JP2003049463A - 防水床パン - Google Patents

防水床パン

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Publication number
JP2003049463A
JP2003049463A JP2001238019A JP2001238019A JP2003049463A JP 2003049463 A JP2003049463 A JP 2003049463A JP 2001238019 A JP2001238019 A JP 2001238019A JP 2001238019 A JP2001238019 A JP 2001238019A JP 2003049463 A JP2003049463 A JP 2003049463A
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JP
Japan
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floor
floor pan
waterproof floor
counter
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001238019A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kajiya
進一 梶屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納付カウンターと点検口を装備した防水床
パンを提供する。 【解決手段】 浴室および浴室ユニットに使用される防
水床パンで、洗い場側の床の壁寄りの一部分において床
が立ち上がっており、床面よりも高い位置で壁の手前に
略水平面の段部を有することを特徴としたので、浴室使
用中は蓋上面をカウンターとして使用し、点検口として
使用する際は蓋を開け、収納部を外すことで使用するこ
とができる。また、段部略水平面にその平面部より小さ
い開口部を持つことで、開口部から防水床パン下の状況
を確認することができ、壁裏や床下の配管に漏れがない
か等の確認をすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室や浴室ユニッ
トに使用する防水床パンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室や浴室ユニットに使用される
防水床パンは、床の四方が立ち上がったパン状のものが
ほとんどであった。また、洗い場付浴槽などではカウン
ター一体で成形されているものはあったが、防水床パン
そのものに収納機能をもった点検口などは装備されてい
なかった。
【0003】また、ユニットに装備されていたとして
も、カウンターや収納は、壁に直接ねじで止めたり、補
強金具を介したりして組み立てられていた。さらに、点
検口は壁に穴を開けて蓋を付けたりして、装備してい
た。つまり、壁に何らかの加工を施すことで、それらの
機能を付加していた。また、これらの加工はデザイン的
にも良くなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では壁に加
工しなければ、収納付のカウンターや点検口をユニット
に装備することができなかった。
【0005】本発明では、上記問題を解決すべく、ユニ
ットを構成する防水床パンの構造に特徴を持たせること
で、収納付カウンターと点検口を装備したユニットを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の防水床パンの発明は、洗い場側の床の
壁寄りの一部分において床が立ち上がっており、床面よ
りも高い位置で壁の手前に略水平面の段部を有すること
を特徴とした。
【0007】この発明によれば、床面よりも高い位置で
壁の手前に略水平面を有するため、この略水平面をカウ
ンターとして使用することができる。
【0008】請求項2は、請求項1に記載の発明におい
て、段部略水平面に、その平面部より小さい開口部を持
つことを特徴とした。
【0009】この発明によれば、開口部から防水床パン
下の状況を確認することができ、壁裏や床下の配管に漏
れがないか等の確認をすることができる。
【0010】請求項3は請求項2の開口部付近の断面形
状が凸状で、その凸部に納まる凹形状の蓋を持つことを
特徴とした。
【0011】この発明によれば、凸部に対し蓋をするの
で位置が決まりやすく、蓋の端部が出っ張って邪魔にな
ることはない。また、凸部の上面と蓋の底面および凸部
の低い面と蓋の縁を突き当てることにより水密製を保つ
ことができる。これらより、蓋を着脱可能、取替可能な
点検口カウンターとして使用することができる。
【0012】請求項4は請求項2の開口部より小さい平
面積で、かつ開口部は縁が外側に広がっており、その外
寸法は前記開口部より大きくなっている容体を持つこと
を特徴とした。
【0013】着脱可能なカウンター内に独立した空間を
設けることができ、普段、収納に困る掃除道具などを収
納することができる。
【0014】請求項5は、請求項1の段部略水平面の裏
側に、防水床パンに直接ねじが切られて床と一体になっ
たナット部を有するあるいは防水床パン成形時に金属性
のナットを同時成形したものを有することを特徴とし
た。
【0015】この発明によれば、一段上がった平面部の
裏側で支持が可能になるため、カウンターに荷重がかか
っても問題はない。また、カウンター下の床設置部が出
っ張っていても支持ボルトの長さを変更あるいは調整す
ることで、防水床パンの設置が可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の点検口付防水床パ
ンの実施形態および取扱方法を図1から図4に基づいて
説明する。
【0017】
【実施例】点検口付防水床パン(図1)は、浴槽設置が
可能な浴槽側1と洗い場側2と床面よりも高い水平面を
持つカウンター部3で構成される。
【0018】さらにカウンター部(図2)は、床カウン
ター部6と収納ケース7と上面蓋8とに分けられる。
【0019】床カウンター部6は、カウンター上段部9
とカウンター下段部10で形成されカウンター上段部9
には開口部11がある。
【0020】カウンター上段開口部11には、収納ケー
ス7を組み込めるようになっており、収納ケース開口部
縁12がカウンター上段部9の平面に支持されるように
なっている。
【0021】カウンター上段部9の凸形状に合せて、上
面蓋8の内側は凹形状に形成されておりカウンター上段
開口部11および収納ケース8の蓋をすることができ
る。
【0022】図3はカウンター部の断面図である。
【0023】カウンターの裏側にはナット部13が設け
られており、ボルト14が取り付けられるようになって
いる。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。
【0025】請求項1では、防水床パンの四方の内、洗
い場側の水栓金具が取り付けられる壁手前で床を立ち上
げ、床面より高い位置で壁取付部手前に略水平面を有す
ることによりこの水平面をカウンターとして使用するこ
とができる。
【0026】請求項2では、この略水平面に開口部を設
けることにより、壁裏や床下の配管の状況などを確認す
ることができる。
【0027】請求項3により、段部略水平面部の断面形
状が凸状に形成されており、この凸部形状に合せた凹部
形状を持つ蓋と組み合せることにより、蓋の位置決めが
しやすく、蓋の端部が出っ張ることはない。また、凹凸
組合せ蓋により止水性を確保し、着脱可能とすることで
点検口として使用することができる。
【0028】さらに、蓋をカウンターとして使用して傷
がついたときでも、蓋のみを変更することが可能であ
り、色を変えることもできる。
【0029】請求項4により、平面開口部より小さい収
納ケースを収めることが可能となりカウンター内に独立
した収納スペースを確保することができ、普段、収納に
困る掃除道具など収納することができる。
【0030】請求項5により防水床パン略平面部裏側に
ナット部を設けることにより、ボルトを取り付けられ防
水床パン設置部へ支持が可能になる。よって、カウンタ
ー部に荷重がかかっても問題はない。また、カウンター
下の床設置部が出っ張っていても支持ボルトの長さを変
更したり調整することで支持が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】点検口防水床パンの全容図である。
【図2】点検口カウンター部の構成図である。
【図3】点検口カウンター部の断面図である。
【符号の説明】
1 浴槽側床 2 洗い場側床 3 点検口カウンター部 4 浴槽 5 点検口 6 床カウンター部 7 収納ケース 8 上面蓋 9 カウンター上段部 10 カウンター下段部 11 開口部 12 収納ケース開口部縁 13 ナット部 14 ボルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室および浴室ユニットに使用される
    防水床パンで、洗い場側の床の壁寄りの一部分において
    床が立ち上がっており、床面よりも高い位置で壁の手前
    に略水平面の段部を有することを特徴とする防水床パ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記段部略水平面に、その平面部より
    小さい開口部を持つことを特徴とする請求項1に記載の
    防水床パン。
  3. 【請求項3】 前記段部略水平面の断面形状が凸状
    で、2段の平面になっており、凸部形状に納まる凹状の
    蓋をもつことを特徴とする請求項2に記載の防水床パ
    ン。
  4. 【請求項4】 前記平面開口部より小さい平面積で、
    かつ開口部は縁が外側に広がっており、その外寸法は前
    記平面開口部より大きくなっている容体を持つことを特
    徴とする請求項2に記載の防水床パン。
  5. 【請求項5】 前記段部略水平面の裏側に、防水床パ
    ンに直接ねじが切られて床と一体となったナット部を有
    するあるいは防水床パン成形時に金属性のナットを同時
    成形したものを有することを特徴とした請求項1に記載
    の防水床パン。
JP2001238019A 2001-08-06 2001-08-06 防水床パン Pending JP2003049463A (ja)

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