JP2003045159A - ピンポン録音の方法およびマルチトラックレコーダ装置 - Google Patents

ピンポン録音の方法およびマルチトラックレコーダ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全てのパートの音を聞きながらミキシング作
業ができるピンポン録音の方法と装置を提供する。 【解決手段】 ピンポン録音のための装置は、ハードデ
ィスク方式のマルチトラックレコーダ手段10と、第1
のミキシング手段20と、第2のミキシング手段30
と、マスターレコーダ手段40とで構成される。ピンポ
ン録音に際し、ミキシングを終えたパートの音楽データ
をマルチトラックレコーダ手段10のセーブ領域12に
セーブする。ミキシングのやり直しの際には、セーブ領
域12にセーブした音楽データをトラック11に戻して
再生すると共に、既にミキシングした他のパートの音楽
を再生しながら、このミキシングのやり直しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に音楽の多重録音
に用いられるマルチトラックレコーダに関する。より詳
細には、マルチトラックレコーダが備えるトラック数よ
り多い数の音楽パートで構成される音楽信号を録音する
為の、ピンポン録音の方法及び同装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】音楽の制作現場において、マルチトラッ
クレコーダによる多重録音は必要不可欠である。楽曲を
構成する各楽器の音を、夫々個別のトラックに録音し、
制作者(ミキシングエンジニア)が全体のバランスを考
慮しながら各楽器の音量バランスを調整し、最終的に2
チャンネルステレオの楽曲を作成する。(ミックスダウ
ン) なお、このミキシング作業において、必要に応じて特定
の信号にエコーやリバーブ、或いはコーラスモジュレー
ション等の、周知の所定の音響効果を加える(エフェク
ト処理)こともしばしば行われる。このような音楽の多
重録音は、例えばドラム・ベース・ギター・キーボード
等の各演奏者が録音スタジオ内に集合し、バンド形式で
演奏した音を一度に録音する。俗に「一発録り(いっぱ
つどり)」と呼ばれる手法も用いられるが、多くは各楽
器演奏者が個別に録音される場合が多い。楽曲のリズム
を司るパートから録音を始め、次の演奏者は直前に録音
された音を聞いて、リズムを合わせながら所定の楽器を
演奏し、それを録音する、という方法である。例えば、
先ずリズム楽器であるドラムがドラムの演奏者(ドラマ
ー)によって演奏され、これが録音される。次に、マル
チトラックレコーダを操作し、先に録音されたドラムの
音を再生しながら、別のトラックでベースの音を録音す
る。ベースの演奏者(ベーシスト)は、マルチトラック
レコーダが再生するドラムの音を聞きながらリズムを合
わせてベースを演奏し、これが録音される。次にギター
の演奏者(ギタリスト)は、マルチトラックレコーダが
再生するドラムとベースの音を聞きながらリズムを合わ
せてギターを演奏し、これが録音される。以下、同様の
作業を各楽器毎に繰り返し行うことにより、各楽器が各
トラック毎に録音される。このようなマルチトラックレ
コーダを使用した音楽作品制作において、楽器等の音源
数に対してマルチトラックレコーダのトラック数が不足
している場合に用いる録音の手法として、「ピンポン録
音」と呼ばれる周知の方法がある。
【0003】先ず、図7に基づいて、16トラックの磁
気テープ式マルチトラックレコーダ51と、16入力2
チャンネル出力のミキサー52と、2チャンネルステレ
オマスターレコーダ53を使って、通常の録音方法によ
り音楽作品を製作する場合を説明する。音楽作品の楽器
(音楽)パートが16パート以下である場合は、先ず、
マルチトラックレコーダの各トラックと各楽器パートに
対応する音楽信号を一対一で対応させて別個に録音す
る。次に、それらを同時に再生してミキサー52でミキ
シングし、2チャンネルステレオ信号にまとめて、マス
ターレコーダ53に録音する。この作業をミックスダウ
ンと呼んでいる。
【0004】しかし、この録音方法では、マルチトラッ
クレコーダのトラック数よりも多い楽器パート数の音楽
作品を録音することができない。これを解決する方法と
して二つの方法が知られている。一つは複数台のマルチ
トラックレコーダを同期運転させ、同時録音/再生可能
なトラック数を物理的に増やす方法である。もう一つ
は、これから述べるピンポン録音と呼ばれる手法であ
る。ピンポン録音は、マルチトラックレコーダの複数ト
ラックに、該トラック数より数の多い音楽パートからな
る音楽信号を録音する際に、マルチトラックレコーダの
トラック数よりも少ない数の音楽パートを前記トラック
に録音し、これらをミックスダウンして空きトラックに
録音し、ミックスダウンした音楽パートが録音されてい
たトラックに残りの音楽パートを各々録音し、最後にト
ラックにある音楽信号をミキシングする方法である。
【0005】以下に、図8に基づいて具体的に説明す
る。すなわち、16トラックのマルチトラックレコーダ
51で、17パート以上(ここでは28パート)の楽器
パートを録音する場合の手順を次に説明する。 (ステップ1)マルチトラックレコーダの第1〜14ト
ラックに、第1〜14パートを別個に録音する。第1
5、16トラックは空きトラックである。 (ステップ2)録音した第1〜14パートを再生し、ミ
ックスダウンして、第15、16トラックに録音する。 (ステップ3)第1〜14トラックに録音した第1〜1
4パートの音楽信号を消去した上で、新たに第15〜2
8パートを録音する。 (ステップ4)第15、16トラックと、第1〜14ト
ラックに録音した第15〜28パートを同時に再生し、
ミキサー52によりミックスダウンして2チャンネルの
音楽信号を得て、これをマスターレコーダ53に録音す
る。これにより、16トラックのマルチトラックレコー
ダを用いて28音楽パートの音楽信号をミキシングする
ことが可能になる。
【0006】一方、録音媒体にハードディスクを利用し
たマルチトラックレコーダがある。このハードディスク
方式のマルチトラックレコーダは、音声波形をデジタル
データに変換し、ファイルとしてハードディスクに記録
するものであり、記録容量に余裕があるかぎり、新しい
データを記録する時に古いデータを消去する必要はない
ものである。したがって、ハードディスク方式のマルチ
トラックレコーダを使ったピンポン録音では、上記ステ
ップ3の作業を行う前に、第1〜14パートを録音した
各ファイルをトラックとは別にセーブ領域にセーブして
おけば、後で、ミキシングをやり直すことは可能とな
る。
【0007】以下に、16トラックのハードディスク方
式のマルチトラックレコーダ55で28パートの楽器パ
ートをピンポン録音する手順を図9、10に基づいて具
体的に説明する。 (ステップ1)第1〜14トラックに、第1〜14パー
トを別個に録音する。第15、16トラックは空きトラ
ックである。 (ステップ2)第1〜14トラックを同時に再生し、ミ
ックスダウンして、第15、16トラックに録音する。 (ステップ3)第1〜14トラックに録音した第1〜1
4パートの音楽データをハードディスクのセーブ領域に
セーブし、第1〜14トラックの設定は白紙に戻して新
たに録音できるようにする。 (ステップ4)第1〜14トラックに第15〜28パー
トを別個に録音する。 (ステップ5)第1〜14パートをミックスダウンして
録音した第15、16トラックと、第15〜28パート
を録音した第1〜14トラックを同時に再生し、ミキシ
ングして2チャンネルステレオにまとめ、マスターレコ
ーダ53にミックスダウンする。これで、とりあえず音
楽作品が完成する。
【0008】(ステップ6)マスターレコーダ53を再
生して音楽作品を聞き直してチェックする。もし、第1
5〜28パートのミキシングバランスに不満を感じた場
合は、ステップ5のミックスダウンをやり直す。また、
第1〜14パートのミキシングバランスに不満を感じた
場合はステップ7に進む。 (ステップ7)第1〜14トラックに録音した第15〜
28パートの音声データをハードディスクのセーブ領域
にセーブし、ステップ3でセーブ領域にセーブした第1
〜14パートの音楽データを第1〜14トラックにロー
ドする。 (ステップ8)第15、16トラックの音楽データは破
棄して、第15、16トラックを新たに録音ができるよ
うにした上で、第1〜14トラックを同時に再生し、ミ
ックスダウンをやり直して第15、16トラックに録音
する。 (ステップ9)第1〜14トラックに、ステップ7でセ
ーブ領域にセーブした第15〜28パートの音楽データ
をロードした上でステップ5と同様に最終ミキシングの
作業をやり直す。 (ステップ10)マスターレコーダを再生し、音楽作品
を聞き直してチェックする。作品に不満が無ければ完成
となる。もしミキシングに不満がある場合はステップ6
の作業を繰り返し行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のよう
な、磁気テープを録音媒体としたマルチトラックレコー
ダを用いたピンポン録音およびハードディスクを録音媒
体としたマルチトラックレコーダを用いたピンポン録音
の方法には以下のような問題点がある。すなわち、磁気
テープ式のマルチトラックレコーダ(アナログ/デジタ
ルに拘わらず)でピンポン録音を行う場合は、そのステ
ップ3で新たに第15〜28パートを録音する時に、第
1〜14パートの録音を消去せざるを得ない。そのた
め、ステップ4の作業を終えた後で、マスターレコーダ
に録音された音楽作品を聞き直し、その時点で、ステッ
プ2で行ったミキシングのバランスの不具合に気付いて
も、ミキシングをやり直すことは不可能である。
【0010】一方、ハードディスク方式のマルチトラッ
クレコーダでピンポン録音を行う場合は、そのステップ
2および8で、第1〜14パートをミックスダウンする
時、第15〜28パートの音を聞くことができないた
め、後に加わる第15〜28パートの音を想定しながら
第1〜14パートのミックスダウンを行わなければなら
ない。ステップ2の作業段階では、未だ第15〜28パ
ートは録音していないので、その音が聞けないのは仕方
がないが、ステップ8の作業の段階では、第15〜28
パートは録音してあり、音楽データファイルはハードデ
ィスクにセーブされているのに拘わらずである。
【0011】そもそも、ステップ8の作業はステップ2
の作業で第15〜28パートの音を聞くことができず、
それを想像しながら第1〜14パートのミキシングを行
ったため、ステップ6のチェックでミキシングバランス
に不具合に気付き、ミックスダウンのやり直しを行うこ
とになったものである。そのやり直しのミックスダウン
で、やはり、第15〜28パートの音を聞くことができ
ないのであれば、再び同じミスを繰り返してしまう恐れ
がある。
【0012】このように、従来のピンポン録音の方法で
は、録音した全てのパートを聞きながらミキシング作業
ができなかったので、ミックスダウンには勘と経験が必
要であった。また、経験のあるミキシングエンジニアで
も、ミックスダウンの失敗による作業のやり直しのリス
クと背中合わせであり、そのリスクを避けるためには、
結局、ピンポン録音をしなくても良いように、より多ト
ラックのマルチトラックレコーダ、多入力のミキサーを
用意することとなり、スタジオ機器の費用の増加を招い
ていた。
【0013】この発明は斯かる問題点に鑑みてなされた
もので、全てのパートの音を聞きながらミキシング作業
を行うことができるピンポン録音の方法と装置を提供す
ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のピンポン録音の方法のうち、請求項1に記
載の発明は、(a)ランダムアクセス可能な記憶媒体を
用いるマルチトラックレコーダの複数トラックを、 ・音楽パート録音用トラックと、 ・少なくとも2グループ以上のミックスダウン録音用ト
ラックと、に区分するステップと、(b)前記音楽パー
ト録音用トラックのそれぞれに音楽信号群を録音すると
ともに、該音楽信号を記憶手段のセーブ領域に再生可能
に保存するステップと、(c)録音が済んだ前記音楽パ
ート録音用トラックを再生し、ミックスダウンを施した
音楽信号を前記ミックスダウン録音用トラックの一つの
グループに録音するステップと、(d)前記音楽パート
録音用トラックに録音された前記音楽信号群とは異なる
音楽信号群について、前記(b)および(c)の処理を
行うステップと、(e)必要に応じて前記セーブ領域か
ら音楽信号群を読み出し、前記音楽パート録音用トラッ
クに再生可能にロードするステップと、を行うことを特
徴とする。
【0015】請求項2記載のピンポン録音の方法は、請
求項1記載の発明において、前記セーブ領域から読み出
し、前記音楽パート録音用トラックに再生可能にロード
する音楽信号群は、前記記録媒体に保存された2以上の
音楽信号群から任意に選択した音楽信号により構成する
ことができることを特徴とする。
【0016】請求項3記載のピンポン録音の方法は、請
求項1または2に記載の発明において、前記セーブ領域
には、 ・前記音楽パート録音用トラックの一つに対応する前記
音楽信号と、 ・前記音楽パート録音用トラックの一つに対応するトラ
ック編集情報とが関連付けされて保存され、必要に応じ
て両方共読み出されることを特徴とする。
【0017】請求項4記載のマルチトラックレコーダ装
置は、(a)ランダムアクセス可能な記憶媒体上に録音
及び再生が可能な複数のトラックを構成し、各トラック
に形成された録音済みデータを任意に差し替えることが
可能なマルチトラックレコーダ手段と、(b)前記マル
チトラックレコーダ手段の複数のトラックの再生信号を
ミキシングする第1のミキサー手段と、(c)前記マル
チトラックレコーダ手段の複数のトラックの再生信号の
うち、前記第1のミキサー手段の入力側に供給されてい
ない残りの出力信号と、前記第1のミキサー手段の出力
信号とをミキシングする第2のミキサー手段と、で構成
されていることを特徴とする。
【0018】請求項5記載のマルチトラックレコーダ装
置は、請求項4記載の発明において、前記第1のミキサ
ー手段の出力信号は、前記トラック領域に入力可能とさ
れていることを特徴とする。
【0019】請求項6記載のマルチトラックレコーダ装
置は、請求項4又は5に記載の発明において、前記第1
のミキサー手段の入力側は、前記トラックのうち、音楽
パート録音用トラックが接続され、前記第2のミキサー
手段の入力側の一部は、前記トラックのうち、1グルー
プが2トラック以上よりなる、少なくとも2グループ以
上のミックスダウン録音用トラックに接続されることを
特徴とする。
【0020】請求項7記載のマルチトラックレコーダ装
置は、請求項5又は6に記載の発明において、マルチト
ラックレコーダ手段と、第1、第2のミキサー手段の接
続を変更する接続制御手段を有していることを特徴とす
る。
【0021】請求項8記載のマルチトラックレコーダ装
置は、(a)ランダムアクセス可能な記憶媒体上に録音
及び再生が可能な複数のトラックを構成し、各トラック
に形成された録音済みデータを任意に差し替えることが
可能なマルチトラックレコーダ手段と、(b)前記マル
チトラックレコーダ手段の複数のトラックの再生信号を
ミキシングする第1のミキサー手段と、(c)前記マル
チトラックレコーダ手段の複数のトラックの再生信号の
うち、前記第1のミキサー手段の入力側に供給されてい
ない残りの出力信号と、前記第1のミキサー手段の出力
信号とをミキシングする第2のミキサー手段と、(d)
前記マルチトラックレコーダ手段の録音済みデータの差
し替えと、前記マルチトラックレコーダ手段と前記第1
及び第2のミキサー手段との入出力信号の結線の形態を
制御する制御手段とで構成されていることを特徴とす
る。
【0022】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
各音楽パート群に対応してミックスダウン録音用トラッ
クが確保されており、各音楽パート群毎のミックスダウ
ン音楽信号を随時再生することができる。そして、ミッ
クスダウンに供した音楽信号は、記憶手段のセーブ領域
にセーブされるので、適宜読み出してトラックに戻し、
再生することができる。そして、ミキシングのやり直し
を行う際には、上記のセーブ領域にセーブされた音楽信
号のうち、調整を行いたい音楽パート群を読み出して音
楽パート録音用トラックに戻す。このトラックの音楽信
号と、他の音楽パートであってミックスダウン録音用ト
ラックに録音された音楽信号とを再生して、音量調整や
エフェクト処理等の編集を行い、最終的なミキシングを
行うことができる。すなわち、ミキシングのやり直し
が、既にミキシングを終えたパートの音楽信号を使い、
これを再生しながら行えるので、ミキシングの失敗を少
なくすることができる。
【0023】なお、本発明におけるマルチトラックレコ
ーダのトラック数は特に限定されるものではないが、2
チャンネルステレオの音楽作品を得る場合には、9トラ
ック以上において特に有効な効果が得られる。該レコー
ダは、ランダムアクセス可能な記録媒体を備えるもので
あり、該記録媒体は、音楽パート録音用トラック領域
と、ミックスダウン録音用トラック領域とミックスダウ
ンを終えた音楽パート群の音楽信号を記録する記録容量
が必要である。また、該記録媒体を記憶手段に兼用し、
そのセーブ領域にミックスダウンに供した音楽信号を保
存する場合には、この保存に必要な記録容量をさらに必
要とする。ここでセーブ領域とは、前記トラック領域と
は独立して存在可能であり、トラック領域への音楽信号
の録音の有無に拘わらず、記録した音楽信号を維持でき
る領域である。上記トラック領域やセーブ領域は、物理
的に記録媒体でのアドレスが固定された状態で存在する
ものである必要はなく、その存在、記録内容を維持でき
るものであればアドレスが変動するものであってもよ
い。なお、記憶手段として、上記記憶媒体とは別の記録
媒体を用意し、この別の記録媒体にセーブ領域を確保す
るものであってもよい。上記のランダムアクセス可能な
記録媒体としては代表的にはハードディスクを示すこと
ができるが、本発明としては特定の媒体に限定されるも
のではなく、ZIP、MD、CD−RW、DVD、M
O、RAMやフラッシュメモリ等の適宜の媒体を選定す
ることができる。
【0024】なお、マルチトラックレコーダのトラック
に録音する音楽信号のパート数が、該レコーダのトラッ
ク数より多い場合、該音楽信号は、複数の信号群に分割
して上記操作を行うことになる。この際の分割数は、音
楽パート数とトラック数とを基に定められる。通常は、
2つの群に分割する。この場合には、ミックスダウン録
音用トラックとしては2つの音楽信号群に対応する2グ
ループをそれぞれ確保しておく。また、3つの群に分割
した場合には、ミックスダウン録音用トラックとしては
3つの音楽信号群に対応する3グループをそれぞれ確保
しておく。なお、ミックスダウンした音楽信号が左右2
チャンネルである場合には、一つのミックスダウン信号
用として2つのトラックを使用する。したがって、通常
の音楽信号は2チャンネル以上であることから、ミック
スダウン録音用トラックの一グループは2トラック以上
からなる。
【0025】また、ミキシングのやり直しの際には、記
録手段に記録した音楽信号をトラックに戻して、そのま
ま再生する他、これをミックスダウンしてミックスダウ
ン録音用トラックに記録することもできる。この場合に
は、既に該トラックに記録されていたミックスダウン音
楽信号と置き換える形で記録する。すなわち、先の信号
に上書きしてもよく、また、先の信号を一旦消去した
後、新たに記録してもよい。この新たにミックスダウン
した信号は、さらに安全な領域からトラックに戻された
他のパートの音楽信号とともに再生して最終的なミキシ
ングに供することができる。
【0026】また、本発明では、請求項2に記載するよ
うに、一旦、定めた音楽信号群について、音楽信号の組
み合わせを変えてミキシングのやり直しを行うことがで
きる。この際には、セーブ領域に記録されている音楽信
号のうち、所望の組み合わせで複数の音楽信号を選択
し、これをトラックに戻す。この際に、ミックスダウン
してトラックに記録されている音楽信号が、この新たな
組み合わせに対応していない場合には、トラックに戻し
た音楽信号をミックスダウンしてミックスダウン録音用
トラックに記録する。このミックスダウンした音楽信号
群を考慮して、他の群の音楽信号を上記のセーブ領域か
ら読み出して音楽パート録音用トラックに戻す。これら
の一連の作業を1回または複数回繰り返して(2つの音
楽信号群数の場合は1回、3つ以上の音楽信号群数では
2回以上繰り返す)、最終的なミキシングを行う。
【0027】また、音楽信号群をミックスダウンすると
き、操作者によって編集作業がなされ、フェーダの操作
やエコー、左右バランス等のエフェクト操作がなされる
ことがある。これらの情報は、請求項3に記載するよう
に、音楽パートをセーブ領域に記録する際に、音楽パー
トに関連付けて同じくセーブ領域に読み出し可能に記録
することができる。これら情報を記録しておき、音楽パ
ートの読み出しに際し、安全な領域からフェクト情報を
読み出し、これを再現可能とすることにより、ミキシン
グのやり直しに際し、編集者による編集作業の負担を大
幅に軽減することができる。
【0028】上記ピンポン録音の方法は、請求項4に記
載した装置により達成することができ、ミキシングのや
り直しに際し、常に、ミックスダウンした音楽信号と、
他の音楽パートの音楽信号とを再生して容易に最終ミキ
シングを行うことができる。該装置では、複数のトラッ
ク領域を有し、各トラックに形成された録音済みデータ
を任意に差し替えできる、ランダムアクセス可能な記録
媒体を備えており、複数の音楽パートからなる音楽デー
タを前記トラック領域に録音し、これをミックスダウン
して予め確保した別トラックに録音するとともに、必要
に応じてトラックにおける録音済みデータを差し替え
る。差し替えに際しては、例えば上記トラック領域とは
別にセーブ領域を確保しておき、トラックの音楽データ
をセーブ領域にセーブし、必要に応じてセーブ領域にセ
ーブした音楽データをトラックに戻すことにより差し替
えが可能となる。セーブ領域は、上記記憶媒体に確保し
てもよく、また、上記記憶媒体とは異なる記憶媒体を用
意し、これに確保するものでもよい。
【0029】上記記録媒体としては、前記したハードデ
ィスク等が挙げられる。該マルチトラックレコーダ手段
では、通常は、アナログの音楽信号をデジタル化するA
/Dコンバータ、デジタル信号をアナログ化するD/A
コンバータ、デジタル信号の処理、出力を行うDSP
(デジタルシグナルプロセッサ)等を有しており、所定
のトラック数に対応した信号処理を行うことができる。
該手段では、記憶媒体においてトラック領域とセーブ領
域(異なる記憶媒体の場合も含む)の確保がなされ、ま
た、トラック領域とセーブ領域における音楽信号の入出
力の制御がなされており、これらはソフトウェアに従っ
た制御により行うことができる。
【0030】また、本発明の装置は、マルチトラックレ
コーダ手段のトラックの再生信号をミキシングする第1
のミキサー手段を有している。該ミキサー手段では、公
知の技術等により複数の音楽信号をバランスをとるなど
してひとまとまりの信号にまとめる機能を有する。ひと
まとまりの信号としては、例えば左右2チャンネルのス
テレオ信号が挙げられる。該第1のミキサー手段では、
操作者の編集によって各パート毎にフェード操作やエコ
ーなどのエフェクト操作を行うことができ、通常はこれ
らのエフェクト操作を経てミックスダウンした音楽信号
が得られる。
【0031】なお、該第1のミキサー手段の入力側は、
マルチトラックレコーダ手段の再生信号が入力される
が、通常は音楽パート録音用トラックに接続され、該ト
ラックからの再生信号が入力される。また、出力側は、
後述する第2のミキサー手段の入力側に接続され、第2
のミキサー手段に別途入力されるトラックからの音楽信
号とともにミックスダウンに供される。さらに該第1の
ミキサー手段の出力側は請求項5に記載するように、前
記記録媒体のトラックに接続することができ、これによ
り該第1のミキサー手段においてミックスダウンされた
音楽信号を前記記録媒体のミックスダウン録音用トラッ
クに録音することができる。該トラックは想定するパー
ト群毎に予めミックスダウン用として確保されており、
これにより既に録音されているミックスダウン音楽信号
や音楽パート録音用トラックの音楽信号を消去する等し
て損なうようなことなく別トラックに録音することがで
きる。
【0032】さらに本発明の装置では、マルチトラック
レコーダ手段のトラックの再生信号と前記第1のミキサ
ー手段の出力信号とをミキシングする第2のミキサー手
段を有している。該第2のミキサーは2つのステレオ入
力を1:1の比率でミキシングするだけで良いので、入
力側のフェーダーや、エコーの操作手段は設けられてい
ない。マスター・レコーダーに送り出す信号レベルを調
節する為の、出力側フェーダーのみが設けられている。
第2のミキサー手段では、マルチトラックレコーダ手段
のトラックの再生信号と前記第1のミキサー手段の出力
信号とがミキシングされ、ミキシングされた信号は後述
するマスタレコーダ手段に送出する。なお、第2のミキ
サー手段の入力側は、通常は、ミックスダウン録音用ト
ラックに接続されて、該トラックの再生信号が入力され
る。また、第1のミキサー手段と、第2のミキサー手段
とは、別個の装置として存在する他、一体になっている
ミキサー装置内でソフト制御等により区分して提供され
るものであってもよい。
【0033】上記した第1のミキサー手段と第2のミキ
サー手段における入出力側の接続は、請求項7に記載す
るように、接続制御手段により行うことができる。該接
続制御手段では、ソフトウェアによる手順に基づいて上
記接続を制御することができる。
【0034】第2のミキサー手段で出力されるミキシン
グされた音楽信号は、マスタレコーダ手段により録音さ
れる。該マスタレコーダ手段に用いられる記録方法や記
録媒体は特に限定されるものではなく、シーケンシャル
にアクセスするものやランダムにアクセス可能な記録媒
体のいずれでもよい。また、マルチトラックレコーダ手
段に用いる記録媒体を利用することもできる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
〜図6を参照して説明する。図1は、実施形態で使用し
たピンポン録音のための装置の構成を示したブロック図
である。装置は、ランダムアクセス可能な記録媒体とし
てハードディスクを備えたハードディスク方式のマルチ
トラックレコーダ手段(HD.MTR)10と、第1の
ミキシング手段20と、第2のミキシング手段30と、
マスターレコーダ手段40とを備えている。マルチトラ
ックレコーダ手段10と第1、第2のミキシング手段2
0、30は鎖線1で囲まれているようにミキサー一体型
のマルチトラックレコーダ装置として、制御手段2で各
手段間の接続を制御する。接続の制御は以下で説明する
ステップ毎に行われる。
【0036】マルチトラックレコーダ装置は、記憶媒体
にハードディスクを用いており、外部からA/D変換さ
れたディジタルオーディオ信号を入力され、DSPにて
音量調節やイコライジング等の所定の処理を行った後、
これをハードディスクに記録する。ディジタルオーディ
オ信号は、ハードディスク上でディジタルオーディオデ
ータが格納されているファイルとして記録され、保持さ
れる。また、これと同時にディジタルオーディオファイ
ルをDSPが読み込み、これをディジタルオーディオデ
ータとして再生し、これがD/A変換され、オーディオ
信号が外部に出力される。従来の磁気テープを用いたマ
ルチトラックレコーダと、操作上はほぼ等価な扱いにな
るが、トラック数はDSPの処理能力、すなわちDSP
が同時に取り扱うことができるディジタルオーディオデ
ータのチャンネル数によって決定される。よって、図1
はマルチトラックレコーダの機能を仮想的に示したブロ
ック図である。このように、マルチトラックレコーダ装
置は言わばハードディスクとDSPを備えるコンピュー
タである。勿論、周知のパソコンに周知のOSと、その
OS上で動作するマルチトラックレコーダとしての機能
を提供するソフトウェアを稼働させることによっても実
現できる。この実施形態においては、DSPの処理能力
が同時再生可能トラック数として16トラックの制約が
あるものとする。よって、マルチトラックレコーダ手段
10は、16トラック11を仮想的に備えていると共
に、セーブ領域12を備えており、トラック11とセー
ブ領域12の間でデータをやりとりできるようにされて
いる。
【0037】第1のミキシング手段20は、複数の入力
ライン21(ここでは12入力)と、1組のステレオ出
力ライン22とを備えている。また、第2のミキシング
手段30は、複数組(ここでは2組)のステレオ入力ラ
イン31と、1組のステレオ出力ライン32を備えてい
る。マスターレコーダ手段40は、1組のステレオ入力
ライン41を備えている。このレコーダ手段は、アナロ
グ若しくはデジタルのテープ方式でも良いし、ディスク
方式でも良い。
【0038】(実施形態1)次に、上記のように構成さ
れるピンポン録音のための装置を用いたこの発明のピン
ポン録音の方法の1例を各手段間の接続を図示した図2
〜図6を参照して説明する。このピンポン録音では音楽
パート1〜24(図では丸数字で示す)の音楽信号をミ
キシングする。
【0039】(ステップ1)マルチトラックレコーダ手
段10の第1〜12トラック11に、音楽信号の内、第
1〜12の音楽パートをそれぞれ別個に録音する。 (ステップ2)マルチトラックレコーダ手段10の第1
〜12トラック11と第1のミキサー手段20の入力ラ
イン21とを図2のように接続した状態で、第1〜12
トラック11の音楽信号を同時に再生し、ミックスダウ
ンして、第13、14トラック11に録音する。 (ステップ3)第1〜12トラック11に録音した第1
〜12パートの音楽信号のファイルをセーブ領域12に
セーブし、第1〜12トラック11の設定は白紙に戻し
て新たに録音できるようにする。 (ステップ4)第1〜12トラック11に第13〜24
パートを別個に録音する。
【0040】(ステップ5)図3に示すように、第1〜
12トラック11の再生音(第13〜24パート)を第
1のミキサー手段20の入力ライン21に入力し、その
ステレオ出力ライン22をマルチトラックレコーダ手段
10の第15、16トラック11に録音できるように接
続する。また、第1のミキシング手段20のステレオ出
力ライン22と、第13、14トラック11の再生音を
第2のミキシング手段30のステレオ入力ライン31に
それぞれ入力してミックスダウンできるようにし、第2
のミキシング手段30のステレオ出力ライン32を録音
できるようにマスターレコーダ手段40のステレオ入力
ライン41に接続する。
【0041】(ステップ6)第1〜12パートをミック
スダウンして録音したマルチトラックレコーダ手段10
の第13、14トラック11と、第1〜12トラック1
1に録音された第13〜24パートを、同時に再生し、
第2のミキシング手段30でミキシングして2チャンネ
ルステレオにまとめ、マスターレコーダ手段40にミッ
クスダウンする。これで、とりあえず作品が完成する。
また、この時、第13〜24パートをミックスダウンし
た音を、第15、16トラック11に録音しておく。
【0042】(ステップ7)マスターレコーダ手段40
を再生し、作品を聞き直してチェックする。もし、第1
3〜24パートのミキシングバランスに不満を感じた場
合は、ステップ6のミックスダウンをやり直す。もし、
第1〜12パートのミキシングバランスに不満を感じた
場合は、ステップ8に進む。
【0043】(ステップ8)第1〜12トラック11に
録音した第13〜24パートの音楽信号のファイルをセ
ーブ領域12にセーブし、第1〜12トラック11に、
ステップ3でセーブした第1〜12パートの音楽信号の
ファイルをロードする。また、第13、14トラック1
1の音楽信号ファイルは破棄して、この第13、14ト
ラック11に新たに録音できるようにする。
【0044】(ステップ9)図4に示すように、第1〜
12トラック11の再生音を第1のミキシング手段20
に入力し、そのステレオ出力22を第13、14トラッ
ク11に録音できるように接続する。また、それと平行
して、第1のミキシング手段20のステレオ出力22
と、第15、16トラック11の再生音を第2のミキシ
ング手段30のステレオ入力ライン31に入力し、その
ステレオ出力ライン32をマスターレコーダ手段40の
ステレオ入力ライン41に接続して録音できるようにす
る。また、この時、第1〜12パートをミックスダウン
した音を、第13、14トラック11に再録音してお
く。
【0045】(ステップ10)第1〜12パートの録音
された第1〜12トラック11と、第13〜24パート
をミキシングした音が録音されている第15、16トラ
ック11を同時に再生し、第1〜12パートのミックス
ダウンをやり直して、第13、14トラック11に録音
する。と同時に、第1〜12トラック11をミックスダ
ウンした音と、第15、16トラックをミキシングした
音をマスターレコーダ手段40に録音する。
【0046】(ステップ11)マスターレコーダ手段4
0で録音した音楽信号を再生し、作品を聞き直してチェ
ックする。作品に不満が無ければ完成となる。
【0047】以上の手順によって、16トラックのマル
チトラックレコーダを使用して、24パートの録音を行
い、全パートの音を聞きながら納得の行くまでミックス
ダウン作業をやり直して、音楽作品を完成させることが
できる。
【0048】マルチトラックレコーダ手段10と第1、
第2のミキシング手段20、30が別々の構成の場合、
接続の繋ぎ替えが非常に煩雑となるが、ミキサー一体型
マルチトラックレコーダの場合は、制御手段2のソフト
ウエアによって接続の変更を自動化することでその欠点
を回避し、16トラックマルチトラックレコーダであり
ながら、あたかも24トラックマルチトラックレコーダ
のような操作性を得ることができる。
【0049】また、この例では、1〜12トラックを個
別パート録音用、13、14トラック、および15、1
6トラックをピンポン録音用に割り当てることで、12
×2=24パートの録音が可能となったが、1〜10ト
ラックを個別パート録音用、11、12トラック、1
3、14トラック、および15、16トラックをピンポ
ン録音用に割り当てれば、10×3=30パートの録音
が可能となる。
【0050】即ち、マルチトラックレコーダ手段10の
トラック数をM、第2のミキシング手段30のステレオ
入力31の組(ペア)の数をS、トラックダウンのチャ
ンネル数をCとすると、拡張トラック数は、(M−C・
S)・Sとなる。本実施形態では2チャンネルステレオ
でトラックダウンを行う例を説明したが、例えば5チャ
ンネルサラウンドステレオ等では、トラックダウンチャ
ンネル数は必要に応じて増えることとなる。上記の式に
従えば、例えば16トラックを具備するマルチトラック
レコーダで、ミックスダウンチャンネル数が2チャンネ
ルステレオである場合、ペア数Sが2ならば、録音可能
なトラック数は(16−2・2)・2=24トラックと
なる。ペア数Sを3にすると、(16−3・2)・3=
30トラックとなる。
【0051】なお、図2のステップ3の説明において、
第1〜第12トラック11に録音した第1〜第12パー
トの音楽信号のファイルをセーブ領域12へ保存してか
ら、第1〜第12トラック11の設定を白紙に戻すよう
に構成していたが、第1〜第12パートの音楽信号のフ
ァイルをセーブ領域12に移動するように、マルチトラ
ックレコーダ手段10を構成することもできる。この場
合、セーブ領域12はマルチトラックレコーダ手段10
の図示しないハードディスクに構成されるファイルシス
テム上で同一の領域であり、各トラック毎の音楽信号の
ファイルのファイル名がユニークであれば良い。
【0052】また、図2のステップ3の説明において、
第1〜第12トラック11に録音した第1〜第12パー
トの音楽信号のファイルをセーブ領域12へ保存してか
ら、第1〜第12トラック11の設定を白紙に戻すよう
に構成していたが、セーブ領域12は必ずしも同一の物
理的な記録媒体上にある必要は無く、例えば、マルチト
ラックレコーダ手段10とネットワークを介して接続さ
れる記憶手段であっても良い。
【0053】(実施形態2)また、この実施形態では、
音楽パート群をセーブ領域にセーブしたものと、読み出
すものとを同一のものとしたが、上記装置を用いて音楽
パートの組み合わせを変更する場合について説明する。
また、この実施形態では、ミキシングの際になされた編
集作業におけるフェーダ操作やエコー操作等のエフェク
ト情報を、音楽信号とともにセーブ領域に記録してい
る。なお、この実施形態でもステップ6までは上記実施
形態と同様であるので、それ以降のステップ(ステップ
20以降)について説明する。
【0054】(ステップ20)このステップ20では、
特定の音楽パート間でのバランスが悪いため、組み合わ
せを変えて安全な領域から音楽パートを読み出し、これ
をトラック1〜12に録音する。このとき、バランスに
問題のない音楽パートを先に選択して読み出すのが望ま
しい。また、このときには各音楽パートに対応するエフ
ェクト情報を読み出して再現可能とする。例えば音楽パ
ート1〜6、13〜18を呼び出す。
【0055】(ステップ21)次いで、エフェクト情報
を再現しつつ上記音楽パートを再生し、ミックスダウン
してトラック13、14に録音する。このときトラック
13、14に先に記録されていた音楽信号は消去する。
【0056】(ステップ22)トラック1〜12にある
音楽信号は消去し、残りの音楽パート、例えばパート7
〜12、19〜24をセーブ領域12から読み出し、ト
ラック1〜12に録音する。このときには上記と同様に
音楽パートに対応するエフェクト情報をセーブ領域から
読み出し、再現可能とする。
【0057】(ステップ23)トラック1〜12にある
音楽信号をエフェクト情報を再現しながら再生する。こ
の際には、ステップ21で録音した、トラック13、1
4にあるミックスダウン音楽信号も再生して最終的なミ
キシングを行う。
【0058】この実施形態では、全ての音楽パートをモ
ニターしながらミックスダウン作業を行えるものではな
いが、ミックスダウンのやり直しの際に、音楽パートを
組み替えて作業を行うことができるという特徴がある。
また、エフェクト情報を再現しながらミックスダウンの
やり直しができるので、ミキシング作業を効率的に行う
ことを可能にする。なお、エフェクト情報の再現は、当
然に音楽パートを組み替える形態に限定されるものでは
なく、実施形態1においても同様に適用が可能である。
【0059】
【発明の効果】以上に説明の通り、この発明によれば、
ピンポン録音のミックスダウン作業のやり直し時に、全
ての音楽パートをモニターしながら、ミックスダウン作
業を行うことができるので、ミキシングのミスを防ぐこ
とができ、安価な機材でより高い完成度の音楽作品を制
作できるようになる。
【0060】ミキサー一体型のマルチトラックレコーダ
以外に、別個のミキサーとマルチトラックレコーダーの
場合でも、MIDI等の通信手段で両者のCPUを通信
させて、ミキサーの信号経路切り替えと、マルチトラッ
クレコーダのファイル入れ替えの動作を一体化させれ
ば、同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のピンポン録音をするための装置の
一実施形態の構成を示したブロック図である。
【図2】 この発明のピンポン録音の方法の一実施形態
におけるステップ2の接続図である。
【図3】 同じく、ステップ5の接続図である。
【図4】 同じく、ステップ9の接続図である。
【図5】 同じくピンポン録音の手順を示すフロー図で
ある。
【図6】 同じくピンポン録音の手順を示すフロー図で
ある。
【図7】 従来のマルチトラックレコーダによるミキシ
ング装置のブロック図である。
【図8】 同じくピンポン録音の手順を示すフロー図で
ある。
【図9】 従来のハードディスク方式のマルチトラック
レコーダを用いたピンポン録音の手順を示すフロー図で
ある。
【図10】 同じくピンポン録音の手順を示すフロー図
である。
【符号の説明】
2 制御手段 10 マルチトラックレコーダ手段 11 トラック 12 セーブ領域 20 第1のミキシング手段 21 入力ライン 22 ステレオ出力ライン 30 第2のミキシング手段 31 ステレオ入力ライン 32 ステレオ出力ライン 40 マスターレコーダ手段 41 ステレオ入力ライン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ランダムアクセス可能な記憶媒体を
    用いるマルチトラックレコーダの複数トラックを、 ・音楽パート録音用トラックと、 ・少なくとも2グループ以上のミックスダウン録音用ト
    ラックと、に区分するステップと、(b)前記音楽パー
    ト録音用トラックのそれぞれに音楽信号群を録音すると
    ともに、該音楽信号を記憶手段のセーブ領域に再生可能
    に保存するステップと、(c)録音が済んだ前記音楽パ
    ート録音用トラックを再生し、ミックスダウンを施した
    音楽信号を前記ミックスダウン録音用トラックの一つの
    グループに録音するステップと、(d)前記音楽パート
    録音用トラックに録音された前記音楽信号群とは異なる
    音楽信号群について、前記(b)および(c)の処理を
    行うステップと、(e)必要に応じて前記セーブ領域か
    ら音楽信号群を読み出し、前記音楽パート録音用トラッ
    クに再生可能にロードするステップと、を行うことを特
    徴とする、マルチトラックレコーダにおけるピンポン録
    音の方法。
  2. 【請求項2】前記セーブ領域から読み出し、前記音楽パ
    ート録音用トラックに再生可能にロードする音楽信号群
    は、前記セーブ領域に保存された2以上の音楽信号群か
    ら任意に選択した音楽信号により構成することができる
    ことを特徴とする、請求項1記載のマルチトラックレコ
    ーダにおけるピンポン録音の方法。
  3. 【請求項3】前記セーブ領域には、 ・前記音楽パート録音用トラックの一つに対応する前記
    音楽信号と、 ・前記音楽パート録音用トラックの一つに対応するトラ
    ック編集情報とが関連付けされて保存され、必要に応じ
    て両方共読み出されることを特徴とする、請求項1また
    は2に記載のマルチトラックレコーダにおけるピンポン
    録音の方法。
  4. 【請求項4】(a)ランダムアクセス可能な記憶媒体上
    に録音及び再生が可能な複数のトラックを構成し、各ト
    ラックに形成された録音済みデータを任意に差し替える
    ことが可能なマルチトラックレコーダ手段と、(b)前
    記マルチトラックレコーダ手段の複数のトラックの再生
    信号をミキシングする第1のミキサー手段と、(c)前
    記マルチトラックレコーダ手段の複数のトラックの再生
    信号のうち、前記第1のミキサー手段の入力側に供給さ
    れていない残りの出力信号と、前記第1のミキサー手段
    の出力信号とをミキシングする第2のミキサー手段と、
    で構成されていることを特徴とするマルチトラックレコ
    ーダ装置。
  5. 【請求項5】前記第1のミキサー手段の出力信号は、前
    記トラック領域に入力可能とされていることを特徴とす
    る請求項4に記載のマルチトラックレコーダ装置。
  6. 【請求項6】前記第1のミキサー手段の入力側は、前記
    トラックのうち、音楽パート録音用トラックが接続さ
    れ、 前記第2のミキサー手段の入力側の一部は、前記トラッ
    クのうち、1グループが2トラック以上よりなる、少な
    くとも2グループ以上のミックスダウン録音用トラック
    に接続されることを特徴とする請求項4又は5に記載の
    マルチトラックレコーダ装置。
  7. 【請求項7】マルチトラックレコーダ手段と、第1、第
    2のミキサー手段の接続を変更する接続制御手段を有し
    ていることを特徴とする請求項5または6に記載のマル
    チトラックレコーダ装置。
  8. 【請求項8】(a)ランダムアクセス可能な記憶媒体上
    に録音及び再生が可能な複数のトラックを構成し、各ト
    ラックに形成された録音済みデータを任意に差し替える
    ことが可能なマルチトラックレコーダ手段と、(b)前
    記マルチトラックレコーダ手段の複数のトラックの再生
    信号をミキシングする第1のミキサー手段と、(c)前
    記マルチトラックレコーダ手段の複数のトラックの再生
    信号のうち、前記第1のミキサー手段の入力側に供給さ
    れていない残りの出力信号と、前記第1のミキサー手段
    の出力信号とをミキシングする第2のミキサー手段と、
    (d)前記マルチトラックレコーダ手段の録音済みデー
    タの差し替えと、前記マルチトラックレコーダ手段と前
    記第1及び第2のミキサー手段との入出力信号の結線の
    形態を制御する制御手段とで構成されていることを特徴
    とするマルチトラックレコーダ装置。
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