て、 前記用紙導出部材によって前記用紙が導かれる位置に一
    対の折り付けロールを設け、この一対の折り付けロール
    間に進入した前記用紙を回転によって排出方向に移動す
    るようにしたことを特徴とする中折り綴じ装置。
  11. 【請求項11】 請求項9又は請求項10記載の中折り
    綴じ装置であって、 前記用紙導出部材は、前記中折り綴じプレートが中折り
    綴じ位置から待機位置に戻る際に、前記ハンドルや前記
    中折り綴じプレートの操作に連動して移動することを特
    徴とする中折り綴じ装置。
  12. 【請求項12】 請求項10又は請求項11記載の中折
    り綴じ装置であって、 前記一対の折り付けロールは、前記ハンドルの操作に連
    動して回転することを特徴とする中折り綴じ装置。
  13. 【請求項13】 請求項10又は請求項11記載の中折
    り綴じ装置であって、 前記一対の折り付けロールは、前記モータの駆動力で回
    転することを特徴とする中折り綴じ装置。
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