JP2003045720A - アクチュエータ用マグネット、アクチュエータ、および、着磁装置 - Google Patents

アクチュエータ用マグネット、アクチュエータ、および、着磁装置

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JP2003045720A
JP2003045720A JP2001232824A JP2001232824A JP2003045720A JP 2003045720 A JP2003045720 A JP 2003045720A JP 2001232824 A JP2001232824 A JP 2001232824A JP 2001232824 A JP2001232824 A JP 2001232824A JP 2003045720 A JP2003045720 A JP 2003045720A
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magnetic
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純 鈴木
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英治 黒木
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一隆 其阿弥
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    • G11B7/0925Electromechanical actuators for lens positioning
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    • G11B7/0935Details of the moving parts

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Electromagnets (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイル基板が配置される位置において理想的
な磁束密度分布が得られるような着磁パターンにマグネ
ットを着磁することにより、良好な駆動特性を示すアク
チュエータを提供する。 【解決手段】 光ピックアップのアクチュエータに使用
されるマグネットは、相互に隣接する2つの異なる磁極
領域により構成される着磁パターンを有し、前記2つの
磁極領域の境界線により規定される角部において、前記
角部の内側の磁極領域は、前記角部の外側の磁極領域方
向へ張り出している張り出し領域を有する。張り出し領
域の存在により、角部の特に頂点に近い位置における磁
束密度の不足が改善され、マグネットに近接配置される
プリントコイル基板に望ましい磁界を与えることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクに情報を
記録し、および、ディスクから情報を再生するディスク
プレーヤの光ピックアップの技術分野に属し、特に対物
レンズのアクチュエータに使用されるマグネットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスクに対して情報を記録し、又は
再生するために使用される光ピックアップ装置は、対物
レンズと、その対物レンズを駆動するためのアクチュエ
ータ(レンズ駆動装置)を備えている。アクチュエータ
は、対物レンズをフォーカス方向及びトラッキング方向
に駆動することによって、ディスクの情報記録面及び情
報記録面上に設けられたトラックと対物レンズとの相対
的な位置関係を補正するものである。即ち、アクチュエ
ータは、フォーカスエラー信号に基づいて、対物レンズ
とディスクの情報記録面との距離を調整して、所定の大
きさの光スポットがディスクの情報記録面上に照射され
るようにする。また、アクチュエータは、トラッキング
エラー信号に基づいて、ディスクの半径方向における対
物レンズの位置を調整して、光スポットがディスクの情
報記録面上のトラック上に正しく位置するようにする。
【0003】既知のアクチュエータでは、フォーカス方
向及びトラッキング方向における対物レンズの位置制御
は、プリント基板上に形成されたコイルに流れる制御電
流と、それらコイルと近接して配置されるマグネットと
の間に生じる電磁力を利用して行われる。
【0004】対物レンズを保持するレンズホルダには1
つのフォーカスコイル及び2つのトラッキングコイルが
設けられたコイル基板が取り付けられており、これがマ
グネットにより発生される磁界中に配置される。フォー
カスコイル及びトラッキングコイルに制御電流が流され
ると、レンズホルダに駆動力が発生してフォーカス方向
及びトラッキング方向に移動する。フォーカスコイル及
びトラッキングコイルに印加される制御電流の極性及び
大きさを制御することにより、対物レンズを光ディスク
の情報記録面及び情報記録トラックに対して正しい位置
に配置することができる。
【0005】マグネットは予め着磁装置により所定のパ
ターンに磁化される。例えば従来から既知のある種類の
アクチュエータでは、1つのフォーカスコイル及び2つ
のトラッキングコイルに対して適切な磁界を与えるため
に、“U”の字のパターンの着磁コアを利用してマグネ
ットが着磁されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
“U”字のパターンの着磁コアを利用してマグネットを
磁化すると、マグネットに近接して配置されるコイル基
板の位置においては、“U”の字形状の着磁コアの角部
の磁束密度が低下することが避けられないため、コイル
基板の位置において理想的なパターンの磁界を発生する
ことができなかった。このため、アクチュエータの感度
が低下したり、ローリング特性に悪影響が出たりすると
いう問題があった。
【0007】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、コイル基板が配置される位置において理想的な
磁束密度分布が得られるような着磁パターンにマグネッ
トを着磁することにより、良好な駆動特性を示すアクチ
ュエータを提供することを課題とする。また、本発明
は、そのようなマグネットを得るための着磁装置を提供
することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点によ
れば、アクチュエータ用マグネットにおいて、相互に隣
接する2つの異なる磁極領域により構成される着磁パタ
ーンを有し、前記2つの磁極領域の境界線により規定さ
れる角部において、前記角部の内側の磁極領域は、前記
角部の外側の磁極領域方向へ張り出している張り出し領
域を有する。
【0009】上記のマグネットによれば、マグネット上
に隣接して形成された例えばN極とS極の2つの磁極領
域により着磁パターンが形成される。両磁極領域の境界
は、直線部分の他に角部を有し、その角部においては、
内側の磁極領域が外側の磁極領域方向へ張り出してい
る。よって、張り出し領域の存在により、マグネットか
ら所定距離に配置されるプリントコイル基板の位置で
は、角部の特に頂点に近い位置における磁束密度の不足
が改善され、プリントコイル基板上に形成されるトラッ
キングコイルに望ましい磁界を与えることができる。
【0010】上記マグネットの一態様では、前記張り出
し領域は、平面形状を円弧とすることができる。
【0011】この態様では、マグネットに着磁パターン
を形成するための着磁コアの製作が容易となり、また、
着磁コイルが巻き付けられる角部が湾曲するので着磁コ
イルの断線なども防止できる。
【0012】上記マグネットの他の一態様では、前記円
弧の中心は、前記角部を規定する21つの直線部を円弧
でつないだ場合の当該円弧の中心位置より前記角部の外
側に位置する。
【0013】この態様によれば、角部を十分に緩やかな
円弧形状とすることができ、また、着磁コアの角部を円
形にすればよいので、複雑な湾曲形状とする場合に比べ
て設計、製作が容易となる。
【0014】上記マグネットのさらに他の一態様では、
前記張り出し領域は、平面形状が多角形とすることがで
きる。
【0015】この態様によれば、着磁コア角部を所定の
多角形に形成すればよいので、複雑な湾曲形状とする場
合に比べて設計、製作が容易となる。
【0016】上記マグネットのさらに他の一態様では、
前記張り出し領域が位置する前記角部において、前記マ
グネットから所定距離における磁束密度分布の境界線
が、前記角部を規定する前記境界線の2つの直線部分の
交差形状とほぼ一致するように前記着磁パターンが形成
されている。
【0017】この態様によれば、実際にマグネットから
所定距離に配置されるプリントコイル基板上に生じる磁
束密度分布は、角部において理想的な境界を示すので、
マグネットに望ましい着磁特性が実現される。
【0018】本発明の他の観点によれば、光ピックアッ
プのアクチュエータは、上記の2つのマグネットと、対
物レンズを有するともに、側面に2つのコイル基板が取
り付けられたレンズホルダと、前記2つのコイル基板が
前記2つのマグネットの各々と対向するように、前記レ
ンズホルダを前記マグネットの間に移動可能に保持する
保持手段と、を備える。
【0019】上記アクチュエータによれば、望ましい着
磁パターンを有するマグネットと、レンズホルダに取り
付けられたコイル基板との作用により、アクチュエータ
の特性を向上させることができる。
【0020】上記アクチュエータの一態様では、前記コ
イル基板は、1つのフォーカスコイルと2つのトラッキ
ングコイルとを有し、前記マグネットの前記境界線は、
3つの直線部分及び前記3つの直線部分により規定され
る2つの角部を有し、前記3つの直線部分のうちの1つ
が前記フォーカスコイルと対向し、前記3つの直線部分
のうちの残りの2つが前記2つのトラッキングコイルの
各々と対向するように前記レンズホルダが前記保持手段
により保持される。
【0021】この態様では、マグネットにより、フォー
カスコイルとトラッキングコイルの位置に望ましい磁界
が発生するので、正確なフォーカス及びトラッキング制
御を実現することができる。
【0022】本発明のさらに他の観点では、磁性体を所
定の着磁パターンに着磁する着磁装置において、所定の
間隔をもって配置される2つの着磁コアを備え、前記着
磁コアの各々は異なる磁極を有する2つのコア部分を有
し、前記着磁パターンに対応する前記着磁コアの断面形
状は、前記2つのコア部分の境界により規定される角部
において、前記角部の内側のコア部分が前記角部の外側
のコア部分方向へ張り出している張り出し領域を有す
る。
【0023】上記の着磁装置によれば、2つの着磁コア
の間に磁性体が配置され、磁性体を磁化することにより
マグネットが得られる。ここで、各着磁コアは異なる磁
極を有する2つのコア部分を有し、それらの境界の角部
では、内側のコア部分が外側のコア部分方向へ張り出し
た形状となっている。よって、角部の着磁特性が改善さ
れ、プリントコイル基板の位置に望ましい磁界を作るこ
とができる。
【0024】上記着磁装置の一態様では、前記張り出し
領域は円弧形状であり、前記着磁装置は、前記コア部分
の各々に巻回された着磁コイルと、前記着磁コイルに通
電する着磁電源と、をさらに備える。
【0025】この態様では、着磁電源から着磁コイルに
高電圧を通電することにより、磁性体に着磁することが
できる。ここで、着磁コアの張り出し領域は円弧形状で
あるので、そこに巻付けられる着磁コイルに対する機械
的ストレスが緩和され、着磁コイルの耐久性、よって着
磁装置自体の耐久性が改善される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。
【0027】[1]アクチュエータ 図1に、本発明の実施形態にかかるアクチュエータ10
0の構成を示す。なお、このアクチュエータは、CD
(Compact Disc)、CD−R(CD-Recordable)、DV
D、DVD−R(DVD-Recordable)、DVD−RW(DV
D-Rewritable)などの各種の光ディスクに対して情報を
記録し、又は、そのような光ディスクから情報を再生す
る情報記録再生装置の光ピックアップに使用されるもの
である。
【0028】図1に示すように、アクチュエータ100
は、大別してレンズホルダ2と、アクチュエータヨーク
ベース10と、ベース部8とを備える。レンズホルダ2
には、対物レンズ1が固定されている。対物レンズ1
は、アクチュエータ100の下方に設けられる図示しな
い光源からの照射光を集光して光ディスクの情報記録面
に照射するとともに、光ディスクの情報記録面からの反
射光を通過させて、図示しないビームスプリッタなどの
光学系へ案内する。よって、レンズホルダ2は対物レン
ズ1の下方においては、照射光及び反射光が通過するた
めに部材が設けられていない空間が確保されている。
【0029】また、レンズホルダ2の側面には、一組の
プリントコイル基板3が、接着及び/又は半田付けなど
により固定されている。プリントコイル基板3は、図2
に示すように、1つのフォーカスコイル4と、一組のト
ラッキングコイル5及び6とを備える。なお、プリント
コイル基板3の詳細については後述する。
【0030】対物レンズ1及びプリントコイル基板3が
固定されたレンズホルダ2は、複数のサスペンションワ
イヤ7によりベース部8に連結されている。サスペンシ
ョンワイヤ7は可撓性を有し、レンズホルダ2は複数の
サスペンションワイヤ7を介してベース部8により片持
ち状に浮遊支持されている。なお、サスペンションワイ
ヤ7は、フォーカスコイル4、及びトラッキングコイル
5、6への駆動電流の給電線としても機能するように構
成することが可能である。
【0031】一方、磁性体からなるアクチュエータヨー
クベース10には、一組のマグネット11が接着により
固定されている。一組のマグネット11は、後述する着
磁装置により予め所定の着磁パターンに磁化されてお
り、相互に対向するようにアクチュエータ10上に固定
されている。これにより、マグネット11の近傍には、
マグネット11の着磁パターンに応じた所定の磁界が発
生する。
【0032】レンズホルダ2は、サスペンションワイヤ
7によりベース部8から浮遊支持された状態で、一組の
マグネット11の間に配置される。レンズホルダ2の側
面にはプリントコイル基板3が固定されているので、マ
グネット11が発生する磁界内で、プリントコイル基板
3に設けられたフォーカスコイル4及びトラッキングコ
イル5、6に所定の方向の大きさの駆動電流を流すこと
により、レンズホルダ2は図1のフォーカス方向F及び
トラッキング方向Tに移動する。
【0033】即ち、マグネット11による磁界内でフォ
ーカスコイル4に電流を流すことにより、レンズホルダ
2に対してフォーカス方向F、つまり対物レンズ1を光
ディスクの情報記録面に対して近づけ又は遠ざける方向
の駆動力が発生する。これにより、フォーカス制御がな
される。また、磁界内でトラッキングコイル5及び6に
所定の方向及び大きさので電流を流すことにより、トラ
ッキング方向Tの駆動力が発生する。これにより、トラ
ッキング制御がなされる。
【0034】次に、図2を参照して、プリントコイル基
板3について説明する。プリントコイル基板3は、図示
のように、1つのフォーカスコイル4と、同一形状の一
組のトラッキングコイル5及び6とを備える。また、プ
リントコイル基板3上のコイルが形成された以外の部分
には、コイル端子3aがプリントされている。なお、プ
リントコイル基板3においては、アクチュエータの小型
化と軽量化のために、フォーカスコイルとトラッキング
コイルが隣接して配置されている。
【0035】フォーカスコイル4、及びトラッキングコ
イル5、6は、いずれも全体が扁平状で、かつ、フォー
カス方向の中心線4a、5a及び6aを基準として左右
対称な形状とされる。2つのトラッキングコイル5及び
6は、図1に示すトラッキング方向Tに配列される。
【0036】また、コイル端子3aは、フォーカスコイ
ル4、及びトラッキングコイル5、6に駆動電流を給電
するためにサスペンションワイヤ7と接続されるもので
あり、それぞれがフォーカス駆動電流の入力端子、フォ
ーカス駆動電流の出力端子、トラッキング駆動電流の入
力端子、及び、トラッキング駆動電流の出力端子として
機能する。なお、プリントコイル基板3には、フォーカ
スコイル4及びトラッキングコイル5、6と、各コイル
端子3aとを接続する接続線がプリントされているが、
図2においては図示を省略している。
【0037】次に、図3を参照して、マグネット11の
着磁パターンについて説明する。マグネット11は、所
定の大きさの鉄片を、後述の着磁装置を使用して着磁す
ることにより得られる。図3には、着磁後のマグネット
11の着磁パターンを示している。なお、マグネットの
表面及び内部の着磁パターンは、後述する着磁コアの断
面形状と一致するが、プリントコイル基板3が配置され
るマグネット11の近傍位置においては、マグネットの
着磁パターンに応じた磁束密度分布が形成される。
【0038】図3において、マグネット11は、S極の
磁極領域11aと、N極の磁極領域11bと、これらの
境界となる境界領域11cとを有する。S極の磁極領域
11aは、略“U”の字型にN極の磁極領域11bを三
方から取り囲む形状となっている。但し、N極の磁極領
域11bは、図3における下方の2つの角部11dにお
いて、それぞれ右下及び右下方向へ張り出している。こ
の形状にマグネット11を着磁することにより、マグネ
ット11に近接配置されるプリントコイル基板3の位置
における磁束密度は、“U”字型の右下及び左下の角部
においても直角に近い良好な分布を示す。なお、図1に
おいて、プリントコイル基板3はマグネット11から数
ミリ(例えば0.3mm)の位置に配置される。
【0039】これについて、図4(a)〜図4(d)を
参照して詳しく説明する。図4(a)は本発明のマグネ
ット11の着磁パターンであり、N極の磁極領域11の
2つの角部11dが外側へ張り出した形状となってい
る。また、図4(a)の波線12は、マグネット11に
近接配置されるプリントコイル基板3の位置に形成され
る磁束密度分布におけるN極領域とS極領域の境界線を
模式的に示したものである。また、図4(b)は、マグ
ネット11とプリントコイル基板3とを図1に示すよう
に近接配置したときの、プリントコイル基板3上におけ
る磁束密度分布の境界線12と、フォーカスコイル並び
にトラッキングコイル5及び6との相対的位置関係を模
式的に示した図である。
【0040】図4(a)に示すように、マグネット11
の着磁パターンを、左右の下端の角部を張り出した形状
に(11d参照)形成すると、プリントコイル基板3上
に形成される磁束密度分布の境界線12は2つの角部に
おいてほぼ直角に近くなる。よって、図4(b)に示す
ように、アクチュエータ100内では磁束密度分布の境
界線12は、フォーカスコイル4、並びにトラッキング
コイル5及び6のほぼ中央を通るように位置する。よっ
て、トラッキングコイル5、6に流す駆動電流により生
じるレンズホルダ2のフォーカス方向Fにおける駆動力
のベクトルは、2つのトラッキングコイル5及び6の間
で相殺し、トラッキングコイル5及び6はレンズホルダ
2をトラッキング方向Tのみに正しく駆動する。
【0041】図4(c)は、比較のために、マグネット
の着磁パターン自体を単純な“U”の字型とした場合
に、プリントコイル基板3の位置に発生する磁束密度分
布の境界線13を示す。即ち、マグネットを、矩形のN
極の磁極領域13bと、略“U”の字型のS極の磁極領
域13aと、その間の境界領域13cを含む着磁パター
ンになるように着磁すると、マグネットに近接配置され
るプリントコイル基板の位置に生じる磁束密度分布の境
界線は、波線14で示すように下方の2つの角部におい
て直角とならず、N極の磁極領域13b内部に入り込ん
だような形状となる。これは、一般的に角部においては
着磁コアに分布する磁束密度にムラが生じ、磁束密度が
低下するためである。よって、マグネット自体の着磁パ
ターンを図4(c)に示すように“U”字型とすると、
マグネットから数ミリの位置に配置されるプリントコイ
ル基板上の磁束密度分布は、“U”字の下方の角部にお
いて磁束密度が不足し、境界線14に示すように角部が
なまったような形状となる。なお、この部分を直角に近
い磁束密度にするためは瞬間的に高電圧を印加する必要
があるが、あまり高い電圧をかけると着磁コイルに負担
がかかりすぎて断線するなどの問題があり、現実的には
この着磁パターンにより、プリントコイル基板の位置に
直角に近い磁束密度分布を作り出すことは困難である。
【0042】図4(d)には図4(c)に示す着磁パタ
ーンのマグネットによりプリントコイル基板の位置に発
生する磁束密度分布の境界線14と、フォーカスコイル
4及びトラッキングコイル5、6との相対的位置関係を
示す。この場合、2つのトラッキングコイル5及び6の
下端部近傍において、着磁磁束密度の境界線14は内側
に湾曲するため(矢印15の部分を参照)、2つのトラ
ッキングコイルに生じる駆動力の上下方向(即ち、フォ
ーカス方向)の成分が相殺せず、レンズホルダ2に回転
力が生じてしまう。その結果、アクチュエータが傾いて
感度やローリング特性などが悪化するという問題が生じ
うる。
【0043】このように、本発明においては、マグネッ
ト11の着磁コアによる着磁パターンを、角部において
外側へ張り出すように構成するので、マグネットに近接
配置されるプリントコイル基板の位置において生じる磁
束密度分布の境界線は2つの下端部においてほぼ理想的
な直角となり、プリントコイル基板上に形成されたトラ
ッキングコイルに対して正しい磁界を与えることができ
る。よって、レンズホルダに回転力が加わるなどの不具
合を防止することができる。
【0044】さらに、本発明の好適な例では、外側へ張
り出した領域11dを円弧状に形成する。これにより、
後述するように、着磁コアの成型が容易となり、また、
着磁コイルの断線などの不具合も防止できる。
【0045】[2]着磁装置 次に、着磁装置について図5及び図6を参照して説明す
る。図5(a)に、本発明の着磁装置20を示す。着磁
装置20は、2つの相互に対向する着磁ヨーク22と、
その間に挿入されたブレード21とを備える。各着磁ヨ
ーク22の内部には着磁コア24が取り付けられてい
る。
【0046】ブレード21は、相互に対向する2つの着
磁ヨーク22間のスリットに挿入可能である。ブレード
21にはマグネット11(厳密には着磁前であるから、
鉄片などの磁性体11である)をはめ込むための凹部2
7が形成されている。また、ブレード21は、図5
(a)の矢印Yの方向にスライド移動可能に構成されて
いる。ブレード21を矢印Yの方向にスライド移動して
磁性体11を着磁コア24の位置に配置し、着磁コア2
4に高電圧を印加して磁性体11を着磁させる。
【0047】図5(b)に着磁コア24を示す。本発明
の着磁コア24は、N極用の着磁コア24aとS極用の
着磁コア24bとが組み合わされて構成される。N極用
の着磁コア24aは図3に示すマグネット11のN極の
磁極領域13aを生じさせるものであり、S極用の着磁
コア24bは図3に示すマグネット11のS極の磁極領
域13bを生じさせるものである。よって、N極用の着
磁コア24aの図5(b)における垂直断面形状は図3
に示すN極の磁極領域13aの形状と一致し、S極用の
着磁コア24bの図5(b)における垂直断面形状は図
3に示すS極の磁極領域13bの形状と一致する。
【0048】また、着磁コア24a及び24bには、そ
れぞれ数ターンの着磁コイル25a及び25bが巻回さ
れている。着磁コイル25aと25bとは直列に接続さ
れ、着磁電源28に接続されている。着磁コア24aに
対する着磁コイル25aの巻回方向と、着磁コア24b
に対する着磁コイル25bの巻回方向とは逆であり、こ
れにより着磁コア24aと24bはそれぞれ異なる磁極
(N極及びS極)を有することになる。着磁電源28か
ら短時間に高電圧の電気がコイルに注入されることによ
り、着磁コア24a及び24bに磁束が発生し、マグネ
ット11を着磁する。なお、着磁コア24aと24bの
間には、各着磁コイル25a及び25bを巻回するため
の隙間が存在し、この領域では磁性体11は着磁されな
いため、マグネット11の着磁パターンには図3に示す
ような境界領域11cが生じることになる。
【0049】本発明の着磁コア24の構造は、着磁コア
24aに巻き付けられる着磁コイルの耐久性を良くする
効果も有する。本発明では、前述のように着磁コア24
aの下端の2つの角部を円弧状に湾曲させて外側へ張り
出した形状としている。別の言い方をすれば、着磁コア
24aの角部において、通常は直角である角部を中心角
90度の円弧に置き換えた場合にその円弧の中心となる
位置より外側に、張り出し部分を構成する円弧の中心を
配置している。よって、張り出した部分においては湾曲
面上にコイル25aが巻回されることになる。
【0050】着磁コアの角部を直角又は鋭角に形成する
と、そこに巻回される着磁コイルにはその角部において
機械的なストレスが集中するので、高電圧を印加したと
きに着磁コイルが断線することが多い。これに比べ、本
発明の着磁コア24aの下端の2つの角部は、断面を円
弧状に湾曲させた形状としているので、そこに巻き付け
られる着磁コイルに対する機械的ストレスの集中は緩和
され、着磁コイルの断線の可能性を低下させることがで
きる。また、着磁コア24aの2つの角部を円弧状に形
成すると、円弧以外の湾曲形状とする場合と比較して、
着磁コア自体の成型が容易となる利点もある。
【0051】図5(a)に示すX−X’における着磁装
置20の断面を図6に示す。2つの着磁ヨーク22はブ
レード21を軸として対称に配置される。図6に示すよ
うに、着磁ヨーク22は、例えば真鍮などの中空の金属
の内部に、ねじ26a及び26bにより、それぞれ着磁
コア24a及び24bを取り付けた構造を有する。図5
(a)にも示すように、着磁コア24a及び24bには
着磁コイル25a及び25bが巻き付けられており、そ
の着磁コイルを構成する電線は着磁ヨーク22の外部へ
引き出されて着磁電源28に接続されている。また、着
磁ヨーク22の内部であって、着磁コア24が固定され
た以外の部分29には、例えばエポキシ樹脂などが注入
されて、硬化されており、着磁コア24の位置の変化を
防止している。
【0052】次に、図5(a)に示す着磁装置20によ
るマグネット(磁性体)の着磁工程について簡単に説明
する。まず、対象となる磁性体11をブレード21の凹
部27に挿入し、ブレード21を矢印Yの方向に所定距
離移動させて、対向する2つの着磁ヨーク22内の2つ
の着磁コア24の間に磁性体11が位置するところでブ
レード21の移動を停止する。
【0053】こうして磁性体11の位置が決まると、着
磁電源28から高電圧をコイル25a及び25bに短時
間印加する。高電圧の印加により、着磁コア24a及び
24bに磁束が発生し、その磁束により磁性体11が着
磁してマグネットとなる。マグネット11の着磁パター
ンは、図3に示すように、着磁コア24a及び24bの
断面形状と同一のパターンとなる。
【0054】こうしてマグネット11が作られると、ブ
レード21を矢印Yと逆の方向に所定距離だけ移動し
て、ブレード21の凹部27を着磁ヨーク22間のスリ
ットから引き出し、着磁されたマグネット11を取り出
す。
【0055】このように、図5(b)に示すような形状
の着磁コア24を相互に対向させ、その間にマグネット
11を配置して着磁コア24のコイル24a及び24b
に高電圧を印加することにより、着磁コア24の形状に
従って着磁されたマグネット11が得られる。
【0056】[変形例]上述の実施形態では、マグネッ
トの着磁パターン、即ち着磁コアの断面形状を、その下
端の2つの角部11dにおいてN極の磁極領域が円弧状
に斜め外側へ張り出した形状に構成しているが、本発明
の適用はこの形態には限定されない。例えば、図7
(a)及び図7(b)に示すように、角部11dを円弧
状ではなく、多角形状に外側へ張り出した形状とするこ
ともできる。こうすることによっても、マグネットに近
接配置されるプリント基板コイル上の実際の磁束密度分
布の境界線は図4(a)の境界線12と同様に角部11
dにおいて直角に近い好ましい形となる。
【0057】なお、図7(a)のように角部を4角形と
すると、前述のように着磁コイルに加わる機械的ストレ
スは比較的大きいが、図7(b)のように角部を6角
形、8角形などとすることにより、それら多角形の頂角
が大きくなるので、角部11dの形状としては円弧に近
くなり、着磁コイルに加わる機械的ストレスは軽減され
る。
【0058】また、上述の実施形態では、“U”の字型
の着磁パターンの2つの角部11dにおいて内側の磁極
領域を外側に張り出させる構造としているが、本発明に
よるこの手法は、着磁パターンのあらゆる角部に適用す
ることができる。例えば、図3に示す着磁パターンの左
右一方のみを使用する“L”字又は逆“L”字型や、図
7(c)に示すような、4つの角部を有する“ロ”の字
型の着磁パターンをマグネットに形成する場合でも、そ
の4つの角部において同様に内側の磁極領域を外側へ張
り出させた形状とすることにより、マグネットのそれぞ
れの角部において実際の磁束密度分布を理想的なものと
することができる。よって、様々なアクチュエータにお
けるフォーカスコイル及びトラッキングコイルの配置に
応じて、本発明の手法を適用することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マグネットの着磁パターンを、角部において内側の磁極
領域が外側へ張り出した形状にするので、マグネットに
近接配置されるプリントコイル基板上に生じる実際の磁
束線密度分布は角部においてほぼ理想的な分布となる。
よって、アクチュエータの特性を改善することができ
る。
【0060】また、着磁装置の着磁コアの角部が円弧状
の湾曲を有するようにすれば、着磁コイルの断線などが
減少し、着磁装置の耐久性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるアクチュエータの構造
を示す斜視図である。
【図2】図1に示すアクチュエータに使用されるプリン
トコイル基板を示す平面図である。
【図3】図1に示すアクチュエータに使用されるマグネ
ットの着磁パターンを示す図である。
【図4】マグネットの着磁パターンと、プリントコイル
基板の各コイルとの相対的位置関係を示す図である。
【図5】図3に示すマグネットを着磁するために使用さ
れる着磁装置を示す斜視図である。
【図6】図5(a)に示す着磁ヨークの構造を示す断面
図である。
【図7】マグネットの着磁パターンの変形例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 レンズホルダ 3 プリントコイル基板 4 アクチュエータコイル 5、6 トラッキングコイル 7 サスペンションワイヤ 8 ベース部 10 アクチュエータベース 11 マグネット 20 着磁装置 21 ブレード 22 着磁ヨーク 24、24a、24b 着磁コア 25、25a、25b 着磁コイル 28 着磁電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 其阿弥 一隆 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 Fターム(参考) 5D118 AA13 EA02 EB08 EB17 EC05 ED01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータ用マグネットにおいて、 相互に隣接する2つの異なる磁極領域により構成される
    着磁パターンを有し、前記2つの磁極領域の境界線によ
    り規定される角部において、前記角部の内側の磁極領域
    は、前記角部の外側の磁極領域方向へ張り出している張
    り出し領域を有することを特徴とするマグネット。
  2. 【請求項2】 前記張り出し領域は、平面形状が円弧で
    あることを特徴とする請求項1に記載のマグネット。
  3. 【請求項3】 前記円弧の中心は、前記角部を規定する
    2つの直線部を円弧でつないだ場合の当該円弧の中心位
    置より前記角部の外側に位置することを特徴とする請求
    項2に記載のマグネット。
  4. 【請求項4】 前記張り出し領域は、平面形状が多角形
    であることを特徴とする請求項1に記載のマグネット。
  5. 【請求項5】 前記張り出し領域が位置する前記角部に
    おいて、前記マグネットから所定距離における磁束密度
    分布の境界線が、前記角部を規定する前記2つの磁気領
    域の境界線の2つの直線部分の交差形状とほぼ一致する
    ように前記着磁パターンが形成されていることを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれか一項に記載のマグネッ
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    2つのマグネットと、 対物レンズを有するともに、側面にコイル基板が取り付
    けられたレンズホルダと、 前記コイル基板が前記マグネットと対向するように、前
    記レンズホルダを前記マグネットの間に移動可能に保持
    する保持手段と、を備えることを特徴とする光ピックア
    ップのアクチュエータ。
  7. 【請求項7】 前記コイル基板は、1つのフォーカスコ
    イルと2つのトラッキングコイルとを有し、 前記2つの磁極領域の境界線は、3つの直線部分及び前
    記3つの直線部分により規定される2つの角部を有し、
    前記3つの直線部分のうちの1つが前記フォーカスコイ
    ルと対向し、前記3つの直線部分のうちの残りの2つが
    前記2つのトラッキングコイルの各々と対向するように
    前記レンズホルダが前記保持手段により保持されること
    を特徴とする請求項6に記載のアクチュエータ。
  8. 【請求項8】 磁性体を所定の着磁パターンに着磁する
    着磁装置において、 所定の間隔をもって配置される2つの着磁コアを備え、
    前記着磁コアの各々は異なる磁極を有する2つのコア部
    分を有し、 前記着磁パターンに対応する前記着磁コアの断面形状
    は、前記2つのコア部分の境界により規定される角部に
    おいて、前記角部の内側のコア部分が前記角部の外側の
    コア部分方向へ張り出している張り出し領域を有するこ
    とを特徴とする着磁装置。
  9. 【請求項9】 前記張り出し領域は円弧形状であり、前
    記着磁装置は、前記コア部分の各々に巻回された着磁コ
    イルと、前記着磁コイルに通電する着磁電源と、をさら
    に備えることを特徴とする請求項8に記載の着磁装置。
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