JP2003045505A - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
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- JP2003045505A JP2003045505A JP2001232952A JP2001232952A JP2003045505A JP 2003045505 A JP2003045505 A JP 2003045505A JP 2001232952 A JP2001232952 A JP 2001232952A JP 2001232952 A JP2001232952 A JP 2001232952A JP 2003045505 A JP2003045505 A JP 2003045505A
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- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
体をより均一に冷却する。温度差に起因する電池性能の
低下を有効に防止する。 【解決手段】 電源装置は、複数本の電池モジュール1
と、この電池モジュール1を収納する框体2と、框体2
の電池モジュール1を冷却する強制送風器3とを備え
る。框体2は、中央部分に縦方向に細長い中心ダクト4
を有すると共に、この中心ダクト4の周囲に、複数本の
電池モジュール1を、空気通過隙間5を設けて中心ダク
ト4と平行に配設している。電源装置は、強制送風器3
でもって、中心ダクト4から空気通過隙間5に、あるい
は空気通過隙間5から中心ダクト4に冷却空気を強制的
に送風して電池モジュール1を冷却する。
Description
供給して電動機器を駆動する電源装置に関し、とくに、
ハイブリッドカーや電気自動車等の自動車のように、大
電流で駆動されるモーターの電源用に使用される大電流
用の電源装置に関する。
に使用される大電流、大出力用の電源装置は、複数の電
池を直列に連結した電源モジュールをさらに直列に接続
して出力電圧を高くしている。駆動モーターの出力を大
きくするためである。この種の用途に使用される電源装
置は、極めて大きな電流が流れる。たとえば、ハイブリ
ッド自動車等では、スタートするときや加速するとき
に、電池の出力で自動車を加速するので、100A以上
と極めて大きな電流が流れる。さらに、短時間で急速に
充電するときにも大きな電流が流れる。
池の温度が上昇したときに、強制的に冷却する必要があ
る。とくに、多数の電源モジュールを、縦横の行と列に
並べてホルダー框体に入れている電源装置は、各々の電
源モジュールを均等に冷却することが大切である。冷却
される電池の温度にむらができると、温度が高くなる電
池の性能が低下するからである。
納して、各々の電源モジュールをより均等に冷却する構
造は、たとえば、特開平10−270095号公報と特
開平11−329518号公報に記載される。前者の公
報に記載される電源装置は、図1の断面図に示すよう
に、ホルダー框体22の下部を空気の流入口23として
上部を排出口24とし、下部の流入口23から上部の排
出口24に空気を流動させて、内部に収納している電源
モジュール21を冷却する。ホルダー框体22の内部に
は、電源モジュール21の表面に流す空気の流速を調整
するための冷却調整フィン25を配設している。
設される電源モジュール21の表面を流れる空気の流速
を、下部の電源モジュール21の表面を流れる空気の流
速よりも速くしている。上部と下部の電源モジュール2
1の表面を流れる空気の流速を同じにすると、下部の電
源モジュール21の表面を通過する空気温度が低いため
に、下部の電源モジュール21が上部よりも効果的に冷
却されて、上部と下部で電源モジュール21に温度差が
できるからである。
ール21の表面の空気の流速を下部よりも速くするため
に、冷却調整フィン25と電源モジュール21との間の
空気の流動隙間を、上方に向かって次第に狭くしてい
る。流動隙間が狭くなると、空気の流速は速くなるから
である。
は、下部の電源モジュールを冷たい空気で冷却し、上部
の電源モジュールを速い流速で冷却して、上下の電源モ
ジュールをより均一な環境で冷却する。しかしながら、
この構造では、上下の電源モジュールを均一な条件で冷
却するのが極めて難しい。それは、下部の電源モジュー
ルを冷却する空気温度が低く、上部の電源モジュールを
冷却する空気温度が高くなるからである。高温の空気で
冷却される上部の電源モジュールは、表面を流れる空気
の流速を速くしても、下部の電源モジュールと同じよう
に効率よく冷却するのが難しい。このため、空気の流入
口の近傍に配設される電源モジュールは効率よく冷却さ
れるが、空気の排出口の近傍に配設される電源モジュー
ルを効率よく冷却するのが難しく、ホルダー框体に収納
している電源モジュールに温度差ができる欠点がある。
排出口の近傍にあって、効率よく冷却するのが極めて難
しい電源モジュールは、高温になって劣化しやすい弊害
がある。
は、図2の断面図に示すように、ホルダー框体22の途
中から冷却用の空気を流入させる。ホルダー框体22の
途中に流入される空気は、空気の出口近傍に冷たい空気
を供給して、ホルダー框体22の内部温度を均一にす
る。この構造は、ホルダー框体内部の温度差を少なくで
きるが、途中から吸入される空気によって、ホルダー框
体内を流動する空気の流速が低下してしまう。電源モジ
ュール21を効率よく冷却するためには、冷却する空気
の温度を低くすることも大切であるが、電源モジュール
21の表面を流動する空気の流速を速くすることも大切
である。空気温度が低下しても、流速が遅くなると電源
モジュール表面に直接に接触している部分の空気の温度
が高くなる。電源モジュール21は、表面に直接に接触
している空気で冷却されるので、この部分の空気温度が
高くなると、効率よく冷却できなくなる。
点を解決することを目的に開発されたものである。本発
明の重要な目的は、框体に収納している複数の電源モジ
ュール全体をより均一に冷却して、温度差に起因する電
池性能の低下を有効に防止できる電源装置を提供するこ
とにある。
数本の電池モジュール1と、この電池モジュール1を収
納する框体2と、電池モジュール1を冷却する強制送風
器3とを備える。框体2は、中央部分に中心ダクト4を
有すると共に、この中心ダクト4の周囲に、複数本の電
池モジュール1を配設すると共に、電池モジュール1間
に空気通過隙間5を設けている。電源装置は、強制送風
器3でもって、中心ダクト4から空気通過隙間5に、あ
るいは空気通過隙間5から中心ダクト4に冷却空気を強
制的に送風して電池モジュール1を冷却する。
を連結して、あるいは中心ダクト4に強制送風器3を配
設して、冷却空気を強制的に送風することができる。さ
らに電源装置は、中心ダクト4の周囲に配設された電池
モジュール1の外側に外ダクト9を設け、この外ダクト
9に強制送風器3を連結して、冷却空気を強制的に送風
することができる。
複数本の電池モジュール1と、複数本の電池モジュール
1を収納している電池ケース6と、複数の電池ケース6
を収納する框体2と、電池モジュール1に冷却空気を送
風して冷却する強制送風器3とを備える。電池ケース6
は、複数本の電池モジュール1を、空気通過隙間5を設
けて電池ケース6に収納すると共に、冷却空気を透過さ
せる透過隙間7を開口している。電源装置は、框体2の
中央部分に中心ダクト4を設けると共に、この中心ダク
ト4の周囲に、複数の電池ケース6を配設している。こ
の電源装置は、強制送風器3が、中心ダクト4から電池
ケース6に、あるいは電池ケース6から中心ダクト4に
冷却空気を強制的に送風して、電池ケース6に収納して
いる電池モジュール1を冷却する。
4の周囲に3組の電池ケース6を配設する。3つの電池
ケース6は、同じ形状で同じ数の電池モジュール1を収
納することができる。電池ケース6は、2段に電池モジ
ュール1を配設することができる。この電池ケース6
は、好ましくは、3列の電池モジュール1と2列の電池
モジュール1を2段に配設する。電池ケース6の通過隙
間7は、中心ダクト4側の底プレート部6Aに第1の通
過隙間7Aを、これに対向する反対側の外側プレート部
6Bに第2の透過隙間7Bを開口して設けて、好ましく
は、第2の透過隙間7Bを外側プレート部6Bの中央部
に位置して開口する。さらに、電源装置は、中心ダクト
4に強制送風器3を配設することができる。強制送風器
3は、シロッコファンとすることができる。さらにま
た、電源装置は、複数の框体2を縦一列に並べて配設す
ることができる。2つの框体2を並べる電源装置は、框
体2の間に位置して、各々の中心ダクト4に冷却空気を
供給する吸気口16を配設すると共に、両側に排気口1
7を配設することできる。
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための電源装置を例示するもの
であって、本発明は電源装置を以下のものに特定しな
い。
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
リッドカーや電気自動車等の自動車の電源用に使用する
電源装置を詳述する。ただし、本発明は、電源装置の使
用用途を自動車に特定しない。本発明の電源装置は、大
電流で駆動される種々の電動機器、たとえば、電動カー
ト、モノレール等の電動車両、遊園地で使用される乗り
物、耕耘機やリフト等の作業用機器、さらにはロボット
等に搭載して電源として使用できる。
ュール1と、電池モジュール1を収納している框体2
と、框体2に収納している電池モジュール1を冷却する
強制送風器3とを備える。框体2は、縦方向に細長い中
心ダクト4を中央部分に設けている。中心ダクト4の周
囲に、複数本の電池モジュール1を配設している。電池
モジュール1は、図4に示すように、その間に空気通過
隙間5ができるように、中心ダクト4の周囲に、中心ダ
クト4と平行な姿勢で配設される。框体2は、電池モジ
ュール1を保持するリブ(図示せず)を内面に突出して
設けている。このリブは、電池モジュール1と直交する
と共に、電池モジュール1を挿入して保持する保持穴を
貫通して設けている。電池モジュール1は、保持穴に入
れられて框体2の定位置に保持される。リブは、冷却空
気を送風する方向にあって、冷却空気の送風の邪魔にな
らない。この図の電源装置は、中心ダクト4の周囲に6
本の電池モジュール1を放射状に配設している。本発明
は、框体2に収納する電池モジュール1の本数を6本に
特定しない。框体2には、3本以上の電池モジュールを
収納することができる。
送風して電池モジュール1を冷却する。冷却空気は、中
心ダクト4から電池モジュール1の空気通過隙間5を通
過して框体2の外部に排気され、あるいは電池モジュー
ル1の空気通過隙間5から中心ダクト4に送風されて電
池モジュール1を冷却する。図3と図4に示す電源装置
は、中心ダクト4に強制送風器3を設けている。この強
制送風器3はシロッコファンで、細長いシロッコファン
を中心ダクト4に配設している。シロッコファンは、モ
ーターで回転されて、中心に吸入する空気を周囲に送風
する。シロッコファンから強制送風される冷却空気は、
中心ダクト4の周囲に配設している電池モジュール1の
空気通過隙間5を通過して冷却する。
池ケース6を介して電池モジュール1を框体2に収納す
る。したがって、この電源装置は、框体2に3組の電池
ケース6を収納している。電池ケース6は、框体中央に
設けている中心ダクト4の周囲に配設される。電池ケー
ス6は、3列の電池モジュール1と2列の電池モジュー
ル1を2段に収納して、合計5本の電池モジュール1を
平行な姿勢で収納している。電池モジュール1は、空気
通過隙間5ができるように電池ケース6に収納される。
図の電池ケース6は、5本の電池モジュール1を収納す
るが、4本以下あるいは6本以上の電池モジュール1を
収納することもできる。
を框体2に収納する。ふたつの電池ケース6は中心ダク
ト4の両側に、残りひとつの電池ケース6は中心ダクト
4の上に配置される。中心ダクト4の周囲に配置される
各々の電池ケース6は、3列に並ぶ電池モジュール1が
中心ダクト4側に位置するように框体2に収納される。
この電源装置は、同じ電池ケース6を多数に製作して安
価に能率よく多量生産できる特長がある。
製作される。この電池ケース6は、収納する電池モジュ
ール1を冷却するために、空気の透過隙間7を開口して
いる。図5の電池ケース6は、3列の電池モジュール1
と対向する底プレート部6Aに3列に第1の透過隙間7
Aを開口し、さらに、底プレート部6Aの外側に配設さ
れる外側プレート部6Bに第2の透過隙間7Bを開口し
ている。第2の透過隙間7Bは、2段に配設している電
池モジュール1の間の空気通過隙間5に対向して開口し
ている。すなわち、電池ケース6は、底プレート部6A
に第1の透過隙間7Aを、外側プレート部6Bに第2の
透過隙間7Bをそれぞれ開口している。この電源装置
は、電池ケース6の底プレート部6Aを中心ダクト4を
形成するダクトに併用する。3組の電池ケース6の底プ
レート部6Aが中心ダクト4を形成するように、隣接す
る電池ケース6の底プレート部6Aを隔壁8で空気漏れ
しないように連結している。この電源装置は、底プレー
ト部6Aと隔壁8で中心ダクト4を形成する。中心ダク
ト4を通過する冷却空気は、底プレート部6Aに設けて
いる第1の透過隙間7Aを通過して電池モジュール1を
冷却する。さらに、電池モジュール1を冷却した空気
は、第2の透過隙間7Bを通過して外部に排気される。
図7に示す電池ケース6は、外側プレート6Bの中央部
に位置して第2の透過隙間7Bを開口している。この位
置に第2の透過隙間7Bが開口される電池ケース6は、
電池モジュール1の温度が高くなりやすい中央部を、よ
り効果的に冷却できる特長がある。
框体2の間に外ダクト9を設けている。外ダクト9は、
図6の断面図に示すように強制送風器3の吸入側に連結
される。これらの図に示す電源装置は、冷却空気を以下
のように送風して電池モジュール1を冷却する。中心ダ
クト4→第1の透過隙間7A→電池モジュール1の間の
空気通過隙間5→第2の透過隙間7B→外ダクト9→強
制送風器3この状態で冷却空気が通過する状態を図7に
示している。ただし、この図は、電池ケース6の底プレ
ート部を除去する状態を示している。この図に示すよう
に、中心ダクト4に流入する冷却空気は、3列と2列に
並べている電池モジュール1の間を通過して電池モジュ
ール1を冷却し、その後、電池ケース6に設けている空
気の透過隙間である第2の透過隙間7Bから電池ケース
6の外部に排気される。電池ケース6の外部に排気され
た冷却空気は、外ダクト9から強制送風器3に吸入され
て強制的に排気される。電源装置は、強制送風器の排出
側を中心ダクトに連結して、冷却空気を同じように電池
ケースに送風して電池モジュールを冷却することができ
る。
は逆に送風して電池モジュール1を冷却することもでき
る。この電源装置は、中心ダクトに強制送風器の吸入側
を連結し、あるいは外ダクトに強制送風器の排出側を連
結して、冷却空気を以下のように送風する。外ダクト→
第2の透過隙間→電池モジュール間の空気通過隙間→第
1の透過隙間→中心ダクト
ダクトに、シロッコファン等の強制送風器を配設して強
制的に送風することもできる。
として、3組の電池ケース6を収納している。すなわ
ち、底部に2列、上部に1列の電池ケース6を収納し
て、三角形に近い形状としている。図8に示す電源装置
は、この形状をしている2つの框体2を縦一列に配置し
ている。2つの框体2は、三角形である端面を互いに接
近して配設している。この電源装置は、2つの框体2の
間に、各々の中心ダクトに冷却空気を吸入する吸気口1
6を配設し、両側の端面に強制送風器3を配設して、電
源装置の両側に排気口17を配設している。この構造の
電源装置は、中央部の吸気口16から両側の排気口17
に、理想的に冷却空気を通過させて電池モジュール1を
冷却できる特長がある。さらに、この形状の電源装置
は、図9に示すように、自動車の後部座席10の背もた
れ11の背面に配置するのに適している。後部座席10
の背面が傾斜面となっているからである。
直線状に直列に連結して製作される。電池ケース6に収
納される複数の電池モジュール1は、互いに直列に接続
されて出力電圧を高くしている。さらに、框体2に収納
される複数の電池ケース6の出力も互いに直列に接続さ
れる。したがって、框体2に収納される全ての素電池1
2は互いに直列に接続されて出力電圧を高くしている。
電源装置の出力電圧は、素電池12の数、いいかえると
電池モジュール1の本数で出力電圧を調整する。電源装
置の出力電圧は、自動車に要求される出力により最適電
圧に設定され、たとえば100〜300Vの範囲に設定
される。素電池12は、5〜7Ahのニッケル−水素電
池である。ただ、素電池12の容量をこの値に特定せ
ず、これよりも大きくあるいは小さくすることができ
る。また、素電池12には、リチウムイオン電池やニッ
ケル−カドミウム電池等の全ての二次電池を使用でき
る。
電池12を直線状に直列に連結している。電池モジュー
ル1は、円筒型の素電池12を、金属板で製作している
皿状接続体13を介して直線状に連結される。ただし、
電池モジュールは、角型の素電池を直列に接続して製作
することもできる。電池モジュール1の両端には、正極
端子14Aと負極端子14Bからなる電極端子14を連
結している。この電極端子14が金属プレートで接続さ
れて、全ての電池モジュール1は直列に接続される。
連結する構造を、図10と図11に示している。この構
造の電池モジュール1は、皿状接続体13の円盤部13
Aを、円筒型の二次電池12の正極に溶接して接続して
いる。皿状接続体13の円盤部13Aは、二次電池12
の正極に溶接するプロジェクション13aを設けてい
る。皿状接続体13のプロジェクション13aが正極に
溶接されるとき、プロジェクション13aの上面に溶接
用電極棒が押圧される。皿状接続体13と二次電池12
とのショートを阻止するために、皿状接続体13と二次
電池12との間に、リング状に絶縁体15が挟着され
る。
3Bの内側に二次電池12を挿入して、フランジ部13
Bを二次電池12の負極である外装缶12Aに溶接す
る。フランジ部13Bも、円盤部13Aと同じように、
内面に設けたプロジェクション13aを外装缶12Aに
溶接する。このとき、フランジ部13Bには、プロジェ
クション13aの外側に溶接用電極棒が押圧される。
が、皿状接続体を使用することなく、U曲したリード板
の対向面を互いに溶接して連結することもできる。この
電池モジュールは、二次電池を放電させる方向に、大電
流をパルス通電して、U曲したリード板の対向面を溶着
する。さらに、電池モジュールは、二次電池の+−の電
極の間に金属板を挟着する状態で、二次電池を放電させ
る方向に大電流パルス通電処理をして、金属板を二次電
池の電極に溶着することもできる。
することなく、二次電池の+−の電極を直接に溶着する
こともできる。この二次電池は、正極端子である封口板
の上部表面に円錐状の突起を設け、この突起を隣接する
二次電池の負極端子に大電流パルス通電して溶接する。
収納している複数の電源モジュール全体をより均一に冷
却して、温度差に起因する電池性能の低下を有効に防止
できる特長がある。それは、本発明の電源装置が、框体
の中央部分に中心ダクトを設けると共に、この中心ダク
トの周囲に電池モジュールを配設しているからである。
中心ダクトの周囲に配設している電池モジュールは、中
心ダクトから送風される冷却空気を同じように空気通過
隙間に送風でき、あるいは空気通過隙間から中心ダクト
に同じように送風して、電池モジュールを均一に冷却で
きる。
電池モジュールを収納する複数の電池ケースを、框体の
中央部分に設けている中心ダクトの周囲に配設している
ので、中心ダクトから各々の電池ケースに同じように冷
却空気を送風でき、また各々の電池ケースから同じよう
に冷却空気を中心ダクトに送風できる。このため、電池
ケースに収納している電池モジュールを均一に冷却でき
る特長がある。
図
図
示す概略断面図
図
B…外側プレート部 7…透過隙間 7A…第1の透過隙間 7
B…第2の透過隙間 8…隔壁 9…外ダクト 10…後部座席 11…背もたれ 12…電池 12A…外装缶 13…皿状接続体 13A…円盤部 1
3B…フランジ部 13a…プロジェクション 14…電極端子 14A…正極端子 1
4B…負極端子 15…絶縁体 16…吸気口 17…排気口 21…電源モジュール 22…ホルダー框体 23…流入口 24…排出口 25…冷却調整フィン
Claims (14)
- 【請求項1】 複数本の電池モジュール(1)と、この電
池モジュール(1)を収納する框体(2)と、電池モジュール
(1)を冷却する強制送風器(3)とを備え、 框体(2)は中央部分に中心ダクト(4)を有すると共に、こ
の中心ダクト(4)の周囲に、複数本の電池モジュール(1)
を配設すると共に、電池モジュール(1)間に空気通過隙
間(5)を設けており、 強制送風器(3)でもって、中心ダクト(4)から空気通過隙
間(5)に、あるいは空気通過隙間(5)から中心ダクト(4)
に冷却空気を強制的に送風して電池モジュール(1)を冷
却するようにしてなる電源装置。 - 【請求項2】 中心ダクト(4)に強制送風器(3)を連結し
て、冷却空気を強制的に送風する請求項1に記載される
電源装置。 - 【請求項3】 中心ダクト(4)の周囲に配設された電池
モジュール(1)の外側に外ダクト(9)を設け、この外ダク
ト(9)に強制送風器(3)を連結して、冷却空気を強制的に
送風する請求項1に記載される電源装置。 - 【請求項4】 中心ダクト(4)に強制送風器(3)を配設し
て、冷却空気を強制的に送風する請求項1に記載される
電源装置。 - 【請求項5】 複数本の電池モジュール(1)と、複数本
の電池モジュール(1)を収納している電池ケース(6)と、
複数の電池ケース(6)を収納する框体(2)と、電池モジュ
ール(1)に冷却空気を送風して冷却する強制送風器(3)と
を備え、 電池ケース(6)が、複数本の電池モジュール(1)を空気通
過隙間(5)を設けて収納すると共に、冷却空気を透過さ
せる透過隙間(7)を開口しており、 框体(2)の中央部分に中心ダクト(4)を設けると共に、こ
の中心ダクト(4)の周囲に、複数の電池ケース(6)を配設
しており、 強制送風器(3)が、中心ダクト(4)から電池ケース(6)
に、あるいは電池ケース(6)から中心ダクト(4)に冷却空
気を強制的に送風して、電池ケース(6)に収納している
電池モジュール(1)を冷却するようにしてなる電源装
置。 - 【請求項6】 中心ダクト(4)の周囲に3組の電池ケー
ス(6)を配設しているいる請求項5に記載される電源装
置。 - 【請求項7】 3つの電池ケース(6)が同じ形状で、同
じ数の電池モジュール(1)を収納している請求項6に記
載される電源装置。 - 【請求項8】 電池ケース(6)に2段に電池モジュール
(1)を配設している請求項5に記載される電源装置。 - 【請求項9】 電池ケース(6)に、3列の電池モジュー
ル(1)と2列の電池モジュール(1)を2段に配設して収納
している請求項8に記載される電源装置。 - 【請求項10】 電池ケース(6)の通過隙間(7)が、中心
ダクト(4)側の底プレート部(6A)に開口された第1の通
過隙間(7A)とこれに対向する反対側であって外側プレー
ト部(6B)に開口された第2の透過隙間(7B)とを備え、第
2の透過隙間(7B)を外側プレート部(6B)の中央部に位置
して開口している請求項5に記載される電源装置。 - 【請求項11】 中心ダクト(4)に強制送風器(3)を配設
している請求項5に記載される電源装置。 - 【請求項12】 強制送風器(3)がシロッコファンであ
る請求項4または11に記載される電源装置。 - 【請求項13】 複数の框体(2)を縦一列に並べている
請求項1または5に記載される電源装置。 - 【請求項14】 2つの框体(2)を縦一列に並べてお
り、これらの框体(2)の間に位置して各々の中心ダクト
(4)に冷却空気を供給する吸気口(16)を配設すると共
に、両側に排気口(17)を配設している請求項13に記載
される電源装置。
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