JP2003036381A - 商品購入支援装置、商品購入支援方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

商品購入支援装置、商品購入支援方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2003036381A
JP2003036381A JP2001221778A JP2001221778A JP2003036381A JP 2003036381 A JP2003036381 A JP 2003036381A JP 2001221778 A JP2001221778 A JP 2001221778A JP 2001221778 A JP2001221778 A JP 2001221778A JP 2003036381 A JP2003036381 A JP 2003036381A
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JP2001221778A
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English (en)
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Koji Sumino
宏司 角野
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JustSystems Corp
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JustSystems Corp
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 結婚祝いなど複数人が資金を出し合って物品
を購入・贈呈しようとする場合の幹事の作業、たとえば
何にするかの意見のとりまとめや出資金のとりまとめ、
販売店への商品の注文などを支援すること。 【解決手段】 Web上のサーバアプリケーションをク
ライアントのブラウザを介して利用する。幹事により作
成されたグループは、当該グループに割り当てられたホ
ームページで、複数のメンバーによる複数の商品に対す
る多数決を実施する。そして各商品の順位と価格、およ
び実際にメンバーから支払われた出資金の総額にもとづ
いて、あらかじめ指定された時期に商品の決定・注文が
自動的におこなわれる。なお当該時期になっても必要な
だけの資金が確保できていなければ、電子メールにより
支払いの督促をおこなう。出資者と商品の受取人、およ
び各出資者間ではどこまで身元を開示するかを任意に設
定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数人が資金を
出し合っておこなう商品の購入作業を支援するための商
品購入支援装置、商品購入支援方法、その方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムおよびそのプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に「グループウエア」などと呼ばれ
る一群のソフトウエアの中には、複数人による意思決定
を支援するための機能を備えたものがある。たとえば会
議の日時を決定するために、しかるべき設定のもとにそ
の参加者(参加予定者)全員を対象にスケジュール問い
合わせのメールを発信すると、送信者および複数の受信
者のクライアントから、サーバに保持された当該メール
を自由に読み書きできるようになる。この機能により、
各参加者は自己の都合を他の参加者に通知することがで
き、逆に他の参加者の都合を確認することもできるの
で、会議の日時の決定や参加者間のスケジュールの調整
がしやすくなる。
【0003】もっとも、グループウエアはもっぱら企業
などのLANにおける利用を想定しており、個人が導入
することは機能的にも経済的にも現実的ではない。そこ
で、本出願人は昨年より「eejooコミュニティサー
ビス(ECS)」(詳細はhttp://www.ee
joo.com/を参照)として、インターネットに接
続できる個人を対象に、複数人による意思決定を支援す
るためのASP事業をおこなっている。
【0004】このサービスは、インターネットで公開す
るWebサーバ上に個々の会員専用の「マイページ」を
作成し、各会員が当該ページをユーザーインターフェー
スとして、サーバアプリケーションの提供する種々の機
能を利用できるようにしたものである。なお、会員側に
はブラウザ以外の特段のソフトウエアを必要としない。
【0005】一例として複数人が参加する旅行の計画を
立てたい場合、上記サービスへの会員登録を済ませた幹
事は、自己に割り当てられた「マイページ」中の「グル
ープを作る」メニューをクリックすることで、グループ
作成のための各種事項の設定ページを表示させる。そし
て、グループの名前や各参加者(参加予定者)のメール
アドレスなど必要事項を入力・送信すると、これを受信
したサーバアプリケーションにより、当該グループ専用
の「グループページ」が作成される。
【0006】この「グループページ」には、各参加者の
読み書きできる掲示板(「ラウンジ」)が設置されてお
り、これを介して旅行の日程や目的地などを調整・決定
してゆくことができる。また、幹事はこの「グループペ
ージ」から、日程や目的地など任意の事項に関する選択
肢を作成することができ、幹事以外の各参加者はそのう
ち一つ、または複数の選択肢に投票することができる。
各選択肢の得票数はサーバアプリケーションにより自動
的に集計され、参加者が随時閲覧できる。これにより、
複数人が関与する意思決定の手続きが容易化される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状の
「eejooコミュニティサービス」はあくまで意思決
定における支援を目的としており、決定された意思にも
とづく作業の支援まではおこなっていない。そのため、
たとえば結婚祝いや新築祝いなど複数人が資金を出し合
って物品を購入・贈呈しようとする場合、何にするかや
一人あたりいくらにするかなどについて投票をおこなう
ことはできるが、投票による意思決定後の一連の作業、
すなわち販売店への商品の注文や代金の支払い、他の参
加者からの集金や支払わない参加者への督促などは、も
っぱら幹事一人が負担しなければならなかった。
【0008】この発明は上記従来技術による問題を解決
するため、複数人が資金を出し合っておこなう商品の購
入作業を支援することが可能な商品購入支援装置、商品
購入支援方法、その方法をコンピュータに実行させるプ
ログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる商
品購入支援装置は、商品の順位を特定する商品順位特定
手段と、参加者から支払われた出資金の総額を算出する
資金総額算出手段と、前記商品順位特定手段により特定
された順位が1位である商品の価格が、前記資金総額算
出手段により算出された出資金の総額以下であるかどう
かを判定する購入可否判定手段と、前記購入可否判定手
段により前記商品の価格が前記出資金の総額以下である
と判定された場合に、当該商品を注文する商品注文手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0010】この請求項1に記載の発明によれば、参加
者から出資された資金の範囲で購入可能な商品の注文が
自動的におこなわれる。
【0011】また、請求項2に記載の発明にかかる商品
購入支援装置は、商品の順位を特定する商品順位特定手
段と、参加者から支払われた出資金の総額を算出する資
金総額算出手段と、前記商品順位特定手段により特定さ
れた順位が所定の順位以上である商品のそれぞれの価格
が、前記資金総額算出手段により算出された出資金の総
額以下であるかどうかを判定する購入可否判定手段と、
前記購入可否判定手段によりその価格が前記出資金の総
額以下であると判定された商品のうちいずれか一つを受
取人に選択させる商品選択受付手段と、前記商品選択受
付手段により受取人が選択した商品を注文する商品注文
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】この請求項2に記載の発明によれば、参加
者から出資された資金の範囲で購入可能な商品のうち、
その受取人により選択された商品の注文が自動的におこ
なわれる。
【0013】また、請求項3に記載の発明にかかる商品
購入支援装置は、前記請求項1または請求項2に記載の
発明において、さらに、前記購入可否判定手段により前
記1位の商品の価格または前記所定の順位以上の商品の
いずれかの価格が前記出資金の総額を超えていると判定
された場合に、前記参加者に出資金を支払うよう督促す
る支払い督促手段を備えたことを特徴とする。
【0014】この請求項3に記載の発明によれば、参加
者から出資された資金の範囲では商品の購入が不可能な
場合、参加者に対する支払いの督促が自動的におこなわ
れる。
【0015】また、請求項4に記載の発明にかかる商品
購入支援装置は、前記請求項1〜請求項3のいずれか一
つに記載の発明において、さらに、前記商品注文手段に
より注文される商品とその価格とを前記参加者に通知す
る注文内容通知手段を備えたことを特徴とする。
【0016】この請求項4に記載の発明によれば、注文
される商品が何であるかやいくらであるかが各参加者に
通知される。
【0017】また、請求項5に記載の発明にかかる商品
購入支援装置は、前記請求項1〜請求項4のいずれか一
つに記載の発明において、前記商品順位特定手段が、前
記参加者による投票にもとづいて商品の順位を特定する
ことを特徴とする。
【0018】この請求項5に記載の発明によれば、注文
される商品は参加者の投票で1位または所定の順位以上
となった商品の中から決まることになる。
【0019】また、請求項6に記載の発明にかかる商品
購入支援方法は、商品の順位を特定する商品順位特定工
程と、参加者から支払われた出資金の総額を算出する資
金総額算出工程と、前記商品順位特定工程で特定された
順位が1位である商品の価格が、前記資金総額算出工程
で算出された出資金の総額以下であるかどうかを判定す
る購入可否判定工程と、前記購入可否判定工程で前記商
品の価格が前記出資金の総額以下であると判定された場
合に、当該商品を注文する商品注文工程と、を含んだこ
とを特徴とする。
【0020】この請求項6に記載の発明によれば、参加
者から出資された資金の範囲で購入可能な商品の注文が
自動的におこなわれる。
【0021】また、請求項7に記載の発明にかかる商品
購入支援方法は、商品の順位を特定する商品順位特定工
程と、参加者から支払われた出資金の総額を算出する資
金総額算出工程と、前記商品順位特定工程で特定された
順位が所定の順位以上である商品のそれぞれの価格が、
前記資金総額算出工程で算出された出資金の総額以下で
あるかどうかを判定する購入可否判定工程と、前記購入
可否判定工程でその価格が前記出資金の総額以下である
と判定された商品のうちいずれか一つを受取人に選択さ
せる商品選択受付工程と、前記商品選択受付工程で受取
人が選択した商品を注文する商品注文工程と、を含んだ
ことを特徴とする。
【0022】この請求項7に記載の発明によれば、参加
者から出資された資金の範囲で購入可能な商品のうち、
その受取人により選択された商品の注文が自動的におこ
なわれる。
【0023】また、請求項8に記載の発明にかかる商品
購入支援方法は、前記請求項6または請求項7に記載の
発明において、さらに、前記購入可否判定工程で前記1
位の商品の価格または前記所定の順位以上の商品のいず
れかの価格が前記出資金の総額を超えていると判定され
た場合に、前記参加者に出資金を支払うよう督促する支
払い督促工程を含んだことを特徴とする。
【0024】この請求項8に記載の発明によれば、参加
者から出資された資金の範囲では商品の購入が不可能な
場合、参加者に対する支払いの督促が自動的におこなわ
れる。
【0025】また、請求項9に記載の発明にかかる商品
購入支援方法は、前記請求項6〜請求項8のいずれか一
つに記載の発明において、さらに、前記商品注文工程で
注文される商品とその価格とを前記参加者に通知する注
文内容通知工程を含んだことを特徴とする。
【0026】この請求項9に記載の発明によれば、注文
される商品が何であるかやいくらであるかが各参加者に
通知される。
【0027】また、請求項10に記載の発明にかかる商
品購入支援方法は、前記請求項6〜請求項9のいずれか
一つに記載の発明において、前記商品順位特定工程で
は、前記参加者による投票にもとづいて商品の順位を特
定することを特徴とする。
【0028】この請求項10に記載の発明によれば、注
文される商品は参加者の投票で1位または所定の順位以
上となった商品の中から決まることになる。
【0029】また、請求項11に記載の発明にかかるプ
ログラムによれば、前記請求項6〜請求項10のいずれ
か一つに記載された方法がコンピュータによって実行さ
れる。
【0030】また、請求項12に記載の発明にかかる記
録媒体によれば、前記請求項11に記載されたプログラ
ムがコンピュータによって読み取られて実行される。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明による商品購入支援装置、商品購入支援方法、その
方法をコンピュータに実行させるプログラムおよびその
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0032】図1は、この発明の実施の形態による商品
購入支援装置を含む、商品購入支援システムのシステム
構成を示す説明図である。まず、100はASP(Ap
plication Service Provide
r)の保持するサーバであり、後述のように幹事から指
定された条件にしたがって、複数の参加者からの集金や
各参加者への連絡、商品の決定やその注文および代金の
支払いなど、複数人が資金を出し合って商品を購入する
ための各種作業の代行をおこなう。
【0033】つぎに、101は商品を購入する複数の参
加者がそれぞれ使用するコンピュータ、また102は上
記参加者のうち、特に幹事をつとめることとなった一人
が使用するコンピュータである。これらのコンピュータ
は、ISP(Internet Service Pr
ovider)のアクセスサーバ(図示せず)などによ
ってインターネット103に接続され、当該ネットワー
クを介してサーバ100に接続される。なお、ここでは
101や102としてはデスクトップPC、ノートPC
などを想定しているが、たとえば携帯電話など、インタ
ーネット上のホームページを閲覧できる機器であればど
のようなものであってもよい。
【0034】つぎに、図2はこの発明の実施の形態によ
る商品購入支援装置、すなわちサーバ100のハードウ
エア構成を示す説明図である。同図において、201は
装置全体を制御するCPUを、202は基本入出力プロ
グラムを記憶したROMを、203はCPU201のワ
ークエリアとして使用されるRAMを、それぞれ示して
いる。
【0035】また、204はCPU201の制御にした
がってHD(ハードディスク)205に対するデータの
リード/ライトを制御するHDD(ハードディスクドラ
イブ)を、205はHDD204の制御にしたがって書
き込まれたデータを記憶するHDを、それぞれ示してい
る。また、206はCPU201の制御にしたがってF
D(フロッピー(登録商標)ディスク)207に対する
データのリード/ライトを制御するFDD(フロッピー
ディスクドライブ)を、207はFDD206の制御に
したがって書き込まれたデータを記憶する着脱自在のF
Dを、それぞれ示している。
【0036】また、208はカーソル、メニュー、ウィ
ンドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示す
るディスプレイを、209は通信回線210を介してイ
ンターネット103に接続され、当該ネットワークとC
PU201とのインターフェースとして機能するネット
ワークインターフェースを、それぞれ示している。
【0037】また、211は文字、数値、各種指示など
の入力のための複数のキーを備えたキーボードを、21
2は各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソル
の移動などをおこなうマウスを、それぞれ示している。
また、213は着脱可能な記録媒体であるCD−ROM
を、214はCD−ROM213に対するデータのリー
ドを制御するCD−ROMドライブを、200は上記各
部を接続するためのバスまたはケーブルを、それぞれ示
している。
【0038】つぎに、図3はこの発明の実施の形態によ
る商品購入支援装置、すなわちサーバ100の構成を機
能的に示す説明図である。まず、300は参加者アカウ
ント入出力部であり、幹事を含む各参加者のプロフィー
ル(氏名・住所・電話番号・メールアドレス・性別・生
年月日・自己紹介文などの個人情報)、および本システ
ム内でのニックネームの入力をおこなうためのユーザー
インターフェースを提供する。
【0039】幹事と幹事以外の参加者とでは、インター
フェースが多少異なっている。幹事については、参加者
アカウント入出力部300はインターネット103で公
開する会員登録用のフォームにより、そのプロフィール
やニックネームを入力させる。そして、「送信」ボタン
のクリックにより上記事項を受信すると、内容確認のた
めのページを作成・返信し、誤りがない旨の本人の確認
を得た上で、参加者アカウント管理部301に引き渡
す。
【0040】つぎに幹事以外の参加者については、後述
のように幹事によるグループの作成後、メッセージ送信
部311から幹事の指定するそのメールアドレスに対し
て「参加確認ページ」のURLを案内する「お誘いメー
ル」を送信する。この「参加確認ページ」は参加者アカ
ウント入出力部300が提供するものであり、グループ
への参加/不参加の意思を表明するためのボタンととも
に、プロフィールやニックネームの入力エリアが配置さ
れている。そして、「参加」ボタンのクリックにより参
加の意思が表明されると、参加者アカウント入出力部3
00は入力内容に誤りがないかどうかを本人に確認の
上、参加者アカウント管理部301に引き渡す。
【0041】つぎに、301は参加者アカウント管理部
であり、参加者アカウント入出力部300から引き渡さ
れた各参加者のプロフィールやニックネームを、各人の
ユーザーID(自動採番)やパスワードなどとともに管
理する。
【0042】なお、参加者アカウント入出力部300は
データの新規入力だけでなく、すでに入力されているデ
ータの閲覧・変更などのためのユーザーインターフェー
スも備えており、参加者アカウント管理部301は参加
者アカウント入出力部300からの指示を受けて、指定
されたデータの取り出しや書き戻しなどをおこなう。ま
た、参加者アカウント管理部301は入力されたパスワ
ードなどを自己の保持するそれと比較して、本システム
にアクセスしてくるユーザーの認証をおこなう。
【0043】つぎに、302はグループ条件入出力部で
あり、グループの新規作成と、当該グループを特徴づけ
る各種要素の設定とをおこなうためのユーザーインター
フェースを提供する。
【0044】会員登録をした幹事には、上述のように当
該会員専用の「マイページ」が割り当てられる。そし
て、当該ページ上に用意された「グループを作る」メニ
ューがクリックされたことを検知すると、グループ条件
入出力部302はまず図4に示す「グループを作る 種
類と名前」設定ページにより、作成するグループの種類
と名前とを幹事に設定させる。
【0045】ここで、グループの種類としてはあらかじ
め用意した複数の選択肢、たとえば「飲み会・食事」
「旅行・お出かけ」「プレゼントをする」などの中から
いずれかを選択させる。また、グループの名前としては
分かりやすい名称を任意に入力させる。ここではグルー
プの種類として「プレゼントをする」が、また名前とし
て「A子さんに結婚のお祝い品を贈ろう!」が、それぞ
れ設定されたものとする。
【0046】つぎに、グループ条件入出力部302は図
5に示す「グループを作る 商品と集金」設定ページに
より、さきに設定されたグループの種類、ここでは「プ
レゼントをする」に対応して、当該活動を支援するため
に本システムが必要とする諸条件を設定させる。「プレ
ゼントをする」の場合、この条件には大別して(1)商
品に関する事項と(2)集金に関する事項とがある。な
お、グループの種類が「飲み会・食事」や「旅行・お出
かけ」である場合には、これらの代わりに日時や場所
(この時点ですでに確定していれば)を設定させること
になるが、その説明は省略する。
【0047】(1)商品に関する事項 (a)推薦商品リストの作成方法 推薦商品リストとは、参加者による投票の対象となる商
品を列挙したリストであり、後述する商品選択管理部3
05によりグループごとに保持される。そして、このリ
ストの作成方法として「幹事が作成」が設定されている
場合、当該リストに商品を登録できるのは後述のように
幹事のみとなり、したがって参加者はもっぱら幹事の推
薦した商品の中で投票をおこなうことになる。また、
「参加者が作成」の場合は幹事を含む各参加者の推薦す
る商品が、「すべての商品」の場合は後述する商品デー
タベース306内の全商品が、それぞれ上記リストに登
録され、これらにつき参加者による投票がおこなわれ
る。
【0048】(b)商品の決定方法 「1位の商品」が指定されている場合、後述する商品決
定部310は、参加者の投票における得票数が1位とな
った商品を販売店に注文するよう、商品注文部312に
指示する。また、「○位以上の商品」が指定されている
場合、商品決定部310は得票数で当該順位以上となっ
た複数の商品の中からいずれか一つを受取人(商品を贈
呈される人)に選択させ、この選択された商品を販売店
に注文するよう、商品注文部312に指示する。
【0049】なお、ここでは参加者の投票により商品を
一つあるいは複数に絞り込むようにしているが、特に推
薦商品リストが参加者の推薦する商品により作成される
場合には、受取人にこのリストを示して所望のものを選
択させるようにしてもよい(投票の省略)。
【0050】(c)商品の決定時期 「○月○日」のように特定の日時が指定されている場
合、後述する商品決定部310は、当該日時に上述の決
定方法にしたがって販売店に注文、あるいは受取人に選
択させる商品を決定する。これに対して「資金が集まり
次第」が指定されている場合、商品決定部310は得票
数1位、あるいは所定の順位以上となっている商品を購
入できるだけの資金が集まった時点で上記決定をおこな
う。なお、このように商品の決定時期でなく、この日に
商品を注文するという注文時期や、この日までに商品を
受け取りたいという受取時期などを設定させておき、決
定時期はこれらから逆算するようにしてもよい。
【0051】(2)集金に関する事項 (a)全体の集金額の目標(資金総額の目標) 「購入できるまで集める」に設定された場合、後述のよ
うに商品決定部310は、現実に集まった資金の総額が
商品の価格に不足すると、メッセージ送信部311に指
示して未払いの参加者あるいは参加者全員に対する支払
いの督促をおこなわせる。また、「集まった分で購入す
る」に設定された場合、商品決定部310は現実に集ま
った資金の範囲で商品を決定する。
【0052】(b)各参加者からの集金額(出資金額) 「一律○円」「○円以上」「○円以下」「自由」のいず
れかから選択の上、「自由」以外の場合は一律金額、最
低金額あるいは最高金額を指定させる。なお、後述する
集金情報入出力部307で入力された各参加者の支払額
は、上記設定に違反していないかどうかをチェックされ
る。
【0053】つぎに、グループ条件入出力部302は図
6に示す「グループを作る 紹介文」設定ページによ
り、グループの紹介文、すなわちその活動内容や結成目
的などを説明する文章を入力させる。ここでは紹介文と
して、「6月30日に結婚されるA子さんに何かお祝い
の品を贈りたいと思いますので、皆さんの意見を聞かせ
て下さい。」という一文が入力されたものとする。な
お、この紹介文は当該グループの「グループページ」に
掲載されるほか、上述の「お誘いメール」中にも引用さ
れる。
【0054】つぎに、グループ条件入出力部302は図
7に示す「グループを作る 誘う相手と贈る相手」設定
ページにより、共同して商品を贈る各参加者と、当該商
品を贈られる受取人とのメールアドレスをそれぞれ指定
させる。図中、「新しいメンバー」をクリックするとア
ドレス入力用のテキストボックスが表示されるので、各
人のアドレスをセミコロンまたは改行で区切って入力す
る。なお、「マイアドレス帳」のクリックにより、すで
に登録されているアドレスを取り込むこともできる。
【0055】さらに、グループ条件入出力部302は図
8に示す「グループを作る 身元の開示レベル」設定ペ
ージにより、(1)受取人に各参加者のプロフィールを
開示するかどうか、(2)各参加者に受取人のプロフィ
ールを開示するかどうか、および(3)各参加者に他の
参加者のプロフィールを開示するかどうか、を設定させ
る。また、開示する場合はすべてのプロフィールを開示
するか、プロフィールのうちメールアドレスのみを開示
するかを指定させる。
【0056】たとえば、(2)は「すべて開示する」
に、(3)は「開示しない」に設定されている場合、各
参加者は受取人のプロフィール、たとえばその氏名やメ
ールアドレスなどを知ることはできるが、自分以外の参
加者が誰でありどういう人物であるかを知ることはでき
ず、ただそのニックネームが分かるのみである。このよ
うに身元の開示レベルを設定できることで、たとえば面
識のない相手同士が出資しての贈り物や、匿名の贈り物
などが可能となる。
【0057】図4〜図8による一連の設定が終わると、
グループ条件入出力部302は設定内容確認のためのペ
ージを作成・送信し、誤りがない旨の確認を得た上で、
上記事項をグループ条件管理部303に引き渡す。
【0058】図3に戻り、つぎに303はグループ条件
管理部であり、グループ条件入出力部302から引き渡
されたグループの種類や名前、商品や集金に関する条
件、グループの紹介文、参加者と受取人のメールアドレ
ス、および関係者間の身元の開示レベルを、当該グルー
プのID(自動採番)などとともに管理する。なお、グ
ループの作成者(「オーナー」)である幹事は、グルー
プ条件管理部303に保持された上記事項をグループ条
件入出力部302を介して随時閲覧・変更することがで
きる。
【0059】また、上記のようにして作成されたグルー
プには、図9に示すような当該グループ専用の「グルー
プページ」が割り当てられる。各参加者はグループ作成
後、後述するメッセージ送信部311から配信される
「お誘いメール」により上述の「参加確認ページ」、続
いて図9に示す「グループページ」に案内され、以後こ
のページに用意されたメニューを介して、下記で説明す
る商品への投票や出資金の支払いなどをおこなう。な
お、グループ作成後各参加者に配信される、「お誘いメ
ール」の文面の一例を下記に示す。
【0060】「N美(***@**.**.**)さん
から、『A子さんに結婚のお祝い品を贈ろう!』グルー
プへのお誘いが届いています。 グループへの返事はこちらから>> http://c
s.eejoo.com/・・・ グループ紹介>> 6月30日に結婚されるA子さんに
何かお祝いの品を贈りたいと思いますので、皆さんの意
見を聞かせて下さい。 ※このメールは、ご依頼によりeejooコミュニティ
サービス(ECS)がお送りしています。」
【0061】図3に戻り、つぎに304は商品選択入出
力部であり、推薦商品リストの作成と閲覧、および特定
の商品への投票と投票状況の閲覧のためのユーザーイン
ターフェースを提供する。また、305は商品選択管理
部であり、商品選択入出力部304からの指示を受けて
推薦商品リストに対する商品の追加/削除をおこなうと
ともに、投票状況、すなわち当該リスト内の各商品の得
票数や投票のステータス(投票中/終了)などを管理す
る。さらに、306は商品データベースであり、推薦商
品リストに登録可能な全商品の詳細情報、すなわちその
商品ID(自動採番)、商品名、メーカー名、価格、ス
ペック、写真、販売店などを保持している。
【0062】図9に示すグループページ中の、「どれに
する?(多数決)」メニューがクリックされたことを検
知すると、商品選択入出力部304は図10に示す「多
数決ページ」により、推薦商品リストに対する商品の追
加と削除、および当該リスト内の特定の商品への投票を
受け付ける。同図に示す「多数決ページ」では、この時
点で当該グループの推薦商品リストに登録されている、
すべての商品の商品名と価格とが表示される。なお、商
品名をクリックすると商品データベース306内の詳細
情報を表示させることができる。
【0063】上述のグループ条件管理部303に、推薦
商品リストの作成方法として「すべての商品」が設定さ
れている場合、商品選択管理部305は当該グループの
推薦商品リストに、商品データベース306内の全商品
を登録する。そして、商品選択入出力部304は図10
に示す「多数決ページ」に、推薦商品リスト内の全商
品、すなわち商品データベース306内の全商品を表示
する。
【0064】これに対し、推薦商品リストの作成方法と
して「幹事が作成」や「参加者が作成」が設定されてい
る場合、推薦商品リストには当初何の商品も登録されて
いないので、「多数決ページ」の商品欄には「(商品が
ありません)」とだけ表示する。そして、「幹事が作
成」の場合には幹事のみ、「参加者が作成」の場合には
幹事を含む各参加者に対して、「追加」ボタン1000
と「削除」ボタン1001とを表示する。
【0065】そして、「追加」ボタン1000がクリッ
クされると商品データベース306内の全商品を商品ご
とのチェックボックスとともに一覧表示し、チェックが
入れられた商品を商品選択管理部305に通知して、推
薦商品リストに追加させる。また、「削除」ボタン10
01がクリックされると推薦商品リスト内の全商品を一
覧表示し、チェックが入れられた商品を商品選択管理部
305により当該リストから削除させる。そして、商品
の追加や削除がある都度、商品選択入出力部304は更
新後の推薦商品リストに登録されている商品を表示する
よう従前の「多数決ページ」を更新する。
【0066】また、「投票」ボタン1002がクリック
されたことを検知すると、商品選択入出力部304は当
該操作をおこなった参加者のユーザーID、その時点で
ラジオボタンにより選択されている商品およびコメント
欄に記入されている文字列などを商品選択管理部305
に引き渡す。なお、ここではラジオボタンの採用により
いずれか一つの商品だけを選ばせるようにしたが、チェ
ックボックスを採用すれば複数の商品を選ばせることも
可能である。一つだけに投票させるか複数の選択肢への
投票を許すかといった投票の条件は、あらかじめグルー
プの作成者である幹事が設定する。
【0067】商品選択管理部305は各参加者の投票の
有無、および投票している場合にどの商品に投票したか
などを管理しており、求めに応じて各商品の得票数や未
投票者数、投票のステータス(投票中/終了)などを回
答する。たとえば、図10に示す「多数決ページ」で
「投票状況」メニューがクリックされると、これを検知
した商品選択入出力部304から商品選択管理部305
に投票の集計が指示され、その結果が「多数決−状況一
覧ページ」として図11のように表示される。
【0068】図3に戻り、つぎに307は集金情報入出
力部であり、各参加者が出資金の支払いをオンラインで
おこなうためのユーザーインターフェースを提供する。
図9に示すグループページ中の、「代金の支払い」メニ
ューがクリックされたことを検知すると、集金情報入出
力部307は支払額などの入力ページにより、参加者か
らの送金を受け付ける。なお、上述のグループ条件管理
部303に参加者からの一律集金額、あるいはその上限
や下限などが設定されている場合には、集金情報入出力
部307は入力された支払額を上記設定と照合して、違
反があればエラーメッセージを表示する。
【0069】また、308は集金情報管理部であり、各
参加者の支払いの有無、支払っている場合のその支払額
などを保持するとともに、支払われた出資金を販売店へ
の支払い時に使用する集金用口座309に蓄積する。ま
た、集金情報管理部308は集金情報入出力部307や
商品決定部310からの求めに応じて、その時点までに
現実に集まっている資金の総額を算出・回答する。
【0070】つぎに、310は商品決定部であり、グル
ープ条件管理部303に設定されている決定方法と決定
時期とにしたがい、各商品の得票数および現実に集まっ
た資金の総額を参照して、販売店に注文する一商品、あ
るいは受取人に選択させる複数の商品を決定する。そし
て、後述するメッセージ送信部311や商品注文部31
2に指示して、参加者や受取人への連絡、決定した商品
の販売店への注文などをおこなわせる。この商品決定部
310の機能については、後述するフローチャートでよ
り詳細に説明する。
【0071】つぎに、311はメッセージ送信部であ
り、参加者や受取人に対する各種連絡を電子メールで配
信する。この連絡には、たとえば下記のようなものがあ
る。
【0072】(1)幹事によるグループ作成直後に幹事
以外の参加者に送信される、「参加確認ページ」のUR
Lの通知(「お誘いメール」) (2)商品の決定時期になっても投票が終了していない
場合に、全参加者あるいは未投票の参加者に送信される
投票の督促(後述) (3)集まった資金が商品の価格に足りない場合に、全
参加者あるいは未払いの参加者に送信される支払いの督
促(後述) (4)商品決定部310による商品決定直後に全参加者
に送信される、商品決定の事実と当該商品の詳細情報と
の通知(後述) (5)商品決定部310により決定された商品が複数あ
る場合に受取人に送信される、商品選択のための「商品
受取ページ」のURLの通知(後述) (6)資金不足などが原因で商品決定部310が商品を
決定できない場合に、幹事に送信されるエラー通知(後
述)
【0073】つぎに、312は商品注文部であり、商品
決定部310から商品と販売店とを指定して注文の指示
を受け取ると、あらかじめ保持している注文書のひな形
に必要事項を挿入して、電子メールで当該販売店に送信
する。そして、実行した注文の内容や日時などを履歴と
して順次記録する。
【0074】つぎに、図12はこの発明の実施の形態に
よる商品購入支援装置、すなわちサーバ100における
商品の決定から注文までの処理の流れを示すフローチャ
ートである。以下このフローチャートに沿って、商品決
定部310を中心に、サーバ100の各部の機能をより
詳細に説明する。
【0075】商品決定部310による処理の手順は、グ
ループに設定されている商品の決定時期が、(1)「○
月○日」のように特定の時点であるか、(2)「資金が
集まり次第」のように十分な資金の確保できた時点であ
るかによって異なっている。商品決定部310はまず最
初に、グループ条件管理部303で設定されている商品
決定時期が(1)であるか(2)であるかを判定する
(ステップS1201)。そして、それぞれの場合の以
後の処理は下記のようである。
【0076】(1)商品決定時期が特定の時点である場
合 上記判定の後、つぎに商品決定部310は現在日時が上
記特定の時点に到達しているかどうか、すなわち商品を
決定すべき時期が到来しているかどうかを判定する(ス
テップS1202)。そして、上記時期が到来している
場合(ステップS1202:Yes)、その投票状況確
認部310aから商品選択管理部305に対して、投票
が終了しているかどうかを問い合わせる(ステップS1
203)。
【0077】ここで投票が終了していない場合、すなわ
ち未投票者がありかつまだ投票が締め切られていない場
合は(ステップS1203:No)、商品決定部310
はそのメッセージ送信指示部310fからメッセージ送
信部311に指示して、投票を督促する内容の電子メー
ル、たとえば「多数決が終わっていないため商品が決め
られません。投票を締め切るか、まだ投票していない人
は早く投票して下さい。」などの文書を全参加者宛てに
送信させる(ステップS1204)。
【0078】なお、この督促は未投票の参加者のみに送
信するようにしてもよい。また、商品決定時期が到来し
た時点だけでなく、その何日/何週/何ヶ月前から何日
/何週/何ヶ月ごとというように、商品決定時期に先立
つ一定期間内に一定の周期で投票の督促をおこなうよう
にしてもよい。
【0079】また、投票が終了している場合は(ステッ
プS1203:Yes)、商品決定部310はその商品
価格取得部310bから商品選択管理部305に対し
て、推薦商品リスト中の商品のうち得票数が1位となっ
ているものの価格(商品決定方法が「1位の商品」に設
定されている場合)、または所定の順位以上となってい
るものの価格(同「○位以上の商品」に設定されている
場合)を問い合わせる(ステップS1205)。これを
受けて、商品選択管理部305は各商品の得票数からそ
れらの順位を特定し、1位または所定順位以上の商品の
価格を商品データベース306から抽出して、商品価格
取得部310bに引き渡す。
【0080】さらに、商品決定部310はその資金総額
取得部310cから集金情報管理部308に対して、現
時点で現実に集まっている出資金の総額を問い合わせる
(ステップS1206)。これを受けて、集金情報管理
部308は参加者が現実に支払った金額を合計し、資金
総額取得部310cに回答する。
【0081】そして、商品決定部310はその購入可否
判定部310dにより、1位の商品の価格または所定の
順位以上の商品のそれぞれの価格が現時点での資金総額
の範囲内であるかどうか、すなわち当該商品を購入する
のに十分な資金が現実に集まっているかどうかを判定す
る(ステップS1207)。
【0082】ここで資金が十分であれば(ステップS1
207:Yes)、商品決定部310はその商品決定部
310eにより、当該商品を販売店に注文、あるいは受
取人に選択させる商品として決定する(ステップS12
08)。これに対し、資金が十分でなければ(ステップ
S1207:No)、つぎにグループ条件管理部303
の設定で「購入できるまで集める」が指定されているか
どうかを判定する(ステップS1209)。
【0083】そして、その指定がされていれば(ステッ
プS1209:Yes)、商品決定部310はそのメッ
セージ送信指示部310fからメッセージ送信部311
に指示して、支払いを督促する内容の電子メール、たと
えば「資金があと○円不足しています。まだ払っていな
い人は早くお願いします。もう払った人のカンパも歓迎
します。」などの文書を各参加者宛てに送信させる(ス
テップS1210)。なお、この督促は未払いの参加者
のみに送信するようにしてもよい。
【0084】また、特に全員が支払い済みにもかかわら
ず資金が不足した場合には、不足額を参加者数で割った
金額の支払いを新たに求めるようにしてもよい。この場
合の上記メールの文面は、たとえば「資金があと○円不
足していますので、一人あたり○円の追加徴収をさせて
いただきます。」のようになる。
【0085】また、「購入できるまで集める」でなく
「集まった分で購入する」が指定されている場合(ステ
ップS1209:No)、グループ条件管理部303で
指定されている「1位の商品」は現実には資金不足によ
り購入不能のため、商品決定部310eは商品の決定を
おこなわない(あるいは、0個の商品を決定するといっ
てもよい)。また、指定が「○位以上の商品」であれ
ば、当該順位以上の商品のうち手持ちの資金でも購入可
能なものだけを、販売店に注文あるいは受取人に選択さ
せる商品として決定する(ステップS1208)。
【0086】なお、ここでは上記のように、1位の商品
が購入不能であれば商品の決定をおこなわないようにし
たが、2位以下の商品のうち購入可能なものを1位に繰
り上げて、これを注文する商品として決定するようにし
てもよい。同様に、上記では所定の順位以上の商品のう
ち購入不能なものがあれば、当該商品は受取人に通知す
る商品から除くようにしたが、上記順位より下の商品の
中から購入可能なものを繰り上げることで、常に受取人
には一定の個数の商品が提示されるようにしてもよい。
ただ、参加者の意図しない商品が繰り上がってしまうの
を避けるため、繰り上げ決定に先立っては参加者の承認
を得ることが不可欠である。
【0087】商品決定後の処理は、決定した商品の個数
により異なっている。まず、決定した商品が一つのみの
場合(ステップS1211:Yes)、商品決定部31
0はそのメッセージ送信指示部310fからメッセージ
送信部311に指示して、商品決定の事実と当該商品の
詳細情報とからなる電子メール、たとえば「プレゼント
はティーポット&カップに決まりました。価格:11,
000円 メーカー名:ノリ○ケ ・・・」のような文
書を全参加者宛てに送信させる(ステップS121
2)。なお、商品が一つに決定されるのは、商品の決定
方法の指定が「1位の商品」である場合、「○位以上の
商品」であっても実際集まった資金で購入できるものは
一つしかなかった場合などである。
【0088】また、決定した商品が複数ある場合(ステ
ップS1211:No、ステップS1213:Ye
s)、商品決定部310はその商品選択受付部310g
により、図13に示すような、当該複数の商品の中から
所望のものを受取人に選択させるための「商品受取ペー
ジ」を作成する。そして、そのメッセージ送信指示部3
10fからメッセージ送信部311に指示して、商品贈
呈の事実と上記ページのURLとからなる電子メール、
たとえば「『A子さんに結婚のお祝い品を贈ろう!』グ
ループからプレゼントが届いています。お受け取りはこ
ちらから>> http://cs.eejoo.co
m/・・・」のような文書を受取人宛てに送信させる
(ステップS1214)。
【0089】そして、上記ページにアクセスした受取人
がいずれかの商品を選択すると、これが商品選択受付部
310gにより受け付けられ、商品決定部310はその
商品決定部310eにより、当該選択された商品を販売
店に注文する商品として決定する(ステップS121
5)。つぎに、そのメッセージ送信指示部310fから
メッセージ送信部311に指示して、商品決定の事実と
当該商品の詳細情報とからなる電子メールを全参加者宛
てに送信させる(ステップS1212)。
【0090】この後、商品決定部310はその商品注文
指示部310hから商品注文部312に指示して、商品
決定部310eにより決定された商品をその販売店に対
して注文させる(ステップS1216)。なお、参加者
への通知(ステップS1211)から実際の注文(ステ
ップS1212)までに多少の間をおき、通知を受けた
参加者が注文の実行にストップをかけられるようにして
もよい。この場合最終的には幹事が、制止を無視して注
文を実行するか、推薦商品リストや集金額を変更して再
度投票をやり直すかなどを決め、各参加者に連絡する。
【0091】なお、商品決定部310eにより決定され
た商品が一つでも複数でもない、すなわち0個となるの
は(ステップS1211:No、ステップS1213:
No)、全体の集金額の設定が「集まった分で購入す
る」であるにもかかわらず、現実に集まった資金では得
票1位、あるいは所定順位以上のどの商品も高くて購入
できない場合である。この場合、商品決定部310はそ
のメッセージ送信指示部310fからメッセージ送信部
311に指示して、「資金が不足しています。グループ
条件を設定し直すか、グループを解散して下さい。」な
どのエラーメッセージを幹事宛てに送信させる(ステッ
プS1217)。これを受けた幹事は、不足分の資金を
追加徴収すること、逆に不足した資金の範囲で購入可能
な商品につき投票をやり直すこと、あるいは商品の贈呈
そのものを中止することなどを各参加者に連絡する。
【0092】(2)商品決定時期が十分な資金の確保で
きた時点である場合 つぎに、グループに設定されている商品の決定時期が
「資金が集まり次第」、すなわち十分な資金の確保でき
た時点である場合(ステップS1201:No)、商品
決定部310はまずその商品価格取得部310bから商
品選択管理部305に対して、推薦商品リスト中の商品
のうち得票数が1位または所定の順位以上となっている
ものの価格を問い合わせる(ステップS1218)。
【0093】さらに、その資金総額取得部310cから
集金情報管理部308に対して、現時点で現実に集まっ
ている出資金の総額を問い合わせ(ステップS121
9)、つぎにその購入可否判定部310dにより、上記
商品を購入するのに十分な資金が現実に集まっているか
どうかを判定する(ステップS1220)。
【0094】そして資金が十分であれば(ステップS1
220:Yes)、その投票状況確認部310aから商
品選択管理部305に対して、投票が終了しているかど
うかを問い合わせ(ステップS1221)、終了してい
なければ(ステップS1221:No)、メッセージ送
信指示部310fからメッセージ送信部311に指示し
て、投票を督促する内容の電子メールを全参加者または
未投票の参加者宛てに送信させる(ステップS120
4)。
【0095】なお、この投票の督促は十分な資金が集ま
っているか否かにかかわらず、投票が終了していない限
りは何日ごと、何週ごとあるいは何ヶ月ごとというよう
に定期的におこなうようにしてもよい。また、投票が終
了していれば(ステップS1221:Yes)商品決定
部310eによる商品の決定をおこない(ステップS1
208)、以後の処理は上述の(1)と同様である。
【0096】以上説明した実施の形態によれば、商品の
決定方法や決定時期をあらかじめ指定しておけば、参加
者による投票の結果がよく、かつ現実に確保できた資金
で購入可能な商品が自動的に注文されるので、幹事は各
人の意見を取りまとめたり、資金がいくら集まったかを
計算したりする必要がない。また、資金が不足した場合
には支払いの督促をするよう設定しておけば、未払い者
を特定して連絡を取ったり、現実にある資金の範囲で商
品を選び直したりする必要がない。
【0097】また、従来は参加者からの集金に手間や時
間を要したため、とりあえず幹事が代金を立て替え、事
後的に集金するケースが多かったが、本システムではオ
ンラインにより迅速・容易に支払いができるため、事前
に集金してその予算内で商品を購入することが可能であ
る。したがって、立て替えた代金を回収できないという
事態は発生しない。このように、本システムの利用によ
って幹事の作業負担や危険負担は大幅に軽減される。
【0098】また幹事以外の参加者としても、投票の状
況や集金の状況などを随時確認することができ、結局ど
の商品になったかなどの報告も随時受け取ることがで
き、出資金の支払いもごく簡単にできるので便宜であ
る。
【0099】なお事前の集金が可能であることから、た
とえばある歌手のファンが自己のホームページのゲスト
ブックに記帳した全ユーザーに呼びかけ、有志から集ま
った資金で当該歌手に贈り物をするなど、従来難しかっ
た不特定多数(確実に出資してもらえるかどうか不明の
相手を含む)による商品の購入・贈呈が安全かつ容易に
おこなえる。また、本システムでは身元を開示するかど
うかも指定できるので、望まない個人情報の流出を回避
することができる。
【0100】なお、上記では集まった資金が必要な額に
不足した場合、設定により参加者に対して支払いの督促
をおこなうようにしたが、特にその不足額がわずかであ
る場合には、逆に販売店に対して割引ができないかどう
かの問い合わせをおこなうようにしてもよい。また、た
とえば「商品価格の5%以内」というように、不足額の
限度をあらかじめ販売店ごと、あるいは商品ごとに指定
させておき、不足額が当該範囲内であれば注文を実行す
るようにしてもよい。
【0101】また、上記では資金の支払いのみをオンラ
インでできるようにしたが、集めた資金が余ることもあ
るので、同時に残額の払い戻しもオンラインでできるよ
うにしてもよい。
【0102】また、上記では全体の集金額の目標として
「購入できるまで集める」が設定できるようにしたが、
これはいわば商品優先の考え方であって、まずは何を贈
るかを決め、それを購入するために集金するという考え
方である。これに対しいわば予算優先の考え方として、
「購入できるまで集める」の代わりに「○○円」のよう
に、まず目標額を具体的に設定させ、推薦商品リストに
はこの金額以内の価格の商品しか登録できないようにし
てもよい。これは、幹事が決めた上記目標額の範囲で推
薦商品リストを作成し、その中から予算内でもっともよ
いものを購入するという考え方である。結婚祝いなど特
別な贈り物の場合は商品優先、お中元など定型的な贈り
物の場合は予算優先など、それぞれの特性を活かして使
い分けられるようにするとよい。
【0103】また、上記では幹事が自己以外の参加者を
逐一指定するようにしたが、たとえば図7に示す「グル
ープを作る 誘う相手と贈る相手」設定ページで、誘う
相手として受取人の「マイアドレス帳」に登録された全
メールアドレスを設定できるようにしてもよい。このよ
うにすれば、幹事は自己との直接の面識の有無にかかわ
らず、受取人のアドレス帳に現れた友人・知人全員に対
して「お誘いメール」を出すことができるので、たとえ
ば受取人がお中元やお歳暮の送り先のアドレスを登録し
ていれば、その送り先全員に参加を呼びかけて、賛同し
た送り先同士で共同してお返しをすることなどが可能に
なる。
【0104】なお、この場合意図しない相手にメールア
ドレスが漏洩するのを避けるため、事前に各人がイベン
ト参加属性として、アドレス帳の情報をこうしたイベン
トに利用してもよいかどうか、商品贈答のイベントに参
加してもよいかどうかなどのフラグを設定できるように
しておく。そして、幹事と受取人とが知り合いで(具体
的には、受取人のアドレス帳に幹事のメールアドレスが
登録されているかどうかにより判断する)、受取人のイ
ベント属性情報がそれを許容する場合に限り、幹事は上
記のように受取人の友人・知人を誘う相手として設定で
きるようにする。なお、この後「お誘いメール」を送信
する際にも個々の相手方ごとにイベント参加属性をチェ
ックし、それが許容される場合に限って上記メールを送
信するようにする。
【0105】なお、上述した参加者アカウント入出力部
300、参加者アカウント管理部301、グループ条件
入出力部302、グループ条件管理部303、商品選択
入出力部304、商品選択管理部305、集金情報入出
力部307、集金情報管理部308、商品決定部31
0、メッセージ送信部311および商品注文部312
は、それぞれHD205やFD207、あるいはCD−
ROM213などの各種記録媒体からRAM203に読
み出されたプログラムの命令にしたがって、CPU20
1などが命令処理を実行することにより、各部の機能を
実現するものである。
【0106】また上記説明からも明らかなように、この
うち商品選択管理部305が請求項にいう「商品順位特
定手段」に相当し、そのおこなう処理の一つに請求項に
いう「商品順位特定工程」が含まれる。また、集金情報
管理部308が請求項にいう「資金総額算出手段」に相
当し、そのおこなう処理の一つに請求項にいう「資金総
額算出工程」が含まれる。
【0107】また、商品決定部310の特に購入可否判
定部310dと商品選択受付部310gが、それぞれ請
求項にいう「購入可否判定手段」「商品選択受付手段」
に相当し、それぞれおこなう処理の一つに請求項にいう
「購入可否判定工程」「商品選択受付工程」が含まれ
る。また、商品注文部312が請求項にいう「商品注文
手段」に相当し、そのおこなう処理の一つに請求項にい
う「商品注文工程」が含まれる。さらに、メッセージ送
信部311が請求項にいう「支払い督促手段」と「注文
内容通知手段」を兼ね、そのおこなう処理の一つに請求
項にいう「支払い督促工程」および「注文内容通知工
程」が含まれる。
【0108】また、本実施の形態における商品購入支援
方法は、あらかじめ用意されたコンピュータ読み取り可
能なプログラムであってもよく、またそのプログラムを
パーソナルコンピュータやマイクロコンピュータなどの
コンピュータで実行することによって実現される。この
プログラムは、HD(ハードディスク)、FD(フロッ
ピーディスク)、CD−ROM、MO、DVDなどのコ
ンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コン
ピュータによって記録媒体から読み出されることによっ
て実行される。また、このプログラムは、インターネッ
トなどのネットワークを介して配布することが可能な伝
送媒体であってもよい。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、商品の順位を特定する商品順位特定手段と、参加
者から支払われた出資金の総額を算出する資金総額算出
手段と、前記商品順位特定手段により特定された順位が
1位である商品の価格が、前記資金総額算出手段により
算出された出資金の総額以下であるかどうかを判定する
購入可否判定手段と、前記購入可否判定手段により前記
商品の価格が前記出資金の総額以下であると判定された
場合に、当該商品を注文する商品注文手段と、を備えた
ので、参加者から出資された資金の範囲で購入可能な商
品の注文が自動的におこなわれ、これによって、複数人
が資金を出し合っておこなう商品の購入作業を支援する
ことが可能な商品購入支援装置が得られるという効果を
奏する。
【0110】また、請求項2に記載の発明は、商品の順
位を特定する商品順位特定手段と、参加者から支払われ
た出資金の総額を算出する資金総額算出手段と、前記商
品順位特定手段により特定された順位が所定の順位以上
である商品のそれぞれの価格が、前記資金総額算出手段
により算出された出資金の総額以下であるかどうかを判
定する購入可否判定手段と、前記購入可否判定手段によ
りその価格が前記出資金の総額以下であると判定された
商品のうちいずれか一つを受取人に選択させる商品選択
受付手段と、前記商品選択受付手段により受取人が選択
した商品を注文する商品注文手段と、を備えたので、参
加者から出資された資金の範囲で購入可能な商品のう
ち、その受取人により選択された商品の注文が自動的に
おこなわれ、これによって、複数人が資金を出し合って
おこなう商品の購入作業を支援することが可能な商品購
入支援装置が得られるという効果を奏する。
【0111】また、請求項3に記載の発明は、前記請求
項1または請求項2に記載の発明において、さらに、前
記購入可否判定手段により前記1位の商品の価格または
前記所定の順位以上の商品のいずれかの価格が前記出資
金の総額を超えていると判定された場合に、前記参加者
に出資金を支払うよう督促する支払い督促手段を備えた
ので、参加者から出資された資金の範囲では商品の購入
が不可能な場合、参加者に対する支払いの督促が自動的
におこなわれ、これによって、複数人が資金を出し合っ
ておこなう商品の購入作業を支援することが可能な商品
購入支援装置が得られるという効果を奏する。
【0112】また、請求項4に記載の発明は、前記請求
項1〜請求項3のいずれか一つに記載の発明において、
さらに、前記商品注文手段により注文される商品とその
価格とを前記参加者に通知する注文内容通知手段を備え
たので、注文される商品が何であるかやいくらであるか
が各参加者に通知され、これによって、複数人が資金を
出し合っておこなう商品の購入作業を支援することが可
能な商品購入支援装置が得られるという効果を奏する。
【0113】また、請求項5に記載の発明は、前記請求
項1〜請求項4のいずれか一つに記載の発明において、
前記商品順位特定手段が、前記参加者による投票にもと
づいて商品の順位を特定するので、注文される商品は参
加者の投票で1位または所定の順位以上となった商品の
中から決まることになり、これによって、複数人が資金
を出し合っておこなう商品の購入作業を支援することが
可能な商品購入支援装置が得られるという効果を奏す
る。
【0114】また、請求項6に記載の発明は、商品の順
位を特定する商品順位特定工程と、参加者から支払われ
た出資金の総額を算出する資金総額算出工程と、前記商
品順位特定工程で特定された順位が1位である商品の価
格が、前記資金総額算出工程で算出された出資金の総額
以下であるかどうかを判定する購入可否判定工程と、前
記購入可否判定工程で前記商品の価格が前記出資金の総
額以下であると判定された場合に、当該商品を注文する
商品注文工程と、を含んだので、参加者から出資された
資金の範囲で購入可能な商品の注文が自動的におこなわ
れ、これによって、複数人が資金を出し合っておこなう
商品の購入作業を支援することが可能な商品購入支援方
法が得られるという効果を奏する。
【0115】また、請求項7に記載の発明は、商品の順
位を特定する商品順位特定工程と、参加者から支払われ
た出資金の総額を算出する資金総額算出工程と、前記商
品順位特定工程で特定された順位が所定の順位以上であ
る商品のそれぞれの価格が、前記資金総額算出工程で算
出された出資金の総額以下であるかどうかを判定する購
入可否判定工程と、前記購入可否判定工程でその価格が
前記出資金の総額以下であると判定された商品のうちい
ずれか一つを受取人に選択させる商品選択受付工程と、
前記商品選択受付工程で受取人が選択した商品を注文す
る商品注文工程と、を含んだので、参加者から出資され
た資金の範囲で購入可能な商品のうち、その受取人によ
り選択された商品の注文が自動的におこなわれ、これに
よって、複数人が資金を出し合っておこなう商品の購入
作業を支援することが可能な商品購入支援方法が得られ
るという効果を奏する。
【0116】また、請求項8に記載の発明は、前記請求
項6または請求項7に記載の発明において、さらに、前
記購入可否判定工程で前記1位の商品の価格または前記
所定の順位以上の商品のいずれかの価格が前記出資金の
総額を超えていると判定された場合に、前記参加者に出
資金を支払うよう督促する支払い督促工程を含んだの
で、参加者から出資された資金の範囲では商品の購入が
不可能な場合、参加者に対する支払いの督促が自動的に
おこなわれ、これによって、複数人が資金を出し合って
おこなう商品の購入作業を支援することが可能な商品購
入支援方法が得られるという効果を奏する。
【0117】また、請求項9に記載の発明は、前記請求
項6〜請求項8のいずれか一つに記載の発明において、
さらに、前記商品注文工程で注文される商品とその価格
とを前記参加者に通知する注文内容通知工程を含んだの
で、注文される商品が何であるかやいくらであるかが各
参加者に通知され、これによって、複数人が資金を出し
合っておこなう商品の購入作業を支援することが可能な
商品購入支援方法が得られるという効果を奏する。
【0118】また、請求項10に記載の発明は、前記請
求項6〜請求項9のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記商品順位特定工程では、前記参加者による投票
にもとづいて商品の順位を特定するので、注文される商
品は参加者の投票で1位または所定の順位以上となった
商品の中から決まることになり、これによって、複数人
が資金を出し合っておこなう商品の購入作業を支援する
ことが可能な商品購入支援方法が得られるという効果を
奏する。
【0119】また、請求項11に記載の発明によれば、
前記請求項6〜請求項10のいずれか一つに記載された
方法をコンピュータに実行させることが可能なプログラ
ムが得られるという効果を奏する。
【0120】また、請求項12に記載の発明によれば、
前記請求項11に記載されたプログラムをコンピュータ
に実行させることが可能な記録媒体が得られるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態による商品購入支援装置
を含む、商品購入支援システムのシステム構成を示す説
明図である。
【図2】この発明の実施の形態による商品購入支援装
置、すなわちサーバ100のハードウエア構成を示す説
明図である。
【図3】この発明の実施の形態による商品購入支援装
置、すなわちサーバ100の構成を機能的に示す説明図
である。
【図4】この発明の実施の形態による商品購入支援装
置、すなわちサーバ100により表示される「グループ
を作る 種類と名前」設定ページの一例を示す説明図で
ある。
【図5】この発明の実施の形態による商品購入支援装
置、すなわちサーバ100により表示される「グループ
を作る 商品と集金」設定ページの一例を示す説明図で
ある。
【図6】この発明の実施の形態による商品購入支援装
置、すなわちサーバ100により表示される「グループ
を作る 紹介文」設定ページの一例を示す説明図であ
る。
【図7】この発明の実施の形態による商品購入支援装
置、すなわちサーバ100により表示される「グループ
を作る 誘う相手と贈る相手」設定ページの一例を示す
説明図である。
【図8】この発明の実施の形態による商品購入支援装
置、すなわちサーバ100により表示される「グループ
を作る 身元の開示レベル」設定ページの一例を示す説
明図である。
【図9】この発明の実施の形態による商品購入支援装
置、すなわちサーバ100により表示される「グループ
ページ」の一例を示す説明図である。
【図10】この発明の実施の形態による商品購入支援装
置、すなわちサーバ100により表示される「多数決ペ
ージ」の一例を示す説明図である。
【図11】この発明の実施の形態による商品購入支援装
置、すなわちサーバ100により表示される「多数決−
状況一覧ページ」の一例を示す説明図である。
【図12】この発明の実施の形態による商品購入支援装
置、すなわちサーバ100における商品の決定から注文
までの処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】この発明の実施の形態による商品購入支援装
置、すなわちサーバ100により表示される「商品受取
ページ」の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 ASPのサーバ 101 幹事以外の各参加者のコンピュータ 102 幹事のコンピュータ 200 バスまたはケーブル 201 CPU 202 ROM 203 RAM 204 HDD 205 HD 206 FDD 207 FD 208 ディスプレイ 209 ネットワークI/F 210 通信回線 211 キーボード 212 マウス 213 CD−ROM 214 CD−ROMドライブ 300 参加者アカウント入出力部 301 参加者アカウント管理部 302 グループ条件入出力部 303 グループ条件管理部 304 商品選択入出力部 305 商品選択管理部 306 商品データベース 307 集金情報入出力部 308 集金情報管理部 309 集金用口座 310 商品決定部 310a 投票状況確認部 310b 商品価格取得部 310c 資金総額取得部 310d 購入可否判定部 310e 商品決定部 310f メッセージ送信指示部 310g 商品選択受付部 310h 商品注文指示部 311 メッセージ送信部 312 商品注文部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の順位を特定する商品順位特定手段
    と、 参加者から支払われた出資金の総額を算出する資金総額
    算出手段と、 前記商品順位特定手段により特定された順位が1位であ
    る商品の価格が、前記資金総額算出手段により算出され
    た出資金の総額以下であるかどうかを判定する購入可否
    判定手段と、 前記購入可否判定手段により前記商品の価格が前記出資
    金の総額以下であると判定された場合に、当該商品を注
    文する商品注文手段と、 を備えたことを特徴とする商品購入支援装置。
  2. 【請求項2】 商品の順位を特定する商品順位特定手段
    と、 参加者から支払われた出資金の総額を算出する資金総額
    算出手段と、 前記商品順位特定手段により特定された順位が所定の順
    位以上である商品のそれぞれの価格が、前記資金総額算
    出手段により算出された出資金の総額以下であるかどう
    かを判定する購入可否判定手段と、 前記購入可否判定手段によりその価格が前記出資金の総
    額以下であると判定された商品のうちいずれか一つを受
    取人に選択させる商品選択受付手段と、 前記商品選択受付手段により受取人が選択した商品を注
    文する商品注文手段と、 を備えたことを特徴とする商品購入支援装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記購入可否判定手段により前
    記1位の商品の価格または前記所定の順位以上の商品の
    いずれかの価格が前記出資金の総額を超えていると判定
    された場合に、前記参加者に出資金を支払うよう督促す
    る支払い督促手段を備えたことを特徴とする前記請求項
    1または請求項2に記載の商品購入支援装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記商品注文手段により注文さ
    れる商品とその価格とを前記参加者に通知する注文内容
    通知手段を備えたことを特徴とする前記請求項1〜請求
    項3のいずれか一つに記載の商品購入支援装置。
  5. 【請求項5】 前記商品順位特定手段は、前記参加者に
    よる投票にもとづいて商品の順位を特定することを特徴
    とする前記請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載の
    商品購入支援装置。
  6. 【請求項6】 商品の順位を特定する商品順位特定工程
    と、 参加者から支払われた出資金の総額を算出する資金総額
    算出工程と、 前記商品順位特定工程で特定された順位が1位である商
    品の価格が、前記資金総額算出工程で算出された出資金
    の総額以下であるかどうかを判定する購入可否判定工程
    と、 前記購入可否判定工程で前記商品の価格が前記出資金の
    総額以下であると判定された場合に、当該商品を注文す
    る商品注文工程と、 を含んだことを特徴とする商品購入支援方法。
  7. 【請求項7】 商品の順位を特定する商品順位特定工程
    と、 参加者から支払われた出資金の総額を算出する資金総額
    算出工程と、 前記商品順位特定工程で特定された順位が所定の順位以
    上である商品のそれぞれの価格が、前記資金総額算出工
    程で算出された出資金の総額以下であるかどうかを判定
    する購入可否判定工程と、 前記購入可否判定工程でその価格が前記出資金の総額以
    下であると判定された商品のうちいずれか一つを受取人
    に選択させる商品選択受付工程と、 前記商品選択受付工程で受取人が選択した商品を注文す
    る商品注文工程と、 を含んだことを特徴とする商品購入支援方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記購入可否判定工程で前記1
    位の商品の価格または前記所定の順位以上の商品のいず
    れかの価格が前記出資金の総額を超えていると判定され
    た場合に、前記参加者に出資金を支払うよう督促する支
    払い督促工程を含んだことを特徴とする前記請求項6ま
    たは請求項7に記載の商品購入支援方法。
  9. 【請求項9】 さらに、前記商品注文工程で注文される
    商品とその価格とを前記参加者に通知する注文内容通知
    工程を含んだことを特徴とする前記請求項6〜請求項8
    のいずれか一つに記載の商品購入支援方法。
  10. 【請求項10】 前記商品順位特定工程では、前記参加
    者による投票にもとづいて商品の順位を特定することを
    特徴とする前記請求項6〜請求項9のいずれか一つに記
    載の商品購入支援方法。
  11. 【請求項11】 前記請求項6〜請求項10のいずれか
    一つに記載された方法をコンピュータに実行させるプロ
    グラム。
  12. 【請求項12】 前記請求項11に記載されたプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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