JPH0453909Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0453909Y2
JPH0453909Y2 JP1987028646U JP2864687U JPH0453909Y2 JP H0453909 Y2 JPH0453909 Y2 JP H0453909Y2 JP 1987028646 U JP1987028646 U JP 1987028646U JP 2864687 U JP2864687 U JP 2864687U JP H0453909 Y2 JPH0453909 Y2 JP H0453909Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
staple
plate
face
magazine
face plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987028646U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63136884U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987028646U priority Critical patent/JPH0453909Y2/ja
Publication of JPS63136884U publication Critical patent/JPS63136884U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0453909Y2 publication Critical patent/JPH0453909Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は真直状のステープル針をシート状に接
着連結してなるステープルを端部のものから順に
コ字形に成形した後被綴り材に向けて打出す方式
のホツチキスにおける針詰り除去装置に関する。
(従来技術) この種の電動ホツチキスとしては例えば実開昭
61−166777号公報に示されるものが知られてい
る。この電動ホツチキスは成形用のプレートとス
テープル針打出し用のドライバプレートとを備
え、シート状ステープルの先端のステープル針を
まず成形プレートによりコ字形に成形した後、プ
ツシヤによりフエースプレートの裏面のステープ
ル打込み通路(打込み案内溝)の内側に移動さ
せ、これをドライバプレートによつて下方に打出
すことにより被綴り材を綴るものである。
ところで、上述のようなホツチキス機構におい
ては、フエースプレートをマガジン部側に押圧す
るバネはフエースプレートが脱落することがない
ように強いものを採用している。このため、ステ
ープルの打込み通路内にステープル針が詰つた場
合、上記の強いバネ力に抗してフエースプレート
をマガジン部から離反させ、詰り針を除去する間
離反状態を保持していなければならないので、除
去処理作業が非常に面倒である。このため、実願
昭61−160588号(実開昭63−67085号)に示され
るようにフエースプレートを操作プレートによつ
て強制的に回動して離反させる装置も提案されて
いるが、この場合はフエースプレートをマガジン
部に対して所定量しか回動させることができない
ので、エースプレートとマガジン部との間には詰
つたステープル針を除去するために十分な空間を
確保することができなかつた。
(考案の技術的課題) 本考案は上記欠点を解決し、フエースシヤツタ
を上下動させることにより簡単に詰つたステープ
ル針を除去することができるホツチキスにおける
針詰り除去装置を提供することをその技術的課題
とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案に係るホツチ
キスにおける針詰り除去装置は、真直の未成形ス
テープル針を接着連結してなるシート状ステープ
ルを前方に送るステープル送り通路を有するマガ
ジン部をホツチキスの綴り台に対して上下動可能
に設け、このマガジン部にはその前部を閉鎖する
フエースプレートを設けるとともに、上記マガジ
ン部におけるステープル送り通路の前部にはアン
ビルを設け、該アンビルに対し上記シート状ステ
ープルの前端部のステープル針をはさんで対向す
る位置に配置された成形プレートと該成形プレー
トの前部に重合状に設けられたドライバプレート
とを同時にそれぞれ上記アンビル及び上記綴り台
に向けて上下動させて未成形ステープル針をコ字
形に成形して打込むホツチキスにおいて、 前記フエースプレートの下端はステープル送り
通路よりも高い位置に設定し、且つその上端をマ
ガジン部に枢支する一方、下端はマガジン部側に
バネ付勢するとともに、 前記マガジン部の前端部と前記フエースプレー
トとの間には、前記バネのバネ力によつてフエー
スプレートからマガジン部の前端部側に押圧保持
されるとともに、ステープル針の送り方向に摺動
可能で、摺動時に少なくともその下端がステープ
ルの送り通路よりも高く移動可能に設けられたフ
エースシヤツターを配置し、 前記フエースシヤツタの裏面には、前記成形プ
レートによつて成形されたステープル針とドライ
バプレートとを案内するステープル打込み通路を
形成した ことを特徴とする。
(考案の作用、効果) 本考案によれば、ステープル打込み通路で針詰
りが生じた場合にはフエースシヤツタを上方に摺
動すると、フエースプレートの下端からステープ
ルの送り通路が露出するから、ここから詰つたス
テープル針を簡単に除去することができる。除去
後はフエースシヤツタを元の位置に戻せばよい。
このように、詰つたステープル針を除去するにあ
たつては、上方に移動させたフエースシヤツタは
力を除いてもその位置に保持され、またフエース
シヤツタの上方移動によりステープル送り通路は
大きく外部に露出するので、ステープル針の除去
操作は非常に楽である。しかも、何らかの原因で
フエースシヤツタとマガジン部前端部間にステー
プル針が詰まつた状態でドライバプレートが打ち
込まれて詰まつたステープル針に対して衝合する
ような場合には、ドライバとステープル針とはス
テープル打込み通路内に納まり切れないので、フ
エースシヤツタを前方に押圧する。フエースシヤ
ツタはフエースプレートに対するバネの押圧力に
よつて保持されているだけなので、フエースプレ
ートとフエースシヤツタは上記バネのバネ付勢に
抗して前方に押し出され、フエースプレートは枢
支部を中心に回動してその下部はマガジン部の前
端部から離反する。フエースシヤツタも同様に離
反する。このため、フエースシヤツタとマガジン
部の前端部間に〓間が生じる。この〓間により実
質的に打ち込み通路が拡大することになり、打ち
込まれたドライバプレートは詰まつたステープル
針と衝合して噛み合つた状態のままロツクされて
しまうことがなく、元の位置に復帰することがで
きる。したがつて、本考案による実用的効果は非
常に大である。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施例について説
明する。
なお、第1図a,bはそれぞれ本考案に係るホ
ツチキスにおける針詰り除去装置を示す側面の断
面図、第2図はその分解斜視図、第3図は上記ホ
ツチキスの概観斜視図である。
第3図において符号Aが電動ホツチキスを示
す。この電動ホツチキスAは機枠1の後部に電動
モータ2を設けるとともに、該電動モータ2の回
転軸に固定したギア3に第1の伝達ギア4、第2
の伝達ギア5と第3の伝達ギア6とからなる減速
ギア機構を連係し、さらに第3の伝達ギア6の軸
(駆動軸)の内側両端にカム部材7を設け、この
カム部材7に対して機枠1の両側部に中間部を軸
支した駆動リンク8の一端を係合させ、該駆動リ
ンク8の他端をバネ部材9を介してマガジン部1
0に設けられたホルダ11に連結したものであ
る。
マガジン部10の後端部は機枠1に対して上下
揺動自在に軸支され、またマガジン部10の後部
にはステープルカートリツジ12が装着されてい
る。マガジン部10には上記カートリツジ12内
に積層収容されたシート状ステープルSを最下段
のものからマガジン部10に形成された送り通路
17が設けられている。
マガジン部10の前部はフエースプレート15
によつて閉鎖されている。フエースプレート15
の一端はマガジン部10前側部の支軸16aに枢
支され、他端はマガジン部10側にバネ16bに
よつて付勢されている。したがつて、フエースプ
レート15はバネ16bによる付勢に抗してマガ
ジン部10の前端部から前方に離反可能となる。
なお、フエースプレート15の下端はステープル
の送り通路17よりも高い位置となるように設定
されている。
また、上記フエースプレート15とマガジン部
前端部との間にはフエースシヤツタ18がステー
プルの打込み方向に摺動可能に設けられている。
フエースシヤツタ18の裏面には前記マガジン部
10のステープル送り通路17の前端に対向して
成形ステープル針S0と後述のドライバプレート
14とを案内するステープル打込み通路19が形
成されている。このフエースシヤツタ18は少な
くともステープルの送り通路17よりも高い位置
に移動可能に設定されている。また、フエースシ
ヤツタ18はフエースプレート15とともにバネ
付勢に抗してマガジン部10の前端部から前方に
離反可能に配置されている。
さらに、上記マガジン部10に設けられたステ
ープル送り通路17の前端部にはアンビル20が
フエースシヤツタ18のステープル打込み通路1
9に臨んで設けられている。なお、マガジン部1
0の下部には上記カートリツジ12内に積層収容
されたシート状ステープルSを最下段のものから
マガジン部10に形成された送り通路17に沿つ
て上記ステープル打込み通路19内に供給する送
り装置(図示せず)が設けられている。
次に、上記ホルダ11には成形プレート13と
ドライバプレート14とが重合状に保持され、こ
れら成形プレート13とドライバプレート14と
は上記駆動リンク8によつてホルダ11とともに
上下方向に駆動され、それぞれ成形部とステープ
ル打出し部を構成している。
すなわち、上記アンビル20に対し上記シート
状ステープルSの端部のステープル針S1をはさ
んで対向する位置に成形プレート13を配置する
ことによつて成形部が構成されている。送り通路
17に沿つて送られたシート状ステープルSの前
端のステープル針S1がアンビル20上に位置し
たときに、ホルダ11とともに成形プレート13
が下方に駆動されると、ステープル針S1の両側
部は成形プレート13により押下し、これにより
コ字形に成形される。
同時に、フエースシヤツタ18の打込み通路1
9とドライバプレート14とによつてステープル
打出し部が構成され、ここにおいてドライバプレ
ート14は上記成形ステープル針S1の前部に位
置し、且つ既に成形されてフエースプレート15
の裏面のステープル打込み通路19内に案内され
ているステープル針S0をステープル打込み通路
19に沿つて下方の綴り台27に向けて打出す。
これによつて、成形ステープル針S0は機枠1の
前部の綴り台27上の被綴り材21を貫通して綴
りが行なわれる。
次に、アンビル20の手前にはその両側から上
記ステープル打込み通路19に対し直交する方向
に移動可能で常時打込み通路19側にバネ23に
より付勢されているプツシヤ22が設けられ、ス
テープル針S1はステープル針S0と同じよう
に、成形プレート13により真直状からコ字形に
成形されると、その脚部がプツシヤ22に押され
てフエースプレート15のステープル打込み通路
19内に押し込まれ、さらにドライバプレート1
4により下方に打出される。
上記構成のホツチキスにおいて、綴り作動の際
にステープル打込み通路19で針詰りが生じた場
合にはフエースシヤツタ18を上方に摺動する
と、フエースプレート15の下端からステープル
の送り通路17が露出するから(第1図b参照)、
ここから詰つたステープル針S2を簡単に除去す
ることができる。除去後はフエースシヤツタ18
を元の位置に戻せばよい(第1図a参照)。また、
詰つたステープル針S2を除去するにあたり上方
に移動させたフエースシヤツタ18は力を除いて
もその位置に保持され、しかもフエースシヤツタ
18の上方移動によりステープル送り通路17は
大きく外部に露出するので、ステープル針S2の
除去操作は非常に楽である。
また、何らかの原因でフエースシヤツタ18と
マガジン部10の前端部間にステープル針が詰ま
つた状態でドライバプレート14が打ち込まれる
と、ドライバプレート14がステープル針に衝合
し、ドライバプレート14がロツクされるおそれ
がある。ところが、ドライバプレート14とステ
ープル針とが衝合するとステープル打込み通路1
9内には納まり切れないので、フエースシヤツタ
18を前方に押圧する。フエースシヤツタ18は
フエースプレート15に対するバネ16bの押圧
力によつて保持されているだけなので、フエース
プレート15とフエースシヤツタ18は上記バネ
16bのバネ付勢に抗して前方に押し出され、フ
エースプレート15は枢支部を中心に回動してそ
の下部はマガジン部10の前端部から離反する。
フエースシヤツタ18も同様に離反する。このた
め、フエースシヤツタ18とマガジン部10の前
端部間に〓間が生じる。この〓間により実質的に
打ち込み通路19が拡大することになり、打ち込
まれたドライバプレート14は詰まつたステープ
ル針と衝合して噛み合つた状態のままロツクされ
てしまうことがなく、元の位置に復帰することが
できる。
なお、フエースシヤツタ18の下部両側には凸
部25,25が形成され、該凸部25,25は通
常はフエースプレート15の両側の長孔26,2
6よりも下の下側縁に位置し、ステープル針除去
時にフエースシヤツタ18を上動させるときは上
記長孔26,26に係合し、その上端に当接して
フエースシヤツタ18の抜け止めとともにストツ
パとして作用する。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはそれぞれ本考案に係るホツチキ
スにおける針詰り除去装置を示す側面の断面図、
第2図はその分解斜視図、第3図は上記ホツチキ
スの概観斜視図である。 符号A……電動ホツチキス、S……ステープ
ル、10……マガジン部、11……ホルダ、13
……成形プレート、14……ドライバプレート、
15……フエースプレート、17……ステープル
送り通路、18……フエースシヤツタ、19……
ステープル打込み通路、20……アンビル、22
……プツシヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 真直の未成形ステープル針を接着連結してなる
    シート状ステープルを前方に送るステープル送り
    通路を有するマガジン部をホツチキスの綴り台に
    対して上下動可能に設け、このマガジン部にはそ
    の前部を閉鎖するフエースプレートを設けるとと
    もに、上記マガジン部におけるステープル送り通
    路の前部にはアンビルを設け、該アンビルに対し
    上記シート状ステープルの前端部のステープル針
    をはさんで対向する位置に配置された成形プレー
    トと該成形プレートの前部に重合状に設けられた
    ドライバプレートとを同時にそれぞれ上記アンビ
    ル及び上記綴り台に向けて上下動させて未成形ス
    テープル針をコ字形に成形して打込むホツチキス
    において、 前記フエースプレートの下端はステープル送り
    通路よりも高い位置に設定し、且つその上端をマ
    ガジン部に枢支する一方、下端はマガジン部側に
    バネにより付勢するとともに、 前記マガジン部の前端部と前記フエースプレー
    トとの間には、前記バネのバネ力によつてフエー
    スプレートからマガジン部の前端部側に押圧保持
    されるとともに、ステープル針の送り方向に摺動
    可能で、摺動時に少なくともその下端がステープ
    ルの送り通路よりも高く移動可能に設けられたフ
    エースシヤツターを配置し、 前記フエースシヤツタの裏面には、前記成形プ
    レートによつて成形されたステープル針とドライ
    バプレートとを案内するステープル打込み通路を
    形成した ことを特徴とするホツチキスにおける針詰り除去
    装置。
JP1987028646U 1987-02-27 1987-02-27 Expired JPH0453909Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987028646U JPH0453909Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987028646U JPH0453909Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63136884U JPS63136884U (ja) 1988-09-08
JPH0453909Y2 true JPH0453909Y2 (ja) 1992-12-17

Family

ID=30831805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987028646U Expired JPH0453909Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0453909Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220094588A (ko) * 2020-12-29 2022-07-06 황윤지 펀치형 스테이플러 리무버

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61135701A (ja) * 1985-05-31 1986-06-23 マックス株式会社 ホツチキスにおけるステ−プル押え装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6334851Y2 (ja) * 1984-11-24 1988-09-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61135701A (ja) * 1985-05-31 1986-06-23 マックス株式会社 ホツチキスにおけるステ−プル押え装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220094588A (ko) * 2020-12-29 2022-07-06 황윤지 펀치형 스테이플러 리무버

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63136884U (ja) 1988-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5560529A (en) Cartridge for electric stapler
US5273199A (en) Staple cartridge
EP0995561B1 (en) Staple leg cutting mechanism for an electric stapler
US5794833A (en) Cassette for use in a stapler
US5150826A (en) Apparatus for forming and driving staples
US5454503A (en) Electric stapler
JP4322014B2 (ja) ホッチキス
JP4232371B2 (ja) ステープラー
JP4103765B2 (ja) ステープラーのステープル脚切断機構
EP1129832B1 (en) Sheet post processing apparatus
JPH0453909Y2 (ja)
WO2004011202A1 (ja) ステープラーおよびカートリッジ
WO2004048054A1 (ja) ステープル脚ガイド機構
US6902094B2 (en) Stapler apparatus
WO2005002799A1 (ja) 電動ステープラー
WO2005115698A1 (ja) ステープラーのクリンチャ装置
JPH0616664Y2 (ja) ホッチキスのクリンチャ機構
JP4001022B2 (ja) ステープラ
US7036706B2 (en) Stapler apparatus
JP3925634B2 (ja) ステープラー
JPH0546859Y2 (ja)
JP4650611B2 (ja) ステープラーのクリンチャ機構
JPH0724211Y2 (ja) ホッチキスにおけるジャム針除去装置
JPH0653075U (ja) 電動ホッチキスにおけるマガジン作動案内装置
JPH067899Y2 (ja) 電動ホッチキスにおけるジャムステープル排出装置