JP2003052859A - ゴルフボール - Google Patents

ゴルフボール

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JP2003052859A
JP2003052859A JP2001249484A JP2001249484A JP2003052859A JP 2003052859 A JP2003052859 A JP 2003052859A JP 2001249484 A JP2001249484 A JP 2001249484A JP 2001249484 A JP2001249484 A JP 2001249484A JP 2003052859 A JP2003052859 A JP 2003052859A
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coating film
epoxy resin
golf ball
urethane
clear coating
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JP2001249484A
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English (en)
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Kazuhisa Fushihara
和久 伏原
Yoshinori Sano
喜則 佐野
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリアーコート及びマークの耐久性、耐候性
を高め、繰り返し打撃を行っても、マーク剥がれや塗膜
の黄変がなく、打撃したクラブフェースを汚したりする
ことがないゴルフボールを提供する。 【解決手段】 アイオノマー樹脂製カバーを有するボー
ル本体;環状脂肪族エポキシ樹脂を脂肪族ポリアミン系
硬化剤で硬化してなる、該ボール本体上に形成されたエ
ポキシ樹脂系クリアー塗膜;及びポリオールをイソシア
ネート系硬化剤で硬化してなる、該エポキシ樹脂系塗膜
上に形成されたウレタン系クリアー塗膜を含む。前記環
状脂肪族エポキシ樹脂は、水添ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂であることが好ましく、前記ポリオールは、ポ
リエステルポリオールとポリエーテルポリオールの混合
物であることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、練習場で使用され
るゴルフボールのように、マーク及び塗膜に対して高い
耐久性が要求されるゴルフボールに関するもので、特に
繰り返し打撃を行っても、クラブフェースを汚したりす
ることがないゴルフボールに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ボール
表面に光沢を与えて外観の向上を図る為、あるいは印刷
されたマークや数字の保護のために、顔料入りの塗膜や
顔料を含まないクリアー塗膜で覆われている。
【0003】近年、アイオノマー樹脂カバーを有するゴ
ルフボールにおいては、クリアーペイントで仕上げるゴ
ルフボールが、光沢性と色調に優れているという理由か
ら好まれる傾向にある。また、ボール表面に用いるクリ
アー塗膜としては、伸縮性に優れ、打撃時のボールの変
形にも追随しやすいという点から、一般にウレタン系ク
リアー塗膜が用いられている。
【0004】しかしながら、ウレタン系クリアー塗膜と
アイオノマーカバーとの密着性は充分ではない。
【0005】このため、アイオノマーカバーを有するゴ
ルフボールの表面層をクリアー塗膜で構成する場合、カ
バーとクリアー塗膜との間に、アイオノマーカバー及び
ウレタン系クリアー塗膜の双方に対して密着性を有する
プライマー塗膜を設けることが提案されている。
【0006】例えば、特開昭61−119283号に
は、カバーを構成するアイオノマー樹脂に、硫酸バリウ
ムや青色着色剤、蛍光増白剤等を添加して、耐紫外線性
を有するカバーにするとともに、アイオノマー樹脂カバ
ーに対して接着性に優れたエポキシ系クリアー塗膜をプ
ライマー塗膜として形成し、さらにその上に、ウレタン
系クリアー塗膜を形成したゴルフボールが提案されてい
る。ここで、エポキシ系クリアー塗膜としては、ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂と、ダイマー酸を原料として
合成したポリアミド樹脂系硬化剤を用いている。
【0007】上記エポキシ系クリアー塗膜は耐候性に劣
っていて、長期間屋外に暴露されると黄変しやすい。こ
のため、長期間屋外で使用することを前提とする練習場
用ゴルフボールとしての使用は好まれない。あるいは、
アイオノマー樹脂製カバーと同色の白色顔料を添加し
て、耐候性を付与している。しかしながら、白色顔料を
含有する塗装ボールを強打すると、クラブフェース表面
に白色の粉が付着したりして、クラブフェースを汚す場
合がある。白色顔料を含有する塗膜をプライマーとして
使用し、その上にクリアー塗膜が形成されている場合で
あっても、練習場用ゴルフボールのようにクリアー塗膜
が剥がれた後でも使用し続けるようなゴルフボールで問
題となる。
【0008】一方、特開平8―182775号公報に
は、エポキシ塗膜よりも耐候性に優れているウレタン系
プライマーコートを用いることが提案されている。すな
わち、ポリオールの水酸基量がポリイソシアネートのイ
ソシアネート基量に対してモル比で過剰になるように配
合したウレタン系塗料を用いてプライマー層を形成する
ことが提案されている。このようなウレタン系ペイント
は、アイオノマーカバーとの密着性に優れ、且つ類似組
成のウレタンクリアーペイントを用いることにより、プ
ライマー塗膜層とトップクリアー塗膜層との層間密着性
を確保している。
【0009】しかしながら、練習場に用いられるゴルフ
ボールのように、打撃回数が多く、洗浄して繰返し使用
され、さらに屋外暴露の機会も、個人使用のゴルフボー
ルと比べてはるかに高いようなゴルフボールの場合、ト
ップクリアー塗膜及びマークの耐剥離性、耐洗浄性につ
いての要求はかなり厳しくなる。このため、従来のプラ
イマー層、クリアー塗膜の組み合わせでは未だ十分満足
できるレベルとは言えず、さらなる耐久性に優れたゴル
フボールが望まれている。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、クリアーコー
ト及びマークの耐久性、耐候性を高め、繰り返し打撃を
行っても、マーク剥がれや塗膜の黄変がなく、打撃した
クラブフェースを汚したりすることがないゴルフボール
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、環状脂肪族
のエポキシ樹脂を脂肪族ポリアミン系硬化剤で硬化させ
たエポキシ系ペイントが、アイオノマーカバーに対して
も、ウレタン系クリアーペイントに対して密着性が優
れ、しかも耐候性にも優れていることを見い出し、本発
明を完成した。
【0012】本発明のゴルフボールは、アイオノマー樹
脂製カバーを有するボール本体;環状脂肪族エポキシ樹
脂を脂肪族ポリアミン系硬化剤で硬化してなる、該ボー
ル本体上に形成されたエポキシ樹脂系クリアー塗膜;及
びポリオールをイソシアネート系硬化剤で硬化してな
る、該エポキシ樹脂系クリアー塗膜上に形成されたウレ
タン系クリアー塗膜を含む。
【0013】前記環状脂肪族エポキシ樹脂は、水添ビス
フェノールA型エポキシ樹脂であることが好ましく、前
記ポリオールは、ポリエステルポリオールとポリエーテ
ルポリオールの混合物であることが好ましい。
【0014】本発明のゴルフボールにマークが印刷され
ている場合には、前記エポキシ樹脂系クリアー塗膜上に
マークが印刷されていて、前記ウレタン系クリアー塗膜
が、前記マークを覆っていることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のゴルフボールは、コアを
アイオノマー樹脂製カバーで被覆してなるボール本体の
表面に、環状脂肪族エポキシ樹脂をポリアミド系硬化剤
で硬化させたエポキシ樹脂系クリアー塗膜を有し、該エ
ポキシ樹脂系クリアー塗膜上に、さらにポリオールをイ
ソシアネートで硬化させてなるウレタン系クリアー塗膜
で覆い、このウレタン系クリアー塗膜をゴルフボール表
層としたものである。
【0016】ゴルフボール本体の構成成分であるコアと
しては、特に限定せず、糸巻きコア、加硫ゴム体いずれ
も用いることができる。
【0017】加硫ゴム体の場合、ポリブタジエン等のジ
エン系ゴムを基材ゴムとし、共架橋剤としてアクリル酸
やメタクリル酸等のα,β−エチレン性不飽和カルボン
酸又はその金属塩を使用し、架橋開始剤として、ジクミ
ルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン等の有機過
酸化物を用いたゴム組成物の加硫体が好ましく用いられ
る。
【0018】アイオノマー樹脂製カバーは、カバー用材
料の主成分がアイオノマー樹脂であればよく、アイオノ
マー樹脂の他に、熱可塑性エラストマー等がブレンドさ
れていてもよい。アイオノマー樹脂製カバーは、単層構
造であっても2層以上の多層構造であってもよい。
【0019】上記アイオノマー樹脂としては、エチレン
とα,β‐不飽和カルボン酸との共重合体中のカルボキ
シル基の少なくとも一部を金属イオンで中和したもの、
またはエチレンとα,β‐不飽和カルボン酸とα,β‐
不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体中のカルボ
キシル基の少なくとも一部を金属イオンで中和したもの
を用いることができる。α,β‐不飽和カルボン酸とし
ては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、マ
レイン酸、クロトン酸等が挙げられ、特にアクリル酸と
メタクリル酸が好ましい。また、α,β‐不飽和カルボ
ン酸エステル金属塩としては、例えばアクリル酸、メタ
クリル酸、フマル酸、マレイン酸等のメチル、エチル、
プロピル、n‐ブチル、イソブチルエステル等が用いら
れ、特にアクリル酸エステルとメタクリル酸エステルが
好ましい。中和する金属イオンとしては、ナトリウム、
カリウム、リチウム、マグネシウム、カルシウム、亜
鉛、バリウム、アルミニウム、錫、ジルコニウム、カド
ミウムイオン等が挙げられる。
【0020】熱可塑性エラストマーとは、ハードセグメ
ントのポリマーブロックとソフトセグメントのポリマー
ブロックとが結合してなるブロックコポリマーで、ハー
ドセグメントがポリエステルであるポリエステル系熱可
塑性エラストマー、ハードセグメントがウレタン結合で
あるポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ハードセグ
メントがポリアミドであるアミド系熱可塑性エラストマ
ー、ハードセグメントがポリスチレンであるポリスチレ
ン系エラストマー、ハードセグメントがポリエチレン又
はポリプロピレンであるポリオレフィン系エラストマー
などが用いられる。
【0021】アイオノマー樹脂製カバーを構成するカバ
ー材料には、主成分たるアイオノマー樹脂、その他のポ
リマー成分の他に、必要に応じて、二酸化チタン等の白
色顔料や青色着色剤、分散剤、老化防止剤、紫外線吸収
剤、光安定剤等の添加剤を添加してもよい。
【0022】カバー厚みは、特に限定しないが、0.3
〜3.5mm程度である。カバー表面には、ディンプル
と称する窪みが多数形成されている。
【0023】以上のような構成を有するアイオノマー樹
脂製カバーの表面に、エポキシ樹脂系クリアー塗膜層が
形成されている。このエポキシ樹脂系クリアー塗膜層
は、環状脂肪族エポキシ樹脂をポリアミド系硬化剤で硬
化してなるものである。
【0024】ここで、環状脂肪族エポキシ樹脂とは、エ
ポキシ樹脂の構成成分であるベンゼン環が水素添加によ
り環状脂肪族となったエポキシ樹脂やシクロヘキセン環
の二重結合をエポキシ化してなる環状脂肪族を構成成分
として有し、二重結合を実質的に含まないエポキシ樹脂
をいう。ベンゼン環が水素添加により環状脂肪族となっ
たエポキシ樹脂(水添ビスフェノール型エポキシ樹脂)
としては、ビスフェノールAをエピクロルヒドリンやグ
リシジルエーテル等のエポキシ基含有化合物と反応させ
てなるビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノー
ルFとエポキシ基含有化合物を反応させてなるビスフェ
ノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールADをエピク
ロルヒドリン等のエポキシ基含有化合物と反応させてな
るビスフェノールAD型エポキシ樹脂を水素添加して、
エポキシ樹脂中のベンゼン環をシクロへキサン環とした
ものが挙げられる。シクロヘキセン環の二重結合をエポ
キシ化した環状脂肪族エポキシ樹脂(エポキシ化タイプ
エポキシ樹脂)としては、脂環式ジエポキシアセター
ル、脂環式ジエポキシアジぺート、脂環式ジエポキシカ
ルボキシエート、ビニルシクロヘキセンジオキシドを縮
合してなるエポキシ樹脂が挙げられる。これらのうち、
水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂が好ましく用いら
れる。ビスフェノールA型エポキシ樹脂は、柔軟性、耐
薬品性、耐熱性、強靭性のバランスがよいからである。
【0025】上記エポキシ樹脂の硬化剤として用いられ
る脂肪族ポリアミンとは、エポキシ樹脂の硬化剤として
従来より公知のポリアミン化合物を挙げることができ
る。具体的には、ジエチレントリアミン、イミノビスプ
ロピルアミン、ビス(ヘキサメチレン)トリアミン、ト
リエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペ
ンタエチレンヘキサミン、トリ(メチルアミノ)ヘキサ
ミン、ジエチルアミノプロピルアミン、メチルイミノビ
スプロピルアミンなどの脂肪族ジアミン類、脂肪族トリ
アミン類などが挙げられる。
【0026】このようなエポキシ樹脂系クリアー塗膜
は、アイオノマー樹脂製カバー及びウレタン系クリアー
ペイントの双方に対して優れた相溶性を有し、このエポ
キシ樹脂系塗膜の介在によりウレタン系クリアー塗膜の
アイオノマー樹脂製カバーに対する密着性を高めること
ができる。さらにエポキシ樹脂系のクリアー塗膜の構成
成分であるエポキシ樹脂及びアミン系硬化剤にはいずれ
も二重結合が含まれていないので、耐候性に優れてい
る。よって、顔料が含まれていないクリアー塗料であっ
ても、黄変が抑制され、しかも、繰り返し打撃により表
層のウレタン系クリアー塗膜が剥離して、エポキシ系樹
脂塗膜にクラブフェースが直接接触することになって
も、クラブフェースに顔料などが付着することはない。
【0027】本発明に係るエポキシ樹脂系クリアー塗膜
の製造において、エポキシ樹脂とアミン系硬化剤との混
合比率は、エポキシ当量/アミン活性水素当量=1/1
〜1/1.4とすることが好ましい。
【0028】エポキシ樹脂系クリアー塗膜には、必要に
応じて、レベリング剤、粘度調整剤、蛍光増白剤、ブロ
ッキング防止剤などが含有されていてもよい。
【0029】このようなエポキシ樹脂系ペイント層の厚
みは、1〜20μmであることが好ましく、より好まし
くは2〜10μmである。ペイント層の厚みが薄すぎる
と塗膜が剥がれやすくなり、分厚すぎるとディンプルサ
イズが小さくなって飛距離が伸びにくくなるからであ
る。
【0030】本発明のゴルフボールは、上記エポキシ樹
脂系クリアー塗膜上に、ポリオールをイソシアネート系
硬化剤で硬化してなるウレタン系クリアー塗膜が形成さ
れている。
【0031】ポリオールとしては、低分子ポリオール、
ポリマーポリオールのいずれを用いることもできる。低
分子ポリオールとしては、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、1,3−ブ
タンジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,6−ヘキサンジオール等のジオール;
グリセリン、トリメチロールプロパン、ヘキサントリオ
ール等のトリオールなどが挙げられる。ポリマーポリオ
ールとしては、活性水素を持つ開始剤とアルキレンオキ
サイドとの反応によって得ることができるポリエーテル
ポリオール;アジピン酸等の2塩基酸とグリコール又は
トリオールとの脱水縮合によって得られる縮合系ポリエ
ステルポリオール;ε−カプロラクタム等のラクタムの
開環重合によって得られるラクトン系ポリエステルポリ
オール;環状ジオールを用いて合成されるポリカーボネ
ートジオール;アクリル系共重合体に適宜水酸基を導入
してなるアクリルポリオールなどのポリマーポリオール
が挙げられる。前記ポリエーテルポリオールとしては、
ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレン
グリコール(PPG)、ポリオキシテトラメチレングリ
コール(PTMG)等が挙げられ、縮合系ポリエステル
ポリオールとしてはポリエチレンアジぺート(PE
A)、ポリブチレンアジペート(PBA)、ポリヘキサ
メチレンアジペート(PHMA)などが挙げられ、ラク
トン系ポリエステルポリオールとしてはポリ−ε−カプ
ロラクトン(PCL)などが挙げられる。
【0032】これらのうち、ポリエステルポリオールと
ポリエーテルポリオールとの混合物を使用することが好
ましい。ポリオールとしてポリエステルポリオールを使
用すると、硬質塗膜を得ることができ、打撃時のクラブ
フェースとの擦れや洗浄時のブラシとの擦れやボール同
士の擦れ等の外部からの刺激に対する耐摩耗性を向上さ
せることができ、ポリエーテルポリオールを使用すると
塗膜が柔軟になり、打撃によるボールの変形に追随しや
すくなって、密着性を向上させることができる。従っ
て、ポリエステルポリオールとポリエーテルポリオール
との混合物をポリオールとして用いることにより、密着
性及び外部刺激に対する耐摩耗性の双方のバランスに優
れたウレタン系クリアー塗膜が得られる。ポリオールに
おけるポリエーテルポリオールとポリエステルポリオー
ルの含有割合は、エステル基数に対するエーテル基数の
割合(モル比)として、60/40〜95/5、好まし
くは70/30〜90/10である。
【0033】ポリオールの硬化剤として用いられるイソ
シアネートとしては、ポリウレタン系ペイントで従来よ
り用いられているイソシアネート硬化剤を用いることが
できる。すなわち、イソシアネート基を2以上有するも
のであれば特に限定せず、トリレンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリ
フェニルポリイソシアネート、トリジンジイソシアネー
ト、ナフタリンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート(HDI)、キシリレンジイソシアネート
(XDI)、水添キシリレンジイソシアネート(H6
DI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、テ
トラメチルキシリレンジイソシアネート(TMXD
I)、水添ジフェニルメタンジイソシアネート(H12
DI)などの脂肪族、脂環族、芳香族、芳香脂肪族ジイ
ソシアネート化合物を1種又は2種以上を用いることが
できる。これらのうち、耐候性の観点から、非黄変性イ
ソシアネート(脂肪族、脂環族イソシアネート)を用い
ることが好ましい。
【0034】ポリオールとポリイソシアネートとは、使
用直前に混合すればよく、両者の混合比率は、ポリイソ
シアネートのイソシアネート基とポリオールの水酸基の
比率(イソシアネート基/水酸基)が0.9以上が好ま
しくは、より好ましくは1.1以上であって、その上限
は1.5以下が好ましく、より好ましくは1.3以下で
ある。
【0035】ウレタン系クリアー塗膜には、必要に応じ
て、シリコーン系スリップ剤、レベリング剤、粘度調整
剤、蛍光増白剤、ブロッキング防止剤等が含有されてい
てもよい。
【0036】ウレタン系クリアー塗膜の平均膜厚は、6
μm以上が好ましく、より好ましくは8μm以上であっ
て、16μm以下であることが好ましく、より好ましく
は、14μm以下である。
【0037】以上のような構成を有するウレタン系クリ
アー塗膜は、1層で構成されていてもよいし、ウレタン
系プライマー層とウレタン系トップコート層の組み合わ
せなど、2層以上から構成されていてもよい。
【0038】本発明のゴルフボールにおいてマークが印
刷される場合、エポキシ樹脂系塗膜上にマークが印刷さ
れ、このマークを覆うように、ウレタン系クリアー塗膜
が形成されていることが好ましい。エポキシ樹脂系塗膜
は耐候性との関係から顔料を含むことが好ましい態様で
あり、ウレタン系クリアー塗膜とエポキシ樹脂系塗膜と
は優れた接着性を有することから、エポキシ樹脂系塗膜
とウレタン系クリアー塗膜との間にマークを介在させる
ことにより、マークの耐久性を確保できるからである。
【0039】ここで、マークの損傷は、ウレタン系クリ
アー塗膜が剥離されてマークが露出した結果、マークが
摩耗しやすくなったり又はエポキシ樹脂系塗膜から剥離
することによっておこるほか、ウレタン系クリアー塗膜
に付着した状態でウレタン系クリアー塗膜とともに剥離
される場合がある。ウレタン系クリアー塗膜の剥離は、
外部との接触面となるディンプル山部及びエッジ部で特
にはがれ易い上に、エッジ部はペイントがのりにくい。
しかしながら、ウレタン系クリアー塗膜はエポキシ樹脂
系クリアー塗膜に対して優れた接着性を有しているの
で、ディンプルのエッジ部でも必要な厚みを有するウレ
タン系クリアー塗膜を形成することができ、これにより
ウレタン系クリアーコートを剥がれにくくすることがで
きる。
【0040】以上のような構成を有するエポキシ樹脂系
塗膜及びウレタン系クリアー塗膜は、ボール本体表面
に、エポキシ樹脂及びポリアミド系硬化剤の組み合わせ
からなる2液硬化型塗料、ポリオール及びイソシアネー
ト硬化剤の組み合わせからなる2液硬化型塗料を、従来
より公知の塗装方法、すなわちスプレー塗装、刷毛塗
り、ペイントガンなどを用いて、塗布し、硬化すること
により形成される。
【0041】ボール本体は、ペイント塗布前に、サンド
ブラスト処理やショットブラスト処理、バフ研磨等のよ
うな当業者に公知の粗面化処理をしておくことが好まし
い。このような粗面化処理は、ボール本体表面(アイオ
ノマー樹脂製カバー)とエポキシ樹脂系塗膜との密着性
を物理的に向上させることができる。
【0042】マークを印刷する場合に用いられるインク
としては、特に限定せず、従来よりマークの印刷に用い
られているインクを用いることができるが、好ましく
は、ニトロセルロース系樹脂、ポリエステル樹脂、エポ
キシ樹脂等を、顔料のキャリアーとして用いたインクで
ある。さらに、硬化剤としてイソシアネートを用いるタ
イプのインクが好ましい。このようなインクを用いて形
成されるマークは、特にエポキシ樹脂との密着性に優れ
ているので、マークをエポキシ樹脂系塗膜とウレタン系
と膜との間に形成することにより、ボール表層のウレタ
ン系クリアー塗膜が剥がれた場合であってもマークはエ
ポキシ樹脂系塗膜上に残ることができる。
【0043】インクには、着色剤、キャリアーとなる樹
脂及びその硬化剤の他、必要に応じて艶消し剤等の添加
剤、溶剤が含まれていてもよい。
【0044】マークの印刷方法は特に限定されず、パッ
ドを用いて印刷するパッド方式、転写箔を用いる転写方
式など、いずれも採用することができる。
【0045】
【実施例】〔評価方法〕 (1)密着性 自然光の下で1ヶ月放置したボールを100回打撃した
後、塗膜に碁盤目の切り込みを入れ、剥離した塗膜に該
当する碁盤目の割合を調べた。ここで、剥離した塗膜に
は、ボール本体表面に直接形成されているプライマーコ
ートまで剥離した場合だけでなく、ボール表層に該当す
るトップコートだけが剥離した場合を含めた。
【0046】塗膜の10%以上が剥離した場合を
「×」、塗膜の剥離が10%未満〜1%以上の場合を
「△」、塗膜の剥離が1%未満の場合を「○」とした。 (2)耐摩耗性 各ボールを12個づつ準備し、それぞれ150回ボール
を実打した。その後、塗膜及びマークの剥離面積を調べ
た。
【0047】各ボールについて、ボールの全表面積に対
する剥離面積の割合に応じて、0(剥離なし)、1(剥
離20%以下)、2(剥離20%超〜40%以下)、3
(剥離40%超〜60%以下)、4(剥離60%超〜8
0%以下)、5(剥離80%超)の5段階で評価し、1
2個の平均値を求めて、そのボールの耐摩耗性の評価結
果とした。 (3)耐候性 スガ試験機株式会社製のサンシャインスーパーロングラ
イフウェザーメーター(WEL−SUN−HC/B型)
を用いて槽内温度63℃、湿度50%、60分中12分
間降雨の条件下で、120時間照射して、耐候試験を行
った(JIS−D0205)。
【0048】照射前後の色調を測定し、変色度合いを調
査した。ボール上の測定点を決め、かかる位置における
照射前後の色調を、色差計を用いて、L値、a値、b値
を測定し、下記式に基づいて、ΔEを求めた。
【0049】塗布後及び紫外線硬化後の色度を、Lab
値を色差計(ミノルタ製のCR−221)で測定した。
塗布後のLab値と初期硬化時のLab値の変化値(Δ
L、Δa、Δb)を下記式に代入し、ΔEを求めた。ゴ
ルフボールNo.2のΔEを100として指数で表わし
た。指数がが大きいほど、変色が大きいことを示してい
る。
【0050】 ΔE=〔(ΔL)2+(Δa)2+(Δb)21/2 (4)耐アルカリ性 市販の練習場用ゴルフボール洗浄剤である「よごれトー
ル」(横浜油脂工業社製の商品名で、pH13.7〜1
4.0)の4倍希釈液に50分間浸漬後、水洗し、塗
膜、マークの剥離状態を評価した。塗膜、マークの剥離
状態については、耐摩耗性の評価に準じて行った。 (5)打撃時のフェース汚れ アイアンを装着したツルーテンパー社製のスイングロボ
ットを使用し、ヘッドスピードを34m/秒として10
回打撃した後、クラブフェースに白色顔料がついている
かどうかを目視で観察した。
【0051】白色顔料が付着していた場合を「×」、付
着していなかった場合を「○」とした。 〔ゴルフボールの製造〕表1に示すコア用組成物を調製
し、均一に混練した後、これを金型に入れて、144℃
×20分間プレス成形し、直径38.5mmのコアを作
成した。次いで、このコア表面に、表1に示すカバー用
組成物をインジェクション成形して、直径42.7mm
のゴルフボール本体を得た。
【0052】このゴルフボール本体表面を研磨して、プ
レス成形時に表面に付着した離型剤を除去し、その後、
表2に示すエポキシ樹脂とアミン系硬化剤若しくはポリ
アミド系硬化剤の2液硬化型塗料、又はポリオール(ポ
リエステルポリオール)とイソシアネート硬化剤(ヘキ
サメチレンジイソシアネート)の2液硬化型塗料を塗装
し、40℃で24時間乾燥して、プライマー塗膜(1層
目)を形成した。このプライマー塗膜上に、表1に示す
インクを用いて、パッド印刷法でマークを印刷し、その
後、ポリオールとしてポリエーテルポリオール、イソシ
アネートとしてヘキサメチレンジイソシアネートを用い
たウレタン系ペイントを塗装した。ウレタン系ペイント
塗装後、40℃で18時間放置して硬化させてウレタン
系クリアー塗膜(2層目)を形成した。
【0053】
【表1】
【0054】上記エポキシ系プライマー用ペイントにお
けるエポキシ樹脂と硬化剤との混合割合は、エポキシ当
量/アミン活性水素当量=1.1とした。
【0055】プライマー用ウレタン系ペイントにおける
ポリオールとイソシアネート系硬化剤との混合割合は、
イソシアネート基/水酸基=1.1となるようにした。
【0056】このようにして形成した塗装ゴルフボール
No.1〜5について、上記評価方法に基づいて、密着
性、マーク及び塗膜の耐摩耗性、マーク及び塗膜の耐ア
ルカリ性、耐候性、クラブフェースの汚れ度合いについ
て調べた。
【0057】測定結果を表2に示す。
【0058】
【表2】
【0059】表2中、1層目の塗膜として、環状脂肪族
エポキシ樹脂及び脂肪族アミン硬化剤の組み合わせを用
いたNo.1が本発明実施例であり、その他は比較例で
ある。
【0060】No.1は、顔料を含有しておらず、フェ
ース汚れがなかった。また、マーク及び塗膜について密
着性、耐摩耗性に優れ、アルカリ洗浄に対しても塗膜及
びマークの剥離は少なかった。しかも、耐候性に関して
は、プライマー及びトップコートの双方についてウレタ
ン系塗膜を用いたNo.5と同程度であった。
【0061】一方、No.2,4はプライマーコート
(1層目)に顔料が含まれていなかったので、フェース
汚れがなく、アルカリ洗浄に対しても塗膜及びマークは
優れた密着性を示したが、耐候性が劣っていた。
【0062】No.3はプライマーコートに顔料を含有
させた場合であり、耐候性はNo.1,5ほどではない
が、随分改善されている。しかしながら、顔料を含有す
るために、フェース汚れがひどかった。
【0063】No.5は、プライマーコートとしてウレ
タン系塗膜を用いた場合である。顔料を含有していなく
ても耐候性に優れ、フェース汚れのなかった。また、マ
ーク及び塗膜の密着性、耐摩耗性については、エポキシ
系プライマーコートを用いた場合と比べてそれ程差異は
認められなかった。しかしながら、アルカリ洗浄に対す
るマーク及び塗膜の耐剥離性が劣り、練習場用ゴルフボ
ールとしては不十分なレベルであった。
【0064】
【発明の効果】本発明のゴルフボールは、耐候性に優れ
たエポキシ樹脂系ペイントを用いてプライマー塗膜を形
成しているので、耐候性を確保するための顔料を含有さ
せる必要がなく、クリアー塗膜とすることができるの
で、トップクリアーコートが剥がれた状態であっても、
クラブフェースを汚すことはない。
【0065】また、本発明のゴルフボールは、アイオノ
マー樹脂製カバー及びウレタン系塗膜の双方に対して優
れた接着性を有しているエポキシ樹脂系塗膜を両者の間
に介在させているので、クリアーコート及びマークの密
着性、さらにはアルカリ洗浄に対しても優れた耐剥離性
を有している。
【0066】従って、屋外暴露の機会が多く、洗浄して
繰り返し使用し、クリアートップコートが剥がれても使
用し続けるような練習場用ゴルフボールに特に好適であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 175/04 C09D 175/04 Fターム(参考) 4J034 BA07 DA01 DB04 DB07 DC50 DF01 DG01 HC03 HC12 HC13 HC17 HC46 HC52 HC61 HC64 HC71 HC73 RA03 RA07 4J038 DB061 DB261 DG111 DG131 DG261 JB04 JB05 KA03 NA01 NA11 NA12 PA14 PB02 PC08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイオノマー樹脂製カバーを有するボー
    ル本体;環状脂肪族エポキシ樹脂を脂肪族ポリアミン系
    硬化剤で硬化してなる、該ボール本体上に形成されたエ
    ポキシ樹脂系クリアー塗膜;及びポリオールをイソシア
    ネート系硬化剤で硬化してなる、該エポキシ樹脂系クリ
    アー塗膜上に形成されたウレタン系クリアー塗膜を含む
    ゴルフボール。
  2. 【請求項2】 前記環状脂肪族エポキシ樹脂は、水添ビ
    スフェノールA型エポキシ樹脂である請求項1に記載の
    ゴルフボール。
  3. 【請求項3】 前記ポリオールは、ポリエステルポリオ
    ールとポリエーテルポリオールの混合物である請求項1
    又は2に記載のゴルフボール。
  4. 【請求項4】 前記エポキシ樹脂系クリアー塗膜上にマ
    ークが印刷されていて、前記ウレタン系クリアー塗膜
    が、前記マークを覆っている請求項1〜3のいずれかに
    記載のゴルフボール。
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