JP2003043089A - パネル検査装置 - Google Patents

パネル検査装置

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JP2003043089A
JP2003043089A JP2001231195A JP2001231195A JP2003043089A JP 2003043089 A JP2003043089 A JP 2003043089A JP 2001231195 A JP2001231195 A JP 2001231195A JP 2001231195 A JP2001231195 A JP 2001231195A JP 2003043089 A JP2003043089 A JP 2003043089A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示パネルの電極に対して検査用電極を高精度
に接触させ得るパネル検査装置を提供すること。 【解決手段】検査ユニット24aには、上部及び下部加
圧レバー57a,57bが、固定ブロック54に固定さ
れた検査用電極25aとPDP電極群23aとを接触可
能な位置に保持した状態で、PDPパネル22から離間
する方向に移動可能に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパネル検査装置に係
り、詳しくはPDP等の平面表示ディスプレイに用いら
れる表示パネルの電極に対して検査用電極を接触させて
表示パネルの検査を行うパネル検査装置に関するもので
ある。
【0002】近年、表示装置の発展は目覚ましく、特に
平面ディスプレイは薄型・軽量などの特徴から急速に普
及してきた。プラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP: Pl
asmaDisplay Panel)は大型画面の表示装置として従来の
背面投射型ディスプレイ(CRT)に代わる次世代の平
面表示ディスプレイである。
【0003】PDP等の表示パネルは、表示装置として
組み立てる前に、パネル単体での表示電極端子列の良否
検査や、表示素子の全点灯検査等が行われる。それら検
査のために、表示パネルの電極に対して駆動回路から検
査用信号を供給するための検査用電極を精度良く接触さ
せる必要がある。
【0004】
【従来の技術】図11は、従来のパネル検査装置を示す
概略図である。同図に示すように、表示パネル、例え
ば、プラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP:Plasma Dis
play Panel)等のガラス製のパネル71には、複数の電
極(以下、PDP電極)72が形成されている。PDP
電極72は、PDPパネル71の辺上に沿って所定の電
極幅及び電極ピッチにて形成されるとともに所定数毎に
一定の間隔で離間して形成され、複数(図では例えば3
つ)のPDP電極群72a〜72cを構成している。
【0005】パネル検査装置81には、加圧機構を有す
る複数の検査ユニット82a〜82cが上記複数のPD
P電極群72a〜72cに対応して設けられている(図
では、例えば3つのPDP電極群72a〜72cに対応
して3つの検査ユニット82a〜82cが設けられてい
る)。各検査ユニット82a〜82cには、それぞれ検
査用電極83a〜83cが備えられている。つまり、パ
ネル検査装置81には、検査用電極83a〜83cをそ
れぞれ備えた検査ユニット82a〜82cがPDP電極
群72a〜72c毎に独立して設けられている。
【0006】各検査ユニット82a〜82cは、それぞ
れ上部加圧レバー84と下部加圧レバー85とを有した
加圧機構であって、それらの加圧面にはそれぞれ弾性体
86が取着されている。そして、検査ユニット82a〜
82cは、その加圧機構によりPDPパネル71と検査
用電極83a〜83cとを挟み込み、該検査用電極83
a〜83cを対応するPDP電極群72a〜72cに接
触させる。
【0007】図12は、検査ユニット82aの検査用電
極83aとPDP電極群72aとを電気的に接続した状
態を示す概略側面図である。パネル検査装置81には、
PDPパネル71に対して検査用の電気信号を供給する
ための駆動回路87が該パネル71の裏面側(図ではパ
ネル71の下側)にて固定されている。この駆動回路8
7は、検査用電極83aとPDP電極群72aとを電気
的に接続するためのフィルム基板等よりなる配線基板8
8を有している。
【0008】そして、図12に示すように、配線基板8
8をPDPパネル71及び検査用電極83aとともに挟
み込むことにより、PDP電極群72aに対して駆動回
路87から電気信号が供給され、パネル点灯検査等の所
定の検査が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、PDP等の
パネル検査装置81において、PDP電極群72a〜7
2cと検査用電極83a〜83cとの位置合わせは、P
DPパネル71上に設けられた通常1又は2ヶ所のアラ
イメントマークを基準として行われる。つまり、PDP
パネル71上のアライメントマークに基づいて位置決め
された各検査ユニット82a〜82cは、それぞれの検
査用電極83a〜83cとPDP電極群72a〜72c
とを接触させる。
【0010】しかしながら、近年、PDP等の表示パネ
ルは大型化されてきている。そのため、パネル製造工程
における電極加工工程での熱処理の影響で、パネル自体
に反りが発生し、PDP電極72の電極ピッチが設計時
の寸法から大きくずれる場合がある。電極ピッチのずれ
は、アライメントマークから離れた位置に形成されるP
DP電極72ほど顕著に現れ、これにより各PDP電極
群72a〜72cと検査用電極83a〜83cとの位置
合わせはより困難なものとなっていた。
【0011】そこで、従来のパネル検査装置81では、
上記のようなパネルの反りに対応するため、図11に示
すように、各検査ユニット82a〜82cの上下加圧レ
バー84,85がパネル71の厚み方向(同図に示す矢
印方向)に移動可能に構成されている。
【0012】ところが、各PDP電極群72a〜72c
はパネル71の反りにともなって円弧状に変位するた
め、それら全ての電極群72a〜72cに検査用電極8
3a〜83cを均一に接触させるには、非常に大きな加
圧力によってパネル71の反りを矯正させる必要があ
る。このように、パネル71に対して大きな圧力を加え
ることは、検査用電極83a〜83cの短寿命化や、パ
ネル検査の非正確性の要因となっていた。
【0013】また、従来のパネル検査装置81では、各
PDP電極群72a〜72c間のピッチが異なるパネル
に対応するためには、各検査ユニット82a〜82cの
連結部分を調整する必要があり、その調整作業が煩雑な
ものとなっていた。その結果、パネルサイズの変更時に
おいて、その調整作業に多大な時間を要していた。
【0014】さらに、従来では、上記したように検査用
電極83aとPDP電極群72aとを電気的に接続する
配線基板88が挟み込まれるため(図12参照)、その
加圧時に配線基板88自身の断線等を引き起こしてい
た。
【0015】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、表示パネルの電極に
対して検査用電極を高精度に接触させ得るパネル検査装
置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、検査用電極を表示パネ
ルの周辺に沿って配列される電極群に接触させる検査ユ
ニットは、前記電極群に前記検査用電極を圧接させる加
圧機構を、該検査用電極と電極群とが接触可能とする位
置に保持した状態で、前記表示パネルの辺方向と直交す
る方向に双方向に移動可能に設けた。従って、検査用電
極と電極群との接触具合を視認可能とすることができ、
これにより高精度に両電極を接触させることができる。
【0017】請求項2に記載の発明では、前記検査用電
極は、所定の傾斜角度で前記表示パネル側に前傾させて
前記検査ユニットに固定される。これにより、両電極の
接触時におけるワイピング効果(酸化膜除去効果)が高
められ、当該両電極の安定した接触性を得ることができ
る。
【0018】請求項3に記載の発明では、前記検査ユニ
ットは、前記表示パネルの周辺に沿って配列される複数
の電極群に対応して複数設けられ、それら複数の検査ユ
ニットは、前記複数の電極群に対応して複数の位置決め
手段を有する治具に接続される。これにより、複数の検
査ユニットは、前記複数の位置決め手段を介して治具と
接続されることで、前記複数の電極群に対応した位置に
位置決めされる。
【0019】請求項4に記載の発明では、前記位置決め
手段に設けられた調整手段により、前記複数の検査ユニ
ットが前記複数の電極群の電極群ピッチに対応して配置
されるように、各検査ユニットの位置を前記表示パネル
の辺方向に沿って双方向に微調整可能とした。これによ
り、表示パネルの辺方向に沿った複数の検査ユニットの
位置合わせをさらに高精度に行うことができる。
【0020】請求項5に記載の発明では、前記加圧機構
は、所定の接触圧力にて前記検査用電極を前記電極群に
対して接触させる一対の加圧レバーを備えている。そし
て、一対の加圧レバーは、検査用電極を対応する前記電
極群と接触可能とする位置に保持した状態で、表示パネ
ルの辺方向と直交する方向且つ該表示パネルから離間す
る方向に、前記検査用電極の先端部が視認可能となる位
置まで移動可能に設けられる。従って、検査用電極と電
極群との接触具合を視認可能とすることができ、これに
より高精度に両電極を接触させることができる。
【0021】請求項6又は7に記載の発明によれば、前
記検査用電極の先端部が視認可能となる位置まで上部加
圧レバー及び下部加圧レバーが移動した時の該上部加圧
レバーの加圧方向の回動量は、回動量調節手段によって
調節される。従って、検査用電極と電極群との接触具合
の確認時には、該検査用電極が電極群に対して接触保持
される加圧力で押し下げられるため、検査用電極が損傷
することはない。
【0022】請求項8に記載の発明では、前記一対の加
圧レバーは支点ブロックに回動可能に支持され、該支点
ブロックは、前記表示パネルの辺方向に直交する方向に
沿って設けられる回動軸を支軸として回動可能に設けら
れている。これにより、前記表示パネルに歪みが発生し
た場合にも、一対の加圧レバーは前記表示パネルに対し
て追従可能となり、両電極を高精度に接触させることが
できる。
【0023】請求項9に記載の発明によれば、前記一対
の加圧レバーは前記検査用電極を非加圧する方向へ回動
した時に回動規制手段に当接し、これにより前記支点ブ
ロックの回動が規制される。従って、前記一対の加圧レ
バーが前記検査用電極から離間する方向に回動したとき
に、該一対の加圧レバーが前記表示パネルを損傷させる
ことが防止される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、例えばプラズマ
・ディスプレイ・パネル(以下、PDP: PlasmaDisplay Pa
nel)のパネル検査装置に具体化した一実施形態を図1〜
図10に従って説明する。
【0025】図1は、本実施形態のパネル検査装置を示
す平面図である。パネル検査装置11にはステージ21
が設けられ、そのステージ21には被試験パネルとして
のPDP等の表示パネル(以下、PDPパネル)22が
吸着機構等の固定手段(図示略)によって所定の位置に
固定されている。
【0026】PDPパネル22の所定の複数辺には、そ
れぞれ複数の電極(以下、PDP電極)23が各辺に沿
って形成されている。尚、説明の都合上、以下では、1
つの辺に沿って形成された電極23について説明する。
【0027】PDP電極23は、所定の電極幅及び電極
ピッチにて形成されるとともに、所定数毎に一定の間隔
を空けて形成され、複数(本実施形態では6つ)の電極
群(以下、PDP電極群)23a〜23fを構成してい
る。つまり、各PDP電極群23a〜23fは、1つの
辺に沿って互いに所定の間隔(電極群ピッチ)で離間さ
れて形成されている。
【0028】このように構成されるPDPパネル22に
対して、パネル検査装置11には、加圧機構を有した複
数(本実施形態では6つ)の検査ユニット24a〜24
fが該パネル22に形成された複数のPDP電極群23
a〜23fに対応して設けられている。
【0029】各検査ユニット24a〜24fには、それ
ぞれ検査用電極25a〜25fが備えられている。尚、
本実施形態において、検査用電極25a〜25fには、
可撓性を有する、例えばフレキシブルプリント基板(FP
C: Flexible Print Circuit)が使用される。検査ユニ
ット24a〜24fは、PDPパネル22上に形成され
る複数のアライメントマーク(図示略)を基準として各
検査用電極25a〜25fと、それらに対応するPDP
電極群23a〜23fとの位置合わせを行う。そして、
検査ユニット24a〜24fは、その加圧機構により検
査用電極25a〜25fとPDP電極群23a〜23f
とを接触させることで、後述する駆動回路から出力され
る検査用信号が該検査用電極25a〜25fを介して各
PDP電極群23a〜23fからPDPパネル22に供
給される。
【0030】パネル検査装置11には、PDPパネル2
2の辺方向に沿って第1レール26が敷設され、各検査
ユニット24a〜24fは、該第1レール26に沿って
双方向(図1に示す矢印A方向)に移動可能に設けられ
ている。
【0031】また、パネル検査装置11には、所定の長
さを有する棒状の治具27が第1レール26に対して平
行にキャッチブロック28,29にて支持されている。
この治具27は、キャッチブロック28,29に対して
着脱可能である。
【0032】治具27には、位置決め手段としての複数
の接続ブロック30a〜30fが所定の間隔毎に取着さ
れている。詳しくは、接続ブロック30a〜30fは、
各PDP電極群23a〜23fの電極群ピッチに対応し
た位置にて治具27に予め取着されるものであり、本実
施形態では、6つのPDP電極群23a〜23fに対応
して6つの接続ブロック30a〜30fが設けられてい
る。即ち、治具27は、PDPパネル22の一つの辺に
形成されるPDP電極群23a〜23fの電極群数、さ
らには電極群ピッチに対応した所定ピッチ毎に接続ブロ
ック30a〜30fを有している。
【0033】各接続ブロック30a〜30fには、該接
続ブロック30a〜30fと検査ユニット24a〜24
fとをそれぞれ連結するキャッチクリップ31a〜31
fが取着されている。そして、検査ユニット24a〜2
4fは、それらキャッチクリップ31a〜31fを介し
て、上記治具27に予め取着される接続ブロック30a
〜30fと連結固定されている。
【0034】また、各キャッチクリップ31a〜31f
は、各接続ブロック30a〜30fが有する調整手段と
しての微調整用ネジ32a〜32fにて、各検査ユニッ
ト24a〜24fをキャッチする位置をPDPパネル2
2の辺方向に沿って若干調整可能に形成されている。こ
れにより、接続ブロック30a〜30fと連結された各
検査ユニット24a〜24fは、各PDP電極群23a
〜23fの電極群ピッチに合わせてPDPパネル22の
辺方向に沿って微調整可能である。
【0035】図2は、パネル検査装置11の拡大平面図
であって、上記キャッチブロック28の周辺を拡大して
示したものである。パネル検査装置11には、上記PD
Pパネル22の辺方向と直交する方向に沿って複数の第
2レール33が敷設され、その第2レール33に沿って
双方向(図2に示す矢印B方向)に移動可能にベース部
材34が支持されている。このベース部材34は、第1
レール26に沿った方向、即ちPDPパネル22の辺方
向(図2に示す矢印A方向)に沿って移動不能である。
そして、ベース部材34の双方向の移動は、それぞれア
ブソーバ35又はストッパ36により規制される。ま
た、ベース部材34がPDPパネル22に近接する時の
移動速度がアブソーバ35により制御される。
【0036】ベース部材34には、スライドブロック3
7がPDPパネル22の辺方向に沿って双方向(図2に
示す矢印A方向)に移動可能に支持され、そのスライド
ブロック37は、上記治具27の一端部を支持するキャ
ッチブロック28に取着されている。つまり、治具27
とスライドブロック37とは、キャッチブロック28に
より連結固定されている。
【0037】スライドブロック37はアライメント用モ
ータ38を有し、該モータ38の回転軸38aには偏心
カム39が軸着されている。この偏心カム39には、ス
ライドブロック37に設けられたカムフォロア40が当
接されている。さらに、スライドブロック37は、ベー
ス部材34に設けられたスプリング41によって、図2
に示す矢印Aの右方向に付勢されている。
【0038】従って、アライメント用モータ38の回転
軸38aが回転されると、偏心カム39によってカムフ
ォロア40が図2に示す矢印Aの左方向に移動する。す
ると、スライドブロック37及びそのスライドブロック
37に連結された治具27が同じく矢印Aの左方向に移
動する。その結果、図1に示す各検査ユニット24a〜
24fは、第1レール26に沿って同図に示す矢印Aの
左方向に同一の変位量で移動する。
【0039】また、上記したように、スライドブロック
37は、スプリング41によって図2に示す矢印Aの右
方向に付勢されている。従って、アライメント用モータ
38の回転軸38aがさらに回転すると、カムフォロア
40は偏心カム39から離間せずに該偏心カム39の回
転に基づいて矢印Aの右方向に移動する。その結果、図
1に示す各検査ユニット24a〜24fは、第1レール
26に沿って同図に示す矢印Aの右方向に同一の変位量
で移動する。
【0040】このようにして、各検査ユニット24a〜
24fは、アライメント用モータ38による偏心カム3
9の回転に基づきPDPパネル22の辺方向に沿って第
1レール26上を各検査ユニット24a〜24f間のピ
ッチを維持したまま移動する。つまり、各検査ユニット
24a〜24fは同一の変位量で移動するので、PDP
パネル22の辺方向の位置ずれに対応した位置合わせが
容易に可能となる。
【0041】次に、パネルサイズを変更する際のPDP
電極群23a〜23fと検査ユニット24a〜24fと
の位置合わせを行う場合について図3〜図5に従って説
明する。
【0042】図3に示すPDPパネル22は、その一辺
の長さ(幅又は高さ)がL1であって、所定の電極幅及
び電極ピッチ(図示略)で構成される6つのPDP電極
群23a〜23fが電極群ピッチP1を有して形成され
ている。
【0043】このようなパネルサイズを持つPDPパネ
ル22に対応して、各PDP電極群23a〜23f及び
電極群ピッチP1に対応した位置に接続ブロック30a
〜30fを有した治具27が準備される。従って、各検
査ユニット24a〜24fは、治具27の各接続ブロッ
ク30a〜30fにより、予めPDP電極群23a〜2
3f及び電極群ピッチP1に対応した位置に位置決めさ
れて連結される。
【0044】図4に示すPDPパネル22aは、その一
辺の長さ(幅又は高さ)がL2(L2<L1)であっ
て、所定の電極幅及び電極ピッチ(図示略)で構成され
る6つのPDP電極群23a〜23fが電極群ピッチP
2(P2<P1)を有して形成されている。尚、PDP
電極群23a〜23fを構成する電極幅及び電極ピッチ
は、上記図3のPDP電極群23a〜23fのそれらと
同一である。
【0045】このようなパネルサイズを持つPDPパネ
ル22aに対応して、各PDP電極群23a〜23f及
び電極群ピッチP2に対応した位置に接続ブロック30
a〜30fを有した治具27aが準備され、上記図3に
示す治具27と交換される。この際、パネル22aは、
電極群ピッチP2(<P1)で構成されているため、治
具27aにおける各接続ブロック30a〜30f間のピ
ッチは、上記治具27におけるそれらのピッチに比べて
短く設定される(即ち、電極群ピッチP2に対応したピ
ッチに設定される)。
【0046】これにより、各検査ユニット24a〜24
fは、治具27aの各接続ブロック30a〜30fに連
結され、予めPDP電極群23a〜23f及び電極群ピ
ッチP2に対応した位置に位置決めされる。
【0047】図5に示すPDPパネル22bは、その一
辺の長さ(幅又は高さ)がL3(L3<L2<L1)で
あって、所定の電極幅及び電極ピッチ(図示略)で構成
される5つのPDP電極群23a〜23eが電極群ピッ
チP2(P2<P1)を有して形成されている。尚、P
DP電極群23a〜23eを構成する電極幅及び電極ピ
ッチ、電極群ピッチP2は、上記図4に示すPDP電極
群23a〜23eのそれらと同一である。
【0048】このようなパネルサイズを持つPDPパネ
ル22bに対応して、各PDP電極群23a〜23e及
び電極群ピッチP2に対応した位置に接続ブロック30
a〜30eを有した治具27bが準備され、上記図4に
示す治具27aと交換される。この治具27bは、PD
P電極群23a〜23eに対応する接続位置に固定され
た接続ブロック30a〜30eと、それらと離間した非
接続位置に固定された接続ブロック30fを有する。こ
こで、治具27bの各接続ブロック30a〜30e間の
ピッチは、パネル22bのPDP電極群23a〜23e
及び電極群ピッチP2が上記図4に示すパネル22aの
それらと同様であるため、治具27aの各接続ブロック
30a〜30e間のピッチと同じ値に設定される。
【0049】つまり、図5に示すように、検査ユニット
24a〜24eは各接続ブロック30a〜30eに連結
固定され、パネル22bに形成された5つのPDP電極
群23a〜23eと対応する配置に設置される。そし
て、検査ユニット24fは、接続ブロック30fに連結
固定され、パネル22bとの非接触位置に退避させられ
る。尚、接続ブロック30fは、治具27bから抜脱さ
せてもよい。
【0050】これにより、各検査ユニット24a〜24
eは、治具27bの各接続ブロック30a〜30eと連
結され、予めPDP電極群23a〜23e及び電極群ピ
ッチP2に対応した位置に位置決めされる。そして、検
査ユニット24fは接続ブロック30fと連結され、P
DPパネル22bとの非接触位置に位置決めされる。
【0051】次に、検査ユニット24aの構成を図6〜
図8に従って説明する。尚、説明の都合上、以下では、
検査ユニット24aの構成について説明するが、他の検
査ユニット24b〜24fも同様に構成されている。
【0052】図6に示すように、パネル検査装置11
(図1参照)には、位置測定手段としてのカメラ42が
設けられている。このカメラ42は、検査ユニット24
aが備える検査用電極25aと、PDPパネル22に形
成されたPDP電極群23aとが接触した状態での両電
極23a,25a同士の重なり具合を測定するために設
けられている。
【0053】また、図7に示すように、PDPパネル2
2を吸着機構等によって載置固定するステージ21の裏
面(図では、ステージ21の下側)には、上記したよう
に、PDPパネル22を検査するための検査用信号を供
給する駆動回路43が設けられている。駆動回路43
は、PDPパネル22に形成されたPDP電極群23a
と検査ユニット24aが備える検査用電極25aとを電
気的に接続するためのフィルム状配線基板(以下、フィ
ルム基板)44を備えている。このフィルム基板44
は、PDPパネル22と駆動回路43とを接続し得る長
さを有している。
【0054】このため、検査ユニット24aには、検査
用電極25aと駆動回路43のフィルム基板44とを中
継する中継基板として中継用フィルム基板(以下、中継
フレキ)45が備えられ、該中継フレキ45は検査用電
極25aと一体に接続されている。そして、中継フレキ
45とフィルム基板44とは、それらとの接触面にて弾
性絶縁体を有するバネ性の中継クリップ46により接続
される。これにより、駆動回路43から出力される検査
用信号は、フィルム基板44、中継フレキ45、検査用
電極25a、及びPDP電極群23aを介してPDPパ
ネル22に供給される。
【0055】検査ユニット24aは、第1レール26上
をPDPパネル22の辺方向に沿って双方向に移動可能
なベース51を備え、このベース51は上記キャッチク
リップ31aを介して接続ブロック30aに接続され
る。
【0056】ベース51には、PDPパネル22の辺方
向と直交する方向に移動可能なスライダ52と、該スラ
イダ52を駆動する駆動シリンダ53と、検査用電極2
5a及び中継フレキ45を固定する固定ブロック54と
が設けられている。図6及び図7に示すように、この固
定ブロック54は、その上端部がPDPパネル22側に
向かって前傾する傾斜状に形成され、検査用電極25a
を水平面に対して所定の傾斜角度を有する状態で固定す
る。
【0057】スライダ52には、回動軸55が該スライ
ダ52に対し回転不能に支持され、その回動軸55に
は、支点ブロック56が図8に示す矢印C方向に回動可
能に支持されている。この支点ブロック56には、検査
用電極25aの上面を加圧する上部加圧レバー57a
と、検査用電極25aの下面を加圧する下部加圧レバー
57bとが設けられ、各加圧レバー57a,57bの先
端部にはそれぞれ弾性体58a,58bが取着されてい
る。また、図8に示すように、下部加圧レバー57bの
先端部下方は一部切り欠かれており、上記中継フレキ4
5の通過経路59が設けられている。
【0058】図6に示すように、上部加圧レバー57a
は回動軸60aに回動可能に支持され、下部加圧レバー
57bは回動軸60bに回動可能に支持されている。ま
た、各加圧レバー57a,57bの基端部には、加圧シ
リンダ61が接続されている。そして、上部加圧レバー
57a、下部加圧レバー57b、及び加圧シリンダ61
とにより平行リンク機構が構成され、該加圧シリンダ6
1により各加圧レバー57a,57bが駆動され回動す
る。
【0059】詳述すると、加圧シリンダ61により各加
圧レバー57a,57bの基端部が互いに遠ざかる方向
に移動するとき、各加圧レバー57a,57bは、検査
用電極25aの上下面を加圧する方向に回動する。逆
に、加圧シリンダ61により各加圧レバー57a,57
bの基端部が互いに近づく方向に移動するとき、各加圧
レバー57a,57bは、検査用電極25aを非加圧す
る方向(検査用電極25aから離間する方向)に回動す
る。そして、各加圧レバー57a,57bが検査用電極
25aを加圧する際の加圧面の上下方向の位置は、加圧
シリンダ61の上下方向の移動に基づいて調整される。
【0060】上記支点ブロック56の後方(加圧シリン
ダ61側)には、該支点ブロック56の回動を規制する
回動規制手段としての回動規制板62が設けられてい
る。この回動規制板62は、加圧シリンダ61により各
加圧レバー57a,57bが検査用電極25aを非加圧
する方向(検査用電極25aから離間する方向)に回動
したときに、支点ブロック56の回動(図8に示す矢印
C方向の回動)を規制する。
【0061】詳述すると、各加圧レバー57a,57b
が検査用電極25aから離間する方向に回動すると、各
加圧レバー57a,57bが回動規制板62に当接し、
支点ブロック61の回動が規制される。逆に、各加圧レ
バー57a,57bが検査用電極25aを加圧する方向
に回動すると、各加圧レバー57a,57bが回動規制
板62から離間し、支点ブロック61は回動可能とな
る。従って、この状態では、各加圧レバー57a,57
bは、図8に示す矢印C方向に回動可能となる。
【0062】このような回動規制板62を設けること
で、各加圧レバー57a,57bが検査用電極25aか
ら離間する方向に回動したときには、支点ブロック56
が回動不能となるため、各加圧レバー57a,57bの
先端部によりパネル22を損傷することが防止される。
一方、各加圧レバー57a,57bが検査用電極25a
を加圧する方向に回動したときには、支点ブロック56
が回動可能となるため、パネル22の歪みに対して各レ
バー57a,57bを追従可能とする構成にすることが
できる。
【0063】上部加圧レバー57aには、回動量調節手
段としてのストッパボルト63が設けられている。この
ストッパボルト63は、検査用電極25a上面を加圧す
る方向への上部加圧レバー57aの回動量を調節する。
詳しくは、図6に示すように、ストッパボルト63が固
定ブロック54の上部に当接して、上部加圧レバー57
aの回動量が規制される。そして、後述するように、こ
のストッパボルト63により上部加圧レバー57aの加
圧方向の回動量を調節することにより、検査用電極25
aの押し下げ量が決定される。
【0064】次に、このように構成される検査ユニット
24aの作用を説明する。上記したように、検査ユニッ
ト24aは、PDP電極群23aに対応して予め位置決
めされて固定される接続ブロック30aを有する治具2
7とキャッチクリップ31aを介して接続される。これ
により、PDPパネル22の辺方向における検査用電極
25aとPDP電極群23aとの接触位置がほぼ決定さ
れる。
【0065】次いで、検査ユニット24aは、検査用電
極25aとPDP電極群23aとが接触可能となる位置
に達するまで、第2レール33に沿って図6に示す右矢
印方向に移動する。この状態から、駆動シリンダ53に
よってスライダ52が図6に示す左矢印方向に移動する
と、各加圧レバー57a,57bが固定ブロック54に
対して後退する。つまり、図6に示すように、検査用電
極25aがPDP電極群23aとの接触位置に保持され
たまま、各加圧レバー57a,57bがPDPパネル2
2から離間する方向に後退する。
【0066】この状態で、加圧シリンダ61によって上
部加圧レバー57aが加圧方向に回動すると、該加圧レ
バー57aは、検査用電極25aの先端と固定端との略
中間部分を押し下げる。
【0067】これにより、図6に示すように、検査用電
極25aの先端部が視認可能な状態で、該検査用電極2
5aをPDP電極群23aに接触させることができる。
尚、検査用電極25aとPDP電極群23aとを接触さ
せる際の上部加圧レバー57aによる検査用電極25a
の押し下げ量は、固定ブロック54上端に当接させるス
トッパボルト63によって調整可能である。即ち、スト
ッパボルト63によって検査用電極25aの押し下げ量
を調整することで、検査用電極25a先端部をPDP電
極群23aに接触保持させるような加圧力に設定するこ
とができる。これにより、上部加圧レバー57aによる
検査用電極25aの損傷を防止することができる。
【0068】このようにして、検査用電極25aとPD
P電極群23aとを接触させた状態で、検査用電極25
aの先端部をカメラ42により撮像することで、該検査
用電極25aとPDP電極群23aとの重なり具合を認
識する。その結果、両電極23a,25aの接触位置に
ズレが生じている場合には、検査用電極25aの電極位
置を補正する。
【0069】そして、PDP電極群23aに対する検査
用電極25aの接触位置が決定された後、駆動シリンダ
53によってスライダ52が図6に示す右矢印方向に移
動すると、各加圧レバー57a,57bが固定ブロック
54に対して前進する。つまり、図7に示すように、各
加圧レバー57a,57bの先端部が検査用電極25a
の先端部まで移動する。
【0070】この状態で、加圧シリンダ61によって各
加圧レバー57a,57bが加圧方向に回動すると、P
DPパネル22及び検査用電極25aが各加圧レバー5
7a,57b先端部の弾性体58a,58bによって挟
み込まれる。これにより、検査ユニット24aは、検査
用電極25aをPDP電極群23aに対して予め位置決
めされた位置で精度良く接触させることができる。
【0071】図9は、検査用電極25aとPDP電極群
23aとの接触状態を示す側面図である。尚、図9
(a)には、本実施形態の検査ユニット24aに設けら
れる固定ブロック54を示し、図9(b)には、従来構
成の固定ブロック54aの一例を比較のため示す。
【0072】本実施形態の固定ブロック54は、上記し
たようにその上端部がPDPパネル22側に向かって前
傾する傾斜状に形成されている。つまり、検査用電極2
5aは、水平面に対して所定の傾斜角度を有して固定ブ
ロック54に固定される。一方、図9(b)に示すよう
に、従来の固定ブロック54aは、その上端部が平坦状
に形成されており、検査用電極25aを水平面と平行す
るように固定する。
【0073】ここで、各固定ブロック54,54aにそ
れぞれ支持される検査用電極25aを、同一変位量で垂
直方向に変位させて両電極23a,25aを接触させた
場合、検査用電極25aを斜めに固定した場合における
水平方向変位f1は、検査用電極25aを水平に固定し
た場合における水平方向変位f2よりも大きくなる。
【0074】PDP電極群23aは、ガラス製のPDP
パネル22表面にクロム(Cr)等の金属を蒸着するこ
とによって形成されるが、大気中に晒されることで該パ
ネル22表面には酸化膜が形成される。このような酸化
膜が形成されると、該酸化膜が絶縁層となり両電極23
a,25aの接触性を阻害する場合がある。このため、
安定した接触性を得るには、上記酸化膜を除去した状態
で両電極23a,25aを接触させることが好ましい。
【0075】上記したように、本実施形態では、固定ブ
ロック54に検査用電極25aを斜めに固定すること
で、該検査用電極25aを垂直方向に加圧した際の水平
方向変位を大きくすることができる。従って、PDP電
極群23a上に形成される酸化膜を除去するワイピング
効果を高め、該酸化膜を除去した状態で安定した接触性
を得ることをも可能としている。
【0076】図10は、PDPパネル22の伸縮(反
り)が発生した場合の検査ユニット24aの作用を説明
する断面図である。PDPパネル22自体の反りが発生
した場合、検査ユニット24aの各加圧レバー57a,
57bは、同図に示すeを回動中心として一点鎖線で示
す位置に回動する。つまり、上記したように、各加圧レ
バー57a,57bと加圧シリンダ61とは平行リンク
機構を構成しているため、各加圧レバー57a,57b
は、パネル22の厚み方向への変位に対して追従可能で
ある。さらに、各加圧レバー57a,57bは、支点ブ
ロック56が回動軸55を支軸として回動可能であるた
め、パネル22の円弧状の変位に対しても追従可能であ
る(図6及び図7参照)。これにより、検査用電極25
aとPDP電極群23aとを均一に接触させることがで
きる。
【0077】この際、PDP電極群23aのピッチ方向
に微小なズレdが生じるが、検査用電極25aと上部加
圧レバー57aの弾性体58aとは固着されていないた
め、検査用電極25aは、ズレdの影響を受けずに予め
位置決めされた位置にてPDP電極群23aと高精度に
接触する。
【0078】尚、上記のパネル検査装置は図示しない制
御装置を備え、該制御装置により図1に示す検査ユニッ
ト24a〜24f等が制御される。制御装置は操作盤を
備え、作業者により操作盤の操作に応答して検査ユニッ
ト24a〜24fの移動、検査用電極25a〜25fの
加圧を行う。
【0079】詳しくは、制御装置には複数のバルブが接
続され、該バルブを開閉制御し、図6に示す検査ユニッ
ト24aの駆動シリンダ53、加圧シリンダ61に供給
する空気の供給方向を切り替える。これにより、制御装
置は、検査ユニット24aを移動させ、検査用電極25
aとPDPパネル22を挟持する上部及び下部加圧レバ
ー57a,57bを回動させる。
【0080】また、制御装置には複数のバルブが接続さ
れ、該バルブを開閉制御し、図2に示すベース部材34
を移動させるシリンダに供給する空気の供給方向を切り
替える。これにより、制御装置は、ベース部材34を、
各検査ユニット24a〜24fがPDPパネル22に近
接する検査位置と、PDPパネル22から離間した非検
査位置とに選択的に配置する。
【0081】更に、制御装置にはアライメント用モータ
38が接続され、操作盤の操作に応じて該モータ38を
回転駆動する。これにより、制御装置は、スライドブロ
ック37をPDPパネル22の辺方向に沿って移動させ
る。
【0082】以上記述したように、本実施形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)検査ユニット24aには、上部及び下部加圧レバ
ー57a,57bが、固定ブロック54に固定された検
査用電極25aとPDP電極群23aとを接触可能な位
置に保持した状態で、PDPパネル22から離間する方
向に移動可能に設けられる。これにより、検査用電極2
5aとPDP電極群23aとの重なり具合が視認可能な
状態にて、両電極23a,25aの位置合わせを予め行
うことができる。従って、検査ユニット24aは、検査
用電極25aをPDP電極群23aに対して高精度に接
触させることができ、ひいてはパネル検査効率を向上さ
せることができる。
【0083】(2)各加圧レバー57a,57bと加圧
シリンダ61とにより構成される平行リンク機構によ
り、各加圧レバー57a,57bは、PDPパネル22
の厚み方向の変位に対して追従可能である。さらに、各
加圧レバー57a,57bは、支点ブロック56が回動
軸55を支軸として回動可能であるため、パネル22の
円弧状の変位に対して追従可能である。従って、検査ユ
ニット24aは、PDPパネル22自体の伸縮(反り)
が発生した場合にも、検査用電極25aをPDP電極群
23aに対して高精度に接触させることができる。
【0084】(3)固定ブロック54は、検査用電極2
5aをPDPパネル22側に所定の傾斜角度で前傾した
状態で固定する。これにより、検査用電極25aとPD
P電極群23aとの接触時におけるワイピング(酸化膜
除去)効果を向上させることができる。従って、両電極
23a,25aの接触性を高めることができる。
【0085】(4)PDPパネル22の一つの辺に対応
して設けられる複数の検査ユニット24a〜24fは、
該パネル22における複数のPDP電極群23a〜23
fの電極幅及び電極ピッチ、さらには電極群ピッチP1
に対応した位置に接続ブロック30a〜30fを有した
治具27と接続される。そして、予め位置決めされた位
置にそれら接続ブロック30a〜30fが固定された治
具27は、パネルサイズに応じて準備される。これによ
り、パネルサイズ変更時における位置合わせの調整作業
を容易に行うことができる。
【0086】(5)検査用電極25aとPDP電極群2
3aとを電気的に接続するための中継用フィルム配線基
板(中継フレキ)45が設けられ、該中継フレキ45
は、下部加圧レバー57aの先端部下方にて切り欠き形
成された通過経路59を通過して駆動回路43のフィル
ム基板44と接続される。これにより、中継フレキ45
及びフィルム基板44は、検査用電極25aとともに加
圧されないため、加圧による破損が防止される。従っ
て、検査用電極25aの長寿命化の実現が可能となるた
め、パネル検査装置11のランニングコスト(維持費)
を低減することができる。
【0087】尚、本実施形態は、以下の態様で実施して
もよい。 ・本実施形態では、中継フレキ45と検査用電極25a
とが一体に接続されて設けられているが、必ずしも一体
に設ける必要はない。
【0088】・本実施形態では、PDPパネル22の一
つの辺に6つのPDP電極群23a〜23fが構成され
る場合に具体化したが、これに限らず5以下又は7以上
構成される場合に具体化してもよい。
【0089】・本実施形態の治具27内には、制御装置
(本実施形態では図示せず)から各検査ユニット24a
〜24fへのエア配管・配線を内蔵することもできる。
このようにすれば、検査ユニット24a〜24fの脱着
時にそれら配管・配線の接続作業を容易に行うことが可
能となる。
【0090】・本実施形態では、PDPパネル22の辺
方向に沿った各検査ユニット24a〜24f(図1参
照)の位置を微調整用ネジ32a〜32fによって微調
整可能としたが、各検査ユニット24a〜24fが、該
パネル22の辺方向に沿ってスライド可能とする駆動機
構を個別に備えるようにしてもよい。
【0091】本実施形態の特徴をまとめると以下のよう
になる。 (付記1) 検査用電極を備えた検査ユニットが表示パ
ネルの周辺に沿って配列される電極群に対応して設けら
れ、該電極群に前記検査用電極を接触させるパネル検査
装置において、前記検査ユニットは、前記電極群に前記
検査用電極を圧接させる加圧機構を備えてなり、該加圧
機構は、前記検査用電極と前記電極群とを接触可能とす
る位置に保持した状態で、前記表示パネルの辺方向と直
交する方向に双方向に移動可能に設けられていることを
特徴とするパネル検査装置。 (付記2) 前記検査用電極は、所定の傾斜角度で前記
表示パネル側に前傾させて前記検査ユニットに固定され
ることを特徴とする付記1記載のパネル検査装置。 (付記3) 前記検査ユニットは、前記表示パネルの周
辺に沿って配列される複数の電極群に対応して複数設け
られ、前記複数の検査ユニットは、前記複数の電極群に
対応して複数の位置決め手段を有する治具に接続される
ことを特徴とする付記1記載のパネル検査装置。 (付記4) 前記位置決め手段は、前記表示パネルのパ
ネルサイズに応じて形成される前記複数の電極群に対応
した位置で前記治具に予め設けられることを特徴とする
付記3記載のパネル検査装置。 (付記5) 前記治具は、前記複数の電極群の電極群数
及び電極群ピッチに対応した数及びピッチにて前記位置
決め手段を複数有し、該治具は、前記表示パネルのパネ
ルサイズに応じてそれぞれ準備されるものであることを
特徴とする付記3記載のパネル検査装置。 (付記6) 前記治具は、前記複数の電極群との対応位
置に固定された位置決め手段と、当該複数の電極群との
非対応位置に固定された位置決め手段とを有することを
特徴とする付記3記載のパネル検査装置。 (付記7) 前記位置決め手段には、前記複数の検査ユ
ニットが前記複数の電極群の電極群ピッチに対応して配
置されるように、当該各検査ユニットの位置を前記表示
パネルの辺方向に沿って双方向に微調整させる調整手段
がさらに設けられていることを特徴とする付記3記載の
パネル検査装置。 (付記8) 前記表示パネルに検査用信号を供給する駆
動回路を備え、前記検査ユニットは、前記検査用電極と
前記電極群とを電気的に接続させる中継基板を、該検査
用電極と電極群との非接触位置にて前記駆動回路と中継
させ且つ該駆動回路に対して着脱可能としたことを特徴
とする付記1乃至7のいずれか一記載のパネル検査装
置。 (付記9) 前記加圧機構は、所定の接触圧力にて前記
検査用電極を前記電極群に対して接触させる一対の加圧
レバーを備え、前記一対の加圧レバーのいずれか一方に
は、前記中継基板の通過経路が形成されていることを特
徴とする付記8記載のパネル検査装置。 (付記10) 前記加圧機構は、所定の接触圧力にて前
記検査用電極を前記電極群に対して接触させる一対の加
圧レバーを備え、前記一対の加圧レバーは、前記検査用
電極を対応する前記電極群と接触可能とする位置に保持
した状態で、前記表示パネルの辺方向と直交する方向且
つ該表示パネルから離間する方向に前記検査用電極の先
端部が視認可能となる位置まで移動可能に設けられるこ
とを特徴とする付記1記載のパネル検査装置。 (付記11) 前記一対の加圧レバーは、前記検査用電
極の上面及び下面を加圧する上部加圧レバーと下部加圧
レバーとから構成され、前記検査ユニットには、前記検
査用電極の先端部が視認可能となる位置まで前記上部及
び下部加圧レバーが移動したときに、該上部加圧レバー
の加圧方向の回動量を調節する回動量調節手段を備えた
ことを特徴とする付記10記載のパネル検査装置。 (付記12) 前記回動量調節手段は、前記検査用電極
の先端部を前記電極群に接触保持するように設定されて
いることを特徴とする付記11記載のパネル検査装置。 (付記13) 前記一対の加圧レバーは支点ブロックに
回動可能に支持され、該支点ブロックは、前記表示パネ
ルの辺方向に直交する方向に沿って設けられる回動軸を
支軸として回動可能に設けられることを特徴とする付記
10又は11記載のパネル検査装置。 (付記14) 前記一対の加圧レバーが前記検査用電極
を非加圧する方向へ回動したときに該一対の加圧レバー
と当接し、前記支点ブロックの回動を規制する回動規制
手段を備えたことを特徴とする付記13記載のパネル検
査装置。
【0092】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
表示パネルの電極に対して検査用電極を高精度に接触さ
せ得るパネル検査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のパネル検査装置を示す平面図で
ある。
【図2】 パネル検査装置を示す拡大平面図である。
【図3】 パネルサイズ変更時の位置合わせを説明する
平面図である。
【図4】 パネルサイズ変更時の位置合わせを説明する
平面図である。
【図5】 パネルサイズ変更時の位置合わせを説明する
平面図である。
【図6】 検査ユニットを示す側面図である。
【図7】 検査ユニットを示す側面図である。
【図8】 検査ユニットを示す正面図である。
【図9】 検査ユニットの作用を説明する側面図であ
る。
【図10】 検査ユニットの作用を説明する断面図であ
る。
【図11】 従来のパネル検査装置を示す断面図であ
る。
【図12】 従来の検査ユニットを示す側面図である。
【符号の説明】
11 パネル検査装置 22 表示パネルとしてのPDPパネル 23a〜23f 電極群としてのPDP電極群 24a〜24f 検査ユニット 25a〜25f 検査用電極 57a,57b 加圧機構としての上部及び下部加圧レ
バー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G036 AA19 AA25 AA27 BA32 BB12 CA02 4M106 AA20 AB09 AD11 AD23 BA01 DD12 DD13 DD16 5C012 AA05 AA09 VV10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査用電極を備えた検査ユニットが表示
    パネルの周辺に沿って配列される電極群に対応して設け
    られ、該電極群に前記検査用電極を接触させるパネル検
    査装置において、 前記検査ユニットは、前記電極群に前記検査用電極を圧
    接させる加圧機構を備えてなり、該加圧機構は、前記検
    査用電極と前記電極群とを接触可能とする位置に保持し
    た状態で、前記表示パネルの辺方向と直交する方向に双
    方向に移動可能に設けられていることを特徴とするパネ
    ル検査装置。
  2. 【請求項2】 前記検査用電極は、所定の傾斜角度で前
    記表示パネル側に前傾させて前記検査ユニットに固定さ
    れることを特徴とする請求項1記載のパネル検査装置。
  3. 【請求項3】 前記検査ユニットは、前記表示パネルの
    周辺に沿って配列される複数の電極群に対応して複数設
    けられ、 前記複数の検査ユニットは、前記複数の電極群に対応し
    て複数の位置決め手段を有する治具に接続されることを
    特徴とする請求項1記載のパネル検査装置。
  4. 【請求項4】 前記位置決め手段には、前記複数の検査
    ユニットが前記複数の電極群の電極群ピッチに対応して
    配置されるように、当該各検査ユニットの位置を前記表
    示パネルの辺方向に沿って双方向に微調整させる調整手
    段がさらに設けられていることを特徴とする請求項3記
    載のパネル検査装置。
  5. 【請求項5】 前記加圧機構は、所定の接触圧力にて前
    記検査用電極を前記電極群に対して接触させる一対の加
    圧レバーを備え、 前記一対の加圧レバーは、前記検査用電極を対応する前
    記電極群と接触可能とする位置に保持した状態で、前記
    表示パネルの辺方向と直交する方向且つ該表示パネルか
    ら離間する方向に前記検査用電極の先端部が視認可能と
    なる位置まで移動可能に設けられることを特徴とする請
    求項1記載のパネル検査装置。
  6. 【請求項6】 前記一対の加圧レバーは、前記検査用電
    極の上面及び下面を加圧する上部加圧レバーと下部加圧
    レバーとから構成され、 前記検査ユニットには、前記検査用電極の先端部が視認
    可能となる位置まで前記上部及び下部加圧レバーが移動
    したときに、該上部加圧レバーの加圧方向の回動量を調
    節する回動量調節手段を備えたことを特徴とする請求項
    5記載のパネル検査装置。
  7. 【請求項7】 前記回動量調節手段は、前記検査用電極
    の先端部を前記電極群に接触保持するように設定されて
    いることを特徴とする請求項6記載のパネル検査装置。
  8. 【請求項8】 前記一対の加圧レバーは支点ブロックに
    回動可能に支持され、該支点ブロックは、前記表示パネ
    ルの辺方向に直交する方向に沿って設けられる回動軸を
    支軸として回動可能に設けられることを特徴とする請求
    項5又は6記載のパネル検査装置。
  9. 【請求項9】 前記一対の加圧レバーが前記検査用電極
    を非加圧する方向へ回動したときに該一対の加圧レバー
    と当接し、前記支点ブロックの回動を規制する回動規制
    手段を備えたことを特徴とする請求項8記載のパネル検
    査装置。
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