JP2003044306A - 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003044306A
JP2003044306A JP2001227126A JP2001227126A JP2003044306A JP 2003044306 A JP2003044306 A JP 2003044306A JP 2001227126 A JP2001227126 A JP 2001227126A JP 2001227126 A JP2001227126 A JP 2001227126A JP 2003044306 A JP2003044306 A JP 2003044306A
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logical address
ram
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Hiroyuki Tamaoki
洋之 玉置
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通のバージョンアップ用のプログラムを用
い、異なるタイプのRAMが採用されている異なる電子機
器の内蔵プログラムをアップグレードする。 【解決手段】 MPUは、論理アドレス“0100000
0h”乃至“010FFFFFh”、“0120000
0h”乃至“012FFFFFh”、および“0140
0000h”乃至“014FFFFFh”の各領域にそ
れぞれ“SSSSS”、“AAAAA”、または“BB
BBB”を書き込む。この後、MPUは、論理アドレス
“01000000h”乃至“010FFFFFh”の
領域を読み出し、“SSSSS”であれば、第3のタイ
プと判断する。“BBBBB”であれば、さらに、論理
アドレス“01200000h”乃至“012FFFF
Fh”の領域を読み出し、“BBBBB”であれば、第
2のタイプと判断する。“AAAAA”であれば、第2
のタイプと判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、例えば、
電子機器に採用されているRAMのタイプを判別する場合
に用いて好適な情報処理装置および方法、記録媒体、並
びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばビデオカメラなどの電子機器で
は、メモリースティック(商標)のような着脱可能な記
録メディア(以下、着脱記録メディアと略記する)に対
してデータを記録したり、再生したりできるものがあ
る。
【0003】そのような電子機器に対し、バージョンア
ップ用のプログラムが記録されている着脱記録メディア
を電子機器に装着するだけで、内蔵されたROMなどに記
録されているプログラムを自動的にアップグレードさせ
る方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プログラム
をアップグレードさせる際には、MPU(Micro ProcessorU
nit)に対して、使用されているRAMのタイプに応じた設
定が必要となるので、従来では、電子機器に採用されて
いるRAMのタイプ毎に、専用のバージョンアップ用のプ
ログラムが用意されていた。しかしながら、使用されて
いるRAMのタイプ毎に専用のプログラムを開発すること
は効率的ではないので、異なるタイプのRAMが採用され
ている異なる電子機器が使用できるようにバージョンア
ップ用のプログラムを共通化することが望まれていた。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、採用されているRAMのタイプを判別できる
機能をバージョンアップ用のプログラムに持たせること
により、共通のバージョンアップ用のプログラムを用
い、異なるタイプのRAMが採用されている異なる電子機
器の内蔵プログラムをアップグレードすることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、メモリの論理アドレス上の複数の領域に、所定の情
報を記録する記録手段と、メモリの論理アドレス上の複
数の領域に記録されている情報を読み出す読み出し手段
と、読み出し手段によって読み出された複数の情報の組
み合わせに基づき、メモリの種類を判別する判別手段と
を含むことを特徴とする。
【0007】前記情報処理装置に内蔵されたMPUとメモ
リは、メモリの種類に応じて異なるアドレス線を介して
接続されるようにすることができる。
【0008】本発明の情報処理方法は、メモリの論理ア
ドレス上の複数の領域に、所定の情報を記録する記録ス
テップと、メモリの論理アドレス上の複数の領域に記録
されている情報を読み出す読み出しステップと、読み出
しステップの処理で読み出された複数の情報の組み合わ
せに基づき、メモリの種類を判別する判別ステップとを
含むことを特徴とする。
【0009】本発明の記録媒体のプログラムは、メモリ
の論理アドレス上の複数の領域に、所定の情報を記録す
る記録ステップと、メモリの論理アドレス上の複数の領
域に記録されている情報を読み出す読み出しステップ
と、読み出しステップの処理で読み出された複数の情報
の組み合わせに基づき、メモリの種類を判別する判別ス
テップとを含むことを特徴とする。
【0010】本発明のプログラムは、メモリの論理アド
レス上の複数の領域に、所定の情報を記録する記録ステ
ップと、メモリの論理アドレス上の複数の領域に記録さ
れている情報を読み出す読み出しステップと、読み出し
ステップの処理で読み出された複数の情報の組み合わせ
に基づき、メモリの種類を判別する判別ステップとをコ
ンピュータに実行させることを特徴とする。
【0011】前記プログラムは、少なくとも自己を含む
複数のプログラムをアップグレードさせるためのプログ
ラムであるようにすることができる。
【0012】本発明の情報処理装置および方法、並びに
プログラムにおいては、メモリの論理アドレス上の複数
の領域に所定の情報が記録され、メモリの論理アドレス
上の複数の領域に記録されている情報が読み出され、読
み出された複数の情報の組み合わせに基づき、メモリの
種類が判別される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を適用したビデオカメラの
構成例について、図1を参照して説明する。このビデオ
カメラは、ROM3に記憶されているプログラムを実行す
ることによってビデオカメラの全体を制御するMPU1を
内蔵している。MPU1には、バス2を介して、各種デー
タやプログラムを記憶するROM3、MPU1によって処理さ
れる各種データやプログラムが一時的に記録されるRAM
4、レンズやCCD(Charge CoupledDevice)などからなる
被写体の画像データを生成する撮像部5、画像データに
所定の画像処理を施すDSP6、および着脱記憶メモリで
あるメモリースティック8に対する各種データやプログ
ラムの読み書きを制御するI/Fコントローラ7が接続
されている。
【0014】なお、このビデオカメラに採用されるRAM
4には、3種類のタイプ、すなわち、RAM4−1乃至4
−3が存在しており、採用されているRAM4のタイプに
応じてMPU1に異なる設定がなされている。
【0015】図2は、ROM3に記録されている各種デー
タやプログラムを示している。機種固有の制御プログラ
ム11は、このビデオカメラ専用の通常の処理を制御す
るプログラムである。アップグレード処理制御プログラ
ム12は、ROM3に記録されているプログラム(機種固
有の制御プログラム11およびアップグレード処理制御
プログラム12)を、メモリースティック8に記録され
ているバージョンアップ用のプログラムに書き換えるア
ップグレード処理を制御するプログラムであり、採用さ
れているRAM4のタイプに拘わらず、すなわち、異なる
タイプのRAM4が採用されているビデオカメラが共通し
て利用できるものである。
【0016】なお、アップグレード処理制御プログラム
12がMPU1によって実行され、アップグレード処理が
行われる際には、図3に示すように、ROM3に記録され
ているアップグレード前の古い機種固有の制御プログラ
ム11乃至各種データ13がRAM4にコピーされた後、
メモリースティック8に記録されている新しいプログラ
ムがROM3に書き込まれる。
【0017】次に、バス2を介するMPU1とRAM4との接
続について、図3乃至図5を参照して説明する。
【0018】図3は、MPU1のピンと、第1のタイプで
あるRAM4−1のピンとの対応を示している。MPU1のピ
ンPm1乃至Pm11は、それぞれアドレス線L1乃至
L11を介して、RAM4−1のピンPr0乃至Pr10
に接続されている。MPU1のピンPm13は、アドレス
線L13を介して、RAM4−1のピンPr11に接続さ
れている。
【0019】図4は、MPU1のピンと、第2のタイプで
あるRAM4−2のピンとの対応を示している。MPU1のピ
ンPm1乃至Pm11は、それぞれアドレス線L1乃至
L11を介して、RAM4−2のピンPr0乃至Pr10
に接続されている。MPU1のピンPm12は、アドレス
線L12を介して、RAM4−2のピンPr11に接続さ
れている。
【0020】図5は、MPU1のピンと、第3のタイプで
あるRAM4−3のピンとの対応を示している。MPU1のピ
ンPm1乃至Pm14は、それぞれアドレス線L1乃至
L14を介して、RAM4−3のピンPr0乃至Pr13
に接続されている。
【0021】次に、MPU1が管理するRAM4の論理アドレ
スと、RAM4の物理アドレスとの対応について、図7乃
至図9を参照して説明するが、その前に、MPU1が管理
するRAM4の論理アドレス(以下、MPU1の論理アドレス
と略記する)と、MPU1のピンL12乃至L14との対
応について説明する。
【0022】以降の説明において16進数によって表現
されるMPU1の論理アドレスを2進数で記述したもののM
SB(Most Significant Bit)側から10番目は、アドレス
線L14に対応するビットである。MSB側から11番目
は、アドレス線L13に対応するビットである。MSB側
から12番目は、アドレス線L12に対応するビットで
ある。
【0023】例えば図6(A)に示すような16進数の
論理アドレス“01100000h”は、2進数によっ
て表示した場合、図6(B)に示すように、“0000 000
1 0001 0000 0000 0000 0000 0000”となる。いまの場
合、アドレス線L14に対応するMSB側から10番目ビ
ットは“0”であり、アドレス線L13に対応するMSB
側から11番目ビットは“0”であり、アドレス線L1
2に対応するMSB側から12番目ビットは“1”であ
る。
【0024】図7は、MPU1の論理アドレスと、第1の
タイプであるRAM4−1の物理アドレスの対応を示して
いる。上述したように、MPU1のピンPm1乃至Pm1
1は、それぞれアドレス線L1乃至L11を介して、RA
M4−1のピンPr0乃至Pr10に接続されており、M
PU1のピンPm13は、アドレス線L13を介して、RA
M4−1のピンPr11に接続されている。この場合、R
AM4−1の物理アドレスは、アドレス線L13に対応す
る論理アドレスのMSB側から11番目のビットだけに影
響を受けることになる。
【0025】すなわち、MPU1の論理アドレス“010
00000h”乃至“010FFFFFh”の領域M0
に対するデータなどの読み書きは、論理アドレスのMSB
側から11番目のビットが“0”であるので、RAM4−
1の物理アドレス“000000h”乃至“0FFFF
Fh”の領域R0に反映される。MPU1の論理アドレス
“01100000h”乃至“011FFFFFh”の
領域M1に対するデータなどの読み書きは、論理アドレ
スのMSB側から11番目のビットが“0”であるので、R
AM4−1の物理アドレス“000000h”乃至“0F
FFFFh”の領域R0に反映される。
【0026】MPU1の論理アドレス“01200000
h”乃至“012FFFFFh”の領域M2に対するデ
ータなどの読み書きは、論理アドレスのMSB側から11
番目のビットが“1”であるので、RAM4−1の物理ア
ドレス“100000h”乃至“1FFFFFh”の領
域R1に反映される。MPU1の論理アドレス“0130
0000h”乃至“013FFFFFh”の領域M3に
対するデータなどの読み書きは、論理アドレスのMSB側
から11番目のビットが“1”であるので、RAM4−1
の物理アドレス“100000h”乃至“1FFFFF
h”の領域R1に反映される。
【0027】MPU1の論理アドレス“01400000
h”乃至“014FFFFFh”の領域M4に対するデ
ータなどの読み書きは、論理アドレスのMSB側から11
番目のビットが“0”であるので、RAM4−1の物理ア
ドレス“000000h”乃至“0FFFFFh”の領
域R0に反映される。MPU1の論理アドレス“0150
0000h”乃至“015FFFFFh”の領域M5に
対するデータなどの読み書きは、論理アドレスのMSB側
から11番目のビットが“0”であるので、RAM4−1
の物理アドレス“000000h”乃至“0FFFFF
h”の領域R0に反映される。
【0028】図8は、MPU1の論理アドレスと、第2の
タイプであるRAM4−2の物理アドレスの対応を示して
いる。上述したように、MPU1のピンPm1乃至Pm1
1は、それぞれアドレス線L1乃至L11を介して、RA
M4−1のピンPr0乃至Pr10に接続されており、M
PU1のピンPm12は、アドレス線L12を介して、RA
M4−1のピンPr11に接続されている。この場合、R
AM4−2の物理アドレスは、アドレス線L12に対応す
る論理アドレスのMSB側から12番目のビットだけに影
響を受けることになる。
【0029】すなわち、MPU1の論理アドレス“010
00000h”乃至“010FFFFFh”の領域M0
に対するデータなどの読み書きは、論理アドレスのMSB
側から12番目のビットが“0”であるので、RAM4−
1の物理アドレス“000000h”乃至“0FFFF
Fh”の領域R0に反映される。MPU1の論理アドレス
“01100000h”乃至“011FFFFFh”の
領域M1に対するデータなどの読み書きは、論理アドレ
スのMSB側から12番目のビットが“1”であるので、R
AM4−1の物理アドレス“100000h”乃至“1F
FFFFh”の領域R1に反映される。
【0030】MPU1の論理アドレス“01200000
h”乃至“012FFFFFh”の領域M2に対するデ
ータなどの読み書きは、論理アドレスのMSB側から12
番目のビットが“0”であるので、RAM4−1の物理ア
ドレス“000000h”乃至“0FFFFFh”の領
域R0に反映される。MPU1の論理アドレス“0130
0000h”乃至“013FFFFFh”の領域M3に
対するデータなどの読み書きは、論理アドレスのMSB側
から12番目のビットが“1”であるので、RAM4−1
の物理アドレス“100000h”乃至“1FFFFF
h”の領域R1に反映される。
【0031】MPU1の論理アドレス“01400000
h”乃至“014FFFFFh”の領域M4に対するデ
ータなどの読み書きは、論理アドレスのMSB側から12
番目のビットが“0”であるので、RAM4−1の物理ア
ドレス“000000h”乃至“0FFFFFh”の領
域R0に反映される。MPU1の論理アドレス“0150
0000h”乃至“015FFFFFh”の領域M5に
対するデータなどの読み書きは、論理アドレスのMSB側
から12番目のビットが“1”であるので、RAM4−1
の物理アドレス“100000h”乃至“1FFFFF
h”の領域R1に反映される。
【0032】図9は、MPU1の論理アドレスと、第3の
タイプであるRAM4−3の物理アドレスの対応を示して
いる。上述したように、MPU1のピンPm1乃至Pm1
4は、それぞれアドレス線L1乃至L14を介して、RA
M4−3のピンPr0乃至Pr13に接続されている。
この場合、RAM4−3の物理アドレスは、アドレス線L
12乃至L14に対応する論理アドレスのMSB側から1
0乃至12番目のビットに影響を受けることになる。
【0033】すなわち、MPU1の論理アドレス“010
00000h”乃至“010FFFFFh”の領域M0
に対するデータなどの読み書きは、論理アドレスのMSB
側から10乃至12番目のビットが“000”であるの
で、RAM4−1の物理アドレス“000000h”乃至
“0FFFFFh”の領域R0に反映される。MPU1の
論理アドレス“01100000h”乃至“011FF
FFFh”の領域M1に対するデータなどの読み書き
は、論理アドレスのMSB側から10乃至12番目のビッ
トが“001”であるので、RAM4−1の物理アドレス
“100000h”乃至“1FFFFFh”の領域R1
に反映される。MPU1の論理アドレス“0120000
0h”乃至“012FFFFFh”の領域M2に対する
データなどの読み書きは、論理アドレスのMSB側から1
0乃至12番目のビットが“010”であるので、RAM
4−1の物理アドレス“200000h”乃至“2FF
FFFh”の領域R2に反映される。
【0034】MPU1の論理アドレス“01300000
h”乃至“013FFFFFh”の領域M3に対するデ
ータなどの読み書きは、論理アドレスのMSB側から10
乃至12番目のビットが“011”であるので、RAM4
−1の物理アドレス“300000h”乃至“3FFF
FFh”の領域R3に反映される。MPU1の論理アドレ
ス“01400000h”乃至“014FFFFFh”
の領域M4に対するデータなどの読み書きは、論理アド
レスのMSB側から10乃至12番目のビットが“10
0”であるので、RAM4−1の物理アドレス“4000
00h”乃至“4FFFFFh”の領域R4に反映され
る。MPU1の論理アドレス“01500000h”乃至
“015FFFFFh”の領域M5に対するデータなど
の読み書きは、論理アドレスのMSB側から10乃至12
番目のビットが“101”であるので、RAM4−1の物
理アドレス“400000h”乃至“4FFFFFh”
の領域R5に反映される。
【0035】次に、MPU1がアップグレード処理制御プ
ログラム12を実行することによって行われるアップグ
レード処理に含まれるメモリ判別処理(採用されている
RAM4のタイプを判別する処理)について、図10のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0036】ステップS1において、MPU1は、図11
に示すように、MPU1の論理アドレス“0100000
0h”乃至“010FFFFFh”の領域M0に、文字
列“SSSSS”を書き込む。この書き込みは、RAM4
の物理アドレスの領域にも反映される。
【0037】具体的には、RAM4に第1のタイプであるR
AM4−1が採用されている場合、図12(A)に示すよ
うに、RAM4−1の物理アドレス“000000h”乃
至“0FFFFFh”の領域R0に文字列“SSSS
S”が記録される。RAM4に第2のタイプであるRAM4−
2が採用されている場合も同様に、図12(B)に示す
ように、RAM4−2の物理アドレス“000000h”
乃至“0FFFFFh”の領域R0に文字列“SSSS
S”が記録される。RAM4に第3のタイプであるRAM4−
3が採用されている場合も同様に、図12(C)に示す
ように、RAM4−3の物理アドレス“000000h”
乃至“0FFFFFh”の領域R0に文字列“SSSS
S”が記録される。
【0038】ステップS2において、MPU1は、図13
に示すように、MPU1の論理アドレス“0120000
0h”乃至“012FFFFFh”の領域M2に、文字
列“AAAAA”を書き込む。この書き込みは、RAM4
の物理アドレスの領域にも反映される。
【0039】具体的には、RAM4に第1のタイプであるR
AM4−1が採用されている場合、図14(A)に示すよ
うに、RAM4−1の物理アドレス“100000h”乃
至“1FFFFFh”の領域R1に文字列“AAAA
A”が記録される。RAM4に第2のタイプであるRAM4−
2が採用されている場合、図14(B)に示すように、
文字列“SSSSS”が記録されていたRAM4−2の物
理アドレス“000000h”乃至“0FFFFFh”
の領域R0に、文字列“AAAAA”が上書きされる。
RAM4に第3のタイプであるRAM4−3が採用されている
場合、図14(C)に示すように、RAM4−3の物理ア
ドレス“200000h”乃至“2FFFFFh”の領
域R2に文字列“AAAAA”が記録される。
【0040】ステップS3において、MPU1は、図15
に示すように、MPU1の論理アドレス“0140000
0h”乃至“014FFFFFh”の領域M4に、文字
列“BBBBB”を書き込む。この書き込みは、RAM4
の物理アドレスの領域にも反映される。
【0041】具体的には、RAM4に第1のタイプであるR
AM4−1が採用されている場合、図16(A)に示すよ
うに、文字列“SSSSS”が記録されていたRAM4−
1の物理アドレス“000000h”乃至“0FFFF
Fh”の領域R0に、文字列“BBBBB”が上書きさ
れる。RAM4に第2のタイプであるRAM4−2が採用され
ている場合、図16(B)に示すように、文字列“AA
AAA”が記録されていたRAM4−2の物理アドレス
“000000h”乃至“0FFFFFh”の領域R0
に、文字列“BBBBB”が上書きされる。RAM4に第
3のタイプであるRAM4−3が採用されている場合、図
16(C)に示すように、RAM4−3の物理アドレス
“400000h”乃至“4FFFFFh”の領域R4
に文字列“BBBBB”が記録される。
【0042】上述したステップS3までの処理により、
RAM4に第1のタイプであるRAM4−1が採用されている
場合、RAM4−1は、図16(A)に示すように、物理
アドレス“000000h”乃至“0FFFFFh”の
領域R0に文字列“BBBBB”が記録された状態とな
り、物理アドレス“100000h”乃至“1FFFF
Fh”の領域R1に文字列“AAAAA”が記録された
状態となる。
【0043】RAM4に第2のタイプであるRAM4−2が採
用されている場合、RAM4−2は、図16(B)に示す
ように、物理アドレス“000000h”乃至“0FF
FFFh”の領域R0に文字列“BBBBB”が記録さ
れた状態となる。
【0044】RAM4に第3のタイプであるRAM4−3が採
用されている場合、RAM4−3は、図16(C)に示す
ように、物理アドレス“000000h”乃至“0FF
FFFh”の領域R0に文字列“SSSSS”が記録さ
れた状態となり、物理アドレス“200000h”乃至
“2FFFFFh”の領域R2に文字列“AAAAA”
が記録された状態となり、物理アドレス“400000
h”乃至“4FFFFFh”の領域R4に文字列“BB
BBB”が記録された状態となる。
【0045】ステップS4において、MPU1は、MPU1の
論理アドレス“01000000h”乃至“010FF
FFFh”の領域M1に記録されている文字列を読み出
す。
【0046】このとき、RAM4に第1のタイプであるRAM
4−1が採用されているならば、図17(A)に示すよ
うに、MPU1の論理アドレス“01000000h”乃
至“010FFFFFh”の領域M1に対応するRAM4
−1の物理アドレス“000000h”乃至“0FFF
FFh”の領域R0に記録されている文字列“BBBB
B”が読み出される。
【0047】RAM4に第2のタイプであるRAM4−2が採
用されているならば、図17(B)に示すように、MPU
1の論理アドレス“01000000h”乃至“010
FFFFFh”の領域M1に対応するRAM4−2の物理
アドレス“000000h”乃至“0FFFFFh”の
領域R0に記録されている文字列“BBBBB”が読み
出される。
【0048】RAM4に第3のタイプであるRAM4−2が採
用されているならば、図17(C)に示すように、MPU
1の論理アドレス“01000000h”乃至“010
FFFFFh”の領域M1に対応するRAM4−3の物理
アドレス“000000h”乃至“0FFFFFh”の
領域R0に記録されている文字列“SSSSS”が読み
出される。
【0049】図10に戻り、ステップS5において、MP
U1は、ステップS4で読み出した文字列が“BBBB
B”であるか否かを判定する。読み出した文字列が“B
BBBB”であると判定された場合、処理はステップS
6に進む。
【0050】ステップS6において、MPU1は、MPU1の
論理アドレス“01200000h”乃至“012FF
FFFh”の領域M2に記録されている文字列を読み出
す。
【0051】このとき、RAM4に第1のタイプであるRAM
4−1が採用されているならば、図17(A)に示すよ
うに、MPU1の論理アドレス“01200000h”乃
至“012FFFFFh”の領域M2に対応するRAM4
−1の物理アドレス“100000h”乃至“1FFF
FFh”の領域R1に記録されている文字列“AAAA
A”が読み出される。
【0052】RAM4に第2のタイプであるRAM4−2が採
用されているならば、図17(B)に示すように、MPU
1の論理アドレス“01200000h”乃至“012
FFFFFh”の領域M2に対応するRAM4−2の物理
アドレス“000000h”乃至“0FFFFFh”の
領域R0に記録されている文字列“BBBBB”が読み
出される。
【0053】RAM4に第3のタイプであるRAM4−2が採
用されているならば、図17(C)に示すように、MPU
1の論理アドレス“01200000h”乃至“012
FFFFFh”の領域M2に対応するRAM4−3の物理
アドレス“200000h”乃至“2FFFFFh”の
領域R2に記録されている文字列“SSSSS”が読み
出される。
【0054】図10に戻り、ステップS7において、MP
U1は、ステップS6で読み出した文字列が“BBBB
B”であるか否かを判定する。読み出した文字列が“B
BBBB”であると判定された場合、処理はステップS
8に進む。ステップS8において、MPU1は、RAM4には
第2のタイプであるRAM4−2が採用されていると判別
して、このメモリ判別処理を終了する。
【0055】ステップS7において、読み出した文字列
が“BBBBB”ではないと判定された場合、処理はス
テップS9に進む。ステップS9において、MPU1は、
ステップS6で読み出した文字列が“AAAAA”であ
るか否かを判定する。読み出した文字列が“AAAA
A”であると判定された場合、処理はステップS10に
進む。ステップS10において、MPU1は、RAM4には第
1のタイプであるRAM4−1が採用されていると判別し
て、このメモリ判別処理を終了する。
【0056】ステップS9において、読み出した文字列
が“AAAAA”ではないと判定された場合、処理はス
テップS11に進む。ステップS11において、MPU1
は、RAM4は第1乃至第3のタイプのRAM4−1乃至4−
3ではないと判別して、このメモリ判別処理を終了す
る。
【0057】ステップS5において、ステップS4で読
み出した文字列が“BBBBB”ではないと判定された
場合、処理はステップS12に進む。ステップS12に
おいて、MPU1は、ステップS6で読み出した文字列が
“SSSSS”であるか否かを判定する。読み出した文
字列が“SSSSS”であると判定された場合、処理は
ステップS13に進む。ステップS13において、MPU
1は、RAM4には第3のタイプであるRAM4−3が採用さ
れていると判別して、このメモリ判別処理を終了する。
【0058】なお、ステップS12において、読み出し
た文字列が“SSSSS”ではないと判定された場合に
も、処理はステップS11に進み、RAM4は第1乃至第
3のタイプのRAM4−1乃至4−3ではないと判別され
て、このメモリ判別処理は終了される。メモリ判別処理
の説明を終了する。
【0059】以上説明したように、アップグレード処理
制御プログラム12によるメモリ判別処理によれば、RA
M4のタイプを判別することが可能となるので、採用さ
れているRAM4のタイプが異なるビデオカメラでアップ
グレード処理制御プログラム12を共用することがで
き、また、MPU1をRAM4のタイプに応じて設定すること
ができる。
【0060】なお、本実施の形態には、RAM4の3種類
のタイプを判別する場合を示したが、本発明は、3種類
以上のRAM4のタイプを判別する場合に応用することが
可能である。
【0061】また、本発明は、ビデオカメラに限らず、
他の電子機器に適用することが可能である。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明の情報処理装置お
よび方法、並びにプログラムによれば、メモリの論理ア
ドレス上の複数の領域に所定の情報を記録し、メモリの
論理アドレス上の複数の領域に記録されている情報を読
み出し、読み出した複数の情報の組み合わせに基づいて
メモリの種類を判別するようにしたので、異なるタイプ
のRAMが採用されている異なる電子機器の内蔵プログラ
ムをアップグレードすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したビデオカメラの構成例を示す
ブロック図である。
【図2】ROM3に記憶されているプログラムなどを示す
図である。
【図3】MPU1と第1のタイプであるRAM4−1の接続を
示す図である。
【図4】MPU1と第2のタイプであるRAM4−2の接続を
示す図である。
【図5】MPU1と第3のタイプであるRAM4−3の接続を
示す図である。
【図6】MPU1の論理アドレスのアドレス線に対応する
ビットを説明するための図である。
【図7】MPU1の論理アドレスと、第1のタイプであるR
AM4−1の物理アドレスとの対応を示す図である。
【図8】MPU1の論理アドレスと、第2のタイプであるR
AM4−2の物理アドレスとの対応を示す図である。
【図9】MPU1の論理アドレスと、第3のタイプであるR
AM4−3の物理アドレスとの対応を示す図である。
【図10】メモリ判別処理を説明するフローチャートで
ある。
【図11】メモリ判別処理を説明するための図である。
【図12】メモリ判別処理を説明するための図である。
【図13】メモリ判別処理を説明するための図である。
【図14】メモリ判別処理を説明するための図である。
【図15】メモリ判別処理を説明するための図である。
【図16】メモリ判別処理を説明するための図である。
【図17】メモリ判別処理を説明するための図である。
【符号の説明】
1 MPU, 3 ROM, 4 RAM, 8 メモリーステ
ィック, 12 アップグレード処理制御プログラム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵されたメモリの種類を判別する情報
    処理装置において、 前記メモリの論理アドレス上の複数の領域に、所定の情
    報を記録する記録手段と、 前記メモリの前記論理アドレス上の複数の前記領域に記
    録されている情報を読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段によって読み出された複数の前記情報
    の組み合わせに基づき、前記メモリの種類を判別する判
    別手段とを含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記情報処理装置に内蔵されたMPUと前
    記メモリは、前記メモリの種類に応じて異なるアドレス
    線を介して接続されることを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 内蔵されたメモリの種類を判別する情報
    処理装置の情報処理方法において、 前記メモリの論理アドレス上の複数の領域に、所定の情
    報を記録する記録ステップと、 前記メモリの前記論理アドレス上の複数の前記領域に記
    録されている情報を読み出す読み出しステップと、 前記読み出しステップの処理で読み出された複数の前記
    情報の組み合わせに基づき、前記メモリの種類を判別す
    る判別ステップとを含むことを特徴とする情報処理方
    法。
  4. 【請求項4】 電子機器に内蔵されたメモリの種類を判
    別するプログラムであって、 前記メモリの論理アドレス上の複数の領域に、所定の情
    報を記録する記録ステップと、 前記メモリの前記論理アドレス上の複数の前記領域に記
    録されている情報を読み出す読み出しステップと、 前記読み出しステップの処理で読み出された複数の前記
    情報の組み合わせに基づき、前記メモリの種類を判別す
    る判別ステップとを含むことを特徴とするコンピュータ
    が読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 電子機器に内蔵されたメモリの種類を判
    別するコンピュータに、 前記メモリの論理アドレス上の複数の領域に、所定の情
    報を記録する記録ステップと、 前記メモリの前記論理アドレス上の複数の前記領域に記
    録されている情報を読み出す読み出しステップと、 前記読み出しステップの処理で読み出された複数の前記
    情報の組み合わせに基づき、前記メモリの種類を判別す
    る判別ステップとを実行させるプログラム。
  6. 【請求項6】 前記プログラムは、少なくとも自己を含
    む複数のプログラムをアップグレードさせるためのプロ
    グラムであることを特徴とする請求項5に記載のプログ
    ラム。
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