JP2003054341A - 車両用駐車支援装置 - Google Patents
車両用駐車支援装置Info
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- JP2003054341A JP2003054341A JP2001244202A JP2001244202A JP2003054341A JP 2003054341 A JP2003054341 A JP 2003054341A JP 2001244202 A JP2001244202 A JP 2001244202A JP 2001244202 A JP2001244202 A JP 2001244202A JP 2003054341 A JP2003054341 A JP 2003054341A
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Abstract
与えず、これに起因した無用なステアリング操作やシフ
ト操作を無くすようにする。 【解決手段】 駐車前に車両移動しながら超音波センサ
6で捉えた障害物情報を周囲地図生成部11で蓄積して
車両周囲の地図を生成し、これをもとに目標駐車位置決
定部13で目標駐車位置候補を探索、決定する。仮目標
軌道算出部15で目標駐車位置までの仮目標軌道を算出
して参照位置算出部14で駐車空間の間口の両角などの
座標を求め、車両特定部位座標算出部12で自車両上の
基準位置と所定の関係を有する車両特定部位の座標を求
め、両座標から評価距離算出部16で評価距離を算出す
る。評価関数決定部17で評価距離の関数として与えら
れる評価関数を、最小、又は最大とするような目標軌道
を目標軌道算出部18で算出し、車両後方画像へ重畳し
てディスプレイ8に表示する。
Description
うとする際にドライバが的確な運転操作を簡単に行うこ
とができるようにドライバへ車両周辺の状況を勘案して
最適な目標軌道情報を提供するようにした駐車支援装置
に関する。
両周囲の画像を利用し、駐車時にドライバの運転操作を
支援するものとして、たとえば特開平2000−720
18号公報に記載のものが知られている。この技術にお
いては、車体の左右側面と後方に設置されたカメラによ
り得られた周囲の画像を画像処理して車庫枠の白線に対
する車両の位置、姿勢および走路幅を算出し、これら車
庫枠の白線に対する車両の位置、姿勢および道路幅から
車庫に入庫するための目標軌道を計算する。この目標軌
道は、ステアリング操作やシフト操作の回数を最小とす
るように、回転半径と直線からなる軌道で設定するよう
にしている。
ステアリング操作やシフト操作の回数が少なくて済む点
では優れているものの、一定操舵で旋回後退するような
場面では、車体前端の張り出し量が大きくなって通路の
壁面との間にほとんど隙間がない位置を車両が通過する
軌道になったり、あるいは車体の内側が障害物のすぐそ
ばを通過する軌道になったりすることがあり、ドライバ
に対し不安感を与え、場合によってはドライバが支援内
容を無視して操作してしまう結果、ステアリング操作や
シフト操作の回数が多くなり、やり直しを含め駐車操作
が複雑になってしまったりすることがある、という改善
すべき問題点があった。
明する。図17は、自車両iが、一定の操舵角を保った
ままの1回のステアリング操作のみで位置Saから位置
Faまで旋回移動した場合の様子を示している。この場
合、車両iの右前端が描く円弧軌道l1が壁Wに極端に
近づくので、ドライバはこのまま後退すると車両が壁W
に接触するのではないかと不安になる。
故に、張り出し量が大きくなり、接触しそうだと感じる
無用な不安感を与えるおそれがあることに加えて、壁面
の位置によっては、接触を避けるために、無用なステア
リング操作やシフト操作が発生するおそれもある。
囲にある障害物に極端に接近することでドライバに車両
が障害物に接触しそうだと感じる無用の不安感を与える
ことがなく、またこれに起因した無用なステアリング操
作やシフト操作を無くして最適な目標軌道を設定するこ
とができるようにした車両用駐車支援装置を提供するこ
とを目的とする。
舵角を検出する操舵角検出手段と、車速を検出する車速
検出手段と、車両周囲の障害物を検出する周囲障害物検
出手段と、操舵角と車速とから車両の2次元平面上での
車両位置及び車体向きを算出する車両運動算出部と、車
両運動算出部で算出された車両運動と、障害物検出手段
により得られた障害物までの相対位置関係とから、車両
周囲の2次元地図を生成する周囲地図生成部と、周囲地
図生成部で生成された周囲地図から駐車可能な空間を見
つけ出し目標駐車位置を決定する目標駐車位置決定部
と、目標駐車位置に関連した特定の参照位置を求める参
照位置算出部と、自車両上の基準位置に対する自車両上
の特定部位の位置座標を求める車両特定部位座標算出部
と、車両の特定部位から参照位置までの距離を算出する
評価距離算出部と、自車両が現在位置から目標駐車位置
に達するまでの評価距離の関数として与えられる評価関
数を、最小、又は最大とするような、現在位置から目標
駐車位置までの位置座標と車体向きで表される目標軌道
を算出する目標軌道算出部とを有するものとする。
出部が、車体の4角のうちの少なくも1つの座標を算出
し、参照位置算出部が、駐車空間の入口を示す間口の少
なくも1つの座標を算出し、評価算出部が、車両特定部
位座標算出部で得た座標と参照位置算出部で得た座標と
の組合せの中から少なくも1つの距離を算出するように
する。
出部が、舵角検出手段で得た操舵角により、車体の4角
の中で最も外側通過する車両部位を算出し、参照位置算
出部が、目標位置に車両が到達したときの車両の後面、
又は側面に平行な直線を算出し、評価距離算出部が、車
両部位から直線までの距離を算出するようにする。
出部が、車体の4角のうちの少なくも1つの座標、及び
舵角検出手段で得た操舵角により、車体の4角の中で最
も外側通過する車両部位を算出し、参照位置算出部が、
駐車空間の入口を示す間口の少なくも1つの座標、及び
目標位置に車両が到達したときの車両の後面、又は側面
に平行な直線を算出し、評価距離算出部が、車体の角か
ら駐車空間間口までの評価距離と、車両部位から直線ま
での評価距離とを算出し、目標軌道算出部が、得られた
評価距離を組み合わせて得た関数を評価関数として、こ
の評価関数を最小、又は最大とする目標軌道を算出する
ようにする。
自車両の現在位置から目標駐車位置に至るまでの間の評
価距離の最小値を最大とする関数を評価関数として、目
標軌道を算出するようにする。
評価距離の逆数のN乗(N>0、かつ偶数)を自車両の
現在位置から目標駐車位置に至るまで積分した値を評価
関数とし、評価関数を最小とする目標軌道を算出するよ
うにする。
決定部が生成された周囲地図から駐車可能な空間を見つ
け出し目標駐車位置を決定し、参照位置算出部で目標駐
車位置に関連した参照位置を求め、車両特定部位座標算
出部にて自車両の基準位置と所定の関係を有する特定部
位の位置座標を求めるとともに、目標軌道算出部が、評
価距離算出部で算出した、車両特定部位位置から参照位
置までの評価距離の関数として与えられる評価関数を、
最小、又は最大とするような、位置座標と車体向きで表
される目標軌道を算出するようにしたので、車両の周囲
にある障害物に車両が極端に接近するような軌道が算出
されることが無くなり、ドライバに無用の不安感を与え
ることなく駐車スペースに誘導することができるように
なる。また、切り返しを行なうことなく目標駐車位置に
達することができる軌道が存在するにも拘わらず、切り
返しなしには目標駐車位置に達することはできないとド
ライバが判断して、その時の位置から車両を移動し、一
回で入れられる位置を探さなければならなくなるような
不便やステアリング操作等が不要に多くなるのを避ける
ことができる。
の角と駐車スペース間口の角との距離とし、その関数を
評価関数としたので、駐車時に特に注意しなければなら
ない、車体の角と駐車場の入り口の角とが接近しすぎる
ことの無い軌道で誘導される結果、ドライバにとってさ
らに安心感の高い誘導が可能となる。
角が外側に張り出す量が小さくなるような軌道が得られ
るので、周囲の壁面や他車両などの障害物との距離が極
端に小さくなることを避けることができ、ドライバにと
ってさらに安心感の高い誘導が可能となる。
の角と駐車スペース間口の角との評価距離と、車体の角
と壁面との評価距離との合成関数としたので、車体張り
出しによる壁面との間隔と、車体の角と駐車空間の間口
の角との間隔との両者が、極端に小さくなることの無い
目標軌道が得られ、ドライバにとってさらに安心感の高
い誘導が可能となる。
大きい車体の特定部分と障害物の特定部分との距離の最
小値を最も大きくするような目標軌道が得られるので、
ドライバにとって、最も安心感の高い誘導が可能とな
る。更に、不要な切り返しを行なうこと無く目標駐車位
置に達することができる目標軌道を得ることが可能とな
る。
距離の逆数のN乗(N>0、且つ、偶数)としたので、
評価関数が、障害物との距離を示す評価距離が最も小さ
くなる時の距離が最大に近い値になった時に最小となる
ような関数となり、その結果として、ドライバにとって
非常に安心感の高い誘導が可能となる。また、不要な切
り返しを行なうこと無く目標駐車位置に達することがで
きる目標軌道を得ることができる。さらに、単純に評価
距離のN乗の関数であるので、連続関数であり、且つ、
容易に導関数が求められ、数値計算の際も一般的な手法
を用いることが可能となる。
き説明する。図1は、本駐車支援装置の全体を示すブロ
ック図である。コントロールユニット1は、マイクロコ
ンピュー夕、ROM、RAM、インターフェイス回路な
どからなり、各スイッチ、各センサからの入力情報を処
理して、ディスプレイ(表示手段)8へ出力するデー夕
を算出する役割を担っている。
車場所に対して予め決められた位置まで車両を持ってい
った時点で、駐車支援装置を作動させるために操作する
ものである。駐車動作開始スイッチ2が操作されると、
この出力信号がコントロールユニット1へ入力され、駐
車支援装置全体が初期化され、駐車操作支援を開始する
ようになる。
退縦列駐車左右、後退並列駐車左右の4つの駐車方法の
うちどの駐車方法を行いたいのか、を手動で選択するた
めのスイッチである。ここで、左右とは自車両の後方左
側空間、自車両の後方右側空間をそれぞれ意味する。ド
ライバが手動で駐車方法選択スイッチ3を切替選択する
ことで、これらの選択信号がコントロールユニット1へ
入力されるようになっている。
えばステアリングホイールに連動するスリットディスク
を挟んで2組のフォトインタラプタをステアリングコラ
ムチューブに互いに位相差を有して固定して構成する。
ステアリングホイールの回転に応じてスリットディスク
による光の透過・遮断に応じてパルスを発生する。この
パルスをカウントし、ドライバが操作するステアリング
の中立点、操舵角を、また上記位相差により操舵方向を
判別する。得られた操舵角にステアリングギヤ比を乗じ
れば、容易に操舵輪の向いている角度(転舵角)に換算
できる。
車輪と一体に回転する磁性体のロータの歯に対し、コイ
ルと永久磁石からなるピックアップを適当な空隙を設け
て配置して、車輪の回転に応じてパルス電圧を発生さ
せ、このパルスの時間間隔を計測し、得られた時間間隔
と1パルス当たりの角度、タイヤ半径等の数値から車速
を得るようになっている。
は、例えばピエゾ圧電素子を利用したトランスミッタか
ら超音波を発射し、この超音波が障害物に当たって反射
してくるのを同じくピエゾ圧電素子を利用したレシーバ
で検知するもので、車両の周囲に設置されており、車体
座標系における障害物までの距離及びその方位を検出す
るものである。障害物までの距離は、超音波の発射から
反射して返ってくるまでの時間を計測し超音波の速度を
乗じて得るようになっている。ここでは、車両前端に真
横方向に向けて設置されている。
CCDカメラを用い、これを車両後部上方に設置するこ
とで車両の後方を撮影する。このカメラ7による画像信
号は、コントロールユニット1へ入力される。 ディス
プレイ8は、例えば、いわゆるバックモニタやナビゲー
ション装置等で使われている液晶製のモニタディスプレ
イを用い、コントロールユニット1から出力される画像
信号が入力されカメラ7が捉えた画像等を表示すること
で、ドライバが後退しながら駐車する際の参考情報を視
覚的に提供するものである。
ロック図である。車両運動算出部10は、操舵角センサ
4から得られる前輪の転舵角と、車速センサ5から得ら
れる車速と、前進か後退かを識別するために変速機に設
けた図外のシフトポジションセンサから得られるシフト
ポジションに基づいて、例えば、下記の状態方程式か
ら、車両の位置、車体の向き等の車両運動情報を求め
る。この場合、初期位置は駐車動作開始スイッチ2をド
ライバが操作した時点のものとする。
車軸中心点の座標、θは車体の向き、Lwbは車両のホ
イールベース、Φは操舵角センサ4から得られる前輪の
転舵角である。
得られた障害物までの距離及び方位に、車両運動算出部
10で求められた車両運動情報を加味しながら、車両周
囲の障害物位置をマッピングして記憶していく。この結
果、ここで得られる2次元の周囲地図は、車両が移動す
るに従い、超音波センサ6で検出したすべての障害物と
自車両との応対位置関係を蓄積・記憶することにより、
広域の地図が得られることとなる。したがって、超音波
センサ6等で検出した情報は、駐車場に入って検出し始
めた分から蓄積・記憶されている。車両特定部位座標算
出部12は、目標軌道計算時に基準となる車体部位と、
車両の特定部位との相対位置座標を算出するものであ
る。
スイッチ3により選択された駐車方法(例えば、後退縦
列駐車左右、後退並列駐車左右の4通りのうちから選択
した一つ)を参考に、周囲地図生成部11で作成された
周囲地図の中から駐車空間として最も適切なものを探し
出すとともに、目標駐車位置としての目標後輪車軸中心
点の座標、及び目標車体方向を決定する。参照位置算出
部14は、目標駐車位置算出部13で求められた目標駐
車位置に対して、予め定められた位置関係にある特定の
部位を参照部位として決定し、周囲地図生成部11から
の地図情報を用いて、その位置座標を算出するものであ
る。
10で求めた車両の現在位置から、目標駐車位置決定部
13で決定された目標駐車位置までの仮の目標軌道を算
出するものである。仮目標軌道としては、上記運動方程
式を満たしながら、現在位置から目標駐車位置まで到達
できるような、x、y、θ、Φのデータを与えればよ
い。なお、これらのデータは、上記運動方程式を厳密に
満たさなくても、たとえば、位置座標データとして現在
位置から目標駐車位置までを直線的に移動するようにし
たx、yを、また、その間の車体向きθ、及び前輪転舵
角をゼロとしてもよい。
4で算出された参照位置座標と、車両特定部位座標算出
部12で算出された各特定部位座標とから、評価距離を
算出するものである。評価関数決定部17は、上記評価
距離算出部16で求められた評価距離を用いて、予め定
められた評価関数を求めるものである。目標軌道算出部
18は、仮目標軌道算出部15で与えられた仮目標軌道
をベースにして、評価関数決定部17で求められた評価
関数の値を最小にするような目標軌道を求めるものであ
る。評価関数を最小にするような目標軌道の算出方法と
しては、例えば、最急降下法などの数値計算法を用い
る。
れた車両周囲画像(本実施例では車両後方の画像を上方
からみたように座標変換した画像とする)上に、目標軌
道算出部18で算出された目標軌道と、周囲地図生成部
11で得られた地図情報とを重畳し、得られた合成画像
をディスプレイ8へと出力するものである。
援装置の動作を、車両が左後方の駐車空間に後退並列駐
車する場合につき説明する。ここでは、前輪を操舵する
車両を考えているので、車両位置は後輪車軸の中心点位
置を基準として考える。座標系は、適当な位置を原点と
する地上座標系として、例えば、駐車位置で車体前方へ
向けてx軸を、またこの左横方向へ向けてy軸をとるこ
ととし、車体向きは、x軸に対する車体の向きを指すも
のとする。周囲地図生成部11では、超音波センサ6を
利用して他車両70、80や壁90といった障害物を線
分aにて生成する。目標駐車位置決定部13は、上記周
囲地図をもとに、駐車場所として適切な空間を探索し、
例えば、他車両70、80間の空間を目標駐車位置と
し、そのときの後輪車軸中心点bを求める。
ての線分aにあって、目標駐車位置の間口の角となる、
他車両70の右前端位置、及び他車両80の左前端位置
をそれぞれ参照位置c1、c2とし、その座標を算出す
る。自車両iは現在の車両位置にあってその後輪車軸中
心点がdにあり、車両運動算出部10でその座標を算出
する。車両特定部位座標算出部12は、自車両iの基準
位置と特定の関係にある車両特定部位(ここでは、車両
の左右後端である)e1、e2を算出する。
10で求めた自車両iの現在位置と目標駐車位置決定部
13で決定した目標駐車位置とから、図3中に点線で示
される仮目標軌道gを算出する。この仮目標軌道gは、
最初に与えられる適当な目標軌道であって、ここでは、
初期位置と目標駐車位置を結んだ直線で与えている。車
体向きは、例えば、初期位置での車体向きから、目標駐
車位置における車体向きまで一定の割合で変化するもの
を与え、前輪転舵角にはゼロを与えている。この仮目標
軌道は、必ずしも軌道全体に渡って、上記の運動方程式
を満たしてはいないが、評価距離算出部16〜目標軌道
算出部18によって、目標軌道を算出する際の数値計算
の過程で条件を満たすものに修正されていく。この計算
方法は、最適制御と呼ばれる分野で提案されている数値
計算法を用いればよく、ここでは詳細な説明は省くが、
参考文献として、加藤寛一郎著「工学的最適制御」(東
京大学出版会)をあげておく。
れらに対応する車両特定部位との距離c1〜e1、c2
〜e2を求め、これらを評価距離f1、f2とする。評
価関数決定部17は、上記で得た評価距離から後述の評
価関数を決定する。この評価関数をもとに目標軌道算出
部18で目標軌道hを得る。この目標軌道hは、例え
ば、車両が初期位置での後輪車軸中心点bから駐車位置
での後輪車軸中心点bまで移動する際の、評価距離f1
又はf2の最小値を最大にする軌道、すなわち、車両が
周囲障害物から、最も大きな距離を保ちながら目標駐車
位置に到達する軌道である。
チャート、及び図5〜図9のサブルーチンのフローチャ
ートを用いて、詳細に説明する。これらのプログラム処
理は、コントロールユニット1のマイクロコンピュー夕
により所定の制御周期毎に繰り返し実行される。また、
図4のゼネラルフローを実行する際には、これと並行し
て周囲地図生成部11により周囲地図が生成されている
ものとする。
コントロールユニット1で以下の処理が開始される。ス
テップ100では、駐車動作開始フラグがセットされて
いるか否かを調べる。セットされていればステップ20
0へ、セットされていなければステップ150へ進んで
駐車動作開始フラグをセットする。ステップ200で
は、車両運動算出部10が、操舵角センサ4から操舵角
を、また車速センサ5からの車速をそれぞれ読み込む。
ここでの読み込み処理の詳細は、図5を用いて、後で説
明する。
13において、目標駐車位置決定フラグがセットされて
いるか否かを調べる。セットされていればステップ60
0へ、セットされていなければステップ300へ進む。
ステップ300では、目標駐車位置決定部13が、周囲
地図生成部11で生成されている周囲地図をもとに駐車
空間として適切な場所を抽出し、その目標駐車位置と、
その時の車体の向きを算出、設定する。ここでの目標駐
車位置決定処理の詳細は、図6、図7を用いて後で説明
する。
ラグをセットする。ステップ450では、参照位置算出
部14が、目標駐車位置決定部13で決定した目標駐車
位置と、周囲地図生成部11で得た周囲地図情報とか
ら、参照位置を決定する。参照位置としては、例えば、
目標駐車位置の入口の間口の角を選定する。
が、駐車動作開始フラグがセットされた時点での後輪車
軸中心点を原点として、車両の運動に従い、車両の位置
座標(x,y)、車両の向きθを算出する。ここでの自
車両の位置座標・車体向き算出処理の詳細は、図8を用
いて、後で説明する。ステップ600では、仮目標軌道
算出部15が、変速機のシフト位置を調べる。リバース
に入っていればステップ700へ、リバースに入ってい
なければ本処理から抜ける。
5が、シフト位置がリバースにされた時点の車両位置か
ら、ステップ300で目標駐車位置決定部13にて設定
した目標駐車位置へ到る仮目標軌道を算出する。この仮
目標軌道算出方法の詳細は、図9を用いて、後で説明す
る。ステップ710では、車両特定部位座標算出部12
が、車両運動算出部10で求めた自車両情報を基準にこ
れと所定の関係にある車両特定部位の位置座標を算出す
る。この車両特定部位の位置座標の算出方法について
は、図13を用いて、後で説明する。
が、車両特定部位座標算出部12で求めた車両特定部位
の座標と、参照位置算出部14で求めた参照位置の座標
とから評価距離を算出する。ステップ770では、評価
関数決定部17が、評価距離算出部16で算出した評価
距離に基づき評価関数を決定する。
が、仮目標軌道算出部15で得た仮目標軌道と、評価関
数決定部17で決定した評価関数とに基づき、目標軌道
を算出する。ここでの目標軌道算出方法の詳細は、図1
4〜図16を用いて後で説明する。ステップ900で
は、画像合成部19が、目標軌道算出部18が求めた目
標軌道と、周囲地図生成部11で得た周囲地図情報と
を、カメラ7で撮像した後部の撮影画像に重畳合成し、
ディスプレイ8ヘ、予め定められたフォーマットで転送
する。ステップ1000では、コントロールユニット1
が、駐車動作開始フラグ、目標駐車位置決定フラグ等の
本処理に係わるフラグをリセットする。
のステップ200におけるセンサ信号読み込み処理の詳
細な流れを示したフローチャートである。ステップ21
0では、車両運動算出部10が車速センサ5から車速を
読み込む。ステップ220では、車両運動算出部10
が、操舵角センサ4からステアリングの操舵角を読み込
む。ステップ230では、ステップ120で読み込んだ
操舵角に、ステアリングのギヤ比G1を乗じることで、
前輪転舵角を算出する。
ートでのステップ300における、目標駐車位置決定処
理の詳細な流れを示したフローチャートである。ステッ
プ310では、目標駐車位置決定部13が、駐車方法選
択スイッチ3で後退並列駐車と後退縦列駐車のどちらが
選択されているかを調べる。後退並列駐車側が選択され
ていればステップ315へ、また後退縦列駐車側が選択
されていればステップ320へ進む。ステップ315で
は、フラグflg_p1をセットし、ステップ320で
は、フラグflg_p1をリセットする。
イッチ3で左右のどちらの駐車空間が選択されているか
を調べる。左側が選択されていればステップ330へ、
右側が選択されていればステップ335へと進む。ステ
ップ330では、フラグflg_p2をセットし、ステ
ップ335では、フラグflg_p2をリセットする。
縦列駐車かを認識するため、フラグフラグflg_p1
を調べて、これが1であれば、ステップ345へ、1で
なければステップ370へ進む。ステップ345では、
左右いずれの駐車空間が選択されたか認識するため、フ
ラグflg_p2を調べて、これが1でなければステッ
プ350へ進み、1であればステップ360へ進む。ス
テップ370でも、同様にフラグflg_p2を調べ
て、これが1であればステップ380へ進み、1でなけ
ればステップ390へ進む。
で得た周囲地図情報に基づき、右後方で後退並列駐車可
能な駐車空間を探索する。なお、周囲地図生成部11に
おける周囲地図の生成要領については、図10〜図12
を用いて後で説明する。続くステップ355では、上記
目標駐車空間から、目標とする後輪車軸中心点の座標
(xb,yb)と、目標とする車体向きθbを算出す
る。
部11で得た周囲地図情報に基づき、左後方で後退並列
駐車可能な駐車空間を探索する。続くステップ365で
は、上記目標駐車空間から、目標とする後輪車軸中心点
の座標(xb,yb)と、目標とする車体向きθbを算
出する。また、ステップ380では、周囲地図生成部1
1で得た周囲地図情報に基づき、左後方で後退縦列駐車
可能な駐車空間を探索する。続くステップ385では、
上記目標駐車空間から、目標とする後輪車軸中心点の座
標(xb,yb)と、目標とする車体向きθbを算出す
る。一方、ステップ390では、周囲地図生成部11で
得た周囲地図情報に基づき、右後方で後退縦列駐車可能
な駐車空間を探索する。続くステップ395では、上記
目標駐車空間から、目標とする後輪車軸中心点の座標
(xb,yb)と、目標とする車体向きθbを算出す
る。
のステップ500における、車両の位置座標、車体の方
向を算出する車両位置算出処理の詳細な流れを示したフ
ローチャートである。 ステップ505では、車両運動
算出部10が、自車両の位置座標、車体方向を算出する
際、それらの初期化が行われているか否かにつき、車両
位置初期化フラグを調べて判断する。車両位置初期化フ
ラグがセットされていればステップ540へ、リセット
されていればステップ510へ進む。
グをセットする。続くステップ515では、車体向きを
初期化してθ1=π/2とする。ステップ520では、
後輪車軸中心点のx座標を初期化し、x1=0とする。
ステップ530では、後輪車軸中心点のy座標を初期化
し、y1=0とする。
プリング時間として、1サンプル前の車体向きθ1と、
その周期で計測した車速V、前輪切れ角(転舵角)Φか
ら、車体向きθ2を求める。 θ2=(Ts・V/Lwb)・tanΦ+θ1
時間として、1サンプル前の後輪車軸中心点のx座標x
1と、車体向きθ1と、その周期で計測した車速Vとか
ら、後輪車軸中心点のx座標x2を求める。 x2=Ts・V・cosθ1+x1
時間として、1サンプル前の後輪車軸中心点のy座標y
1と、車体向きθ1と、その周期で計測した車速Vとか
ら、後輪車軸中心点のy座標y2を求める。 y2=Ts・V・sinθ1+y1
ステップ540で求めた新たな車体の向きを、このサン
プルでの車体の向きとする。ステップ580では、x1
=x2として、ステップ550で求めた新たな後輪車軸
中心点のx座標を、このサンプルでの車体の向きとす
る。ステップ590では、y1=y2として、ステップ
560で求めた新たな後輪車紬中心点のy座標を、この
サンプルでの車体の向きとする。
のステップ700における仮目標軌道算出処理の詳細な
流れを示したフローチャートである。ここで、軌道の算
出に関しては、上述の状態方程式を用いることから、位
置座標x、y、車体向きθ、前輪転舵角Φを求める。ス
テップ710では、仮目標軌道算出部15が、車両運動
算出部10で求めた自車両位置情報と、目標駐車位置決
定部13で求めた目標駐車位置情報とから、目標駐車位
置でのあるべき車体の状態を読み込む。すなわち、地図
情報を利用して求められた位置座標x=xf、y=
yf、その時の車体の向きθ=θf、及び目標駐車位置
に到達したときには例えばタイヤの向きは中立状態にす
るとして、前輪転舵角Φ=Φf=0を読み込む。
から現在の車体の状態を読み込む。すなわち、周囲地図
情報を利用して求められた位置座標x=xs、y=
ys、現在の車体の向きθ=θs、及び、現在の前輪転
舵角Φ=Φsを読み込む。ステップ730では、ステッ
プ720で得た現在の位置座標x=xs、y=y s、及
び、ステップ710で得られた目標駐車位置座標x=x
f、y=yfから、現在位置と目標駐車位置とを結ぶ直
線を、例えば、予め定められた個数nに分割したときの
n+1個の位置座標群((x0,y0),(x1,
y1),…,(xn,yn))を仮目標軌道における位
置座標列として求める。ここで、(x0,y0)=(x
s,ys)、(xn,yn)=(xf,yf)である。
られた現在の車体の向きθ=θsと、ステップ710で
得られた目標駐車位置での車体向きθ=θfから、両者
を結ぶ直線を、n分割したときのn+1個の車体向きデ
ータ群(θ0,θ1,…,θ n)を仮目標軌道における
位置座標列として求める。ここで、θ0=θs、θn=
θfである。ステップ750では、ステップ720で得
られた現在の前輪転舵角Φ=Φsと、ステップ710で
得られた目標駐車位置での前輪転舵角Φ=Φfとから、
両者を結ぶ直線を、n分割したときのn+1個の前輪転
舵角データ群(Φ0,Φ1,…,Φn)を仮目標軌道に
おける位置座標列として求める。ここで、Φ0=Φs、
Φn=Φfである。
〜図12に基づき、説明する。図10は、自車両iが図
の右方から左方位置まで移動して来る間、車体左前方に
横向きに取り付けた超音波センサ6で車両左側を測距
し、その後、図の位置で一旦停止して、ドライバが車両
進行方向に対し左側後方に後退並列駐車しようとする場
合を示す。周囲地図生成部11は、超音波センサ6から
の測距出力を受けて、車両が駐車列(他車両70、8
0)及び壁90に沿って前進するに従い、これらを逐次
サンプリングしていった測距結果、及び車両iの移動量
を考慮して2次元平面上に障害物をサンプリング点によ
りマッピングする。
示すように、壁90についてのサンプリング点91〜9
9、2台の他車両70、80についてそれぞれのサンプ
リング点71〜75、81〜86として得られる。周囲
地図生成部11では、図11に示すように、上記サンプ
リング点をグルーピングして、サンプリング点71〜7
4、サンプリング点82〜86、及びサンプリング点9
1〜99をそれぞれ一塊として、他車両70、80にそ
れぞれ対応する2本の直線101、102、及び壁90
に対応する1本の直線103で直線近似する。グルーピ
ングは、例えば隣接している点間の距離が所定値より短
いか否かで判断し、短ければグルーピングする。これに
より、ここでは、駐車中の他車両70、80の前面が2
本の直線101、102で、これら他車両の間にある壁
90が1本の直線103でそれぞれ表されることにな
る。
して抽出された左側車両、後方の壁、および右側車両の
障害物の線分データを参照して、前述のとおり制御フロ
ーのステップ300において駐車スペースを探索し、目
標とする後輪車軸中心点の座標と、車体の向きを算出す
る。この直線近似の線分データで表わされる周囲地図は
画像合成部へ送られ、ディスプレイ8に表示される。図
12は、車両後方画像に、上記直線近似して抽出された
障害物がそれぞれ線分101、102、103として重
畳表示された状態を示す。なお、ディスプレイ8には、
表示枠100内のみが映し出される。
おけるステップ710における車両特定部位座標算出方
法につき、図13に基づき詳細に説明する。ここでは、
図3に示した駐車のケースを考え、車両上の基準位置を
それぞれ表す車体の側面に沿う直線l1、l2と車体後
面に沿う直線l3とが公差する点、すなわち車体左後端
の座標(xrl,yrl)と車体右後端の座標
(xrr,y rr)との各点の座標を車両特定部位座標
とする。車体が座標系の原点にあり、x軸方向に対する
車体向きがゼロであったとすると、
Wは車幅である。従って、車両の後輪車軸中心点の位置
が(xk,yk)、車体向きがθkであるときの車体左
後端と車体右後端のそれぞれの座標は、後輪車軸中心点
が原点Oにある車両i’の位置でθkだけ回転し、それ
を車両位置座標分、平行移動すればよい。従って、0〜
n番目までのうちにおけるk番目の座標は、それぞれ、
以下の式で与えられる。
におけるステップ750、770における評価距離及び
評価関数の算出方法につき、詳細に説明する。図3に示
した参照位置c1、c2の位置座標を(xcl,
ycl)、(xc2,yc2)、また車両の特定位置e
1、e2の座標を(xrl,yrl)、(x rr,
yrr)とすると、評価距離f1、f2は、それぞれ、
は、例えば、次式のものを与える。
まで移動した際における評価距離の最小値を評価関数と
している。そして、このI1が最大となるような軌道を
目標軌道とする。
車開始前から超音波センサ9により車両移動しながら測
距したデータをもとに周囲地図生成部11で生成した周
囲地図を利用し、目標駐車位置を決定して仮目標軌道を
算出する一方、車両の基準位置と所定の関係を有する車
両特定部位と、周囲地図情報及び目標駐車位置情報から
求めた参照位置とに基づき評価距離を算出し、これをも
とに評価関数を用いて最適な目標軌道を算出するように
構成したので、駐車操作中、車両が車両周囲の障害物に
極端に接近するような軌道が算出されることが無くなる
結果、ドライバに車両が障害物に接触するかもしれない
といった無用の不安感を与えることがなくなる。この結
果、不安に起因した不要なステアリング操作やシフト操
作などをしなくて済み、スムーズに駐車することが可能
となる。
に、車両が現在位置から目標位置まで移動した際におけ
る評価距離の最小値とするI1を用いたが、これに代え
て下記の評価関数I2〜I4などを用いても良い。たと
えば、評価関数Iとして、次式のように、車両が現在位
置から目標位置まで移動した際における評価距離の逆数
を合計しこれの偶数乗の合計値とする評価関数I2を用
いてもよい。
左後方の駐車空間に駐車するケースにつき、m=8とし
て演算した結果(現在位置から目標駐車位置まで移動し
た際における車両iの位置と車体向きの変化)を図14
に示す。ここで、座標軸は、駐車位置での車体の前方を
x軸、その左側横方向をy軸とする。また、車両iの駐
車開始の位置をid、駐車位置での位置ib、他車両や
壁などの障害物W1、W2間にある駐車空間の間口の角
WA、WBの座標をそれぞれ(xA,yA)、(xB,
yB)とする。参照位置としての左側の角WAから車両
特定部位としての車体左後端までの距離、参照位置とし
ての右側の角WBから車両特定部位としての車体右後端
までの距離が、それぞれ評価距離fa、fbである。こ
れらの評価距離を用いて評価関数I2により得た上記目
標軌道に沿って車両を移動させた結果は、図示のように
角WA、WBと車両iの特定部位との間隔が極端に大き
くならず、ドライバにとって安心して駐車操作を実行で
きる。また、この場合、評価関数には評価距離のN乗の
連続関数を用いているので、この導関数を容易に算出で
き、数値計算にあっても一般的な手法で済み、演算が容
易になる。
5に基づき説明する。同図において、ここでは車両iが
位置Aからスタートして、位置Bに駐車する場合を考え
る。この時、軌道は、ほぼ同図(a)に示すように変化
し、評価距離Ri(ここでiは0〜10)は、位置C付
近での評価距離R5が最小値になるようにR0〜R10
へと変化する。
f1の積分であるG1が評価関数である場合、これを最
小にしようとすると、Riが小さくなった方がG1が小
さくなるので、最小距離はゼロになった方がよいことに
なる。そこで、評価距離の逆数1/Riである値f2の
積分G2を評価関数とすると、Riが大きくなった方が
G2が小さくなり、特に、評価距離が最小となるR5の
増減が最も大きくG2の増減に影響するので、求めたい
軌道に近いものが得られる。
の評価距離(例えばR4、R6等)の増減も評価関数G
2の増減に大きく影響するという問題がある。そこで、
評価関数のN乗(同図(b)では4乗)の逆数である値
f3の積分を評価関数G3とすると、評価距離が最小に
なる部分(この図(b)ではR5)の増減が、G3の増
減に極端に大きく影響するようになる。このようにする
ことで、近似的に、現在位置から目標駐車位置に至るま
での間の評価距離の最小値を最大とする関数を評価関数
として得た目標軌道に近い解が得られることになる。な
お、最小値を求めるためには、Nを偶数とし、値f3が
下に凸の関数となることが必要である。
張り出し量をできるだけ小さくするような軌道を求める
ため、下記の評価関数I3あるいはI4を用いるように
してもよい。ここで、xfrは、評価距離としての張り
出し量であり、例えば図16のようにx方向の張り出し
量(距離L0)を求めることとなる。
る軌道を求め目標軌道とする。
並列駐車で左後方の駐車空間に駐車するケースにつき、
m=8として演算した結果(現在位置から目標駐車位置
まで移動した際における車両iの位置と車体向きの変
化)を示す。ここで、座標軸は、駐車位置での車体の前
方をx軸、その左側横方向をy軸とする。車両iの駐車
開始の位置をid、駐車位置での位置をib、そして車
体左前端、車体右前端、車体左後端、車体右後端の各座
標をそれぞれ(xFL,yF L)、(xFR,
yFR)、(xRL,yRL)、(xRR,yRR)と
する。そして、駐車位置での後車輪軸中心点から所定距
離(ここでは1m)離れy軸に平行な線Lmから、x軸
に平行に車体右前端(xFR,yFR)までの距離L 0
(図示位置ではxfr(0))を各車両位置ごとに算出
比較し、距離L0を最小化する。このようにしても、ド
ライバが障害物への接触の不安を覚えずに駐車操作でき
る目標軌道を容易に算出できる。
レーザー、マイクロ波、ミリ波等を利用したレーダを用
いるようにしてもよい。また、車両後方を撮影するカメ
ラは、車体後部上方に装着した1台に限ることなく、車
体後端付近に2台のカメラを装着させるようにしてもよ
い。このようにすれば、これらで撮影した画像を合成す
ることで、車両の後端も含んだ画像を容易に得ることが
できる。
3が周囲地図から駐車スペースとして適切な場所を抽出
し、目標駐車位置と車体向きを算出・設定するものとし
たが、そのほか、例えばディスプレイ8にタッチパネル
機能を持たせておき、先の図11に示すようなディスプ
レイ8に表示された周囲地図の画像を見ながら、ドライ
バが目標駐車位置Bを指で押して指定することにより、
目標駐車位置決定部13ではただちに当該指定位置の座
標を決定する構成とすることもできる。
ク図である。
る。
である。
ーチャートである。
すフローチャートである。
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
ーチンの詳細を示すフローチャートである。
すフローチャートである。
説明図である。
明図である。
出結果を示す図である。
す説明図である。
の算出結果を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 操舵角を検出する操舵角検出手段と、車
速を検出する車速検出手段と、車両周囲の障害物を検出
する周囲障害物検出手段と、前記操舵角と前記車速とか
ら車両の2次元平面上での車両位置及び車体向きを算出
する車両運動算出部と、該車両運動算出部で算出された
車両運動と、前記障害物検出手段により得られた障害物
までの相対位置関係とから、車両周囲の2次元地図を生
成する周囲地図生成部と、該周囲地図生成部で生成され
た前記周囲地図から駐車可能な空間を見つけ出し目標駐
車位置を決定する目標駐車位置決定部と、前記目標駐車
位置に関連した特定の参照位置を求める参照位置算出部
と、自車両上の基準位置に対する自車両上の特定部位の
位置座標を求める車両特定部位座標算出部と、該車両特
定部位から前記参照位置までの距離を算出する評価距離
算出部と、自車両が現在位置から目標駐車位置に達する
までの評価距離の関数として与えられる評価関数を、最
小、又は最大とするような、現在位置から目標駐車位置
までの位置座標と車体向きで表される目標軌道を算出す
る目標軌道算出部とを有することを特徴とする車両用駐
車支援装置。 - 【請求項2】 前記車両特定部位座標算出部は、車体の
4角のうちの少なくも1つの座標を算出し、前記参照位
置算出部は、駐車空間の入口を示す間口の少なくも1つ
の座標を算出し、前記評価距離算出部は、前記車両特定
部位座標算出部で得た座標と前記参照位置算出部で得た
座標との組合せの中から少なくも1つの距離を算出する
ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の車両用駐
車支援装置。 - 【請求項3】 前記車両特定部位座標算出部は、前記舵
角検出手段で得た操舵角により、車体の4角の中で最も
外側を通過する車両部位を算出し、前記参照位置算出部
は、前記目標駐車位置に車両が到達したときの車両の後
面、又は側面に平行な直線を算出し、前記評価距離算出
部は、前記車両部位から前記直線までの距離を算出する
ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の車両用駐
車支援装置。 - 【請求項4】 前記車両特定部位座標算出部は、車体の
4角のうちの少なくも1つの座標と前記舵角検出手段で
得た操舵角により、車体の4角の中で最も外側を通過す
る車両部位を算出し、前記参照位置算出部は、駐車空間
の入口を示す間口の少なくも1つの座標と、前記目標駐
車位置に車両が到達したときの車両の後面、又は側面に
平行な直線とを算出し、前記評価距離算出部は、車体の
角から駐車空間間口までの評価距離、及び前記車両部位
から前記直線までの評価距離を算出し、前記目標軌道算
出部は、前記評価距離を組み合わせて得た関数を評価関
数として、該評価関数を最小、又は最大とする目標軌道
を算出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載
の車両用駐車支援装置。 - 【請求項5】 前記目標軌道算出部は、自車両の現在位
置から目標駐車位置に至るまでの間の評価距離の最小値
を最大とする関数を評価関数として、目標軌道を算出す
るようにしたことを特徴とする請求項1から4のいずれ
かに記載の車両用駐車支援装置。 - 【請求項6】 前記目標軌道算出部は、前記評価距離の
逆数のN乗(N>0、かつ偶数)を自車両の現在位置か
ら目標駐車位置に至るまで積分した値を評価関数とし、
該評価関数を最小とする目標軌道を算出するようにした
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の車
両用駐車支援装置。
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