JP2003051731A - 弾性表面波分波器 - Google Patents
弾性表面波分波器Info
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- JP2003051731A JP2003051731A JP2001237957A JP2001237957A JP2003051731A JP 2003051731 A JP2003051731 A JP 2003051731A JP 2001237957 A JP2001237957 A JP 2001237957A JP 2001237957 A JP2001237957 A JP 2001237957A JP 2003051731 A JP2003051731 A JP 2003051731A
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- surface acoustic
- terminal
- wave filter
- filter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】二つの弾性表面波フィルタを一つのパッケ−ジ
にした弾性表面波分波器の製造において、相互誘導によ
る減衰量やアイソレ−ションの悪化、発生したノイズの
回路への流入を防ぐこと並びに、装置の小型化を目的と
している。 【解決手段】少なくとも一方が、梯子型である二つの弾
性表面波フィルタを一つのパッケ−ジに搭載し、各フィ
ルタがパッケ−ジの接地端子、共通端子、信号端子によ
り外部回路と接続される。この際、一方のフィルタにお
いて、信号端子と接続される線路と、接地端子と接続さ
れる線路に交叉する部分を持たせる。それにより、アイ
ソレ−ション並びに減衰量の良いデュプレクサ特性を持
ち、且つ、小型化が可能な弾性表面波分波器を得ること
ができる。
にした弾性表面波分波器の製造において、相互誘導によ
る減衰量やアイソレ−ションの悪化、発生したノイズの
回路への流入を防ぐこと並びに、装置の小型化を目的と
している。 【解決手段】少なくとも一方が、梯子型である二つの弾
性表面波フィルタを一つのパッケ−ジに搭載し、各フィ
ルタがパッケ−ジの接地端子、共通端子、信号端子によ
り外部回路と接続される。この際、一方のフィルタにお
いて、信号端子と接続される線路と、接地端子と接続さ
れる線路に交叉する部分を持たせる。それにより、アイ
ソレ−ション並びに減衰量の良いデュプレクサ特性を持
ち、且つ、小型化が可能な弾性表面波分波器を得ること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梯子型弾性表面波
フィルタを用いた弾性表面波分波器に関する。
フィルタを用いた弾性表面波分波器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の弾性表面波分波器としては、携帯
通信機器等の小型化に伴う部品の小型化の要求に対応す
るために、受信側フィルタと送信側フィルタを一つのパ
ッケ−ジにしていた。
通信機器等の小型化に伴う部品の小型化の要求に対応す
るために、受信側フィルタと送信側フィルタを一つのパ
ッケ−ジにしていた。
【0003】図6に、二つのフィルタを一つのパッケ−
ジに搭載した弾性表面波分波器の従来例の平面図を示
す。圧電性基板10上に、アルミニウムを主成分とする
電極材料からなる櫛形電極などで構成した直列共振子3
a・3bと、並列共振子4a・4bを形成する。直列共
振子3aと並列共振子4aは梯子型に配置されており、
送信側弾性表面波フィルタ1を形成している。一方、直
列共振子3bと並列共振子4bも梯子型に配置されてお
り、受信側弾性表面波フィルタ2を形成している。ま
た、圧電性基板10の表面に、各フィルタと外部回路を
接続するための電極パッド(9a〜9h)が形成されて
いる。圧電性基板には、64゜YcutX伝搬LiNb
O3基板を使用している。二つのフィルタは同一のセラ
ミックスパッケ−ジに搭載される。各フィルタは、ボン
ディングワイヤ11によって、パッケ−ジの端子と取り
出し電極とが接続されている。送信側弾性表面波フィル
タ1においては、取り出し電極9aと接地端子5c、取
り出し電極9bと共通信号端子6、取り出し電極9cと
送信側信号端子7、取り出し電極9dと接地端子5aが
それぞれ接続されている。受信側弾性表面波フィルタ2
においては、取り出し電極9eと共通信号端子6、取り
出し電極9fと接地端子5d、取り出し電極9gと受信
側信号端子8、取り出し電極9hと接地端子5bがそれ
ぞれ接続されている。
ジに搭載した弾性表面波分波器の従来例の平面図を示
す。圧電性基板10上に、アルミニウムを主成分とする
電極材料からなる櫛形電極などで構成した直列共振子3
a・3bと、並列共振子4a・4bを形成する。直列共
振子3aと並列共振子4aは梯子型に配置されており、
送信側弾性表面波フィルタ1を形成している。一方、直
列共振子3bと並列共振子4bも梯子型に配置されてお
り、受信側弾性表面波フィルタ2を形成している。ま
た、圧電性基板10の表面に、各フィルタと外部回路を
接続するための電極パッド(9a〜9h)が形成されて
いる。圧電性基板には、64゜YcutX伝搬LiNb
O3基板を使用している。二つのフィルタは同一のセラ
ミックスパッケ−ジに搭載される。各フィルタは、ボン
ディングワイヤ11によって、パッケ−ジの端子と取り
出し電極とが接続されている。送信側弾性表面波フィル
タ1においては、取り出し電極9aと接地端子5c、取
り出し電極9bと共通信号端子6、取り出し電極9cと
送信側信号端子7、取り出し電極9dと接地端子5aが
それぞれ接続されている。受信側弾性表面波フィルタ2
においては、取り出し電極9eと共通信号端子6、取り
出し電極9fと接地端子5d、取り出し電極9gと受信
側信号端子8、取り出し電極9hと接地端子5bがそれ
ぞれ接続されている。
【0004】送信の場合、信号は送信回路から送信側信
号端子7を介して、送信側弾性表面波フィルタ1を通過
し、不要な信号が除去された後、共通端子6から出力さ
れる。受信の場合は、信号は共通端子6から、受信側弾
性表面波フィルタ2を通過し、不要な信号が除去された
後、受信側信号端子8を介し、受信回路へ入力される。
このとき、送信帯域と受信帯域とは異なっている。
号端子7を介して、送信側弾性表面波フィルタ1を通過
し、不要な信号が除去された後、共通端子6から出力さ
れる。受信の場合は、信号は共通端子6から、受信側弾
性表面波フィルタ2を通過し、不要な信号が除去された
後、受信側信号端子8を介し、受信回路へ入力される。
このとき、送信帯域と受信帯域とは異なっている。
【0005】しかし、一つのパッケ−ジに二つのフィル
タを搭載すると、小型化は実現できるものの、相互誘導
の問題が発生する。相互誘導の発生とその影響について
説明する。図6において、例えば、送信側弾性表面波フ
ィルタ1の通過帯域が1920〜1980MHzであ
り、受信側弾性表面波フィルタ2の通過帯域が2110
〜2170MHzであるとする。送信帯域(1920〜
1980MHz)について考えると、送信帯域では、送
信側フィルタ1に電流が流れ、その電流によって磁束が
発生する。発生した磁束が、受信側フィルタ2の接地端
子5b、並列共振子4b、直列共振子3b、受信側信号
端子8によって形成される通路を貫くと、相互誘導によ
って、磁束を打ち消すような不要な電流が発生する。送
信帯域では、受信側弾性表面波フィルタ2の並列共振子
4bは共振周波数に近くインピ−ダンスが低い上、受信
側弾性表面波フィルタ2の直列共振子3bは容量として
動作するのみなので、接地端子5b、並列共振子4b、
直列共振子3b、受信側信号端子8によって形成される
通路の減衰量は、図7に示すように1dB程度と大きく
ないため、減衰量がほとんど取れない。その結果、相互
誘導で発生した電流は、そのままノイズとなり、減衰量
やアイソレ−ションが悪化する原因となる。これが、相
互誘導による問題のメカニズムである。
タを搭載すると、小型化は実現できるものの、相互誘導
の問題が発生する。相互誘導の発生とその影響について
説明する。図6において、例えば、送信側弾性表面波フ
ィルタ1の通過帯域が1920〜1980MHzであ
り、受信側弾性表面波フィルタ2の通過帯域が2110
〜2170MHzであるとする。送信帯域(1920〜
1980MHz)について考えると、送信帯域では、送
信側フィルタ1に電流が流れ、その電流によって磁束が
発生する。発生した磁束が、受信側フィルタ2の接地端
子5b、並列共振子4b、直列共振子3b、受信側信号
端子8によって形成される通路を貫くと、相互誘導によ
って、磁束を打ち消すような不要な電流が発生する。送
信帯域では、受信側弾性表面波フィルタ2の並列共振子
4bは共振周波数に近くインピ−ダンスが低い上、受信
側弾性表面波フィルタ2の直列共振子3bは容量として
動作するのみなので、接地端子5b、並列共振子4b、
直列共振子3b、受信側信号端子8によって形成される
通路の減衰量は、図7に示すように1dB程度と大きく
ないため、減衰量がほとんど取れない。その結果、相互
誘導で発生した電流は、そのままノイズとなり、減衰量
やアイソレ−ションが悪化する原因となる。これが、相
互誘導による問題のメカニズムである。
【0006】このように二つのフィルタを一つのパッケ
−ジにした場合、相互誘導により発生する不要な電流に
よって、減衰量やアイソレ−ションの悪化、ノイズの回
路への流入などの問題があった。このような問題を解決
する方法として、二種類の方法が用いられてきた。一つ
の方法は、金属などで作られた敷居を利用する方法であ
る。パッケ−ジ内において、送信側フィルタと受信側フ
ィルタとが敷居を挟んで分けられ、入力側の信号端子と
出力側の信号端子の各信号ラインが一直線上に並べられ
る。このような配置にすることで、お互いの信号の誘導
結合を防ぐことが可能となる方法である。もう一つの方
法は、信号ラインを直角に交わらせる方法である。受信
側フィルタと送信側フィルタが、その信号ライン同士が
直角に交わるように配置されている。このような配置に
することで、互いの誘導結合をある程度抑えることが可
能である。
−ジにした場合、相互誘導により発生する不要な電流に
よって、減衰量やアイソレ−ションの悪化、ノイズの回
路への流入などの問題があった。このような問題を解決
する方法として、二種類の方法が用いられてきた。一つ
の方法は、金属などで作られた敷居を利用する方法であ
る。パッケ−ジ内において、送信側フィルタと受信側フ
ィルタとが敷居を挟んで分けられ、入力側の信号端子と
出力側の信号端子の各信号ラインが一直線上に並べられ
る。このような配置にすることで、お互いの信号の誘導
結合を防ぐことが可能となる方法である。もう一つの方
法は、信号ラインを直角に交わらせる方法である。受信
側フィルタと送信側フィルタが、その信号ライン同士が
直角に交わるように配置されている。このような配置に
することで、互いの誘導結合をある程度抑えることが可
能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、敷居を
利用する方法では、敷居の存在により、二つのフィルタ
を一つのパッケ−ジにしても、分波器を大型化せざるを
得ず、弾性表面波分波器の小型化は困難であった。一方
の信号ラインを直角に交叉させる方法では、共振子が並
行に並んだ状態よりは、相互誘導が減少するものの、磁
束の漏れが存在するため、アイソレ−ションの若干の悪
化や発生した僅かなノイズの回路への流入などがあり、
相互誘導の問題に完全に対応することができなかった。
それぞれの方法を用いたとしても、二つのフィルタを一
つのパッケ−ジにしたことにより発生する相互誘導の問
題に完全に対応し、且つ、小型の弾性表面波分波器を得
ることができなかった。
利用する方法では、敷居の存在により、二つのフィルタ
を一つのパッケ−ジにしても、分波器を大型化せざるを
得ず、弾性表面波分波器の小型化は困難であった。一方
の信号ラインを直角に交叉させる方法では、共振子が並
行に並んだ状態よりは、相互誘導が減少するものの、磁
束の漏れが存在するため、アイソレ−ションの若干の悪
化や発生した僅かなノイズの回路への流入などがあり、
相互誘導の問題に完全に対応することができなかった。
それぞれの方法を用いたとしても、二つのフィルタを一
つのパッケ−ジにしたことにより発生する相互誘導の問
題に完全に対応し、且つ、小型の弾性表面波分波器を得
ることができなかった。
【0008】本発明の弾性表面波分波器は、上述の問題
を鑑みてなされたものであり、これらの問題を解決し、
二つのフィルタを一つのパッケ−ジにしながらも、アイ
ソレ−ション並びに減衰量の良いデュプレクサ特性を持
ち、且つ、小型化が可能な弾性表面波分波器を提供する
ことを目的としている。
を鑑みてなされたものであり、これらの問題を解決し、
二つのフィルタを一つのパッケ−ジにしながらも、アイ
ソレ−ション並びに減衰量の良いデュプレクサ特性を持
ち、且つ、小型化が可能な弾性表面波分波器を提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の弾性表面波分波器は、通過帯域周波数の相対的
に低い第一弾性表面波フィルタと、通過帯域周波数の相
対的に高い第二弾性表面波フィルタと、前記第一弾性表
面波フィルタの一方のホット側取り出し電極に接続され
た第一端子と、前記第二弾性表面波フィルタの一方のホ
ット側取り出し電極に接続された第二端子と、前記第一
弾性表面波フィルタの他方のホット側取り出し電極と第
二弾性表面波フィルタの他方のホット側取り出し電極と
に接続された共通端子と、前記第一弾性表面波フィルタ
と第二弾性表面波フィルタのア−ス側取り出し電極に接
続された接地端子と、前記各電極と各端子を接続する線
路とを備えた弾性表面波分波器において、第一弾性表面
波フィルタと第二弾性表面波フィルタの少なくとも一方
が、梯子型フィルタで構成され、前記梯子型フィルタの
前記ホット側取り出し電極を前記第一端子若しくは前記
第二端子と接続する前記線路と、前記梯子型フィルタの
ア−ス側電極を接地端子と接続する前記線路とが、少な
くとも一つの交叉部を持つことを特徴とする。
本発明の弾性表面波分波器は、通過帯域周波数の相対的
に低い第一弾性表面波フィルタと、通過帯域周波数の相
対的に高い第二弾性表面波フィルタと、前記第一弾性表
面波フィルタの一方のホット側取り出し電極に接続され
た第一端子と、前記第二弾性表面波フィルタの一方のホ
ット側取り出し電極に接続された第二端子と、前記第一
弾性表面波フィルタの他方のホット側取り出し電極と第
二弾性表面波フィルタの他方のホット側取り出し電極と
に接続された共通端子と、前記第一弾性表面波フィルタ
と第二弾性表面波フィルタのア−ス側取り出し電極に接
続された接地端子と、前記各電極と各端子を接続する線
路とを備えた弾性表面波分波器において、第一弾性表面
波フィルタと第二弾性表面波フィルタの少なくとも一方
が、梯子型フィルタで構成され、前記梯子型フィルタの
前記ホット側取り出し電極を前記第一端子若しくは前記
第二端子と接続する前記線路と、前記梯子型フィルタの
ア−ス側電極を接地端子と接続する前記線路とが、少な
くとも一つの交叉部を持つことを特徴とする。
【0010】これにより、線路が交叉しているため、接
地端子と信号端子間で、相互誘導によって生じた電流が
打ち消し合うことになり、相互誘導による減衰量の悪化
やアイソレ−ションの悪化を防ぐものである。
地端子と信号端子間で、相互誘導によって生じた電流が
打ち消し合うことになり、相互誘導による減衰量の悪化
やアイソレ−ションの悪化を防ぐものである。
【0011】また、上記の交叉部は、請求項3に記載さ
れているように、弾性表面波フィルタとパッケ−ジ側の
端子とを接続しているボンディングワイヤによってなさ
れても良い。
れているように、弾性表面波フィルタとパッケ−ジ側の
端子とを接続しているボンディングワイヤによってなさ
れても良い。
【0012】また、上記目的を達成するため本発明のも
う一つの弾性表面波分波器は、通過帯域周波数の相対的
に低い第一弾性表面波フィルタと、通過帯域周波数の相
対的に高い第二弾性表面波フィルタと、前記第一弾性表
面波フィルタの一方のホット側取り出し電極に接続され
た第一端子と、前記第二弾性表面波フィルタの一方のホ
ット側取り出し電極に接続された第二端子と、前記第一
弾性表面波フィルタの他方のホット側取り出し電極と第
二弾性表面波フィルタの他方のホット側取り出し電極と
に接続する共通端子と、前記第一弾性表面波フィルタと
第二弾性表面波フィルタのア−ス側取り出し電極に接続
された接地端子と、各端子を接続する線路とを備えた弾
性表面波分波器において、第一弾性表面波フィルタと第
二弾性表面波フィルタの少なくとも一方が、梯子型フィ
ルタで構成され、前記梯子型フィルタの前記取り出し電
極を前記第一端子若しくは前記第二端子と接続する前記
線路と、前記接地端子と接続される前記梯子型フィルタ
の前記ア−ス側取り出し電極の引き回し電極とが、少な
くとも一つの交叉部を持つことを特徴とする。
う一つの弾性表面波分波器は、通過帯域周波数の相対的
に低い第一弾性表面波フィルタと、通過帯域周波数の相
対的に高い第二弾性表面波フィルタと、前記第一弾性表
面波フィルタの一方のホット側取り出し電極に接続され
た第一端子と、前記第二弾性表面波フィルタの一方のホ
ット側取り出し電極に接続された第二端子と、前記第一
弾性表面波フィルタの他方のホット側取り出し電極と第
二弾性表面波フィルタの他方のホット側取り出し電極と
に接続する共通端子と、前記第一弾性表面波フィルタと
第二弾性表面波フィルタのア−ス側取り出し電極に接続
された接地端子と、各端子を接続する線路とを備えた弾
性表面波分波器において、第一弾性表面波フィルタと第
二弾性表面波フィルタの少なくとも一方が、梯子型フィ
ルタで構成され、前記梯子型フィルタの前記取り出し電
極を前記第一端子若しくは前記第二端子と接続する前記
線路と、前記接地端子と接続される前記梯子型フィルタ
の前記ア−ス側取り出し電極の引き回し電極とが、少な
くとも一つの交叉部を持つことを特徴とする。
【0013】これにより、線路と引き回し電極が交叉し
ているため、接地端子と信号端子間で、相互誘導によっ
て生じた電流が打ち消し合うことになり、相互誘導によ
る減衰量の悪化やアイソレ−ションの悪化を防ぐもので
ある。
ているため、接地端子と信号端子間で、相互誘導によっ
て生じた電流が打ち消し合うことになり、相互誘導によ
る減衰量の悪化やアイソレ−ションの悪化を防ぐもので
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しつつ、本発明の
実施例を説明することにより、本発明を明らかにする。 (実施の形態1)図1は本発明の第一の実施形態におけ
る弾性表面波分波器を示す概略平面図を、図2は本発明
の第一の実施形態における弾性表面波分波器の一部分を
拡大した平面図を、図3は本発明の第一の実施形態にお
ける弾性表面波分波器の回路構成図を示す。図5は本発
明の第一の実施形態における弾性表面波分波器の特性
と、従来の弾性表面波分並器の特性との比較を示す図を
示す。
実施例を説明することにより、本発明を明らかにする。 (実施の形態1)図1は本発明の第一の実施形態におけ
る弾性表面波分波器を示す概略平面図を、図2は本発明
の第一の実施形態における弾性表面波分波器の一部分を
拡大した平面図を、図3は本発明の第一の実施形態にお
ける弾性表面波分波器の回路構成図を示す。図5は本発
明の第一の実施形態における弾性表面波分波器の特性
と、従来の弾性表面波分並器の特性との比較を示す図を
示す。
【0015】図1は、第一の実施例の平面図である。図
6の従来例同様、圧電性基板上に形成された送信側と受
信側の二つの梯子型の弾性表面波フィルタが同一のセラ
ミックスパッケ−ジに搭載されており、ボンディングワ
イヤ11により、各フィルタの取り出し電極(9a〜9
h)と、共通信号端子6、信号端子(7,8)、接地端
子(5a〜5d)とがそれぞれ接続されている。具体的
には、送信側弾性表面波フィルタ1においては、ア−ス
側の取り出し電極9aと接地端子5c、ホット側の取り
出し電極9bと共通端子6、ホット側の取り出し電極9
cと送信側信号端子7、ア−ス側取り出し電極9dと接
地端子5aがそれぞれ接続されている。一方、受信側弾
性表面波フィルタ2においては、ホット側の取り出し電
極9eと共通端子6、ア−ス側の取り出し電極9fと接
地端子5d、ホット側の取り出し電極9gと受信側信号
端子8、ア−ス側の取り出し電極9hと接地端子5bが
それぞれ接続されている。ここで、各端子はパッケ−ジ
に形成されている。図3は、実施例1の回路構成図であ
る。また、本実施例の弾性表面波分波器は、送信側弾性
表面波フィルタ1の通過帯域が1920〜1980MH
zであり、受信側弾性表面波フィルタ2の通過帯域が2
110〜2170MHzである。
6の従来例同様、圧電性基板上に形成された送信側と受
信側の二つの梯子型の弾性表面波フィルタが同一のセラ
ミックスパッケ−ジに搭載されており、ボンディングワ
イヤ11により、各フィルタの取り出し電極(9a〜9
h)と、共通信号端子6、信号端子(7,8)、接地端
子(5a〜5d)とがそれぞれ接続されている。具体的
には、送信側弾性表面波フィルタ1においては、ア−ス
側の取り出し電極9aと接地端子5c、ホット側の取り
出し電極9bと共通端子6、ホット側の取り出し電極9
cと送信側信号端子7、ア−ス側取り出し電極9dと接
地端子5aがそれぞれ接続されている。一方、受信側弾
性表面波フィルタ2においては、ホット側の取り出し電
極9eと共通端子6、ア−ス側の取り出し電極9fと接
地端子5d、ホット側の取り出し電極9gと受信側信号
端子8、ア−ス側の取り出し電極9hと接地端子5bが
それぞれ接続されている。ここで、各端子はパッケ−ジ
に形成されている。図3は、実施例1の回路構成図であ
る。また、本実施例の弾性表面波分波器は、送信側弾性
表面波フィルタ1の通過帯域が1920〜1980MH
zであり、受信側弾性表面波フィルタ2の通過帯域が2
110〜2170MHzである。
【0016】本実施例における弾性表面波分並器の特徴
は、接地端子5bと並列共振子4bに接続されたア−ス
側の取り出し電極9hとを接続する線路と、受信側信号
端子8と直列共振子3bに接続されたホット側の取り出
し電極9gとを接続する線路が、ボンディングワイヤ1
1によって交叉部を有していることである。なお、交叉
されているボンディングワイヤは、接触しないように、
互いに高さが異なるように形成されている。
は、接地端子5bと並列共振子4bに接続されたア−ス
側の取り出し電極9hとを接続する線路と、受信側信号
端子8と直列共振子3bに接続されたホット側の取り出
し電極9gとを接続する線路が、ボンディングワイヤ1
1によって交叉部を有していることである。なお、交叉
されているボンディングワイヤは、接触しないように、
互いに高さが異なるように形成されている。
【0017】このようにして交叉部を持たせると、接地
端子5b、並列共振子4b、直列共振子3b、受信側信
号端子8によって形成される通路は、二つのル−プに分
けて考えることが出来る。図2は、交叉部分の拡大図で
ある。送信帯域においては、送信側フィルタ1に流れる
電流の影響によって磁束が発生し、この磁束はル−プ1
4aとル−プ14bの二つのル−プを貫く。この場合、
発生した磁束を打ち消すため、相互誘導により電流が発
生する。ところが、接地端子5bと並列共振子4bに接
続されたア−ス側の取り出し電極9hとを接続する線路
と、受信側信号端子8と直列共振子3bに接続されたホ
ット側の取り出し電極9gとを接続する線路とが交叉部
を有しているため、ル−プ14aとル−プ14bにおい
て、相互誘導によって発生した電流は打ち消し合うこと
になる。これにより、ノイズはお互いに打ち消しあい、
相互誘導による減衰量やアイソレ−ションの悪化を防ぐ
ことが可能となる。
端子5b、並列共振子4b、直列共振子3b、受信側信
号端子8によって形成される通路は、二つのル−プに分
けて考えることが出来る。図2は、交叉部分の拡大図で
ある。送信帯域においては、送信側フィルタ1に流れる
電流の影響によって磁束が発生し、この磁束はル−プ1
4aとル−プ14bの二つのル−プを貫く。この場合、
発生した磁束を打ち消すため、相互誘導により電流が発
生する。ところが、接地端子5bと並列共振子4bに接
続されたア−ス側の取り出し電極9hとを接続する線路
と、受信側信号端子8と直列共振子3bに接続されたホ
ット側の取り出し電極9gとを接続する線路とが交叉部
を有しているため、ル−プ14aとル−プ14bにおい
て、相互誘導によって発生した電流は打ち消し合うこと
になる。これにより、ノイズはお互いに打ち消しあい、
相互誘導による減衰量やアイソレ−ションの悪化を防ぐ
ことが可能となる。
【0018】この効果を確認するため、図1と図6の構
成における受信側フィルタの伝送特性の比較を図5に示
す。送信帯域(1920〜1980MHz)において、
図6に示した従来例、つまり、交叉部を有さない場合で
は、相互誘導によって減衰量が悪化しているのに対し、
交叉部を有する図1に示した本発明における実施例の場
合では、減衰量が数dBほど良好であることが確認でき
る。
成における受信側フィルタの伝送特性の比較を図5に示
す。送信帯域(1920〜1980MHz)において、
図6に示した従来例、つまり、交叉部を有さない場合で
は、相互誘導によって減衰量が悪化しているのに対し、
交叉部を有する図1に示した本発明における実施例の場
合では、減衰量が数dBほど良好であることが確認でき
る。
【0019】このような効果は、通過帯域周波数が相対
的に高いフィルタである受信側フィルタ2に関してだけ
ではなく、通過帯域周波数が相対的に低いフィルタであ
る送信側フィルタ1でも同様のことが言える。
的に高いフィルタである受信側フィルタ2に関してだけ
ではなく、通過帯域周波数が相対的に低いフィルタであ
る送信側フィルタ1でも同様のことが言える。
【0020】(実施の形態2)図4は、本発明の第二の
実施形態における弾性表面波分波器を示す概略平面図を
示す。
実施形態における弾性表面波分波器を示す概略平面図を
示す。
【0021】第一の実施例においては、ボンディングワ
イヤによって、交叉部を設けていたが、第二の実施形態
では、ボンディングワイヤとチップ上の引き回し電極に
よって、交叉部を形成している。具体的には、並列共振
子4bに接続されたア−ス側の取り出し電極9hの位置
をずらせて配置し、引き回し電極15を介して接続して
いる。その引き回し電極15と、受信側信号端子8と直
列共振子3bに接続されたホット側の取り出し電極9g
とを接続する線路が交叉部を有している。
イヤによって、交叉部を設けていたが、第二の実施形態
では、ボンディングワイヤとチップ上の引き回し電極に
よって、交叉部を形成している。具体的には、並列共振
子4bに接続されたア−ス側の取り出し電極9hの位置
をずらせて配置し、引き回し電極15を介して接続して
いる。その引き回し電極15と、受信側信号端子8と直
列共振子3bに接続されたホット側の取り出し電極9g
とを接続する線路が交叉部を有している。
【0022】この交叉部は、ボンディングワイヤ11と
引き回し電極15によるため、互いに高さが異なってお
り、接触することはないので、第一の実施例のようにボ
ンディングワイヤの高さを調整する必要はなくなる。こ
の結果、ボンディングワイヤ11と引き回し電極15と
で相互に接触しない交叉部ができるため、実施例1と同
様の効果、つまり、送信帯域において、送信側フィルタ
1に流れる電流の影響から、相互誘導により発生した電
流が、交差部において打ち消し合うため、ノイズはお互
いに打ち消しあい、相互誘導による減衰量やアイソレ−
ションの悪化を防ぐことが可能となる。
引き回し電極15によるため、互いに高さが異なってお
り、接触することはないので、第一の実施例のようにボ
ンディングワイヤの高さを調整する必要はなくなる。こ
の結果、ボンディングワイヤ11と引き回し電極15と
で相互に接触しない交叉部ができるため、実施例1と同
様の効果、つまり、送信帯域において、送信側フィルタ
1に流れる電流の影響から、相互誘導により発生した電
流が、交差部において打ち消し合うため、ノイズはお互
いに打ち消しあい、相互誘導による減衰量やアイソレ−
ションの悪化を防ぐことが可能となる。
【0023】なお、本発明による実施例では、従来例同
様、圧電性基板に64゜YcutX伝搬LiNbO3基
板を使用するが、36゜LiTaO3基板など、他の圧
電性基板を使用してもよい。
様、圧電性基板に64゜YcutX伝搬LiNbO3基
板を使用するが、36゜LiTaO3基板など、他の圧
電性基板を使用してもよい。
【0024】また、実施例では、二つの弾性表面波フィ
ルタが一つのパッケ−ジに搭載されているが、パッケ−
ジは気密封止されたタイプのものでなくてもよく、例え
ば、半導体デバイスなどの他のデバイスと一体型構造と
なるモジュ−ルであって、同一のべ−ス基板に二つのフ
ィルタを隣接させて搭載する場合でも、効果を得ること
が出来る。
ルタが一つのパッケ−ジに搭載されているが、パッケ−
ジは気密封止されたタイプのものでなくてもよく、例え
ば、半導体デバイスなどの他のデバイスと一体型構造と
なるモジュ−ルであって、同一のべ−ス基板に二つのフ
ィルタを隣接させて搭載する場合でも、効果を得ること
が出来る。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第一弾性
表面波フィルタと第二弾性表面波フィルタの少なくとも
一方で、第一端子若しくは第二端子と接続される線路
と、接地端子と接続する線路とが、少なくとも一つの交
叉部を持つことにより、相互誘導によって生じるノイズ
を互いに打ち消し合わせ、アイソレ−ション並びに減衰
量の良いデュプレクサ特性になる。これにより、相互誘
導の問題に完全に対応し、且つ、小型の弾性表面波分波
器を得ることができる。
表面波フィルタと第二弾性表面波フィルタの少なくとも
一方で、第一端子若しくは第二端子と接続される線路
と、接地端子と接続する線路とが、少なくとも一つの交
叉部を持つことにより、相互誘導によって生じるノイズ
を互いに打ち消し合わせ、アイソレ−ション並びに減衰
量の良いデュプレクサ特性になる。これにより、相互誘
導の問題に完全に対応し、且つ、小型の弾性表面波分波
器を得ることができる。
【0026】また、第一弾性表面波フィルタと第二弾性
表面波フィルタの少なくとも一方で、第一端子若しくは
第二端子と接続される線路と、接地端子と接続される取
り出し電極の引き回し電極とが、少なくとも一つの交叉
部を持つことによっても、相互誘導によって生じるノイ
ズを互いに打ち消し合わせ、アイソレ−ション並びに減
衰量の良いデュプレクサ特性になる。これにより、相互
誘導の問題に完全に対応し、且つ、小型の弾性表面波分
波器を得ることができる。
表面波フィルタの少なくとも一方で、第一端子若しくは
第二端子と接続される線路と、接地端子と接続される取
り出し電極の引き回し電極とが、少なくとも一つの交叉
部を持つことによっても、相互誘導によって生じるノイ
ズを互いに打ち消し合わせ、アイソレ−ション並びに減
衰量の良いデュプレクサ特性になる。これにより、相互
誘導の問題に完全に対応し、且つ、小型の弾性表面波分
波器を得ることができる。
【図1】本発明の第一の実施形態における弾性表面波分
波器を示す概略平面図である。
波器を示す概略平面図である。
【図2】本発明の第一の実施形態における弾性表面波分
波器の一部分を拡大した平面図である。
波器の一部分を拡大した平面図である。
【図3】本発明の第一の実施形態における弾性表面波分
波器の回路構成図である。
波器の回路構成図である。
【図4】本発明の第二の実施形態における弾性表面波分
波器を示す概略平面図である。
波器を示す概略平面図である。
【図5】本発明の第一の実施形態における弾性表面波分
波器の特性と、従来の弾性表面波分並器の特性との比較
を示す図である。
波器の特性と、従来の弾性表面波分並器の特性との比較
を示す図である。
【図6】従来の弾性表面波分波器を示す概略平面図であ
る。
る。
【図7】従来の弾性表面波分波器における特定部分の伝
送特性を示す図である。
送特性を示す図である。
1 送信側弾性表面波フィルタ
2 受信側弾性表面波フィルタ
3 直列共振子a、b
4 並列共振子a、b
5 接地端子a〜d
6 共通端子
7 送信側信号端子
8 受信側信号端子
9 取り出し電極a〜h
10 圧電性基板
11 ボンディングワイヤ
12 インダクタンス
13 キャパシタンス
14 ル−プa、b
15 引き回し電極
Claims (3)
- 【請求項1】通過帯域周波数の相対的に低い第一弾性表
面波フィルタと、通過帯域周波数の相対的に高い第二弾
性表面波フィルタと、前記第一弾性表面波フィルタの一
方のホット側取り出し電極に接続された第一端子と、前
記第二弾性表面波フィルタの一方のホット側取り出し電
極に接続された第二端子と、前記第一弾性表面波フィル
タの他方のホット側取り出し電極と第二弾性表面波フィ
ルタの他方のホット側取り出し電極とに接続された共通
端子と、前記第一弾性表面波フィルタと第二弾性表面波
フィルタのア−ス側取り出し電極に接続された接地端子
と、前記各電極と各端子を接続する線路とを備えた弾性
表面波分波器において、 第一弾性表面波フィルタと第二弾性表面波フィルタの少
なくとも一方が、梯子型フィルタで構成され、 前記梯子型フィルタの前記ホット側取り出し電極を前記
第一端子若しくは前記第二端子と接続する前記線路と、
前記梯子型フィルタのア−ス側電極を接地端子と接続す
る前記線路とが、少なくとも一つの交叉部を持つことを
特徴とする、弾性表面波分波器。 - 【請求項2】通過帯域周波数の相対的に低い第一弾性表
面波フィルタと、通過帯域周波数の相対的に高い第二弾
性表面波フィルタと、前記第一弾性表面波フィルタの一
方のホット側取り出し電極に接続された第一端子と、前
記第二弾性表面波フィルタの一方のホット側取り出し電
極に接続された第二端子と、前記第一弾性表面波フィル
タの他方のホット側取り出し電極と第二弾性表面波フィ
ルタの他方のホット側取り出し電極とに接続する共通端
子と、前記第一弾性表面波フィルタと第二弾性表面波フ
ィルタのア−ス側取り出し電極に接続された接地端子
と、前記各電極と各端子を接続する線路とを備えた弾性
表面波分波器において、 第一弾性表面波フィルタと第二弾性表面波フィルタの少
なくとも一方が、梯子型フィルタで構成され、 前記梯子型フィルタの前記ア−ス側取り出し電極が引き
回し電極を介して構成され、前記梯子型フィルタの前記
取り出し電極を前記第一端子若しくは前記第二端子と接
続する前記線路と、前記梯子型フィルタの前記ア−ス側
取り出し電極の引き回し電極とが、少なくとも一つの交
叉部を持つことを特徴とする、弾性表面波分波器。 - 【請求項3】前記二つの弾性表面波フィルタのうち一方
と、前記共通端子、前記第一端子若しくは前記第二端
子、前記接地端子とが、ボンディングワイヤの線路よっ
て接続され、且つ、そのボンディングワイヤの線路が交
叉部を持つことを特徴とする、請求項1に記載の弾性表
面波分波器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001237957A JP2003051731A (ja) | 2001-08-06 | 2001-08-06 | 弾性表面波分波器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001237957A JP2003051731A (ja) | 2001-08-06 | 2001-08-06 | 弾性表面波分波器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003051731A true JP2003051731A (ja) | 2003-02-21 |
Family
ID=19068955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001237957A Pending JP2003051731A (ja) | 2001-08-06 | 2001-08-06 | 弾性表面波分波器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003051731A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004102799A1 (ja) * | 2003-05-14 | 2004-11-25 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 弾性表面波分波器 |
WO2005011114A1 (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 弾性表面波デバイス |
WO2005055423A1 (ja) * | 2003-12-01 | 2005-06-16 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | フィルタ装置 |
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US7180388B2 (en) | 2004-01-20 | 2007-02-20 | Fujitsu Media Devices Limited | Surface acoustic wave device |
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WO2015124976A1 (ja) * | 2014-02-24 | 2015-08-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電流測定装置 |
US9692388B2 (en) | 2012-06-01 | 2017-06-27 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | High frequency module comprising a band-pass LC filter and a piezoelectric resonator |
-
2001
- 2001-08-06 JP JP2001237957A patent/JP2003051731A/ja active Pending
Cited By (21)
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JPWO2005011114A1 (ja) * | 2003-07-29 | 2006-09-14 | 松下電器産業株式会社 | 弾性表面波デバイス |
JP4525594B2 (ja) * | 2003-07-29 | 2010-08-18 | パナソニック株式会社 | 弾性表面波デバイス |
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US9362884B2 (en) | 2010-02-22 | 2016-06-07 | Epcos Ag | Micro-acoustic filter having compensated cross-talk and method for compensation |
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WO2015124976A1 (ja) * | 2014-02-24 | 2015-08-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電流測定装置 |
JP2015158392A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電流測定装置 |
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