JP6389104B2 - さく孔機用ロッド着脱装置 - Google Patents
さく孔機用ロッド着脱装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6389104B2 JP6389104B2 JP2014230580A JP2014230580A JP6389104B2 JP 6389104 B2 JP6389104 B2 JP 6389104B2 JP 2014230580 A JP2014230580 A JP 2014230580A JP 2014230580 A JP2014230580 A JP 2014230580A JP 6389104 B2 JP6389104 B2 JP 6389104B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- clamp hook
- guide
- drill
- drill rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Description
岩盤に長孔をさく孔する場合には、さく孔作業の際に、複数本のドリルロッドを順次にドリフタに接続する。ドリルロッドの供給・接続や、さく孔終了後のドリルロッドの切り離し・回収は、ロッド着脱装置(ロッドチェンジャ)により行われる。
このような構成であれば、クランプフックが最大開度に開いたときには、ガイドロッドの先端部がドリルロッドに干渉しない位置まで後退するので、キャリアブームがマガジン側からドリフタ側まで回動する範囲において、ガイドロッドが回動動作中にドリルロッドに干渉しないため、ロッドキャリアでドリルロッドをクランプする上で好適である。
図1に示すように、このさく孔機1は、不図示のブームの先端部に支持されるガイドシェル2に、さく孔装置であるドリフタ3が搭載されている。ドリフタ3は、公知の送り機構(不図示)によってガイドシェル2に沿って前後方向(図1(a)での左右方向)に移動するようになっている。ドリフタ3には、シャンクロッド4が挿着される。シャンクロッド4には、その先端に所定長のドリルロッド5がスリーブ等を介して接続され、さらに、ドリルロッド5の先端にはビット(不図示)が取付けられる。
詳しくは、図3に要部を拡大図示するように、上記クランプフック24は、側面視が略L字状に形成されており、その基端部24kが、上記キャリアブーム22の上部に回動可能に枢支されている。キャリアブーム22の先端部とクランプフック24の先端部とは、互いの対向する側に、ドリルロッド5の円筒形状に合せて形成された凹曲面部22d、凹曲面部24dをそれぞれに有し、相互の協働によりドリルロッド5の途中部分を両側から挟持して、ドリルロッド5を保持するようになっている。
まず、さく孔機1のオペレータは、図2の符号Dに示すように、クランプフック24を最大開度に開いた状態でキャリアブーム22をマガジン30側に移動する(符号Kに示す姿勢での二点鎖線参照)。次いで、図2にマガジン30の動作を矢印のイメージで示すように、マガジン30のロッド収容口30mの部分を同図時計方向に回転させて追加するドリルロッド5をクランプ位置まで移動させる。
なお、上述の動作の説明では、マガジン側にて保持したドリルロッド5をドリフタ側に装着する順を説明したが、ドリフタ側で取り外したドリルロッド5をマガジン側に収容する順は、上述の動作の説明とは逆の順によって行われるので、詳しい説明は省略する。
また、ドリフタ側の装着位置に位置したときには、装着するドリルロッド5に、クランプフック24の先端部よりも遅れて、自身先端部が非当接な位置まで引き込まれるので、特に、ハーフクランプ状態において、ドリルロッド5の保持が容易となる。
例えば、上記実施形態では、ガイドロッド41の途中部分を支えるガイドローラ43として、ガイドロッド41の途中部分を両側から支える一対のガイドローラ43を例に説明したが、これに限らず、ガイドローラは、ガイドロッドをその軸に沿った方向に案内してクランプフックの開閉に応じて回動させる構成であれば、単一のガイドローラによってガイドロッドの途中部分を片側から支えるように構成してもよい。
この場合において、ガイドロッド41のガイドロッド支持ピン42の位置に、ガイドロッド41を単一のガイドローラ43側に向けて付勢するように設けられたねじりコイルばねを装着することは好ましい。このような構成であっても、ガイドロッド41をその軸に沿った方向に案内してクランプフック24の開閉に応じて回動させることができる。また、このような構成であれば、ねじりコイルばねの付勢力によりドリルロッド5を支える力を調整することができる。
2 ガイドシェル
3 ドリフタ(さく孔装置)
4 シャンクロッド
5 ドリルロッド
6 フートパット
7 セントラライザ
10 ロッド着脱装置
20 ロッドキャリア
21 ベースフレーム
22 キャリアブーム
23 ピン(キャリアブームの回動軸)
24 クランプフック
25 (クランプ用の)油圧シリンダ
26 (回動用の)油圧シリンダ
30 マガジン
30m ロッド収容口
40 ロッドガイド機構
41 ガイドロッド
42 ガイドロッド支持ピン(ガイドロッドの回動軸)
43 ガイドローラ
CX さく孔軸線
Claims (4)
- さく孔機に用いられ、ドリフタが搭載されるガイドシェルに装着されて前後に互いに離隔する一対のロッドキャリアと、複数のドリルロッドを収容するマガジンとを備え、前記ロッドキャリアは、前記マガジン側から前記ドリフタ側まで回動するキャリアブームと、前記キャリアブームの先端に付設されて前記キャリアブームとの間で前記ドリルロッドを把持するクランプフックとを有するロッド着脱装置であって、
前記キャリアブームに対して自身基端部が回動可能に枢支されたガイドロッドと、該ガイドロッドの途中部分を支えるように前記クランプフックに固定されたガイドローラとを備え、
前記ガイドローラは、前記ガイドロッドをその軸に沿った方向に案内して前記クランプフックの開閉に応じて回動させ、
前記ガイドロッドは、前記クランプフックが閉じるときは前記クランプフックに先行して前記クランプフックが閉じる方向に回動するとともに前記クランプフックが開くときは前記クランプフックに遅れて前記クランプフックが開く方向に回動するように自身の回動中心と前記クランプフックの回動の中心とを異ならせており、前記クランプフックがハーフクランプ状態において、前記クランプフックの先端よりも張り出して前記ドリルロッドの位置を規制することを特徴とするさく孔機用ロッド着脱装置。 - 前記ガイドロッドは、前記クランプフックが最大開度に開いたときには、自身先端部が前記クランプフックの先端部の位置または該先端部の位置よりも引き込まれて前記ドリルロッドに干渉しない位置まで後退することを特徴とする請求項1に記載のさく孔機用ロッド着脱装置。
- 当該ロッド着脱装置がマガジン側に位置したときに、前記ガイドロッドは、前記クランプフックが閉じるときには、自身先端部が前記クランプフックの先端部よりも張り出して、前記マガジンのロッド収容口からのドリルロッドの脱落を防止するように、前記クランプフックよりも先んじて前記ロッド収容口の開口側から前記ドリルロッドに当接することを特徴とする請求項1または2に記載のさく孔機用ロッド着脱装置。
- 前記ガイドロッドは、前記ドリルロッドを支える弾力のある材料から形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のさく孔機用ロッド着脱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014230580A JP6389104B2 (ja) | 2014-11-13 | 2014-11-13 | さく孔機用ロッド着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014230580A JP6389104B2 (ja) | 2014-11-13 | 2014-11-13 | さく孔機用ロッド着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016094724A JP2016094724A (ja) | 2016-05-26 |
JP6389104B2 true JP6389104B2 (ja) | 2018-09-12 |
Family
ID=56070735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014230580A Active JP6389104B2 (ja) | 2014-11-13 | 2014-11-13 | さく孔機用ロッド着脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6389104B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7111302B2 (ja) * | 2018-04-17 | 2022-08-02 | ライト工業株式会社 | ロッド把持装置 |
CN109488231B (zh) * | 2018-12-26 | 2021-03-16 | 中国铁建重工集团股份有限公司 | 凿岩台车自动接杆机构及凿岩台车 |
CN113756731A (zh) * | 2021-08-30 | 2021-12-07 | 中交天和机械设备制造有限公司 | 一种竖井钻机上钻杆的拆装工装及拆装方法 |
KR102613994B1 (ko) * | 2023-05-26 | 2023-12-15 | 김성주 | 스마트 콘크리트 천공장치 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5575344A (en) * | 1995-05-12 | 1996-11-19 | Reedrill Corp. | Rod changing system |
US5762150A (en) * | 1996-09-06 | 1998-06-09 | Ingersoll-Rand Company | Drill rod changer assembly |
JP4069267B2 (ja) * | 1998-08-12 | 2008-04-02 | 古河機械金属株式会社 | ドリルロッド装着装置 |
JP5921209B2 (ja) * | 2012-01-25 | 2016-05-24 | 古河ロックドリル株式会社 | さく孔機用ロッド脱着装置 |
-
2014
- 2014-11-13 JP JP2014230580A patent/JP6389104B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016094724A (ja) | 2016-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6389104B2 (ja) | さく孔機用ロッド着脱装置 | |
JP5329657B2 (ja) | 削岩装置、ドリルビット交換装置およびドリルビット交換方法 | |
US9428971B2 (en) | Rock drilling unit and method of changing drill rods | |
JP2001287127A (ja) | ロッドクランプ装置 | |
SE1000381A1 (sv) | Anordning och förfarande för hantering av borrsträngskomponenter samt borrigg | |
JP5347036B2 (ja) | ロッド状部品の操作方法、セントラライザおよび削岩ユニット | |
JP5921209B2 (ja) | さく孔機用ロッド脱着装置 | |
US10294738B2 (en) | Drill rod changer, rock drilling unit and method of changing drill rods | |
SE0300016D0 (sv) | Slipanordning | |
JP5292876B2 (ja) | 工具交換装置 | |
JP6740103B2 (ja) | セントラライザ装置 | |
CN110036176A (zh) | 用于安装钻头的方法、装置和保持器 | |
JP2016046947A (ja) | 防護管挿入器 | |
KR101670062B1 (ko) | 자동 공구 교환장치 | |
JP5063214B2 (ja) | 回転テーブルを備えた工作機械 | |
JP2017203250A (ja) | セントラライザ装置 | |
JP5080399B2 (ja) | セントラライザ装置 | |
JP4870694B2 (ja) | さく孔機用ロッド交換装置 | |
JP2001262967A (ja) | ロッド交換装置 | |
JP4660447B2 (ja) | ガイドロッド付き削孔装置 | |
JP3614507B2 (ja) | ローテータ装置 | |
JP5997089B2 (ja) | シークイン供給装置 | |
JP4322756B2 (ja) | さく孔装置のロッドチェンジャ | |
US20220042380A1 (en) | Mechanical Shuttle Pipe Gripper | |
US2244127A (en) | Drill steel centralizer |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20171005 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180720 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180807 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180816 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6389104 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |