JP2002207541A - マイクロコンピュータ及びデータ処理装置 - Google Patents
マイクロコンピュータ及びデータ処理装置Info
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- JP2002207541A JP2002207541A JP2001000355A JP2001000355A JP2002207541A JP 2002207541 A JP2002207541 A JP 2002207541A JP 2001000355 A JP2001000355 A JP 2001000355A JP 2001000355 A JP2001000355 A JP 2001000355A JP 2002207541 A JP2002207541 A JP 2002207541A
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- Japan
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- access
- bus
- power consumption
- microcomputer
- low power
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
Landscapes
- Power Sources (AREA)
- Microcomputers (AREA)
- Memory System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 割り込みレベルを考慮することなく、システ
ムの消費電力を的確に低減する。 【解決手段】 デバイスに対するアクセスが発生しない
期間を判別するためのアクセス判定手段(82)と、上
記アクセス判定手段の判別結果に基づいて、上記デバイ
スに対するアクセスが発生しない期間に上記デバイスを
低消費電力モードへ遷移させるための信号を生成可能な
制御信号生成手段(83)とを含んでバスコントローラ
(8)を構成し、上記デバイスに対するアクセスが発生
しない期間に上記デバイスを低消費電力モードへ遷移さ
せ、上記デバイスでの電力消費を抑えることで、システ
ムの消費電力低減の適正化を図る。
ムの消費電力を的確に低減する。 【解決手段】 デバイスに対するアクセスが発生しない
期間を判別するためのアクセス判定手段(82)と、上
記アクセス判定手段の判別結果に基づいて、上記デバイ
スに対するアクセスが発生しない期間に上記デバイスを
低消費電力モードへ遷移させるための信号を生成可能な
制御信号生成手段(83)とを含んでバスコントローラ
(8)を構成し、上記デバイスに対するアクセスが発生
しない期間に上記デバイスを低消費電力モードへ遷移さ
せ、上記デバイスでの電力消費を抑えることで、システ
ムの消費電力低減の適正化を図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータに関し、特に、デバイス間のデータ転送におけるバ
ス制御を行うためのバスコントローラの改良技術に関
し、例えば半導体記憶装置の一例とされるSDRAM
(シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・
メモリ)を含むマイクロコンピュータシステムに適用し
て有効な技術に関する。
ータに関し、特に、デバイス間のデータ転送におけるバ
ス制御を行うためのバスコントローラの改良技術に関
し、例えば半導体記憶装置の一例とされるSDRAM
(シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・
メモリ)を含むマイクロコンピュータシステムに適用し
て有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータと、それによって
アクセス可能な半導体メモリなどの周辺デバイスとを結
合し、予め定められたプログラムを実行することによっ
て、所望のデータ処理を可能とするものとして、データ
処理装置がある。コンピュータシステムは、そのような
データ処理装置の一例とされ、マイクロコンピュータや
各種半導体メモリが信号のやり取り可能なバスによって
結合され、さらに、キーボード等の入力装置や、CRT
ディスプレイ装置などの表示装置が設けられている。マ
イクロコンピュータは、コンピュータシステムの論理的
中核とされ、アドレス指定、情報の読み出しと書き込
み、データの演算、命令のシーケンス、割り込の受付
け、記憶装置と入出力装置との情報交換の起動等の機能
を有する。
アクセス可能な半導体メモリなどの周辺デバイスとを結
合し、予め定められたプログラムを実行することによっ
て、所望のデータ処理を可能とするものとして、データ
処理装置がある。コンピュータシステムは、そのような
データ処理装置の一例とされ、マイクロコンピュータや
各種半導体メモリが信号のやり取り可能なバスによって
結合され、さらに、キーボード等の入力装置や、CRT
ディスプレイ装置などの表示装置が設けられている。マ
イクロコンピュータは、コンピュータシステムの論理的
中核とされ、アドレス指定、情報の読み出しと書き込
み、データの演算、命令のシーケンス、割り込の受付
け、記憶装置と入出力装置との情報交換の起動等の機能
を有する。
【0003】尚、マイクロコンピュータについて記載さ
れた文献の例としては、昭和59年11月30日に株式
会社オーム社から発行された「LSIハンドブック(第
540頁〜)がある。
れた文献の例としては、昭和59年11月30日に株式
会社オーム社から発行された「LSIハンドブック(第
540頁〜)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】マイクロコンピュータ
は、SDRAMとのインタフェース機能を有する。マイ
クロコンピュータに内蔵されているバスコントローラに
おける制御レジスタに所定の値を書き込むことによっ
て、SDRAMを、スタンバイ状態の一種であるセルフ
リフレッシュモードに遷移させることができる。そのよ
うなリフレッシュモードから通常動作状態への復帰も、
バスコントローラにおける上記制御レジスタに所定の値
を書き込むことによって可能とされる。このため、SD
RAMをセルフリフレッシュモードに遷移させるために
は、プログラムにおいてバスコントローラの制御レジス
タに所定の値を明示的に書き込む必要がある。従って、
SDRAMをセルフリフレッシュモードへと遷移できる
のは、マイクロコンピュータ自身が通常動作状態からス
タンバイ状態へ遷移する場合など、プログラムが、予め
SDRAMに対するアクセスが長時間に亘って発生して
いないことが分かっている場合に限られている。
は、SDRAMとのインタフェース機能を有する。マイ
クロコンピュータに内蔵されているバスコントローラに
おける制御レジスタに所定の値を書き込むことによっ
て、SDRAMを、スタンバイ状態の一種であるセルフ
リフレッシュモードに遷移させることができる。そのよ
うなリフレッシュモードから通常動作状態への復帰も、
バスコントローラにおける上記制御レジスタに所定の値
を書き込むことによって可能とされる。このため、SD
RAMをセルフリフレッシュモードに遷移させるために
は、プログラムにおいてバスコントローラの制御レジス
タに所定の値を明示的に書き込む必要がある。従って、
SDRAMをセルフリフレッシュモードへと遷移できる
のは、マイクロコンピュータ自身が通常動作状態からス
タンバイ状態へ遷移する場合など、プログラムが、予め
SDRAMに対するアクセスが長時間に亘って発生して
いないことが分かっている場合に限られている。
【0005】ところが、上記マイクロコンピュータが動
作しているときにでも、SDRAMへのアクセスが生じ
ない期間が存在する。例えば上記マイクロコンピュータ
内の中央処理装置(CPU)が内部レジスタのみを使用
して演算処理している場合や、ROM又はRAMやキャ
ッシュメモリを搭載したマイクロコンピュータにおいて
CPUが必要とされる命令やデータが、上記ROM又は
RAMやキャッシュメモリ内に存在する場合などであ
る。かかる場合には、SDRAMをアクセスしなくて
も、目的とするデータが得られるため、SDRAMはア
クセスされない。
作しているときにでも、SDRAMへのアクセスが生じ
ない期間が存在する。例えば上記マイクロコンピュータ
内の中央処理装置(CPU)が内部レジスタのみを使用
して演算処理している場合や、ROM又はRAMやキャ
ッシュメモリを搭載したマイクロコンピュータにおいて
CPUが必要とされる命令やデータが、上記ROM又は
RAMやキャッシュメモリ内に存在する場合などであ
る。かかる場合には、SDRAMをアクセスしなくて
も、目的とするデータが得られるため、SDRAMはア
クセスされない。
【0006】しかしながら、マイクロコンピュータが通
常動作しているときにSDRAMへのアクセスが発生し
ていない期間をプログラムのコーディング段階で把握す
ることは困難である。従って、例えば上記マイクロコン
ピュータ内のCPUが内部レジスタのみを使用して演算
処理している場合や、ROM又はRAMやキャッシュメ
モリを搭載したマイクロコンピュータにおいてCPUが
必要とされる命令やデータが、上記ROM又はRAMや
キャッシュメモリ内に存在する場合においては、実際に
SDRAMがアクセスされていないにもかかわらず、当
該SDRAMは通常動作状態とされ、上記SDRAMを
搭載するシステムにおいて無駄な電力消費を生ずる。そ
れを改善するには、例えば特開平9−6490号公報に
記載されているように、周辺デバイスに対するアクセス
状況を保持可能な保持手段と、所定期間アクセスされな
い周辺デバイスに対する低消費電力モード指示のための
信号を上記保持手段の保持内容に基づいて形成する制御
論理とを含んでマイクロコンピュータを構成すれば良
い。このとき、低消費電力モード指示信号は、割り込み
コントローラに入力され、上記低消費電力モード指示信
号がアサートされることにより、対応する周辺デバイス
を低消費電力モードに移行するための割り込み処理が行
われる。これについて本願発明者が検討したところ、上
記低消費電力モード指示信号の割り込み処理における割
り込みレベルが重要となることが見いだされた。例え
ば、上記低消費電力モード指示信号の割り込み処理にお
ける割り込みレベルが低く過ぎると、それよりも割り込
みレベルの高い割り込みが優先されることから、低消費
電力モード指示信号がアサートされてから実際に周辺デ
バイスが低消費電力モードに遷移されるまでの時間が長
くなってしまう。それとは逆に上記低消費電力モード指
示信号の割り込み処理における割り込みレベルを高くす
ると、低消費電力モード指示信号の割り込み処理が優先
されることによって、他の重要な割り込み処理の開始が
不所望に遅延されるおそれがある。
常動作しているときにSDRAMへのアクセスが発生し
ていない期間をプログラムのコーディング段階で把握す
ることは困難である。従って、例えば上記マイクロコン
ピュータ内のCPUが内部レジスタのみを使用して演算
処理している場合や、ROM又はRAMやキャッシュメ
モリを搭載したマイクロコンピュータにおいてCPUが
必要とされる命令やデータが、上記ROM又はRAMや
キャッシュメモリ内に存在する場合においては、実際に
SDRAMがアクセスされていないにもかかわらず、当
該SDRAMは通常動作状態とされ、上記SDRAMを
搭載するシステムにおいて無駄な電力消費を生ずる。そ
れを改善するには、例えば特開平9−6490号公報に
記載されているように、周辺デバイスに対するアクセス
状況を保持可能な保持手段と、所定期間アクセスされな
い周辺デバイスに対する低消費電力モード指示のための
信号を上記保持手段の保持内容に基づいて形成する制御
論理とを含んでマイクロコンピュータを構成すれば良
い。このとき、低消費電力モード指示信号は、割り込み
コントローラに入力され、上記低消費電力モード指示信
号がアサートされることにより、対応する周辺デバイス
を低消費電力モードに移行するための割り込み処理が行
われる。これについて本願発明者が検討したところ、上
記低消費電力モード指示信号の割り込み処理における割
り込みレベルが重要となることが見いだされた。例え
ば、上記低消費電力モード指示信号の割り込み処理にお
ける割り込みレベルが低く過ぎると、それよりも割り込
みレベルの高い割り込みが優先されることから、低消費
電力モード指示信号がアサートされてから実際に周辺デ
バイスが低消費電力モードに遷移されるまでの時間が長
くなってしまう。それとは逆に上記低消費電力モード指
示信号の割り込み処理における割り込みレベルを高くす
ると、低消費電力モード指示信号の割り込み処理が優先
されることによって、他の重要な割り込み処理の開始が
不所望に遅延されるおそれがある。
【0007】このように低消費電力モード指示信号を割
り込みコントローラに入力してデバイスを低消費電力モ
ードに遷移させるための割り込み処理が行われる場合、
割り込みレベルの設定によっては低消費電力モードに遷
移されるまでの時間が長くなったり、他の重要な割り込
み処理の開始が不所望に遅延されるおそれがある。
り込みコントローラに入力してデバイスを低消費電力モ
ードに遷移させるための割り込み処理が行われる場合、
割り込みレベルの設定によっては低消費電力モードに遷
移されるまでの時間が長くなったり、他の重要な割り込
み処理の開始が不所望に遅延されるおそれがある。
【0008】本発明の目的は、割り込みレベルを考慮す
ることなく、システムの消費電力を的確に低減するため
の技術を提供することにある。
ることなく、システムの消費電力を的確に低減するため
の技術を提供することにある。
【0009】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0011】すなわち、外部バスによって結合されたデ
バイスを通常動作モードと低消費電力モードとに選択的
に設定可能なイネーブル信号を上記デバイスに対して外
部出力するための専用端子と、データ転送におけるバス
制御を可能とするバスコントローラとを含んでマイクロ
コンピュータが構成されるとき、上記デバイスに対する
アクセスが発生しない期間を判別するためのアクセス判
別手段と、上記判別手段の判別結果に基づいて上記イネ
ーブル信号をネゲートすることで上記デバイスを通常動
作モードから低消費電力モードに遷移可能な制御信号生
成手段とを含んで上記バスコントローラを構成する。
バイスを通常動作モードと低消費電力モードとに選択的
に設定可能なイネーブル信号を上記デバイスに対して外
部出力するための専用端子と、データ転送におけるバス
制御を可能とするバスコントローラとを含んでマイクロ
コンピュータが構成されるとき、上記デバイスに対する
アクセスが発生しない期間を判別するためのアクセス判
別手段と、上記判別手段の判別結果に基づいて上記イネ
ーブル信号をネゲートすることで上記デバイスを通常動
作モードから低消費電力モードに遷移可能な制御信号生
成手段とを含んで上記バスコントローラを構成する。
【0012】上記の手段によれば、アクセス判定手段
は、デバイスに対するアクセスが発生しない期間を判別
し、制御信号生成手段は、上記判別手段の判別結果に基
づいて上記イネーブル信号をネゲートすることで上記デ
バイスを通常動作モードから低消費電力モードに遷移さ
せる。このことが、中央処理装置に対する割り込みレベ
ルを考慮することなく、システムの消費電力低減の適正
化を達成する。
は、デバイスに対するアクセスが発生しない期間を判別
し、制御信号生成手段は、上記判別手段の判別結果に基
づいて上記イネーブル信号をネゲートすることで上記デ
バイスを通常動作モードから低消費電力モードに遷移さ
せる。このことが、中央処理装置に対する割り込みレベ
ルを考慮することなく、システムの消費電力低減の適正
化を達成する。
【0013】また、演算処理のための中央処理装置と、
外部バスによって結合されたデバイスを通常動作モード
と低消費電力モードとに選択的に設定可能なイネーブル
信号を上記デバイスに対して外部出力するための専用端
子と、データ転送におけるバス制御を可能とするバスコ
ントローラとを含んでマイクロコンピュータが構成され
るとき、上記中央処理装置によって管理されるアドレス
空間のどの位置に上記デバイスが配置されているかを把
握するための情報を記憶可能な第1レジスタと、上記デ
バイスに対するアクセス判定の基準となるバスサイクル
数を記憶可能な第2レジスタと、上記第1レジスタに記
憶された情報によって特定される上記デバイスに対する
アクセスが発生しない期間を判別するとともに、上記デ
バイスに対するアクセスが発生しない期間のバスサイク
ル数が、上記第2レジスタに記憶された上記バスサイク
ル数に達したことを検出するためのアクセス判定手段
と、上記判別手段の判別結果に基づいて上記イネーブル
信号をネゲートすることで上記デバイスを通常動作モー
ドから低消費電力モードに遷移可能な制御信号生成手段
とを含んで上記バスコントローラを構成する。
外部バスによって結合されたデバイスを通常動作モード
と低消費電力モードとに選択的に設定可能なイネーブル
信号を上記デバイスに対して外部出力するための専用端
子と、データ転送におけるバス制御を可能とするバスコ
ントローラとを含んでマイクロコンピュータが構成され
るとき、上記中央処理装置によって管理されるアドレス
空間のどの位置に上記デバイスが配置されているかを把
握するための情報を記憶可能な第1レジスタと、上記デ
バイスに対するアクセス判定の基準となるバスサイクル
数を記憶可能な第2レジスタと、上記第1レジスタに記
憶された情報によって特定される上記デバイスに対する
アクセスが発生しない期間を判別するとともに、上記デ
バイスに対するアクセスが発生しない期間のバスサイク
ル数が、上記第2レジスタに記憶された上記バスサイク
ル数に達したことを検出するためのアクセス判定手段
と、上記判別手段の判別結果に基づいて上記イネーブル
信号をネゲートすることで上記デバイスを通常動作モー
ドから低消費電力モードに遷移可能な制御信号生成手段
とを含んで上記バスコントローラを構成する。
【0014】上記の手段によれば、アクセス判定手段
は、上記第1レジスタに記憶された情報によって特定さ
れる上記デバイスに対するアクセスが発生しない期間を
判別するとともに、上記デバイスに対するアクセスが発
生しない期間のバスサイクル数が、上記第2レジスタに
記憶された上記バスサイクル数に達したことを検出し、
制御信号生成手段は、上記判別手段の判別結果に基づい
て上記イネーブル信号をネゲートすることで上記デバイ
スを通常動作モードから低消費電力モードに遷移させ
る。このことが、中央処理装置に対する割り込みレベル
を考慮することなく、システムの消費電力低減の適正化
を達成する。また、上記デバイスに対するアクセスが発
生しない期間が、上記第2レジスタに記憶された上記バ
スサイクル数に達した状態で上記デバイスを低消費電力
モードへ遷移させることにより、上記デバイスへのアク
セスが必要な期間と、そうでない期間とが短い間隔で繰
り返される場合において、それに追随して上記デバイス
が頻繁に低消費電力モードへ遷移されるのを排除するこ
とができるため、上記デバイスが低消費電力モードから
通常動作状態へ復帰する際のオーバーヘッドの増加を抑
えることができる。
は、上記第1レジスタに記憶された情報によって特定さ
れる上記デバイスに対するアクセスが発生しない期間を
判別するとともに、上記デバイスに対するアクセスが発
生しない期間のバスサイクル数が、上記第2レジスタに
記憶された上記バスサイクル数に達したことを検出し、
制御信号生成手段は、上記判別手段の判別結果に基づい
て上記イネーブル信号をネゲートすることで上記デバイ
スを通常動作モードから低消費電力モードに遷移させ
る。このことが、中央処理装置に対する割り込みレベル
を考慮することなく、システムの消費電力低減の適正化
を達成する。また、上記デバイスに対するアクセスが発
生しない期間が、上記第2レジスタに記憶された上記バ
スサイクル数に達した状態で上記デバイスを低消費電力
モードへ遷移させることにより、上記デバイスへのアク
セスが必要な期間と、そうでない期間とが短い間隔で繰
り返される場合において、それに追随して上記デバイス
が頻繁に低消費電力モードへ遷移されるのを排除するこ
とができるため、上記デバイスが低消費電力モードから
通常動作状態へ復帰する際のオーバーヘッドの増加を抑
えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1には、本発明にかかるデータ
処理装置の一例であるコンピュータシステムが示され
る。
処理装置の一例であるコンピュータシステムが示され
る。
【0016】図1に示されるコンピュータシステムは、
マイクロコンピュータ100と、このマイクロコンピュ
ータ100によってアクセス可能なSDRAM16とを
含んで成る。ここで、SDRAM16が、本発明におけ
るデバイスの一例とされる。マイクロコンピュータ10
0の外部には、外部バス15が設けられ、この外部バス
15を介してマイクロコンピュータ100がSDRAM
16に結合されている。上記外部バス15は、コマンド
やアドレス信号及びデータなどの各種信号を伝達するた
めの複数のバスラインによって形成される。また、マイ
クロコンピュータ100には、上記外部バス15との間
で各種信号のやり取りを可能とするための複数の端子と
は別に、SDRAM16に対してクロックイネーブル信
号CKEを供給するための専用端子14が設けられてい
る。SDRAM14では、上記専用端子14から出力さ
れるクロックイネーブル信号CKEがハイレベルにアサ
ートさると、外部バス15を介して伝達されるクロック
信号の取り込みが有効とされる。このとき、SDRAM
16は、通常動作モードとされる。また、上記専用端子
14から出力されるクロックイネーブル信号CKEがロ
ーレベルにネゲートされると、外部バス15を介して伝
達されるクロック信号の取り込みが無効とされる。この
とき、SDRAM16はクロック信号に同期動作されな
いため、低消費電力モードとされる。
マイクロコンピュータ100と、このマイクロコンピュ
ータ100によってアクセス可能なSDRAM16とを
含んで成る。ここで、SDRAM16が、本発明におけ
るデバイスの一例とされる。マイクロコンピュータ10
0の外部には、外部バス15が設けられ、この外部バス
15を介してマイクロコンピュータ100がSDRAM
16に結合されている。上記外部バス15は、コマンド
やアドレス信号及びデータなどの各種信号を伝達するた
めの複数のバスラインによって形成される。また、マイ
クロコンピュータ100には、上記外部バス15との間
で各種信号のやり取りを可能とするための複数の端子と
は別に、SDRAM16に対してクロックイネーブル信
号CKEを供給するための専用端子14が設けられてい
る。SDRAM14では、上記専用端子14から出力さ
れるクロックイネーブル信号CKEがハイレベルにアサ
ートさると、外部バス15を介して伝達されるクロック
信号の取り込みが有効とされる。このとき、SDRAM
16は、通常動作モードとされる。また、上記専用端子
14から出力されるクロックイネーブル信号CKEがロ
ーレベルにネゲートされると、外部バス15を介して伝
達されるクロック信号の取り込みが無効とされる。この
とき、SDRAM16はクロック信号に同期動作されな
いため、低消費電力モードとされる。
【0017】マイクロコンピュータ100は、特に制限
されないが、中央処理装置(CPU)1、リードオンリ
ーメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RA
M)3、ダイレクトメモリアクセスコントローラ(DM
AC)5、キャッシュメモリ6、キャッシュコントロー
ラ(CCN)7、バスコントローラ(BSC)8、クロ
ックパルス発振器(CPG)9、割り込みコントローラ
(INTC)11、シリアルコミュニケーションインタ
フェース(SCI)12、及びタイマ13とを含んで成
る。
されないが、中央処理装置(CPU)1、リードオンリ
ーメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RA
M)3、ダイレクトメモリアクセスコントローラ(DM
AC)5、キャッシュメモリ6、キャッシュコントロー
ラ(CCN)7、バスコントローラ(BSC)8、クロ
ックパルス発振器(CPG)9、割り込みコントローラ
(INTC)11、シリアルコミュニケーションインタ
フェース(SCI)12、及びタイマ13とを含んで成
る。
【0018】CPU1は、本システムの論理的中核とさ
れ、主として、アドレス指定、情報の読み出しと書き込
み、データの演算、命令のシーケンス、割り込の受付
け、記憶装置と入出力装置との情報交換の起動等の機能
を有し、演算制御部や、バス制御部、メモリアクセス制
御部などから構成される。CPUバス4や周辺バス10
及び外部バス15に結合されている各種デバイスは、C
PU1によって管理されるアドレス空間に配置される。
れ、主として、アドレス指定、情報の読み出しと書き込
み、データの演算、命令のシーケンス、割り込の受付
け、記憶装置と入出力装置との情報交換の起動等の機能
を有し、演算制御部や、バス制御部、メモリアクセス制
御部などから構成される。CPUバス4や周辺バス10
及び外部バス15に結合されている各種デバイスは、C
PU1によって管理されるアドレス空間に配置される。
【0019】ROM2にはCPU1での計算や制御に必
要なプログラムが読み出し専用の状態で格納されてい
る。RAM3はメインメモリとされ、CPU1での計算
や制御に必要なプログラムやデータがロードされる。上
記ROM2やRAM3は、CPUバス4を介してCPU
1に結合されている。CPUバス4は、コマンドやアド
レス及びデータなどの各種信号を伝達するための複数の
バスラインによって形成される。
要なプログラムが読み出し専用の状態で格納されてい
る。RAM3はメインメモリとされ、CPU1での計算
や制御に必要なプログラムやデータがロードされる。上
記ROM2やRAM3は、CPUバス4を介してCPU
1に結合されている。CPUバス4は、コマンドやアド
レス及びデータなどの各種信号を伝達するための複数の
バスラインによって形成される。
【0020】DMAC5は、BSC8に対してDMA転
送のためのコマンドやアドレスを出力する。また、BS
C8との間でDMA転送にかかるデータのやり取りを可
能とする。DMAC5は、特に制限されないが、2チャ
ンネルを有し、転送要求信号に応じてメモリをアドレシ
ングすると同時にその転送要求信号に応ずるI/Oデバ
イスを選択してデータ転送を行うシングルアドレシング
モードや、リードサイクルを起動してメモリとメモリと
の間でのデータ転送を行うデュアルアドレシングモー
ド、さらにはメモリとSCI12との間のチェインブロ
ック転送モードなどをサポートする。このDMAC5に
は、DMA転送時のメモリアドレスを指定するメモリア
ドレスレジスタ、転送先又は転送元になる入出力回路の
アドレスを指定するI/Oアドレスレジスタ、転送語数
を指定するバイトカウントレジスタ、モードレジスタな
どのI/Oレジスタ群が含まれる。DMAC5はそれぞ
れのチャンネルに対応して転送要求信号が入力され、ま
た、必要に応じて転送終了信号を出力する。
送のためのコマンドやアドレスを出力する。また、BS
C8との間でDMA転送にかかるデータのやり取りを可
能とする。DMAC5は、特に制限されないが、2チャ
ンネルを有し、転送要求信号に応じてメモリをアドレシ
ングすると同時にその転送要求信号に応ずるI/Oデバ
イスを選択してデータ転送を行うシングルアドレシング
モードや、リードサイクルを起動してメモリとメモリと
の間でのデータ転送を行うデュアルアドレシングモー
ド、さらにはメモリとSCI12との間のチェインブロ
ック転送モードなどをサポートする。このDMAC5に
は、DMA転送時のメモリアドレスを指定するメモリア
ドレスレジスタ、転送先又は転送元になる入出力回路の
アドレスを指定するI/Oアドレスレジスタ、転送語数
を指定するバイトカウントレジスタ、モードレジスタな
どのI/Oレジスタ群が含まれる。DMAC5はそれぞ
れのチャンネルに対応して転送要求信号が入力され、ま
た、必要に応じて転送終了信号を出力する。
【0021】キャッシュメモリ6には、外部バス15に
結合されたSDRAM16から読み出されたデータや、
上記SDRAM16に書き戻すべきデータが格納され
る。
結合されたSDRAM16から読み出されたデータや、
上記SDRAM16に書き戻すべきデータが格納され
る。
【0022】CCN7では、CPU1が必要とするデー
タが上記キャッシュメモリ6内に存在するか否かの判定
が行われる。CPU1が必要とするデータがキャッシュ
メモリ6内に存在する場合にはキャッシュメモリ6内の
データに必要な処理をするべく、キャッシュメモリ6の
制御を行う。それに対して、CPU1が必要とするデー
タがキャッシュメモリ6内に存在しない場合には、当該
データをSDRAM16から読み出すため、BSC8に
対してコマンドとアドレスを出力する。これに応じてS
DRAM16から読み出されたデータは、CPU1に伝
達されるとともに、キャッシュメモリ6に格納され、次
回のメモリアクセスに備えられる。
タが上記キャッシュメモリ6内に存在するか否かの判定
が行われる。CPU1が必要とするデータがキャッシュ
メモリ6内に存在する場合にはキャッシュメモリ6内の
データに必要な処理をするべく、キャッシュメモリ6の
制御を行う。それに対して、CPU1が必要とするデー
タがキャッシュメモリ6内に存在しない場合には、当該
データをSDRAM16から読み出すため、BSC8に
対してコマンドとアドレスを出力する。これに応じてS
DRAM16から読み出されたデータは、CPU1に伝
達されるとともに、キャッシュメモリ6に格納され、次
回のメモリアクセスに備えられる。
【0023】BSC8は、SDRAM16に対するアク
セスが必要である場合には、外部バス15を介してSD
RAM16にコマンドとアドレスを出力する。このと
き、クロックイネーブル信号CKEがローレベルにネゲ
ートされることで、SDRAM16が低消費電力モード
になっていれば、コマンドとアドレスに先立ってクロッ
クイネーブル信号CKEをハイレベルにする。SDRA
M16をアクセスする必要が無い場合には、クロックイ
ネーブル信号CKEはローレベルのままとされる。
セスが必要である場合には、外部バス15を介してSD
RAM16にコマンドとアドレスを出力する。このと
き、クロックイネーブル信号CKEがローレベルにネゲ
ートされることで、SDRAM16が低消費電力モード
になっていれば、コマンドとアドレスに先立ってクロッ
クイネーブル信号CKEをハイレベルにする。SDRA
M16をアクセスする必要が無い場合には、クロックイ
ネーブル信号CKEはローレベルのままとされる。
【0024】CPG9は、コンピュータシステムの各部
において使用されるクロック信号を生成する。
において使用されるクロック信号を生成する。
【0025】BSC8には周辺バス10が結合される。
周辺バス10は、コマンドやアドレス及びデータなどの
各種信号を伝達するための複数のバスラインから形成さ
れる。このような周辺バス10には、特に制限されない
が、INTC11、SCI12、及びタイマ13が結合
される。
周辺バス10は、コマンドやアドレス及びデータなどの
各種信号を伝達するための複数のバスラインから形成さ
れる。このような周辺バス10には、特に制限されない
が、INTC11、SCI12、及びタイマ13が結合
される。
【0026】INTC11は、所定の優先順位に従って
各種割り込みを制御する。SCI12は、他のLSIと
の間でシリアルデータの通信を行うためのモジュール
で、調歩同期式モードによる通信と、クロック同期式モ
ードによる通信との選択が可能とされる。動作モードの
指定や、データフォーマットの指定、ビットレートの設
定及び送受信制御のための複数のレジスタと、送受信の
コントロール回路、及びバスインタフェースなどを含ん
で成る。
各種割り込みを制御する。SCI12は、他のLSIと
の間でシリアルデータの通信を行うためのモジュール
で、調歩同期式モードによる通信と、クロック同期式モ
ードによる通信との選択が可能とされる。動作モードの
指定や、データフォーマットの指定、ビットレートの設
定及び送受信制御のための複数のレジスタと、送受信の
コントロール回路、及びバスインタフェースなどを含ん
で成る。
【0027】タイマ13には、ウォッチドックタイマ、
16ビットフリーランニングタイマ、PWMタイマな
ど、各種タイマが含まれる。ウォッチドックタイマは、
システムの監視を行うもので、システムの暴走などによ
り、タイマカウンタの値が書換えられずにオーバーフロ
ーすると、CPU1に対してリセット又はNMI(ノン
マスカブル割り込み)を発生する。また、この機能を利
用しない場合には、インターバルタイマとしても使用可
能とされる。16ビットフリーランニングタイマは、特
に制限されないが、16ビットフリーランニングカウン
タをベースにして、2種類の独立した波形出力が可能と
され、また、入力パルスの幅や、外部クロックの周期を
測定することができる。PWMタイマは、2チャンネル
設けられ、各チャンネル毎に、8ビットタイマカウンタ
と8ビットデューティレジスタがあり、この8ビットデ
ューティレジスタに設定する値によって0〜100%の
デューティパルスを得ることができるようになってい
る。
16ビットフリーランニングタイマ、PWMタイマな
ど、各種タイマが含まれる。ウォッチドックタイマは、
システムの監視を行うもので、システムの暴走などによ
り、タイマカウンタの値が書換えられずにオーバーフロ
ーすると、CPU1に対してリセット又はNMI(ノン
マスカブル割り込み)を発生する。また、この機能を利
用しない場合には、インターバルタイマとしても使用可
能とされる。16ビットフリーランニングタイマは、特
に制限されないが、16ビットフリーランニングカウン
タをベースにして、2種類の独立した波形出力が可能と
され、また、入力パルスの幅や、外部クロックの周期を
測定することができる。PWMタイマは、2チャンネル
設けられ、各チャンネル毎に、8ビットタイマカウンタ
と8ビットデューティレジスタがあり、この8ビットデ
ューティレジスタに設定する値によって0〜100%の
デューティパルスを得ることができるようになってい
る。
【0028】図2には上記BSC8の構成例が示され
る。
る。
【0029】特に制限されないが、BSC8は、セレク
タ81、アクセス判定回路82、制御信号生成回路8
3、及び第1制御レジスタ84を含んで成る。
タ81、アクセス判定回路82、制御信号生成回路8
3、及び第1制御レジスタ84を含んで成る。
【0030】セレクタ81は、上記DMAC5と上記C
CN7とを選択的にアクセス判定回路82に結合させ
る。上記DMAC5と上記CCN7の何れがセレクタ8
1を介してアクセス判定回路82に結合されるかは、C
PU1によって制御される。
CN7とを選択的にアクセス判定回路82に結合させ
る。上記DMAC5と上記CCN7の何れがセレクタ8
1を介してアクセス判定回路82に結合されるかは、C
PU1によって制御される。
【0031】制御レジスタ84には、CPU1によって
管理されるアドレス空間のどの位置にSDRAM16が
配置されているかを把握するための情報が書き込まれ
る。
管理されるアドレス空間のどの位置にSDRAM16が
配置されているかを把握するための情報が書き込まれ
る。
【0032】また、アクセス判定回路82は、セレクタ
81を介して入力されたコマンド及びアドレスに基づい
て、上記SDRAM16に対するアクセスが発生しない
期間を判別する。SDRAM16に対するアクセスが発
生したか否かは、セレクタ81を介して入力されたアド
レスが、制御レジスタ84に格納されている情報と一致
するか否かの判定により可能とされる。セレクタ81を
介して入力されたアドレスが、制御レジスタ84に格納
されている情報と一致すれば、SDRAM16に対する
アクセスと判定され、セレクタ81を介して入力された
アドレスが、制御レジスタ84に格納されている情報と
一致しなければ、SDRAM16に対するアクセスでは
ないと判定される。この判定結果は、制御信号生成回路
83へ伝達される。
81を介して入力されたコマンド及びアドレスに基づい
て、上記SDRAM16に対するアクセスが発生しない
期間を判別する。SDRAM16に対するアクセスが発
生したか否かは、セレクタ81を介して入力されたアド
レスが、制御レジスタ84に格納されている情報と一致
するか否かの判定により可能とされる。セレクタ81を
介して入力されたアドレスが、制御レジスタ84に格納
されている情報と一致すれば、SDRAM16に対する
アクセスと判定され、セレクタ81を介して入力された
アドレスが、制御レジスタ84に格納されている情報と
一致しなければ、SDRAM16に対するアクセスでは
ないと判定される。この判定結果は、制御信号生成回路
83へ伝達される。
【0033】制御信号生成回路83は、上記アクセス判
定回路の判別結果に基づいて、上記デバイスに対するア
クセスが発生しない期間に上記SDRAM16を低消費
電力モードへ遷移させるための信号を生成する。この信
号は、SDRAM16に対するクロックイネーブル信号
CKEであり、このクロックイネーブル信号CKEがロ
ーレベルにネゲートされることで、SDRAM16の低
消費電力モードへの遷移が指示される。
定回路の判別結果に基づいて、上記デバイスに対するア
クセスが発生しない期間に上記SDRAM16を低消費
電力モードへ遷移させるための信号を生成する。この信
号は、SDRAM16に対するクロックイネーブル信号
CKEであり、このクロックイネーブル信号CKEがロ
ーレベルにネゲートされることで、SDRAM16の低
消費電力モードへの遷移が指示される。
【0034】図6には、上記SDRAM16の構成例が
示される。
示される。
【0035】図6に示されるSDRAM16は、特に制
限されないが、公知の半導体集積回路製造技術によって
単結晶シリコン基板のような一つの半導体基板に形成さ
れ、メモリバンクAを構成するメモリアレイ200Aと
メモリバンクBを構成するメモリアレイ200Bを備え
る。それぞれのメモリアレイ200A,200Bは、マ
トリクス配置されたダイナミック型のメモリセルを備
え、図に従えば、同一列に配置されたメモリセルの選択
端子は列毎のワード線(図示せず)に結合され、同一行
に配置されたメモリセルのデータ入出力端子は行毎に相
補データ線(図示せず)に結合される。
限されないが、公知の半導体集積回路製造技術によって
単結晶シリコン基板のような一つの半導体基板に形成さ
れ、メモリバンクAを構成するメモリアレイ200Aと
メモリバンクBを構成するメモリアレイ200Bを備え
る。それぞれのメモリアレイ200A,200Bは、マ
トリクス配置されたダイナミック型のメモリセルを備
え、図に従えば、同一列に配置されたメモリセルの選択
端子は列毎のワード線(図示せず)に結合され、同一行
に配置されたメモリセルのデータ入出力端子は行毎に相
補データ線(図示せず)に結合される。
【0036】上記メモリアレイ200Aの図示しないワ
ード線はロウデコーダ201Aによるロウアドレス信号
のデコード結果に従って1本が選択レベルに駆動され
る。メモリアレイ200Aの図示しない相補データ線は
センスアンプ及びカラム選択回路202Aに結合され
る。センスアンプ及びカラム選択回路202Aにおける
センスアンプは、メモリセルからのデータ読み出しによ
ってそれぞれの相補データ線に現れる微小電位差を検出
して増幅する増幅回路である。それにおけるカラムスイ
ッチ回路は、相補データ線を各別に選択して相補共通デ
ータ線204に導通させるためのスイッチ回路である。
カラムスイッチ回路はカラムデコーダ203Aによるカ
ラムアドレス信号のデコード結果に従って選択動作され
る。メモリアレイ200B側にも同様にロウデコーダ2
01B,センスアンプ及びカラム選択回路202B,カ
ラムデコーダ203Bが設けられる。相補共通データ線
204は、入出力部210を介してデータ入出力端子I
/O0〜I/O15に接続される。アドレス入力端子A
0〜A11から供給されるロウアドレス信号とカラムア
ドレス信号はカラムアドレスバッファ205とロウアド
レスバッファ206にアドレスマルチプレクス形式で取
り込まれる。供給されたアドレス信号はそれぞれのバッ
ファが保持する。ロウアドレスバッファ206は、リフ
レッシュ動作モードにおいて、リフレッシュカウンタ2
08から出力されるリフレッシュアドレス信号をロウア
ドレス信号として取り込む。カラムアドレスバッファ2
05の出力はカラムアドレスカウンタ207のプリセッ
トデータとして供給され、カラムアドレスカウンタ20
7は、動作モードに応じて、上記プリセットデータとし
てのカラムアドレス信号、又はそのカラムアドレス信号
を順次インクリメントした値を、カラムデコーダ203
A,203Bに向けて出力する。
ード線はロウデコーダ201Aによるロウアドレス信号
のデコード結果に従って1本が選択レベルに駆動され
る。メモリアレイ200Aの図示しない相補データ線は
センスアンプ及びカラム選択回路202Aに結合され
る。センスアンプ及びカラム選択回路202Aにおける
センスアンプは、メモリセルからのデータ読み出しによ
ってそれぞれの相補データ線に現れる微小電位差を検出
して増幅する増幅回路である。それにおけるカラムスイ
ッチ回路は、相補データ線を各別に選択して相補共通デ
ータ線204に導通させるためのスイッチ回路である。
カラムスイッチ回路はカラムデコーダ203Aによるカ
ラムアドレス信号のデコード結果に従って選択動作され
る。メモリアレイ200B側にも同様にロウデコーダ2
01B,センスアンプ及びカラム選択回路202B,カ
ラムデコーダ203Bが設けられる。相補共通データ線
204は、入出力部210を介してデータ入出力端子I
/O0〜I/O15に接続される。アドレス入力端子A
0〜A11から供給されるロウアドレス信号とカラムア
ドレス信号はカラムアドレスバッファ205とロウアド
レスバッファ206にアドレスマルチプレクス形式で取
り込まれる。供給されたアドレス信号はそれぞれのバッ
ファが保持する。ロウアドレスバッファ206は、リフ
レッシュ動作モードにおいて、リフレッシュカウンタ2
08から出力されるリフレッシュアドレス信号をロウア
ドレス信号として取り込む。カラムアドレスバッファ2
05の出力はカラムアドレスカウンタ207のプリセッ
トデータとして供給され、カラムアドレスカウンタ20
7は、動作モードに応じて、上記プリセットデータとし
てのカラムアドレス信号、又はそのカラムアドレス信号
を順次インクリメントした値を、カラムデコーダ203
A,203Bに向けて出力する。
【0037】コントローラ212は、特に制限されない
が、クロック信号CLK、クロックイネーブル信号CK
E、チップセレクト信号CS*(記号*はローイネーブ
ル又は信号反転を意味する)、カラムアドレスストロー
ブ信号CAS*、ロウアドレスストローブ信号RAS
*、及びライトイネーブル信号WE*などの外部制御信
号と、アドレス入力端子A0〜A11からの制御データ
などが供給され、それら信号のレベルや変化のタイミン
グなどに基づいてSDRAMの動作モード及び上記回路
ブロックの動作を制御するための内部タイミング信号を
形成するもので、そのためのコントロールロジック(図
示せず)とモードレジスタ300を備える。上記クロッ
ク信号CLK、クロックイネーブル信号CKEや、チッ
プセレクト信号CS*などの各種制御信号は、BSC8
から外部バス15を介して伝達される。
が、クロック信号CLK、クロックイネーブル信号CK
E、チップセレクト信号CS*(記号*はローイネーブ
ル又は信号反転を意味する)、カラムアドレスストロー
ブ信号CAS*、ロウアドレスストローブ信号RAS
*、及びライトイネーブル信号WE*などの外部制御信
号と、アドレス入力端子A0〜A11からの制御データ
などが供給され、それら信号のレベルや変化のタイミン
グなどに基づいてSDRAMの動作モード及び上記回路
ブロックの動作を制御するための内部タイミング信号を
形成するもので、そのためのコントロールロジック(図
示せず)とモードレジスタ300を備える。上記クロッ
ク信号CLK、クロックイネーブル信号CKEや、チッ
プセレクト信号CS*などの各種制御信号は、BSC8
から外部バス15を介して伝達される。
【0038】クロック信号CLKはSDRAM16のマ
スタクロックとされる。チップセレクト信号CS*はそ
のローレベルによってコマンド入力サイクルの開始を指
示する。チップセレクト信号CS*がハイレベルのとき
(チップ非選択状態)、その他の信号入力は意味を持た
ない。ただし、メモリバンクの選択状態やバースト動作
などの内部動作はチップ非選択状態への変化によって影
響されない。RAS*,CAS*,WE*の各信号は、
コマンドサイクルを定義するときに有意の信号とされ
る。クロックイネーブル信号CKEは次のクロック信号
の有効性を指示する信号であり、このクロックイネーブ
ル信号CKEがハイレベルであれば次のクロック信号C
LKの立ち上がりエッジが有効とされ、ローレベルのと
きは無効とされる。上記ロウアドレス信号は、クロック
信号CLKの立ち上がりエッジに同期するロウアドレス
ストローブ・バンクアクティブコマンドサイクルにおけ
る端子A0〜A11のレベルによって定義される。
スタクロックとされる。チップセレクト信号CS*はそ
のローレベルによってコマンド入力サイクルの開始を指
示する。チップセレクト信号CS*がハイレベルのとき
(チップ非選択状態)、その他の信号入力は意味を持た
ない。ただし、メモリバンクの選択状態やバースト動作
などの内部動作はチップ非選択状態への変化によって影
響されない。RAS*,CAS*,WE*の各信号は、
コマンドサイクルを定義するときに有意の信号とされ
る。クロックイネーブル信号CKEは次のクロック信号
の有効性を指示する信号であり、このクロックイネーブ
ル信号CKEがハイレベルであれば次のクロック信号C
LKの立ち上がりエッジが有効とされ、ローレベルのと
きは無効とされる。上記ロウアドレス信号は、クロック
信号CLKの立ち上がりエッジに同期するロウアドレス
ストローブ・バンクアクティブコマンドサイクルにおけ
る端子A0〜A11のレベルによって定義される。
【0039】端子A11からの入力は、上記ロウアドレ
スストローブ・バンクアクティブコマンドサイクルにお
いてバンク選択信号とみなされる。すなわち、A11の
入力がローレベルのときはメモリバンクAが選択され、
ハイレベルのときはメモリバンクBが選択される。メモ
リバンクの選択制御は、特に制限されないが、選択メモ
リバンク側のロウデコーダのみの活性化、非選択メモリ
バンク側のカラムスイッチ回路の全非選択、選択メモリ
バンク側のみの入出力部210への接続などの処理によ
って行うことができる。
スストローブ・バンクアクティブコマンドサイクルにお
いてバンク選択信号とみなされる。すなわち、A11の
入力がローレベルのときはメモリバンクAが選択され、
ハイレベルのときはメモリバンクBが選択される。メモ
リバンクの選択制御は、特に制限されないが、選択メモ
リバンク側のロウデコーダのみの活性化、非選択メモリ
バンク側のカラムスイッチ回路の全非選択、選択メモリ
バンク側のみの入出力部210への接続などの処理によ
って行うことができる。
【0040】プリチャージコマンドサイクルにおける端
子A11の入力は相補データ線などに対するプリチャー
ジ動作の態様を指示し、そのハイレベルはプリチャージ
の対象が双方のメモリバンクであることを指示し、その
ローレベルは、A11で指示されている一方のメモリバ
ンクがプリチャージ対象であることを指示する。上記カ
ラムアドレス信号は、クロック信号CLKの立ち上がり
エッジに同期するリード又はライトコマンドサイクルに
おける端子A0〜A7のレベルによって定義される。そ
して、このようにして定義されたカラムアドレスはバー
ストアクセスのスタートアドレスとされる。
子A11の入力は相補データ線などに対するプリチャー
ジ動作の態様を指示し、そのハイレベルはプリチャージ
の対象が双方のメモリバンクであることを指示し、その
ローレベルは、A11で指示されている一方のメモリバ
ンクがプリチャージ対象であることを指示する。上記カ
ラムアドレス信号は、クロック信号CLKの立ち上がり
エッジに同期するリード又はライトコマンドサイクルに
おける端子A0〜A7のレベルによって定義される。そ
して、このようにして定義されたカラムアドレスはバー
ストアクセスのスタートアドレスとされる。
【0041】図3には上記コンピュータシステムにおけ
る主要部の動作タイミングが示される。同図においいて
ADR1,ADR2は、外部バス15に結合されたデバ
イスがマッピングされたアドレスを、ADR3は、周辺
バス10に結合されたデバイスがマッピングされたアド
レスをそれぞれ示している。説明の便宜上、DMAC5
又はCCN7から、CMD1,NOP,CMD2,CM
D3の順にコマンドが出力された場合を想定する。ここ
で、NOPは無操作命令であり、CMD1,CMD2,
CMD3は、上記無操作命令以外の命令を示す。NOP
が発行された場合、SDRAM16に対するアクセスは
行われない。DMAC5又はCCN7から出力されたコ
マンドがNOPであることは、アクセス判定回路82に
よって判定される。SDRAM16が通常動作状態であ
る場合、制御信号生成回路83は、上記アクセス判定回
路82の判定結果に基づいてクロックイネーブル信号C
KEをローレベルにネゲートする(17)。クロックイ
ネーブル信号CKEがローレベルにネゲートされること
によって、SDRAM16では、クロック信号CLKの
取り込みが無効とされ、それによって低消費電力モード
とされる。SDRAM16の低消費電力モードにおける
消費電力は、通常動作時の数十分の1に低減される。S
DRAM16の低消費電力モードは、セルフリフレッシ
ュモードに比べると、通常動作状態への復帰に要する時
間が短いので、その分、処理時間のオーバーヘッドを抑
えることができる。
る主要部の動作タイミングが示される。同図においいて
ADR1,ADR2は、外部バス15に結合されたデバ
イスがマッピングされたアドレスを、ADR3は、周辺
バス10に結合されたデバイスがマッピングされたアド
レスをそれぞれ示している。説明の便宜上、DMAC5
又はCCN7から、CMD1,NOP,CMD2,CM
D3の順にコマンドが出力された場合を想定する。ここ
で、NOPは無操作命令であり、CMD1,CMD2,
CMD3は、上記無操作命令以外の命令を示す。NOP
が発行された場合、SDRAM16に対するアクセスは
行われない。DMAC5又はCCN7から出力されたコ
マンドがNOPであることは、アクセス判定回路82に
よって判定される。SDRAM16が通常動作状態であ
る場合、制御信号生成回路83は、上記アクセス判定回
路82の判定結果に基づいてクロックイネーブル信号C
KEをローレベルにネゲートする(17)。クロックイ
ネーブル信号CKEがローレベルにネゲートされること
によって、SDRAM16では、クロック信号CLKの
取り込みが無効とされ、それによって低消費電力モード
とされる。SDRAM16の低消費電力モードにおける
消費電力は、通常動作時の数十分の1に低減される。S
DRAM16の低消費電力モードは、セルフリフレッシ
ュモードに比べると、通常動作状態への復帰に要する時
間が短いので、その分、処理時間のオーバーヘッドを抑
えることができる。
【0042】DMAC5又はCCN7から、コマンドC
MD2とアドレスADR2が出力された場合、SDRA
M16に対するアクセスが必要であることがアクセス判
定回路82によって判定され、その判定結果に応じて制
御信号生成回路83によってクロックイネーブル信号C
KEがハイレベルにアサートされる(18)。それによ
ってSDRAM16では、クロック信号CLKの取り込
みが有効とされ、通常動作モードに復帰される。
MD2とアドレスADR2が出力された場合、SDRA
M16に対するアクセスが必要であることがアクセス判
定回路82によって判定され、その判定結果に応じて制
御信号生成回路83によってクロックイネーブル信号C
KEがハイレベルにアサートされる(18)。それによ
ってSDRAM16では、クロック信号CLKの取り込
みが有効とされ、通常動作モードに復帰される。
【0043】DMAC5又はCCN7から、コマンドC
MD3とアドレスADR3が出力された場合、アクセス
判定回路82は、それが、周辺バス10に結合されたデ
バイスへのアクセスであることをアドレスADR3から
判定する。周辺バス10に結合されたデバイスへのアク
セスの場合、SDRAM16に対するアクセスは不要と
なるため、制御信号生成回路83は、上記アクセス判定
回路82の判定結果に基づいてクロックイネーブル信号
CKEをローレベルにネゲートする(19)。クロック
イネーブル信号CKEがローレベルにネゲートされるこ
とによって、SDRAM16は、クロック信号CLKの
取り込みが無効とされ、それによって低消費電力モード
に変換される。
MD3とアドレスADR3が出力された場合、アクセス
判定回路82は、それが、周辺バス10に結合されたデ
バイスへのアクセスであることをアドレスADR3から
判定する。周辺バス10に結合されたデバイスへのアク
セスの場合、SDRAM16に対するアクセスは不要と
なるため、制御信号生成回路83は、上記アクセス判定
回路82の判定結果に基づいてクロックイネーブル信号
CKEをローレベルにネゲートする(19)。クロック
イネーブル信号CKEがローレベルにネゲートされるこ
とによって、SDRAM16は、クロック信号CLKの
取り込みが無効とされ、それによって低消費電力モード
に変換される。
【0044】上記の例によれば、以下の作用効果を得る
ことができる。
ことができる。
【0045】(1)入力されたコマンド及びアドレスに
基づいて、SDRAM16に対するアクセスが発生しな
い期間を判別し、それに基づいて、上記SDRAM16
に対するアクセスが発生しない期間に上記SDRAM1
6を低消費電力モードへ遷移させることができるので、
CPU1に対する割り込みレベルを考慮することなく、
上記SDRAM16での電力消費を的確に抑えることが
できる。
基づいて、SDRAM16に対するアクセスが発生しな
い期間を判別し、それに基づいて、上記SDRAM16
に対するアクセスが発生しない期間に上記SDRAM1
6を低消費電力モードへ遷移させることができるので、
CPU1に対する割り込みレベルを考慮することなく、
上記SDRAM16での電力消費を的確に抑えることが
できる。
【0046】(2)上記(1)の作用効果により、マイ
クロコンピュータシステム全体の消費電力の低減を図る
ことができる。
クロコンピュータシステム全体の消費電力の低減を図る
ことができる。
【0047】図4には、上記BSC8の別の構成例が示
される。
される。
【0048】図4に示されるBSC8が、図2に示され
るのと大きく相違するのは、制御レジスタ84とは別に
制御レジスタ85が設けられている点である。この制御
レジスタ85は、SDRAM16に対するアクセス判定
の基準となるバスサイクル数を記憶するためのもので、
この記憶情報はCPU1によって書き換え可能とされ
る。アクセス判定回路82は、上記セレクタ81を介し
て入力されたコマンド及びアドレスに基づいて、SDR
AM16に対するアクセスが発生しない期間を判別する
とともに、SDRAM16に対するアクセスが発生しな
い期間が、制御レジスタ85に記憶されたバスサイクル
数に達したことを検出する。この検出結果に基づいて、
上記デバイスに対するアクセスが発生しない期間に上記
デバイスを低消費電力モードへ遷移させるための信号と
して、クロックイネーブル信号CKEをローレベルにネ
ゲートする。クロックイネーブル信号CKEがローレベ
ルにネゲートされることによって、SDRAM16は、
クロック信号CLKの取り込みが無効とされ、それによ
って低消費電力モードとされる。
るのと大きく相違するのは、制御レジスタ84とは別に
制御レジスタ85が設けられている点である。この制御
レジスタ85は、SDRAM16に対するアクセス判定
の基準となるバスサイクル数を記憶するためのもので、
この記憶情報はCPU1によって書き換え可能とされ
る。アクセス判定回路82は、上記セレクタ81を介し
て入力されたコマンド及びアドレスに基づいて、SDR
AM16に対するアクセスが発生しない期間を判別する
とともに、SDRAM16に対するアクセスが発生しな
い期間が、制御レジスタ85に記憶されたバスサイクル
数に達したことを検出する。この検出結果に基づいて、
上記デバイスに対するアクセスが発生しない期間に上記
デバイスを低消費電力モードへ遷移させるための信号と
して、クロックイネーブル信号CKEをローレベルにネ
ゲートする。クロックイネーブル信号CKEがローレベ
ルにネゲートされることによって、SDRAM16は、
クロック信号CLKの取り込みが無効とされ、それによ
って低消費電力モードとされる。
【0049】尚、上記アクセス判定回路82において、
上記セレクタ81を介して入力されたコマンド及びアド
レスに基づいて、SDRAM16に対するアクセスが発
生しない期間を判定する機能については、図2に示され
る場合と同様である。
上記セレクタ81を介して入力されたコマンド及びアド
レスに基づいて、SDRAM16に対するアクセスが発
生しない期間を判定する機能については、図2に示され
る場合と同様である。
【0050】図5には、図4に示される構成を採用した
場合の動作タイミング例が示される。
場合の動作タイミング例が示される。
【0051】図5に示される例では、SDRAM16に
対するアクセスが不要となる期間が3バスサイクルに達
した場合にクロックイネーブル信号CKEがローレベル
にネゲートされるように(22)、制御レジスタ85へ
の情報書き込みが行われる。
対するアクセスが不要となる期間が3バスサイクルに達
した場合にクロックイネーブル信号CKEがローレベル
にネゲートされるように(22)、制御レジスタ85へ
の情報書き込みが行われる。
【0052】信号遷移箇所21に着目すると、コマンド
CMD2の取り込みは、図3に示される場合に比べて1
バスサイクル早くなっており、SDRAM16を低消費
電力モードから通常動作モードへ復帰する際のオーバー
ヘッドの増加が抑えられる。NOPが3バスサイクル目
に達すると、そのことがアクセス制御回路82によって
検出され、その検出結果に基づいて制御信号生成回路8
3によってクロックイネーブル信号CKEをローレベル
にネゲートする。これによりSDRAM16は、クロッ
ク信号CLKの取り込みが無効とされ、低消費電力モー
ドとされる。
CMD2の取り込みは、図3に示される場合に比べて1
バスサイクル早くなっており、SDRAM16を低消費
電力モードから通常動作モードへ復帰する際のオーバー
ヘッドの増加が抑えられる。NOPが3バスサイクル目
に達すると、そのことがアクセス制御回路82によって
検出され、その検出結果に基づいて制御信号生成回路8
3によってクロックイネーブル信号CKEをローレベル
にネゲートする。これによりSDRAM16は、クロッ
ク信号CLKの取り込みが無効とされ、低消費電力モー
ドとされる。
【0053】このように、入力されたコマンド及びアド
レスに基づいて、SDRAM16に対するアクセスが発
生しない期間を判別するとともに、上記SDRAM16
に対するアクセスが発生しない期間が、上記レジスタに
記憶された上記バスサイクル数に達したことを検出し、
それに基づいて、上記デバイスに対するアクセスが発生
しない期間に上記SDRAM16を低消費電力モードへ
遷移させることによって、上記SDRAM16での電力
消費を抑えることができるので、CPU1に対する割り
込みレベルを考慮することなく、システムの消費電力低
減の適正化を図ることができる。
レスに基づいて、SDRAM16に対するアクセスが発
生しない期間を判別するとともに、上記SDRAM16
に対するアクセスが発生しない期間が、上記レジスタに
記憶された上記バスサイクル数に達したことを検出し、
それに基づいて、上記デバイスに対するアクセスが発生
しない期間に上記SDRAM16を低消費電力モードへ
遷移させることによって、上記SDRAM16での電力
消費を抑えることができるので、CPU1に対する割り
込みレベルを考慮することなく、システムの消費電力低
減の適正化を図ることができる。
【0054】さらに、SDRAM16に対するアクセス
判定の基準となるバスサイクル数を記憶可能なレジスタ
85を設け、上記SDRAM16に対するアクセスが発
生しない期間が、上記レジスタに記憶された上記バスサ
イクル数に達したことを検出するようにしているため、
上記SDRAM16へのアクセスが必要な期間と、そう
でない期間とが短い間隔で繰り返される場合において、
それに追随して上記SDRAM16が頻繁に低消費電力
モードへ遷移されるのを排除することができるため、上
記SDRAM16が低消費電力モードから通常動作状態
へ復帰する際のオーバーヘッドの増加を抑えることがで
きる。
判定の基準となるバスサイクル数を記憶可能なレジスタ
85を設け、上記SDRAM16に対するアクセスが発
生しない期間が、上記レジスタに記憶された上記バスサ
イクル数に達したことを検出するようにしているため、
上記SDRAM16へのアクセスが必要な期間と、そう
でない期間とが短い間隔で繰り返される場合において、
それに追随して上記SDRAM16が頻繁に低消費電力
モードへ遷移されるのを排除することができるため、上
記SDRAM16が低消費電力モードから通常動作状態
へ復帰する際のオーバーヘッドの増加を抑えることがで
きる。
【0055】以上本発明者によってなされた発明を具体
的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であるこ
とはいうまでもない。
的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であるこ
とはいうまでもない。
【0056】例えば、上記の例ではバスコントローラ8
内にアクセス判定回路82や制御信号発生回路83を内
蔵するものについて説明したが、バスコントローラ8と
は別個に上記各機能を設けるようにしても良い。
内にアクセス判定回路82や制御信号発生回路83を内
蔵するものについて説明したが、バスコントローラ8と
は別個に上記各機能を設けるようにしても良い。
【0057】また、SDRAM16は本発明におけるデ
バイスの一例であり、このSDRAM16以外のデバイ
スについても、消費電力制御を行うことができる。
バイスの一例であり、このSDRAM16以外のデバイ
スについても、消費電力制御を行うことができる。
【0058】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるコンピ
ュータシステムに適用した場合について説明したが、本
発明はそれに限定されるものではなく、各種データ処理
装置に適用することができる。
なされた発明をその背景となった利用分野であるコンピ
ュータシステムに適用した場合について説明したが、本
発明はそれに限定されるものではなく、各種データ処理
装置に適用することができる。
【0059】本発明は、少なくともマイクロコンピュー
タを含むことを条件に適用することができる。
タを含むことを条件に適用することができる。
【0060】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0061】すなわち、デバイスに対するアクセスが発
生しない期間を判別するためのアクセス判定手段と、上
記アクセス判定手段の判別結果に基づいて、上記デバイ
スに対するアクセスが発生しない期間に上記デバイスを
低消費電力モードへ遷移させるための信号を生成可能な
制御信号生成手段とを設けることにより、上記デバイス
に対するアクセスが発生しない期間に上記デバイスを低
消費電力モードへ遷移させ、上記デバイスでの電力消費
を的確に抑えることができるため、CPUに対する割り
込みレベルを考慮することなく、システムの消費電力を
的確に低減することができる。
生しない期間を判別するためのアクセス判定手段と、上
記アクセス判定手段の判別結果に基づいて、上記デバイ
スに対するアクセスが発生しない期間に上記デバイスを
低消費電力モードへ遷移させるための信号を生成可能な
制御信号生成手段とを設けることにより、上記デバイス
に対するアクセスが発生しない期間に上記デバイスを低
消費電力モードへ遷移させ、上記デバイスでの電力消費
を的確に抑えることができるため、CPUに対する割り
込みレベルを考慮することなく、システムの消費電力を
的確に低減することができる。
【0062】また、上記デバイスに対するアクセス判定
の基準となるバスサイクル数を記憶可能なレジスタを設
け、上記デバイスに対するアクセスが発生しない期間
が、上記レジスタに記憶された上記バスサイクル数に達
した状態で上記デバイスを低消費電力モードへ遷移させ
ることにより、上記デバイスへのアクセスが必要な期間
と、そうでない期間とが短い間隔で繰り返される場合に
おいて、それに追随して上記デバイスが頻繁に低消費電
力モードへ遷移されるのを排除することができるため、
上記デバイスが低消費電力モードから通常動作状態へ復
帰する際のオーバーヘッドの増加を抑えることができ
る。
の基準となるバスサイクル数を記憶可能なレジスタを設
け、上記デバイスに対するアクセスが発生しない期間
が、上記レジスタに記憶された上記バスサイクル数に達
した状態で上記デバイスを低消費電力モードへ遷移させ
ることにより、上記デバイスへのアクセスが必要な期間
と、そうでない期間とが短い間隔で繰り返される場合に
おいて、それに追随して上記デバイスが頻繁に低消費電
力モードへ遷移されるのを排除することができるため、
上記デバイスが低消費電力モードから通常動作状態へ復
帰する際のオーバーヘッドの増加を抑えることができ
る。
【図1】本発明にかかるコンピュータシステムの構成例
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】上記コンピュータシステムにおけるマイクロコ
ンピュータに含まれるBSCの構成例ブロック図であ
る。
ンピュータに含まれるBSCの構成例ブロック図であ
る。
【図3】上記コンピュータシステムにおける主要部の動
作タイミング図である。
作タイミング図である。
【図4】上記コンピュータシステムにおけるマイクロコ
ンピュータに含まれるBSCの別の構成例ブロック図で
ある。
ンピュータに含まれるBSCの別の構成例ブロック図で
ある。
【図5】上記コンピュータシステムにおける主要部の別
の動作タイミング図である。
の動作タイミング図である。
【図6】上記コンピュータシステムにおけるSDRAM
の構成例ブロック図である。
の構成例ブロック図である。
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 CPUバス 5 DMAC 6 キャッシュメモリ 7 CCN 8 BSC 9 CPG 10 周辺バス 11 INTC 12 SCI 13 タイマ 14 専用端子 15 外部バス 16 SDRAM 81 セレクタ 82 アクセス判定回路 83 制御信号生成回路 84,85 制御レジスタ
Claims (5)
- 【請求項1】 外部バスによって結合されたデバイスを
通常動作モードと低消費電力モードとに選択的に設定可
能なイネーブル信号を上記デバイスに対して外部出力す
るための専用端子と、データ転送におけるバス制御を可
能とするバスコントローラと、を含み、 上記バスコントローラは、上記デバイスに対するアクセ
スが発生しない期間を判別するためのアクセス判別手段
と、 上記判別手段の判別結果に基づいて上記イネーブル信号
をネゲートすることで上記デバイスを通常動作モードか
ら低消費電力モードに遷移可能な制御信号生成手段と、
を含んで成ることを特徴とするマイクロコンピュータ。 - 【請求項2】 演算処理のための中央処理装置と、外部
バスによって結合されたデバイスを通常動作モードと低
消費電力モードとに選択的に設定可能なイネーブル信号
を上記デバイスに対して外部出力するための専用端子
と、データ転送におけるバス制御を可能とするバスコン
トローラと、を含み、 上記バスコントローラは、上記中央処理装置によって管
理されるアドレス空間のどの位置に上記デバイスが配置
されているかを把握するための情報を記憶可能なレジス
タと、 上記レジスタに記憶された情報によって特定される上記
デバイスに対するアクセスが発生しない期間を判別する
ためのアクセス判別手段と、 上記判別手段の判別結果に基づいて上記イネーブル信号
をネゲートすることで上記デバイスを通常動作モードか
ら低消費電力モードに遷移可能な制御信号生成手段と、
を含んで成ることを特徴とするマイクロコンピュータ。 - 【請求項3】 演算処理のための中央処理装置と、外部
バスによって結合されたデバイスを通常動作モードと低
消費電力モードとに選択的に設定可能なイネーブル信号
を上記デバイスに対して外部出力するための専用端子
と、データ転送におけるバス制御を可能とするバスコン
トローラと、を含み、 上記バスコントローラは、上記中央処理装置によって管
理されるアドレス空間のどの位置に上記デバイスが配置
されているかを把握するための情報を記憶可能な第1レ
ジスタと、 上記デバイスに対するアクセス判定の基準となるバスサ
イクル数を記憶可能な第2レジスタと、 上記第1レジスタに記憶された情報によって特定される
上記デバイスに対するアクセスが発生しない期間を判別
するとともに、上記デバイスに対するアクセスが発生し
ない期間のバスサイクル数が、上記第2レジスタに記憶
された上記バスサイクル数に達したことを検出するため
のアクセス判定手段と、 上記判別手段の判別結果に基づいて上記イネーブル信号
をネゲートすることで上記デバイスを通常動作モードか
ら低消費電力モードに遷移可能な制御信号生成手段と、
を含んで成ることを特徴とするマイクロコンピュータ。 - 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか1項記載のマイ
クロコンピュータと、それによってアクセス可能なデバ
イスとを含んで成るデータ処理装置。 - 【請求項5】 上記デバイスは、上記マイクロコンピュ
ータによって生成された信号に同期動作され、上記マイ
クロコンピュータから出力されたイネーブル信号がネゲ
ートされることによって低消費電力モードに遷移可能な
半導体記憶装置とされる請求項4記載のデータ処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001000355A JP2002207541A (ja) | 2001-01-05 | 2001-01-05 | マイクロコンピュータ及びデータ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001000355A JP2002207541A (ja) | 2001-01-05 | 2001-01-05 | マイクロコンピュータ及びデータ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002207541A true JP2002207541A (ja) | 2002-07-26 |
Family
ID=18869156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001000355A Pending JP2002207541A (ja) | 2001-01-05 | 2001-01-05 | マイクロコンピュータ及びデータ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002207541A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004040540A1 (en) * | 2002-10-30 | 2004-05-13 | Gracel Co., Ltd. | Apparatus for driving light emitting device of display having matrix structure |
JP2006350845A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 制御回路、情報処理装置、及び制御方法 |
US9135966B2 (en) | 2011-08-09 | 2015-09-15 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device including memory capable of reducing power consumption |
JP7488128B2 (ja) | 2019-06-28 | 2024-05-21 | ルネサス エレクトロニクス アメリカ インコーポレイテッド | Ddr5クライアントpmicパワーアップシーケンスおよび状態遷移 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH096490A (ja) * | 1995-06-20 | 1997-01-10 | Hitachi Ltd | マイクロコンピュータ、及びデータ処理装置 |
JPH1153049A (ja) * | 1997-08-05 | 1999-02-26 | Toshiba Corp | コンピュータシステム |
JP2000339216A (ja) * | 1999-04-30 | 2000-12-08 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | コンピュータ・システムのメモリ・カードによって使用される電力を制御する方法 |
-
2001
- 2001-01-05 JP JP2001000355A patent/JP2002207541A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JP4586645B2 (ja) * | 2005-06-17 | 2010-11-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 制御回路、情報処理装置、及び制御方法 |
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JP7488128B2 (ja) | 2019-06-28 | 2024-05-21 | ルネサス エレクトロニクス アメリカ インコーポレイテッド | Ddr5クライアントpmicパワーアップシーケンスおよび状態遷移 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071217 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091216 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100106 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100427 |