JP2003039038A - 廃棄物処理方法 - Google Patents
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Abstract
渣中から分離することができるようにした廃棄物処理方
法を提供する。 【解決手段】 塩素含有廃棄物を燃焼装置1内で燃焼処
理し、燃焼装置1内の固相の温度を400〜800℃に
維持すると共に、該燃焼装置1内にアルカリ金属化合物
とカルシウム化合物とを投入し、上記塩素含有廃棄物が
含有する塩素を固相中に固定し、上記塩素含有廃棄物の
処理に伴って生成する塩化カルシウムから塩化アルカリ
金属に塩素を置換するようにした。
Description
関する。
ック廃棄物は、燃焼処分すると、その塩素成分から塩化
水素を発生し、腐蝕の問題が生じると共に、燃焼炉から
塩化水素が出て行ってしまうおそれがあった。これに対
し、燃焼処理において、排ガス処理装置を設ける等の種
々の対策が講じられている。しかし、いずれの対策も十
分とはいえず、塩素を含む可燃物は、燃焼処理を避ける
傾向があった。一方、RDF化技術のようにCaCO3
を添加し、塩化水素を固定することも試みられている。
しかし、生成する塩化カルシウムを除去しないと残渣を
有効に原料として活用することができなかった。
対してなされたものであり、塩素含有可燃物等の塩素含
有廃棄物中の塩素に由来する塩素を残渣中から分離する
ことができるようにした廃棄物処理方法を提供すること
を目的とする。
め、本発明は、廃棄物処理方法であって、塩素含有廃棄
物を燃焼装置内で処理し、燃焼装置内の固相の温度を4
00〜800℃に維持すると共に、該燃焼装置内にアル
カリ金属化合物とカルシウム化合物とを投入し、上記塩
素含有廃棄物が含有する塩素を固相中に固定し、上記塩
素含有廃棄物の処理に伴って生成する塩化カルシウムか
ら塩化アルカリ金属に塩素を置換するようにしたことを
特徴とする。ここで、本発明の対象となる塩素含有廃棄
物とは、塩素含有ガス等の排煙処理に用いた後の廃生石
灰等の廃石灰を含む概念である。
棄物処理方法であって、塩素含有可燃物を燃料としてま
たは燃料の一部として燃焼装置内で燃焼処理し、燃焼装
置内の固相の温度を400〜800℃に維持すると共
に、該燃焼装置内にアルカリ金属化合物とカルシウム化
合物とを投入し、上記塩素含有可燃物が含有する塩素を
固相中に固定し、上記塩素含有可燃物の処理に伴って生
成する塩化カルシウムから塩化アルカリ金属に塩素を置
換するようにしたことを特徴とする。
可燃物とは、塩素含有廃棄物の一態様であり、いわゆる
塩素含有廃プラスチックを含む概念であって、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン等の有機塩素を構成単位と
なるモノマー中に少なくとも一つ含むもの、またはNa
Cl(塩化ナトリウム)、KCl(塩化カリウム)、C
aCl2(塩化カルシウム)等の無機化合物塩素が混入
する可燃性廃棄物を挙げることができる。このうち、ポ
リ塩化ビニルが最も典型的な処理対象である。塩素含有
可燃物に含まれる塩素は、0.01〜60重量%の範囲
が好適である。
物としては、Na2Oが好適である。特に、廃ガラス中
のNa2Oを活用することが好適である。すなわち、燃
焼装置内に廃ガラスを投入することも本発明の概念に含
まれる。廃ガラスの種類は特に限定されるものではな
く、板ガラス、自動車ガラス等各種のガラスを含む。本
発明では、従来、資源としての活用が見送られていた色
付きガラスであっても採用することが可能である。
素に対し、アルカリ金属化合物が0.8〜1.2モル当
量、さらに好ましくは1〜1.1モル当量投入されるよ
うに設定する。廃ガラスを採用する場合、廃ガラスに含
まれるアルカリ金属化合物の割合に対応して投入量を設
定する。さらに、塩素含有廃棄物に含まれる塩素に対
し、カルシウムが4モル当量以上の添加量となるように
カルシウム化合物を投入する。カルシウム化合物として
は、CaO、CaCO3(例えば石灰石)、Ca(O
H)2から成る群から選ばれる少なくとも一のカルシウ
ム化合物が好適である。さらに、このようなカルシウム
化合物は、カルシウム化合物を含む混合物の形で投入す
ることもできる。すなわち、例えば、セメント廃材もこ
こでいうカルシウム化合物として用いることができる。
また、塩素含有ガスの処理に用いた後の廃石灰も用いる
ことができる。
カリ金属を除去し、残渣をセメント原料として利用する
ことができる。この場合、塩化アルカリ金属を水洗によ
って除去することが好適である。さらに、本発明は、塩
化カルシウムから塩化アルカリ金属に塩素を置換するこ
とによってCaOを生成・回収し、燃焼装置内にカルシ
ウム化合物として投入することもその一形態として含
む。この場合、上記塩化アルカリ金属の水洗に伴って、
CaOがCa(OH)2になったものをカルシウム化合
物として燃焼装置内に投入することもその一実施の形態
として含む。
本発明に係る廃棄物処理方法の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る廃棄物処理方法を実施するための
装置の一実施の形態について、その概要を示す概念図で
ある。
本発明の処理対象となる塩素含有可燃物を燃料として燃
焼させる装置である。この燃焼装置1としては、溶融
炉、サイクロンコンバスター、流動床焼成炉、気流焼成
炉、ゴミ焼却炉、セメント焼成装置を採用することがで
きる。しかし、これらに限定されるものではない。この
うちセメント焼成装置を採用する場合、ロータリーキル
ン(流動床型セメント焼成炉)等のセメント焼成炉のみ
を備えるタイプ等各種の装置を採用することができる。
1は、燃料吹込装置2、燃焼用空気吹込装置3、および
無機系原料供給装置4といった原料等の供給装置に接続
している。燃料吹込装置2は、塩素含有可燃物を燃料と
して利用し、これのみを燃料とすることが好適である。
ただし、未燃ガスが出る場合等あるいは起動時のため
に、重油、微粉炭等の燃料を燃焼させるバーナ等の装置
を備えることもできる。燃焼用空気吹込装置3は、燃焼
用の酸素または空気を供給するための装置であり、ブロ
ワ等の空気吹き込み手段を採用することができる。
置5からガラス粉が供給される。また、図示しない他の
装置から、カルシウム化合物が供給される。なお、この
ようなガラス粉とカルシウム化合物とは、予め混合して
燃焼装置1に供給することも、また、別々に燃焼装置1
に供給することもできる。さらに、燃焼装置1は、その
後段に水洗装置6を備える。
について説明する。。燃焼装置1に燃料吹込装置2から
塩素含有可燃物を燃料として供給する。対象となる塩素
含有可燃物とは、いわゆる塩素含有廃プラスチックを含
む概念であり、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等
の有機塩素を構成単位となるモノマー中に少なくとも一
つ含むもの、またはNaCl(塩化ナトリウム)、KC
l(塩化カリウム)、CaCl2(塩化カルシウム)等
の無機化合物塩素が混入する可燃性廃棄物を挙げること
ができる。このうち、ポリ塩化ビニルが最も典型的な処
理対象である。塩素含有可燃物に含まれる塩素は、0.
01〜60重量%の範囲が好適である。同時に燃焼用空
気吹込装置3から燃焼装置1に空気を吹き込む。一方、
ガラス粉砕装置5では、廃ガラスを粉砕し、好ましくは
平均粒径1mm以下の粉体状とする。廃ガラスは、廃ガ
ラスに含まれるアルカリ金属化合物の割合が、塩素含有
可燃物に含まれる塩素に対し、アルカリ金属化合物が
0.8〜1.2モル当量、さらに好ましくは1〜1.1
モル当量投入されるように設定する。アルカリ金属化合
物としては、主としてNa2Oであるが、K2Oであって
も良い。
カルシウム化合物が投入される。その投入量は、塩素含
有可燃物に含まれる塩素に対し、カルシウムが4モル当
量以上の添加量となる量である。カルシウム化合物とし
ては、CaO、CaCO3(例えば石灰石)、Ca(O
H)2から成る群から選ばれる少なくとも一のカルシウ
ム化合物が好適である。さらに、このようなカルシウム
化合物は、カルシウム化合物を含む混合物の形で投入す
ることもできる。すなわち、例えば、セメント廃材もこ
こでいうカルシウム化合物として用いることができる。
また、塩素含有ガスの処理に用いた後の廃石灰も用いる
ことができる。
ラスチック等の塩素含有可燃物から塩化水素が生成す
る。燃焼装置1内は、主原料である塩素含有可燃物の燃
焼処理に伴って、500℃またはその前後程度まで温度
が上昇する。その結果、塩素含有可燃物中の塩素は、塩
化水素となる。
2Oと反応し、塩化ナトリウムと水になる。なお、K2O
の場合は、塩化カリウムとなる。 Na2O+2HCl=2NaCl+H2O ただし、廃ガラス中のナトリウムが、塩素に対して0.
8〜1.2モル当量である本実施の形態では、塩化水素
の全てを塩化ナトリウムに転換することはできない。一
方、燃焼装置1内に投入されるカルシウム化合物は、装
置内でCaOとして存在するに至り、塩化水素と以下の
ように反応する。 CaO+2HCl=CaCl2+H2O なお、Ca/Cl2>2の条件で、廃ガラス中のナトリ
ウムで固定しきれない残余の塩素がほぼ全て、いったん
塩化カルシウムの形態で固相中に固定される。本実施の
形態では、塩素含有可燃物に含まれる塩素に対し、カル
シウムが4モル当量以上の添加量となる量としており、
したがって、ほぼ全ての塩素がいったん塩化ナトリウム
または塩化カルシウムの形態を採る。
℃、20分以上の処理条件であれば、以下の反応によっ
て、全てまたはほぼ全ての塩素が塩化ナトリウムに置換
する。なお、K2Oを添加している場合には、塩化カリ
ウムに置換する。 CaCl2+Na2O=CaO+2NaCl なおまた、燃焼装置1は、バッチ処理式のものでも連続
処理式のものであっても良い。なお、上記500℃、2
0分以上の条件は、一例であって、本発明者らが検証し
たところによれば、実施例に示すように、Xを温度
(℃)とし、Yを時間(分)とすると、Y≧7676e
xp-0.0118Xの条件を満たすように設定すれば良い。
は、800℃以下なので、塩素含有可燃物中の塩素は、
ほぼ全て塩として固相中に固定される。800℃以下と
するためには、ほとんど塩素含有可燃物の燃焼で達成で
き、他の補助燃料を用いたとしてもその量はわずかで済
む。いずれの場合でも、各被処理区分が、上記処理条件
に晒されるようにする。
渣)は、CaOおよびシリカ成分、塩化ナトリウム等の
塩化アルカリ金属を含んでいる。本実施の形態では、か
かる残渣を水洗装置6によって水洗する。これによっ
て、残渣中の塩化アルカリ金属を水洗除去することがで
きる。除去後の残渣は、ライン8で後段に送られる。残
渣は、セメント原料として用いることができる。なお、
1200℃以上等の条件で加熱することによっても塩化
アルカリ金属を揮発除去することができる。なお、ライ
ン7を経て一部の残渣を燃焼装置1に直接または無機系
原料供給装置4に戻すことにより、再度カルシウム化合
物を塩素を除去するために用いることができる。すなわ
ち、一種の触媒のように用いることができる。以上の説
明から了解されるように、本発明の廃棄物処理方法のこ
の実施の形態では、塩素含有可燃物中の塩素に由来する
塩素を残渣中から分離することができる。
理方法によれば、塩素含有可燃物中の塩素と、廃ガラス
中のアルカリ成分(ナトリウム、カリウム等)を積極的
に活用し、アルカリ金属塩化物として除去することがで
きる。廃ガラスは、色付きガラスであっても差し支えが
ないので、廃棄される以外に利用価値のなかった色付き
ガラスを有効に活用することができる。
タリーキルンを活用して、本発明に係る廃棄物処理方法
を実施する形態について説明する。このロータリーキル
ン21は、本体22と、クリンカクーラ23とを含む。
ロータリーキルン21は、原料投入口24を備える。ク
リンカクーラ23は、冷却風の導入用の送風機25を有
する。以下に、図2を参照しながら、本実施の形態を、
その作用機序に従って説明する。本実施の形態では、粉
砕した廃ガラスと、石灰石粉末を導入する。廃ガラス
は、粗砕機によって粗砕する。粗砕物を供給機から上記
粉砕機に供給し、平均粒径1mm以下の粉体状に粉砕す
る。粉砕して得られた粉ガラスは、図示しない定量供給
装置を通して混合機に供給する。混合機で混合した石灰
石粉末(平均粒径約30μm)と廃ガラスとは、ガラス
含有原料として、原料投入口24からロータリーキルン
本体22に投入する。混合機は、図2中には表わされて
いないが、図1の無機系原料供給装置4の一部をなす。
粗砕する。粗砕物は、供給機から粉砕機に供給し、好ま
しくは3mm以下に粉砕する。その後、粉砕物を振動篩
を経て燃料吹込装置の定量供給機に送り、定量供給機か
らフィーダに供給してブロワによって、ロータリーキル
ン本体24に吹き込む。なお、図2では、ロータリーキ
ルン21以外については示していない。ブロワは、図1
の燃料吹込装置をなす。塩素含有可燃物に対する石灰石
粉末、廃ガラスの投入割合は、図1について説明したと
ころに従う。
からの空気によってロータリーキルン本体22内で燃焼
する。その反応機序は、ロータリーキルン本体22を図
1における燃焼装置1とすれば、図1で説明したものと
同様である。すなわち、全てまたはほぼ全ての塩素が塩
化ナトリウムに置換する。なお、K 2Oを添加している
場合には、塩化カリウムに置換する。ロータリーキルン
本体1からの残渣は、排出され、クリンカクーラ23に
入り、ブロワ25から供給される空気によって冷却され
る。
は、図1について説明したと同様、水洗処理を施され、
塩化アルカリ金属が除去される。残渣は、セメント原料
として採用することができる。なお、ロータリーキルン
22は、セメント焼成用の装置を備えていることから、
例えば、燃焼が十分でない場合、焼成用のバーナ等、本
来の主燃料燃焼用の装置を補助燃料の燃焼装置として転
用することができる。また、ロータリーキルン22は、
バッチ式処理に採用できるが、連続処理に適している。
施するための装置は、図示しないセンサー、制御装置等
を備えている。すなわち、センサーによって排ガス中の
塩素濃度、廃ガラス中のアルカリ金属の含有量を検知
し、塩素、アルカリ金属、カルシウムが化学量論的に釣
り合うように常時装置全体を制御し、本実施の形態に係
る廃棄物処理方法を適正に実施することができる。
法を図1及び図2の実施の形態について説明したが、本
発明はこれらの実施の形態に限られるものではなく、当
業者にとって自明な本発明の技術的思想の範囲内におけ
る修飾・変更・付加は全て本発明に含まれる。例えば、
図2の実施の形態では、ロータリーキルンを図1の燃焼
装置として実施したが、本発明の技術的範囲には、他の
燃焼装置を用いることも含む。そして、図2の実施の形
態では、ロータリーキルンを用いたが、流動床型の焼成
炉等他のタイプの焼成炉であっても良い。
と廃ガラスとを混合して投入している。しかし、別々に
投入することもできる。
となるように混合した。具体的には、各々55.6g、
53.0gとなるように混合した。電気炉内に混合物を
入れ、反応させた。反応後の試料中の未反応カルシウム
をX線回折で測定し、塩化カルシウムのピークがなくな
った時点を反応完了時間とした。その実測結果に基づい
て作成したのが図3のグラフである。このグラフからX
を温度(℃)とし、Yを時間(分)とすると、Y=76
76exp-0.0118Xの近似式が算出された。したがっ
て、前記したようなY≧7676exp-0.0118Xの条件
式として定式化された。
明によれば、塩素含有廃棄物中の塩素に由来する塩素を
残渣中から分離することができるようにした廃棄物処理
方法が提供される。
形態を説明する概念図である。
ンを用いて実施した実施の形態を説明する概念図であ
る。
条件、時間条件に関する実験結果を示すグラフである。
Claims (9)
- 【請求項1】 塩素含有廃棄物を燃焼装置内で処理し、
燃焼装置内の固相の温度を400〜800℃に維持する
と共に、該燃焼装置内にアルカリ金属化合物とカルシウ
ム化合物とを投入し、上記塩素含有廃棄物が含有する塩
素を固相中に固定し、上記塩素含有廃棄物の処理に伴っ
て生成する塩化カルシウムから塩化アルカリ金属に塩素
を置換するようにしたことを特徴とする廃棄物処理方
法。 - 【請求項2】 上記塩素含有廃棄物が塩素含有可燃物で
あり、該塩素含有可燃物を燃料としてまたは燃料の一部
として燃焼装置内で燃焼処理し、燃焼装置内の固相の温
度を400〜800℃に維持すると共に、該燃焼装置内
にアルカリ金属化合物とカルシウム化合物とを投入し、
上記塩素含有可燃物が含有する塩素を固相中に固定し、
上記塩素含有可燃物の処理に伴って生成する塩化カルシ
ウムから塩化アルカリ金属に塩素を置換するようにした
ことを特徴とする請求項1の廃棄物処理方法。 - 【請求項3】 塩素含有可燃物を塩素含有廃プラスチッ
クとしたことを特徴とする請求項2の廃棄物処理方法。 - 【請求項4】 上記アルカリ金属化合物が、廃ガラス中
のアルカリ金属化合物であることを特徴とする請求項1
〜3のいずれかの廃棄物処理方法。 - 【請求項5】 上記カルシウム化合物が、CaO、Ca
CO3、Ca(OH)2から成る群から選ばれる少なくと
も一のカルシウム化合物であることを特徴とする請求項
1〜4のいずれか一の廃棄物処理方法。 - 【請求項6】 上記固相中に固定された塩化アルカリ金
属を除去し、残渣をセメント原料として利用することを
特徴とする請求項1〜5のいずれか一の廃棄物処理方
法。 - 【請求項7】 上記固相中に固定された塩化アルカリ金
属を水洗によって除去するようにしたことを特徴とする
請求項6の廃棄物処理方法。 - 【請求項8】 塩化カルシウムから塩化アルカリ金属に
塩素を置換することによってCaOを生成・回収し、燃
焼装置内にカルシウム化合物として投入することを特徴
とする請求項1〜5のいずれか一の廃棄物処理方法。 - 【請求項9】 上記塩化アルカリ金属を水洗除去後、C
aOに由来するCa(OH)2をカルシウム化合物とし
て燃焼装置内に投入するようにしたことを特徴とする請
求項8の廃棄物処理方法。
Priority Applications (2)
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JP2001228964A JP4814445B2 (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 廃棄物処理方法 |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP4814445B2 (ja) | 2011-11-16 |
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