JP4225223B2 - メモリ制御装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明はSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)とSRAM(Static Random Access Memory)の双方に接続してメモリアクセスを制御するメモリ制御装置、メモリ制御方法に関し、特に、アドレスバス、データバスを共通化し、SDRAMに対するオートリフレッシュサイクルをSRAMのメモリサイクルと並行して制御する技術に関する。
従来の異なる種類のメモリ装置を制御する技術として、特許文献1に記載された「メモリ制御装置およびメモリ制御方法」が開示されている。
この特許文献1の発明は、SDRAMとシンクロナスROMとが同一のバスで接続してメモリ制御を行う処理装置であり、SDRAMに対するリフレッシュサイクルと、シンクロナスROMに対するメモリサイクルを効率的に行って、メモリ制御装置の処理能力を向上させることを目的としたものである。
特開2002−269980号公報。
通常、SDRAMとSRAMはアクセス制御の方法が異なるものであり、同一バスでアクセスを行うことを困難としている。
従って、通常のメモリコントローラでは、SDRAMとSRAMに対して別々のバスで接続するのが一般的である。
しかし、最近のメモリは大容量のため、メモリデバイスからのアドレス線、データ線の数も増加する傾向にある。
メモリコントローラがASIC(Application Specific Integrated Circuit)/GA(Gate Array)/FPGA(Field Programmable Gate Array)等で纏まっている場合、各々のメモリへのデータバス、アドレスバスが多ピンの構成となってしまうため、ASIC等のチップサイズが、ピンネックによって大きくなり、結果的にメモリコントローラの製造コストを抑えることができず、また、消費電力が高くなってしまうといった問題が生じた。
この対策として、単純にアドレスバス、データバスを共用化することによるピン数の削減を行う方法が考えられる。
しかし、SDRAMは、チップの仕様に基づいて定期的にリフレッシュ動作を行って、各メモリセル内の電荷量を一定の値以上に保つ必要がある。
このため、SDRAMのオートリフレッシュに関しては、SRAMへのメモリアクセスと並行して実施しなければならないケースがある。
また、オートリフレッシュの制御コマンドは、SDRAM制御用のコマンドのみで制御可能であるが、オートリフレッシュ後のプリチャージを行う場合は、アドレス線の一部を制御コマンドと合せてアサートする必要がある。
従って、SDRAMへのオートリフレッシュと、SRAMに対するアクセス制御が同時に制御される際は、アドレスバスの一部が競合するため、アドレスバス、データバスは完全に共通化することができないといった問題がある。
よって、本発明は、SDRAMおよびSRAMへのアドレスバス、データバスを共通化し、なおかつ、オートリフレッシュサイクルと、SRAMのメモリアクセスサイクルを並行して実施することができることができるメモリ制御装置および方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、アドレスバスの1つのラインをプリチャージ制御信号ラインとして定期的にリフレッシュ動作を行う第1のメモリとリフレッシュ動作を必要としない第2のメモリとを切換制御するメモリ制御装置において、第1のメモリおよび第2のメモリに対してアドレスバスおよびデータバスを共用化するとともに、プリチャージ制御信号ラインを第1のメモリに対するアドレスバスから専用プリチャージ制御ラインとして分離し、第2のメモリに対するアクセス時における第1のメモリのリフレッシュタイミングにおいては、専用プリチャージ制御信号ラインを用いて第1のメモリのリフレッシュ動作を制御するメモリ制御手段を具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、第1のメモリは、SDRAMであり、第2のメモリは、SRAMであることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、メモリ制御手段は、ホストからのチップセレクト信号、制御バス、アドレスバス、データバスの各信号を検知してSDRAMに対するリードサイクル、ライトサイクルを制御するSDRAMコントローラと、ホストからのチップセレクト信号、制御バス、アドレスバス、データバスの各信号を検知して、SRAMに対するリードサイクル、ライトサイクルを制御するSRAMコントローラと、SDRAMに対するリフレッシュサイクルを指示するリフレッシュカウンタと、リフレッシュカウンタからのリフレッシュサイクルの指示を専用プリチャージ制御信号ラインに出力するリフレッシュ指示出力手段と、SDRAMコントローラおよびSRAMコントローラからのアドレスおよびデータをホストからのチップセレクト信号に応じて共用化したアドレスバスおよびデータバスに選択的に出力する選択回路手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、アドレスバスの1つのラインをプリチャージ制御信号ラインとして定期的にリフレッシュ動作を行う第1のメモリとリフレッシュ動作を必要としない第2のメモリとを切換制御するメモリ制御方法において、第1のメモリおよび第2のメモリに対してアドレスバスおよびデータバスを共用化するとともに、プリチャージ制御信号ラインを第1のメモリに対するアドレスバスから専用プリチャージ制御ラインとして分離し、第2のメモリに対するアクセス時における第1のメモリのリフレッシュタイミングにおいては、専用プリチャージ制御信号ラインを用いて第1のメモリのリフレッシュ動作を制御することを特徴とする。
本発明によれば、メモリコントローラにおける信号線のピン数を少なくし、さらには、メモリコントローラ、メモリを搭載するボードにおける配線面積を小さくすることで、ボートサイズの小型化を実現することができる。
これに伴い、SDRAM、SRAMを実装する装置の製造コストの削減、省電力化、小型化を実現することができる。
以下、本発明のメモリ制御装置および方法について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、従来のメモリ制御装置の構成(図1(A))と、本発明のメモリ制御装置の構成(図1(B))をそれぞれ示した概略構成図である。
図1(A)は、従来のメモリコントローラ700がSDRAM310、SRAM320に対して、別々のデータ、アドレスバス((図1(A))の706、707)、別々の制御線(図1(A)の705、708)にて接続した構成を示したブロック図である。
図1(A)において、従来のメモリコントローラ700は、SDRAM310、SRAM320に対して個別のバスにて接続した構成のため、例えば、128MのSDRAM310の場合は、制御線10本、SDRAM用のアドレス、データバスの信号線が27本必要となる。
また、SRAM320に対しては、SRAM用制御線が5本、SRAM用データバス、アドレスバスの信号線が33本と必要となる。
よって、従来のメモリコントローラ700がSDRAM310、SRAM320を制御するための制御線は、合計75本必要となる。
一方、図1(B)は、本発明のメモリコントローラ200が含むメモリ制御のための構成を示したブロック図である。
図1(B)において、メモリコントローラ200は、SDRAM310とSRAM320がデータバス、アドレスバスを共用化して接続される。
ホストコントローラ100は、SDRAM310、SRAM320に対し、各々のCS(チップセレクト信号)として、SDRAMチップセレクト信号線402、SRAMチップセレクト信号線404を使ってアクセスし、メモリコントローラ200を介してデータの読み書きを行う。
例えば、SRAM320にアクセスする場合はSRAMチップセレクト信号線404をアクティブにして、WE(Write Enable)、OE(Output Enable)信号線401、データ、アドレスバス403その他の制御線をホストコントローラ100からアクセスすることにより、メモリコントローラ200がそれらの情報を元にSRAM320にアクセスを行う。
また、SDRAM310の場合はSDRAMチップセレクト信号線402をアクティブにして、WE、OE信号線401、データ、アドレスバス403、その他の制御線をホストコントローラ100からアクセスすることにより、メモリコントローラ200がそれらの情報を元にSDRAM310にアクセスを行う。
通常のメモリアクセス制御は、ホストコントローラ100の支配下にあるため、SDRAM310とSRAM320のアクセスに対する競合は発生しないが、これとは別に、メモリコントローラ200は、SDRAM310の特性上リフレッシュコマンドを定期的に出す必要がある。
SDRAM310に対するリフレッシュタイミングは、SDRAM310の容量によって変化するものであり、例えば、64Mbit、128Mbitの場合は4096回/64msで、256kbitの場合は8192回/64msのアクセスが必要である。
このタイミングはメモリコントローラ200内部のリフレッシュカウンタ201で生成する。
なお、リフレッシュタイミングのカウンター値については、外部に設けた入力ピン407の情報(Pull up/Pull down等)により、リフレッシュカウント値を変更する事も可能とする。
また、メモリコントローラ200の内部レジスタによってもカウンター値を自由に変化させる事も可能とする。
SDRAM310の仕様上、リフレッシュ動作をデバイスに指示するためには、SDRAM310の制御線以外にSDRAM310へのアドレス線の1本(A[10])を使用する必要がある。
よって、SDRAM310に繋ぐアドレス線(A[10])のみ、他のアドレス線とは別に設けたSDRAM専用アドレス信号線502としてSDRAM310に接続させる構成にする。
これにより、SRAM320にアクセス中の場合でもSDRAM310に対してリフレッシュコマンドを発行する事が可能となる。
また、カウンター値を変化させ、リフレッシュのタイミングを変化させてもSRAM320とのアドレスバス干渉は起こらずに規定数のリフレッシュを確実に実行する事が可能となる。
図1(B)に示した構成にすることによって、本来は、共通アドレス/データバス503によるSDRAM用データアドレスバス706と、SRAMデータアドレスバス707を共通化した分の27本の制御線を削減することができるが、SDRAM専用アドレス信号線502を個別に設けたので、合計26本の制御線を削減することができる。
これにより、図1(B)の構成を図1(A)の構成と比較すると、メモリコントローラ200は、削減した制御線分のピン数を減らすことができ、メモリコントローラと、SDRAM310、SRAM320間の配線面積を小さくすることができる。
次にSRAM320に対するアクセスについて説明する。
図2は、ホストコントローラ100からSRAM320へのアクセス要求があった場合の図である。
ホストコントローラ100からはSRAMチップセレクト信号線404がアサートされ、SRAM320にアクセス要求を出した事になる。
この場合、メモリコントローラ200内のSRAMコントローラ203が動作して、SRAM320に対して、共通アドレス/データバス503、そしてSRAM制御線504を制御することによりSRAM320に対して読み書きを行う。
共通アドレス/データバス503はSDRAM310にも共通バスとして接続されているが、SDRAM制御線501は動作しないのでSDRAM310に対しては何も読み書きされない事になる。
次に、SDRAM310に対するアクセスについて説明する。
図3は、ホストコントローラ100からSDRAM310をアクセスした場合の図である。
ホストコントローラ100は、SDRAMチップセレクト信号線402をアサートしてSDRAM310へのアクセス要求をメモリコントローラに指示する。
この場合、メモリコントローラ200内のSDRAMコントローラ202が動作して、SDRAM310に対して、共通アドレス/データバス503、そしてSDRAM制御線501を制御することによりSDRAM310に対して読み書きを行う。
共通アドレス/データバス503はSRAM320にも共通に接続されているが、SRAM制御線504は動作しないのでSRAM320に対しては何も読み書きされない事になる。
次に、SDRAM310に対するリフレッシュ動作について説明する。
図4は、リフレッシュカウンタ201がリフレッシュタイミング時にSDRAMコントローラ202にリフレッシュ要求を出す場合の図である。
リフレッシュコマンドを出力するタイミングを検知すると、リフレッシュカウンタ201がリフレッシュ要求をSDRAMコントローラ292に出力し、SDRAMコントローラ202がSDRAM専用アドレス線502と、SDRAM制御線501を使用してSDRAM310に対するリフレッシュサイクルを実行する。
ここで、SDRAMコントローラ202において、リフレッシュタイミングが通常のSDRAM310アクセスタイミングと重なる場合は、予め設定された優先順位が高い方を先に処理する。
次に、ホストコントローラ100からのSRAM320アクセス要求と、リフレッシュカウンタ201からのSDRAM310のリフレッシュ要求が同時に発生した場合の処理について説明する。
図5は、SRAM320アクセス中に、SDRAM310のリフレッシュ動作が同時に入った場合の図である。
SRAM320へのアクセスに関しては、図2を用いて説明したSRAM320の動作時と同様である。
この状態で、SDRAM310に対してのリフレッシュ要求が発生した場合、図4を用いて説明したようにリフレッシュカウンタ201からSDRAMコントローラ202に対してリフレッシュ要求が出力されることになる。
SDRAM310のリフレッシュに対して必要な制御線はSDRAM専用アドレス信号線502とSDRAM制御線501のみである。
よって、SDRAM専用アドレス信号線502のみを分離させてSDRAM310専用にしているため、SDRAMコントローラ202はSRAM320アクセスの影響を受けずにSDRAM310に対してリフレッシュコマンドを出す事が可能となり、SDRAM310はリフレッシュを正常に行う事ができる。
次に、図1(A)、図2、図3、図4、図5に示したメモリコントローラ200についてさらに説明する。
図6において、ホストコントローラ100は、CPU(Central Processing Unit)、あるは、DMA転送を制御するDMAコントローラに相当し、メモリコントローラ200に対してSDRAMあるいはSRAMに対するメモリアクセスを排他的に指示する装置である。
ホストコントローラ100、メモリコントローラ200、SDRAM310、SRAM320は、それぞれ、図示しない共通の発信回路から供給されるクロック信号に基づいて相互に同期制御を行う。
ホストコントローラ100とメモリコントローラ200は、WE、OE信号線401、SDRAMチップセレクト信号線402、データ、アドレスバス403、SRAMチップセレクト信号線404によって接続される。
WE、OE信号線401は、ホストコントローラ100が、メモリのリードサイクル、ライトサイクルの別を識別するための、OE、WEをメモリコントローラに対して出力するための信号線である。
SDRAMチップセレクト信号線402は、ホストコントローラ100が、SDRAM310に対するメモリ制御要求であることをメモリコントローラ200に通知するための信号線である。
データ、アドレスバス403は、メモリに対するリードもしくはライト動作の対象となるメモリ領域のアドレスを指示するためのアドレスバスと、ライト動作によってメモリに書き込み処理を行う際のライトデータ、あるいは、リード動作によって、メモリから読み取ったリードデータを所定のビット数の信号線にて送受信するデータバスである。
SRAMチップセレクト信号線404は、ホストコントローラ100が、SRAM320に対するメモリアクセス要求が発生したことをメモリコントローラ200に通知するための信号線である。
メモリコントローラ200は、リフレッシュカウンタ201、SDRAMコントローラ202、SRAMコントローラ203、選択回路204、WE、OE信号線分配部206、データ、アドレスバス分配部207を具備する。
リフレッシュカウンタ201は、SDRAM310の規格として予め指定されたリフレッシュサイクルに基づいてリフレッシュトリガを定期的に生成してSDRAMコントローラ202に出力する。
SDRAMコントローラ202は、SDRAM310に対するメモリリードサイクル、メモリライトサイクル、リフレッシュサイクルを実行するための制御信号、アドレス信号を、メモリライトデータを所定のタイミングにて生成してSDRAM310に出力する。 また、SDRAMコントローラ202は、RAS(Row Address Strobe)、CAS(Column Address Strobe)、CE(チップ・
イネーブル)等の制御信号をSDRAM制御線501にてSDRAM310に出力し、アドレス信号、データ信号は選択回路204に出力する。
さらに、SDRAMコントローラ202は、リフレッシュカウンタ201から出力されたリフレッシュトリガを検知した場合は、SDRAM制御線501に対して、オートリフレッシュ用のコマンドに応じた制御信号を出力し、SDRAM専用アドレス信号線502においては、本来所定のアドレス線にて出力するプリチャージ用の信号を個別に生成してSDRAM専用アドレス信号線502に出力する。
なお、SDRAM専用アドレス信号線502は、SRAM320に対するメモリアクセス中でも、SDRAM310に対するオートリフレッシュを並行して確実に指示するため策として特別に設けられた専用アドレス線である。
従って、SDRAM専用アドレス信号線502は、共通アドレス/データバス503の分岐点505以後、SDRAM310に接続される間の配線路である共通アドレス/データバス503−1において、オートプリチャージコマンドと併用されるアドレス線に相当する信号線は遮断し、これに代替するアドレス線として常にSDRAM専用アドレス信号線502の信号がSDRAM310に出力されるような回路構成となる。
SRAMコントローラ203は、SRAM320に対するメモリリードサイクル、メモリライトサイクルを実行するための制御信号、アドレス信号、メモリライトデータの出力制御を行う。
また、SRAMコントローラ203は、SRAM制御線504にて制御信号をSRAM320に出力し、アドレス信号、データ信号は選択回路204に出力する。
選択回路204は、SDRAMコントローラ202あるいはSRAMコントローラ203から出力されたアドレス信号、データラインの信号を、SDRAMチップセレクト信号線402、SRAMチップセレクト信号線404の信号レベルに基づいて、共通アドレス/データバス503との電気的な接続、遮断制御を行う。
WE、OE信号線分配部206は、WE、OE信号線401からの信号を、SDRAMコントローラ202、SRAMコントローラ203それぞれに供給する。
データ、アドレスバス分配部207は、ホストコントローラ100からのアドレス/データバス403の信号を、SDRAMコントローラ202、SRAMコントローラ203それぞれに供給する。
次に、SDRAMにメモリアクセス制御のためのコマンドについて説明する。
図7は、SDRAMに対する制御コマンドのうち、特に、オートリフレッシュ、プリチャージに関連するコマンドを示した図である。
SDRAMに対するオートリフレッシュコマンド902、全バンクプリチャージ903等の制御コマンドは、「CE」、「RAS」、「CAS」、「WE」の4つの信号レベルの組み合わせによって決定される。
さらに、オートプリチャージ付データ・リード906、オートプリチャージ付データ・ライト907、全バンクプリチャージ904、指定バンクプリチャージ905に関しては、制御コマンド以外に、アドレス制御線のうちのA[10]に相当する信号線に、所定のレベル(ハイまたはロー)の信号を出力するコマンド仕様となっている。
次に、図7に示したコマンドのうち、SDRAMにおけるオートリフレッシュコマンドと、プリチャージコマンドとの関連を、状態遷移図を示して説明する。
図8は、SDRAMのプリチャージ状態と、プリチャージ状態に遷移可能なSDRAMの各状態を示した状態遷移図である。
図8に示すように、プリチャージ状態802に遷移可能なSDRAMの状態には、ロウアクティブ状態803、ライト状態804、リード状態805、パワーオン状態806、オートリフレッシュ状態807がある。
ここで、SDRAMのオートリフレッシュサイクルは、アイドル状態801からオートリフレッシュ状態807、プリチャージ状態802への連続した状態遷移で構成される。
アイドル状態801は、図7に示したオートリフレッシュコマンド902にてオートリフレッシュ状態807に遷移し、オートリフレッシュ状態807は、図7に示した全バンクプリチャージ904、指定バンクプリチャージ905のプリチャージコマンドにより、プリチャージ状態802に遷移する。
次に、図6に示したメモリコントローラ200によるメモリアクセスの動作をタイムチャートにて説明する。
図9は、「SRAMへのリードアクセス」、「SDRAMへのリードアクセス」、「SDRAMのオートリフレッシュ」、「SRAMリードアクセスと、SDRAMオートリフレッシュの同時制御」を順に実施した場合に、メモリコントローラ200におけるSDRAM制御線501、SDRAM専用アドレス信号線502、共通アドレス/データバス503、SRAM制御線504における信号の時間的な変化を概略的に示したタイムチャートである。
(1)(SRAMへのリードアクセス)
ホストコントローラ100は、SRAMチップセレクト信号線404、WE、OE信号線401が、データ、アドレスバス403をアサートしてメモリコントローラ200に対してSRAMのリードアクセスを指示する。
メモリコントローラ200は、SRAM制御線504、共通アドレス/データバス503のアドレスバスをアサートして、データ読み取りを行う。
(2)(SDRAMへのリードアクセス)
ホストコントローラ100が、WE、OE信号線401、SDRAMチップセレクト信号線402、データ、アドレスバス403をアサートし、メモリコントローラ200に対してSDRAMへのリードアクセスを指示する。
メモリコントローラ200は、SDRAM制御線501をアサートし、共通アドレス/データバス503のアドレスバスにてロウアドレス、カラムアドレスを指定し、リードデータをSDRAM310から読み出す。
(3)(SDRAMのオートリフレッシュ)
オートリフレッシュサイクルは、ホストコントローラ100からの指示には依存しない動作なので、WE、OE信号線401、SDRAMチップセレクト信号線402、データ、アドレスバス403、SRAMチップセレクト信号線404は、いずれも不活性状態のままである。
リフレッシュカウンタ201からリフレッシュトリガを受信したメモリコントローラ200は、オートリフレッシュコマンド、プリチャージコマンドをSDRAM制御線501に順次出力し、プリチャージコマンドを出力するタイミングに同期して、SDRAM専用アドレス信号線502をアサートする。
(4)(SRAMリードアクセスと、SDRAMオートリフレッシュの同時制御)
ホストコントローラ100が、SRAMリードアクセス要求として、WE、OE信号線401、データ、アドレスバス403、SRAMチップセレクト信号線404をアサートする。
メモリコントローラ200において、SRAMコントローラ203は、SRAMチップセレクト信号線404の活性化によって、リード動作を指示する制御信号を生成してSRAM制御線504に出力し、メモリの読み取り領域を指定するアドレスを指定するアドレス信号を共通アドレス/データバス503に出力する。
一方、同時期において、リフレッシュカウンタ201によるリフレッシュトリガの発生を検知したSDRAMコントローラ202は、オートリフレッシュ用のコマンドをSDRAM制御線501に出力し、次のタイミングにてプリチャージコマンドをSDRAM制御線501に出力すると同時に、SDRAM専用アドレス信号線502をアサートする。
なお、メモリコントローラ200によるSRAMのリードサイクルと、SDRAMのオートリフレッシュサイクルの同時制御においては、図9のタイムチャートに図示していないが、共通アドレス/データバス503に書き込み用のデータを出力し、SRAM制御線504には、メモリライトを指示する制御コマンドを出力することによって同様に実施する。
図6に示したメモリコントローラの構成を適用することによって、特に、SRAMリードアクセスと、SDRAMへのオートリフレッシュが同時に行われるメモリサイクルにおいては、共通アドレス/データバス503の競合を起こすことなく、メモリコントローラ200がSDRAM310のリフレッシュサイクルをSRAM320のリードサイクル、もしくは、ライトサイクルと並行して制御することができる。
以上が、この発明に係るメモリ制御装置および方法の実施形態の一例についての説明である。
なお、上記実施の形態の説明においては、SDRAM、SRAMのアクセス制御を排他的に制御するためのタイミング制御をホストコントローラ100側が考慮してメモリコントローラに指示する構成の例を示したが、これ以外に、SRAM、SDRAMへのアクセスを排他的に制御するための調停手段をメモリコントローラ200側に設ける構成にしてもよい。
本発明のメモリ制御装置および方法は、SDRAMとSRAMを記憶手段として実装する装置において利用可能であり、特に、メモリコントローラおよびSDRAM、SRAMを実装したボードの小型化、省電力化が要求される装置に対して有効利用することができる。
従来のメモリ制御装置の構成(図1(A))と、本発明のメモリ制御装置の構成(図1(B))をそれぞれ示した概略構成図である。 ホストコントローラがSRAMをアクセスした状態を示す図である。 ホストコントローラからSDRAMをアクセスした状態を示す図である。 リフレッシュカウンタがリフレッシュタイミング時にSDRAMコントローラにリフレッシュ要求を出力した状態を示す図である。 SRAMアクセス中に、SDRAMのリフレッシュ動作が同時に入った状態を示す図である。 メモリコントローラにおいて、メモリアクセス制御のための主要な制御構成と、共通のアドレスバスおよびデータバスを含む各信号線を示した接続構成図である。 SDRAMの制御コマンド例を示すコマンド一覧表である。 SDRAMの状態遷移において、プリチャージ状態に遷移可能な各状態を示した状態遷移表である。 メモリコントローラによる、SDRAMのオートリフレッシュと、SRAMのリードアクセスを同時に行った時の処理サイクルを含むタイムチャートである。
符号の説明
100 ホストコントローラ
200 メモリコントローラ
201 リフレッシュカウンタ
202 SDRAMコントローラ
203 SRAMコントローラ
204 選択回路
206 WE、OE信号線分配部
207 データ、アドレスバス分配部
310 SDRAM
320 SRAM
401 WE、OE信号線
402 SDRAMチップセレクト信号線
403 データ、アドレスバス
404 SRAMチップセレクト信号線
407 入力ピン
501 SDRAM制御線
502 SDRAM専用アドレス信号線
503 共通アドレス/データバス
503−1 SDRAM側共通アドレス/データバス
503−2 SRAM側共通アドレス/データバス
505 分岐点
504 SRAM制御線
903−1 セルフリフレッシュ開始
903−2 セルフリフレッシュ終了
904 全バンクプリチャージ
905 指定バンクプリチャージ
906 オートプリチャージ付データ・リード
907 オートプリチャージ付データ・ライト
801 アイドル状態
802 プリチャージ状態
803 ロウアクティブ 状態
804 ライト状態
805 リード状態
806 パワーオン状態
807 オートリフレッシュ状態
700 従来のメモリコントローラ
701 従来のリフレッシュカウンタ
702 従来のSDRAMコントローラ
703 従来のSRAMコントローラ
705 従来のSDRAM制御線
706 従来のSDRAMデータ/アドレスバス
707 従来のSRAM用データ/アドレスバス
708 従来のSRAM制御線

Claims (4)

  1. アドレスバスの1つのラインをプリチャージ制御信号ラインとして定期的にリフレッシュ動作を行う第1のメモリとリフレッシュ動作を必要としない第2のメモリとを切換制御するメモリ制御装置において、
    前記第1のメモリおよび前記第2のメモリに対してアドレスバスおよびデータバスを共用化するとともに、前記プリチャージ制御信号ラインを前記第1のメモリに対するアドレスバスから専用プリチャージ制御ラインとして分離し、前記第2のメモリに対するアクセス時における前記第1のメモリのリフレッシュタイミングにおいては、前記専用プリチャージ制御信号ラインを用いて前記第1のメモリのリフレッシュ動作を制御するメモリ制御手段
    を具備することを特徴とするメモリ制御装置。
  2. 前記第1のメモリは、
    SDRAMであり、
    前記第2のメモリは、
    SRAMである
    ことを特徴とする請求項1記載のメモリ制御装置。
  3. 前記メモリ制御手段は、
    ホストからのチップセレクト信号、制御バス、アドレスバス、データバスの各信号を検知して前記SDRAMに対するリードサイクル、ライトサイクルを制御するSDRAMコントローラと、
    前記ホストからのチップセレクト信号、制御バス、アドレスバス、データバスの各信号を検知して、前記SRAMに対するリードサイクル、ライトサイクルを制御するSRAMコントローラと、
    前記SDRAMに対するリフレッシュサイクルを指示するリフレッシュカウンタと、
    前記リフレッシュカウンタからのリフレッシュサイクルの指示を前記専用プリチャージ制御信号ラインに出力するリフレッシュ指示出力手段と、
    前記SDRAMコントローラおよび前記SRAMコントローラからのアドレスおよびデータを前記ホストからのチップセレクト信号に応じて前記共用化したアドレスバスおよびデータバスに選択的に出力する選択回路手段と
    を具備することを特徴とする請求項2記載のメモリ制御装置。
  4. アドレスバスの1つのラインをプリチャージ制御信号ラインとして定期的にリフレッシュ動作を行う第1のメモリとリフレッシュ動作を必要としない第2のメモリとを切換制御するメモリ制御方法において、
    前記第1のメモリおよび前記第2のメモリに対してアドレスバスおよびデータバスを共用化するとともに、
    前記プリチャージ制御信号ラインを前記第1のメモリに対するアドレスバスから専用プリチャージ制御ラインとして分離し、
    前記第2のメモリに対するアクセス時における前記第1のメモリのリフレッシュタイミングにおいては、前記専用プリチャージ制御信号ラインを用いて前記第1のメモリのリフレッシュ動作を制御する
    ことを特徴とするメモリ制御方法。
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