JP2003053897A - 転写性受容層成形用離型フィルム - Google Patents

転写性受容層成形用離型フィルム

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JP2003053897A
JP2003053897A JP2001247554A JP2001247554A JP2003053897A JP 2003053897 A JP2003053897 A JP 2003053897A JP 2001247554 A JP2001247554 A JP 2001247554A JP 2001247554 A JP2001247554 A JP 2001247554A JP 2003053897 A JP2003053897 A JP 2003053897A
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Kimihiro Izaki
公裕 井崎
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Mitsubishi Polyester Film Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 普通紙にインキ受容層を転写して専用紙に変
換するために用いられ、優れた特性を有する転写性受容
層成形用離型フィルムを提供する。 【解決手段】 ポリエステルフィルムの片面にシリコー
ン系化合物を含有する離型層を有するフィルムであり、
下記式(1)および(2)を同時に満足することを特徴
とする転写性受容層成形用離型フィルム。 F(50℃)/F≦4 …(1) Rmax(A)≦800 …(2) (上記式中、Fは、離型層と転写性受容層との常温にお
ける剥離力(mN/cm)、F(50℃)は、離型層表
面に転写性受容層を積層した状態で50℃の熱履歴を与
えた後における、離型層と転写性受容層との剥離力(m
N/cm)、Rmax(A)は、離型層表面の最大突起
高さ(nm)を表す)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は離型フィルムに関
し、詳しくは離型面上にインキ受容層を成形した後、普
通紙に転写し、普通紙を専用紙に変換するための離型フ
ィルムを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエステルフィルムを基材とす
る離型フィルムが液晶偏光板の粘着剤層保護用、グリー
ンシ−ト成形用等、各種離型用に使用されている。近
年、パーソナルコンピューター(以下、パソコンと略記
する場合がある)、デジタルビデオカメラ等の普及に伴
い、一般家庭においてもカラープリンターを使用して、
銀塩写真並に高画質の画像が得られる状況にある。中で
も、昇華型感熱転写記録方式からなる電子プリンタ−が
画像の再現性が良好であること、フルカラー画像の高精
細記録が可能であること、簡便であること、パソコン等
の普及に伴い、プリンター自身の低コスト化が進行した
こと等により、今後、有望な記録方式として注目を浴び
ている。
【0003】当該記録方式における問題点として、通
常、普通紙を使用した場合には、天然繊維で構成されて
いるため、昇華性インキに対する染色性が悪く、また、
普通紙表面が平滑でないため、普通紙表面の凹凸が得ら
れる画質を左右する傾向にあり、銀塩写真並の高画質な
画像を得るのが困難な状況にある。現状の対応策として
専用紙が使用されているが、当該専用紙は普通紙と比較
して高価であるという問題点を抱えている。そのため、
普通紙を用いて高画質な画像を得ることが昇華型感熱転
写記録方式における技術的課題でもある。そこで、普通
紙に予めインキ受容層を転写する方法が各メーカーより
各種提案されている((「プリンター材料の開発」:株
式会社シーエムシー 1999年普及版)等に記載例が
ある)。
【0004】当該用途に対応可能な離型フィルムに対す
る要求特性として、インキ受容層塗布時に塗工性良好で
あること、剥離時にインキ受容層に対して適度な剥離性
をもって剥離可能であること、成形するインキ受容層表
面の平滑性を確保するために離型フィルムの平面性が良
好であること等が挙げられる。また、インキ受容層を普
通紙に転写させる工程においては離型フィルムの非離型
面側より熱源(サーマルヘッド等)を用いて加熱により
転写させる、いわゆる熱転写方式を採用する。その際、
加熱に伴い、離型フィルムの離型面とインキ受容層との
相互作用により接着性が向上する傾向にあり、離型フィ
ルムよりインキ受容層が剥離困難になる場合がある。そ
のため、離型フィルムの離型面が平坦でインキ受容層に
対する熱剥離安定性が良好な離型フィルムが必要とされ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みなされたものであって、その解決課題は、普通紙にイ
ンキ受容層を転写して専用紙に変換するために用いら
れ、優れた特性を有する転写性受容層成形用離型フィル
ムを提供することにある。
【0006】
【発明を解決するための手段】本発明者らは上記実状に
鑑み、鋭意検討した結果、特定の構成からなる離型フィ
ルムを用いれば、上述の課題を容易に解決できることを
知見し、本発明を完成させるに至った。すなわち、本発
明の要旨は、ポリエステルフィルムの片面にシリコーン
系化合物を含有する離型層を有するフィルムであり、下
記式(1)および(2)を同時に満足することを特徴と
する転写性受容層成形用離型フィルムに存する。 F(50℃)/F≦4 …(1) Rmax(A)≦800 …(2) (上記式中、Fは、離型層と転写性受容層との常温にお
ける剥離力(mN/cm)、F(50℃)は、離型層表
面に転写性受容層を積層した状態で50℃の熱履歴を与
えた後における、離型層と転写性受容層との剥離力(m
N/cm)、Rmax(A)は、離型層表面の最大突起
高さ(nm)を表す)
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。本発明においてポリエステルフィルムに使用する
ポリエステルはホモポリエステルであっても共重合ポリ
エステルであってもよい。ホモポリエステルからなる場
合、芳香族ジカルボン酸と脂肪族グリコールとを重縮合
させて得られるものが好ましい。芳香族ジカルボン酸と
しては、テレフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン
酸などが挙げられ、脂肪族グリコールとしては、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、1,4−シクロ
ヘキサンジメタノール等が挙げられる。代表的なポリエ
ステルとしては、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシ
レート(PEN)等が例示される。
【0008】一方、共重合ポリエステルの場合は、30
モル%以下の第三成分を含有した共重合体であることが
好ましい。共重合ポリエステルのジカルボン酸成分とし
ては、イソフタル酸、フタル酸テレフタル酸、2,6−
ナフタレンジカルボン酸、アジピン酸セバシン酸、オキ
シカルボン酸(例えば、P−オキシ安息香酸など)等の
一種または二種以上が挙げられ、グリコール成分とし
て、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ブタンジオール、1,4−シクロヘ
キサンジメタノール、ネオペンチルグリコール等の一種
または二種以上が挙げられる。何れにしても本発明で用
いるポリエステルは、通常80モル%以上、好ましくは
90モル%以上がエチレンテレフタレート単位であるポ
リエチレンテレフタレート、エチレン−2,6−ナフタ
レート単位であるポリエチレン−2,6−ナフタレート
等が好ましい。
【0009】本発明フィルムを構成するポリエステル中
には、易滑性付与を主たる目的として粒子を配合するこ
とが好ましい。配合する粒子の種類は、易滑性付与可能
な粒子であれば特に限定されるものではなく、具体例と
しては、例えば、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネ
シウム、炭酸バリウム、硫酸カルシウム、リン酸カルシ
ウム、リン酸マグネシウム、カオリン、酸化アルミニウ
ム、酸化チタン等の粒子が挙げられる。また、特公昭5
9−5216号公報、特開昭59−217755号公報
等に記載されているような耐熱性有機粒子を用いてもよ
い。この他の耐熱性有機粒子の例として、熱硬化性尿素
樹脂、熱硬化性フェノール樹脂、熱硬化性エポキシ樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂等が挙げられる。さらにポリ
エステル製造工程中、触媒等の金属化合物の一部を沈
殿、微分散させた析出粒子を用いることもできる。
【0010】一方、使用する粒子の形状に関しても特に
限定されるわけではなく、球状、塊状、棒状、扁平状等
の何れを用いてもよい。また、その硬度、比重、色等に
ついても特に制限はない。これら一連の粒子は、必要に
応じて2種類以上を併用してもよい。使用する粒子の平
均粒径は0.1〜5μmを満足するのが好ましく、さら
に好ましくは0.5〜3μmの範囲である。平均粒径が
0.1μm未満の場合には、粒子が凝集しやすく、分散
性が不十分となり場合があり、5μmを超える場合に
は、フィルムの表面粗度が粗くなりすぎて、後工程にお
いて離型層を設ける場合等に不具合を生じるおそれがあ
る。
【0011】さらにポリエステル中の粒子含有量は、
0.01〜5重量%を満足するのが好ましく、さらに好
ましくは0.01〜3重量%の範囲である。粒子含有量
が0.01重量%未満の場合には、フィルムの易滑性が
不十分になる場合があり、一方、5重量%を超えて添加
する場合にはフィルム表面の平滑性が不十分になる場合
がある。ポリエステル中に粒子を添加する方法として
は、特に限定されるものではなく、従来公知の方法を採
用しうる。例えば、ポリエステルを製造する任意の段階
において添加することができるが、好ましくはエステル
化の段階、もしくはエステル交換反応終了後、重縮合反
応を進めてもよい。また、ベント付き混練押出機を用
い、エチレングリコールまたは水などに分散させた粒子
のスラリーとポリエステル原料とをブレンドする方法、
または混練押出機を用い、乾燥させた粒子とポリエステ
ル原料とをブレンドする方法などによって行われる。
【0012】本発明の離型フィルムを構成するポリエス
テルフィルムの厚みは、6〜50μmであることが用途
上好ましく、さらに好ましくは6〜38μmの範囲であ
る。フィルム厚みが6μm未満の場合、離型層塗布時に
フィルムにシワが入りやすくなる等の不具合を生じる場
合があり、一方、50μmを超える場合には、電子プリ
ンターへの内蔵を想定すると、限られたスペースにおけ
るフィルム長尺化に対して自ずと限界があり、消耗品と
なる当該離型フィルムの交換頻度が増すようになる場合
がある。
【0013】次に本発明におけるポリエステルフィルム
の製造例について具体的に説明するが、以下の製造例に
何ら限定されるものではない。すなわち、先に述べたポ
リエステル原料を使用し、ダイから押し出された溶融シ
ートを冷却ロールで冷却固化して未延伸シートを得る方
法が好ましい。この場合、シートの平面性を向上させる
ためシートと回転冷却ドラムとの密着性を高める必要が
あり、静電印加密着法および/または液体塗布密着法が
好ましく採用される。次に得られた未延伸シートは二軸
方向に延伸される。その場合、まず、前記の未延伸シー
トを一方向にロールまたはテンター方式の延伸機により
延伸する。延伸温度は、通常70〜120℃、好ましく
は80〜110℃であり、延伸倍率は通常2.5〜7
倍、好ましくは3.0〜6倍である。次いで、一段目の
延伸方向と直交する延伸温度は通常130〜170℃で
あり、延伸倍率は通常3.0〜7倍、好ましくは3.5
〜6倍である。そして、引き続き、180〜270℃の
温度で緊張下または30%以内の弛緩下で熱処理を行
い、二軸配向フィルムを得る。
【0014】上記の延伸においては、一方向の延伸を2
段階以上で行う方法を採用することもできる。その場
合、最終的に二方向の延伸倍率がそれぞれ上記範囲とな
るように行うのが好ましい。また、前記の未延伸シート
を面積倍率が10〜40倍になるように同時二軸延伸を
行うことも可能である。また、必要に応じて熱処理を行
う前または後に再度縦および/または横方向に延伸して
もよい。上述のポリエステルフィルムの延伸工程中にフ
ィルム表面を処理する、いわゆる塗布延伸法(インライ
ンコーティング)を施すことができる。それは以下に限
定するものではないが、例えば、逐次二軸延伸において
は特に1段目の延伸が終了して、2段目の延伸前にコー
ティング処理を施すことができる。塗布延伸法にてポリ
エステルフィルム上に塗布層が設けられる場合には、延
伸と同時に塗布が可能になると共に塗布層の厚みを延伸
倍率に応じて薄くすることができ、ポリエステルフィル
ムとして好適なフィルムを製造できる。
【0015】本発明の離型フィルムを構成する離型層
は、インキ受容層に対する熱剥離安定性を良好とするた
めにシリコーン系化合物を含有する必要がある。シリコ
ーン系化合物の具体例としては、(変性)シリコーンオ
イル、硬化型シリコーン樹脂等が例示される。(変性)
シリコーンオイルとしては、メタクリル、エポキシ、カ
ルビノール等の反応性有機基を有する変性シリコーンオ
イル等が挙げられ、具体例として、信越化学工業(株)
製X−22−2426,X−22−174DX、X−2
4−8201、X−22−173DX、X−22−17
3BX、X−22−176F、X−22−176D、X
−22−176DX等が例示される。一方、硬化型シリ
コーン樹脂の具体例としては硬化型シリコーン樹脂を主
成分とするタイプでもよいし、アクリル樹脂、ウレタン
樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂等の有機樹脂との
グラフト重合等による変性シリコーンタイプ等を使用し
てもよい。
【0016】硬化型シリコーン樹脂に関して、その種類
としては付加型・縮合型・紫外線硬化型・電子線硬化型
・無溶剤型等、何れの硬化反応タイプでも用いることが
できる。具体例としては、信越化学工業(株)製KS−
772、KS−774、KS−775、KS−778、
KS−779H、KS−847H、KS−723A/
B、KS−856、X−62−2422、X−62−2
461、X−62−5039、X−62−5040、ダ
ウ・コーニング・アジア(株)製DKQ3−202、
DKQ3−203、DKQ3−204、DKQ3−20
5、DKQ3−210、FSXK−2560、東芝シリ
コーン(株)製YSR−3022、TPR−6700、
TPR−6720、TPR−6721、東レ・ダウ・コ
ーニング(株)製SD7220、SD7226、SD7
229、LTC750A等が挙げられる。
【0017】また、離型層の剥離性等を調整するために
剥離コントロール剤を併用してもよい。本発明の離型フ
ィルムを構成する離型層を塗布により設ける場合、塗布
量(Si)は0.001〜0.2g/m2の範囲である
のが好ましい。塗布量(Si)が0.001g/m2
満の場合、塗工性の面より安定性に欠け、均一な塗膜を
得るのが困難な場合があり、一方、0.2g/m2を超
える場合、離型層自体の塗膜密着性、硬化性等が低下す
る場合がある。本発明において、ポリエステルフィルム
に離型層を設ける方法として、例えば、リバースグラビ
アコート、バーコート、ダイコート等、従来公知の塗工
方式を用いることができる。本発明の離型フィルムの離
型面上には、転写性受容層が設けられて使用される。
【0018】転写性受容層の構成材料として、例えば、
転写性受容層のクラック発生防止、他の有機樹脂に対す
る相溶性向上等を目的として塩化ビニル・酢酸ビニル共
重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニ
リデン等の塩化ビニル系樹脂が使用される。また、イン
キ受容性向上等を目的としてポリアクリルエステル等の
ポリエステル系樹脂が使用される。さらに転写性受容層
の光沢性向上等を目的としてアクリル系樹脂、ポリスチ
レン系樹脂等が使用される。その他にポリアミド系樹
脂、セルロース系樹脂等も挙げられ、従来公知の材料を
使用することができ、特に限定される訳ではない。本発
明における転写性受容層に関して、少なくとも塩化ビニ
ル系樹脂とポリエステル系樹脂とを含有するのが好まし
く、さらに好ましくは塩化ビニル系樹脂、ポリエステル
系樹脂およびアクリル系樹脂を含有するのがよい。転写
性受容層中における各樹脂の含有量に関しては、10〜
50重量%の範囲が好ましく、目的に応じて任意に調整
することができる。
【0019】また、転写性受容層中には本発明の主旨を
損なわない範囲において離型剤、紫外線吸収剤、光安定
剤、酸化防止剤、帯電防止剤、粒子等を使用してもよ
い。一方、本発明における離型フィルムにおいて、離型
層が設けられていない面には離型フィルムのフィルム面
を熱源(サーマルヘッド等)から保護するために、耐熱
層を設けることが好ましい。さらに好ましくは当該耐熱
層が塗布延伸法(インラインコーティング法)によりポ
リエステルフィルム上に設けられるのがよい。
【0020】耐熱層を構成する材料に関しては、従来よ
り公知の材料を使用することができ、特に限定される訳
ではなく、一例として硬化性樹脂、架橋剤および滑剤か
らなる構成が例示される。硬化性樹脂の具体例として、
アクリルシリコーン、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリブタジエン、ポリスチレン、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリメタアクリル酸エステル、ポリビニルアセタ−
ル、ポリビニルブチラール、ポリエステルポリオール等
が挙げられる。また、架橋剤の具体例としては、ポリイ
ソシアネートが挙げられ、さらに詳しくはトリレンジイ
ソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、4,4−キシレンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、4,4−メチレンビス(シクロ
ヘキシルイソシアネート)、メチルシクロヘキサン−
2,4−ジイソシアネート、1,3−ジ(イソシアネー
トメチル)シクロヘキサン、イソホロンジイソシアネー
ト、トリメチル・ヘキサメチレンジイソシアネート等が
例示される。
【0021】一方、滑剤の具体例としては、ポリエチレ
ンワックス、パラフィンワックス等のワックス類、リン
酸エステル、変性シリコーン、フッ素系界面活性剤、高
級脂肪酸エステル類等が挙げられる。さらに耐熱層に
は、必要に応じて粒子を含有してもよい。使用する粒子
の種類としては特に限定される訳ではなく、シリカ、タ
ルク、炭酸カルシウム、酸化チタン、ベンゾグアナミ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン等、従来より公知の
粒子を使用することができる。使用する粒子の粒径につ
いては本発明の用途上、0.01〜3μmの範囲が好ま
しい。
【0022】上述の耐熱層をポリエステルフィルム上に
設ける方法としては、前述の離型層を設ける方法と同
様、リバースロールコート、グラビアコート、バーコー
ト、ダイコート等、従来公知の塗工方式を用いることが
できる。耐熱層の塗布量(乾燥後)は0.01〜1g/
2の範囲が好ましい。本発明における離型フィルムを
構成するポリエステルフィルムには予めコロナ処理、プ
ラズマ処理等の表面処理を施してもよい。さらにポリエ
ステルフィルムには予め接着層、帯電防止層等の塗布層
が設けられていてもよい。
【0023】本発明における離型フィルムは転写性受容
層に対する熱剥離安定性が良好であることが必要なた
め、下記式(1)を満足する必要がある。 F(50℃)/F≦4…(1) (上記式中、Fは、離型層と転写性受容層との常温にお
ける剥離力(mN/cm)、F(50℃)は、離型層表
面に転写性受容層を積層した状態で50℃の熱履歴を与
えた後における、離型層と転写性受容層との剥離力(m
N/cm)を表す) F(50℃)/F値が4を超える場合、転写性受容層の
熱剥離安定性が不十分となり、離型面からの転写性受容
層の剥離が困難になる。F(50℃)/F値に関して、
好ましくは3以下がよい。
【0024】なお、本発明における離型フィルムに関し
て、常温における転写層との接着性を確保するため、離
型フィルムにおける離型面と転写性受容層との剥離力
(F)は、20〜60mN/cmを満足するのが好まし
く、さらに好ましくは20〜50mN/cmの範囲であ
る。F値が20mN/cm未満の場合、本来剥離する必
要のない場面において、転写性受容層が容易に剥離する
場合がある。一方、F値が60mN/cmを超える場
合、離型面からの転写性受容層の剥離が困難になる場合
がある。
【0025】本発明における離型フィルムについて、転
写性受容層表面の平坦性を確保するため、離型面の最大
突起高さ(Rmax(A))下記(2)式を満足する必
要がある。 Rmax(A)≦800 …(2) Rmax(A)値が800nmを超える場合、成形され
た転写性受容層表面の平滑性が不十分となり、当該転写
性受容層を普通紙に転写した後に電子プリンターを用い
て画像形成すると、得られる画像の画質が低下するよう
になる。Rmax(A)値については、好ましくは60
0nm以下、さらに好ましくは400nm以下である。
【0026】本発明の離型フィルムにおいて、離型層の
残留接着率は成形する転写性受容層表面へのシリコーン
成分の移行あるいは転着を抑制するため、90%以上で
あることが好ましく、さらに好ましくは95%以上であ
る。離型層の残留接着率が90%未満の場合、離型フィ
ルムの離型面と接する相手方転写性受容層表面へのシリ
コーン移行が多くなり、普通紙に転写性受容層を転写し
た後、さらに転写性受容層の上にインキ層を設ける際に
インキがハジク等の不具合を生じるようになり、得られ
る画像の画質が低下する場合がある。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。また、本発明で用いた
測定法は次のとおりである。
【0028】(1)ポリエステルの固有粘度の測定 ポリエステルに非相溶な他のポリマー成分および顔料を
除去したポリエステル1gを精秤し、フェノール/テト
ラクロロエタン=50/50(重量比)の混合溶媒10
0mlを加えて溶解させ、30℃で測定した。
【0029】(2)平均粒径(d50:μm)の測定 遠心沈降式粒度分布測定装置(株式会社島津製作所社製
SA−CP3型)を使用して測定した等価球形分布にお
ける積算(重量基準)50%の値を平均粒径とした。
【0030】(3)離型フィルムの離型面と転写性受容
層との剥離力(F)の評価 試料フィルムの離型面に下記組成からなる転写性受容層
を塗布厚み(乾燥後)が5g/m2になるように設けた
後、剥離力を測定した。剥離力(F)は引張試験機
((株)インテスコ製「インテスコモデル2001
型」)を使用し、引張速度300mm/分の条件下、1
80°剥離を行った。 《転写性受容層組成物》 ポリエステル樹脂(バイロン200、東洋紡社製) 40部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(エスレックA、積水化学社製) 40部 アクリル系樹脂(BR−80、三菱レイヨン社製) 20部 アミノ変性シリコーンオイル(KF−393:信越化学社製) 2部 トルエン/MEK(混合比率は1:1) 600部
【0031】(4)離型面と転写性受容層との剥離力
(F(50℃))の評価 予め、試料サンプルの離型面上に上記(3)項の組成か
らなる転写性受容層を設けた状態でさらに未処理のPE
Tフィルム(25μm)を積層する。その後、テスター
産業(製)「TP−701 ヒートシールテスター」を
用いて、温度50℃、圧力1kg/cm2、1分間にて
熱プレスする。得られた試料サンプルを25mm×25
0mmにカットした後、(3)項の要領にて剥離力(F
(50℃))を測定した。
【0032】(5)転写性受容層の剥離性評価 (4)項において、転写性受容層を離型フィルムより剥
離する際の剥離性を下記判定基準により判定を行った。 《判定基準》 ◎…適度な剥離性にて剥離可能(特に良好なレベル) ○…適度な剥離性にて剥離可能(実用上問題ないレベ
ル) △…若干剥離が重い(実用上、問題になる場合があるレ
ベル) ×…剥離困難あるいは容易に剥離する(実用上問題ある
レベル)
【0033】(6)離型層の塗布量(Si)の測定 蛍光X線測定装置((株)島津製作所製 型式「XRF
−1500」)を用いてFP(Fundamental Parameter
Method)法により、下記測定条件下、離型フィルムの離
型層が設けられた面および離型層がない面の珪素元素量
を測定し、その差をもって、離型層中の珪素元素量とし
た。次に得られた珪素元素量を用いて、−SiO(CH
32のユニットとしての塗布量(Si)(g/m2)を
算出した。 《測定条件》 ・分光結晶:PET(ペンタエリスリトール) ・2θ:108.88° ・管電流:95mA ・管電圧:40kv
【0034】(7)離型フィルムの最大高さ(Rma
x)の測定 (株)小坂研究所製 表面粗さ測定機(SE−3F)を
用いて、得られた断面曲線から基準長さ(2.5mm)
だけ抜き取った部分(以下、抜き取り部分という)の平
均線に平行な2直線で抜き取り部分を挟んだ時、この2
直線の間隔を断面曲線の縦倍率の方向に測定してその値
をマイクロメートル(μm)単位で表したものを抜き取
り部部分の最大高さとした。最大高さは試料フィルム表
面から10本の断面曲線を求め、これらの断面曲線から
求めた抜き取り部分の最大高さの平均値で表した。な
お、カットオフ値0.08mm、触針半径は2.0μm
荷重30mgの条件下で測定を行った。
【0035】(8)離型フィルムの残留接着率の評価 残留接着力 試料フィルムの離型面に日東電工(製)No.31B粘
着テープを2kgゴムローラーにて1往復圧着し、10
0℃で1時間加熱処理する。次いで、圧着したサンプル
から試料フィルムを剥がし、No.31B粘着テープを
JIS−C−2107(ステンレス板に対する粘着力、
180°引き剥がし法)の方法に準じて接着力を測定す
る。これを残留接着力とする。 基礎接着力 残留接着力の場合と同じテープ(No.31B)を用い
てJIS−C−2107に準じてステンレス板に粘着テ
ープを圧着して、同様の要領にて測定を行う。この時の
値を基礎接着力とする。これらの測定値を用いて、下記
式に基づいて残留接着率を求める。 残留接着率(%)=(残留接着力/基礎接着力)×10
0 なお、測定は20±2℃、65±5%RHにて行う。
【0036】(9)画質評価 (3)項で作製した転写性受容層が設けられた試料サン
プルを転写性受容層と普通紙とが向かい合うようにセッ
トし、さらに5組積み重ねた。その後、50℃、1分
間、1kg/cm2の条件にて熱プレスした後、普通紙
に転写性受容層を転写させた。次に市販の昇華型感熱転
写プリンターを用いて、受容層転写済みの普通紙に人の
顔写真を印画した。その後、下記判定基準により、得ら
れた画像について画質の判定を行った。 《判定基準》 ○…画質に濃淡差がなく、良好(実用上問題ないレベ
ル) ×…画質に濃淡差がある(実用上問題あるレベル)
【0037】〈ポリエステルの製造〉 製造例1(ポリエチレンテレフタレートA1) テレフタール酸86部、エチレングリコール70部を反
応器にとり、約250℃で4時間エステル交換反応を行
った。三酸化アンチモンを0.03部およびリン酸0.
01部、平均粒径1.5μmの二酸化珪素粒子を0.1
部加え、250℃から285℃まで徐々に昇温すると共
に圧力を徐々に減じて0.5mmHgとした。 4時間
後、重合反応を停止し、極限粘度0.65のポリエチレ
ンテレフタレートA1を得た。
【0038】製造例2(ポリエチレン−2,6−ナフタ
レートA2) ナフタレン−2,6−ジカルボン酸ジメチル100部、
エチレングリコール60部および酢酸マグネシウム4水
塩0.09部を反応器にとり、加熱昇温するとともにメ
タノールを留去してエステル交換反応を行い、反応開始
から4時間を要して230℃まで昇温し、実質的にエス
テル交換を終了させた。次いで、平均粒径1.5μmの
二酸化珪素粒子0.1部をエチレングリコールスラリー
として添加し、さらにリン酸0.03部、三酸化アンチ
モン0.035部を加えて常法により重縮合反応を行
い、極限粘度0.60のポリエチレン−2,6−ナフタ
レートA2を得た。
【0039】製造例3(ポリエチレン−2,6−ナフタ
レートA3) 製造例2において、平均粒径1.5μmの二酸化珪素粒
子0.1部を用いる代わりに平均粒径1.5μmの二酸
化珪素粒子6部を用いる以外は製造例2と同様にして製
造し、ポリエチレン−2,6−ナフタレートA3を得
た。
【0040】〈ポリエステルフィルムの製造〉 製造例4(PETフィルムF1) 製造例1で製造したポリエチレンテレフタレートA1を
180℃で4時間不活性ガス雰囲気中で乾燥し、溶融押
出機により290℃で溶融し、口金から押出し静電印加
密着法を用いて表面温度を40℃に設定した冷却ロール
上で冷却固化して未延伸シートを得た。得られたシート
を85℃で3.5倍縦方向に延伸した。次いで、下記組
成からなる耐熱層を塗布量(乾燥後)が0.07g/m
2になるように設けた後、フィルムをテンターに導き、
100℃で3.5倍横方向に延伸した後、230℃にて
熱固定を行い、耐熱層が設けられた、厚さ12μmのP
ETフィルムF1を得た。 《耐熱層組成》 硬化性樹脂:アクリルシリコーングラフト樹脂(サイマ
ックUS−450:東亞合成化学社製) 100部水:
2000部
【0041】製造例5(PETフィルムF2) 製造例4において耐熱層を設けない以外は製造例4と同
様にして、厚さ12μmのPETフィルムF2を得た。 製造例6(PENフィルムF3) 製造例2で製造したポリエチレン−2,6−ナフタレー
トA2を180℃で4時間不活性ガス雰囲気中で乾燥
し、溶融押出機により290℃で溶融し、口金から押出
し静電印加密着法を用いて表面温度を40℃に設定した
冷却ロール上で冷却固化して未延伸シートを得た。得ら
れたシートを130℃で3.6倍縦方向に延伸した。次
いで、製造例5と同様の組成からなる耐熱層を塗布量
(乾燥後)が0.05g/m2になるように設けてフィ
ルムをテンターに導き、135℃で3.6倍横方向に延
伸した後、240℃にて熱固定を行い、耐熱層が設けら
れた、厚さ12μmのPENフィルムF3を得た。
【0042】製造例7(PENフィルムF4) 製造例6において耐熱層を設けない以外は製造例6と同
様にして製造し、厚み12μmのPENフィルムF4を
得た。 製造例8(PENフィルムF5) 製造例6において、フィルム厚みが異なる以外は製造例
6と同様にして製造し、耐熱層が設けられた、厚み9μ
mのPENフィルムF5を得た。 製造例9(PENフィルムF6) 製造例8において、ポリエチレン−2,6−ナフタレー
トA2の代わりにポリエチレン−2,6−ナフタレート
A3を用いる以外は製造例9と同様に製造し、厚み9μ
mのPENフィルムF6を得た。
【0043】実施例1 製造例8で得られたPENフィルムF5の耐熱層が設け
られた面とは反対面に下記離型剤組成からなる離型層を
塗布量が0.2g/m2(乾燥後)になるように設け、
離型フィルムを得た。 《離型剤組成》 アクリル系樹脂成分(メチルメタアクリレート) 100部 シリコーン系化合物(信越化学製:X−22−174DX) 5部 アゾビスイソブチルニトリル 1部 イソプロピルアルコール 800部
【0044】実施例2 実施例1においてPENフィルムF5の代わりにPEN
フィルムF4を用い、下記組成からなる耐熱層を離型層
が設けられた面の反対側に設ける以外は実施例1と同様
にして製造し、離型フィルムを得た。 《耐熱層組成》 ポリビニルブチラール(エスレックBX−1:積水化学製) 2部 ポリイソシアネート(バーノックD750−45:大日本インキ社製) 10 部 リン酸エステル滑剤(プライサーフA208S:第一工業製薬社製) 2部 タルク(ミクロエースL−1:日本タルク社製) 0.3部 トルエン/MEK混合溶媒(混合比率は1:1) 100部
【0045】実施例3 実施例1においてPENフィルムF5の代わりにPEN
フィルムF3を用いる以外は実施例1と同様にして製造
し、離型フィルムを得た。 実施例4 実施例2においてPENフィルムF4の代わりにPET
フィルムF2を用いる以外は実施例2と同様にして製造
し、離型フィルムを得た。
【0046】実施例5 実施例1においてPENフィルムF5の代わりにPEN
フィルムF4を用いる以外は実施例1と同様にして製造
し、離型フィルムを得た。 実施例6 実施例1においてPENフィルムF5の代わりにPET
フィルムF1を用いる以外は実施例1と同様にして製造
し、離型フィルムを得た。 実施例7 実施例1においてPENフィルムF5の代わりにPET
フィルムF2を用いる以外は実施例1と同様にして製造
し、離型フィルムを得た。
【0047】比較例1 実施例1において、離型層を設けない以外は実施例1と
同様にしてフィルムを得た。 比較例2 実施例1においてPENフィルムF5の代わりにPEN
フィルムF6を用いる以外は実施例1と同様にして離型
フィルムを得た。 比較例3 実施例1において、離型剤組成としてシリコーン系化合
物を添加しない以外は実施例1と同様にして製造し、離
型フィルムを得た。以上、実施例および比較例で得られ
た各フィルムの特性を下記表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、普通紙にインキ受容層
を転写して専用紙に変換するために用いられ、優れた特
性を有する転写性受容層成形用離型フィルムを提供する
ことができ、その工業的価値は極めて高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C08L 67:02 B41M 5/26 101H Fターム(参考) 2H111 AA26 AA27 CA03 DA00 4F006 AA35 AB39 BA11 DA04 4F100 AC10 AH06B AK23 AK25 AK41A AK42B AK51 BA02 BA03 BA07 BA10B BA10C CA19 CA30 GB41 JJ03C JK06B JL14B YY00B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフィルムの片面にシリコー
    ン系化合物を含有する離型層を有するフィルムであり、
    下記式(1)および(2)を同時に満足することを特徴
    とする転写性受容層成形用離型フィルム。 F(50℃)/F≦4 …(1) Rmax(A)≦800 …(2) (上記式中、Fは、離型層と転写性受容層との常温にお
    ける剥離力(mN/cm)、F(50℃)は、離型層表
    面に転写性受容層を積層した状態で50℃の熱履歴を与
    えた後における、離型層と転写性受容層との剥離力(m
    N/cm)、Rmax(A)は、離型層表面の最大突起
    高さ(nm)を表す)
  2. 【請求項2】 式(1)におけるFが20〜60mN/
    cmであることを特徴とする請求項1記載の転写性受容
    層成形用離型フィルム。
  3. 【請求項3】 ポリエステルフィルムがポリエチレンテ
    レフタレートフィルムまたはポリエチレン−2,6−ナ
    フタレートフィルムである請求項1または2記載の転写
    性受容層成形用離型フィルム。
  4. 【請求項4】 離型層の反対側のフィルム表面に耐熱層
    を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載
    の転写性受容層成形用離型フィルム。
  5. 【請求項5】 昇華型感熱記録プリンターに用いられる
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の転写性
    受容層成形用離型フィルム。
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