JP2003037886A - ヘッドホン装置 - Google Patents

ヘッドホン装置

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JP2003037886A
JP2003037886A JP2001221769A JP2001221769A JP2003037886A JP 2003037886 A JP2003037886 A JP 2003037886A JP 2001221769 A JP2001221769 A JP 2001221769A JP 2001221769 A JP2001221769 A JP 2001221769A JP 2003037886 A JP2003037886 A JP 2003037886A
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audio signal
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headphone device
mounting
signal source
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JP2001221769A
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Katsuro Hashimoto
勝郎 橋本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドホン装置に複数のキーを配置してオー
ディオ再生操作などを行う場合の操作性などを改善す
る。 【解決手段】 ヘッドホン装置のの聴取者への装着を検
出する装着検出手段を設けて、この装着検出手段が装着
を検出したとき、オーディオ信号源からの再生を開始さ
せて、装着検出手段が非装着を検出したとき、オーディ
オ信号源からの再生を停止させる。また、左側ユニット
又はその近傍と、右側ユニット又はその近傍に操作手段
17,22を配置して、操作手段17,22の何れか一
方が操作されたとき、再生位置を進め、操作手段17,
22の何れか他方が操作されたとき、再生位置を逆方向
に戻すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドホン装置に
関し、特にオーディオ信号源が内蔵されたヘッドホン装
置に適用して好適なヘッドホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヘッドホン装置を接続してオーデ
ィオの聴取を行うポータブルオーディオ機器において
は、テープカセットやディスクなどの媒体を再生する再
生装置と、ヘッドホン装置とが別体となっている。そし
て、その再生装置とヘッドホン装置とを接続させるケー
ブルの途中などに、再生装置での再生操作を行うリモー
トコントロール部を設けて、そのリモートコントロール
部に配置されたキーなどを操作することで、再生開始,
停止,トラック送り,トラック戻しなどの操作が行える
ようになっている。
【0003】これに対して、近年、半導体メモリをオー
ディオ信号の記憶媒体として使用して、オーディオ信号
の再生が行えるポータブルオーディオ機器が各種開発さ
れている。半導体メモリは、オーディオ機器に直接内蔵
される場合と、カード状のケスやステック状のケースに
半導体メモリを収納させたもの(以下このようなものを
メモリカードと称する)を、オーディオ機器に装着させ
て使用する場合とがある。
【0004】この半導体メモリを使用したオーディオ機
器の場合には、メモリに記憶されたオーディオ信号を読
出してオーディオ信号処理回路で処理するだけで良いた
め、モータなどの駆動手段が全く必要なく、非常に小型
に構成できるため、例えばヘッドホン装置に再生装置そ
のものを内蔵させることも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ヘッドホン
装置に半導体メモリを使用したオーディオ再生装置を内
蔵させた場合、そのオーディオ再生装置の操作手段につ
いても、ヘッドホン装置に内蔵させる必要がある。ヘッ
ドホン装置とは別体でリモートコントロール装置等を設
けることは技術的には可能であるが、例えばヘッドホン
装置から伸びたケーブルで接続されたリモートコントロ
ール装置を設け構成とすると、ヘッドホン装置と再生装
置とを一体化させたメリットが損なわれてしまう。ま
た、ワイヤレス化したリモートコントロール装置を設け
るようにすると、無線信号化されたリモートコントロー
ル信号を伝送する構成が必要になり、ヘッドホン装置
(オーディオ再生装置)としての構成が複雑化してしま
う。
【0006】従って、ヘッドホン装置にオーディオ再生
装置を内蔵させた場合には、ヘッドホン装置にオーディ
オ再生を指示するキーを直接配置するのが一般的な構成
となるが、ユーザ(聴取者)はヘッドホン装置を装着し
たままでキー操作を行う必要があるため、予めキーの配
置などを覚えておく必要があり、簡単には操作ができな
い問題があった。
【0007】なお、ここではヘッドホン装置にオーディ
オ再生装置を内蔵させた場合の問題について述べたが、
オーディオ再生装置がヘッドホン装置と別体であって
も、その再生装置の動作を指示するキーなどをヘッドホ
ン装置に配置した場合には、同様の問題がある。
【0008】本発明は、ヘッドホン装置に複数のキーを
配置してオーディオ再生操作などを行う場合の問題を解
決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、聴取者の
右耳及び右耳に装着されて、オーディオ信号源からのオ
ーディオ信号を出力する右側ユニット及び左側ユニット
を備えたヘッドホン装置において、右側ユニット又は左
側ユニットの聴取者への装着を検出する装着検出手段を
設けて、この装着検出手段が装着を検出したとき、オー
ディオ信号源からの再生を開始させて、装着検出手段が
非装着を検出したとき、オーディオ信号源からの再生を
停止させるようにしたものである。
【0010】第1の発明によると、ヘッドホン装置の装
着,非装着に基づいて、自動的に再生の開始,停止が制
御されるので、別途再生及び停止を指示する操作手段を
設ける必要がなくなる。
【0011】第2の発明は、聴取者の右耳及び右耳に装
着されて、オーディオ信号源からのオーディオ信号を出
力する右側ユニット及び左側ユニットを備えたヘッドホ
ン装置において、右側ユニット又はその近傍に配置され
た右側操作手段と、左側ユニット又はその近傍に配置さ
れた左側操作手段を設けて、右側操作手段と左側操作手
段の何れか一方が操作されたとき、再生位置を進め、右
側操作手段と左側操作手段の何れか他方が操作されたと
き、再生位置を逆方向に戻す制御を行うようにしたもの
である。
【0012】第2の発明によると、再生位置を進める操
作と、再生位置を逆方向に戻す操作とが、装着者の左右
の耳の近傍の操作手段に分かれることになり、判りやす
い操作が可能になる。
【0013】第3の発明は、聴取者の右耳及び右耳に装
着されて、オーディオ信号源からのオーディオ信号を出
力する右側ユニット及び左側ユニットを備えたヘッドホ
ン装置において、装着者の頭部の右側への傾斜を検出す
る右傾斜センサと、装着者の頭部の左側への傾斜を検出
する左傾斜センサとを備えて、右傾斜センサと左傾斜セ
ンサの何れか一方が所定のセンサ出力となったとき、そ
の再生位置を進め、他方が所定のセンサ出力となったと
き、その再生位置を逆方向に戻すようにしたものであ
る。
【0014】第3の発明によると、再生位置を進める操
作と、再生位置を逆方向に戻す操作とが、右傾斜センサ
と左傾斜センサの出力に基づいて行われ、装着者が頭部
を左及び右に傾ける動作を行うだけで、再生位置を進め
る操作及び逆方向に戻す操作が可能になる。
【0015】第4の発明は、聴取者の右耳及び右耳に装
着されて、オーディオ信号源からのオーディオ信号を出
力する右側ユニット及び左側ユニットを備えたヘッドホ
ン装置において、装着者の頭部に加わる加速度を検出す
る加速度センサを備えて、加速度センサが一方の加速度
を所定レベル以上検出したとき、その再生位置を進め、
加速度センサが他方の加速度を所定レベル以上検出した
とき、その再生位置を逆方向に戻すようにしたものであ
る。
【0016】第4の発明によると、再生位置を進める操
作と、再生位置を逆方向に戻す操作とが、加速度センサ
の出力に基づいて行われ、例えば装着者が首を左及び右
に振る動作を行うだけで、再生位置を進める操作及び逆
方向に戻す操作が可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して、本
発明の第1の実施の形態を説明する。
【0018】本例においては、メモリカードをオーディ
オ信号の記憶媒体として使用したオーディオ信号再生装
置が組み込まれたヘッドホン装置として構成したもので
ある。ヘッドホン装置の外形形状としては、例えば図2
に示すように、聴取者の左耳の近傍に装着される左側ユ
ニット10と、右耳の近傍に装着される右側ユニット2
0と、両ユニット10,20を連結するバンド30とで
構成される。ここではバンド30は、例えば装着者の後
頭部を通過するいわゆるネックバンド方式のものとして
ある。
【0019】バンド30は、一端が左側ユニット10に
接続させてあり、その接続された端部の近傍が、湾曲し
た形状の左耳通過部31となり、左耳支え部32が伸び
ている。また、他端が右側ユニット20に接続させてあ
り、その接続された端部の近傍が、湾曲した形状の右耳
通過部33となり、右耳支え部34が伸びている。ユー
ザ(聴取者)が装着する際には、左側ユニット10に取
付けられたイヤーパット16aと左耳通過部31との間
の隙間で、左耳の耳介を挟むようにし、右側ユニット2
0に取付けられたイヤーパット21aと右耳通過部33
との間の隙間で、右耳の耳介を挟むようにする。なお本
例の場合には、左側ユニット10の内部に、装着センサ
18が取付けてあり、左側ユニット10と左耳通過部3
1との間の隙間で、左耳の耳介を挟んで、ヘッドホン装
置を装着したとき、そのことを装着センサ18が検出す
るようにしてある。
【0020】図1は、本例のヘッドホン装置の全体構成
を示す図である。本例の場合には、左側ユニット10に
メモリカード1を装着するためのメモリカード装着部1
1が設けてあり、この装着部11に装着されたメモリカ
ード1に記憶されたオーディオ信号を、制御部12の制
御で読出すようにしてある。メモリカード1に記憶され
たオーディオ信号は、所定の方式(例えばATRAC3
(Adaptive TransformAcoustic Coding3)方式,MP
3(MPEG1 Audio Layer3)など)で圧縮符号化されたデ
ジタルオーディオデータとしてある。また、メモリカー
ド1に記憶されたオーディオ信号は、1曲毎にトラック
分けされて記憶させるようにしてあり、トラック番号
(曲番号)の指定でいわゆる頭だしができるようにして
ある。メモリカード1内には、索引情報やサブコード情
報などの補助的なデータの記憶も可能である。
【0021】制御部12の制御で、メモリカード1から
読出されたデジタルオーディオデータは、デジタル処理
部13で圧縮符号化からの伸長などのデジタルデータ処
理が実行され、左チャンネル(Lch)及び右チャンネ
ル(Rch)の2チャンネルのデジタルオーディオデー
タを得る。メモリカード1に記憶されたオーディオデー
タが1チャンネルのデータである場合には、2チャンネ
ルのオーディオデータは同じデータになる。また、残響
音の付加などのデジタルオーディオ処理についても、デ
ジタル処理部13で必要により実行するようにしてあ
る。
【0022】デジタル処理部13で伸長された2チャン
ネルのデジタルオーディオデータは、デジタル/アナロ
グ変換器14に供給して、アナログオーディオ信号に変
換する。変換された2チャンネルのアナログオーディオ
信号は、オーディオ出力処理部15に供給して、増幅な
どのアナログ出力処理を行い、処理された左チャンネル
のオーディオ信号を、左側ユニット10内のドライバ1
6に供給して、左チャンネルのオーディオを出力させ
る。
【0023】また、オーディオ出力処理部15で処理さ
れた右チャンネルのオーディオ信号を、右側ユニット2
0内のドライバ21に供給して、右チャンネルのオーデ
ィオを出力させる。なお、左側ユニット10内のオーデ
ィオ出力処理部15から右側ユニット20内のドライバ
21にオーディオ信号を供給するケーブルは、例えば、
バンド30の内部を通す構成とする。
【0024】そして本例においては、左側ユニット10
にキー17が配置してあり、右側ユニット20にキー2
2が配置してあり、それぞれのキー17,22が押され
たとき、制御部12がそのことを検知する構成としてあ
る。右側ユニット20のキー22から制御部12までの
ケーブルについても、例えば、バンド30の内部を通
す。
【0025】また、左側ユニット10内には、このユニ
ット10のユーザの頭部の左耳への装着を検出する装着
センサ18が設けてある。この装着センサ18は、例え
ば、図2に示すように、左側ユニット10のバンド30
取付け部の近傍に配置して、左側ユニット10を左耳の
耳介に装着したとき、その装着時にセンサ18に加わる
力で、装着をセンサ18が検出するようにしてある。装
着センサ18を取付ける位置や、装着を検出する仕組み
については、その他の構成としても良い。装着センサ1
8の検出出力は、制御部12に供給する。
【0026】また本例の左側ユニット10には、ホール
ドスイッチ19が取付けてあり、このホールドスイッチ
19の状態を制御部12が検出する構成としてある。こ
のホールドスイッチ19は、ホールド状態と非ホールド
状態とがユーザ操作で選択できるスライドスイッチなど
で構成され、非ホールド状態としたとき、キー17,2
2による操作を有効とし、ホールド状態としたとき、キ
ー17,22による操作を無効とする制御を制御部12
が行うようにしてある。
【0027】次に、本例のヘッドホン装置の再生動作
を、図3のフローチャートを参照して説明する。本例の
ヘッドホン装置は、非再生状態でない場合には、制御部
12が装着センサ18の状態を判断するための最低限の
電源だけが投入された状態となっている。そして制御部
12は、メモリカード1が装着されている状態で、ステ
ップS11で、装着センサ18の検出状態を判断する。
このステップS11の判断で、このヘッドホン装置が装
着されてない状態から装着された状態に変化したと判断
したとき、メモリカード1の装着部11からの着脱の有
無を判断する(ステップS12)。
【0028】このステップS12の判断で、前回再生を
停止させてから、メモリカード1を装着部11から外し
たと判断される場合には、ステップS13において、5
秒間待機した後、この装置の主電源を投入させて、装着
されたメモリカード1に記憶されたオーディオ信号を、
1曲目(1トラック)の先頭から再生させる(ステップ
S14)。このように再生が開始されることで、本例の
ヘッドホン装置の左右のユニット10,20内のドライ
バ16,21からオーディオか出力されるようになる。
【0029】そして、ステップS12で、前回再生を停
止させてから、メモリカードの装着部11からの着脱が
ないと判断したときには、この装置の主電源を投入させ
て、前回再生を停止させた位置より5秒前の位置から再
生させる(ステップS15)。ステップS14,S15
での再生を開始させた後は、ステップS11の判断に戻
る。
【0030】また、ステップS11で、ヘッドホン装置
が装着された状態から装着されてない状態に変化したと
判断したとき、ステップS16に移って、オーディオ信
号の再生を停止させて、再生を停止させた位置を制御部
12の内部メモリなどに記憶させた後に、ヘッドホン装
置の主電源をオフ状態とし、ステップS11の判断に戻
る。
【0031】図4は、図3のフローチャートのステップ
S13,S14での処理が行われて再生が開始された状
態を示した図である。図4に示されるように、メモリカ
ード1の新たな装着があったときには、ユーザがヘッド
ホン装置を装着したことをタイミングt1 で検出したと
き、5秒間(図4での時間Ta)だけ待機したタイミン
グt2 で、そのメモリカード1に記憶されたオーディオ
信号が先頭から再生開始される。ここでは待機される時
間Taは5秒間としたが、より長い時間又は短い時間を
設定しても良い。但し、5秒程度の時間が、ユーザがヘ
ッドホン装置を装着してから再生を開始させるまでの時
間として好適である。
【0032】図5は、図3のフローチャートのステップ
S15での処理が行われて再生が開始された状態を示し
た図である。図5Aに示すように、メモリカード1が装
着されたままで、前回トラック2の途中で再生を停止さ
せたときには、図5Bに示すように、その再生停止位置
の5秒前の位置を再生開始位置に設定して、その位置か
ら再生を開始させる。この再生位置を戻す5秒間につい
ても、より長い時間又は短い時間を設定しても良い。ま
た、この図5に示すように途中から再生を開始させると
きには、例えば徐々に音量を設定値に上げるフェードイ
ン処理を行うようにしても良い。
【0033】次に、このようにして再生が実行されてい
る最中に、制御部12の制御により再生位置を設定させ
る処理を、図6のフローチャートを参照して説明する。
この例では、まずステップS21で、右側ユニット20
に配置した右側キー22が押されたか否か判断する。こ
の判断で、右側キー22が押されたと判断したとき、そ
の押された状態が、連続的に押された状態であるか否か
判断する(ステップS22)。ここで、連続的に押され
た状態でないと判断したときには、押された回数だけ再
生させるトラック位置を先送りし、その先送りしたトラ
ックの先頭位置から再生させる(ステップS23)。例
えば、トラック1の曲の途中を再生している状態で、右
側キー22が1回押されたとき、トラック2の先頭から
再生させる。また、トラック1の曲の途中を再生してい
る状態で、右側キー22が2回押されたとき、トラック
3の先頭から再生させる。
【0034】また、ステップS22の判断で、連続的に
キー22が押されたと判断したときには、その押されて
いる時間だけ早送り再生を実行させる(ステップS2
4)。この早送り再生は、例えば通常速度の数倍の速度
で再生させる。なお、連続的にキーが押されている時間
が長くなるに従って、再生速度を徐々に早くするように
しても良い。
【0035】また、ステップS21で右側キーの操作が
ないと判断したとき、及びステップS23,S24の処
理が行われた後に、ステップS25に移って、左側ユニ
ット10に配置した左側キー17が押されたか否か判断
する。この判断で、左側キー17が押されたと判断した
とき、その押された状態が、連続的に押された状態であ
るか否か判断する(ステップS26)。ここで、連続的
に押された状態でないと判断したときには、押された回
数だけ再生させるトラック位置を後戻しし、その後戻し
したトラックの先頭位置から再生させる(ステップS2
7)。例えば、トラック3の曲の途中を再生している状
態で、左側キー17が1回押されたとき、トラック3の
先頭から再生させる。また、トラック3の曲の途中を再
生している状態で、左側キー17が2回押されたとき、
トラック2の先頭から再生させる。
【0036】また、ステップS26の判断で、連続的に
キー17が押されたと判断したときには、その押されて
いる時間だけ後戻し再生を実行させる(ステップS2
8)。この後戻し再生は、例えば通常速度の数倍の速度
で逆方向に再生させる。この場合にも、連続的にキーが
押されている時間が長くなるに従って、再生速度を徐々
に早くするようにしても良い。
【0037】そして、ステップS25で左側キーの操作
がないと判断したとき、及びステップS27,S28の
処理が行われた後に、ステップS21の判断に戻り、再
生が続く限りこの図6のフローチャートに示す処理が繰
り返される。
【0038】図7は、このように再生位置が制御される
状態の概要を示した図である。ヘッドホン装置を聴取者
が装着することで、その装着の検出により自動的にオー
ディオの再生が開始される。そして、再生中に、右側ユ
ニット10のキー17を押したとき、次のトラックなど
の現在再生中のトラックよりも後のトラックの曲の再生
に移行する。また、左側ユニット20のキー22を押し
たとき、現在再生中のトラックの先頭又はそれよりも前
のトラックの曲の再生に移行する。このように、再生位
置を指示するキーを、左右のユニットに振り分けたこと
で、ユーザにとって非常に判りやすい操作性が実現す
る。即ち、例えばいずれか一方のユニットに、早送りを
指示するキーと後戻しを指示するキーを並べて配置させ
たとき、いずれのキーが早送りや後戻しを指示するキー
であるのか判らなくなる可能性が高いが、本例のように
したことで、2つのキーと早送り,後戻しとの対応が容
易かつ確実に判るようになる。
【0039】また本例の場合には、ホールドスイッチ1
9を設けてあり、そのスイッチ19の設定で、現在の動
作状態を維持させるホールドモードを設定できるように
したことで、例えば再生動作中に、ホールドモードを設
定することで、誤ってキー17,22が押されたとき
に、再生位置が飛ぶようなことがなくなる。また、再生
停止中にホールドモードを設定したときには、本例のヘ
ッドホン装置の装着センサ18の検出状態にかかわら
ず、再生停止状態を維持させるようにしても良い。この
ようにすることで、例えばヘッドホン装置を収納してい
るときに、そのヘッドホン装置に何らかの力が外部から
加わる等して、装着状態であるとセンサ18が誤検出し
たときに、誤って再生が開始されることを効果的に防止
できるようになる。
【0040】次に、本発明の第2の実施の形態を、図8
及び図9を参照して説明する。この図8及び図9におい
て、上述した第1の実施の形態で説明した箇所に対応す
る部分には同一符号を付す。
【0041】本例においても、メモリカードをオーディ
オ信号の記憶媒体として使用したオーディオ信号再生装
置が組み込まれたヘッドホン装置として構成したもので
ある。ヘッドホン装置の外形形状としては、例えば、第
1の実施の形態で説明した図2に示す構成が適用でき
る。但し本例の場合には、キー17,22を配置しない
構成とする。
【0042】図8は、本例のヘッドホン装置の全体構成
を示す図である。本例の場合には、左側ユニット10′
にメモリカード1を装着するためのメモリカード装着部
11が設けてあり、この装着部11に装着されたメモリ
カード1に記憶されたオーディオ信号を、制御部12′
の制御で読出すようにしてある。制御部12′の制御
で、メモリカード1から読出されたデジタルオーディオ
データは、デジタル処理部13で圧縮符号化からの伸長
などのデジタルデータ処理が実行され、左チャンネル
(Lch)及び右チャンネル(Rch)の2チャンネル
のデジタルオーディオデータを得る。
【0043】デジタル処理部13で伸長された2チャン
ネルのデジタルオーディオデータは、デジタル/アナロ
グ変換器14に供給して、アナログオーディオ信号に変
換する。変換された2チャンネルのアナログオーディオ
信号は、オーディオ出力処理部15に供給して、増幅な
どのアナログ出力処理を行い、処理された左右のチャン
ネルのオーディオ信号を、左側ユニット10′及び右側
ユニット20′内のドライバ16,21に供給して、左
右のチャンネルのオーディオを出力させる。
【0044】また、左側ユニット10′内には、このユ
ニット10′のユーザの頭部の左耳への装着を検出する
装着センサ18が設けてあり、この装着センサ18の検
出出力を、制御部12′に供給する。
【0045】また、本例の左側ユニット10′には傾斜
センサ41が配置してあり、右側ユニット20′には傾
斜センサ42が配置してあり、それぞれのセンサ41,
42の検出出力を制御部12′に供給する構成としてあ
る。左側ユニット10′の傾斜センサ41は、このヘッ
ドホン装置をユーザが装着した状態で、装着者の頭部を
左側に傾けたとき、その傾斜角度に対応したレベルの出
力が得られるセンサである。右側ユニット20′の傾斜
センサ42は、このヘッドホン装置をユーザが装着した
状態で、装着者の頭部を右側に傾けたとき、その傾斜角
度に対応したレベルの出力が得られるセンサである。そ
れぞれのセンサ出力を制御部12′が判断して、所定レ
ベル以上のセンサ出力が得られたとき、制御部12′は
再生位置を制御するようにしてある。その再生位置の制
御処理については後述する。
【0046】また本例の左側ユニット10′には、ホー
ルドスイッチ19が取付けてあり、このホールドスイッ
チ19の状態を制御部12′が検出する構成としてあ
る。このホールドスイッチ19は、ホールド状態と非ホ
ールド状態とがユーザ操作で選択できるスライドスイッ
チなどで構成され、非ホールド状態としたとき、傾斜セ
ンサ41,42の検出出力に基づいた再生位置の制御を
制御部12′が実行するようにしてあり、ホールド状態
としたとき、傾斜センサ41,42の検出出力に基づい
た再生位置の制御を制御部12′が実行しないようにし
てある。
【0047】本例のヘッドホン装置における再生の開始
及び停止の制御部12′による制御については、第1の
実施の形態で説明したヘッドホン装置と同様である。即
ち、図3のフローチャートに示したように、装着センサ
18の出力に基づいて、装着があるとき再生を行い、非
装着のとき再生停止させるようにしてある。また、再生
開始時には、図4,図5に示したような再生開始タイミ
ングや再生開始位置の制御を行うようにしてある。
【0048】そして本例においては、このようにして再
生が実行されている最中に、制御部12′が傾斜センサ
41,42の出力に基づいて、再生位置を設定させるよ
うにしてある。図9のフローチャートは、この再生位置
の制御処理を示したものである。以下、図9のフローチ
ャートを参照して説明すると、まずステップS31で、
右側ユニット20′側の傾斜センサ42の出力から、右
方向への所定レベル以上の傾斜が検出されたか否か判断
する。この判断で、右方向への所定レベル以上の傾斜が
検出されたとき、トラック位置を先送りし、その先送り
したトラックの先頭位置から再生させる(ステップS3
2)。例えば、トラック1の曲の途中を再生している状
態で、右方向への所定レベル以上の傾斜が1回検出され
たとき、トラック2の先頭から再生させる。また、右方
向への所定レベル以上の傾斜が複数回連続してあったと
き、その連続した回数に対応したトラック数だけ、トラ
ックを先送りする。例えば、トラック1の曲の途中を再
生している状態で、右方向への所定レベル以上の傾斜が
2回連続して検出されたとき、トラック3の先頭から再
生させる。
【0049】また、ステップS31で右方向への所定レ
ベル以上の傾斜がないと判断したとき、及びステップS
32の処理が行われた後に、ステップS33に移って、
左側ユニット10′側の傾斜センサ41の出力から、左
方向への所定レベル以上の傾斜が検出されたか否か判断
する。この判断で、左方向への所定レベル以上の傾斜が
検出されたとき、トラック位置を後戻しし、その後戻し
したトラックの先頭位置から再生させる(ステップS3
4)。例えば、トラック3の曲の途中を再生している状
態で、左方向への所定レベル以上の傾斜が1回検出され
たとき、トラック3の先頭から再生させる。また、左方
向への所定レベル以上の傾斜が複数回連続してあったと
き、その連続した回数に対応したトラック数だけ、トラ
ックを後戻しする。例えば、トラック3の曲の途中を再
生している状態で、左方向への所定レベル以上の傾斜が
2回連続して検出されたとき、トラック2の先頭から再
生させる。
【0050】そして、ステップS33で左側への所定レ
ベル以上の傾斜がないと判断したとき、及びステップS
34の処理が行われた後に、ステップS31の判断に戻
り、再生が続く限りこの図9のフローチャートに示す処
理が繰り返される。
【0051】このようにして再生位置の制御が行われる
ことで、このヘッドホン装置を装着したユーザは、キー
操作を全くすることなく、所望の位置から再生させるこ
とができる。即ち、再生の開始,停止は、ヘッドホン装
置の装着に連動して制御されるので、ユーザが操作する
必要は全くなく、また、再生されるトラック位置を選ぶ
操作については、ヘッドホン装置を装着した頭部を右又
は左に所定角度以上傾ける動作を行うだけで良く、キー
の位置を探すようなことが必要なく、非常に簡単に所望
の位置から再生させることができるようになる。
【0052】また本例の場合にもホールドスイッチ19
を設けてあるので、このホールドスイッチ19でホール
ドモードを設定することで、頭部の傾斜に基づいたトラ
ック送りが行われなくなり、トラック送りをする必要が
ない場合には、頭部の動きに基づいた誤動作を防止する
ことができる。
【0053】なお、第1の実施の形態で説明したキー操
作で再生位置を選ぶ場合には、図6のフローチャートに
示したように、そのキーを短時間だけ押したとき、トラ
ック送り又はトラック戻しを行い、長い時間連続して押
したときには、早送り再生又は後戻し再生を行うように
したが、本例のように傾斜センサの出力に基づいて再生
位置を制御する場合にも、同様の処理を行うようにして
も良い。即ち、例えば、傾斜センサが短時間だけ所定レ
ベル以上の傾斜を検出したとき、トラック送り又はトラ
ック戻しを行い、比較的長い時間連続して所定レベル以
上の傾斜を検出したとき、早送り再生又は後戻し再生を
行うようにしても良い。
【0054】また、本例では左側の傾斜を検出するセン
サ41を左側ユニット10′に配置し、右側の傾斜を検
出するセンサ42を右側ユニット20′に配置するよう
にしたが、いずれか一方のユニット内に双方のセンサ4
1,42を配置しても良い。また、1つのセンサで右側
への傾斜と左側への傾斜の双方が検出できる場合には、
1つのセンサだけを配置するようにしても良い。
【0055】次に、本発明の第3の実施の形態を、図1
0及び図11を参照して説明する。この図10及び図1
1において、上述した第1,第2の実施の形態で説明し
た箇所に対応する部分には同一符号を付す。
【0056】本例においても、メモリカードをオーディ
オ信号の記憶媒体として使用したオーディオ信号再生装
置が組み込まれたヘッドホン装置として構成したもので
ある。ヘッドホン装置の外形形状としては、例えば、第
1の実施の形態で説明した図2に示す構成が適用でき
る。但し本例の場合には、キー17,22を配置しない
構成とする。
【0057】図10は、本例のヘッドホン装置の全体構
成を示す図である。本例の場合には、左側ユニット1
0″にメモリカード1を装着するためのメモリカード装
着部11が設けてあり、この装着部11に装着されたメ
モリカード1に記憶されたオーディオ信号を、制御部1
2″の制御で読出すようにしてある。制御部12″の制
御で、メモリカード1から読出されたデジタルオーディ
オデータは、デジタル処理部13で圧縮符号化からの伸
長などのデジタルデータ処理が実行され、左チャンネル
(Lch)及び右チャンネル(Rch)の2チャンネル
のデジタルオーディオデータを得る。
【0058】デジタル処理部13で伸長された2チャン
ネルのデジタルオーディオデータは、デジタル/アナロ
グ変換器14に供給して、アナログオーディオ信号に変
換する。変換された2チャンネルのアナログオーディオ
信号は、オーディオ出力処理部15に供給して、増幅な
どのアナログ出力処理を行い、処理された左右のチャン
ネルのオーディオ信号を、左側ユニット10″及び右側
ユニット20″内のドライバ16,21に供給して、左
右のチャンネルのオーディオを出力させる。
【0059】また、左側ユニット10″内には、このユ
ニット10″のユーザの頭部の左耳への装着を検出する
装着センサ18が設けてあり、この装着センサ18の検
出出力を、制御部12″に供給する。
【0060】また、本例の左側ユニット10″には加速
度センサ43が配置してあり、加速度センサ43の検出
出力を制御部12″に供給する構成としてある。加速度
センサ43は、このヘッドホン装置をユーザが装着した
状態で、装着者が首をほぼ水平方向に右側及び左側に振
ったとき、一方及び他方のレベルの加速度が検出される
センサである。この加速度センサ43の出力を制御部1
2″が判断して、一方及び他方の所定レベル以上の加速
度が検出されたとき、制御部12″は再生位置を制御す
るようにしてある。その再生位置の制御処理については
後述する。
【0061】また本例の左側ユニット10″には、ホー
ルドスイッチ19が取付けてあり、このホールドスイッ
チ19の状態を制御部12″が検出する構成としてあ
る。このホールドスイッチ19は、ホールド状態と非ホ
ールド状態とがユーザ操作で選択できるスライドスイッ
チなどで構成され、非ホールド状態としたとき、傾斜セ
ンサ41,42の検出出力に基づいた再生位置の制御を
制御部12″が実行するようにしてあり、ホールド状態
としたとき、加速度センサ43の出力に基づいた再生位
置の制御を制御部12″が実行しないようにしてある。
【0062】本例のヘッドホン装置における再生の開始
及び停止の制御部12″による制御については、第1の
実施の形態で説明したヘッドホン装置と同様である。即
ち、図3のフローチャートに示したように、装着センサ
18の出力に基づいて、装着があるとき再生を行い、非
装着のとき再生停止させるようにしてある。また、再生
開始時には、図4,図5に示したような再生開始タイミ
ングや再生開始位置の制御を行うようにしてある。
【0063】そして本例においては、このようにして再
生が実行されている最中に、制御部12″が加速度セン
サ43の出力に基づいて、再生位置を設定させるように
してある。図11のフローチャートは、この再生位置の
制御処理を示したものである。以下、図11のフローチ
ャートを参照して説明すると、まずステップS41で、
加速度センサ43の出力から、右方向への所定レベル以
上の加速度が検出されたか否か判断する。この判断で、
右方向への所定レベル以上の加速度が検出されたとき、
トラック位置を先送りし、その先送りしたトラックの先
頭位置から再生させる(ステップS42)。例えば、ト
ラック1の曲の途中を再生している状態で、右方向への
所定レベル以上の加速度が1回検出されたとき、トラッ
ク2の先頭から再生させる。また、右方向への所定レベ
ル以上の傾斜が複数回連続してあったとき、その連続し
た回数に対応したトラック数だけ、トラックを先送りす
る。例えば、トラック1の曲の途中を再生している状態
で、右方向への所定レベル以上の加速度が2回連続して
検出されたとき、トラック3の先頭から再生させる。
【0064】また、ステップS41で右方向への所定レ
ベル以上の加速度の検出がないと判断したとき、及びス
テップS42の処理が行われた後に、ステップS43に
移って、加速度センサ43の出力から、左方向への所定
レベル以上の加速度が検出されたか否か判断する。この
判断で、左方向への所定レベル以上の加速度が検出され
たとき、トラック位置を後戻しし、その後戻ししたトラ
ックの先頭位置から再生させる(ステップS44)。例
えば、トラック3の曲の途中を再生している状態で、左
方向への所定レベル以上の加速度が1回検出されたと
き、トラック3の先頭から再生させる。また、左方向へ
の所定レベル以上の加速度が複数回連続してあったと
き、その連続した回数に対応したトラック数だけ、トラ
ックを後戻しする。例えば、トラック3の曲の途中を再
生している状態で、左方向への所定レベル以上の加速度
が2回連続して検出されたとき、トラック2の先頭から
再生させる。
【0065】そして、ステップS43で左側への所定レ
ベル以上の加速度がないと判断したとき、及びステップ
S44の処理が行われた後に、ステップS41の判断に
戻り、再生が続く限りこの図11のフローチャートに示
す処理が繰り返される。
【0066】このようにして再生位置の制御が行われる
ことで、上述した第2の実施の形態のヘッドホン装置の
場合と同様に、このヘッドホン装置を装着したユーザ
は、キー操作を全くすることなく、所望の位置から再生
させることができる。即ち、再生の開始,停止は、ヘッ
ドホン装置の装着に連動して制御されるので、ユーザが
操作する必要は全くなく、また、再生されるトラック位
置を選ぶ操作については、ヘッドホン装置を装着した状
態で、右又は左にほぼ水平に首を振る動作を行うだけで
良く、キーの位置を探すようなことが必要なく、非常に
簡単に所望の位置から再生させることができるようにな
る。
【0067】また本例の場合にもホールドスイッチ19
を設けてあるので、このホールドスイッチ19でホール
ドモードを設定することで、首を振る動作に基づいたト
ラック送りが行われなくなり、トラック送りをする必要
がない場合には、首の動きに基づいた誤動作を防止する
ことができる。
【0068】なお、ここまで説明した各実施の形態で
は、図2に示したようなネックバンド方式のヘッドホン
装置に適用した例としたが、その他の各種形状のヘッド
ホン装置にも本発明が適用できることは勿論である。
【0069】また、上述した各実施の形態では、ヘッド
ホン装置にメモリカードを使用したオーディオ再生装置
を組み込むようにしたが、オーディオ再生装置について
はヘッドホン装置と別体で構成して、ケーブルなどで接
続するようにして(或いはワイヤレスでデータ伝送でき
るようにして)、ヘッドホン装置から再生装置に対して
上述した例と同様の再生制御を行う制御データを送っ
て、再生開始,停止,トラック送り,トラック戻しなど
の制御を行うようにしても良い。
【0070】また、上述した各実施の形態では、再生開
始時に待機する時間や再生位置を戻す時間は一例として
5秒間としたが、その他の所定の時間とするようにして
も良い。また、ユーザ設定で、この待機時間や再生位置
を戻す時間を自由に設定できるようにしても良い。
【0071】また、上述した各実施の形態では、右側の
ユニットのキーが操作されたり、或いは右側に傾けるな
どしたとき、再生位置が先に進むようにし、左側のユニ
ットのキーが操作されたり、或いは左側に傾けるなどし
たとき、再生位置が前に戻るようにしたが、この左右と
再生方向との対応については、ユーザ操作などで逆に設
定できるようにしても良い。このようにすることで、ユ
ーザ毎の好みに合わせた操作性が実現できる。
【0072】また、上述した第1の実施の形態では、再
生位置を指示するキーを使用する例とし、第2,第3の
実施の形態では、再生位置を指示するための傾斜センサ
又は加速度センサを使用する例としたが、これらの構成
を組み合わせるようにしても良い。例えば、第1の実施
の形態に記載した再生位置を指示するキーを配置した上
で、第2の実施の形態で説明した、再生位置を指示する
ための傾斜センサについても取付ける構成として、キー
の操作と装着者が頭部を傾ける動作のいずれでも、トラ
ック送り,トラック戻しなどが行えるようにしても良
い。同様に、第1の実施の形態に記載した再生位置を指
示するキーを配置した上で、第3の実施の形態で説明し
た、再生位置を指示するための加速度センサについても
取付ける構成として、キーの操作と装着者が首を振る動
作のいずれでも、トラック送り,トラック戻しなどが行
えるようにしても良い。また、モード切替スイッチを設
けて、キーの操作でトラック送り,トラック戻しなどを
行うモードと、センサ出力に基づいてトラック送り,ト
ラック戻しなどを行うモードとが切替えられるようにし
ても良い。
【0073】また、上述した各実施の形態では、装着セ
ンサを設けて、ヘッドホン装置を装着しているときだけ
再生が行われるようにしたが、このようなセンサの検出
に基づいた再生制御は実行しない構成として、再生位置
の制御だけを行うようにしても良い。
【0074】
【発明の効果】第1の発明によると、ヘッドホン装置の
装着,非装着に基づいて、自動的に再生の開始,停止が
制御されるので、別途再生及び停止を指示する操作手段
を設ける必要がなくなり、それだけ操作性が改善される
ことになる。
【0075】この場合、装着検出手段が装着を検出し
て、オーディオ信号源からの再生を開始させるとき、前
回停止させた位置又はその近傍から再生を開始させるよ
うにしたことで、例えば一時的にヘッドホン装置を外し
た後に、再度そのヘッドホン装置を装着したとき、前回
聴取した続きが聞けるようになる。
【0076】また、前回停止させた位置よりも所定時間
だけ前の位置から再生を開始させるようにしたことで、
前回再生を停止させた位置、今回再生が開始された位置
とのつながりが容易に認識できるようになる。
【0077】また、装着検出手段が装着を検出して、オ
ーディオ信号源に用意された媒体からの再生を先頭から
行うとき、装着が検出されてから所定時間後に再生を開
始させるようにしたことで、例えばヘッドホン装置を装
着してオーディオを聴取する準備ができた段階で再生が
開始されるようになり、良好なタイミングで再生される
ようになる。
【0078】第2の発明によると、再生位置を進める操
作と、再生位置を逆方向に戻す操作とが、装着者の左右
の耳の近傍の操作手段に分かれることになり、例えば左
から右に曲が流れるイメージを描いて操作できるように
なり、非常に判りやすい操作が可能になる。
【0079】この場合、右側ユニット又は左側ユニット
の聴取者への装着を検出する装着検出手段が装着を検出
したときに、オーディオ信号源からの再生を行うように
したことで、再生の開始や停止の操作は必要なくなり、
左右の操作手段を使用していわゆる頭だしの操作を行う
だけで良くなり、非常に再生操作が簡単になる。
【0080】また、ホールド手段を備えて、このホール
ド手段でホールド操作がされたとき、右側操作手段及び
左側操作手段の操作を無効とするようにしたことで、誤
ってヘッドホン装置の操作手段に触れて再生位置がずれ
るような事態の発生を効果的に防止できる。
【0081】第3の発明によると、再生位置を進める操
作と、再生位置を逆方向に戻す操作とが、右傾斜センサ
と左傾斜センサの出力に基づいて行われ、装着者が頭部
を左及び右に傾ける動作を行うだけで、再生位置を進め
る操作及び逆方向に戻す操作が可能になり、ヘッドホン
装置などに全く触れることなく再生位置を選ぶことが可
能になる。
【0082】この場合、右側ユニット又は左側ユニット
の聴取者への装着を検出する装着検出手段を備えて、装
着検出手段での装着の検出に基づいて、オーディオ信号
源からの再生を行うようにしたことで、再生の開始や停
止の操作についても必要なくなり、単に装着者が頭部を
左及び右に傾ける動作を行うだけで再生動作に必要な全
ての動作が行われることになり、非常に再生操作が簡単
になる。
【0083】また、ホールド手段を備えて、このホール
ド手段でホールド操作がされたとき、上記右傾斜センサ
及び左傾斜センサの出力による制御を実行しないように
したことで、誤って首を傾けたことで、再生位置がずれ
るような事態の発生を効果的に防止できる。
【0084】第4の発明によると、再生位置を進める操
作と、再生位置を逆方向に戻す操作とが、加速度センサ
の出力に基づいて行われ、例えば装着者が首を左及び右
に振る動作を行うだけで、再生位置を進める操作及び逆
方向に戻す操作が可能になり、ヘッドホン装置などに全
く触れることなく再生位置を選ぶことが可能になる。
【0085】この場合、右側ユニット又は左側ユニット
の聴取者への装着を検出する装着検出手段を備えて、装
着検出手段での装着の検出に基づいて、オーディオ信号
源からの再生を行うようにしたことで、再生の開始や停
止の操作についても必要なくなり、単に装着者が首を振
る動作を行うだけで再生動作に必要な全ての動作が行わ
れることになり、非常に再生操作が簡単になる。
【0086】また、ホールド手段を備えて、このホール
ド手段でホールド操作がされたとき、上記右傾斜センサ
及び左傾斜センサの出力による制御を実行しないように
したことで、誤って首を振ったことで、再生位置がずれ
るような事態の発生を効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による全体構成例を
示したブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による装置形状の例
を示した斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による再生動作例を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態による再生開始位置
(先頭からの再生時)を説明するタイミング図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態による再生開始位置
(途中からの再生時)を説明するタイミング図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態による再生中の動作
例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態による再生動作の概
要を示す説明図である
【図8】本発明の第2の実施の形態による全体構成例を
示したブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態による動作例を示す
フローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施の形態による全体構成例
を示したブロック図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態による動作例を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10,10′,10″…左側ユニット、11…メモリカ
ード装着部、12,12′,12″…制御部、13…デ
ジタル処理部、14…デジタル/アナログ変換器、15
…オーディオ出力処理部、16…ドライバ、16a…イ
ヤーパット、17…左側キー、18…装着センサ、19
…ホールドスイッチ、20,20′,20″…右側ユニ
ット、21…ドライバ、21a…イヤーパット、22…
右側キー、30…バンド、31…左耳通過部、32…左
耳支え部、33…右耳通過部、34…右耳支え部、41
…左側傾斜センサ、42…右側傾斜センサ、43…加速
度センサ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 聴取者の右耳及び右耳に装着されて、オ
    ーディオ信号源からのオーディオ信号を出力する右側ユ
    ニット及び左側ユニットと、 上記右側ユニット又は左側ユニットの聴取者への装着を
    検出する装着検出手段と、 上記装着検出手段が装着を検出したとき、上記オーディ
    オ信号源からの再生を開始させて、上記装着検出手段が
    非装着を検出したとき、上記オーディオ信号源からの再
    生を停止させる制御手段とを備えたヘッドホン装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のヘッドホン装置におい
    て、 上記制御手段は、上記装着検出手段が装着を検出して、
    上記オーディオ信号源からの再生を開始させるとき、前
    回停止させた位置又はその近傍から再生を開始させる制
    御を行うヘッドホン装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のヘッドホン装置におい
    て、 上記前回停止させた位置よりも所定時間だけ前の位置か
    ら再生を開始させる制御を行うヘッドホン装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のヘッドホン装置におい
    て、 上記制御手段は、上記装着検出手段が装着を検出して、
    上記オーディオ信号源に用意された媒体からの再生を先
    頭から行うとき、装着が検出されてから所定時間後に再
    生を開始させる制御を行うヘッドホン装置。
  5. 【請求項5】 聴取者の右耳及び右耳に装着されて、オ
    ーディオ信号源からのオーディオ信号を出力する右側ユ
    ニット及び左側ユニットと、 上記右側ユニット又はその近傍に配置された右側操作手
    段と、 上記左側ユニット又はその近傍に配置された左側操作手
    段と、 上記オーディオ信号源からのオーディオ信号の再生制御
    を行い、上記右側操作手段と左側操作手段の何れか一方
    が操作されたとき、その再生位置を進め、上記右側操作
    手段と左側操作手段の何れか他方が操作されたとき、そ
    の再生位置を逆方向に戻す制御を行う制御手段とを備え
    たヘッドホン装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のヘッドホン装置におい
    て、 さらに、上記右側ユニット又は左側ユニットの聴取者へ
    の装着を検出する装着検出手段を備えて、 上記制御手段は、上記装着検出手段が装着を検出したと
    き、上記オーディオ信号源からの再生を開始させて、上
    記装着検出手段が非装着を検出したとき、上記オーディ
    オ信号源からの再生を停止させる制御を行うヘッドホン
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のヘッドホン装置におい
    て、 さらに、ホールド手段を備えて、 上記制御手段は、上記ホールド手段でホールド操作がさ
    れたとき、上記右側操作手段及び左側操作手段の操作を
    無効とするヘッドホン装置。
  8. 【請求項8】 聴取者の右耳及び右耳に装着されて、オ
    ーディオ信号源からのオーディオ信号を出力する右側ユ
    ニット及び左側ユニットと、 装着者の頭部の右側への傾斜を検出する右傾斜センサ
    と、 装着者の頭部の左側への傾斜を検出する左傾斜センサ
    と、 上記オーディオ信号源からのオーディオ信号の再生制御
    を行い、上記右傾斜センサと左傾斜センサの何れか一方
    が所定のセンサ出力となったとき、その再生位置を進
    め、上記右傾斜センサと左傾斜センサの何れか他方が所
    定のセンサ出力となったとき、その再生位置を逆方向に
    戻す制御を行う制御手段とを備えたヘッドホン装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のヘッドホン装置におい
    て、 さらに、上記右側ユニット又は左側ユニットの聴取者へ
    の装着を検出する装着検出手段を備えて、 上記制御手段は、上記装着検出手段が装着を検出したと
    き、上記オーディオ信号源からの再生を開始させて、上
    記装着検出手段が非装着を検出したとき、上記オーディ
    オ信号源からの再生を停止させる制御を行うヘッドホン
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のヘッドホン装置におい
    て、 さらに、ホールド手段を備えて、 上記制御手段は、上記ホールド手段でホールド操作がさ
    れたとき、上記右傾斜センサ及び左傾斜センサの出力に
    よる制御を実行しないヘッドホン装置。
  11. 【請求項11】 聴取者の右耳及び右耳に装着されて、
    オーディオ信号源からのオーディオ信号を出力する右側
    ユニット及び左側ユニットと、 装着者の頭部に加わる加速度を検出する加速度センサ
    と、 上記オーディオ信号源からのオーディオ信号の再生制御
    を行い、上記加速度センサが一方の加速度を所定レベル
    以上検出したとき、その再生位置を進め、上記加速度セ
    ンサが他方の加速度を所定レベル以上検出したとき、そ
    の再生位置を逆方向に戻す制御を行う制御手段とを備え
    たヘッドホン装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のヘッドホン装置にお
    いて、 さらに、上記右側ユニット又は左側ユニットの聴取者へ
    の装着を検出する装着検出手段を備えて、 上記制御手段は、上記装着検出手段が装着を検出したと
    き、上記オーディオ信号源からの再生を開始させて、上
    記装着検出手段が非装着を検出したとき、上記オーディ
    オ信号源からの再生を停止させる制御を行うヘッドホン
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項11記載のヘッドホン装置にお
    いて、 さらに、ホールド手段を備えて、 上記制御手段は、上記ホールド手段でホールド操作がさ
    れたとき、上記加速度センサの出力による制御を実行し
    ないヘッドホン装置。
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