JPH05303759A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JPH05303759A
JPH05303759A JP8436592A JP8436592A JPH05303759A JP H05303759 A JPH05303759 A JP H05303759A JP 8436592 A JP8436592 A JP 8436592A JP 8436592 A JP8436592 A JP 8436592A JP H05303759 A JPH05303759 A JP H05303759A
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JP
Japan
Prior art keywords
objective lens
track
coils
driving device
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP8436592A
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English (en)
Inventor
Isao Matsuzaki
功 松▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】対物レンズ駆動装置において、トラック方向の
駆動で可動部材を変位させるトラックコイルの2つの電
磁力のバランスを調整する。 【構成】トラックコイル3a及びトラックコイル3bを
並列に駆動アンプ9に接続し、片方のトラックコイルに
直列に可変抵抗8を接続する。これにより、2つのコイ
ルに発生する電磁力の大きさの比を可変抵抗8で調整
し、トラックコイル3aとトラックコイル3bに流れる
電流の大きさの比を可変する。 【効果】上記により、2つの電磁力を適切な値にするこ
とができ、良好な周波数特性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式情報処理装置の
対物レンズ駆動装置に関し、特にトラック方向の駆動機
構を改良した対物レンズ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の対物レンズ駆動装置は、
半導体レーザから出射されるレーザ光を媒体に正確に集
光させ光学的に記録及び再生を行うために対物レンズが
媒体に垂直方向であるフォーカス方向及び半径方向であ
るトラック方向に移動自在となるような支持機構と駆動
機構とを有している。これらの方法には、一般的にばね
等による支持方法とコイルによる電磁力を利用してい
る。
【0003】対物レンズの駆動装置のトラック方向の駆
動機構は、マグネットとヨークから構成される磁気回路
の磁界の中に対物レンズの光軸と平行な方向に巻回され
るコイルに電流を流すことにより、発生する電磁力によ
って対物レンズが対物レンズの光軸と垂直な方向へ変位
可能となる。
【0004】次に、従来の対物レンズ駆動装置について
図面を参照して説明する。
【0005】図2は対物レンズ駆動装置の駆動機構の部
品構成を示す平面図、図3は対物レンズ駆動装置の駆動
機構の部品構成を示す側面図、図4は従来例の対物レン
ズ駆動装置と駆動アンプとを接続した配線図である。
【0006】図2、図3において、マグネット5aとヨ
ーク6aの間及びマグネット5bとヨーク6bの間には
対物レンズ1の光軸と垂直な方向に平行な磁界が形成さ
れており、フォーカスコイル2が対物レンズ1の光軸及
び磁界の方向に対し垂直な方向に巻回され、トラックコ
イル3a及びトラックコイル3bが対物レンズ1の光軸
と平行な方向に巻回されている。フォーカスコイル2に
電流を流すことにより対物レンズ1の光軸方向であるフ
ォーカス方向10に、トラックコイル3a及びトラック
コイル3bに電流を流すことにより対物レンズ1の光軸
と垂直な方向であるトラック方向11に電磁力が発生
し、対物レンズ1を保持する可動部材4が2軸に変位可
能となる。
【0007】ここで、対物レンズ1をトラック方向の駆
動する場合、可動部材4はトラックコイル3a及びトラ
ックコイル3bにより発生する2つの電磁力の和で変位
されるが、2つの電磁力はマグネット5a及びマグネッ
ト5bの強度及び外形寸法、マグネット5aとヨーク6
a、マグネット5bとヨーク6bのギャップのばらつき
により磁界の強さもばらつき、トラックコイル3a及び
トラックコイル3bにおいても外形寸法や可動部材4へ
のはり付け位置誤差により一定の比をもった大きさに設
定することが非常に難しくなっている。
【0008】そして、この2つの電磁力を発生させるた
めに、図4に示すように、トラックコイル3aとトラッ
クコイル3bを直列に駆動アンプ9に接続し、同一の大
きさの電流を流している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の対物レ
ンズ駆動装置では、トラック方向の駆動機構は装置内に
組み込まれた2つの電磁力の和で対物レンズを対物レン
ズの光軸と垂直な方向へ変位させ、この2つの電磁力の
大きさはトラック方向の変位を可能としている支持機構
の支点と対物レンズを保持する可動部材の重心との距離
及び支点と各電磁力の作用点との距離で決まる一定の比
に決定しなければならない。しかし、この電磁力の大き
さを決定する磁界の大きさはマグネットの強さと寸法や
磁気回路のヨークのギャップのばらつきで、コイルの有
効長はコイルの外形及び可動部材へのはり付け位置誤差
等で一定の値に定まらないという問題がある。そして、
この電磁力の大きさの比のバランスが崩れると、トラッ
ク方向の駆動の周波数特性において数KHz付近で位相
のみだれを生じるという欠点がある。
【0010】本発明の目的は、対物レンズをトラック方
向に駆動する際、トラックコイルに発生する2つの電磁
力の大きさの比を、2つのコイルを並列に接続し、片方
のコイルに直列に可変抵抗を付け、各コイルに流れる電
流比を可変し、調整することにより、上記の欠点を解消
し、位相みだれのない、良好な周波数特性を有する対物
レンズ駆動装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本第一の発明の対物レン
ズ駆動装置は、記録媒体にレーザ光を集光させる対物レ
ンズを保持する可動部材と、可動部材に固定され可動部
材を対物レンズの光軸と平行なフォーカス方向及び垂直
なトラック方向の2軸方向に駆動させる一組のフォーカ
スコイル及び二組のトラックコイルと、フォーカスコイ
ル及びトラックコイルに対して磁界を発生するマグネッ
ト及びヨークからなる磁気回路で構成されるベースとを
備える対物レンズ駆動装置において、対物レンズをトラ
ック方向に駆動する際、二組のトラックコイルに発生す
る2つの電磁力のバランスを調整する調整機構を有して
いる。
【0012】本第二の発明の対物レンズ駆動装置は、上
記第一の発明の対物レンズ駆動装置において、調整機構
に、二組のトラックコイルに流れる電流を可変して調整
する可変抵抗を有している。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例の対物レンズ駆動
装置と駆動アンプとを接続した配線図、図2は対物レン
ズ駆動装置の駆動機構の部品構成を示す平面図、図3は
対物レンズ駆動装置の駆動機構の部品構成を示す側面図
である。
【0015】対物レンズ駆動装置の構成及び機能は、従
来の技術の項で説明したように、図2、図3において、
マグネット5aとヨーク6aの間及びマグネット5bと
ヨーク6bの間には対物レンズ1の光軸と垂直な方向に
平行な磁界が形成されており、フォーカスコイル2が対
物レンズ1の光軸及び磁界の方向に対し垂直な方向に巻
回され、トラックコイル3a及びトラックコイル3bが
対物レンズ1の光軸と平行な方向に巻回されている。フ
ォーカスコイル2に電流を流すことにより対物レンズ1
の光軸方向であるフォーカス方向11に、トラックコイ
ル3a及びトラックコイル3bに電流を流すことにより
対物レンズ1の光軸と垂直な方向であるトラック方向1
0に電磁力が発生し、対物レンズ1を保持する可動部材
4が2軸に変位可能となる。
【0016】ここで、対物レンズ1をトラック方向に駆
動する場合、可動部材4はトラックコイル3a及びトラ
ックコイル3bにより発生する2つの電磁力の和で変位
されるが、2つの電磁力はマグネット5a及びマグネッ
ト5bの強度及び外形寸法、マグネット5aとヨーク6
a、マグネット5bとヨーク6bのギャップのばらつき
により磁界の強さもばらつき、トラックコイル3a及び
トラックコイル3bにおいても外形寸法や可動部材4へ
のはり付け位置誤差により一定の比をもった大きさに設
定することが非常に難しくなっている。
【0017】次に、本実施例の対物レンズ駆動装置の駆
動機構の対物レンズ1のトラック方向の動作について説
明する。
【0018】図1に示すように、トラックコイル3a及
びトラックコイル3bを並列に駆動アンプ9に接続し、
片方のトラックコイルに直列に可変抵抗8を接続する。
このようにして、トラックコイル3aとトラックコイル
3bに流れる電流を同一でなく異なった大きさの値に設
定する。これにより、トラックコイル3a及びトラック
コイル3bに発生する電磁力は各コイルに流れる電流に
比例するので、2つのコイルに発生する電磁力の大きさ
の比を可変抵抗8で調整し、トラックコイル3a及びト
ラックコイル3bに流れる電流の大きさの比を可変し、
適切な値に設定する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の対物レン
ズ駆動装置は、対物レンズをトラック方向に駆動する
際、対物レンズ駆動装置の組立時に生じるトラックコイ
ルに発生する2つの電磁力のバランスの崩れを各々に流
れる電流比を可変し、適切な電磁力の比に微調する機構
を有することにより、位相みだれのない、良好な周波数
特性を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の対物レンズ駆動装置と駆動
アンプとを接続した配線図である。
【図2】対物レンズ駆動装置の駆動機構の部品構成を示
す平面図である。
【図3】対物レンズ駆動装置の駆動機構の部品構成を示
す側面図である。
【図4】従来例の対物レンズ駆動装置と駆動アンプとを
接続した配線図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 フォーカスコイル 3a,3b トラックコイル 4 可動部材 5a,5b マグネット 6a,6b ヨーク 7 ベース 8 可変抵抗 9 駆動アンプ 10 トラック方向 11 フォーカス方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体にレーザ光を集光させる対物レ
    ンズを保持する可動部材と、前記可動部材に固定され前
    記可動部材を前記対物レンズの光軸と平行なフォーカス
    方向及び垂直なトラック方向の2軸方向に駆動させる一
    組のフォーカスコイル及び二組のトラックコイルと、前
    記フォーカスコイル及びトラックコイルに対して磁界を
    発生するマグネット及びヨークからなる磁気回路で構成
    されるベースとを備える対物レンズ駆動装置において、
    前記対物レンズを前記トラック方向に駆動する際、前記
    二組のトラックコイルに発生する2つの電磁力のバラン
    スを調整する調整機構を有することを特徴とする対物レ
    ンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の対物レンズ駆動装置にお
    いて、前記調整機構に、前記二組のトラックコイルに流
    れる電流を可変して調整する可変抵抗を有することを特
    徴とする対物レンズ駆動装置。
JP8436592A 1992-04-07 1992-04-07 対物レンズ駆動装置 Pending JPH05303759A (ja)

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JP8436592A JPH05303759A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 対物レンズ駆動装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100555491B1 (ko) * 1999-10-21 2006-03-03 삼성전자주식회사 광픽업 이송장치
WO2007042389A1 (en) * 2005-10-13 2007-04-19 Thomson Licensing Apparatus for accessing storage media
JP2008065887A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Sony Corp 光ピックアップ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0298827A (ja) * 1988-10-04 1990-04-11 Fujitsu Ltd 光ディスク用アクチェータ

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980414