JP2003042986A - ガス種判定方法 - Google Patents

ガス種判定方法

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JP2003042986A JP2001234615A JP2001234615A JP2003042986A JP 2003042986 A JP2003042986 A JP 2003042986A JP 2001234615 A JP2001234615 A JP 2001234615A JP 2001234615 A JP2001234615 A JP 2001234615A JP 2003042986 A JP2003042986 A JP 2003042986A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料ガスの種類を判別するガス種判定方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 特定の燃料ガスにのみ水蒸気を混入させ
る。ペルチェ素子73により結露板72を露点以下の所
定温度まで冷却し、結露ケース74内の燃料ガスに水蒸
気が含まれている場合には、水蒸気が結露する。この結
露した水により導線71aと71bとが短絡すると電気
抵抗値が減少する。水蒸気が混入されていない燃料ガス
では結露しない。この電気抵抗値の変化から燃料ガスの
種類を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス燃焼器具に供
給されることの予想される複数種類の燃料ガスのうち、
特定の燃料ガスが供給されたことを判定するガス種判定
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、家庭用ガス燃焼器具へ供給するガ
ス種としては、主に都市ガスとLPガス(プロパンを主
成分とした液化石油ガスで、以下、LPGと呼ぶ)とが
知られているが、LPGはやや高価である。そこで、最
近、安価なジメチルエーテル(以下、DMEと呼ぶ)を
LPGの代替燃料として使用することが検討されてい
る。また、DMEの供給は現在のところ十分なものでは
ないので、常にDMEを使い続けることができる保障も
なく、DMEの供給が滞った場合には、LPGを使う必
要があり、今後LPGをDMEに置き換えるようにして
も、当面の間はDMEとLPGとの並行使用をすること
も考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DME
とLPGとはウォッベ指数(WI)が大幅に異なるた
め、LPG用の燃焼器具にそのままDMEを供給する
と、単位時間当たりの発熱量(インプット)が大幅に変
化して燃焼器具の燃焼や出力などの特性が悪化してしま
うので、供給ガスがDMEかLPGかを判別する必要が
ある。そこで、本発明のガス種判定方法は上記課題を解
決し、燃料ガスの種類を容易に判別する方法を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の請求項1記載のガス種判定方法は、ガス燃焼器具に
供給されることの予想される複数種類の燃料ガスのう
ち、特定の燃料ガスが供給されたことを判定するガス種
判定方法であって、上記特定の燃料ガスは、その中に異
物を混入した状態にてガス供給路に供給し、上記供給さ
れた燃料ガスから上記異物を検出した場合に、その燃料
ガスが上記特定ガスであると判定することを要旨とす
る。
【0005】また、本発明の請求項2記載のガス種判定
方法は、上記請求項1記載のガス種判定方法において、
上記異物を水蒸気としたことを要旨とする。
【0006】また、本発明の請求項3記載のガス種判定
方法は、上記請求項2記載のガス種判定方法において、
上記供給される燃料ガスを露点以下の所定温度に冷却さ
せ、その時の水蒸気の結露の発生の有無により特定ガス
の判別を行うことを要旨とする。
【0007】また、本発明の請求項4記載のガス種判定
方法は、上記請求項3記載のガス種判定方法において、
上記結露の発生の有無を、結露発生面における電気抵抗
値に基づき判断することを要旨とする。
【0008】また、本発明の請求項5記載のガス種判定
方法は、上記請求項3記載のガス種判定方法において、
上記結露の発生の有無を、結露発生面における光の反射
状況に基づいて判断することを要旨とする。
【0009】また、本発明の請求項6記載のガス種判定
方法は、上記請求項3記載のガス種判定方法において、
上記燃料ガスの冷却は、ペルチェ素子により行なうこと
を要旨とする。
【0010】また、本発明の請求項7記載のガス種判定
方法は、上記請求項1記載のガス種判定方法において、
上記ガス燃焼器具に供給されることの予想される燃料ガ
スをジメチルエーテルとLPガスとして、該ジメチルエ
ーテルとLPガスとの何れか一方にのみ上記異物を混入
したことを要旨とする。
【0011】上記構成を有する本発明の請求項1記載の
ガス種判定方法は、特定の燃料ガスのみ、その中に異物
を混入させておき、ガス供給路に供給された燃料ガス内
の異物の有無を検出する。異物を検出した場合には、そ
の燃料ガスが特定ガスであると判定し、異物を検出しな
かった場合には、その燃料ガスが特定ガス以外のガスで
あると判定する。ガス種を判別する場合、通常その化学
的特性を捉えて行うが、ガス種毎の化学的特性の相違を
うまく捉えられない場合には、異物検出により容易にガ
ス種を判別することができる。
【0012】また、本発明の請求項2記載のガス種判定
方法は、特定ガスに水蒸気を混入して、燃料ガス中に水
蒸気が含まれるか否かを検出する。水蒸気が検出されれ
ば、ガス供給路中に特定の燃料ガスが供給されているこ
とが判定される。
【0013】また、本発明の請求項3記載のガス種判定
方法は、燃料ガスを露点以下の所定温度に冷却し、この
燃料ガスが特定ガスである場合には、混入された水蒸気
が結露する。特定ガス以外のガスが供給される場合に
は、水蒸気を含まないため露点以下まで冷却されても結
露しない。この結露の発生の有無から特定ガスの判別を
行う。
【0014】また、本発明の請求項4記載のガス種判定
方法は、結露発生面における電気抵抗値に基づいて結露
の有無を判断してガス種を判別する。例えば、結露面上
に二つの電極を設け、この電極間の電気抵抗値の低下に
より、結露したことを検出して、ガス種を判別する。
【0015】また、本発明の請求項5記載のガス種判定
方法は、結露発生面に結露が発生していれば、照射光の
反射角度や反射光強度が変化することを利用して、結露
発生面へ照射した光の反射状況に基づいて結露の有無を
判断して特定ガスの判別を行う。
【0016】また、本発明の請求項6記載のガス種判定
方法は、ペルチェ素子に直流電流を流して吸熱面を露点
以下の所定温度まで冷却させる。特定ガスが供給される
場合には、その吸熱面に水蒸気が結露するので、結露の
有無から特定ガスの判別を行う。
【0017】また、本発明の請求項7記載のガス種判定
方法は、異物検出によりDMEとLPGとを判別する。
DMEは、LPGと同様にガスボンベに液化封入して供
給できるため、LPGの代替燃料として使うことができ
る。しかも、そのガス種を判別できるため、それに合わ
せてガス供給量や空気供給量を調整することでガス燃焼
器具を適切に使用できる。
【0018】
【発明の実施形態】以上説明した本発明の構成・作用を
一層明らかにするために、以下本発明のガス種判定方法
の好適な実施形態を説明する。 《第1実施形態》図1は、本発明の第1実施形態とし
て、家庭用ガス引込口に供給される燃料ガスの種類を判
別する方法を、給湯器へのガス燃料供給システムに適用
した例を表す。この給湯器10は、屋外設置タイプで、
器具本体12内に燃焼室20が設けられ、その下方に設
けられた給気ファン36により燃焼用空気が取り込まれ
る。
【0019】給湯器10の器具本体12内には燃焼室2
0が設けられ、その下方に設けられた給気ファン36に
より燃焼用空気が取り込まれる。
【0020】燃焼室20内には、下から順に、燃料ガス
と給気ファン36からの一次空気との混合ガスを燃焼す
るバーナ22と、バーナ22の燃焼熱により通水を加熱
するフィンチューブ式熱交換器18とが設けられる。燃
焼室20の上部には、熱交換器18で熱交換後の燃焼排
気を器体外へ排出する排気口44が形成される。
【0021】器具本体12内に設けられる通水管は、上
流から順に、燃焼室20を外側で巻回する給水管14,
熱交換器18に設けられる伝熱管18a,出湯管16か
らなる。この給水管14には、水流センサや水ガバナを
備える水側制御ユニット50と、入水温サーミスタ13
とが設けられ、また、出湯管16には出湯温サーミスタ
15が設けられる。
【0022】また、器具本体12のガス接続口26から
バーナ22へのガス管52には、上流から順に、燃料ガ
スの種類を判別するガス種判別装置70,ガスガバナ2
4,主電磁弁54,ガス比例弁56が設けられる。器具
本体12のガス接続口26には、屋内に配設されたガス
配管51が接続され、家庭用ガス引込口53に接続され
たガスボンベから燃料ガスが供給される。ガスボンベと
しては、LPG(本実施形態では純プロパン)が封入さ
れたLPGボンベ65か、DMEが封入されたDMEボ
ンベ60の何れかが使用される。
【0023】このDMEボンベ60は、ガスバルブ64
を備えた第1パイプ62と接続され、その下流に、所定
レベルまで水(液体)を入れた水タンク61,家庭用ガ
ス引込口53と接続した第2パイプ63とが設けられ
る。この第1パイプ62の先端開口が水タンク61の底
面近傍に配置されると共に、第2パイプ63の先端開口
が水タンク61の天井面近傍に配置され、DMEが水タ
ンク61内の水に接触してからガス配管51へ流れるよ
うに構成される。また、LPGボンベ65には、第3ガ
スパイプ66が直接接続され、ガスバルブ64を介して
家庭用ガス引込口53に接続される。
【0024】また、水側制御ユニット50内の水流セン
サや、主電磁弁54、ガス比例弁56、ガス種判別装置
70等は、この給湯器10の燃焼を制御する器具コント
ローラ58に電気的に接続されている。また、給湯器1
0は、器具コントローラ58を遠隔制御するリモコン3
0を備え、このリモコン30には、各種設定スイッチ、
表示器の他、ガス種判別装置70の判別結果を点灯によ
り報知するLPGランプ31,DMEランプ32が設け
られる。
【0025】ガス管52に設けられたガス種判別装置7
0は、図3に示されるように、絶縁基板上に2本の導線
71a,71bを互いに接触しない程度に接近した状態
で全体に渡って配置した結露板72と、結露面の温度を
検出する温度センサ78と、図2に示されるように、結
露板72の下面に吸熱面を当接させたペルチェ素子73
と、これらを収納する結露ケース74と、図1に示され
るように、結露ケース74の外面に設けられ供給ガス種
を報知するLPGランプ75,DMEランプ76と、判
別コントローラ77とを備える。
【0026】判別コントローラ77は、図6に示される
ように、主にマイコンにより構成される主制御部77a
と、結露板72を冷却するためにペルチェ素子73への
通電量を調整する駆動回路77bと、各ランプ75,7
6を点灯制御する駆動回路77cと、温度センサ78か
ら結露板72の温度を検出する温度検出回路77dと、
導線71a,71bのab間の電気抵抗を検出する電気
抵抗検出回路77eと、器具コントローラ58の制御信
号を入力し、ガス種判別信号を出力する入出力インター
フェース77fと、器具コントローラ58からの電力供
給を受ける電源部77gとからなる。
【0027】こうした構成の判別コントローラ77は、
導線71a,71bのab間の抵抗値を検出して、燃料
ガスの種類を判別する。導線71a,71bは、互いに
接触していないため、両者が短絡しない限り電流が流れ
ず、ab間の抵抗値が非常に大きい。また、給湯器10
のフロントケースには表示窓が設けられ、LPGランプ
75,DMEランプ76が表示されるようになってい
る。
【0028】このように構成されたガス種判別装置70
を内蔵した給湯器10の動作を図4のフローチャートを
用いて説明する。先ず、図示しない給湯栓を開くことに
より給水管14に水(図中破線矢印)が流れると、水側
制御ユニット50内の水流センサからの検知信号により
器具コントローラ58が制御動作を行い、給気ファン3
6を駆動してプリパージを開始すると共に、器具コント
ローラ58から判別コントローラ77へガス種判別指令
を出力する。この指令を受けて判別コントローラ77
は、温度センサ78の検出値が5℃となるようにペルチ
ェ素子73への直流電流を制御して結露板72を冷却
し、結露ケース74内の燃料ガスを結露板72上で冷却
させる(S1)。
【0029】この結露ケース74内にLPGが存在する
場合には、プロパンの凝縮点が−42.0℃であること
から、結露板72上でプロパンが凝縮することはない。
仮にLPGにブタンが混入されていても、その凝縮点が
−0.5℃であるため、いずれにせよ冷却温度(5℃)
よりも低く、ブタンが凝縮することはない。これに対し
て、DMEは、凝縮点が−25.1℃であるためLPG
と同じく凝縮しないが、ガスボンベ60からガス配管5
2へ流れる際に、水タンク61内の水に接触して水蒸気
(凝縮点100℃)を含むため、結露ケース74内にD
MEが存在する場合には、水蒸気が結露板72上で結露
する。従って、結露板72上の液体の有無により、ガス
種を判別することができる。
【0030】結露板72上で結露していれば、結露した
液体(つまり、水)により導線71aと71bとが短絡
して判別コントローラ77の検出する電気抵抗値が大幅
に低下し、結露していなければ、電気抵抗値が変化しな
いため、この電気抵抗値に基づいて結露の有無を検知す
る(S2)。
【0031】結露有りと判断した場合には、供給された
燃料ガスがDMEであると判定し(S3,S4)、結露
無しと判断した場合には、LPGであると判定して(S
3,S5)、この判定結果を判別信号として判別コント
ローラ77から器具コントローラ58へ出力し(S
6)、ガス種判別装置70およびリモコン30にそれぞ
れに設けられたランプ31,32,75,76のうち、
供給ガスに対応するランプを点灯して報知する(S
7)。つまり、LPGと判定されれば、LPGランプ3
1,75を点灯し、DMEと判定されれば、DMEラン
プ32,76を点灯する。そして、ステップ2へ戻って
同様の制御を繰り返し、常時ガス種を判断する。
【0032】器具コントローラ58は、判別コントロー
ラ77からの判別信号を入力して、以下の燃焼制御を行
う。先ず、判別されたガス種に対応する空燃比制御デー
タを選択する。この空燃比制御データは、各ガス種毎
に、要求インプットIp(後述する)に対するガス比例
弁電流I(図5参照)と給気ファン36の回転数との目
標制御値を表すもので不揮発性メモリに記憶されてい
る。
【0033】次に、リモコン30で設定された出湯温度
と入水温サーミスタ13で検出された入水温度との温度
差に入水流量を乗じて要求インプットIpを算出し、選
択された空燃比制御データに基づいてフィードフォーワ
ード燃焼制御を開始する。この燃焼制御中に、出湯温サ
ーミスタ15で検出される湯温と設定温度とに温度差が
あると、熱交換器18の出口温度を一定に保たせるよう
に比例弁電流Iを連続的に補正すると共に、常にガス量
と給気量とが所定の関係に保たれるように給気ファン3
6の回転数も補正するフィードバック燃焼制御を行う。
つまり、ガス種が変更されたことを判定した場合には、
自動的にその変更後のガス種に適した空燃比制御データ
に切り替えてフィードフォワード燃焼制御およびフィー
ドバック燃焼制御を行う。
【0034】上述した給湯器10では、例えば、DME
ガスボンベ60からLPGガスボンベ65に交換した直
後には、給湯器10の使用開始時に、ガス配管51,結
露ケース74,ガス管52内にLPGが溜まっている場
合があり、結露ケース74内にある燃料ガス、つまりD
MEが供給ガスとして判別される。そして、バーナ22
の燃焼により、ガス配管51中に残存していたDMEが
消費されるに伴って、新しいガスボンベ65内のLPG
が、給湯器10側へ送られ、結露ケース74に到達して
供給ガスとして判別され、LPG仕様で燃焼される。
【0035】この場合、ガス種判別装置70が給湯器1
0から遠く離れた位置、例えば家庭用ガス引込口53近
傍に設けられていると、給湯器10の使用中にガス種判
別装置70内の燃料ガスがDMEからLPGに切り替わ
り、実際には残存DMEをバーナ22で燃焼しようとし
ているのに、給湯器10は、判別された燃料ガス(LP
G)の仕様に変更してしまい、このアンマッチ(不一
致)により異常燃焼してしまう。これに対して、本実施
形態では、ガス種判別装置70が給湯器10に内蔵され
てバーナ22と非常に近い位置にあるため、ガス種判別
装置70で判別された種類の燃料ガスは、すぐにバーナ
22へ噴出され、判別されたガス種通りの仕様で正常に
燃焼することができ、安全である。
【0036】また、ガス種変更を検知すると、そのガス
種の仕様に自動的に変更して燃焼制御を行うため、常に
適切な仕様で燃焼できて安全である。しかも、使用者あ
るいは作業者がわざわざ手動で器具の設定仕様を切り替
える必要がなく便利である。更に、手動切替の場合は、
切り替え終わるまで給湯器10の燃焼を停止する必要が
あるが、本実施形態では自動切替であるため、給湯器1
0の燃焼をわざわざ停止しなくてもよく、そのまま使用
できて便利である。
【0037】また、ガス種判別を常時行っているため、
上述のようにガスボンベの交換後に、給湯器10を使用
している途中でガス配管51中のガス種が切り替わって
もガス種変更を迅速に検知でき、速やかに器具の仕様を
変更して対応ができる。
【0038】DMEは、ガスボンベに液化封入できるた
め、ガスボンベという供給形態を採っているLPGの代
替燃料として用いることができ、しかもLPGより安価
である。給湯器10は、ガス種判別装置70を備えてい
るため、LPGとこの安価なDMEを並行使用しても正
常に燃焼できて安全である。また、DMEの供給事情に
合わせてLPGに切り替えてもLPG用の仕様に変更さ
れるため、給湯器10を安全に運転することができる。
【0039】また、この給湯器10は、例えば密度等の
物性がよく似たLPGとDMEとを、それぞれの凝縮点
と水の凝縮点との大きな違いを利用して容易に判別する
ことができる。燃料ガスの冷却温度をLPGの凝縮点
(−42℃)とDMEの凝縮点(−25.1℃)との間
の温度(例えば−30℃)にして、燃料ガス自体の凝縮
によりガス種を判定することも考えられるが、燃料ガス
よりもはるかに高い凝縮点を持つ水を片方の燃料ガスに
だけ混入することにより、結露板72の冷却温度が比較
的高くても(例えば5℃)、容易かつ正確にガス種を判
別できる。しかも、大きな冷却能力を必要としないの
で、ペルチェ素子73の消費電力も少なくて済む。加え
て、ペルチェ素子73により露点以下まで結露板72を
簡単に冷却することができ、しかも、ガス種判別装置7
0のコンパクト化を図ることができる。
【0040】更に、燃料ガスは、文字通り気体なので、
どの種類の燃料ガスでも、水蒸気を結露させる程度の冷
却温度では凝縮することがなく、燃料ガスの種類に合わ
せて冷却温度を調整する必要が無い。このため、1種類
のガス種判別装置で様々な燃料ガスの判定に適用でき、
ガス種判別装置の製造コストが安価となる。
【0041】また、水は人体に無害であるため、結露ケ
ース74からドレン管79を介して水を排出する際に特
別な処理をする必要が無い。しかも水蒸気を含んだまま
燃料ガスを燃焼させても問題はなく、かえって水蒸気に
より燃焼ガスの温度が下がり、排気口44から排出され
る燃焼排気中のNoxの量を低減できる。しかも、結露
面での導線71a,71b間の電気抵抗値を検出すると
いう簡単な構成でガス種を判別できるため安価である。
【0042】特に、本実施形態では、ガス種変更を検知
すると、使用者による切替操作なしで器具の仕様が自動
切替されるためガス種変更に気付きにくいが、リモコン
30のランプ31,32の何れかの点灯により結露ケー
ス74内の燃料ガスの種類を把握できる。
【0043】《第2実施形態》次に、第2実施形態とし
てのガス種判別方法を説明する。第2実施形態では、結
露面での電気抵抗に基づいてガス種を判別するガス種判
別装置70の判別処理方法を変えたものであり、結露面
での光の反射具合に基づいてガス種を判別する。
【0044】第2実施形態のガス種判別方法を実施する
ガス種判別装置80は、図7に示すように、上面が平滑
な結露板82と、結露板82の下面に吸熱面を当接した
ペルチェ素子83と、これらを収納する結露ケース84
と、結露ケース84の外側上部に固設され一定の強度の
光Aを発する光源85と、同じく結露ケース84の外側
上部に固設され光を検知する光センサ86と、判別コン
トローラ87と、ドレン管89とを備える。
【0045】この結露板82は、光源85からの光Aが
当たる中央部に水平に設けられ鏡面を形成した反射部8
2aと、反射部82aに向かって下り傾斜をした傾斜部
82bとからなる。また、光センサ86は、光源85か
らの光Aが全反射した場合、つまり、結露板82で入射
角Pと反射角Qとが等しい状態で反射した場合に、その
反射光Bを最大強度として検知する位置に設けられる。
【0046】判別コントローラ87は、図8に示される
ように、主にマイコンにより構成される主制御部77a
と、結露板82を冷却するためにペルチェ素子83への
通電量を調整する駆動回路77bと、各ランプ75,7
6を点灯制御する駆動回路77cと、温度センサ78か
ら結露板82の温度を検出する温度検出回路77dと、
光源85を点灯制御する駆動回路87hと、光センサ8
6で反射光を検出する光検出回路87iと、器具コント
ローラ58からの制御信号を入力し、ガス種判別信号を
出力する入出力インターフェース77fと、器具コント
ローラ58から電力供給を受ける電源部77gとからな
る。
【0047】こうした構成のガス種判別装置80では、
図4のフローチャートのステップ2の結露の有無の検知
を以下のように行う。光源85から一定強度の光Aを所
定角度Pで照射させ、光センサ86によってその反射光
の強度を検知する。
【0048】燃料ガスがLPGの場合には、結露板82
で結露せず、光センサ86の検出する光Bの強度は、結
露判断値以上となる。一方、燃料ガスがDMEの場合に
は、ペルチェ素子83により冷却されて結露板82上で
水蒸気が水となり、傾斜部82bを滑り落ちながら中央
の反射部82aに溜まる。そして、光源85からの光A
が結露した水に当たって、光の一部が水に入る時と出る
時に2回屈折するため、反射角度Qが入射角度Pからず
れると共に反射光強度が弱まり、光センサ86の検出す
る光Cの強度は、結露判断値を下回る。このように反射
光の強度に基づいて結露の有無を判断して、燃料ガスの
種類を判別する。
【0049】上述のガス種判別装置80によれば、結露
板82上で結露した水により反射された光は、強度と反
射角度の両方が変化するため、結露をより正確に捉える
ことができ、確実にガス種を判定できる。また、結露板
82の反射部82aの周囲となる傾斜部82bが反射部
82aに向かって下り勾配となっているため、反射部8
2aですぐに結露しなくても傾斜部82bで結露すれば
その水が反射部82aに集まるため、結露の発生を迅速
に検出することができる。
【0050】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこうした実施形態に何等限定されるもので
はなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々
なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、本発
明は、給湯器に供給される燃料ガスの判定に限定され
ず、風呂釜付き給湯器や、ガスこんろ、ガス暖房器等の
家庭用ガス燃焼器具に供給される燃料ガスを判定しても
よく、また、家庭用ガス引込口に供給されるガスを一括
判定するようにして、つまり、家庭用ガス配管途中に判
別装置を配置して各燃焼器具にその判定信号を送るよう
にしてもよい。また、器具の設定仕様の自動切替の際
に、一旦燃焼を停止して仕様を変更した後で再点火して
もよく、より安全となる。
【0051】また、ガス種の判定結果の報知は、ランプ
表示に限らず、音声ガイダンスや文字表示等により行っ
てもよい。また、燃料ガス中の水蒸気の有無を湿度セン
サを用いて判断してもよい。また、判別する燃料ガス
は、LPGやDMEに限定されない。また、器具コント
ローラ58に判別コントローラ77の機能を備えさせて
もよい。
【0052】また、燃焼器具の器具コントローラに判別
信号の入力端子を設けてガス種判別装置を燃焼器具の外
部に配置してもよい。この場合には、将来LPG,DM
Eを並行使用するようになった時に、ガス種判別装置を
設けてその判別信号を入力するようにできるので、供給
ガス種に仕様を切り替えて安全に燃料ガスを燃焼させる
ことができる。しかも、ガス種判別装置のみ追加するた
め、コストが安価となり経済的である。加えて、将来D
MEだけでなく他の特殊なガスが供給されるようになっ
ても、そのガス種に対応するガス種判別装置を追加する
だけで、その新ガス種を精度よく判別して対応できる。
また、外付けのガス種判別装置をガス配管51に1つ備
えるだけで、複数の燃焼器具に対応でき、燃焼器具の台
数だけガス種判別装置を設ける必要が無く、コストを低
減できる。また、外付けされたガス種判別装置に報知ラ
ンプ75,76を設けてもよく、この場合には、外部か
ら容易に報知内容を確認できる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載のガス種判定方法によれば、判定される燃料ガス同
士の物性が似通っていても、特定の燃料ガス中に異物を
混入して特定の燃料ガスが供給されたことを判定するた
め、簡単にしかも精度よくガス種を判別できる。この結
果、複数種類の燃料ガスが切替供給されるという環境に
なっても、このガス種判別方法により適切な対応を取る
ことができ、燃焼器具の仕様にガス種が適合しないまま
燃焼させてしまうといった不具合を未然に防止でき、安
全性を向上させることができる。また、判別対象のガス
種毎に判別装置を作り変える必要が無く、製造コストが
安価となる。
【0054】また、請求項2記載のガス種判定方法によ
れば、混入する異物を水蒸気としたため、異物の混入も
異物の検出も容易で、しかも燃焼に悪影響とならない。
更に、異物を回収する場合に特別な処理をする必要が無
く人体に無害である。しかも、水蒸気を特定ガスに混入
したまま燃焼させても、水蒸気により燃焼ガスの温度が
下がり、燃焼排気中のNoxの量を低減し一層安全とな
る。
【0055】また、請求項3記載のガス種判定方法によ
れば、水蒸気の結露の有無という明確な事象を捉えてい
るため、ガス種を容易にかつ正確に判別できる。燃料ガ
スを露点まで冷却するだけで、どの種類の燃料ガスに対
しても特定の燃料ガスを判別でき、判別対象のガス種毎
に冷却温度を変更する必要が無く、判別装置の製造コス
トが安価となる。
【0056】また、請求項4記載のガス種判定方法によ
れば、結露発生面における電気抵抗値という数値に基づ
いて燃料ガスの結露状態を判断するため、ガス種を非常
に正確に判別でき、しかも、簡単な装置で判別できるた
め低コストである。
【0057】また、請求項5記載のガス種判定方法によ
れば、結露発生面における光の反射状況に基づいて燃料
ガスの結露状態を判断するため、ガス種を非常に正確に
判別できる。特に、反射状況は、反射角度や反射光の強
度を反映するため、結露の発生をより正確に捉えること
ができる。
【0058】また、請求項6記載のガス種判定方法によ
れば、ペルチェ素子を用いることにより簡単な方法で冷
却でき、更にガス種判定装置のコンパクト化を図ること
ができる。
【0059】また、請求項7記載のガス種判定方法によ
れば、LPGと同様にガスボンベに液化封入できるDM
Eを将来LPGと並行使用するようになっても、ガス種
を判別できるため、判別したガス種に適した仕様に切り
替えることで安全に燃焼させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の強制燃焼式給湯器の概略図であ
る。
【図2】第1実施形態のガス種判別装置を側面からみた
断面図である。
【図3】第1実施形態のガス種判別装置を上面からみた
断面図である。
【図4】第1実施形態の給湯器の作動制御を示すフロー
チャートである。
【図5】第1実施形態の給湯器のインプットに対する比
例弁電流の関係を示すグラフである。
【図6】第1実施形態のガス種判別装置を示す概略構成
図である。
【図7】第2実施形態のガス種判別装置を側面からみた
断面図である。
【図8】第2実施形態のガス種判別装置を示す概略構成
図である。
【符号の説明】
10…給湯器、20…燃焼室、22…バーナ、30…リ
モコン、31,32,33,75,76…ランプ、52
…ガス管、54…主電磁弁、56…ガス比例弁、58…
器具コントローラ、60,65…ガスボンベ、70、8
0…ガス種判別装置、71a,71b…導線、72,8
2…結露板、73,83…ペルチェ素子、74,84…
結露ケース、85…光源、86…光センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 21/47 G01N 1/28 K Fターム(参考) 2G052 AA07 AB04 AC12 AD02 AD46 BA11 EB04 EB13 GA11 GA23 2G059 AA05 BB01 CC09 EE02 GG10 KK01 2G060 AA02 AB02 AE19 AF07 AG03 BD10 KA04 3K003 FA10 GA03 3K068 FD10 GA05 GA07 HA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス燃焼器具に供給されることの予想さ
    れる複数種類の燃料ガスのうち、特定の燃料ガスが供給
    されたことを判定するガス種判定方法であって、 上記特定の燃料ガスは、その中に異物を混入した状態に
    てガス供給路に供給し、上記供給された燃料ガスから上
    記異物を検出した場合に、その燃料ガスが上記特定ガス
    であると判定することを特徴とするガス種判定方法。
  2. 【請求項2】 上記異物を水蒸気としたことを特徴とす
    る請求項1記載のガス種判定方法。
  3. 【請求項3】 上記供給される燃料ガスを露点以下の所
    定温度に冷却させ、その時の水蒸気の結露の発生の有無
    により特定ガスの判別を行うことを特徴とする請求項2
    記載のガス種判定方法。
  4. 【請求項4】 上記結露の発生の有無を、結露発生面に
    おける電気抵抗値に基づき判断することを特徴とする請
    求項3記載のガス種判定方法。
  5. 【請求項5】 上記結露の発生の有無を、結露発生面に
    おける光の反射状況に基づいて判断することを特徴とす
    る請求項3記載のガス種判定方法。
  6. 【請求項6】 上記燃料ガスの冷却は、ペルチェ素子に
    より行なうことを特徴とする請求項3記載のガス種判定
    方法。
  7. 【請求項7】 上記ガス燃焼器具に供給されることの予
    想される燃料ガスをジメチルエーテルとLPガスとし
    て、該ジメチルエーテルとLPガスとの何れか一方にの
    み上記異物を混入したことを特徴とする請求項1記載の
    ガス種判定方法。
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