JP2001275874A - 腰壁カウンター - Google Patents

腰壁カウンター

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JP2001275874A
JP2001275874A JP2000099850A JP2000099850A JP2001275874A JP 2001275874 A JP2001275874 A JP 2001275874A JP 2000099850 A JP2000099850 A JP 2000099850A JP 2000099850 A JP2000099850 A JP 2000099850A JP 2001275874 A JP2001275874 A JP 2001275874A
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JP
Japan
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counter
wall
wall counter
waist wall
construction
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Application number
JP2000099850A
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English (en)
Inventor
Satoru Okazaki
覚 岡崎
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度があり、水密性に優れ、安価で、施工性
に優れる腰壁カウンターを提供する。 【解決手段】 床パンとは別体で併設されるユニットバ
スの腰壁カウンターの、エプロン部、カウンター部、側
面塞ぎ部及び壁パネル載置部を一体で成形したので、腰
壁カウンターの端部の強度が増し、常時かかる壁及び天
井の荷重や人が前記カウンター部に乗ることよって生じ
る荷重による変形がなくなる。また、腰壁カウンターと
側面塞ぎ部とのつなぎめがなくなり、漏水の危険性がな
くなる。さらに、部材点数が少なくなり、製造コストが
安くなる。また、施工が単純になり、施工に時間がかか
らず、施工ミスも減る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はユニットバスの室内
空間を拡張するための腰壁カウンターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニットバスは床パン、壁、天井
を基本構成として浴室空間を形成し、その中に浴槽、水
栓、照明等の器具を設置している。この場合、床パンの
大きさによって浴室の平面的なサイズが決まってしまう
ため、床パンの浴槽短辺側端に腰壁カウンターを設置
し、その腰壁カウンター上の壁パネル載置部に壁パネル
を載置することで浴室空間を拡張することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、床パンの
浴槽短辺側端に腰壁カウンターを設置し、その腰壁カウ
ンター上の壁パネル載せ面に壁パネルを載置すれば、高
額な型の投資をして床パンを製作しなくてもユニットバ
スを拡張することができる。しかしながら、従来の腰壁
カウンターは、エプロン部、カウンター部及び壁パネル
載置部を一体で成形していたものの、側面塞ぎ部は別体
となっていたため、前記腰壁カウンターの端部の強度が
不足し、前記端部が常時かかる壁及び天井の荷重や人が
前記カウンター部に乗ることによる荷重によって変形す
る可能性があった。また、前記腰壁カウンターと前記側
面塞ぎ部とのつなぎめの水密性は、水密パッキンやシリ
コン等にて確保していたが、経年変化で水密パッキンが
劣化したり、上記変形によりシリコンが切れたり等水密
性保持に問題があった。さらに、部材点数が多くなり、
製造コストがかかっていた。また、施工が複雑になり、
施工に時間がかかるばかりでなく、施工ミスにもつなが
っていた。また、従来の腰壁カウンターは、前記床パン
の壁パネル載置部の立上り面に外接する凸部を備えてい
なかった為(一体で成形していなかった為)、前記腰壁
カウンターを前記床パンの壁パネル載置部に載置する
際、位置決めをする部材がなく、前記腰壁カウンターの
載置位置が決まらず施工品質にばらつきが生じていた。
【0004】本発明は、上記課題を解決する為になされ
たもので、本発明の目的は、強度があり、水密性に優
れ、安価で、施工性に優れる腰壁カウンターを提供する
ことある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、床パンとは別体で併設されるユニットバ
スの腰壁カウンターの、エプロン部、カウンター部、側
面塞ぎ部及び壁パネル載置部を一体で成形したので、前
記腰壁カウンターの端部の強度が増し、常時かかる壁及
び天井の荷重や人が前記カウンター部に乗ることよって
生じる荷重による変形がなくなる。また、前記腰壁カウ
ンターと前記側面塞ぎ部とのつなぎめがなくなり、漏水
の危険性がなくなる。さらに、部材点数が少なくなり、
製造コストが安くなる。また、施工が単純になり、施工
に時間がかからず、施工ミスも減る。
【0006】請求項2は、腰壁カウンターに、床パンの
壁パネル載置部の立上り面に外接する凸部を一体で成形
したので、前記腰壁カウンターを前記床パンの壁パネル
載置部に載置する際、簡単に位置が決まり、施工品質が
安定する。
【0007】
【実施例】本発明の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明における第1の実施例で腰壁カウンタ
ー周りの斜視図を示し、その他の部分については従来と
同様なため省略する。腰壁カウンター1はユニットバス
に設置されるもので、既存の床パン2を利用して浴室空
間を拡張するために床パン2の浴槽3短辺側に床パン2
とは別体に取り付けられている。床パン2の腰壁カウン
ター1との接続部以外の周縁部及び腰壁カウンター1周
縁部に壁パネル(図示せず)を設置しその上に天井パネ
ル(図示せず)を載置することで浴室空間を形成してい
る。腰壁カウンター1はエプロン部4、カウンター部
5、側面塞ぎ部6及び壁パネル載置部7で基本構成さ
れ、腰壁カウンター1は、床パン2の壁パネル載置部8
に載置される。また腰壁カウンター1は、浴槽3の溢れ
水がカウンター部5上に流れないようにカウンター部5
が浴槽3のリム面9よりも高くなるように設置されてい
る。また、エプロン部4の洗い場10側には洗い場水栓
11及び点検口15が取り付けられている。
【0008】本実施例では、腰壁カウンター1は、エプ
ロン部4、カウンター部5、側面塞ぎ部6及び壁パネル
載置部7を一体で成形されている。この腰壁カウンター
1は、例えばFRP(繊維強化プラスチック)で形成さ
れる。これにより、腰壁カウンター1の端部12の強度
が増し、常時かかる壁パネル(図示せず)及び天井パネ
ル(図示せず)の荷重や人がカウンター部5に乗ること
よって生じる荷重による変形がなくなる。また、腰壁カ
ウンター1と側面塞ぎ部6とのつなぎめがなくなり、漏
水の危険性がなくなる。さらに、部材点数が少なくな
り、製造コストが安くなる。また、施工が単純になり、
施工に時間がかからず、施工ミスも減る。
【0009】図2は本発明における第2の実施例で腰壁
カウンター周りの斜視図を示す。基本構成は第1の実施
例と同じであり、同じ部分には同じ符号を記す。本実施
例では、腰壁カウンター1は床パン2の壁パネル載置部
8の立上り面13に外接する凸部14が一体で成形され
ている。これにより、腰壁カウンター1を床パン2の壁
パネル載置部8に載置する際、簡単に位置が決まり、施
工時間が短縮されるばかりでなく、施工品質も安定す
る。
【0010】また、腰壁カウンター1は、図3に示すよ
うにカウンターエプロン部16とエプロン部4との間に
凹部17を設け、凹部17を境にカウンターエプロン部
16及びカウンター部5とエプロン部4を異なる色で着
色することもできる。例えば、カウンターエプロン部1
6及びカウンター部5を石目調に、エプロン部4を床と
同色にすることにより、意匠性が向上し、一体感を感じ
させることがなく高級感が増す。
【0011】さらに、腰壁カウンター1は、図4に示す
ようにエプロン部4に洗面器置台18を一体で成形する
こともできる。これにより洗面器(図示せず)を床パン
2上に置かなくてよくなる為、楽な姿勢で洗面等ができ
る。さらに、洗面器置台18を別体で製作する必要がな
い為、製造コストが安くなる。また、図4に示すように
洗い場水栓11を腰壁カウンター1と建築躯体(図示せ
ず)との間の空間19に配置することもできる。これに
より、意匠性及び清掃性が向上すると共に、洗い場水栓
11が露出していない為、やけど等することがなく、安
全である。
【0012】さらに、空間19の下部に水受けトレイ2
0を設けることもできる。これにより、洗い場水栓11
から漏水した場合でも水受けトレイ20で漏水を受ける
為、床下へ漏れることがなく、建築躯体(図示せず)を
傷めることがない。
【0013】また、腰壁カウンター1は、図5に示すよ
うにエプロン部4にある点検口15を左右対称な位置に
設け、片側の点検口15が浴槽(図示せず)に隠蔽させ
ることもできる。これにより、生産型に左右勝手が生じ
ず、経済的である。
【0014】次に、腰壁カウンター1は、図6に示すよ
うに洗面器置台18を点検口蓋と兼用にすることもでき
る。これにより、洗面器置台18が点検口蓋と分からな
い為、意匠性が向上する。さらに洗面器置台18が通常
の点検口蓋よりも大きい為、大きな開口が可能となり、
作業性も向上する。
【0015】また、腰壁カウンター1は、図7に示すよ
うに、腰壁カウンター1の裏側下部に、床パン2の壁パ
ネル載置部8の立上り面13に外接する部材21を設け
ることもできる。これにより、腰壁カウンター1の左右
方向のみならず、前後方向までも簡単に位置が決まり、
施工時間が短縮され、施工品質も安定する。さらに外接
する部材21は、図8及び図9に示すように、嵌合バネ
22や凹(凸)部材23、凸(凹)部材24にすること
もできる。これにより、腰壁カウンター1の前後、左右
方向のみならず、上下方向までも簡単に位置が決まり、
脱落することもなく、施工品質も安定する。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、床パンとは別体で併設されるユニ
ットバスの腰壁カウンターの、エプロン部、カウンター
部、側面塞ぎ部及び壁パネル載置部を一体で成形したの
で、腰壁カウンターの端部の強度が増し、常時かかる壁
及び天井の荷重や人がカウンター部に乗ることよって生
じる荷重による変形がなくなる。また、腰壁カウンター
と側面塞ぎ部とのつなぎめがなくなり、漏水の危険性が
なくなる。さらに、部材点数が少なくなり、製造コスト
が安くなると共に、施工が単純になり、施工に時間がか
からず、施工ミスも減る。
【0017】請求項2では、腰壁カウンターに、床パン
の壁パネル載置部の立上り面に外接する凸部を一体で成
形したので、腰壁カウンターを床パンの壁パネル載置部
に載置する際、簡単に位置が決まり、施工品質が安定す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す腰壁カウンターの
斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す腰壁カウンターの
斜視図である。
【図3】本発明のカウンターエプロン部を示す断面図で
ある。
【図4】本発明のエプロン部を示す断面図である。
【図5】本発明の腰壁カウンターの正面図である。
【図6】本発明の洗面器置台部を示す断面図である。
【図7】本発明の腰壁カウンターの裏面下部を示す断面
図である。
【図8】本発明の腰壁カウンターの裏面下部を示す断面
図である。
【図9】本発明の腰壁カウンターの裏面下部を示す断面
図である。
【符号の説明】
1....腰壁カウンター 2....床パン 3....浴槽 4....エプロン部 5....カウンター部 6....側面塞ぎ部 7....壁パネル載置部 8....壁パネル載置部 9....リム面 10...洗い場 11...洗い場水栓 12...端部 13...立上り面 14...凸部 15...点検口 16...カウンターエプロン部 17...凹部 18...洗面器置台 19...空間 20...水受けトレイ 21...外接する部材 22...嵌合バネ 23...凹(凸)部材 24...凸(凹)部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床パンとは別体で併設されるユニット
    バスの腰壁カウンターであって、前記腰壁カウンター
    は、エプロン部、カウンター部、側面塞ぎ部及び壁パネ
    ル載置部を一体で成形したことを特徴とする腰壁カウン
    ター。
  2. 【請求項2】 前記腰壁カウンターは、前記床パンの
    壁パネル載置部の立上り面に外接する凸部を一体で成形
    したことを特徴とする請求項1の腰壁カウンター。
JP2000099850A 2000-03-31 2000-03-31 腰壁カウンター Pending JP2001275874A (ja)

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