JP2003054521A - 物品の滅菌搬送システム - Google Patents

物品の滅菌搬送システム

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 搬送手段は、物品としてのフィルム2を
滅菌チャンバー4から無菌チャンバー5へ搬送すること
ができるようになっている。上記滅菌チャンバー4内
は、仕切板9,10によって上流側室4c、中流側室4
d、下流側室4eに区画されており、中流側室4dの上
下に設けた上面側照射部3Aと下面側照射部3Bとの電
子線照射装置によってフィルム2の滅菌を行うことがで
きるようになっている。そして第1〜第3圧力制御手段
11〜13は、上流側室4c内の第1圧力P1、下流側
室4e内の第2圧力P2、および無菌チャンバー5内の
第3圧力P3の順に高圧に制御するようになっている。
したがってその圧力差から、滅菌チャンバー4内の空気
は下流側室4eに流入し、さらに上流側室4cに向かう
ようになる。 【効果】 上記空気の流れにより、滅菌チャンバー4内
に浮遊する不純物が、無菌チャンバー5内に侵入するの
を効果的に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品の滅菌搬送シス
テムに関し、詳しくは滅菌チャンバーから無菌チャンバ
ーへ物品を搬送する物品の滅菌搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品の滅菌搬送システムとして、
特公平1−17935号公報で開示されているものが知
られている。このシステムは、物品からゴミや埃等の不
純物を極力取り除くクリーンチャンバーと、このクリー
ンチャンバーに隣接する滅菌チャンバーと、さらに滅菌
チャンバーに隣接する無菌チャンバーとを有しており、
上記滅菌チャンバー内に物品を供給し、電子線によって
滅菌を行なう滅菌手段を設けている。また上記システム
は、上記滅菌チャンバーの内圧を他のチャンバーの内圧
よりも高くなるように制御する圧力制御手段と、物品を
クリーンチャンバーより滅菌チャンバーを介して無菌チ
ャンバーへ搬送する搬送手段とを備えており、さらに滅
菌チャンバー内において、クリーンチャンバーに向かう
空気の流れを生じさせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記搬送手段
によって滅菌チャンバー内に搬送される物品に付着して
いる不純物のうち、一部の不純物は滅菌手段によって滅
菌される前に、物品から離脱して滅菌チャンバー内を浮
遊することがある。このような場合、滅菌チャンバー内
にクリーンチャンバーに向かう空気の流れを生じさせた
としても、滅菌チャンバー内の圧力が無菌チャンバー内
の圧力よりも高くなっているので、その圧力差によって
滅菌チャンバーから無菌チャンバーへ向かう空気の流れ
が生じてしまい、それによって滅菌チャンバー内に浮遊
する不純物が無菌チャンバーに侵入し、無菌チャンバー
を汚染させてしまう虞があった。本発明はこのような問
題に鑑み、滅菌チャンバーに浮遊した不純物が無菌チャ
ンバー内に流入するのをより効果的に防ぐことができる
物品の滅菌搬送システムを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、滅菌
手段を配置した滅菌チャンバーと、滅菌チャンバーに隣
接された無菌チャンバーと、物品を滅菌チャンバーから
無菌チャンバーへ搬送する搬送手段とを備え、上記滅菌
手段によって物品を滅菌した後に無菌チャンバーへ物品
を搬送する物品の滅菌搬送システムにおいて、滅菌手段
の物品搬送方向上流側における第1圧力を制御する第1
圧力制御手段と、滅菌手段の物品搬送方向下流側におけ
る第2圧力を制御する第2圧力制御手段と、さらに無菌
チャンバー内の第3圧力を制御する第3圧力制御手段と
をそれぞれ設け、各圧力制御手段によって制御する圧力
を、第1圧力、第2圧力、第3圧力の順に高く設定した
ことを特徴とするものである。
【0005】以上の構成によれば、無菌チャンバー内の
第3圧力は、滅菌チャンバー内の滅菌手段における物品
搬送方向下流側の第2圧力よりも高く設定されているの
で、その圧力差によって無菌チャンバーから滅菌チャン
バーに空気が流入するようになり、したがって滅菌チャ
ンバー内の不純物が無菌チャンバーに流入することを効
果的に防止することができる。これと同時に、滅菌チャ
ンバー内の滅菌手段については、物品搬送方向下流側に
おける第2圧力が上流側における第1圧力よりも高くな
っているので、物品は滅菌手段の上流側から下流側へ搬
送されるが、滅菌チャンバー内の空気は第2圧力と第1
圧力との圧力差によって滅菌手段の下流側から上流側へ
流れるようになり、この流れによっても滅菌チャンバー
内の不純物が無菌チャンバー側に流動するのを防止する
ことができる。したがって、無菌チャンバーから滅菌チ
ャンバーへの空気の流れと、滅菌手段における下流側か
ら上流側への空気の流れとにより、不純物が滅菌チャン
バーから無菌チャンバーに侵入するのを効果的に防止す
ることができるようになる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図示実施例について本発明
を説明すると、図1において、物品の滅菌搬送システム
1はその全体が従来公知の図示しないクリーンルーム内
に設置されている。上記滅菌搬送システム1は、上記ク
リーンルーム内に設けた滅菌チャンバー4と、この滅菌
チャンバー4に隣接させて設けた無菌チャンバー5と、
物品としてのフィルム2を連続的に図示左方向へ移動さ
せて、該フィルム2をクリーンルーム内から滅菌チャン
バー4を介して無菌チャンバー5へ搬送する搬送手段6
とを備えている。上記滅菌搬送システム1は、上記無菌
チャンバー5内に、例えば特開2000−313076
号公報に開示されているような不定形な容器の製造装置
を有しており、上記フィルム2は上記不定形な容器の材
料となっている。そのため上記搬送手段6は、クリーン
ルーム内に配置したロール7からこれに巻回されたフィ
ルム2を引出し、このフィルム2を滅菌チャンバー4を
介して無菌チャンバー5へ搬送して、さらに該無菌チャ
ンバー5内に設置した図示しない巻き取り装置によって
該フィルム2を巻き取ることができるようになってい
る。なお、無菌チャンバー5でのフィルム2の加工につ
いては上記公報に開示されているので、ここでの説明は
省略する。
【0007】上記滅菌チャンバー4内にはフィルム2を
滅菌するために滅菌手段3を設けてあり、この滅菌手段
3は、図2に拡大して示すように、滅菌チャンバー4の
上部に設けた上面側照射部3Aと、滅菌チャンバー4の
下部に設けた下面側照射部3Bとを備えている。これら
上面側照射部3Aと下面側照射部3Bはそれぞれ滅菌チ
ャンバー4とは気密にされており、上面側照射部3Aは
下面側照射部3Bに対してフィルム2の搬送方向の上流
側に設けてある。上記各照射部3A、3Bには従来公知
の電子線照射装置を設けてあり、上面側照射部3Aはフ
ィルム2の上面側に電子線を照射してその滅菌を行い、
また下面側照射部3Bはフィルム2の下面側に電子線を
照射してその滅菌を行うようになっている。また、上記
滅菌チャンバー4はフィルム2の搬送方向に沿った長方
形状のチャンバーとなっており、その入口、すなわちフ
ィルム2の搬送方向に対する上流側には、フィルム2を
通過させるのに必要な寸法でスリット4aを穿設してあ
る。また滅菌チャンバー4の出口、すなわち滅菌チャン
バー4と無菌チャンバー5との結合部分にも、フィルム
2を通過させるのに必要な寸法でスリット4bを穿設し
てある。さらに、上記照射部3A、3Bの上流側と下流
側に仕切板9,10を設けてあり、各仕切板9,10に
フィルム2を通過させるのに必要な寸法でスリット9
a,10aを穿設してある。各仕切板9,10は滅菌チ
ャンバー4内を、フィルム2の搬送方向の上流側から下
流側に向けて、上流側室4c、中流側室4dおよび下流
側室4eに順次区画している。
【0008】次に、図1に示すように、上記滅菌搬送シ
ステム1は、滅菌チャンバー4内の圧力を制御する第1
圧力制御手段11と第2圧力制御手段12とを備えると
ともに、無菌チャンバー5の圧力を制御する第3圧力制
御手段13を備えている。上記第1圧力制御手段11は
滅菌チャンバー4の上流側室4c内の第1圧力P1を制
御することができるようになっており、この第1圧力制
御手段11は、クリーンルーム内の空気を上流側室4c
に供給する第1給気手段14と、上流側室4cから空気
を排出する第1排気手段15とを備えている。また第2
圧力制御手段12は滅菌チャンバー4の下流側室4e内
の第2圧力P2を制御することができるようになってお
り、この第2圧力制御手段12は、クリーンルーム内の
空気を当該下流側室4eに供給する第2給気手段16
と、下流側室4eから空気を排出する第2排気手段17
とを備えている。さらに第3圧力制御手段13は、無菌
チャンバー5内の第3圧力P3を制御することができる
ようになっており、この第3圧力制御手段13は、クリ
ーンルーム内の空気を無菌チャンバー5に供給する第3
給気手段18と、無菌チャンバー5から空気を排出する
第3排気手段19とを有している。本実施例では、上記
第1給気手段14と第2給気手段16とは1台の給気用
ブロアー20を共用しており、この給気用ブロアー20
からの空気は、分岐されて上流側室4cと下流側室4e
とに供給されるようになっている。一方、第1排気手段
15と第2排気手段17とは、それぞれ排気用ブロアー
21,22を有し、この排気用ブロアー21,22によ
って上流側室4cと下流側室4eの空気を排出すること
ができるようになっている。さらに、第3給気手段18
は給気用ブロアー23を有し、第3排気手段19は排気
用ブロアー24を有している。したがって、無菌チャン
バー5は上記給気用ブロアー23と排気用ブロアー24
によって給排気が行なわれるようになる。
【0009】上記第1〜第3圧力制御手段11,12,
13は、それぞれ図示しない制御装置によって制御され
るようになっており、この制御装置は上記排気用ブロア
ー21,22,24を制御することで、第1圧力P1、
第2圧力P2、第3圧力P3の順に高圧となるように制
御している。さらに、中流側室4d内の圧力を第4圧力
P4とすると、中流側室4dは上流側室4cと下流側室
4eの中間に位置し、かつ中流側室4dには何ら圧力制
御が為されていないことから、第4圧力P4は第2圧力
P2と第1圧力P1との間の圧力となる。また、上記ク
リーンルームも加圧されており、このクリーンルーム内
は第5圧力P5に設定され、この第5圧力は上記第1圧
力P1よりも低い値に設定されている。その結果、本実
施例の滅菌搬送システム1における圧力の関係は、第5
圧力P5、第1圧力P1、第4圧力P4、第2圧力P
2、第3圧力P3の順に高圧となっている。
【0010】以上の構成を有する滅菌搬送システム1に
よれば、フィルム2が搬送手段6によって図の右方の下
流側に搬送されると、このフィルム2は滅菌チャンバー
4のスリット4aを通過した後、さらに上流側室4cと
仕切板9のスリット9aを通過して、中流側室4d内に
搬入される。そしてこの中流側室4d内において、上面
側照射部3Aによってフィルム2の上面が滅菌され、下
面側照射部3Bによってフィルム2の下面が滅菌され
る。そして、滅菌の終了したフィルム2は、仕切板10
のスリット10aと下流側室4eとを通過し、さらにス
リット4bを通過して無菌チャンバー5内に搬入され、
前述したように当該無菌チャンバー5内において容器に
加工される。
【0011】このとき、上記第5圧力P5、第1圧力P
1、第4圧力P4、第2圧力P2、第3圧力P3は、第
1〜第3圧力制御手段11〜13によってその順に高圧
となっているので、空気は以下のように流れることにな
る。最初に、最も高圧である第3圧力P3は無菌チャン
バー5内の圧力であり、また次に高圧の第2圧力P2は
滅菌チャンバー4の下流側室4e内の圧力であるので、
その圧力差により無菌チャンバー5内の空気がスリット
4bを介して下流側室4e内に流動することになる。し
たがって、滅菌チャンバー4から無菌チャンバー5に空
気が流入することはなく、滅菌チャンバー4内を浮遊す
る不純物が無菌チャンバー5内に侵入するのを防ぐこと
ができる。次に、上記滅菌チャンバー4内の圧力は、下
流側室4e内の第2圧力P2が最も高く、中流側室4d
内の第4圧力P4、上流側室4c内の第1圧力P1の順
に低くなるので、下流側室4e内の空気は仕切板10の
スリット10aを介して中流側室4dに流れるようにな
り、さらに中流側室4dから仕切板9のスリット9aを
介して上流側室4cに流れるようになる。したがって、
この滅菌チャンバー4内で下流側室4eから上流側室4
cに向かう空気の流れが発生するので、電子線による滅
菌の前にフィルム2から剥離した不純物が、滅菌チャン
バー4の下流側室4eに向けて流動するのを防ぐことが
できる。そしてさらに、クリーンルーム内の圧力である
第5圧力P5は、滅菌チャンバー4の最も低い上流側室
4c内の第1圧力P1よりも低くなっているので、上流
側室4c内の空気はスリット4aを介してクリーンルー
ムへと流動し、この空気と共に上記不純物もクリーンル
ームへと流動する。したがって、クリーンルームから上
流側室4cに空気が流入することが防止でき、したがっ
てクリーンルーム内を浮遊する不純物が滅菌チャンバー
4に侵入するのを防ぐことができる。上述したような圧
力差を設定することにより、無菌チャンバー5から滅菌
チャンバー4を介してクリーンチャンバーへの空気の流
れを形成することができ、それによって無菌チャンバー
5に不純物が侵入するのを効果的に防止することができ
る。
【0012】なお、本実施例においては物品としてフィ
ルム2を用いているがこれに限定されるものではなく、
この他にも飲料用のボトルやキャップなどであってもよ
い。また、上記滅菌チャンバー4内に設けた2枚の仕切
板9,10は、いずれか一方又は双方を取り外してもよ
い。そして例えば仕切板10を取り外す場合には、仕切
板9を第1圧力制御手段11と第2圧力制御手段12の
間に位置させることが望ましい。この場合には、滅菌チ
ャンバー4は上流側室4cと下流側室4eとに区画され
ることになるが、このような構成であっても、上流側室
4cと下流側室4eには、第1圧力制御手段11と第2
圧力制御手段12によって圧力差が生じるので、上記実
施例と同様な効果を得ることが可能である。さらに、上
記実施例では滅菌チャンバー4に設けられている第1給
気手段14と第2給気手段16とは、1台の給気用ブロ
アー20を共有して上流側室4cと下流側室4eの双方
に空気を供給しているが、上流側室4cと下流側室4e
のそれぞれに給気用ブロアーを設けても良い。また、本
実施例における滅菌手段3は、滅菌チャンバー4の上下
に照射部3A,3Bを設けているが、これに限定される
ものではなく、電子線照射装置による電子線の照射能力
を上げることで、上面側照射部3A若しくは下面側照射
部3Bのうち、いずれか一方の照射部を省略することが
できる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、滅菌チ
ャンバーに浮遊する不純物が、無菌チャンバーに侵入す
るのを良好に防止することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】滅菌搬送システムを表す概略側面図。
【図2】滅菌チャンバー部を表す拡大図。
【符号の説明】
1 滅菌搬送システム 2 フィルム 3 滅菌手段 4 滅菌チャンバー 4a,4b スリット 4c 上流側室 4d 中流側室 4e 下流側室 5 無菌チャンバー 6 搬送手段 9,10 仕切板 11 第1圧力制御
手段 12 第2圧力制御手段 13 第3圧力制御
手段 14 第1給気手段 15 第1排気手段 16 第2給気手段 17 第2排気手段 18 第3給気手段 19 第3排気手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 滅菌手段を配置した滅菌チャンバーと、
    滅菌チャンバーに隣接された無菌チャンバーと、物品を
    滅菌チャンバーから無菌チャンバーへ搬送する搬送手段
    とを備え、上記滅菌手段によって物品を滅菌した後に無
    菌チャンバーへ物品を搬送する物品の滅菌搬送システム
    において、 滅菌手段の物品搬送方向上流側における第1圧力を制御
    する第1圧力制御手段と、滅菌手段の物品搬送方向下流
    側における第2圧力を制御する第2圧力制御手段と、さ
    らに無菌チャンバー内の第3圧力を制御する第3圧力制
    御手段とをそれぞれ設け、 各圧力制御手段によって制御する圧力を、第1圧力、第
    2圧力、第3圧力の順に高く設定したことを特徴とする
    物品の滅菌搬送システム。
  2. 【請求項2】 上記第1圧力制御手段は滅菌チャンバー
    内に空気を供給する第1給気手段と滅菌チャンバーの空
    気を排出する第1排気手段とを有し、また第2圧力制御
    手段は滅菌チャンバー内に空気を供給する第2給気手段
    と滅菌チャンバーの空気を排出する第2排気手段とを有
    し、 上記第1圧力制御手段と第2圧力制御手段とはそれぞれ
    の給気手段と排気手段との少なくともいずれれか一方を
    制御してそれぞれの圧力を変化させることを特徴とする
    請求項1に記載の物品の滅菌搬送システム。
  3. 【請求項3】 上記第1圧力制御手段と第2圧力制御手
    段との間に、上記滅菌チャンバー内を区画する仕切板を
    設け、かつ該仕切板に物品が通過可能なスリットを形成
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の物
    品の滅菌搬送システム。
  4. 【請求項4】 上記滅菌手段は、電子線を照射して滅菌
    を行う電子線滅菌装置であることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3のいずれかに記載の物品の滅菌搬送シス
    テム。
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