JP6740103B2 - セントラライザ装置 - Google Patents
セントラライザ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6740103B2 JP6740103B2 JP2016229979A JP2016229979A JP6740103B2 JP 6740103 B2 JP6740103 B2 JP 6740103B2 JP 2016229979 A JP2016229979 A JP 2016229979A JP 2016229979 A JP2016229979 A JP 2016229979A JP 6740103 B2 JP6740103 B2 JP 6740103B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- guide
- clamp arms
- drilling axis
- drilling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 61
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 29
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 28
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 6
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000010534 mechanism of action Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Description
作業ブーム173の先端には、ガイドシェル101が設けられている。ガイドシェル101には、ドリフタ102が公知の送り機構によって前進後退可能に搭載されている。ガイドシェル101の先端には、ケーシング107を介してフートパッド108およびサクションキャップ109が設けられている。
ホルダ当接面162には、位置決め凸条162aが形成されている。図4および図7に示すように、片側のホルダボディ131に対して、一対のツース160を、傾斜面161同士が対向するように上下に装着することで、穿孔軸線に開口するVブロックが構成される。
また、ホルダスライドガイド(前)141に後方から前方への応力が作用する場合は、固定部142がこの応力を支持するところ、本実施形態では、固定部142とベースプレート112との当接面積を確保しているため、応力集中によるホルダスライドガイド(前)142の破損が防止されている。
すなわち、図7に示すように、油圧シリンダ150の伸縮によって一対のクランプアーム120が揺動すると、一対のクランプアーム120の揺動動作は、ガイド装置140に案内された一対のホルダ130の水平方向(穿孔軸線CLを中央として穿孔軸線CLと直交する方向)への移動動作に変換される。そして、ホルダ130に装着されてVブロックを構成するツース160は、一対のホルダ130の水平方向への移動によって開閉し、伝達部材の案内(または把持)と開放とを切り替えることができる。
仮に、センタリングされる伝達部材が穿孔軸線CLからX軸方向にずれている場合、伝達部材をセンタリングする際には図9に示す様になる。同図において、移動した後の節をそれぞれA'、C'、D'、F'とする。αとβの関係を考えると、
tan(θ1−α)=(a−X)/b
tan(θ1+β)=(a+X)/b
である。
G=d+cx+fx
H=cy−fy
と表すことができる。
cx=L2 sin(θ2−α)
cy=L2 cos(θ2−α)
fx=L2 sin(θ2+β)
fy=L2 cos(θ2+β)
と表すことができる。そのため、
G=d+L2 (sin(θ2−α)+sin(θ2+β))
H=L2 (cos(θ2−α)−cos(θ2+β))
となる。
θ2+β=θ'2+α'
θ'2=θ2+(β−α)/2
α'=(α+β)/2
と置くと、G,Hはそれぞれ、
G=d+L2 (sin(θ'2−α')+sin(θ'2+α'))
H=L2 (cos(θ'2−α')−cos(θ'2+α'))
となる。
G=d+2L2 sinθ'2 cosα'
H=2L2 sinθ'2 sinα'
となる。そのため、油圧シリンダ150の長さLは、
L2=G2+H2
L2=d2+4L2 sinθ'2 cosα'+4L2 2 sin2θ'2 cos2α'+4L2 2 sin2θ'2 sin2α'
L2=d2+4L2 sinθ'2 cosα'+4L2 2 sin2θ'2 (cos2α'+sin2α')
L2=d2+4L2 sinθ'2 cosα'+4L2 2 sin2θ'2
となる。
L0 2=d2+4L2 sinθ'2 +4L2 2 sin2θ'2
L2−L0 2=4L2 sinθ'2( cosα'−1)
三角関数の性質から、cosα<1である。
本実施形態は、スリーブ104およびロッド105からなる径差のある伝達部材を用いて穿孔作業を行う場合である。図2は、ドリフタ102がガイドシェル101の後方にあり、打撃機構、回転機構、および送り機構を作動させて岩盤にさく孔を行う状態を示している。
新たなロッドを継ぎ足す場合は、ドリフタ102を前進させ、スリーブ104が段付面161cに当接するように位置決めしてから、図7(b)に示すように、油圧シリンダ150を伸長してホルダ131を閉止状態として大径当接面161bをスリーブ104の外周面と点接触させる。大径当接面161bによって形成されるVブロックの内接円の直径は、ホルダ130の閉止状態において、スリーブ104を把持するように設定されているので、スリーブ104は大径当接面161bによって把持される。
セントラライザ装置110を開放して、ドリフタ102を前進させてビット106を着岩させてから、セントラライザ装置110を閉止してロッド105を案内可能な状態としてからドリフタ102を作動させて穿孔作業を再開する。
また、本実施形態のセントラライザ装置110によれば、ガイド装置140は、固定部142とベースプレート112との当接面積を確保しているため、ホルダスライドガイド(前)141に、後方から前方へと衝撃力が作用しても応力集中による破損のおそれがない。
図12および図13に示すように、第2実施形態は、揺動スライド機構の派生型であり、第1実施形態の揺動スライド機構と比較すると、油圧シリンダ150がガイド面150mに沿って軸方向にスライド移動可能とされ、リンクが2節から3節に増えており、部材同士が摺動する「すべり回転対偶」の箇所は、2箇所から4箇所(符号151s、152s、124s、124s)に増えている。そのため、第2実施形態の揺動スライド機構は、構成としては複雑化しているものの、第2実施形態においても、第1実施形態同様に、自動調心機能は発揮されるようになっている。
101 ガイドシェル
102 ドリフタ
103 シャンクロッド(伝達部材)
104 スリーブ(伝達部材)
105 ロッド(伝達部材)
106 ビット(伝達部材)
107 ケーシング
108 フートパッド
109 サクションキャップ
110 セントラライザ装置
111 ベースフレーム
112 ベースプレート(前)
112a 内径切欠部
113 ベースプレート(後)
114 フレームメンバー
115 保持プレート
115a 内径切欠部
120 クランプアーム
121 アームボディ
122 アームスライダ
123 スライド面
124 枢軸
130 ホルダ
131 ホルダボディ
132 ツース装着面
132a 位置決溝
133 前側支持腕
133a スライド内壁
133b アームスライドガイド保持孔(前)
134 後側支持腕
134a アームスライドガイド保持孔(後)
135 アームスライドガイド
135a ガイド部
135b、135c 保持部(前)、保持部(後)
136 スライド孔
140 ガイド装置
141 ホルダスライドガイド(前)(前側ガイド)
142 固定部
143 ガイド部
144 ホルダスライドガイド(後)(後側ガイド)
145 固定部
146 ガイド部
150 油圧シリンダ
151 ロッドピン
152 油圧シリンダピン
160 ツース
161 傾斜面
161a 小径当接面
161b 大径当接面
161c 段付面
162 ホルダ当接面
162a 位置決め凸条
171 走行台車
172 オペレータキャビン
173 作業ブーム
Claims (2)
- 穿孔機械のガイドシェル先端に設けられて穿孔軸線に沿って穿孔力を伝達する伝達部材を案内するセントラライザ装置であって、
ベースフレームと、該ベースフレームに前記穿孔軸線に沿った枢軸まわりに揺動可能に設けられた一対のクランプアームと、該一対のクランプアームの先端側に揺動スライド機構を介して設けられて前記一対のクランプアームの揺動に伴う開閉動作によって前記伝達部材を案内する一対のホルダと、前記一対のクランプアームの基端側相互に架け渡されるとともに前記穿孔軸線に沿った支軸により自身両端がそれぞれ前記基端側に連結されて自身の伸縮により前記一対のクランプアームを揺動させる油圧シリンダと、を備え、
前記揺動スライド機構は、前記一対のクランプアームの揺動に応じて前記一対のホルダを前記穿孔軸線に対して直交する方向にスライド移動可能に支持しており、
前記一対のホルダが閉止時において、前記油圧シリンダ両端の支軸間の距離は、前記一対のクランプアーム相互の枢軸間の距離よりも大きく設定されていることを特徴とするセントラライザ装置。 - 前記揺動スライド機構は、前記一対のホルダのスライド移動を案内するために前記ベースフレームに装着されて、前記穿孔軸線の前後方向の前側に配設された前側ガイドと、前記穿孔軸線の前後方向の後側に配設された後側ガイドとを有するガイド装置を備え、
前記前側ガイドは、前記後側ガイドよりも大きな摺動力を許容するように摺動面積が大きく設定されるとともに、前記穿孔軸線の前方への応力を支持するように前記ベースフレームに装着されている請求項1に記載のセントラライザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016229979A JP6740103B2 (ja) | 2016-11-28 | 2016-11-28 | セントラライザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016229979A JP6740103B2 (ja) | 2016-11-28 | 2016-11-28 | セントラライザ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018087415A JP2018087415A (ja) | 2018-06-07 |
JP6740103B2 true JP6740103B2 (ja) | 2020-08-12 |
Family
ID=62493499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016229979A Active JP6740103B2 (ja) | 2016-11-28 | 2016-11-28 | セントラライザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6740103B2 (ja) |
-
2016
- 2016-11-28 JP JP2016229979A patent/JP6740103B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018087415A (ja) | 2018-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3516153B1 (en) | Rock cutting device | |
JP2001287127A (ja) | ロッドクランプ装置 | |
BRPI0808848A2 (pt) | Dispositivo de trator de cabo elétrico de perfilagem | |
JP4247808B2 (ja) | 地盤孔明機 | |
JP5347036B2 (ja) | ロッド状部品の操作方法、セントラライザおよび削岩ユニット | |
JP6389104B2 (ja) | さく孔機用ロッド着脱装置 | |
JPH02269293A (ja) | 削岩機用移動式中心合わせ装置 | |
JP6740103B2 (ja) | セントラライザ装置 | |
CN101133230A (zh) | 钻杆支承件和钻杆支承件半体 | |
JP6715652B2 (ja) | チャック開閉装置 | |
JP4027500B2 (ja) | さく孔機のドリルロッド交換装置 | |
JPH06341284A (ja) | ロッド交換装置 | |
JP2009233754A (ja) | 工具交換装置 | |
US5519181A (en) | Apparatus for guiding a wire electrode on a machine tool | |
JP2017203250A (ja) | セントラライザ装置 | |
KR101313318B1 (ko) | 천공기 | |
CN112814586A (zh) | 一种锚杆夹紧装置和钻装设备 | |
JP5346511B2 (ja) | 作業機械の把持装置及びこれを備えた作業機械 | |
US526198A (en) | Boring-machine | |
US5330202A (en) | Tool retainer for a percussive, fluid-activated apparatus | |
JP7158068B2 (ja) | ロッドクランプ及びロッド取扱装置 | |
CN218293520U (zh) | 一种分体式煤矿钻杆扶正器 | |
US2700548A (en) | Toolholder | |
JP2009507142A (ja) | リング精紡機における回転可能な支持管体 | |
US952623A (en) | Wheelwright-machine. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20191004 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200714 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200722 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6740103 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |