JPH08229846A - 電動ホッチキスにおける自動綴り準備機構 - Google Patents
電動ホッチキスにおける自動綴り準備機構Info
- Publication number
- JPH08229846A JPH08229846A JP7064985A JP6498595A JPH08229846A JP H08229846 A JPH08229846 A JP H08229846A JP 7064985 A JP7064985 A JP 7064985A JP 6498595 A JP6498595 A JP 6498595A JP H08229846 A JPH08229846 A JP H08229846A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driver plate
- staple
- plate
- sheet
- electric stapler
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27F—DOVETAILED WORK; TENONS; SLOTTING MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES
- B27F7/00—Nailing or stapling; Nailed or stapled work
- B27F7/17—Stapling machines
- B27F7/38—Staple feeding devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27F—DOVETAILED WORK; TENONS; SLOTTING MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES
- B27F7/00—Nailing or stapling; Nailed or stapled work
- B27F7/17—Stapling machines
- B27F7/30—Driving means
- B27F7/36—Driving means operated by electric power
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
- Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】自動的に綴り作動が可能な状態に準備すること
ができる。 【構成】ドライバプレート７をの駆動に連動して連結ス
テープル１１をドライバプレート７の下方に送る送り手
段１８、１９、２０を備えた電動ホッチキスにおいて、
上記送り手段によって送られた連結ステープル１１の最
前部のステープル針１１ａがドライバプレート７の下方
に送られたことを検出するセンサー２５を設けた。
ができる。 【構成】ドライバプレート７をの駆動に連動して連結ス
テープル１１をドライバプレート７の下方に送る送り手
段１８、１９、２０を備えた電動ホッチキスにおいて、
上記送り手段によって送られた連結ステープル１１の最
前部のステープル針１１ａがドライバプレート７の下方
に送られたことを検出するセンサー２５を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は最初にシート状ステープ
ルを電動ホッチキスにセットした後に実際に綴り作動可
能な状態に自動的に準備する自動綴り準備機構に関す
る。
ルを電動ホッチキスにセットした後に実際に綴り作動可
能な状態に自動的に準備する自動綴り準備機構に関す
る。
【０００２】
【従来技術】一般にこの種の電動ホッチキスは、特開平
４−１２９６７９号公報に示されているように、真直状
のステープル針をシート状に連結してなるシート状ステ
ープルをフォーミングプレートとドライバプレートの下
方の所定位置に送り出し、フォーミングプレートにより
コ字形に成形した後に成形されたステープル針をドライ
バプレートにより打ち出して被綴り用紙を綴るものであ
る。
４−１２９６７９号公報に示されているように、真直状
のステープル針をシート状に連結してなるシート状ステ
ープルをフォーミングプレートとドライバプレートの下
方の所定位置に送り出し、フォーミングプレートにより
コ字形に成形した後に成形されたステープル針をドライ
バプレートにより打ち出して被綴り用紙を綴るものであ
る。
【０００３】ところで、シート状ステープルを所定位置
に送る送り機構は、フォーミングプレートとドライバプ
レートの駆動に連動して作動するように構成されている
ものがある。この場合、例えば綴り不良の処理等により
シート状ステープルをホッチキスから除去した場合、実
打可能な状態になるまで数回空打ち作動をしてシート状
ステープルを所定位置に送ってやらなければならない。
に送る送り機構は、フォーミングプレートとドライバプ
レートの駆動に連動して作動するように構成されている
ものがある。この場合、例えば綴り不良の処理等により
シート状ステープルをホッチキスから除去した場合、実
打可能な状態になるまで数回空打ち作動をしてシート状
ステープルを所定位置に送ってやらなければならない。
【０００４】しかし、空作動の回数は次の成形ステープ
ル又はシート状ステープルの位置やホッチキスの固体差
により異なるので、例えば複写機内で複写した紙を自動
的に綴り処理する電動ホッチキスでは、綴られない冊子
が発生したり、ステープル針がクリンチャ上に残ったり
する不都合が生じる。また、クリンチャ側に実打可能な
状態を確認できる機構が設けられているものもあるが、
被綴り用紙の上で空作動が行なわれるので、紙上に数回
分の空作動の跡が残ってしまうという問題がある。
ル又はシート状ステープルの位置やホッチキスの固体差
により異なるので、例えば複写機内で複写した紙を自動
的に綴り処理する電動ホッチキスでは、綴られない冊子
が発生したり、ステープル針がクリンチャ上に残ったり
する不都合が生じる。また、クリンチャ側に実打可能な
状態を確認できる機構が設けられているものもあるが、
被綴り用紙の上で空作動が行なわれるので、紙上に数回
分の空作動の跡が残ってしまうという問題がある。
【０００５】
【発明の目的】本発明は前記問題点を解消し、自動的に
綴り作動が可能な状態に準備する電動ホッチキスにおけ
る自動綴り準備機構を提供することをその目的とする。
綴り作動が可能な状態に準備する電動ホッチキスにおけ
る自動綴り準備機構を提供することをその目的とする。
【０００６】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る電動ホッチキスにおける自動綴り準備
機構は、ドライバプレートの駆動に連動して連結ステー
プルをドライバプレートの下方に送る送り手段を備えた
電動ホッチキスにおいて、上記送り手段によって送られ
た連結ステープルの最前部のステープル針がドライバプ
レートの下方に送られたことを検出する検出手段を設
け、この検出手段による検出信号に基づいてドライバプ
レートを初期位置に復帰させることを特徴とする。
め、本発明に係る電動ホッチキスにおける自動綴り準備
機構は、ドライバプレートの駆動に連動して連結ステー
プルをドライバプレートの下方に送る送り手段を備えた
電動ホッチキスにおいて、上記送り手段によって送られ
た連結ステープルの最前部のステープル針がドライバプ
レートの下方に送られたことを検出する検出手段を設
け、この検出手段による検出信号に基づいてドライバプ
レートを初期位置に復帰させることを特徴とする。
【０００７】なお、前記電動ホッチキスが、フォーミン
グプレートとドライバプレートとを重合状態にしてその
面方向に同時に往復動可能に設けるとともに、上記フォ
ーミングプレートとドライバプレートの駆動に連動して
真直状のステープル針をシート状に連結してなるシート
状ステープルを上記フォーミングプレートとドライバプ
レートの下方に送り出す送り手段とを備え、上記フォー
ミングプレートとドライバプレートとを駆動したときに
最前部のステープル針がフォーミングプレートにより成
形された後にのみドライバプレートの下方に移動可能に
設けられたものであってもよい。
グプレートとドライバプレートとを重合状態にしてその
面方向に同時に往復動可能に設けるとともに、上記フォ
ーミングプレートとドライバプレートの駆動に連動して
真直状のステープル針をシート状に連結してなるシート
状ステープルを上記フォーミングプレートとドライバプ
レートの下方に送り出す送り手段とを備え、上記フォー
ミングプレートとドライバプレートとを駆動したときに
最前部のステープル針がフォーミングプレートにより成
形された後にのみドライバプレートの下方に移動可能に
設けられたものであってもよい。
【０００８】
【発明の作用、効果】請求項１の発明によれば、ドライ
バプレートの駆動に連動して空打ち作動させることによ
り、連結ステープルはドライバプレートの下方に送られ
る。そして、最前部のステープル針がドライバプレート
の下方に送られたとき、検出手段がこのことを検出し、
その検出信号に基づいてドライバプレートが初期位置に
復帰し、綴りの準備が完了する。
バプレートの駆動に連動して空打ち作動させることによ
り、連結ステープルはドライバプレートの下方に送られ
る。そして、最前部のステープル針がドライバプレート
の下方に送られたとき、検出手段がこのことを検出し、
その検出信号に基づいてドライバプレートが初期位置に
復帰し、綴りの準備が完了する。
【０００９】したがって上記発明によれば、実打可能な
状態になるまで自動的に必要な回数だけ作動するので、
この準備段階では被綴り用紙をセットせずに待機してい
ればよい。このため、被綴り用紙の上に空打ち動作の跡
が残ってしまうようなことがない。また、綴られない冊
子が発生したり、ステープル針がクリンチャ上に残った
りする不都合が生じることがない。
状態になるまで自動的に必要な回数だけ作動するので、
この準備段階では被綴り用紙をセットせずに待機してい
ればよい。このため、被綴り用紙の上に空打ち動作の跡
が残ってしまうようなことがない。また、綴られない冊
子が発生したり、ステープル針がクリンチャ上に残った
りする不都合が生じることがない。
【００１０】請求項２の発明によれば、フォーミングプ
レートとドライバプレートによりシート状ステープルを
成形した後に打ち込むタイプの電動ホッチキスにおいて
も、請求項１の発明と同様の効果を得ることができる。
レートとドライバプレートによりシート状ステープルを
成形した後に打ち込むタイプの電動ホッチキスにおいて
も、請求項１の発明と同様の効果を得ることができる。
【００１１】
【実施例】図１は本発明に係る電動ホッチキスの概要図
で、この電動ホッチキスの左右のフレーム１の後部には
電動モータに作動連結された溝カム２が回転可能に設け
られ、フレーム１の前部にはマガジン３が設けられ、さ
らに下部には綴り台４が設けられている。綴り台４上に
はクリンチャ５が設けられている。
で、この電動ホッチキスの左右のフレーム１の後部には
電動モータに作動連結された溝カム２が回転可能に設け
られ、フレーム１の前部にはマガジン３が設けられ、さ
らに下部には綴り台４が設けられている。綴り台４上に
はクリンチャ５が設けられている。
【００１２】マガジン３の前部にはフォーミングプレー
ト６とドライバプレート７とを重合状態にしてホルダ
（図示せず）上に保持されている。また、上記フレーム
１の支軸８には駆動リンク９が回動可能に設けられてい
る。そして、駆動リンク９の前端部は上記ホルダに係合
し、後端部のローラ１０は上記溝カム２に係合してい
る。これにより、電動モータにより溝カム２が回転する
と駆動リンク９が往復回動してフォーミングプレート６
とドライバプレート７とを上下方向に駆動し、同時にマ
ガジン３もこれに追従して同方向に移動する。
ト６とドライバプレート７とを重合状態にしてホルダ
（図示せず）上に保持されている。また、上記フレーム
１の支軸８には駆動リンク９が回動可能に設けられてい
る。そして、駆動リンク９の前端部は上記ホルダに係合
し、後端部のローラ１０は上記溝カム２に係合してい
る。これにより、電動モータにより溝カム２が回転する
と駆動リンク９が往復回動してフォーミングプレート６
とドライバプレート７とを上下方向に駆動し、同時にマ
ガジン３もこれに追従して同方向に移動する。
【００１３】また、マガジン３には真直状のステープル
針をシート状に連結してなるシート状ステープル１１
（前掲特開平４−１２９６７９号公報に示されたものと
同じ）を多段に収容したカートリッジ１２が配置されて
いる。また、カートリッジ１２の前壁下端にはシート状
ステープル１１の導出口（図示せず）が開口形成され、
この導出口からシート状ステープル１１が最下段のもの
から順にステープルガイド１３に沿って上記フォーミン
グプレート６とドライバプレート７との下方の成形・打
ち込み部１７に送られるように構成されている。
針をシート状に連結してなるシート状ステープル１１
（前掲特開平４−１２９６７９号公報に示されたものと
同じ）を多段に収容したカートリッジ１２が配置されて
いる。また、カートリッジ１２の前壁下端にはシート状
ステープル１１の導出口（図示せず）が開口形成され、
この導出口からシート状ステープル１１が最下段のもの
から順にステープルガイド１３に沿って上記フォーミン
グプレート６とドライバプレート７との下方の成形・打
ち込み部１７に送られるように構成されている。
【００１４】次に、シート状ステープル１１を送る送り
手段は、上記ステープルガイドの下部に設けられた送り
ローラ１８と、送りローラ１８に噛合するピニオンギア
１９とピニオンギア１９に噛合するラック２０とから構
成されている。送りローラ１８とピニオンギア１９とは
マガジン３に配置され、ラック２０はフレーム１に形成
されている。したがって、上記２つのプレート６、７と
ともにマガジン３を上方に駆動すると、図２に示される
ように、これに連動してピニオンギア１９はラック２０
に沿って回転し、同時にピニオンギア１９に噛合してい
る送りローラ１８が回転する。送りローラ１８はカート
リッジ１２の最下段のシート状ステープル１１の下面に
当接しているから、送りローラ１８の回転により上記シ
ート状ステープル１１はカートリッジ１２の導出口から
導出されてステープルガイドに沿って成形・打ち込み部
１７のうちまず手前の成形部に送られる。
手段は、上記ステープルガイドの下部に設けられた送り
ローラ１８と、送りローラ１８に噛合するピニオンギア
１９とピニオンギア１９に噛合するラック２０とから構
成されている。送りローラ１８とピニオンギア１９とは
マガジン３に配置され、ラック２０はフレーム１に形成
されている。したがって、上記２つのプレート６、７と
ともにマガジン３を上方に駆動すると、図２に示される
ように、これに連動してピニオンギア１９はラック２０
に沿って回転し、同時にピニオンギア１９に噛合してい
る送りローラ１８が回転する。送りローラ１８はカート
リッジ１２の最下段のシート状ステープル１１の下面に
当接しているから、送りローラ１８の回転により上記シ
ート状ステープル１１はカートリッジ１２の導出口から
導出されてステープルガイドに沿って成形・打ち込み部
１７のうちまず手前の成形部に送られる。
【００１５】なお、マガジン３が下方に移動する際、そ
の移動端に至る手前でピニオンギア１９はラック２０か
ら外れ、さらに上方に移動するときに再びラック２０に
噛合するが、再噛合が容易に行なわれるよう、ラック２
０の下部２０ａは漸次歯の山が小さくなるように形成さ
れている。また、マガジン３が下方に移動するときはピ
ニオンギア１９はラック２０に噛合して逆回転するが、
送りローラ１８はクラッチ機構により逆回転しないよう
に構成されている。
の移動端に至る手前でピニオンギア１９はラック２０か
ら外れ、さらに上方に移動するときに再びラック２０に
噛合するが、再噛合が容易に行なわれるよう、ラック２
０の下部２０ａは漸次歯の山が小さくなるように形成さ
れている。また、マガジン３が下方に移動するときはピ
ニオンギア１９はラック２０に噛合して逆回転するが、
送りローラ１８はクラッチ機構により逆回転しないよう
に構成されている。
【００１６】成形部１７にはフォーミングプレート６の
下方にアンビル２１が配置され、フォーミングプレート
６が下方に駆動されたときに図３(a) のようにアンビル
２１上の最前部のステープル針１１ａの両側が押し込ま
れてコ字形に成形される。成形されたステープル針１１
ａはフォーミングプレート６が上方に駆動されたときに
図示しないプッシャによってドライバプレート７の下方
の打ち込み部に送られ、同図(b) のようにドライバプレ
ート７が下方に駆動されたときにステープル針１１ａは
打ち出され、綴り台４上の被綴り用紙２２を貫通し、さ
らにクリンチャ５によって折り曲げられることにより綴
りが完了する。
下方にアンビル２１が配置され、フォーミングプレート
６が下方に駆動されたときに図３(a) のようにアンビル
２１上の最前部のステープル針１１ａの両側が押し込ま
れてコ字形に成形される。成形されたステープル針１１
ａはフォーミングプレート６が上方に駆動されたときに
図示しないプッシャによってドライバプレート７の下方
の打ち込み部に送られ、同図(b) のようにドライバプレ
ート７が下方に駆動されたときにステープル針１１ａは
打ち出され、綴り台４上の被綴り用紙２２を貫通し、さ
らにクリンチャ５によって折り曲げられることにより綴
りが完了する。
【００１７】以上のように、カートリッジ１２のステー
プル導出口と成形・打ち込み部１７との間にはシート状
ステープル１１の長さの１／２程度の間隔が形成されて
いるから、最初のシート状ステープル１１が導出口から
導出された後、マガジン３が何回か上下動を繰り返すこ
とにより初めて最前部のステープル針１１ａが成形部に
到達する。
プル導出口と成形・打ち込み部１７との間にはシート状
ステープル１１の長さの１／２程度の間隔が形成されて
いるから、最初のシート状ステープル１１が導出口から
導出された後、マガジン３が何回か上下動を繰り返すこ
とにより初めて最前部のステープル針１１ａが成形部に
到達する。
【００１８】次に、上記マガジン３の前部には、図４及
び図５(a) に示されるように上記送り手段によって送ら
れたシート状ステープル１１の最前部のステープル針１
１ａが成形された後にさらにドライバプレート７の下方
に送られたことを検出する検出手段２３が設けられ、こ
れにより自動綴り準備機構が構成されている。上記検出
手段２３は作動片２４と作動片２４の変位を検出するセ
ンサー２５とから構成されている。作動片２４はマガジ
ン３の前壁に左右方向に設けられた支軸２７に前後に回
動可能に支持され、圧縮バネ２８により上部側は常時前
方に傾き、下端後面２４ａがドライバプレート７の下方
の打ち込み部１７に位置するように付勢されている。セ
ンサー２５はフォトセンサーでよいが、作動片２４の変
位を検出できるものであれば他のセンサーでもよく、ま
たマイクロスイッチでもよい。また、センサー２５によ
る検出信号に基づいて溝カム２が初期位置に復帰したと
きに電動モータが停止するように構成されている。
び図５(a) に示されるように上記送り手段によって送ら
れたシート状ステープル１１の最前部のステープル針１
１ａが成形された後にさらにドライバプレート７の下方
に送られたことを検出する検出手段２３が設けられ、こ
れにより自動綴り準備機構が構成されている。上記検出
手段２３は作動片２４と作動片２４の変位を検出するセ
ンサー２５とから構成されている。作動片２４はマガジ
ン３の前壁に左右方向に設けられた支軸２７に前後に回
動可能に支持され、圧縮バネ２８により上部側は常時前
方に傾き、下端後面２４ａがドライバプレート７の下方
の打ち込み部１７に位置するように付勢されている。セ
ンサー２５はフォトセンサーでよいが、作動片２４の変
位を検出できるものであれば他のセンサーでもよく、ま
たマイクロスイッチでもよい。また、センサー２５によ
る検出信号に基づいて溝カム２が初期位置に復帰したと
きに電動モータが停止するように構成されている。
【００１９】前記構成によれば、溝カム２を回転させて
フォーミングプレート６とドライバプレート７を連続的
に空打ち作動し、図５(b) に示されるように、マガジン
３を連続的に上下に移動させて送りローラ１８によりシ
ート状ステープル１１を成形部に送り、最前部のステー
プル針１１ａを成形部でコ字形に成形した後にさらに打
ち込み部１７に送ると、作動片２４の下端後面２４ａが
成形されたステープル針１１ａに押されて圧縮バネ２８
に抗して回動し、上端２４ｂは後方に移動するから、フ
ォトセンサー２５が作動片２４の変位を検出し、電動モ
ータが停止する。このとき、フォーミングプレート６と
ドライバプレート７も初期状態となり、綴りの準備が完
了する。したがって、この後から綴りが実行可能とな
る。
フォーミングプレート６とドライバプレート７を連続的
に空打ち作動し、図５(b) に示されるように、マガジン
３を連続的に上下に移動させて送りローラ１８によりシ
ート状ステープル１１を成形部に送り、最前部のステー
プル針１１ａを成形部でコ字形に成形した後にさらに打
ち込み部１７に送ると、作動片２４の下端後面２４ａが
成形されたステープル針１１ａに押されて圧縮バネ２８
に抗して回動し、上端２４ｂは後方に移動するから、フ
ォトセンサー２５が作動片２４の変位を検出し、電動モ
ータが停止する。このとき、フォーミングプレート６と
ドライバプレート７も初期状態となり、綴りの準備が完
了する。したがって、この後から綴りが実行可能とな
る。
【００２０】以上の綴り準備機構によれば、実打可能な
状態になるまで自動的に必要な回数だけ作動するので、
この準備段階では被綴り用紙を綴り台にセットせずに待
機していればよい。このため、被綴り用紙の上に空打ち
動作の跡が残ってしまうようなことがない。また、綴ら
れない冊子が発生したり、ステープル針がクリンチャ上
に残ったりする不都合が生じることがない。
状態になるまで自動的に必要な回数だけ作動するので、
この準備段階では被綴り用紙を綴り台にセットせずに待
機していればよい。このため、被綴り用紙の上に空打ち
動作の跡が残ってしまうようなことがない。また、綴ら
れない冊子が発生したり、ステープル針がクリンチャ上
に残ったりする不都合が生じることがない。
【００２１】なお、前述の例はシート状ステープルに関
するものであるが、前記綴り準備機構は、予めコ字形に
成形されたステープル針を連結した連結ステープルを打
ち込むタイプの電動ホッチキスで、ドライバプレートを
複数回駆動することによりこの駆動に連動して連結ステ
ープルをドライバプレートの下方に送る送り手段を備え
たものにも適用することができる。
するものであるが、前記綴り準備機構は、予めコ字形に
成形されたステープル針を連結した連結ステープルを打
ち込むタイプの電動ホッチキスで、ドライバプレートを
複数回駆動することによりこの駆動に連動して連結ステ
ープルをドライバプレートの下方に送る送り手段を備え
たものにも適用することができる。
【図１】本発明に係る自動綴り準備機構を備えた電動ホ
ッチキスの綴り作動前の状態を示す概要図
ッチキスの綴り作動前の状態を示す概要図
【図２】上記電動ホッチキスの綴り作動時の状態を示す
概要図
概要図
【図３】(a) (b) はそれぞれ上記電動ホッチキスによる
ステープル針の成形及び打ち込み態様の説明図
ステープル針の成形及び打ち込み態様の説明図
【図４】上記電動ホッチキスの自動綴り準備機構の正面
の概要図
の概要図
【図５】(a) (b) は上記自動綴り準備機構の作動前及び
作動後の説明図
作動後の説明図
３ マガジン ６ フォーミングプレート ７ ドライバプレート １１ シート状ステープル １１ａ 前端部のステープル針 １８ 送りローラ １９ ピニオンギア ２０ ラック
Claims (2)
- 【請求項１】 ドライバプレートの駆動に連動して連結
ステープルをドライバプレートの下方に送る送り手段を
備えた電動ホッチキスにおいて、上記送り手段によって
送られた連結ステープルの最前部のステープル針がドラ
イバプレートの下方に送られたことを検出する検出手段
を設け、この検出手段による検出信号に基づいてドライ
バプレートを初期位置に復帰させることを特徴とする電
動ホッチキスにおける自動綴り準備機構。 - 【請求項２】 前記電動ホッチキスが、フォーミングプ
レートとドライバプレートとを重合状態にしてその面方
向に同時に往復動可能に設けるとともに、上記フォーミ
ングプレートとドライバプレートの駆動に連動して真直
状のステープル針をシート状に連結してなるシート状ス
テープルを上記フォーミングプレートとドライバプレー
トの下方に送り出す送り手段とを備え、上記フォーミン
グプレートとドライバプレートとを駆動したときに最前
部のステープル針がフォーミングプレートにより成形さ
れた後にのみドライバプレートの下方に移動可能に設け
られたものである請求項１記載の電動ホッチキスにおけ
る自動綴り準備機構。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7064985A JP2932438B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 電動ホッチキスにおける自動綴り準備機構 |
| US08/607,367 US5702047A (en) | 1995-02-28 | 1996-02-27 | Electric stapler |
| EP96102991A EP0729813B1 (en) | 1995-02-28 | 1996-02-28 | Electric stapler |
| DE69602779T DE69602779T2 (de) | 1995-02-28 | 1996-02-28 | Elektrischer Heftapparat |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7064985A JP2932438B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 電動ホッチキスにおける自動綴り準備機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08229846A true JPH08229846A (ja) | 1996-09-10 |
| JP2932438B2 JP2932438B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=13273866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7064985A Expired - Lifetime JP2932438B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 電動ホッチキスにおける自動綴り準備機構 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5702047A (ja) |
| EP (1) | EP0729813B1 (ja) |
| JP (1) | JP2932438B2 (ja) |
| DE (1) | DE69602779T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN1293996C (zh) * | 2001-09-28 | 2007-01-10 | 美克司公司 | 订书器、订书器用钉夹以及组合钉夹和订书器的系统 |
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