JP2003053724A - 穿孔機の多角形ロッド支持装置 - Google Patents
穿孔機の多角形ロッド支持装置Info
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Abstract
して耐久性を向上させ、多角形ロッドを長期にわたり正
確に支持できるようにする。 【解決手段】 多角形ロッドを前後方向へ移動可能に支
持する多角形のロッド支持孔12を結合時に形成する分
割結合自在な複数の回転子部材10a、10bで回転子
ユニット10を構成し、この回転子ユニット10を分割
型軸受11で回転可能に支持する。
Description
ッドを支持するためのロッド支持装置に関するものであ
る。
く岩機を備えており、このさく岩機に所定長のロッドを
接続し、ロッド先端にはビットを取付け、さく岩機から
ロッドを介してビットに打撃と回転を伝達すると共に、
さく岩機に送りを与えて岩盤に穿孔する。ガイドシェル
上には、ロッドを穿孔軸線を中心として回転可能に、且
つ前後方向へ移動可能に支持するためのロッド支持装置
が設けられている。
有する多角形ロッドを使用することが多いが、従来の穿
孔機では多角形ロッドを支持する場合でも、単純な円形
のロッド支持孔を有するロッド支持装置が設けられてい
た。
持装置では、回転する多角形ロッドを円形のロッド支持
孔で直接支持しているため、多角形ロッドの回転により
生ずるロッド支持孔の内周面と多角形ロッドの外周面と
の間の摩擦が大で、磨耗損傷が激しく耐久性が悪かっ
た。また、磨耗によってロッド支持孔の内周面と多角形
ロッドの外周面との間の隙間が過大となり、多角形ロッ
ドを穿孔軸線に合わせて正確に支持できなくなるため、
穿孔の位置決めが不正確となるばかりでなく、多角形ロ
ッドの撓みによってさく岩機からビットへ伝達されるエ
ネルギーのロスが大きくなり、穿孔機の過負荷をもたら
すという問題があった。
る上記問題を解決するものであって、多角形ロッドの回
転による磨耗損傷を少なくして耐久性を向上させ、多角
形ロッドを長期にわたり正確に支持することのできる穿
孔機の多角形ロッド支持装置を提供することを目的とす
る。
ッド支持装置において、多角形ロッドを前後方向へ移動
可能に支持する多角形のロッド支持孔を結合時に形成す
る分割結合自在な複数の回転子部材で回転子ユニットを
構成し、この回転子ユニットを分割型軸受で回転可能に
支持することにより上記課題を解決している。
ドを、多角形のロッド支持孔を形成した回転子ユニット
で前後方向へ移動可能に支持し、この回転子ユニットを
分割型軸受で回転自在に支持しており、穿孔時に多角形
ロッドに回転が与えられると、多角形ロッドを直接支持
している回転子ユニットも多角形ロッドと共に回転する
ため、ロッド支持孔を形成する回転子ユニットの内周面
と多角形ロッドの外周面との間の摩擦は、多角形ロッド
の前後方向へ移動によるもののみとなり、磨耗損傷が大
幅に低減され耐久性が向上する。
る回転子ユニットの内周面と多角形ロッドの外周面との
間の隙間が過大となることがないため、長期にわたり多
角形ロッドを穿孔軸線に合わせて正確に支持することが
できる。従って、正確な穿孔の位置決めが可能となり、
さく岩機からビットへ伝達されるエネルギーのロスも減
少する。
数の回転子部材で構成し、この回転子ユニットを分割型
軸受で支持しているので、多角形ロッドの着脱を容易に
行うことができる。特に、回転子ユニットを、前後方向
への相対移動により分割結合自在な複数の回転子部材で
構成すると、結合時に、各回転子部材を前後に離隔した
状態でその内周面を多角形ロッドの外周面に当接させ、
多角形ロッドの外周面に沿って前後方向へ相対移動させ
て位置決めし、分割型軸受によって前後方向への移動を
規制することで、回転子ユニット自体に特別な固定機構
を設けることなく簡単に一体化できる。これにより、多
角形ロッドを穿孔軸線に合わせて正しく保持することが
できるので、穿孔時に多角形ロッドの回転によるぶれが
少なくなり、安定した穿孔が可能となる。
る多角形ロッド支持装置を備えた穿孔機の側面図、図2
は多角形ロッド支持装置の正面図、図3は多角形ロッド
支持装置の側面図、図4は多角形ロッド支持装置の平面
図、図5は図2のA−A線断面図、図6はヒンジピンの
装着状態の説明図である。
さく岩機3を備えており、このさく岩機3に所定長の多
角形ロッド4を接続し、多角形ロッド4の先端にはビッ
ト5を取付け、さく岩機3から多角形ロッド4を介して
打撃と回転をビット5に伝達すると共に、ガイドシェル
2に設けられている公知の送り装置(図示略)によりさ
く岩機3に送りを与えて岩盤に穿孔する。なお、この穿
孔機1では、断面六角形の多角形ロッド4が使用されて
いる。
多角形ロッド4を穿孔軸線Xを中心として回転可能に、
且つ前後方向へ移動可能に支持するための多角形ロッド
支持装置6、7が設けられている。前端部の多角形ロッ
ド支持装置6はガイドシェル2に固定されている。中間
部の多角形ロッド支持装置7は、送り装置によってさく
岩機3の1/2の速度でガイドシェル2上を前後に移動
するスライドベース8に固定されており、常にさく岩機
3と前端部の多角形ロッド支持装置6との略中央に位置
して多角形ロッド4を支持するようになっている。
の多角形ロッド支持装置7とは、基本的に同一構造であ
るので、以下前端部の多角形ロッド支持装置6について
説明する。多角形ロッド支持装置6は、多角形ロッド4
を前後方向へ移動可能に支持する回転子ユニット10
と、この回転子ユニット10を回転可能に支持する分割
型軸受11とを備えている。
転子部材10a、10bで構成されていて、結合時は右
上約1/4の回転子部材10aと残り約3/4の回転子
部材10bとで、外形が前後端面にフランジを有する円
筒形状となり、中央に多角形ロッド4の断面より僅かに
大きい六角形のロッド支持孔12が形成されるようにな
っている。なお、この回転子部材10aと回転子部材1
0bとは、前後方向へ相対移動させることにより正確に
結合できるよう、正面視でその接合面が段付きとなって
いる。
半のホルダ15とに、回転子ユニット10を支持し回転
させる上下分割可能なハーフベアリング16をそれぞれ
ノックピン17で取付け、ボデイ14とホルダ15とを
ヒンジピン13で連結したものであり、ヒンジピン13
には脱落防止のための弾性体リング19が嵌着されてい
る。
滑油を供給するための給脂ニップル18が設けられてい
る。回転子ユニット10の回転子部材10a、10b
と、分割型軸受11のボデイ14及びホルダ15との間
には、回転部分への異物の侵入を防止するため、ダスト
シール20が設けられている。
材10a、10bを結合して組付ける場合には、回転子
部材10a、10bを前後に離隔した状態でその内周面
を多角形ロッド4の外周面に当接させ、その両方(又は
一方)を多角形ロッド4の外周面に沿って前後方向へ移
動させてボデイ14上に位置決めし、ホルダ15をヒン
ジピン13でボデイ14に取り付けることにより分割型
軸受11で前後方向への移動を規制する。従って、回転
子ユニット10は、それ自体に特別な固定機構を設ける
ことなく簡単に一体化される。
に合わせて正しく保持することができるので、穿孔時に
多角形ロッド4の回転によるぶれが少なくなり、安定し
た穿孔が可能となる。多角形ロッド4の着脱を行う場合
には、ヒンジピン13を軽くたたいて抜き出せば、ホル
ダ15と回転子部材10aを簡単に取り外すことができ
る。従って、速やかに多角形ロッド4の交換を行うこと
が可能で作業性もよい。
形ロッド4を、ロッド支持孔12を形成した回転子ユニ
ット10で前後方向へ移動可能に支持し、この回転子ユ
ニット10を分割型軸受11で回転自在に支持してお
り、穿孔時に多角形ロッド4に回転が与えられると、多
角形ロッド4を直接支持している回転子ユニット10も
多角形ロッド4と共に回転するため、ロッド支持孔12
の内周面と多角形ロッド4の外周面との間の摩擦は、多
角形ロッド4の前後方向への移動によるもののみとな
り、磨耗損傷が大幅に低減され耐久性が向上する。
周面と多角形ロッド4の外周面との間の隙間が過大とな
ることがなく、長期にわたり多角形ロッド4を穿孔軸線
Xに合わせて正確に支持することができる。従って、正
確な穿孔の位置決めが可能となり、さく岩機3からビッ
ト5へ伝達されるエネルギーのロスも減少する。
は、多角形ロッドの回転による磨耗損傷を少なくして耐
久性を向上させ、多角形ロッドを長期にわたり正確に支
持することができる。
装置を備えた穿孔機の側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 穿孔機のロッド支持装置において、多角
形ロッドを前後方向へ移動可能に支持する多角形のロッ
ド支持孔を結合時に形成する分割結合自在な複数の回転
子部材で回転子ユニットを構成し、該回転子ユニットを
分割型軸受で回転可能に支持することを特徴とする穿孔
機の多角形ロッド支持装置。 - 【請求項2】 回転子ユニットを、前後方向への相対移
動により分割結合自在な複数の回転子部材で構成したこ
とを特徴とする請求項1記載の穿孔機の多角形ロッド支
持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001248027A JP4885382B2 (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | 穿孔機の多角形ロッド支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001248027A JP4885382B2 (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | 穿孔機の多角形ロッド支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003053724A true JP2003053724A (ja) | 2003-02-26 |
JP4885382B2 JP4885382B2 (ja) | 2012-02-29 |
Family
ID=19077253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001248027A Expired - Fee Related JP4885382B2 (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | 穿孔機の多角形ロッド支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4885382B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53114703A (en) * | 1977-03-18 | 1978-10-06 | Toyoshige Teranishi | Large diameter drilled hole and taper drilled hole device by rock drill |
JPH0310846A (ja) * | 1989-06-09 | 1991-01-18 | Sharp Corp | インクジェットプリンタ |
JPH0754569A (ja) * | 1993-08-20 | 1995-02-28 | Shimizu Corp | 削孔ガイド用架台 |
JPH08260872A (ja) * | 1993-08-02 | 1996-10-08 | Rotsukusu Japan:Kk | 穿孔装置及び穿孔方法 |
-
2001
- 2001-08-17 JP JP2001248027A patent/JP4885382B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0754569A (ja) * | 1993-08-20 | 1995-02-28 | Shimizu Corp | 削孔ガイド用架台 |
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---|---|
JP4885382B2 (ja) | 2012-02-29 |
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