JP2003050931A - 件名対応分電盤製造方法 - Google Patents

件名対応分電盤製造方法

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JP2003050931A
JP2003050931A JP2001253913A JP2001253913A JP2003050931A JP 2003050931 A JP2003050931 A JP 2003050931A JP 2001253913 A JP2001253913 A JP 2001253913A JP 2001253913 A JP2001253913 A JP 2001253913A JP 2003050931 A JP2003050931 A JP 2003050931A
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Masami Todo
正実 藤堂
Yasuo Yasuda
安雄 安田
Atsushi Hosoda
篤志 細田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素早い納期を実現でき、生産性の向上を図る
ことができる優れた件名対応分電盤製造方法を提供する
ことにある。 【解決手段】 保管する倉庫2と、この倉庫2の一郭ま
たは近傍に設置されて通信回線を介して接続される受注
端末機3と、上記通信回線に接続されて受注内容を送信
する発注端末機4とを備え、同受注端末機3で受信され
た受注内容に基づいて、上記倉庫2に保管されている完
成した標準分電盤1の一部を組み替えることによって件
名対応分電盤5へ変更する件名対応分電盤製造システム
であって、上記受注端末機3は、上記発注端末機4から
送信された発注データを受信することによって、組替図
6と、一覧表にした配膳リスト7と、注文情報8とから
なる製造指示書9をそれぞれ自動生成して印刷するよう
になした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、件名対応分電盤製
造方法に関し、さらに詳しくは、完成した標準分電盤を
保管する倉庫と、この倉庫の一郭または近傍に設置され
て通信回線を介して接続される受注端末機と、上記通信
回線に接続されて上記受注端末機へ顧客からの受注内容
を送信する発注端末機とを備え、同受注端末機で受信さ
れた受注内容に基づいて、上記倉庫に保管されている完
成した標準分電盤の一部を組み替えることによって件名
対応分電盤へ変更する件名対応分電盤製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】分電盤は、一般住宅用、工場用、ビル
用、学校用など、それぞれに特徴があり、用途毎にその
仕様が異なるものであった。しかも、同じ一般住宅用の
分電盤であっても、各件名毎に、その仕様がそれぞれわ
ずかづつ異なる場合が多かった。つまり、分電盤にあっ
ては、同一用途の分電盤であっても、一品一様になる場
合が多いものであった。
【0003】ところで、分電盤を安価に製造するために
は、できるだけ品種集約を行い、同じものを大量生産す
ることが望ましいものである。しかしながら、同一用途
の分電盤であっても一品一様になる場合が多い。そこ
で、最も集約された形の標準分電盤を自動化ラインで安
価に大量生産し、その大量生産された標準分電盤を配送
センターなどの倉庫にストックし、わずかに仕様の異な
る件名対応分電盤が受注される度にストックされている
標準分電盤をその都度人手によって一部組み替えを行っ
たうえで、その件名用分電盤として出荷していたもので
あった。すなわち、図12に示すごとく、従来の件名対
応分電盤製造方法としては、完成した標準分電盤(1)
を保管する倉庫(2)と、この倉庫(2)の一郭または
近傍に設置されて通信回線を介して接続される受注端末
機(3)と、上記通信回線に接続されて上記受注端末機
(3)へ顧客からの受注内容を送信する発注端末機
(4)とを備え、同受注端末機(3)で受信された受注
内容に基づいて、上記倉庫(2)に保管されている完成
した標準分電盤(1)の一部を組み替えることによって
件名対応分電盤(5)へ変更していたものであった。
【0004】ところで、従来にあっては、上述のように
生産される件名対応分電盤(5)の注文伝票とその承認
図は、標準分電盤(1)を製造している工場の受注部門
にFAXとして送信されてきていたものであった。そこ
で、受注担当者は、上記注文伝票とその承認図を解読す
るとともに、判らないところは電話などで営業所へ問い
合わせながら、その件名対応分電盤(5)の製造に必要
な製造情報を手入力によって専用パソコンヘ登録し、そ
のうえで組替図や配膳リストや検査リストをその専用パ
ソコンからそれぞれ印刷していたものであった。
【0005】また、分電盤においては分岐回路毎にその
分岐名称を記載した分岐名称ラベルが貼り付けられる
が、その分岐名称ラベルの作成は、組み替え作業者が承
認図に基づいて作成していたものであった。
【0006】また、その件名対応分電盤が完成品として
できあがると、検査担当者によって出荷検査されること
になるが、検査担当者は検査要点を記載した上記検査リ
ストに基づいて検査していたものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな件名対応分電盤製造方法においては、組替図や配膳
リストや検査リストは、受注担当者がFAXされてきた
注文伝票と承認図とを解読し、その件名対応分電盤
(5)の製造に必要な製造情報を専用パソコンヘ手入力
した結果として作成されたものであったので、解読間違
いや入力間違いなどの人的ミスがあり、その結果とし
て、折角完成した件名対応分電盤(5)の手直しが必要
になったりして、生産性が低いという問題点があった。
【0008】また、完成した標準分電盤(1)を在庫す
る倉庫(2)と、完成した標準分電盤(1)を件名対応
分電盤(5)に組み替える作業場とが、遠く離れている
ので、作業場にも完成した標準分電盤(1)を在庫する
などの重複在庫が生じてしまうとともに、完成した標準
分電盤(1)の出庫移動にも多くの時間を要していると
いう問題点があった。
【0009】本発明は、上述の事実に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、標準分電盤を組
み替えて件名対応分電盤にするにあたり、製造情報が間
違いなく伝達されて、完成した件名対応分電盤の手直し
が必要なく、かつ、素早い納期を実現でき、生産性の向
上を図ることができる優れた件名対応分電盤製造方法を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
件名対応分電盤製造方法は、完成した標準分電盤(1)
を保管する倉庫(2)と、この倉庫(2)の一郭または
近傍に設置されて通信回線を介して接続される受注端末
機(3)と、上記通信回線に接続されて上記受注端末機
(3)へ顧客からの受注内容を送信する発注端末機
(4)とを備え、同受注端末機(3)で受信された受注
内容に基づいて、上記倉庫(2)に保管されている完成
した標準分電盤(1)の一部を組み替えることによって
件名対応分電盤(5)へ変更する件名対応分電盤製造方
法であって、上記受注端末機(3)は、上記発注端末機
(4)から送信された発注データを受信することによっ
て、組み替え作業者へ作業内容を指示するための組替図
(6)と、組み替え作業者へ供給すべき組み替え部品を
一覧表にした配膳リスト(7)と、上記発注データに基
づいて形成された注文情報(8)とからなる製造指示書
(9)をそれぞれ自動生成して印刷するようになしたこ
とを特徴とする。
【0011】本発明の請求項2に係る件名対応分電盤製
造方法は、上記製造指示書(9)として、組み替え作業
者によって完成された件名対応分電盤(5)を検査する
ための要点を一覧表にした検査リスト(10)も加え、
この検査リスト(10)も自動生成して印刷するように
なしたことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項3に係る件名対応分電盤製
造方法は、上記組替図(6)が、各種完成した上記標準
分電盤(1)の当該倉庫(2)における在庫有無を把握
した上で、組み替えの基とすべき最適な完成した標準分
電盤(1)を選択し、この選択した標準分電盤(1)に
基づいて、組み替え作業者へ作業内容を指示するための
ものであることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項4に係る件名対応分電盤製
造方法は、上記受注端末機(3)が、受注された上記件
名対応分電盤(5)に対応する機器銘板(11)を、上
記発注端末機(4)からの発注データに基づいて印刷す
るようになしたことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項5に係る件名対応分電盤製
造方法は、上記発注端末機(4)は分岐回路毎に分岐名
称を入力できる分岐名称登録機能が付加されたものであ
り、上記受注端末機(3)は上記件名対応分電盤(5)
の分岐名称ラベル(12)も印刷するようになしたこと
を特徴とする。
【0015】本発明の請求項6に係る件名対応分電盤製
造方法は、上記製造指示書(9)が、上記標準分電盤
(1)と異なる部分について注意を促す強調標記がなさ
れているものであることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項7に係る件名対応分電盤製
造方法は、上記製造指示書(9)が、上記組替図(6)
と上記配膳リスト(7)と上記注文情報(8)と上記検
査リスト(10)とのそれぞれのボリュームに応じて、
印刷文字の大きさを最適サイズに変更設定して、同組替
図(6)と同配膳リスト(7)と同注文情報(8)と同
検査リスト(10)とを一枚の用紙に印刷するようにな
したものであることを特徴とする。
【0017】本発明の請求項8に係る件名対応分電盤製
造方法は、上記通信回線が、FTPによるものであるこ
とを特徴とする。
【0018】本発明の請求項9に係る件名対応分電盤製
造方法は、上記通信回線が、Webによるものであるこ
とを特徴とする。
【0019】本発明の請求項10に係る件名対応分電盤
製造方法は、上記発注データが、上記発注端末機(4)
に登録されることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図
面に基づいて詳しく説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施形態に係る件名対
応分電盤製造方法を示した概略図である。図2は、本発
明の一実施形態に係る件名対応分電盤製造方法におい
て、発注データなどの情報の流れや標準分電盤などのも
のの流れを示した概略図である。図3は、本発明の一実
施形態に係る件名対応分電盤製造方法において、製造管
理のシステムを示した概略図である。図4は、本発明の
一実施形態に係る件名対応分電盤製造方法において用い
られる製造指示書や機器銘板や分岐名称ラベルを示した
概略図である。図5は、本発明の一実施形態に係る件名
対応分電盤製造方法において、承認図からつくられる分
岐名称ラベルと組替図のもととなる配線図である。図6
は、本発明の件名対応分電盤製造方法において用いられ
る図4とは別の実施形態に係る製造指示書を示した概略
図である。
【0022】また、図7は、本発明の件名対応分電盤製
造方法において用いられる一実施形態に係る検査リスト
を示した概略図である。図8は、本発明の件名対応分電
盤製造方法において用いられる一実施形態に係る機器銘
板を示した概略図である。図9は、本発明の件名対応分
電盤製造方法において用いられる一実施形態に係る分岐
名称ラベルを示した概略図である。図10は、本発明の
件名対応分電盤製造方法において用いられる一実施形態
に係る発注端末機から送信された発注データを示した概
略図である。図11は、本発明の一実施形態に係る件名
対応分電盤製造方法において、製造管理のシステムを示
したフローチャートである。
【0023】本発明の件名対応分電盤製造方法は、図1
ないし図11に示すごとく、完成した標準分電盤(1)
を保管する倉庫(2)と、この倉庫(2)の一郭または
近傍に設置されて通信回線を介して接続される受注端末
機(3)と、上記通信回線に接続されて上記受注端末機
(3)へ顧客からの受注内容を送信する発注端末機
(4)とを備え、同受注端末機(3)で受信された受注
内容に基づいて、上記倉庫(2)に保管されている完成
した標準分電盤(1)の一部を組み替えることによって
件名対応分電盤(5)へ変更する件名対応分電盤製造方
法であって、上記受注端末機(3)は、上記発注端末機
(4)から送信された発注データを受信することによっ
て、組み替え作業者へ作業内容を指示するための組替図
(6)と、組み替え作業者へ供給すべき組み替え部品を
一覧表にした配膳リスト(7)と、上記発注データに基
づいて形成された注文情報(8)とからなる製造指示書
(9)をそれぞれ自動生成して印刷するようになしてい
るものである。
【0024】上記標準分電盤(1)は、完成しているも
のであり、図1に示すごとく、倉庫(2)に保管されて
いるものである。この標準分電盤(1)は、安価に製造
するためにできるだけ品種集約をされているものであ
り、この最も集約された形のものを自動化ラインで安価
に大量生産しているものである。
【0025】上記受注端末機(3)は、図1ないし図3
に示すごとく、上記倉庫(2)の一郭または近傍に設置
されて通信回線を介して接続されているものである。こ
の受注端末機(3)は、顧客からの受注内容を送信する
発注端末機(4)からの同受注内容を受けるものであ
る。なお、発注端末機(4)も、上記通信回線に接続さ
れていることは言うまでもない。
【0026】上記件名対応分電盤(5)は、図1ないし
図3に示すごとく、上記受注端末機(3)で受信された
受注内容に基づいて、上記倉庫(2)に保管されている
完成した標準分電盤(1)の一部を組み替えたものであ
る。
【0027】上記組替図(6)は、組み替え作業者へ作
業内容を指示するためのものである。この組替図(6)
の具体的な例としては、図4の製造指示書(9)の中の
マル番号3や図6に示すごときものである。
【0028】上記配膳リスト(7)は、組み替え作業者
へ供給すべき組み替え部品を一覧表にしたものである。
この配膳リスト(7)の具体的な例としては、図4の製
造指示書(9)の中のマル番号2や図6に示すごときも
のである。
【0029】上記注文情報(8)は、上記発注データに
基づいて形成されているものである。この注文情報
(8)の具体的な例としては、図4の製造指示書(9)
の中のマル番号1や図6に示すごときものである。
【0030】そして、図4および図6に示すごとく、上
記受注端末機(3)は、上記発注端末機(4)から送信
された発注データを受信することによって、上記組替図
(6)と、上記配膳リスト(7)と、上記注文情報
(8)とからなる製造指示書(9)をそれぞれ自動生成
して印刷するようになしているものである。
【0031】なお、上記発注端末機(4)から送信され
た発注データとしては、例えば、図10に示すごとき製
造指示データなどの形態で送信されているものである
が、これに制限されることなく、様々な形態の発注デー
タを送信することができるものである。
【0032】本発明は、このような構成をとることによ
って、組み替え作業指示者が、倉庫(2)に保管されて
いる完成した標準分電盤(1)を組み替えるに当たり、
各件名注文書に添付されている各件名仕様図面を読み取
りながら、一々組替図(6)や配膳リスト(7)や注文
情報(8)を作成する必要が無く、自動的に組替図
(6)や配膳リスト(7)や注文情報(8)が作成され
るものである。したがって、組替図(6)や配膳リスト
(7)や注文情報(8)を作成するに当たっての人的ミ
スによる間違いはなくなり、そのための問い合せ確認お
よび処置の手間もなく、その結果として、生産効率が確
実に向上するものである。しかも、倉庫(2)で件名対
応分電盤(5)の受注を受け、かつ、この倉庫(2)で
組み替え作業を行えば、無駄な在庫や物流ロスが無くな
るという効果も奏されるものとなる。
【0033】すなわち、本発明は、標準分電盤(1)を
組み替えて件名対応分電盤(5)にするにあたり、製造
情報が間違いなく伝達されて、完成した件名対応分電盤
(5)の手直しが必要なく、かつ、素早い納期を実現で
き、生産性の向上を図ることができる優れた方法であ
る。
【0034】また、図1ないし図4、図7に示すごと
く、上記製造指示書(9)として、組み替え作業者によ
って完成された件名対応分電盤(5)を検査するための
要点を一覧表にした検査リスト(10)も加え、この検
査リスト(10)も自動生成して印刷するようにしてい
ると、組み替え作業者によって完成された件名対応分電
盤(5)を検査するための要点を一覧表にした検査リス
ト(10)が製造指示書(9)の中に組替図(6)や配
膳リスト(7)や注文情報(8)とともに入って、自動
生成して印刷されることになり、一々検査リスト(1
0)を作成する必要がなくなるものである。したがっ
て、組替図(6)や配膳リスト(7)や注文情報(8)
とともに、検査リスト(10)を作成するに当たっての
人的ミスによる間違いはなくなり、そのための問い合せ
確認および処置の手間もなく、その結果として、生産効
率がより一層確実に向上するものである。
【0035】なお、上記検査リスト(10)は、組み替
え作業者によって完成された件名対応分電盤(5)を検
査するための要点を一覧表にしたものであれば、どのよ
うな形態のものであってもかまわないが、一例を挙げる
と、図4の製造指示書(9)の中のマル番号4や図7に
示すごときものがある。このような検査リスト(10)
を本発明では自動生成して印刷するようになしているも
のである。
【0036】さらに、図1ないし図4に示すごとく、上
記組替図(6)が、各種完成した上記標準分電盤(1)
の当該倉庫(2)における在庫有無を把握した上で、組
み替えの基とすべき最適な完成した標準分電盤(1)を
選択し、この選択した標準分電盤(1)に基づいて、組
み替え作業者へ作業内容を指示するためのものである
と、組み替えに供することのできる標準分電盤(1)が
複数種類存在する場合、倉庫(2)における現時点在庫
状況に応じて、最も最適のものから次に最適なものへと
順次レベルダウンさせて標準分電盤(1)をフレキシブ
ルに選択することができるとともに、このフレキシブル
に選択された完成した標準分電盤(1)からの組み替え
に基づいた製造指示書(9)を自動生成して印刷するの
で、より一層ユーザー対応力のある件名対応分電盤製造
方法に確実にすることができるものである。
【0037】具体的には、図11に示すごときフローチ
ャートのように、受注された件名対応分電盤(5)に組
み替え可能な、複数種の標準分電盤(1)の中から、現
在の在庫状況からみて、組み替えに最適な標準分電盤
(1)を探し出し、組み替えに引き当てる手順で行われ
るものである。
【0038】例えば、受注された住宅分電盤の仕様が、
図6に示すような組替図(6)、すなわち、 [1]リミッタースペース付 [2]50A単3主幹の中性線欠相保護付漏電ブレーカ [3]一次送りHB型2P1E20A(BS1112(100V))×1回路 [4]分岐回路HB型2P1E20A(BS1112(100V))×8回路 [5]分岐回路HB型2P2E20A(BS2022(100V))×3回路 であった場合において、この件名対応分電盤(5)に組
み替え可能な標準分電盤(1)として、下記の仕様とな
っている品種Aまたは品種Bの2種類が存在するとしま
す。 ◎標準分電盤(1)、品種Aの仕様 [1]リミッタースペース付 [2]50A単3主幹の中性線欠相保護付漏電ブレーカ [3]分岐回路HB型2P1E20A(BS1112(100V))×10回路 [4]分岐回路HB型2P2E20A(BS2022(100V))×2回路 [5]分岐回路スペース×0回路 ◎標準分電盤(1)、品種Bの仕様 [1]リミッタースペース付 [2]50A単3主幹の中性線欠相保護付漏電ブレーカ [3]分岐回路HB型2P1E20A(BS1112(100V))×8回路 [4]分岐回路HB型2P2E20A(BS2022(100V))×2回路 [5]分岐回路スペース×2回路 ところで、品種Aを上記受注された住宅分電盤の仕様に
組み替える場合、 (A1)1番分岐BS1112(100V)の分岐バーを取り除き一
次送り電線の一端を接続し他端をBJ350325K1の一次側に
接続する。 (A2)9番分岐BS1112(100V)と10番分岐BS1112(100
V)と12番分岐BS2022(100V)とをそれぞれ取り外し、9
番分岐と10番分岐とにBS2022(100V)をそれぞれ接続
し、12番分岐にBS1112(100V)を接続する、というよう
な作業が必要であり、一方、品種Bを上記受注された住
宅分電盤の仕様に組み替える場合、 (B1)1番分岐BS1112(100V)の分岐バーを取り除き一
次送り電線の一端を接続し他端をBJ350325K1の一次側に
接続する。 (B2)11番分岐にBS2022(100V)を12番分岐にBS11
12(100V)をそれぞれ接続する、というような作業が必要
であって、結果的には、品種Aの場合と品種Bの場合と
を比較すると品種Bを組み替える場合の方が楽であるの
で、今回の件名対応分電盤(5)に組み替える場合、品
種Aと品種Bとのいずれもが在庫であったとすれば、最
も楽に組み替え可能な品種Bを組み替えに引き当てるこ
とができるようになっているものである。
【0039】また、仮に、品種Bが在庫切れしている状
況であれば、品種Aを臨機応変に引き当てることができ
るようになっているものである。
【0040】そして、図4および図8に示すごとく、上
記受注端末機(3)が、受注された上記件名対応分電盤
(5)に対応する機器銘板(11)を、上記発注端末機
(4)からの発注データに基づいて印刷するようにして
いるものであると、機器銘板(11)を別途作成する手
間が省かれて効率が良い上に、受注された件名対応分電
盤(5)に対応する機器銘板(11)を記載の間違いが
なく確実に製造することができるために、生産効率とし
ても、より一層確実に向上させることができるものであ
る。
【0041】なお、上記機器銘板(11)は、図8に示
すごとく、上記発注端末機(4)からの発注データに基
づいて印刷されるようになっていて、一つの件名対応分
電盤(5)の所定の箇所などにシールとして個々に貼り
付けられていくものである。すなわち、この機器銘板
(11)は、分岐回路数や出荷検査結果をシールに印刷
したものであり、各々の件名対応分電盤(5)の所定の
箇所に一枚ずつ貼り付けられるものである。
【0042】また、図4、図5および図9に示すごと
く、上記発注端末機(4)は分岐回路毎に分岐名称を入
力できる分岐名称登録機能が付加されたものであり、上
記受注端末機(3)は上記件名対応分電盤(5)の分岐
名称ラベル(12)も印刷するようにしているものであ
ると、分岐名称ラベル(12)を別途作成する手間が省
かれて効率が良い上に、受注された件名対応分電盤
(5)に対応する分岐名称ラベル(12)を記載の間違
いがなく確実に製造することができるために、生産効率
としても、より一層確実に向上させることができるもの
である。
【0043】なお、上記分岐名称ラベル(12)は、図
9に示すごとく、印刷されるようになっていて、上記件
名対応分電盤(5)の所定の箇所などにシールとして個
々に貼り付けられていくものである。すなわち、この分
岐名称ラベル(12)は、顧客使用用途をシールに印刷
したものである。
【0044】ところで、図6に示すごとく、上記標準分
電盤(1)と異なる部分について注意を促す強調標記が
なされているものであると、組み替えされる部分が網掛
けや太文字あるいは色付けなどによる強調標記がなされ
ていて判りやすいので、標準分電盤(1)を異なる部分
について組み替える際に、注意が促されて、より一層確
実に間違いが少なくなり、その結果、生産効率として
も、より一層確実に向上させることができるものであ
る。
【0045】すなわち、上記強調標記としては、上記標
準分電盤(1)と異なる部分について注意を促すもので
あり、具体的には、網掛け標記や太文字標記あるいは色
付け標記などといったものが挙げられるものである。ち
なみに、図6に示す場合であると、上記組替図(6)に
は、上記標準分電盤(1)と異なる部分について注意を
促す網掛けが施されているものである。
【0046】そして、図4および図6に示すごとく、上
記製造指示書(9)が、上記組替図(6)と上記配膳リ
スト(7)と上記注文情報(8)と上記検査リスト(1
0)とのそれぞれのボリュームに応じて、印刷文字の大
きさを最適サイズに変更設定して、同組替図(6)と同
配膳リスト(7)と同注文情報(8)と同検査リスト
(10)とを一枚の用紙に印刷するようにしているもの
であると、組替図(6)と配膳リスト(7)と注文情報
(8)と検査リスト(10)とを一枚の用紙に常に納め
て印刷するので、それぞれバラバラになっているものを
件名に基づいて一纏めにするといった作業がなくなると
ともに、例えば、件名が組替図(6)に記載されている
ものであれば、配膳リスト(7)や注文情報(8)や検
査リスト(10)にわざわざ件名を重複記載する必要が
なくなり、しかも、最適な文字サイズで印刷されるので
見やすくて、件名対応分電盤(5)の製造のために各工
程へ指示するに当たり、この一枚の用紙をコピーして配
布するだけで済み、そして、各工程相互間の関連が相互
で確認することができるので、各工程間のコミュニケー
ションが非常に良好になるものである。その上、間違い
としても飛躍的に少なくなり、したがって、生産効率と
しては、より一層確実に向上させることができるもので
ある。
【0047】また、上記通信回線が、Webによるもの
であると、このようなWebによる通信回線を介して世
界中に情報を相互にリンクさせることが可能となるの
で、製造情報が確実に間違いなくどこでも伝達されて、
そのために、完成した件名対応分電盤(5)の手直しと
しては必要がなく確実に完成し、かつ、素早い納期を確
実に実現することができて、その結果、生産性の向上を
より一層確実に図ることができる優れたものとなる。
【0048】ところで、上記Webは、ハイパーテキス
ト形式の分散情報システムといわれているものであり、
単にウェブということが多いものである。そして、この
Webは、WWWあるいはW3と書くこともあるもので
ある。ハイパーテキストとしては、文書の中にポインタ
を設けて、そのポインタからほかの文書や図にジャンプ
するリンクを設けている構造になっているものである。
このようにして、世界中に分散している情報を相互にリ
ンクしていることから、このWebは、ワールド・ワイ
ド・ウェブ(世界的なクモの巣という意味である。)と
いわれることもあるものである。なお、ハイパーテキス
ト形式の文書を記述する手段としては、例えば、HTM
Lがあり、WWWサーバーのアドレスを指定するのにU
RL(Uniform Resource Locat
ors)を通常使用しているものである。
【0049】また、上記通信回線が、FTPによるもの
であると、このようなFTPによる通信回線にて製造情
報が確実に間違いなくどこでも伝達されて、そのため
に、完成した件名対応分電盤(5)の手直しとしては必
要がなく確実に完成し、かつ、素早い納期を確実に実現
することができて、その結果、生産性の向上をより一層
確実に図ることができる優れたものとなる。
【0050】さらに、上記発注データが、上記発注端末
機(4)に登録されているものであると、発注端末機
(4)に登録された発注データに登録ナンバーなどでも
付けておき、次回以降に同内容の発注があったとき、顧
客は登録ナンバーを伝えるだけで、製造指示書を迅速、
かつ、確実に自動生成して印刷することができるように
なる。
【0051】本発明の件名対応分電盤製造方法による
と、図1ないし図11に示すごとく、完成した標準分電
盤(1)を保管する倉庫(2)と、この倉庫(2)の一
郭または近傍に設置されて通信回線を介して接続される
受注端末機(3)と、上記通信回線に接続されて上記受
注端末機(3)へ顧客からの受注内容を送信する発注端
末機(4)とを備え、同受注端末機(3)で受信された
受注内容に基づいて、上記倉庫(2)に保管されている
完成した標準分電盤(1)の一部を組み替えることによ
って件名対応分電盤(5)へ変更する件名対応分電盤製
造方法であって、上記受注端末機(3)は、上記発注端
末機(4)から送信された発注データを受信することに
よって、組み替え作業者へ作業内容を指示するための組
替図(6)と、組み替え作業者へ供給すべき組み替え部
品を一覧表にした配膳リスト(7)と、上記発注データ
に基づいて形成された注文情報(8)とからなる製造指
示書(9)をそれぞれ自動生成して印刷するようになし
たので、組み替え作業指示者が、倉庫(2)に保管され
ている完成した標準分電盤(1)を組み替えるに当た
り、各件名注文書に添付されている各件名仕様図面を読
み取りながら、一々組替図(6)や配膳リスト(7)や
注文情報(8)を作成する必要が無く、自動的に組替図
(6)や配膳リスト(7)や注文情報(8)が作成され
るものである。したがって、組替図(6)や配膳リスト
(7)や注文情報(8)を作成するに当たっての人的ミ
スによる間違いはなくなり、そのための問い合せ確認お
よび処置の手間もなく、その結果として、生産効率が確
実に向上するものである。しかも、倉庫(2)で件名対
応分電盤(5)の受注を受け、かつ、この倉庫(2)で
組み替え作業を行えば、無駄な在庫や物流ロスが無くな
るという効果も奏されるものとなる。
【0052】すなわち、本発明は、標準分電盤(1)を
組み替えて件名対応分電盤(5)にするにあたり、製造
情報が間違いなく伝達されて、完成した件名対応分電盤
(5)の手直しが必要なく、かつ、素早い納期を実現で
き、生産性の向上を図ることができる優れた方法であ
る。
【0053】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る件名対応分電盤
製造方法によると、組み替え作業指示者が、倉庫(2)
に保管されている完成した標準分電盤(1)を組み替え
るに当たり、各件名注文書に添付されている各件名仕様
図面を読み取りながら、一々組替図(6)や配膳リスト
(7)や注文情報(8)を作成する必要が無く、自動的
に組替図(6)や配膳リスト(7)や注文情報(8)が
作成されるものである。したがって、組替図(6)や配
膳リスト(7)や注文情報(8)を作成するに当たって
の人的ミスによる間違いはなくなり、そのための問い合
せ確認および処置の手間もなく、その結果として、生産
効率が確実に向上するものである。しかも、倉庫(2)
で件名対応分電盤(5)の受注を受け、かつ、この倉庫
(2)で組み替え作業を行えば、無駄な在庫や物流ロス
が無くなるという効果も奏されるものとなる。
【0054】すなわち、本発明は、標準分電盤(1)を
組み替えて件名対応分電盤(5)にするにあたり、製造
情報が間違いなく伝達されて、完成した件名対応分電盤
(5)の手直しが必要なく、かつ、素早い納期を実現で
き、生産性の向上を図ることができる優れた方法であ
る。
【0055】本発明の請求項2に係る件名対応分電盤製
造方法によると、請求項1記載の場合に加えて、組み替
え作業者によって完成された件名対応分電盤(5)を検
査するための要点を一覧表にした検査リスト(10)が
製造指示書(9)の中に組替図(6)や配膳リスト
(7)や注文情報(8)とともに入って、自動生成して
印刷されることになり、一々検査リスト(10)を作成
する必要がなくなるものである。したがって、組替図
(6)や配膳リスト(7)や注文情報(8)とともに、
検査リスト(10)を作成するに当たっての人的ミスに
よる間違いはなくなり、そのための問い合せ確認および
処置の手間もなく、その結果として、生産効率がより一
層確実に向上するものである。
【0056】本発明の請求項3に係る件名対応分電盤製
造方法によると、請求項1または請求項2記載の場合に
加えて、組み替えに供することのできる標準分電盤
(1)が複数種類存在する場合、倉庫(2)における現
時点在庫状況に応じて、最も最適のものから次に最適な
ものへと順次レベルダウンさせて完成した標準分電盤
(1)をフレキシブルに選択することができるととも
に、このフレキシブルに選択された標準分電盤(1)か
らの組み替えに基づいた製造指示書(9)を自動生成し
て印刷するので、より一層ユーザー対応力のある件名対
応分電盤製造方法に確実にすることができるものであ
る。
【0057】本発明の請求項4に係る件名対応分電盤製
造方法によると、請求項1ないし請求項3いずれか記載
の場合に加えて、発注端末機(4)からの発注データに
基づいて機器銘板(11)を印刷させることで、機器銘
板(11)を別途作成する手間が省かれて効率が良い上
に、受注された件名対応分電盤(5)に対応する機器銘
板(11)を記載の間違いがなく確実に製造することが
できるために、生産効率としても、より一層確実に向上
させることができるものである。
【0058】本発明の請求項5に係る件名対応分電盤製
造方法によると、請求項1ないし請求項4いずれか記載
の場合に加えて、件名対応分電盤(5)の分岐名称ラベ
ル(12)も印刷させることで、分岐名称ラベル(1
2)を別途作成する手間が省かれて効率が良い上に、受
注された件名対応分電盤(5)に対応する分岐名称ラベ
ル(12)を記載の間違いがなく確実に製造することが
できるために、生産効率としても、より一層確実に向上
させることができるものである。
【0059】本発明の請求項6に係る件名対応分電盤製
造方法によると、請求項1ないし請求項5いずれか記載
の場合に加えて、組み替えされる部分が網掛けや太文字
あるいは色付けなどによる強調標記がなされていて判り
やすいので、標準分電盤(1)と異なる部分について組
み替えされる際に、注意が促されて、より一層確実に間
違いが少なくなり、その結果、生産効率としても、より
一層確実に向上させることができるものである。
【0060】本発明の請求項7に係る件名対応分電盤製
造方法によると、請求項1ないし請求項6いずれか記載
の場合に加えて、組替図(6)と配膳リスト(7)と注
文情報(8)と検査リスト(10)とを一枚の用紙に常
に納めて印刷するので、それぞれバラバラになっている
ものを件名に基づいて一纏めにするといった作業がなく
なるとともに、例えば、件名が組替図(6)に記載され
ているものであれば、配膳リスト(7)や注文情報
(8)や検査リスト(10)にわざわざ件名を重複記載
する必要がなくなり、しかも、最適な文字サイズで印刷
されるので見やすくて、件名対応分電盤(5)の製造の
ために各工程へ指示するに当たり、この一枚の用紙をコ
ピーして配布するだけで済み、そして、各工程相互間の
関連が相互で確認することができるので、各工程間のコ
ミュニケーションが非常に良好になるものである。その
上、間違いとしても飛躍的に少なくなり、したがって、
生産効率としては、より一層確実に向上させることがで
きるものである。
【0061】本発明の請求項8に係る件名対応分電盤製
造方法によると、請求項1ないし請求項7いずれか記載
の場合に加えて、このようなFTPによる通信回線にて
製造情報が確実に間違いなくどこでも伝達されて、その
ために、完成した件名対応分電盤(5)の手直しとして
は必要がなく確実に完成し、かつ、素早い納期を確実に
実現することができて、その結果、生産性の向上をより
一層確実に図ることができる優れたものとなる。
【0062】本発明の請求項9に係る件名対応分電盤製
造方法によると、請求項1ないし請求項7いずれか記載
の場合に加えて、製造情報が確実に間違いなくどこでも
伝達されて、そのために、完成した件名対応分電盤
(5)の手直しとしては必要がなく確実に完成し、か
つ、素早い納期を確実に実現することができて、その結
果、生産性の向上をより一層確実に図ることができる優
れたものとなる。
【0063】本発明の請求項10に係る件名対応分電盤
製造方法によると、請求項1ないし請求項9いずれか記
載の場合に加えて、発注端末機(4)に登録された発注
データに登録ナンバーなどでも付けておき、次回以降に
同内容の発注があったとき、顧客は登録ナンバーを伝え
るだけで、製造指示書を迅速、かつ、確実に自動生成し
て印刷することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る件名対応分電盤製造
方法を示した概略図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る件名対応分電盤製造
方法において、発注データなどの情報の流れや標準分電
盤などのものの流れを示した概略図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る件名対応分電盤製造
方法において、製造管理のシステムを示した概略図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態に係る件名対応分電盤製造
方法において用いられる製造指示書や機器銘板や分岐名
称ラベルを示した概略図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る件名対応分電盤製造
方法において、承認図からつくられる分岐名称ラベルと
組替図のもととなる配線図である。
【図6】本発明の件名対応分電盤製造方法において用い
られる図4とは別の実施形態に係る製造指示書を示した
概略図である。
【図7】本発明の件名対応分電盤製造方法において用い
られる一実施形態に係る検査リストを示した概略図であ
る。
【図8】本発明の件名対応分電盤製造方法において用い
られる一実施形態に係る機器銘板を示した概略図であ
る。
【図9】本発明の件名対応分電盤製造方法において用い
られる一実施形態に係る分岐名称ラベルを示した概略図
である。
【図10】本発明の件名対応分電盤製造方法において用
いられる一実施形態に係る発注端末機から送信された発
注データを示した概略図である。
【図11】本発明の一実施形態に係る件名対応分電盤製
造方法において、製造管理のシステムを示したフローチ
ャートである。
【図12】一従来例に係る件名対応分電盤製造方法にお
いて、発注データなどの情報の流れや標準分電盤などの
ものの流れを示した概略図である。
【符号の説明】
1 標準分電盤 2 倉庫 3 受注端末機 4 発注端末機 5 件名対応分電盤 6 組替図 7 配膳リスト 8 注文情報 9 製造指示書 10 検査リスト 11 機器銘板 12 分岐名称ラベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細田 篤志 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 完成した標準分電盤を保管する倉庫と、
    この倉庫の一郭または近傍に設置されて通信回線を介し
    て接続される受注端末機と、上記通信回線に接続されて
    上記受注端末機へ顧客からの受注内容を送信する発注端
    末機とを備え、同受注端末機で受信された受注内容に基
    づいて、上記倉庫に保管されている完成した標準分電盤
    の一部を組み替えることによって件名対応分電盤へ変更
    する件名対応分電盤製造方法であって、上記受注端末機
    は、上記発注端末機から送信された発注データを受信す
    ることによって、組み替え作業者へ作業内容を指示する
    ための組替図と、組み替え作業者へ供給すべき組み替え
    部品を一覧表にした配膳リストと、上記発注データに基
    づいて形成された注文情報とからなる製造指示書をそれ
    ぞれ自動生成して印刷するようになしたことを特徴とす
    る件名対応分電盤製造方法。
  2. 【請求項2】 上記製造指示書として、組み替え作業者
    によって完成された件名対応分電盤を検査するための要
    点を一覧表にした検査リストも加え、この検査リストも
    自動生成して印刷するようになしたことを特徴とする請
    求項1記載の件名対応分電盤製造方法。
  3. 【請求項3】 上記組替図が、各種完成した上記標準分
    電盤の当該倉庫における在庫有無を把握した上で、組み
    替えの基とすべき最適な完成した標準分電盤を選択し、
    この選択した標準分電盤に基づいて、組み替え作業者へ
    作業内容を指示するためのものであることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の件名対応分電盤製造方
    法。
  4. 【請求項4】 上記受注端末機が、受注された上記件名
    対応分電盤に対応する機器銘板を、上記発注端末機から
    の発注データに基づいて印刷するようになしたことを特
    徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載の件名対
    応分電盤製造方法。
  5. 【請求項5】 上記発注端末機は分岐回路毎に分岐名称
    を入力できる分岐名称登録機能が付加されたものであ
    り、上記受注端末機は上記件名対応分電盤の分岐名称ラ
    ベルも印刷するようになしたことを特徴とする請求項1
    ないし請求項4いずれか記載の件名対応分電盤製造方
    法。
  6. 【請求項6】 上記製造指示書が、上記標準分電盤と異
    なる部分について注意を促す強調標記がなされているも
    のであることを特徴とする請求項1ないし請求項5いず
    れか記載の件名対応分電盤製造方法。
  7. 【請求項7】 上記製造指示書が、上記組替図と上記配
    膳リストと上記注文情報と上記検査リストとのそれぞれ
    のボリュームに応じて、印刷文字の大きさを最適サイズ
    に変更設定して、同組替図と同配膳リストと同注文情報
    と同検査リストとを一枚の用紙に印刷するようになした
    ものであることを特徴とする請求項1ないし請求項6い
    ずれか記載の件名対応分電盤製造方法。
  8. 【請求項8】 上記通信回線が、FTPによるものであ
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項7いずれか記
    載の件名対応分電盤製造方法。
  9. 【請求項9】 上記通信回線が、Webによるものであ
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項7いずれか記
    載の件名対応分電盤製造方法。
  10. 【請求項10】 上記発注データが、上記発注端末機に
    登録されることを特徴とする請求項1ないし請求項9い
    ずれか記載の件名対応分電盤製造方法。
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