JP2003052632A - 眼特性測定装置 - Google Patents

眼特性測定装置

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JP2003052632A
JP2003052632A JP2001246022A JP2001246022A JP2003052632A JP 2003052632 A JP2003052632 A JP 2003052632A JP 2001246022 A JP2001246022 A JP 2001246022A JP 2001246022 A JP2001246022 A JP 2001246022A JP 2003052632 A JP2003052632 A JP 2003052632A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屈折矯正手術での角膜の削り量の算出を行
い、より正確な手術を行う。 【解決手段】 第2照明光学系70であるプラチドリン
グ71により被検眼前眼部を照明し、その被検眼前眼部
からの反射光により被検眼の曲率半径を求める(S10
1)。第1照明光学系10の第1光源部11により照明
光を、光路分割手段41を介して一部取り出し、参照光
として参照ミラー14に出射し、一方、他の照明光を反
射させて被検眼前眼部を照明する(S103)。集光光
学系90を集光光学系移動手段91によって移動させる
ことにより、被検眼前眼部の集光点を移動させる(S1
05)。参照ミラー14を参照ミラー移動手段16によ
り移動させ、角膜62の付近からの反射光と参照ミラー
14からの参照光との干渉状態を調べる(S107)。
屈折率の変化する境界面に集光点が合致したときに干渉
縞のエンベロープの極大値を検出する(S109)。得
られた信号光間隔から角膜62の屈折率を算出(S11
1)、屈折率から角膜62の厚さを算出する(S11
3)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検眼の光学特性
を測定する眼特性測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医学用に用いられる光学機器は、
極めて多種多様な広がりを見せている。この光学機器
は、特に、眼科では、眼の屈折、調節等の眼機能、眼球
内の検査を行う光学特性測定装置として扱われている。
【0003】また、一般に、角膜トポグラフィーは、角
膜切開術・角膜切削術等の手術の結果予測、角膜移植後
の臨床、近視・遠視用のコンタクトレンズの設計及び評
価、角膜の診断・病気判断等、多数の用途に有効であ
る。従来の角膜形状の測定方法としては、例えば、プラ
ード円板技術、立体写真技術、モアレ技術、トポグラフ
ィー干渉技術等がある。
【0004】この眼特性測定装置としては、例えば、眼
底に点光源を投影して、そこからの拡散反射光が眼球光
学系を通過し、通過した光束がハルトマン板のような変
換部材により所定数のビームに変換し、このビームを受
光部で受光して眼の光学特性を測定する装置や、近赤外
光によるプラチドリングを用いて角膜形状を測定する角
膜形状測定装置などが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の眼特性測定装置では、屈折矯正手術においては角
膜の削り量を決定する際、また、手術後の眼の光学特性
を評価するにあたり、角膜厚、角膜の屈折率を正確に求
める必要があった。しかし、角膜厚については別の装置
を用いて測定する必要があり、また、角膜の屈折率につ
いては一般に使用されている値を使用するということに
なり、個々の眼に対する値を求める必要性がでてきた。
【0006】本発明では、以上の点に鑑み、眼特性測定
装置に低コヒーレント干渉を用いた角膜の形状や厚さ、
屈折率測定の機能を付加した眼特性測定装置を提供する
ことを目的とする。また、本発明は、被検眼眼球の収
差、手術後の角膜形状等を求め、屈折矯正手術での角膜
の削り量の算出を行い、より正確な手術を行うことがで
きる眼特性測定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の解決手段
によると、近赤外域の波長の光束を発する第1光源部
と、前記第1光源部から発せられた光束の一部を被検眼
前眼部に導光すると共に、光束の一部を参照光として取
り出すための光路分割手段と、前記第1光源部からの光
束を被検眼前眼部に集光させるための集光手段と、前記
光路分割手段からの参照光を反射させるための反射手段
と、被検眼前眼部からの反射光と前記反射手段で反射さ
れた参照光とより、前記光路分割手段を経て形成される
干渉稿を検出するための検出手段と、前記集光手段によ
り前記第1光源部からの光束が集光された被検眼前眼部
近傍の集光点を移動させるための第1移動手段と、前記
反射手段を光軸方向に移動させるための第2移動手段
と、前記第1移動手段により被検眼前眼部での集光点を
移動制御し、前記第2移動手段により前記反射手段を移
動制御しつつ、前記検出手段による干渉稿の検出結果か
ら被検眼の角膜屈折率又は角膜厚を求めるための演算部
を備えた眼特性測定装置を提供する。
【0008】本発明の第2の解決手段によると、近赤外
域の波長の光束を発する第1光源部と、前記第1光源部
から発せられた光束の一部を被検眼前眼部又は網膜に導
光すると共に、光束の一部を参照光として取り出すため
の光路分割手段と、前記第1光源部からの光束を被検眼
前眼部又は網膜に集光させるための集光手段と、前記光
路分割手段からの参照光を反射させるための反射手段
と、被検眼前眼部又は網膜からの反射光と前記反射手段
で反射された参照光とより、前記光路分割手段を経て形
成される干渉稿を検出するための検出手段と、前記第1
光源部からの第1光束が被検眼網膜から反射された第1
反射光束の一部を、少なくとも実質的に17本のビーム
に変換する第1変換手段と、前記変換手段を介してビー
ムを受光するための第1受光手段と、前記集光手段によ
り前記第1光源部からの光束が集光された被検眼前眼部
近傍の集光点を移動させるための第1移動手段と、前記
反射手段を光軸方向に移動させるための第2移動手段
と、前記第1移動手段により被検眼前眼部での集光点を
移動制御し、前記第2移動手段により前記反射手段を移
動制御しつつ、検出手段による干渉稿の検出結果から被
検眼の角膜屈折率又は角膜厚を求めると共に、前記第1
受光手段により検出された被検眼網膜からの反射光によ
り被検眼の収差を求める演算部を備えた眼特性測定装置
を提供する。
【0009】本発明の特徴のひとつとしては、被検眼前
眼部を照明するための第2光源部と、被検眼前眼部から
の反射光を検出する第2検出部と、第2検出部からの検
出結果から被検眼の角膜収差を求める演算部を設けるこ
とができる。
【0010】本発明の他の特徴としては、求められた角
膜屈折率又は角膜厚を通常算出される角膜屈折率又は角
膜厚と比較し、削られた角膜の削り量を算出する演算部
を有することができる。
【0011】本発明の他の特徴としては、被検眼の眼軸
長又は被検眼の瞳中心軸上でのパワーを求め、被検眼の
角膜収差から眼収差分布を算出するための演算部を設け
ることができる。
【0012】本発明の他の特徴としては、被検眼の眼軸
長又は被検眼の瞳中心軸上でのパワーを求め、被検眼の
角膜収差から眼収差分布を算出するための演算部を設け
ることできる。
【0013】本発明の他の特徴としては、集光光学系を
ズームレンズ光学系とし、被検眼の角膜屈折率又は角膜
厚を求めると共に、被検眼網膜からの反射光により被検
眼の収差を求めるようにしてもよい。
【0014】本発明の他の特徴としては、被検眼前眼部
周辺を照明する第2照明光学系を設け、被検眼の角膜前
面の曲率半径を求め、第2移動手段の移動距離と曲率半
径とから被検眼の角膜屈折率又は角膜厚を求める演算部
を有するようにしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1は、第1の実施の形態に関す
る眼特性測定装置100の概略光学系を示す図である。
なお、ここでの光学系は、主に、角膜形状測定、屈折
率、角膜厚の測定を行う場合について示している。
【0016】眼特性測定装置100の光学系は、例え
ば、対象物である被測定眼60の角膜62に対する光学
特性を測定する装置であって、第1照明光学系10と、
参照光学系15と、第1受光光学系20と、第2送光光
学系30と、共通光学系40と、調整用光学系50と、
第2照明光学系70と、第2受光光学系80と、集光光
学系90と、を備える。なお、被測定眼60について
は、図中、角膜62、眼内レンズ63、網膜61が示さ
れている。
【0017】第1照明光学系10は、例えば、第1波長
の光束を発するための第1光源部11と、集光レンズ1
2、13とを備える。第1照明光学系10は、第1光源
部11からの光束で被測定眼60の前眼部(角膜)62
上の微小な領域を、その照明条件を適宜設定できるよう
に照明するためのものである。なお、ここでは、一例と
して、第1光源部11から発せられた照明用の光束の第
1波長は、赤外域の波長(例えば、780nm)であ
る。また、第1光源部11は、空間コヒーレンスが大き
く、時間コヒーレンスが小さいものが望ましい。ここで
は、第1光源部11は、例えば、スーパールミネセンス
ダイオード(SLD)であって、輝度の高い点光源を得
ることができる。なお、第1光源部11は、SLDに限
られるものではなく、例えば、ブロードバンドLD等の
レーザーであってもよい。
【0018】参照光学系15は、反射ミラー(参照ミラ
ー)14と、参照ミラー移動手段16を備える。また、
第1受光光学系20は、例えば、集光レンズ21と、集
光レンズ26と、検出手段27とを備える。第1受光光
学系20は、被測定眼60の前眼部(又は角膜)62か
ら反射して戻ってくる光束(第1光束)、及び、参照ミ
ラー14で反射された光連(第2光束)を、集光レンズ
21、コリメートレンズ26を介して、検出手段27で
受光する。また、ここでは、検出手段 27は、リード
アウトノイズの少ないCCDが採用されているが、CC
Dとしては、例えば、一般的な低ノイズタイプ、測定用
の1000*1000素子の冷却CCD等、適宜のタイ
プのものを適用することができる。
【0019】第2送光光学系30は、例えば、後述する
アライメント調整及び座標原点、座標軸の測定・調整を
主に行うものであって、第2波長の光束を発するための
第2光源部31と、集光レンズ32と、第3ビームスプ
リッター33を備える。
【0020】共通光学系40は、第1照明光学系10か
ら発せられる光束の光軸上に配され、第1照明光学系1
0、第2照明光学系70、第1受光光学系20、第2受
光光学系80、第2送光光学系30等に共通に含まれる
ものである。共通光学系40は、例えば、第1ビームス
プリッター41と、アフォーカルレンズ42と、第2ビ
ームスプリッター43とを備える。第1ビームスプリッ
ターとしては、例えば、ハーフミラー、偏向ビームスプ
リッター等が用いられる。なお、偏向ビームスプリッタ
ーを用いた場合には、分岐した光路上にλ/4板44、
45を配置し、分岐した光路が合流する光路上には45
°偏光子29を配置する必要がある。第1ビームスプリ
ッターは、第1光源部11の波長の光束が入射され、そ
の一部を前眼部62に送光(反射)し、前眼部62で反
射されて戻ってくる第1光束を透過し、他の一部を参照
光学系15に向けて透過し、参照ミラー14で反射され
て戻ってくる第2光束を反射する。これにより、第1光
束と第2光束との干渉光(稿)が形成される。また、第
2ビームスプリッター43は、第2光源部31の波長を
被測定眼60に送光(反射)し、被測定眼60の前眼部
62から反射して戻ってくる光束を反射し、一方、第1
光源部11の波長を透過するようなミラー(例えば、ダ
イクロイックミラー)で形成される。また、この第2ビ
ームスプリッター43によって、第1光源部11及び第
2光源部31の光束が、互いに他方の光学系に入りノイ
ズとなることがない。
【0021】調整用光学系50は、例えば、後述する作
動距離調整を主に行うものであって、第3光源部51
と、第4光源部55と、集光レンズ52、53と、第3
受光部54を備え、主に作動距離調整を行うものであ
る。
【0022】第2照明光学系70は、第2光源72と、
プラチドリング71を備える。なお、第2光源72を省
略することもできる。図2は、プラチドリング71の構
成図である。プラチドリング(PLACIDO’S D
ISC)71は、図示のように、複数の同心輪帯からな
るパターンの指標を投影するためのものである。なお、
複数の同心輪帯からなるパターンの指標は、所定のパタ
ーンの指標の一例であり、他の適宜のパターンを用いる
ことができる。そして、後述するアライメント調整が完
了した後、複数の同心輪帯からなるパターンの指標を投
影することができる。
【0023】第2受光光学系80は、集光レンズ81、
第2受光部82を備える。第2受光光学系80は、第2
照明光学系70から照明されたプラチドリング71のパ
ターンが、被測定眼60の前眼部(又は角膜)62から
反射して戻ってくる光束を、第2受光部82に導く。ま
た、第2受光光学系80は、第2光源部31から発せら
れ被測定眼60の角膜62から反射し、戻ってくる光束
を第2受光部82に導くこともできる。なお、第2光源
部31から発せられる光束の第2波長は、例えば、第1
波長(ここでは、780nm)と異なると共に、長い波
長を選択できる(例えば、940nm)。集光光学系9
0は、コリメートレンズ92、それを移動する集光光学
系移動手段91を備える。
【0024】このような構成において、第1光源部11
から発せられる光束は光路分割光学系41(例えば、第
1ビームスプリッター)で透過され、参照光として取り
出され、参照ミラー移動手段16により光軸方向に移動
可能な反射ミラー(参照ミラー)14で反射されて、再
び光路分割光学系41により折り返されるように反射さ
れ、第2光束として第1受光光学系20で受光される。
一方、光路分割光学系41で反射された光束は、集光光
学系90の集光光学系移動手段91により移動可能であ
るコリメートレンズ92で集光され、被検眼の前眼部
(角膜)62上に集光され、その反射光(第1光束)は
第1ビームスプリッター41を透過して、第1受光光学
系20で受光される。
【0025】つぎに、アライメント調整について説明す
る。アライメント調整は、主に、第2受光光学系80及
び第2送光光学系30により実施される。
【0026】まず、第2光源部31からの光束は、集光
レンズ32、第3ビームスプリッター33、第2ビーム
スプリッター43、アフォーカルレンズ42を介して、
対象物である被測定眼60を略平行な光束で照明する。
被測定眼60の角膜62で反射した反射光束は、あたか
も角膜62の曲率半径の1/2の点から射出したような
発散光束として射出される。この発散光束は、アフォー
カルレンズ42、第2ビームスプリッター43、第3ビ
ームスプリッター33及び集光レンズ81を介して、第
2受光部82にスポット像として受光される。
【0027】ここで、この第2受光部82上のスポット
像を光軸上から外れている場合、眼光学特性測定装置1
00本体を、上下左右に移動調整し、スポット像が光軸
上と一致するようにする。このように、スポット像が光
軸上と一致すると、アライメント調整は完了する。な
お、アライメント調整は、被測定眼60の角膜62を第
3光源部51により照明し、この照明により得られた被
測定眼60の像が第2受光部82上に形成されるので、
この像を利用して瞳中心が光軸と一致するようにしても
よい。
【0028】つぎに、作動距離調整について説明する。
作動距離調整は、主に、調整用光学系50により実施さ
れる。まず、作動距離調整は、例えば、第4光源部55
から射出された光軸付近の平行な光束を、被測定眼60
に向けて照射すると共に、この被測定眼60から反射さ
れた光を、集光レンズ52、53を介して第3受光部5
4で受光することにより行われる。また、被測定眼60
が適正な作動距離にある場合、第3受光部54の光軸上
に、第4光源部55からのスポット像が形成される。一
方、被測定眼60が適正な作動距離から前後に外れた場
合、第4光源部55からのスポット像は、第3受光部5
4の光軸より上又は下に形成される。なお、第3受光部
54は、第4光源部55、光軸、第3受光部54を含む
面内での光束位置の変化を検出できればよいので、例え
ば、この面内に配された1次元CCD、ポジションセン
シングデバイス(PSD)等を適用できる。
【0029】つぎに、眼特性測定装置の電気系について
説明する。図3は、本発明に関する眼特性測定装置10
0の概略電気系200を示すブロック図である。眼特性
測定装置100に関する電気系200は、例えば、演算
部210と、制御部220と、表示部230と、メモリ
240と、第1駆動部250及び第2駆動部260とを
備える。
【0030】演算部210は、第1受光部27から得ら
れる受光信号(10)、第2受光部82から得られる受光信
号、第3受光部54から得られる受光信号を入力す
ると共に、座標原点、座標軸、座標の移動、回転、全波
面収差、角膜62の面収差、ゼルニケ係数、収差係数、
Strehl比、白色光MTF、ランドルト環パターン
等を演算する。また、演算部210は、このような演算
結果に応じた信号を、電気駆動系の全体の制御を行う制
御部220と、表示部230と、メモリ240とにそれ
ぞれ出力する。なお、演算210の処理の詳細は後述す
る。
【0031】制御部220は、演算部210からの制御
信号に基づいて、例えば、第1光源部11の点灯、消灯
を制御したり、第1駆動部250及び第2駆動部260
を制御するものである。制御部220は、この例では、
演算部210での演算結果に応じた信号に基づいて、第
1光源部11に対して信号を出力し、プラチドリング
71の第2光源72に対して信号を出力し、第2光源
部31に対して信号を出力し、第3光源部51に対し
て信号を出力し、第4光源部55に対して信号を出
力する。さらに、制御部220は、第1駆動部250を
介して信号を集光光学系移動手段91に出力し、第2
駆動部260を介して信号を参考ミラー移動手段16
に出力する。
【0032】第1駆動部250は、例えば、演算部21
0に入力された第1受光部23からの受光信号(10)に基
づいて、集光光学系移動手段91に信号を出力するも
のであり、この集光光学系移動手段91を駆動し、集光
光学系90により集光された前眼部への集光点を光軸方
向に移動することができる。第2駆動手段260は、例
えば、演算部210に入力された第1受光部23からの
受光信号(10)(図中丸数字)に基づいて、参照ミラー移
動手段16に信号を出力するものであり、この参照ミ
ラー移動手段16を駆動し、反射ミラー(参照ミラー)
14を光軸方向に移動することができる。
【0033】図4は、第1の実施の形態に関する眼特性
測定装置100のフローチャートである。 (i)プラチドリング71による角膜形状測定 まず、第2照明光学系70であるプラチドリング71及
び第2光源72により被検眼前眼部を照明し、その被検
眼前眼部からの反射光により被検眼の曲率半径を求め、
角膜形状測定を行なう(S101)。このとき、プラチ
ドリング71はケラトリングでもよく、曲率半径のみ求
めても良い。 (ii)集光点の移動 つぎに、第1照明光学系10の第1光源部11からの照
明光を光路分割光学系(以下、第1ビームスプリッター
という。)41により折り返して反射させることで、被
検眼前眼部を照明する(S103)。一方、第1光源部
11からの照明光は第1ビームスプリッター41を介し
て一部取り出され、参照光として反射ミラー(参照ミラ
ー)14を介して反射される。このとき第1駆動部25
0は、集光光学系90により、光線の焦点を角膜前面よ
り少し測定装置よりに合せる。
【0034】(iii)集光光学系90の移動 第1駆動部250は、集光光学系90の集光レンズ92
を集光光学系移動手段91によって移動させることによ
り(例えば、1回につき20μm程度)、被検眼前眼部
の集光点を移動させる(S105)。 (iv)ミラーの走査 角膜62付近(被検眼前眼部)からの反射光と反射ミラ
ー14で反射された参照光により、第1ビームスプリッ
ター41を経て干渉状態(干渉縞)が形成される。この
干渉状態(干渉稿)を調べるために、第2駆動部260
は、反射ミラー14を参照ミラー移動手段16により移
動(走査)させる(S107)。各走査位置での検出手
段27の出力データは、演算部210によりメモリ24
0に適宜記憶される。
【0035】ここで、参照ミラー14の移動距離と検出
手段 27との関係を、集光点ごとに説明する。図5、
6、7は、参照ミラー14の移動距離と検出手段27と
の関係を示す図(1)(2)(3)である。図5、6、
7に示すように、横軸に反射ミラー(参照ミラー)14
の移動距離(μm)、縦軸に第1受光光学系20におけ
る検出手段27の出力(V)をとって、被検眼前眼部か
らの反射光と参照光との干渉状態を検出することにす
る。ここでは、集光点位置としては、図5では角膜前
面、図6では角膜前面と後面の間、図7では角膜後面
を、それぞれ示している。各集光点の位置において、参
照ミラー14を移動すると、検出出力が図示のようにな
る。各図の右図は、一例として、検出出力の大きい左側
の信号が1次干渉稿に対応し、次に大きい右側の信号が
2次干渉稿に対応している。
【0036】(v)干渉縞の極大値 屈折率の変化する境界面(例えば、空気−角膜62、角
膜62−房水)に集光点が合致したときに干渉縞のエン
ベロープの振幅が極大になる点を検出可能とし、この極
大になる点での極大値を検出する(S109)。角膜前
面では、図5のように、各集光点における1次干渉稿の
エンベロープを比較して、その振幅が最大又は極大にな
る位置を求める。一方、角膜後面では、図7のように、
各集光点における2次干渉稿のエンベロープを比較し
て、その振幅が最大又は極大となる位置を求める。
【0037】(vi)屈折率の算出 この時得られた2つの信号光間隔lrefから屈折率を
算出する。同時に、プラチドにより角膜形状を測定し、
角膜収差を算出する(S111)。
【0038】以下に、信号間隔からの角膜62の屈折率
算出の方法について詳述する。図8は、角膜62の屈折
率算出の方法を説明するための概略図である。図示のよ
うに、ミラー部を光軸方向にスキャンし、2つの信号光
が干渉し、波の重ね合わせの原理により、1次干渉稿に
ついて最大振幅(エンベロープ)が得られたとき、集光
点Pcが角膜62の前面に達したことが把握される。そ
こから集光点Pcをレンズ部Plを移動させる事により
眼内部に少しずつ移動させ、各位置でミラーのスキャン
を行い、各位置での最大振幅(エンベロープ)の比較を
行い、2次干渉稿について最大のものが得られた時その
集光点Pcの位置が角膜62の後面に達していると予測
できる。なお、演算部210は、スキャンしながら最大
又は極大値を求めてもよいし、スキャンした全データを
メモリ240に記憶し、後で最大又は極大値を求めるよ
うにしてもよい。このとき、いわゆるマイケルソン干渉
計(岩波書店発行「岩波 理化学辞典」第1246頁左
欄参照)を応用して、角膜62の前面(又は後面又はそ
の間)で1次干渉稿と2次干渉稿の最大振幅(エンベロ
ープ)が得られたミラーの位置を比較し、その時のミラ
ーの位置の差をlrefとすると、その位置での角膜6
2の厚さtは、角膜62の屈折率をnとすると、
【0039】
【数1】 となる。また、集光点Pcが角膜62の前面に達してか
ら後面に達するまでのレンズ部PlがlPl(=ΣΔl
Pl、総移動量)移動したとき、
【0040】
【数2】 (r:角膜62の前面の曲率半径(ステップS101に
おいて、プラチドリング71(ケラトリングでもよい)
から予め算出)よって、
【0041】
【数3】 となる。このとき、
【0042】
【数4】 となり、参照ミラー14の1次・2次干渉稿検出のため
の移動量lrefと、レンズ部の角膜前面−後面間の移
動量lplと、プラチドによる角膜形状測定から得られ
た角膜62の前面の曲率半径rを代入することにより、
角膜62の屈折率nを得ることができる。
【0043】(vii)角膜62の厚さ算出 次に、求められた角膜62の屈折率nと、参照ミラー1
4の移動量lrefとから上式(数1)により角膜62
の厚さtを算出する(S113)。以上により、被検眼
の角膜62の屈折率、厚さを求めることができる。ま
た、被検眼60の網膜61まで照明光を導光させ、参照
ミラー14を、検出手段27の出力が水晶体63の前
面、後面に相当する干渉縞の次の第5次干渉縞まで観測
できるように移動させることによって、参照ミラー14
の移動量Irefと被検眼60における角膜62、房水6
4、水晶体63のそれぞれの屈折率n、n、n
ら、正確な眼軸長Leye を求めることができる。こ
こで、眼軸長とは、例えば角膜前面と網膜との光学的距
離(屈折率×距離)をいう。この際、検出手段27の出
力は、一般的に、角膜62の前面、後面、水晶体63の
前面、後面に相当する干渉縞の次の第5次干渉縞の振幅
が最大となる。そのときの第1次干渉縞から第5次干渉
縞までの距離が正確な眼軸長の大きさとなる。その大き
さは、例えば略17mm程度となる。
【0044】(第2の実施の形態)図9は、第2の実施
の形態に関する眼特性測定装置150の概略光学系を示
す図である。なお、ここでの光学系は、主に、角膜の屈
折率と角膜厚と眼の収差と角膜の形状の測定を行う場合
について示している。なお、上述の第1の実施の形態の
眼特性測定装置100と重複する光学系に含まれる部材
等については、同一符号を付し、機能、構成は同様であ
る。第1受光光学系20’は、例えば、第1の実施の形
態における第1受光光学系20に対して、ハルトマン板
22を追加したものである。第1受光光学系20’は、
例えば、コリメートレンズ21と、ハルトマン板22
と、第1受光部23と、コリメートレンズ21とハルト
マン板22との間に挿入された第4ビームスプリッター
25と、集光レンズ26と、検出手段 27と、第1受
光光学系移動手段28とを備える。ハルトマン板22
は、被測定眼60の網膜61から反射して戻ってくる光
束(第1光束)の一部を、少なくとも、17本のビーム
に変換する変換部材である。第1受光部23は、このハ
ルトマン板22で変換された複数のビームを受光するた
めのものである。また、ここでは、第1受光部23は、
リードアウトノイズの少ないCCDが採用されている
が、CCDとしては、例えば、一般的な低ノイズタイ
プ、測定用の1000*1000素子の冷却CCD等、
適宜のタイプのものを適用することができる。また、第
1照明光学系10’は、第1光源部11、集光レンズ1
2、レンズ12’、クロスシリンダーレンズ17、絞り
18、移動手段19を備える。移動手段19は、集光レ
ンズ12の移動及びクロスシリンダーレンズ17の絞り
を別個に調整することができる。さらに、第1受光部2
3、ハルトマン板22を用いた測定を行なう際に、集光
光学系移動手段91により、コリメートレンズ92を光
学系から取り除くように移動させることができる。
【0045】第2の実施の形態における眼特性測定装置
150は、第1の実施の形態と同様に角膜62の屈折
率、角膜厚を算出する。その際、集光点の位置の調整
は、集光光学系移動手段91によるコリメートレンズ9
2の移動のみならず、さらに、移動手段19による第1
照明光学系10’の移動及び/又は、第1受光光学系移
動手段28による第1受光光学系20’の移動により調
整することも可能である。その後、前眼部前の集光光学
系90に含まれるコリメートレンズ92をはずして眼の
収差測定を行う。
【0046】つぎに、ハルトマン板を用いた眼の収差測
定について、第1照明光学系10’と第1受光光学系2
0’との位置関係を概略的に説明する。第1受光光学系
20’には、第4ビームスプリッター25が挿入されて
おり、この第4ビームスプリッター25によって、被測
定眼60からの反射光は、透過され、第1受光光学系2
0に含まれる第1受光部23は、変換部材であるハルト
マン板22を通過した光を受光し、受光信号を生成す
る。
【0047】また、第1光源部11と被測定眼60の網
膜61とは、共役な関係を形成している。被測定眼60
の網膜61と第1受光部23とは、共役である。また、
ハルトマン板22と被測定眼60の瞳孔と絞り18と
は、共役な関係を形成している。さらに、第1受光光学
系20は、被測定眼60の前眼部である角膜62、及び
瞳孔と、ハルトマン板22と略共役な関係を形成してい
る。すなわち、アフォーカルレンズ42の前側焦点は、
被測定眼60の前眼部である角膜62及び瞳孔と略一致
している。
【0048】また、第1照明光学系10’と第1受光光
学系20’は、第1光源部11からの光束が、集光する
点で反射されたとして、第1受光部23での反射光によ
る信号ピークが最大となるように、連動して移動する。
具体的には、第1照明光学系10’と第1受光光学系2
0’は、それぞれ移動手段19及び第1受光光学系移動
手段28により、第1受光部23での信号ピークが大き
くなる方向に移動し、信号ピークが最大となる位置で停
止する。これにより、第1光源部11からの光束は、被
測定眼60の網膜61上で集光する。このとき、移動手
段19は、さらに、絞り18の絞りも調整可能としても
よい。このように、移動手段19及び第1受光光学系移
動手段28は、屈折率・角膜厚の測定と、収差測定に兼
用されることができる。
【0049】また、集光レンズ12は、第1光源部11
の拡散光を平行光に変換する。集光レンズ12の近傍に
配された絞り18は、眼の瞳、あるいはハルトマン板2
2と光学的に共役の位置にある。絞り18は、径がハル
トマン板22の有効範囲より小さく、いわゆるシングル
パスの収差計測(受光側だけに目の収差が影響する方
法)が成り立つ様になっている。集光レンズは、上記を
満たすために、実光線の眼底共役点を前側焦点位置に、
さらに、眼の瞳との共役関係を満たすために、後側焦点
位置が絞りと一致するように配置されている。
【0050】また、光線15’は、光線24と第1ビー
ムスプリッター41で共通光路になった後は、近軸的に
は、光線24と同じ進み方をする。但し、シングルパス
測定のときは、それぞれの光線の径は違い、光線15’
のビーム径は、光線24に比べ、かなり細く設定され
る。具体的には、光線15のビーム径は、例えば、レー
ザ光線が眼の瞳に入射するとき、眼の瞳位置で1mm程
度になり、網膜61からの拡散反射光が眼の瞳から出射
するとき、眼の瞳位置で7mm程度になることもある
(なお、図中、光線15’の第1光源部11からの光束
における第1ビームスプリッター41から眼底までは省
略している)。
【0051】つぎに、変換部材であるハルトマン板22
について説明する。第1受光光学系20に含まれるハル
トマン板22は、反射光束を複数のビームに変換する波
面変換部材である。ここでは、ハルトマン板22には、
光軸と直交する面内に配された複数のマイクロフレネル
レンズが適用されている。また、一般に、測定対象部
(被測定眼60)について、被測定眼60の球面部分、
3次の非点収差、その他の高次収差までも測定するに
は、被測定眼60を介した少なくとも17本のビームで
測定する必要がある。
【0052】また、マイクロフレネルレンズは、光学素
子であって、例えば、波長ごとの高さピッチの輪帯と、
集光点と平行な出射に最適化されたブレーズとを備え
る。ここでのマイクロフレネルレンズは、例えば、半導
体微細加工技術を応用した8レベルの光路長差を施した
もので、高い集光率(例えば、98%)を達成してい
る。また、被測定眼60の網膜61からの反射光は、コ
リメートレンズ92、アフォーカルレンズ42を通過
し、ハルトマン板22を介して、第1受光部23上に集
光する。したがって、ハルトマン板22は、反射光束を
少なくとも17本以上のビームに変換する波面変換部材
を備える。
【0053】図10は、第2の実施の形態に関する眼光
学特性測定装置150の概略電気系300を示すブロッ
ク図である。眼光学特性測定装置150に関する電気系
300は、例えば、演算部310と、制御部320と、
表示部330と、メモリ340と、第1駆動部350
と、第2駆動部360と、第3駆動部370と、第4駆
動部380とを備える。
【0054】演算部310は、第1受光部23から得ら
れる受光信号、第2受光部82から得られる受光信号
、第3受光部54から得られる受光信号(11)、検出手
段27から得られる受光信号(12)を入力すると共に、座
標原点、座標軸、座標の移動、回転、全波面収差、角膜
62の面収差、ゼルニケ係数、収差係数、Strehl
比、白色光MTF、ランドルト環パターン等を演算す
る。また、演算部310は、このような演算結果に応じ
た信号を、電気駆動系の全体の制御を行う制御部320
と、表示部330と、メモリ340とにそれぞれ出力す
る。なお、演算310の処理の詳細は後述する。
【0055】制御部320は、演算部310からの制御
信号に基づいて、第1駆動部350、第2駆動部36
0、第3駆動部370及び第4駆動部380を制御する
ものである。制御部320は、例えば、演算部310で
の演算結果に応じた信号に基づいて、第1光源部11に
対して信号を出力し、第2光源部31に対して信号
を出力し、第4光源部55に対して信号(10)を出力し、
第3光源部51に対して信号を出力する。さらに、制
御部320は、第3駆動部370を介して信号を移動
手段19に出力し、第4駆動部380を介して信号を
第1受光光学系20を駆動する第1受光光学系移動手段
28に出力し、さらに、第1駆動部350を介して信号
を集光光学系移動手段91に出力し、第2駆動部36
0を介して信号を参考ミラー移動手段16に出力す
る。図11は、第2の実施の形態に関する眼特性測定装
置150のフローチャートである。
【0056】(i)プラチドリング71による角膜形状
測定(S101)、(ii)集光点の移動(S10
3)、(iii)集光光学系90の移動(S105)、
(iv)ミラーの走査(S107)、(v)干渉縞の極
大値(S109)、(vi)屈折率の算出(S11
1)、(vii)角膜62の厚さ算出(S113)につ
いては、第1の実施の形態と同様である。
【0057】(vii’)眼の収差測定 ハルトマン板22を用いた検出結果に基づき、演算部3
10は、周知の方法により、手術前の眼の収差を測定す
る(S213)。これにより、被検眼の屈折力の評価を
行うことができる。
【0058】(viii)角膜62の水分含有量算出 つぎに、演算部310は、求められた角膜62の屈折率
nから角膜62の水分含有量を算出する(S215)。
具体的には、角膜62を水分と角膜構成物質(細胞)に
分けて考え、水の屈折率を1.0、水分含有量を角膜6
2に対してx(%)とすると、 (角膜構成物質含有量+x(水分含有量)):100=
n:1.0 この関係から、水分含有量が角膜全体に対して何%であ
るか算出することができる。
【0059】(ix)1パルスあたりの角膜62の削り
量算出 角膜62の水分含有量から1パルスあたりの角膜62の
削り量を算出する(S217)。すなわち、具体的に
は、1パルスあたりの水分蒸発量はエキシマレーザの場
合、装置により、予め定められた深さ(例えば、0.4
〜0.7μm)で削り取られるので、ステップS215
で求められた水分含有量に対して1パルスで蒸発する角
膜62の深さが求められ、それに応じて角膜62の削り
取られる量が分かる。
【0060】(x)屈折矯正手術 求められた角膜62の水分含有量に応じて角膜62の屈
折矯正手術が行なわれる(S219)。なお、角膜厚を
測定しながら、屈折矯正手術を平行して行うこともでき
る。
【0061】(xi)屈折率の算出 ステップS219で行われた屈折矯正手術の後、再び、
上述と同様にして再度屈折率を算出する(S221)。
詳細については、上述のステップS101〜S111の
処理と同様であるので、ここでは省略する。
【0062】(xii)角膜62の厚さ算出 屈折矯正手術後、上述と同様にして(S113参照)、
再度角膜62の厚さを求める(S223)。これによ
り、適正に手術がおこなわれたのかどうか確認する。
【0063】(xiii)眼の収差測定 ハルトマン板22及び/又はプラチドリング71を用い
た検出結果に基づき、演算部310は、周知の方法によ
り、手術後の眼の収差(角膜収差)を測定する(S22
5)。これにより、被検眼の屈折力の評価を行うことが
できる。なお、ステップS221での屈折率の算出を省
略してもよい。
【0064】(第3の実施の形態)図12は、第3の実
施の形態に関する眼特性測定装置170の概略光学系を
示す図である。なお、ここでの概略光学系は、主に、角
膜の厚さと眼の収差の測定を、ズームレンズを用いて行
う場合について示している。なお、上述の眼特性測定装
置100と重複する光学系に含まれる部材等について
は、同一符号を付し、機能、構成は同様である。ここで
の眼特性測定装置170は、例えば、ズームレンズ光学
系90’を備える。このズームレンズ光学系90’によ
り、第2の実施の形態における眼特性測定装置150の
集光光学系90を取り外し可能にする代わりに、光学系
を調整するものである。なお、図3の概略図は、第3の
実施の形態における眼特性測定装置170に対応してい
る。また、電気系のブロック図は、第2の実施の形態と
同様であるが、ズームレンズ光学系90’の制御が異な
る。すなわち、ズームレンズ光学系90’は、コリメー
トレンズ92と、ズームレンズ93とを含み、図12の
信号が第5駆動部490を介してズームレンズ移動手
段94を移動し、コリメートレンズ92及びズームレン
ズ93の間隔である面間隔を変えることにより、集光点
を角膜62上に集光させたり、平行光入射させて収差測
定を行ったりできるようにする。よって、第1・2の実
施の形態のように集光光学系90を取り外すことなく、
角膜62の屈折率、角膜厚、及び、眼の収差等を測定す
ることができる。また、眼特性測定のフローチャート
は、第2の実施の形態と同様である。
【0065】なお、角膜62の中心部以外の周辺部をも
測定して、角膜全体の形状マップをつくるために、上述
の眼特性測定装置100、150、170の第2照明光
学系70及び調整用光学系50を、被検眼60のアライ
メントを調整しながら移動可能にする走査手段をさらに
備えることにより、角膜厚は瞳(一部または)全面をス
キャンして測定することもできる。こうすることで、角
膜厚の全部または一部を一度に測定し、角膜全体の形状
をマップにして把握することができる。
【0066】(第4の実施の形態)角膜厚を測定すると
きと同様に、第1の実施の形態、図5、図6、図7に示
すように演算部、検出手段27により検出された干渉縞
から、屈折率の変化する境界面(房水−水晶体、水晶体
−硝子体、硝子体−網膜)を検出し、水晶体63、被検
眼(硝子体)60の屈折率n、nを算出し、眼軸長
eye を算出する。算出された眼軸長Leye
もとにして、被検眼の軸上のパワーを算出し、被検眼6
0の収差マップからパワーマップを出力する。ここで
は、対象とする波面の位置をX,Yで表示するものと
し、光軸を含む断面において、その位置での波面の法線
が光軸と交わる点と、その時に光軸上での波面の位置ま
での距離をLpとする。このときのパワーPを1/Lp
+1/L ye とする。ここで、Leye は、上述
したように正確に測定された眼の眼軸長を表わす。ま
た、波面の各位置(r,t)でのパワー分布をP(r,
t)で表わす。このパワー分布P(r,t)は、眼の屈
折力分布(Ocular Refractive Pow
er Map)に相当する。
【0067】つぎに、Power Map計算方法について説明
する。まず、求められた波面収差W(X,Y)をパワー
表示に変換する場合について説明する。なお、このパワ
ー表示は、主に後述する第1〜5表示例において示され
る。ここでは、対象とする波面の位置をX,Yで表示す
るものとし、光軸を含む断面において、その位置での波
面の法線が光軸と交わる点と、その時に光軸上での波面
の位置までの距離をLPとする。このときのパワーPを1
/L+1/Leye とする。ここで、L
eye は、正確に測定された眼の眼軸長である。従
来、一般的な眼軸長を17mmと推定し、被検眼の軸上
のパワーを算出し、被検眼60の収差マップからパワー
マップを出力していたが、本実施の形態により、正確な
眼軸長を算出し、被検眼の軸上のパワーを算出し、被検
眼60の収差マップからパワーマップを出力することが
できる。
【0068】
【発明の効果】本発明によると、以上説明した通り、従
来の眼特性測定装置に低コヒーレント干渉を用いた角膜
の形状や厚さ、屈折率測定の機能を付加し、さらに被検
眼眼球の収差、手術後の角膜形状等を求め、屈折矯正手
術での角膜の削り量の算出を行うことができるので、角
膜矯正手術において角膜の正確な手術を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する眼特性測定装置100の概略光
学系を示す図。
【図2】プラチドリング71の構成図。
【図3】本発明に関する眼特性測定装置100の概略電
気系200を示すブロック図。
【図4】第1の実施の形態に関する眼特性測定装置10
0のフローチャート。
【図5】参照ミラー14の移動距離と検出手段27との
関係を示す図(1)。
【図6】参照ミラー14の移動距離と検出手段 27と
の関係を示す図(2)。
【図7】参照ミラー14の移動距離と検出手段 27と
の関係を示す図(3)。
【図8】角膜62の屈折率算出の方法を説明するための
概略図。
【図9】本発明に関する眼特性測定装置150の概略光
学系を示す図。
【図10】本発明に関する眼光学特性測定装置150の
概略電気系300を示すブロック図。
【図11】本発明に関する眼特性測定装置150のフロ
ーチャート。
【図12】本発明に関する眼特性測定装置170の概略
光学系を示す図。
【符号の説明】
10 第1照明光学系 14 参照ミラー 20 第1受光光学系 22 ハルトマン板 30 第2送光光学系 40 共通光学系 41 光路分割光学系(第1ビームスプリッター) 50 調整用光学系 60 被測定眼 61 網膜 62 角膜 70 第2照明光学系 71 プラチドリング 80 第2受光光学系 90 集光光学系 100、150、170 眼特性測定装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】近赤外域の波長の光束を発する第1光源部
    と、 前記第1光源部から発せられた光束の一部を被検眼前眼
    部に導光すると共に、光束の一部を参照光として取り出
    すための光路分割手段と、 前記第1光源部からの光束を被検眼前眼部に集光させる
    ための集光手段と、 前記光路分割手段からの参照光を反射させるための反射
    手段と、 被検眼前眼部からの反射光と前記反射手段で反射された
    参照光とより、前記光路分割手段を経て形成される干渉
    稿を検出するための検出手段と、 前記集光手段により前記第1光源部からの光束が集光さ
    れた被検眼前眼部近傍の集光点を移動させるための第1
    移動手段と、 前記反射手段を光軸方向に移動させるための第2移動手
    段と、 前記第1移動手段により被検眼前眼部での集光点を移動
    制御し、前記第2移動手段により前記反射手段を移動制
    御しつつ、前記検出手段による干渉稿の検出結果から被
    検眼の角膜屈折率又は角膜厚を求めるための演算部を備
    えた眼特性測定装置。
  2. 【請求項2】近赤外域の波長の光束を発する第1光源部
    と、 前記第1光源部から発せられた光束の一部を被検眼前眼
    部又は網膜に導光すると共に、光束の一部を参照光とし
    て取り出すための光路分割手段と、 前記第1光源部からの光束を被検眼前眼部又は網膜に集
    光させるための集光手段と、 前記光路分割手段からの参照光を反射させるための反射
    手段と、 被検眼前眼部又は網膜からの反射光と前記反射手段で反
    射された参照光とより、前記光路分割手段を経て形成さ
    れる干渉稿を検出するための検出手段と、 前記第1光源部からの第1光束が被検眼網膜から反射さ
    れた第1反射光束の一部を、少なくとも実質的に17本
    のビームに変換する第1変換手段と、 前記変換手段を介してビームを受光するための第1受光
    手段と、 前記集光手段により前記第1光源部からの光束が集光さ
    れた被検眼前眼部近傍の集光点を移動させるための第1
    移動手段と、 前記反射手段を光軸方向に移動させるための第2移動手
    段と、 前記第1移動手段により被検眼前眼部での集光点を移動
    制御し、前記第2移動手段により前記反射手段を移動制
    御しつつ、検出手段による干渉稿の検出結果から被検眼
    の角膜屈折率又は角膜厚を求めると共に、前記第1受光
    手段により検出された被検眼網膜からの反射光により被
    検眼の収差を求める演算部を備えた眼特性測定装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の眼特性測定装置に
    おいて、 前記演算部は、前記検出手段により検出された干渉光の
    最大又は極大振幅間の間隔を前記第2移動手段の移動距
    離から求め、その移動距離から被検眼の角膜屈折率又は
    角膜厚を求めることを特徴とする眼特性測定装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は2に記載の眼特性測定装置に
    おいて、 被検眼前眼部周辺を照明する第2照明光学系と、 被検眼前眼部からの反射光を検出する第2受光部とをさ
    らに備え、 前記演算部は、前記第2受光部による検出結果から被検
    眼の角膜形状又は角膜収差を求めることを特徴とする眼
    特性測定装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は2に記載の眼特性測定装置に
    おいて、 前記演算部は、求められた角膜前面の曲率半径と、前記
    第1及び第2移動手段による移動距離に基づいて角膜屈
    折率及び/又は角膜厚を算出することを特徴とする眼特
    性測定装置。
  6. 【請求項6】請求項1又は2に記載の眼特性測定装置に
    おいて、 前記演算部は、前記第1移動手段により前記集光手段を
    光学系から取り除くように制御し、被検眼の収差を測定
    することを特徴とする眼特性測定装置。
  7. 【請求項7】請求項2に記載の眼特性測定装置におい
    て、 前記集光光学系をズームレンズ光学系とし、前記第1移
    動手段による制御に従い、集光点を調整して干渉稿を前
    記検出手段で検出することにより被検眼の角膜屈折率又
    は角膜厚を求め、被検眼網膜からの反射光を前記第1受
    光手段で検出することにより被検眼の収差を求めること
    を特徴とする眼特性測定装置。
  8. 【請求項8】請求項2に記載の眼特性測定装置におい
    て、 前記第1光源からの光束の焦点位置を調整する集光手段
    と、 第1光源からの光束の絞りを調整する絞り手段と、 前記集光手段及び前記絞り手段の位置及び絞りを調整・
    制御するための集光絞り移動手段をさらに備え、 前記演算部は、前記集光絞り移動手段を制御することに
    より、集光点の位置及び前記第1受光手段による検出光
    束を調整することを特徴とする眼特性測定装置。
  9. 【請求項9】請求項1又は2に記載の眼特性測定装置に
    おいて、 瞳の一部又は全部について角膜厚及び/又は角膜屈折率
    を測定するために被検眼前眼部に照射する光束の集光点
    の位置を走査し、各位置での干渉稿を検出するための走
    査手段をさらに備えたことを特徴とする眼特性測定装
    置。
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