JP2003049930A - 油圧駆動減速機 - Google Patents

油圧駆動減速機

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JP2003049930A
JP2003049930A JP2001235529A JP2001235529A JP2003049930A JP 2003049930 A JP2003049930 A JP 2003049930A JP 2001235529 A JP2001235529 A JP 2001235529A JP 2001235529 A JP2001235529 A JP 2001235529A JP 2003049930 A JP2003049930 A JP 2003049930A
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Eiichi Fukuda
栄一 福田
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Komatsu Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0467Elements of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0469Bearings or seals
    • F16H57/0472Seals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フローティングシールに対する潤滑油の循環
を強制循環するようにした油圧駆動減速機を提供する。 【解決手段】 油圧モータを内蔵した油圧モータケース
と、前記油圧モータの出力軸に連結した遊星歯車減速機
と、前記遊星歯車減速機の減速機ケース端に結合され、
前記油圧モータケースの外周側にベアリングにより回転
自在に取付けたスプロケツトと、前記スプロケツトと前
記油圧モータケースとの間に相対する一対のフローティ
ングシールとを具備している油圧駆動減速機において、
前記減速機ケース側から前記フローティングシールの内
周室側にわたつて、潤滑油が強制的に循環する潤滑油強
制循環経路を備えた構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧駆動減速機に
関する。
【0002】
【従来の技術】作業車両のブルドーザ、油圧ショベル等
の無限軌道式走行装置は、スプロケットを装備した油圧
駆動減速機により駆動されるものが多い。この油圧駆動
減速機は、油圧モータを内蔵した油圧モータケースと、
前記油圧モータケースの外周回りにベアリングにより回
転自在に取付たスプロケツトと、油圧モータ出力軸に連
結した遊星歯車減速機の構成を有し、遊星歯車減速機の
減速機ケースに前記スプロケツトを結合して回転駆動し
ている。そして、遊星歯車減速機の歯車及び軸受の潤滑
油漏洩並びに、遊星歯車減速機内部への外部土砂侵入を
防止するために、一対のフローティングシールを回転す
るスプロケツトハブと回転固定の油圧モータケースとの
間に相対して設けているのが通常となつている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
において、前記フローティングシールは一方側のシール
リングが回転し、他方側のシールリングが回転固定して
いる相対シール面となつているために摩擦により発熱す
る問題がある。この発熱は、遊星歯車減速機内部の歯車
及び軸受の潤滑油によつて冷却するようにしているが、
潤滑油は遊星歯車減速機の歯車の回転攪拌による自然循
環流れであり、遊星歯車減速機内部とは通じているが油
圧モータケースの外周側に位置する一対のフローティン
グシールの内周室側にまでは十分な潤滑油の循環が及ば
ない。そのために、潤滑油の循環による熱の伝達が不足
して前記フローティングシール近辺の潤滑油温度が局部
的に上昇しその他部分の潤滑油温度よりも高くなる。フ
ローティングシールの潤滑油による冷却熱量は、シール
リングの発熱温度とシールリング近辺の潤滑油温度の差
と、潤滑油と接するシールリングの表面積とに比例する
と考えられ、潤滑油と接するシールリングの表面積が一
定の場合にはシールリング近辺の潤滑油の温度が局部的
に上昇することで冷却熱量が低下し、潤滑油の局部的温
度上昇の分だけ余計にシールリングの発熱温度を上昇さ
せることになる。このような発熱温度上昇は、シールリ
ングのシール摺動面にかじりを発生させシール性を低下
させて油漏れになる起因となつている。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、フローティングシールに対する潤滑油の
循環を強制循環するようにした油圧駆動減速機の提供を
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、第1発明は、油圧モータを内蔵し
た油圧モータケースと、前記油圧モータケースの外周側
にベアリングにより回転自在に取付けたスプロケツト
と、前記油圧モータの出力軸に連結した遊星歯車減速機
と、前記遊星歯車減速機の減速機ケース端に前記スプロ
ケツトを結合すると共に、前記スプロケツトと前記油圧
モータケースとの間に相対する一対のフローティングシ
ールを具備している油圧駆動減速機において、前記減速
機ケース側から前記フローティングシールの内周室側に
わたつて、潤滑油が強制的に循環する循環経路を備えた
油圧駆動減速機としている。
【0006】第1発明によれば、潤滑油の強制循環によ
り、フローティングシール内周側には常に潤滑油が循環
し、シール面の摺動摩擦熱を循環潤滑油を介して熱伝達
することができることになり、これにより、シールリン
グ近傍の局部的な潤滑油温の上昇を抑えられ、シール面
の摺動かじりが発生せず、シール性が損なわれず油洩れ
しない。
【0007】第2発明は、第1発明の潤滑油強制循環経
路が、減速機ケース内の上部に設けた油溜から遊星キヤ
リヤの内部通路を経てシールリングの内周側に達し、減
速機ケース内の下部に還流する上下落差還流式の潤滑油
強制循環経路としているものである。
【0008】第2発明によれば、遊星歯車減速機の歯車
の回転攪拌によつて跳ね上げられた潤滑油が減速機ケー
ス内の上部に設けた油溜に受けられ、油溜から高低差を
利用したフローティングシール潤滑の循環経路を経て減
速機ケース内の下部側に還流するようにしたので、常に
確実に潤滑油流れがありシールリングの発熱を伝達して
冷却効果を高められる。
【0009】第3発明は、第2発明の上下落差還流式の
潤滑油強制循環経路を、減速機ケース内の上位に位置す
る遊星キヤリヤ部分の外周側に設けた潤滑油の油溜と、
前記油溜から減速機ケース内の下方側に降ろしたホース
と、減速機ケース内の下位に位置する遊星キヤリヤ部分
に設けた前記ホースに接続する内部軸方向油通路、及び
前記内部軸方向通路に連通して前記フローティングシ
ールの内周室側に通じさせた半径方向油通路よりなるシ
ールリング潤滑油通路とにより構成している。
【0010】第3発明によれば、油溜を減速機ケース内
の上位に位置する遊星キヤリヤ部分の外周側に設けたか
ら遊星歯車の回転攪拌にて跳ね上げた潤滑油を高い位置
で溜められる。そして、下位のシールリング潤滑油通路
に落差を利用して直接に潤滑油を流し落とすと共にスプ
ロケツトの回転軸受を経由して減速機ケースの下位側に
循環するようにしたので、シールリング近辺の潤滑油温
が局部的に上昇しない程度に強制循環をすることができ
る。
【0011】第4発明は、第3発明の上下落差還流式の
潤滑油強制循環経路のうち、油溜から潤滑油を流出する
ホースを複数とし、フローティングシール内周側に臨む
シールリング潤滑油通路を複数の遊星キヤリヤ部分に設
けた構成としている。
【0012】第4発明によれば、シールリング潤滑油が
複数の潤滑油通路を経由しているので、作業車両が傾斜
地を走行中の場合でも少なくとも一箇所の通路から潤滑
油の循環供給ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る実施形態を図
面を参照して説明する。図1に、本実施形態の油圧駆動
減速機9の断面図を示す。この油圧駆動減速機9は、作
業車両の無限軌道フレーム端部位10に複数のボルト6
1により取付けられて履帯29を駆動することに使われ
ている。この油圧駆動減速機9は、油圧モータ8を内蔵
した油圧モータケース11と、前記油圧モータケース1
1の外周側にベアリング17,18により回転自在に取
付たスプロケツト13と、前記油圧モータ8の出力軸2
8に連結した遊星歯車減速機7と、前記遊星歯車減速機
7の減速機ケース16端に前記スプロケツト13を結合
すると共に、前記スプロケツト13と前記油圧モータケ
ース11との間に相対する一対のフローティングシール
12を具備している。油圧モータケース11は、前記無
限軌道フレーム端部位10に複数ボルト61により固定
結合されて油圧駆動減速機9全体を支えている。そし
て、そのケース内部に油圧モータ8を内蔵し油圧モータ
出力軸28を軸受19,20により回転自在に支軸して
いる。油圧モータ出力軸28には油圧モータケース11
外に位置する遊星歯車減速機7を取付けてある。
【0014】前記した油圧モータケース11の外周には
軸受17,18により履帯駆動のスプロケツト13を回
転自在に取付けてあり、このスプロケツト13の筒軸端
部にスプロケツト13と共に回転する一方のフロテイン
グシールリング12、油圧モータケース11に他方のフ
ロテイングシールリング12の一対を相対して取付けて
ある。
【0015】遊星歯車減速機7は、第1サンギア23、
第1遊星キャリア21、第1遊星ギア24、第2サンギ
ア22、第2遊星ギア25、第2遊星キャリア15、リ
ングギア26を有している。第1遊星ギア24は、モー
タ出力軸28の軸端部から第1サンギア軸23aを介し
て取り付けられた第1サンギア23及びリングギア26
にそれぞれ歯合している。また、第1遊星ギア24を回
転自在に支持する第1遊星キャリア21は、第2サンギ
ア22に歯合していて、第1サンギア23、第1遊星キ
ャリア21、第1遊星ギア24、リングギア26により
1段目の遊星機構が形成されている。第2遊星ギア25
は、第2サンギア22及びリングギア26にそれぞれ歯
合している。第2遊星ギア25を回転自在に支持する第
2遊星キャリア15は油圧モータケース11と一体形成
されていて、第2サンギア22、第2遊星ギア25、第
2遊星キャリア15、リングギア26により2段目の遊
星機構が形成されている。
【0016】減速機ケース16は、前記した遊星歯車機
構におけるリングギヤ26を兼用しており遊星歯車機構
を内部に囲うと共に、一方の環状側方を前記履帯駆動ス
プロケツト13に複数ボルト結合して、履帯駆動スプロ
ケツト13を回転駆動にする遊星歯車減速駆動の出力部
となり、他方の環状側方を蓋部材で被覆して内部に遊星
歯車とその歯車軸受及び前記スプロケツトの回転軸受1
7,18、前記フローティングシールリング12を潤滑
する潤滑油の溜めを可能にしている。
【0017】図1の断面AA図である図2により、減速
機潤滑油の強制循環手段6の構成を説明する。潤滑油の
強制循環手段6は、油溜50、チューブ51,52、軸
方向油通路53,54、半径方向油通路58,59から
構成されている。減速機ケース16内の上部に設けた油
溜50から第2遊星キヤリヤ15の内部通路を経てシー
ルリングの内周側に達し、減速機ケース16内の下部に
還流する上下落差還流式の潤滑油強制循環経路としてい
るものである。前記油溜50は減速機ケース内の上位に
位置する第2遊星キヤリヤ15部分の外周側に設けられ
て遊星歯車の回転により跳ね上げた潤滑油を受け溜め、
前記油溜め50から減速機ケース16内の下方側に降ろ
したホース51,52と、減速機ケース16内の下位に
位置する第2遊星キヤリヤ15部分に設けた前記ホース
51,52に接続する内部軸方向油通路53,54及び
前記内部軸方向通路53,54に連通して前記フローテ
ィングシール12の内周室側60に通じさせた半径方向
油通路58,59よりなるシールリング潤滑油通路65
とにより構成している。
【0018】以上のような構成を有する油圧駆動減速機
の作動を説明する。油圧モータ8に油圧ポンプ(図示せ
ず)から圧油が供給されると、第1サンギア23がモー
タ出力軸28と一体回転する。第2サンギア22は、第
1遊星キャリア21の反力をとると共に第2遊星ギア2
5の反力をとり、リングギア26は第1遊星ギア24及
び第2遊星ギア25により駆動される。そして、リング
ギア26が削成してある減速機ケース16と共にスプロ
ケット13が回転する。減速機室55に充填されている
減速機潤滑油は、回転する第1サンギア23、第1遊星
ギア24、第1遊星キャリア21、第2遊星ギア25に
より攪拌され撥ね上げられて油溜50に溜まる。油溜5
0に溜まった減速機潤滑油は、重力によりホース51,
52内を軸方向油通路53,54の入口56,57に向
かって流れ下り、軸方向油通路53,54を介してシー
ル内周室60に通じる半径方向油通路58,59に達す
る。半径方向油通路58,59に達した減速機潤滑油
は、シール内周室60に流入してフローティングシール
12を冷却し軸受17,18の隙間を通り遊星歯車減速
機7の方向に向かって流れる。そして、遊星歯車減速機
7の方向に流入した減速機潤滑油は、再度撥ね上げられ
て油溜50に溜まるという強制循環を形成する。なお、
傾斜地においては、傾斜方向によりホース51,52、
軸方向油通路53,54、半径方向油通路58,59の
いずれか片側を潤滑油が通り流れる。
【0019】次に本発明の作用及び効果を説明する。回
転しない第2遊星キャリア15に取着した油溜50は第
2遊星キャリア15の最上位置Pに配置してあるので、
作業車両が傾斜した場合でも、油溜50の中には常に跳
ね上がった減速機潤滑油が充満してホース51,52に
流れ出ている。減速機潤滑油は、最上位置Pと半径方向
油通路58,59間の圧力ヘッドにより密閉したホース
51,52内を流れ下るので、フローティングシール1
2近辺の潤滑油温が局部的に上昇しない程度に十分な循
環が得られる。また、潤滑油の循環経路が2箇所あるの
で傾斜地においてもどちらかの経路を通り循環させるこ
とができ、フローティングシール12近傍の潤滑油温の
局部的な上昇を防止でき、フローティングシールの余計
な温度上昇を抑えることができる。したがつて、フロー
ティングシールの摺動面の温度が余計に上昇しないよう
に抑えられ、摺動面にかじりが発生せづ、シール性が損
なわれづ油洩れが防止される。
【0020】なお、本実施形態においては、油溜50を
第2遊星キャリア15の最上位置に配置するとしている
が、配置位置は、最上位置の近傍で車体が傾斜地を走行
中でも十分油が撥ね上がって充満するという拘束条件を
満足すればどこでも差し支えない。
【0021】以上、本発明によれば、減速機室とシール
の内周面を潤滑油で冷却するシール内周室との間で潤滑
油を強制循環する潤滑油強制循環手段を備えている。減
速機室で撥ね上げられた潤滑油を受けて溜め、溜めた潤
滑油を重力を利用してホース、削成した油路を介してシ
ール内周室に循環する。これにより、シールの取付位置
が例えば減速機室の隅部に位置していて潤滑油が循環し
にくく十分な熱伝達が困難な場合でも、潤滑油強制循環
手段によりシール内周室に常に潤滑油が循環しているの
でシール近辺の潤滑油温度が局部的に余計に高くなるこ
とはない。したがって、フローティングシールの摺動面
の温度が余計に上昇しないように抑えられ、摺動面にか
じりが発生せず、シール性が損なわれず油洩れが防止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる油圧駆動減速機の断面図であ
る。
【図2】図1の断面AA図である。
【符号の説明】
6…強制循環手段、7…遊星歯車減速機、8…油圧モー
タ、9…油圧駆動減速機、10…無限軌道フレーム端部
位、11…油圧モータケース、12…フローティングシ
ール、13…スプロケット、14…モータ軸シール、1
5…第2遊星キャリア、16…減速機ケース、17,1
8,19,20…軸受、21…第1遊星キャリア、22
…第2サンギア、23…第1サンギア、23a…第1サ
ンギア軸、24…第1遊星ギア、25…第2遊星ギア、
26…リングギア、28…モータ出力軸、29…履帯、
50…油溜、51,52…ホース、53,54…軸方向
油通路、55…減速機室、56,57…入口、58,5
9…半径方向油通路、60…シール内周室、65…シー
ルリング潤滑油通路、P…最上位置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧モータを内蔵した油圧モータケース
    と、 前記油圧モータの出力軸に連結した遊星歯車減速機と、 前記遊星歯車減速機の減速機ケース端に結合され、前記
    油圧モータケースの外周側にベアリングにより回転自在
    に取付けたスプロケツトと、 前記スプロケツトと前記油圧モータケースとの間に相対
    する一対のフローティングシールとを具備している油圧
    駆動減速機において、 前記減速機ケース側から前記フローティングシールの内
    周室側にわたつて、潤滑油が強制的に循環する潤滑油強
    制循環経路を備えたことを特徴とする油圧駆動減速機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の油圧駆動減速機におい
    て、 潤滑油強制循環経路は、減速機ケース内の上部に設けた
    油溜から遊星キヤリヤの内部通路を経てフローティング
    シールのシールリングの内周側に達し、減速機ケース内
    の下部に還流する上下落差還流式の潤滑油強制循環経路
    とすることを特徴とする油圧駆動減速機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の油圧駆動減速機におい
    て、 上下落差還流式の潤滑油強制循環経路は、減速機ケース
    内の上位に位置する遊星キヤリヤ部分の外周側に設けた
    潤滑油の油溜と、前記油溜から減速機ケース内の下方側
    に降ろしたホースと、 減速機ケース内の下位に位置する遊星キヤリヤ部分に設
    けた前記ホースに接続する内部軸方向油通路、及び前記
    内部軸方向通路に連通して前記フローティングシールの
    内周室側に通じさせた半径方向油通路よりなるシールリ
    ング潤滑油通路とを備えたことを特徴とする油圧駆動減
    速機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の油圧駆動減速機におい
    て、 上下落差還流式の潤滑油強制循環経路のうち、油溜から
    潤滑油を流出するホースを複数とし、フローティングシ
    ール内周側に臨むシールリング潤滑油通路を複数の遊星
    キヤリヤ部分に設けたことを特徴とする油圧駆動減速
    機。
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