JP2003050776A - データ入出力装置、メモリ・システム、データ入出力回路およびデータ入出力方法 - Google Patents

データ入出力装置、メモリ・システム、データ入出力回路およびデータ入出力方法

Info

Publication number
JP2003050776A
JP2003050776A JP2001223686A JP2001223686A JP2003050776A JP 2003050776 A JP2003050776 A JP 2003050776A JP 2001223686 A JP2001223686 A JP 2001223686A JP 2001223686 A JP2001223686 A JP 2001223686A JP 2003050776 A JP2003050776 A JP 2003050776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
output
input
bus
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001223686A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3942074B2 (ja
Inventor
Masaya Mori
昌也 森
Shinpei Watanabe
晋平 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Priority to JP2001223686A priority Critical patent/JP3942074B2/ja
Priority to US10/064,496 priority patent/US6961802B2/en
Publication of JP2003050776A publication Critical patent/JP2003050776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3942074B2 publication Critical patent/JP3942074B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • G11C7/1057Data output buffers, e.g. comprising level conversion circuits, circuits for adapting load
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
    • G06F13/4204Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus
    • G06F13/4234Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being a memory bus
    • G06F13/4243Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being a memory bus with synchronous protocol
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1078Data input circuits, e.g. write amplifiers, data input buffers, data input registers, data input level conversion circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1078Data input circuits, e.g. write amplifiers, data input buffers, data input registers, data input level conversion circuits
    • G11C7/1084Data input buffers, e.g. comprising level conversion circuits, circuits for adapting load

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスの切り替えにおいて、無駄なサイクルを
減らす。 【解決手段】 データの出力が、メモリ20からメモリ
・コントローラ10に切り替わる際に、メモリ・コント
ローラ10は、メモリ20から出力された書込みデータ
を取り込み、かつ取り込んだ書込みデータをデータ・バ
ス30へ出力する。次いで、メモリ・コントローラ10
は、取り込んだ読出しデータをデータ・バス30へ出力
した後に、自己の書込みデータをデータ・バス30へ出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CPU バス(Bus)
等のバス・インターフェイス(Bus interface)におい
て、トライ・ステート・コントローラ(Tri-State cont
rol)付きのバッファ(Buffer)を使用し、異なる複数
のチップ(Chip)から連続してデータ(data)を出力す
る方法に関し、特に、バス(Bus)の制御が移る時点
(変化点)における1バス・サイクル(Bus cycle)分
の無駄を省く方法を提案する。
【0002】
【従来の技術】従来のトライ・ステート・コントローラ
付きのバッファでバス・インターフェイスを構成した場
合、バスの変化点、つまり制御が他のチップに移る時点
における過渡状態を作る必要があった。これは、過渡期
において2つのチップ(バスをドライブ(drive)して
いたチップとこれからバスをドライブする他のチップが
同時にバスをドライブする可能性を避けられず、特に2
つのチップが異なる信号レベル(High Level(以下、
“H”と記す)とLow Level(以下、“L”と記す))
を出力する場合、貫通電流が流れ、バッファを備えたI
/O(Input/Output)セルが破壊されてしまう。例え
ば、一方のチップが書込みデータ信号を、他方のチップ
が読出しデータ信号を出力するような場合に、このよう
な事態が生じ得る。
【0003】貫通電流によるI/Oセルの破壊を防ぐた
めの過渡期を作るために、現在主流のクロック(cloc
k)に同期した回路においては、図4に示すように、デ
ータの書込み(Write)から読出し(Read)へ動作移行
するバスの切り替え時に、1クロック分のハイ・インピ
ーダンス(High Impedance,以下Hi−Z)状態を設け
ていた。これは、CPU-メモリ・バス(Memory Bus)をは
じめとするバスが、システムの性能を決める上での主要
因となっている状況において、大きな弊害となってい
る。この1クロック分の過渡期は、“L”とプル・アッ
プ(Pull up)によって作られる“H”の2つの状態だ
けにすることのできるオープン・ドレイン・バッファ
(Open Drain Buffer)を用いることによって解消する
ことができる。しかし、オープン・ドレイン・バッファ
は、“L”状態において多量の電流を消費してしまうこ
と、および高速化しにくいという問題がある。したがっ
て、現時点では、その採用には慎重である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】バスの切り替え時にお
ける1クロック分の無駄を避けることができないため、
これまで、バスの使用効率を上げること自体に限界があ
った。特に、ビート(Beat)数が小さなバス・トランザ
クション(Bus Transaction)においては、バスの効率
が激減するため、問題は深刻であった。つまり、従来、
ランダムにデータにアクセスする場合は、非常にバス効
率が低く、これがCPU性能を下げる大きな要因となっ
ていた。そこで本発明は、出力切り替えに代表されるバ
スの切り替えにおいて、無駄なサイクルを減らすことを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述したように、データ
信号を出力するチップが切り替わる際の過渡期状態にお
いて、データ信号の電位が、例えば“H”から“L”、
あるいは“L”から“H”への変化に際し、この過渡期
に2つのチップが同時に出力状態に陥った場合のI/O
セルの電気的破壊を避けるために、Hi−Z期間を設け
る必要があった。クロックに同期する回路の場合、1ク
ロック分以上のHi−Z期間を設けていた。データ信号
が、“H”から“L”、あるいは“L”から“H”へ変
化する場合に、各チップがお互いにドライブを停止する
ことにより、Hi−Z期間を設けていた。ここで、2つ
のチップ(チップA,チップBとする)について考えて
みる。チップAが半クロック分だけ自己のデータ信号
(信号aとする)を出力する一方、チップBが信号aを
受ける。そして、信号aについての半クロック分の出力
を、このチップBが担当する。信号aは同一のデータ信
号、つまり電位レベルが一致する。2つの異なるチップ
AおよびチップBから、同一レベルの電位の出力を行っ
てもお互いに電気的な破壊は起きない。チップBは、信
号aを出力した半クロック後に、自己のデータ信号であ
る信号bを出力する。このとき、“H”から“L”、あ
るいは“L”から“H”への変化が生ずる、あくまで1
つのチップBにおいて生じているにすぎない。つまり、
2つのチップAおよびチップBが同時に異なった電位を
出力することが回避されている。以上のようにデータ信
号の出力を制御すれば、複数のチップが異なる電位のデ
ータ信号を同時に出力する事態を回避することができる
ので、Hi−Z時間を設ける必要がなくなる。より具体
的には、データのリード/ライトを繰り返す動作時に、
バス効率が非常に下がるという事態を回避し、その結果
としてバス効率を格段に向上することができる。
【0006】本発明は、以上の知見に基づいており、自
己のデータを出力するとともに、他方から出力されるデ
ータの入力を受ける第1のデータ入出力回路および第2
のデータ入出力回路と、第1のデータ入出力回路および
第2のデータ入出力回路間におけるデータの転送を担う
データ・バスと、を備えたデータ入出力装置において実
現される。そして、このデータ入出力装置において、自
己のデータの出力が、第1のデータ入出力回路から第2
のデータ入出力回路へ連続的に切り替わる場合に、第2
のデータ入出力回路は、第1のデータ入出力回路からデ
ータ・バスへ出力されたデータをデータ・バスから取り
込み、かつ取り込んだデータをデータ・バスへ出力す
る。つまり、本発明のデータ入出力装置は、第1のデー
タ入出力回路から出力されたデータを第1データとする
と、例えば、第1のデータ入出力回路が半クロックの期
間だけ第1データを出力し、その後の半クロック分の期
間は第2のデータ入出力回路が第1データを出力するこ
とができる。したがって、第1のデータ入出力回路およ
び第2のデータ入出力回路は、お互いに電気的な破壊を
起すことがない。
【0007】本発明のデータ入出力装置において、第2
のデータ入出力回路は、取り込んだデータをデータ・バ
スへ出力した後に、自己のデータをデータ・バスへ出力
する。ここで、第2のデータ入出力回路の自己のデータ
を第2データとすると、第2のデータ入出力回路は、第
1データを出力した後に、第2データを出力することに
なる。第1データと第2データが異なる電位だとして
も、1つのデータ入出力回路における動作であるため、
貫通電流の発生という事態を生じない。
【0008】以上のように、本発明のデータ入出力装置
は、出力する回路の切り替えと出力データの切り替えと
が同時に発生することを回避している。そして、この回
避は、第1のデータ入出力回路および第2のデータ入出
力回路が、各々、自己のデータを出力する出力バッファ
と、他方からのデータを受ける入力バッファと、入力バ
ッファで受けた他方からのデータを出力バッファへ転送
する中継ラインと、を備えることによって実現すること
ができる。中継ラインから転送された他方からのデータ
は、出力バッファを介してデータ・バスへ出力すること
ができる。つまり、出力バッファは、自己のデータを出
力するのみならず、他方のデータ入出力回路から受けた
データをも出力する、2つの機能を有することになる。
これは、出力バッファおよび入力バッファを備えている
従来からのデータ入出力回路に中継ラインを付加するこ
とによって、本発明のデータ入出力装置を実現できるこ
とを示唆している。
【0009】データ入出力回路の具体的適用例として、
メモリ・コントローラおよびメモリとから構成されるメ
モリ・システムが挙げられる。そして本発明は、このメ
モリ・システムに適用することができる。したがって本
発明は、データの読出し・書込み指令を発するメモリ・
コントローラと、メモリ・コントローラからの読出し・
書込み指令に基づいてデータの読出し・書込みを実行す
るメモリと、メモリ・コントローラとメモリとを接続す
るバスと、を備えたメモリ・システムについての適用を
提案する。この提案において、メモリ・コントローラは
以下の構成を備えている。すなわち、本発明のメモリ・
コントローラは、メモリに書込む書込みデータをバスに
対して出力する第1出力バッファと、バスを介してメモ
リで読出された読出しデータを受ける第1入力バッファ
と、第1出力バッファに対して書込みデータを転送する
第1出力ラインと、第1入力バッファが受けた読出しデ
ータを転送する第1入力ラインと、第1出力ライン上に
配置された第1マルチプレクサと、第1入力ラインと第
1マルチプレクサとを繋ぐ第1中継ラインと、を備えて
いる。また、メモリは、読出し・書込みデータを記憶す
るメモリ・セルと、メモリ・コントローラの読出し指令
に基づいてメモリ・セルから読出された読出しデータを
バスに対して出力する第2出力バッファと、メモリ・コ
ントローラの第1出力バッファから出力された書込みデ
ータを受ける第2入力バッファと、メモリ・セルからの
読出しデータを第2出力バッファに転送する第2出力ラ
インと、第2入力バッファが受けた書込みデータをメモ
リ・セルに転送する第2入力ラインと、第2出力ライン
上に配置された第2マルチプレクサと、第2入力ライン
と第2マルチプレクサとを繋ぐ第2中継ラインと、を備
えている。
【0010】以上のメモリ・システムにおいて、メモリ
・コントローラがメモリに対して読出し指令を発する
と、メモリは、第2マルチプレクサが第2出力ラインを
選択する。そうすると、メモリは、メモリ・セルから読
出しデータを読み出す。この読出しデータは、第2出力
ラインおよび第2出力バッファを介してバスに出力され
る。一方、メモリ・コントローラは、バスを介して第1
入力バッファにより当該読出しデータを受ける。その微
小時間後に、第1マルチプレクサが第1中継ラインを選
択すると、第1入力ライン、第1中継ライン、第1出力
ラインおよび第1出力バッファを介して当該読出しデー
タをバスに出力する。つまり、本発明のメモリ・システ
ムは、1つの読出しデータを、例えば1クロック期間に
おいて、メモリおよびメモリ・コントローラの2つのチ
ップからバスに対して出力することができる。このとき
に、チップの切り替えが行われるが、出力されるデータ
が同一の読出しデータであるから、メモリ・コントロー
ラおよびメモリ間で貫通電流が発生することがない。な
お、メモリ・コントローラは、読出しデータをバスに出
力した後に、当該読出しデータをバスから取り込み、読
出しデータの要求される内部回路に転送する。これで、
読出し動作が完了する。
【0011】以上ではデータの読出し動作について説明
したが、書込み動作については以下の通りである。メモ
リ・コントローラがメモリに対して書込み指令を発する
と、メモリ・コントローラは、第1マルチプレクサが第
1出力ラインを選択するとともに、外部から転送された
書込みデータを第1出力ラインおよび第1出力バッファ
を介してバスに出力する。メモリは、バスを介して第2
入力バッファにより当該書込みデータを受ける。その微
小時間後に、第2マルチプレクサが第2中継ラインを選
択する。すると、第2入力ライン、第2中継ライン、第
2出力ラインおよび第2出力バッファを介して書込みデ
ータをバスに出力する。つまり、本発明のメモリ・シス
テムは、1つの書込みデータを、例えば1クロック期間
において、メモリおよびメモリ・コントローラの2つの
チップからバスに対して出力することができる。このと
きに、チップの切り替えが行われるが、出力されるデー
タが同一の書込みデータであるから、メモリ・コントロ
ーラおよびメモリ間で貫通電流が発生することがない。
なお、メモリは、書込みデータをバスに出力した後に、
当該書込みデータをバスから取り込み、メモリ・セルに
記憶する。これで、書込み動作が完了する。
【0012】以上では読出し動作、書込み動作を各々別
個に説明した。読出し動作から書込み動作、または書込
み動作から読出し動作に切り替わる場合には、以下の通
りである。読出し動作から書込み動作に切り替わる場合
には、メモリによる読出しデータの出力、メモリ・コン
トローラによる当該読出しデータの出力、メモリ・コン
トローラによる書込みデータの出力、メモリによる当該
書込みデータの出力、という順序でデータの出力、チッ
プの切り替えが実行される。書込み動作から読出し動作
に切り替わる場合には、メモリ・コントローラによる書
込みデータの出力、メモリによる当該書込みデータの出
力、メモリによる読出しデータの出力、メモリ・コント
ローラによる当該読出しデータの出力、という順序でデ
ータの出力、チップの切り替えが実行される。なお、こ
こでいう出力の対象はバスである。以上の通りであり、
本発明のメモリ・システムにおいては、メモリ・コント
ローラおよびメモリの切り替え、ならびに読出しデータ
および書込みデータの切り替えが同時に起こる事態を回
避することができる。したがって、Hi−Z期間を設け
ることなく貫通電流の発生を阻止できる。
【0013】以上説明したように、本発明は、メモリ・
コントローラ、メモリ等の個々のデータ入出力回路がこ
れまでにない新規な構成を有しており、この構成と特別
な制御とが相俟って実現される。本発明のデータ入出回
路は、データ・バスへ出力データを出力する第1のバッ
ファとデータ・バスから転送される入力データを受ける
第2のバッファとがデータ・バスに接続された入出力セ
ルと、出力データおよび入力データを保持するデータ保
持手段と、データ保持手段に保持された出力データを第
1のバッファに転送する出力ラインと、第2のバッファ
が受けた入力データをデータ保持手段に転送する入力ラ
インとを備えている。以上の構成に加えて、本発明のデ
ータ入出力回路は、第2のバッファを介して入力データ
を出力バッファに転送する中継ラインと、出力ラインお
よび中継ラインにおけるデータの転送を選択的に有効と
するライン選択手段と、を備える。この中継ラインおよ
びライン選択手段とを備えることにより、第2のバッフ
ァが受けた入力データを、中継ラインおよび第1のバッ
ファを経由してデータ・バスへ出力することを可能とし
ている。
【0014】本発明のデータ入出力回路は、入出力セル
からのデータ出力の可否を制御する出力制御信号を、入
出力セルに向けて出力する制御信号生成手段を備える。
そして、この制御信号生成手段は、ライン選択手段にお
ける選択を制御する選択信号をライン選択手段に向けて
出力することができる。そしてこの間に、第2のバッフ
ァが受けた入力データを、中継ラインおよび第1のバッ
ファを経由してデータ・バスへ出力することができる。
また制御信号生成手段は、入出力セルからのデータ出力
を可能とする出力制御信号を入出力セルに向けて出力
し、その出力から所定時間経過した後に中継ラインを選
択する選択信号をライン選択手段に向けて出力すること
ができる。
【0015】以上説明したデータ入出力装置で実現でき
る新規なデータ入出力方法は、バスを介して互いに他方
から出力されるデータの入力を受けるとともに、自己の
データをバスに出力する第1のデータ入出力回路および
第2のデータ入出力回路におけるデータ入出力方法であ
って、第1のデータ入出力回路が自己のデータである第
1信号をバスに出力するステップと、第2のデータ入出
力回路がバスから第1信号を取り込むステップと、第2
のデータ入出力回路が第1信号を前記バスに出力するス
テップと、を備えている。そして、引き続いて、第2の
データ入出力回路が自己のデータである第2信号をバス
に出力するステップと、第1のデータ入出力回路がバス
から第2信号を取り込むステップと、第1のデータ入出
力回路が第2信号をバスに出力ステップと、を付加する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態に基づい
て説明する。図1は、本発明をメモリ・コントローラ1
0とメモリ20を備えたメモリ・システム1に適用した
例を示すブロック図である。図1において、メモリ・コ
ントローラ10とメモリ20とはデータ・バス30によ
り接続されている。メモリ・コントローラ10には、内
部回路(Internal Circuit)40を介してCPU(Cent
ral Processing Unit)50が接続されている。メモリ
・コントローラ10は、メモリ20に対してマスタとし
て位置付けられる。メモリ・コントローラ10は、イン
プット/アウトプット(I/O)セル11、マルチプレ
クサ(MUX)14とを備えている。I/Oセル11
は、出力バッファ12および入力バッファ13とを備え
ている。出力バッファ12はデータ・バス30を介して
メモリ20に対してデータを出力するためのバッファで
あり、入力バッファ13はデータ・バス30を介してメ
モリ20から転送されるデータを入力するためのバッフ
ァである。出力バッファ12には、アウトプット・イネ
ーブル(Output Enable,OE)信号が供給される。本
実施の形態では、OE信号が “L"のときにデータ出力
が可能な状態となる。OE信号は、制御信号生成手段1
8にて生成される。
【0017】出力バッファ12は、MUX14が配置さ
れた出力ライン15によって内部回路40に接続され
る。内部回路40が保持しかつ出力されるデータは、出
力ライン15を経由して出力バッファ12からデータ・
バス30に向けて出力される。このデータは、書込みデ
ータ(Write Data)である。入力バッファ13は、入力
ライン16を介して内部回路40に接続される。メモリ
20から入力されるデータは、入力バッファ13および
入力ライン16を経由して内部回路40に転送される。
入力ライン16とMUX14との間には、中継ライン1
7が配設されている。入力バッファ13に入力されたデ
ータは、MUX14が中継ライン17を選択した場合に
は、入力ライン16、中継ライン17、出力ライン15
および出力バッファ12を経由してデータ・バス30に
出力することができる。
【0018】MUX14は、コントロール・セレクト
(Control Select,CS)信号によって、出力ライン1
5または中継ライン17のいずれかを選択する。具体的
には、CS信号が、“L”のときに出力ライン15から
のデータを選択し、“H”のときに中継ライン17のデ
ータを選択する。CS信号も制御信号生成手段18にて
生成される。制御信号生成手段18は、クロック信号
(clock)、チップ・イネーブル信号(chip enable)信
号、読出し指示信号(read)および書込み指示信号(wr
ite)を生成し、かつこれら信号をメモリ20の制御信
号生成手段29に送出する。チップ・イネーブル信号
は、読出し動作または書込み動作が行われることを示す
信号である。そして、メモリ・コントローラ10におけ
るOE信号及びメモリ20におけるOE信号は、Chi
p Enable信号、Write信号及びRead信
号の組合せ、あるいは上記にクロックを合わせた組合せ
によって生成される。
【0019】メモリ20は、インプット/アウトプット
(I/O)セル21、マルチプレクサ(MUX)24お
よびメモリ・セル28とを備えている。I/Oセル21
は、出力バッファ22および入力バッファ23とを備え
ている。出力バッファ22はデータ・バス30を介して
メモリ・コントローラ10に対してデータを出力するた
めのバッファであり、入力バッファ23はデータ・バス
30を介してメモリ・コントローラ10から転送される
データを入力するためのバッファである。出力バッファ
22には、アウトプット・イネーブル(Output Enabl
e,OE)信号が供給される。メモリ・コントローラ1
0と同様に、OE信号が“L”のときに、出力バッファ
22はデータ出力が可能な状態となる。OE信号は、C
hip Enable信号、Write信号及びRea
d信号の組合せ、あるいは上記にクロックを合わせた組
合せによって生成される。
【0020】出力バッファ22は、MUX24が配置さ
れた出力ライン25によってメモリ・セル28に接続さ
れる。メモリ・セル28から出力されるデータは、出力
ライン25を経由して出力バッファ22からデータ・バ
ス30に向けて出力される。このデータは、読出しデー
タ(Read Data)である。入力バッファ23は、入力ラ
イン26を介してメモリ・セル28に接続される。メモ
リ・コントローラ10から入力される書込みデータ(Wr
ite Data)は、入力バッファ23および入力ライン26
を経由してメモリ・セル28に転送される。入力ライン
26とMUX24との間には、中継ライン27が配設さ
れている。入力バッファ23に入力されたデータは、M
UX24が中継ライン27を選択した場合には、入力ラ
イン26、中継ライン27、出力ライン25および出力
バッファ22を経由してデータ・バス30に出力するこ
とができる。
【0021】MUX24は、コントロール・セレクト
(Control Select,CS)信号によって、出力ライン2
5または中継ライン27のいずれかを選択する。具体的
には、CS信号が、“L”のときに出力ライン25から
のデータを選択し、“H”のときに中継ライン27から
のデータを選択する。CS信号は、制御信号生成手段2
9によって生成される。メモリ・セル28は、転送され
書込みデータを記憶する。このデータは、読出し指令が
なされると、読出しデータとなる。
【0022】図2は、メモリ・コントローラ10のメモ
リ20に対する読出し(Read)から書込み(Write)、
さらに読出し(Read)への動作の変化時における、メモ
リ・コントローラ10内部のI/Oセル11の動作およ
びMUX14の動作、メモリ20内部のI/Oセル21
の動作およびMUX24の動作を示すタイミング・チャ
ートである。以下、このタイミング・チヤートを参照し
つつ、本実施の形態における動作を説明する。なお、以
下の(a)〜(g)は図2の(a)〜(g)で示される
期間の動作を示している。
【0023】(a)メモリ・コントローラ10から、メ
モリ20に対して読出し指令を発する。本実施の形態で
は、チップ・イネーブル信号および読出し指示信号をと
もに“L”とすることにより、メモリ20の制御信号生
成手段29が“L”のOE信号を生成し、出力バッファ
22に供給して、I/Oセル21を出力可能状態とす
る。 (b)メモリ20は、I/Oセル21が出力可能状態に
なってから半クロック後、MUX24に対するCS信号
を“H”から“L”に変化させる。MUX24は、出力
ライン25を選択する。したがって、メモリ・セル28
に記憶されていたデータが読み出される。この読出しデ
ータは、出力ライン25および出力バッファ22を介し
て、データ・バス30上に出力される。この読出しデー
タは、メモリ20にとって、自己のデータである。この
とき、メモリ・コントローラ10のI/Oセル11は、
OE信号およびCS信号がともに“H”である。したが
って、入力バッファ13は、常にデータ・バス30上の
データを採りこんでいる状態にある。また、MUX14
は、中継ライン17を選択している。したがって、中継
ライン17に対しては、(b)の期間にデータが確定す
る。
【0024】(c)メモリ・コントローラ10からの指
示が書込み指令に切り替わる。メモリ20においては、
そのOE信号が“H”となって出力バッファ22が出力
不可状態となり、メモリ20からの読出しデータの出力
が止まる。一方、メモリ・コントローラ10のOE信号
は“L”となって、出力バッファ12が出力可能状態と
なる。このときメモリ・コントローラ10のCS信号は
“H”であるから、MUX14は中継ライン17を選択
している。よって、(b)の期間で確定している読出し
データが、出力ライン15および出力バッファ12を経
由してデータ・バス30に出力される。この読出しデー
タは、(b)の期間にメモリ20からデータ・バス30
に出力された読出しデータと同一である。つまり、
(b)の期間にメモリ20からデータ・バス30に出力
された読出しデータと電位レベルが一致する。したがっ
て、メモリ・コントローラ10とメモリ20の反応速度
が異なっても、貫通電流は発生しない。また、メモリ・
コントローラ10とメモリ20の反応速度の違いから、
一瞬メモリ20の出力がインアクティブ状態になり、H
i−Z状態になった場合でも、“H”(または“L”)か
らHi−Zまでは、ミリ秒単位の変移時間を要するの
で、メモリ・コントローラ10、メモリ20の反応速度
の差から生じる時間差に比べて非常に大きいために、デ
ータ・バス30上で中間電位(Hi−Z)が現われるこ
とはない。
【0025】以上の通りであり、(b)および(c)の
1クロックの間に、メモリ20およびメモリ・コントロ
ーラ10から半クロックづつ出力された読出しデータが
データ・バス30上に現われる。これを(c)の立ち下
り部分で、メモリ・コントローラ10が取り込むことに
よって、読出しの1サイクルが終了する。取り込まれた
読出しデータは、入力ライン16を経由して内部回路4
0に供給される。
【0026】(d)メモリ・コントローラ10のCS信
号が“L”に変わることよって、MUX14が出力ライ
ン15を選択する。そうすると、内部回路40からの書
込みデータが、出力ライン15および出力バッファ12
を経由してデータ・バス30に出力される。この書込み
データは、メモリ・コントローラ10にとって自己のデ
ータである。このとき、メモリ20のI/Oセル21の
OE信号およびCS信号がともに“H”である。したが
って、入力バッファ23は、常にデータ・バス30上の
データを採り込んでいる状態にある。また、MUX24
は、中継ライン27を選択している。したがって、中継
ライン27に対しては、(d)の期間にデータが確定す
る。
【0027】(e)メモリ・コントローラ10からの指
示が読出し指令に切り替わる。メモリ・コントローラ1
0においては、そのOE信号が“H”となって出力バッ
ファ12が出力不可状態となり、メモリ・コントローラ
10からの書込みデータの出力が止まる。一方、メモリ
20のOE信号が“L”となって、出力バッファ22が
出力可能状態となる。このときメモリ20のCS信号は
“H“であるから、MUX24は中継ライン27を選択
している。よって、(d)の期間に確定している書込み
データが、出力ライン25および出力バッファ22を経
由してデータ・バス30に出力される。
【0028】この書込みデータは、(d)の期間にメモ
リ・コントローラ10から出力された書込みデータと同
一である。つまり、(b)の期間にメモリ・コントロー
ラ10からデータ・バス30に出力された書込みデータ
と電位レベルが一致する。したがって、メモリ・コント
ローラ10とメモリ20の反応速度が異なっても、貫通
電流は発生しない。また、メモリ・コントローラ10と
メモリ20の反応速度の違いから、一瞬メモリ20の出
力がインアクティブ状態になり、Hi−Z状態になった
場合でも、“H”(または“L”)からHi−Zまでは、
ミリ秒単位の変移時間を要するので、メモリ・コントロ
ーラ10、メモリ20の反応速度の差から生じる時間差
に比べて非常に大きいために、データ・バス30上で中
間電位(Hi−Z)が現われることはない。
【0029】(f)I/Oセル21が出力不可状態とな
ってからから半クロック後、MUX24に対するCS信
号を“H”から“L”に変化させる。以後は、(b)の
期間と同様の動作が行われる。つまり、メモリ・セル2
8から読出されたデータを、データ・バス30上に出力
する。また、メモリ・コントローラ10のMUX14に
接続される中継ライン17に対しては、(f)の期間に
データが確定する。また、図2中の(g)は(c)と同
様の動作を行う。
【0030】以上説明したように、本実施の形態による
メモリ・システム1は、データの読出し動作時には、メ
モリ・セル28から読み出された読出しデータを、出力
ライン25および出力バッファ22を介してデータ・バ
ス30に出力する。一方で、メモリ・コントローラ10
は、データ・バス30を介して出力バッファ12によっ
てデータ・バス30上の当該読出しデータを受ける。そ
の後に、入力ライン16、中継ライン17、出力ライン
15および出力バッファ12を介して当該読出しデータ
をデータ・バス30に出力する。また、データの書込み
動作時には、内部回路40から転送された書込みデータ
を出力ライン15および出力バッファ12を介してデー
タ・バス30に出力する。一方で、メモリ20は、デー
タ・バス30を介して入力バッファ23により当該書込
みデータを受ける。その後に、入力ライン26、中継ラ
イン27、出力ライン25および出力バッファ22を介
して当該書込みデータをデータ・バス30に出力する。
つまり、メモリ・システム1は、1つの読出しデータ
を、1クロック期間において、メモリ20およびメモリ
・コントローラ10の2つのチップからデータ・バス3
0に対して出力することができる。このときに、チップ
の切り替えが行われるが、出力されるデータが同一の読
出しデータであるから、メモリ・コントローラ10およ
びメモリ20間で貫通電流が発生することがないのであ
る。
【0031】以上では、メモリ20が1つのメモリ・シ
ステム1について説明したが、例えば図3に示すように
2つ(あるいは2つ以上)のメモリ20を備えたメモリ
・システムに本発明を適用することができる。そしてこ
の場合、メモリ20同士の動作に本発明のデータ入出力
方法を適用することができることは言うまでもない。ま
た、以上説明したものはあくまで本発明における一実施
形態であり、本発明を解釈する上で、限定の根拠とはな
らない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
出力する回路の切り替えと、出力データの切り替えとが
同時に発生することを回避している。したがって、従来
のように、Hi−Z期間を設ける必要がないため、バス
効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態によるメモリ・システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態によるメモリ・システムの動作
を示すタイミング・チャートである。
【図3】 本実施の形態によるメモリ・システムの他の
構成例を示すブロック図である。
【図4】 従来のメモリ・システムの動作を示すタイミ
ング・チャートである。
【符号の説明】
1…メモリ・システム、10…メモリ・コントローラ、
11…I/Oセル、12…出力バッファ、13…入力バ
ッファ、14…MUX(マルチプレクサ)、15…出力
ライン、16…入力ライン、17…中継ライン、18…
制御信号生成手段、20…メモリ、21…I/Oセル、
22…出力バッファ、23…入力バッファ、24…MU
X(マルチプレクサ)、25…出力ライン、26…入力
ライン、27…中継ライン、28…メモリ・セル、29
…制御信号生成手段、30…データ・バス、40…内部
回路、50…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 昌也 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 渡辺 晋平 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 5B015 HH01 HH03 JJ04 JJ24 KB32 KB33 5B060 CA03 CC01 CD07 5B077 AA16 BA02 DD22 MM02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己のデータを出力するとともに、互い
    に他方から出力されるデータの入力を受ける第1のデー
    タ入出力回路および第2のデータ入出力回路と、 前記第1のデータ入出力回路および前記第2のデータ入
    出力回路間における前記データの転送を担うデータ・バ
    スと、を備えたデータ入出力装置であって、 前記データの出力が、前記第1のデータ入出力回路から
    前記第2のデータ入出力回路へ連続的に切り替わる場合
    に、 前記第2のデータ入出力回路は、前記第1のデータ入出
    力回路から出力された前記データを取り込み、かつ取り
    込んだ前記データを前記データ・バスへ出力することを
    特徴とするデータ入出力装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のデータ入出力回路は、 取り込んだ前記データを前記データ・バスへ出力した後
    に、 前記自己のデータを前記データ・バスへ出力することを
    特徴とする請求項1に記載のデータ入出力装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のデータ入出力回路および前記
    第2のデータ入出力回路は、 自己のデータを出力する出力バッファと、 他方からのデータを受ける入力バッファと、 前記入力バッファで受けた前記他方からのデータを前記
    出力バッファへ転送する中継ラインと、を備えることを
    特徴とする請求項1に記載のデータ入出力装置。
  4. 【請求項4】 前記出力バッファは、前記中継ラインか
    ら転送された前記他方からのデータを前記データ・バス
    へ出力することを特徴とする請求項3に記載のデータ入
    出力装置。
  5. 【請求項5】 データの読出し・書込み指令を発するメ
    モリ・コントローラと、 前記メモリ・コントローラからの読出し・書込み指令に
    基づいてデータの読出し・書込みを実行するメモリと、 前記メモリ・コントローラと前記メモリとを接続するバ
    スと、を備えたメモリ・システムであって、 前記メモリ・コントローラは、 前記メモリに書込む書込みデータを前記バスに対して出
    力する第1出力バッファと、 前記バスを介して前記メモリで読出された読出しデータ
    を受ける第1入力バッファと、 前記第1出力バッファに対して前記書込みデータを転送
    する第1出力ラインと、 前記第1入力バッファが受けた前記読出しデータを転送
    する第1入力ラインと、 前記第1出力ライン上に配置された第1マルチプレクサ
    と、 前記第1入力ラインと前記第1マルチプレクサとを繋ぐ
    第1中継ラインと、を備え、 前記メモリは、 読出し・書込みデータを記憶するメモリ・セルと、 前記メモリ・コントローラの読出し指令に基づいて前記
    メモリ・セルから読出された前記読出しデータを前記バ
    スに対して出力する第2出力バッファと、 前記メモリ・コントローラの前記第1出力バッファから
    出力された書込みデータを受ける第2入力バッファと、 前記メモリ・セルからの前記読出しデータを前記第2出
    力バッファに転送する第2出力ラインと、 前記第2入力バッファが受けた前記書込みデータを前記
    メモリ・セルに転送する第2入力ラインと、 前記第2出力ライン上に配置された第2マルチプレクサ
    と、 前記第2入力ラインと前記第2マルチプレクサとを繋ぐ
    第2中継ラインと、 を備えることを特徴とするメモリ・システム。
  6. 【請求項6】 前記メモリ・コントローラが前記メモリ
    に対して読出し指令を発すると、 前記メモリは、前記第2マルチプレクサが前記第2出力
    ラインを選択するとともに、前記メモリ・セルから前記
    読出しデータを読み出して前記第2出力ラインおよび第
    2出力バッファを介して前記バスに出力し、 前記メモリ・コントローラは、前記バスを介して前記第
    1入力バッファにより当該読出しデータを受けるととも
    に、所定時間経過後に前記第1マルチプレクサが前記第
    1中継ラインを選択することにより、前記第1入力ライ
    ン、前記第1中継ライン、前記第1出力ラインおよび前
    記第1出力バッファを介して前記読出しデータを前記バ
    スに出力することを特徴とする請求項5に記載のメモリ
    ・システム。
  7. 【請求項7】 前記メモリ・コントローラは、前記読出
    しデータを前記バスに出力した後に、当該読出しデータ
    を前記バスから取り込むことを特徴とする請求項6に記
    載のメモリ・システム。
  8. 【請求項8】 前記メモリ・コントローラが前記メモリ
    に対して書込み指令を発すると、 前記メモリ・コントローラは、前記第1マルチプレクサ
    が前記第1出力ラインを選択するとともに、外部から転
    送された前記書込みデータを第1出力ラインおよび第1
    出力バッファを介して前記バスに出力し、 前記メモリは、前記バスを介して前記第2入力バッファ
    により当該書込みデータを受けるとともに、所定時間経
    過後に前記第2マルチプレクサが前記第2中継ラインを
    選択することにより、前記第2入力ライン、前記第2中
    継ライン、前記第2出力ラインおよび前記第2出力バッ
    ファを介して前記書込みデータを前記バスに出力するこ
    とを特徴とする請求項5に記載のメモリ・システム。
  9. 【請求項9】 前記メモリは、前記書込みデータを前記
    バスに出力した後に、当該書込みデータを前記バスから
    取り込むことを特徴とする請求項8に記載のメモリ・シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記メモリ・コントローラが前記メモ
    リに対して読出し指令および書込み指令を連続的に発す
    ると、 前記メモリは、前記第2マルチプレクサが前記第2出力
    ラインを選択するとともに、前記メモリ・セルから前記
    読出しデータを読み出して前記第2出力ラインおよび第
    2出力バッファを介して前記バスに出力し、 前記メモリ・コントローラは、前記バスを介して前記第
    1入力バッファにより当該読出しデータを受けるととも
    に、所定時間経過後に前記第1マルチプレクサが前記第
    1中継ラインを選択することにより、前記第1入力ライ
    ン、前記第1中継ライン、前記第1出力ラインおよび前
    記第1出力バッファを介して前記読出しデータを前記バ
    スに出力し、 前記メモリ・コントローラは、前記第1マルチプレクサ
    が前記第1出力ラインを選択するとともに、外部から転
    送された当該書込みデータを第1出力ラインおよび第1
    出力バッファを介して前記バスに出力し、 前記メモリは、前記バスを介して前記第2入力バッファ
    により当該書込みデータを受けるとともに、所定時間経
    過後に前記第2マルチプレクサが前記第2中継ラインを
    選択することにより、前記第2入力ライン、前記第2中
    継ライン、前記第2出力ラインおよび前記第2出力バッ
    ファを介して前記書込みデータを前記バスに出力するこ
    とを特徴とする請求項5に記載のメモリ・システム。
  11. 【請求項11】 データ・バスへ出力データを出力する
    第1のバッファと前記データ・バスから転送される入力
    データを受ける第2のバッファとが前記データ・バスに
    接続された入出力セルと、 前記出力データおよび前記入力データを保持するデータ
    保持手段と、 前記データ保持手段に保持された前記出力データを前記
    第1のバッファに転送する出力ラインと、 前記第2のバッファが受けた前記入力データを前記デー
    タ保持手段に転送する入力ラインと、 前記第2のバッファを介して前記入力データを前記出力
    バッファに転送する中継ラインと、 前記出力ラインおよび中継ラインにおけるデータの転送
    を選択的に有効とするライン選択手段と、 を備えることを特徴とするデータ入出力回路。
  12. 【請求項12】 前記入出力セルからのデータ出力の可
    否を制御する出力制御信号を、前記入出力セルに向けて
    出力する制御信号生成手段を備えることを特徴とする請
    求項11に記載のデータ入出力回路。
  13. 【請求項13】 前記制御信号生成手段は、前記ライン
    選択手段における選択を制御する選択信号を前記ライン
    選択手段に向けて出力することを特徴とする請求項12
    に記載のデータ入出力回路。
  14. 【請求項14】 前記制御信号生成手段が、 前記選択信号を前記ライン選択手段に向けて出力してい
    る間に、 前記第2のバッファが受けた前記入力データは、前記中
    継ラインおよび前記第1のバッファを経由して前記デー
    タ・バスへ出力されることを特徴とする請求項13に記
    載のデータ入出力回路。
  15. 【請求項15】 前記制御信号生成手段は、 前記入出力セルからのデータ出力を可能とする出力制御
    信号を前記入出力セルに向けて出力し、 前記出力から所定時間経過した後に前記中継ラインを選
    択する選択信号を前記ライン選択手段に向けて出力する
    ことを特徴とする請求項14に記載のデータ入出力回
    路。
  16. 【請求項16】 自己のデータを出力するとともに他方
    から出力されるデータの入力を受ける第1のデータ入出
    力回路および第2のデータ入出力回路におけるデータ入
    出力方法であって、 前記第1のデータ入出力回路が自己のデータである第1
    信号をバスに出力するステップと、 前記第2のデータ入出力回路が前記バスから前記第1信
    号を取り込むステップと、 前記第2のデータ入出力回路が前記第1信号を前記バス
    に出力するステップと、を備えたことを特徴とするデー
    タ入出力方法。
  17. 【請求項17】 前記第2のデータ入出力回路が前記第
    1信号を前記バスに出力するステップに引き続いて、 前記第2のデータ入出力回路が自己のデータである第2
    信号を前記バスに出力するステップ、を備えたことを特
    徴とする請求項16に記載のデータ入出力方法。
  18. 【請求項18】 前記第2信号を前記バスに出力するス
    テップに引き続いて、 前記第1のデータ入出力回路が前記バスから前記第2信
    号を取り込むステップと、 前記第1のデータ入出力回路が前記第2信号を前記バス
    に出力するステップと、を備えたことを特徴とする請求
    項17に記載のデータ入出力方法。
JP2001223686A 2001-07-24 2001-07-24 データ入出力装置、メモリ・システム、データ入出力回路およびデータ入出力方法 Expired - Fee Related JP3942074B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001223686A JP3942074B2 (ja) 2001-07-24 2001-07-24 データ入出力装置、メモリ・システム、データ入出力回路およびデータ入出力方法
US10/064,496 US6961802B2 (en) 2001-07-24 2002-07-22 Data input/output device, memory system, data input/output circuit, and data input/output method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001223686A JP3942074B2 (ja) 2001-07-24 2001-07-24 データ入出力装置、メモリ・システム、データ入出力回路およびデータ入出力方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003050776A true JP2003050776A (ja) 2003-02-21
JP3942074B2 JP3942074B2 (ja) 2007-07-11

Family

ID=19056975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001223686A Expired - Fee Related JP3942074B2 (ja) 2001-07-24 2001-07-24 データ入出力装置、メモリ・システム、データ入出力回路およびデータ入出力方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6961802B2 (ja)
JP (1) JP3942074B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017039203A1 (ko) * 2015-09-01 2017-03-09 주식회사 듀얼리티 비동기 시리얼 통신을 위한 반도체 장치 및 컨트롤러와 비동기 시리얼 통신 방법 및 시스템
KR20170027017A (ko) * 2015-09-01 2017-03-09 주식회사 듀얼리티 컨트롤러 및 비동기 시리얼 통신 시스템
KR101723838B1 (ko) * 2015-09-01 2017-04-18 주식회사 듀얼리티 반도체 장치, 컨트롤러 및 비동기 시리얼 통신 시스템

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100046276A1 (en) * 2008-08-19 2010-02-25 Qualcomm Incorporated Systems and Methods for Handling Negative Bias Temperature Instability Stress in Memory Bitcells
US9208899B2 (en) * 2010-05-05 2015-12-08 Texas Instruments Incorporated Universal test structures based SRAM on-chip parametric test module and methods of operating and testing
WO2015183834A1 (en) * 2014-05-27 2015-12-03 Rambus Inc. Memory module with reduced read/write turnaround overhead
KR20230110443A (ko) * 2022-01-11 2023-07-24 창신 메모리 테크놀로지즈 아이엔씨 신호 라인 구조, 신호 라인 구동 방법 및 신호 라인 회로

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6807609B1 (en) * 1989-12-04 2004-10-19 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Interleaving read and write operations on a bus and minimizing buffering on a memory module in a computer system
JP2812097B2 (ja) * 1992-09-30 1998-10-15 日本電気株式会社 半導体記憶装置
JPH07271490A (ja) * 1994-03-31 1995-10-20 Casio Comput Co Ltd バス入出力回路
US5802587A (en) * 1995-04-25 1998-09-01 Oki Data Corporation Memory controller adapted for rapid block access operations
US5872471A (en) * 1995-12-25 1999-02-16 Hitachi, Ltd. Simultaneous bidirectional transmission circuit
US6127849A (en) * 1998-08-11 2000-10-03 Texas Instruments Incorporated Simultaneous bi-directional input/output (I/O) circuit
US6690191B2 (en) * 2001-12-21 2004-02-10 Sun Microsystems, Inc. Bi-directional output buffer

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017039203A1 (ko) * 2015-09-01 2017-03-09 주식회사 듀얼리티 비동기 시리얼 통신을 위한 반도체 장치 및 컨트롤러와 비동기 시리얼 통신 방법 및 시스템
KR20170027017A (ko) * 2015-09-01 2017-03-09 주식회사 듀얼리티 컨트롤러 및 비동기 시리얼 통신 시스템
KR101723839B1 (ko) * 2015-09-01 2017-04-06 주식회사 듀얼리티 컨트롤러 및 비동기 시리얼 통신 시스템
KR101723838B1 (ko) * 2015-09-01 2017-04-18 주식회사 듀얼리티 반도체 장치, 컨트롤러 및 비동기 시리얼 통신 시스템
US10817765B2 (en) 2015-09-01 2020-10-27 Duality Inc. Semiconductor device and controller for asynchronous serial communication, and asynchronous serial communication method and system

Also Published As

Publication number Publication date
US6961802B2 (en) 2005-11-01
US20030023788A1 (en) 2003-01-30
JP3942074B2 (ja) 2007-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3579461B2 (ja) データ処理システム及びデータ処理装置
KR100945968B1 (ko) 반도체기억장치
KR100609623B1 (ko) 내부 메모리 디바이스간의 직접적 데이터 이동이 가능한 복합 메모리 칩 및 데이터 이동방법
JPH0676566A (ja) 半導体メモリ装置
JP2003050776A (ja) データ入出力装置、メモリ・システム、データ入出力回路およびデータ入出力方法
JP3725715B2 (ja) クロック同期システム
JP2001035158A (ja) メモリアクセス方法及びメモリアクセス方式
JP2002202916A (ja) データ処理装置
JPH11328997A (ja) 半導体メモリ装置及びバーイン試験方法
JP3610029B2 (ja) データ処理システム
JP2005267354A (ja) 半導体装置
US11854602B2 (en) Read clock start and stop for synchronous memories
JP2000227895A (ja) 画像データ転送装置および画像データ転送方法
JP2002207541A (ja) マイクロコンピュータ及びデータ処理装置
JP3610030B2 (ja) データ処理システム
JP3610031B2 (ja) データ処理システム
JPH10143425A (ja) デュアル・ポート・ram
CN113539309A (zh) 用于存储器控制系统的方法和设备
JPH01107295A (ja) メモリ制御装置
JPH0612313A (ja) メモリ装置
JPH04192192A (ja) マルチポートメモリ制御回路
JPH0520868A (ja) メモリアクセス方法
JPH03208151A (ja) Dmaコントローラ
JPH09161474A (ja) 半導体記憶装置、及びデータ処理装置
JPH03214275A (ja) 半導体集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070327

RD14 Notification of resignation of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434

Effective date: 20070328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140413

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees