JP4322756B2 - さく孔装置のロッドチェンジャ - Google Patents
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Description
さく孔長がロッドの長さより長い場合には、さく孔作業の際にロッドの継足し及び回収を行うことが必要となる。このロッドの継足し、回収にはロッドチェンジャが使用されている(特許文献1参照)。
一台のさく孔装置に装備されているロッドでは使用できない範囲のビット径でさく孔を行う必要がある場合には、それぞれ径の異なるロッドを装備した複数台のさく孔装置を準備するか、あるいはさく孔装置のロッドチェンジャ等のドリルツールに関する周辺部品を全て交換した上でロッドを径の異なるものと交換し、交換したロッドをロッドチェンジャでハンドリングできる状態にする必要がある。
一台のさく孔装置でさく孔できるビット径の範囲を広くするには、そのさく孔装置に標準装備されている径のロッド(標準径ロッド)と径の異なるロッド(異径ロッド)との交換が必要である。通常、標準径ロッドはシャンクロッドとスリーブで接続されるが、異径ロッドはシャンクアダプタを介してシャンクロッドと接続される。
このさく孔装置のロッドチェンジャは、標準径ロッドの場合はスプリング式ホルダでロッドを保持し、油圧式クランプでスリーブをクランプして、ロッドの継足し、回収を行う。
異径ロッドの場合には、スプリング式ホルダでスリーブを保持し、油圧式クランプでシャンクアダプタをクランプして、ロッドの継足し、回収を行う。
またガイドシェル12には、ロッドチェンジャ18が設けられており、ガイドシェル12の先端部には、セントラライザ19が設けられている。
通常のさく孔時には、さく岩機13から打撃と回転をビット17に伝達し、ガイドシェル12上でさく岩機13に送りを与える。
このクローラドリル10において、シャンクロッド14と標準径ロッド15にはT38ねじを有する外径38mmのロッドが使用されており、スリーブ16は外径が55mmとなっている。
シャンクアダプタ20は後部がシャンクロッドと接続され、前部がスリーブ26で異径ロッド25と接続される。このため、後部に標準径ロッド15のスリーブ16と同じ雌ねじ、前部に異径ロッド25と同じ雄ねじを有しており、後部の外径はスリーブ16と等しく、前部の外径は異径ロッド25と等しく形成されている。
油圧式クランプ24は、油圧シリンダ28で開閉される左右一対のクランプアーム29を備えており、スリーブ16及びシャンクアダプタ20を固定することができる。
セントラライザ19には、標準径ロッド15のスリーブ16を大径部30Lで、異径ロッド25のスリーブ26を小径部30Sで、それぞれクランプ可能な段付きのハーフブッシュ30が設けられている。
それから、油圧式クランプ24を緩め、ローテータ31を正転前進させながらさく岩機13を正転前進させて二本目の標準径ロッド15の前端を一本目の後端のスリーブ16に接続する。その後、ローテータ31、スプリング式ホルダ23及び油圧式クランプ24をさく孔軸線上からロッドマガジン21側へ移動させ、セントラライザ19のクランプを緩めてさく孔を再開する。
さく孔が終了したら、標準ロッド15を回収する。この場合は、先ず、無回転打撃でねじ部を緩め、その後図8に示すように、さく岩機13をガイドシェル12の後端部まで後退させ、ローテータ31、スプリング式ホルダ23及び油圧式クランプ24をさく孔軸線上に移動させて、標準径ロッド15をローテータ31とスプリング式ホルダ23で保持し、後端のスリーブ16を油圧式クランプ24でクランプし、前端のスリーブ16をセントラライザ19のハーフブッシュ30の大径部30Lでクランプした後、さく岩機13を逆転後退させてシャンクロッド14を後端のスリーブ16から切離す。
それから、さく岩機13を前進させ、正転させて前端のスリーブ16にシャンクロッド14を接続し、その後、セントラライザ19のクランプを緩めてさく岩機13を後退させる。以後同様の操作を繰り返して標準ロッド15の回収を行う。
このクローラドリル10において、異径ロッド25を用いてさく孔した後、二本目の継足しを行う場合には、図6に示すように、セントラライザ19のハーフブッシュ30の大径部30Lでシャンクアダプタ20をクランプし、さく岩機13を正転させてシャンクアダプタ20とシャンクロッド14のねじを増し締めする。
それから、二本目の異径ロッド25をロッドチェンジャ18のローテータ31とスプリング式ホルダ23で保持し、スリーブ26を油圧式クランプ24でクランプしてロッドマガジン21からさく孔軸線上に移動させた後、さく岩機13を正転前進させてシャンクアダプタ20を後端のスリーブ26に接続する。
以後、所要のさく孔長に達するまで、同様にして異径ロッド25の継足しを行う。
さく孔が終了したら、異径ロッド25を回収する。この場合は、先ず、無回転打撃でねじ部を緩め、セントラライザ19のハーフブッシュ30の大径部30Lでシャンクアダプタ20をクランプし、さく岩機13を正転させてシャンクアダプタ20とシャンクロッド14のねじを増し締めする。
11 ブーム
12 ガイドシェル
13 さく岩機
14 シャンクロッド
15 標準径ロッド
16 スリーブ
17 ビット
18 ロッドチェンジャ
19 セントラライザ
20 シャンクアダプタ
23 スプリング式ホルダ
24 油圧式クランプ
25 異径ロッド
26 スリーブ
30 ハーフブッシュ
31 ローテータ
Claims (1)
- さく岩機のシャンクロッドと異径ロッドとをシャンクアダプタで接続するさく孔装置において、セントラライザに標準径ロッドのスリーブと異径ロッドのスリーブとをそれぞれクランプ可能とする段付きのハーフブッシュを設けると共に、スリーブクランプ部にスプリング式ホルダと油圧式クランプとを所定距離前後に離隔して設けたことを特徴とするさく孔装置のロッドチェンジャ。
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JP2004255909A JP4322756B2 (ja) | 2004-09-02 | 2004-09-02 | さく孔装置のロッドチェンジャ |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP2006070589A JP2006070589A (ja) | 2006-03-16 |
JP4322756B2 true JP4322756B2 (ja) | 2009-09-02 |
Family
ID=36151493
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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2004
- 2004-09-02 JP JP2004255909A patent/JP4322756B2/ja not_active Expired - Lifetime
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