JP2002140563A - 投資システム、投資方法、作品の出版システム、作品の出版方法及び投資システムのデータを記録した記録媒体 - Google Patents

投資システム、投資方法、作品の出版システム、作品の出版方法及び投資システムのデータを記録した記録媒体

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JP2002140563A
JP2002140563A JP2000336678A JP2000336678A JP2002140563A JP 2002140563 A JP2002140563 A JP 2002140563A JP 2000336678 A JP2000336678 A JP 2000336678A JP 2000336678 A JP2000336678 A JP 2000336678A JP 2002140563 A JP2002140563 A JP 2002140563A
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JP
Japan
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work
investment
writer
screen
database
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JP2000336678A
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Yusuke Kajimoto
雄介 梶本
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ALPHAPOLIS KK
Original Assignee
ALPHAPOLIS KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して作家が新しい才能を表
現して開花させることが可能な投資システム、投資方
法、作品の出版システム及び出版方法、投資システムの
データを記録した記録媒体を提供すること。 【解決手段】 ネットワークにアクセス可能なクライア
ント端末12と、クライアント端末12からクライアン
ト又は作家Bが自由にアクセス可能とする管理サーバ1
1と、を具備する投資システム10であり、クライアン
ト又は作家Bがネットワークを介してアクセスした場合
に最初に画面に表示される内容を記憶している表示デー
タベース18と、作家Bがクライアント端末12を介し
て送信した作品を記憶していると共に、クライアントが
ネットワークを介してアクセスした場合に、該作品をク
ライアントの要望に応じて画面上で表示させるための内
容を記憶している作品データベース19と、特定の作品
に投資したい場合に該クライアントの要望に応じてその
投資を画面上で実行するための内容を記憶している投資
実行データベース21と、を管理サーバ11が具備する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Webサイト等の
ネット上で公開される作家が応募した作品について、投
資者をネット上で募り、投資金額が予定金額以上になっ
た後に該作品の出版を行うための投資システム及び投資
方法、作品の出版システム、作品の出版方法及び投資シ
ステムのデータを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】小説家等の特定の作家が創作した作品を
出版しようとする場合、該作家は出版社に自分の作品を
持ち込んで売り込むという手段がある。かかる売り込み
を行って出版社にその作品が採用されれば、該出版社か
らの本の出版が可能となる。しかしながら、売り込みに
よる作品の採用の確率はさほど高くない。そこで、どう
しても作家が作品を出版したい場合には、作家が自身で
費用を投じる、いわゆる自費出版を行う場合も多い。
【0003】また、作家が自分の作品を出版にまで結び
つける他の有効な手段としては、出版社等が主催する作
品コンクールに自分の作品を応募するものがある。この
場合、該作品コンクールで自分の実力を認められること
によって、当該出版社から作品の出版が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに出版社へ自分の作品を持ち込んで売り込みを図る場
合、出版にまで結び付かないケースが非常に多く、また
作品を特定の作品コンクールに応募しても、受賞等によ
って自分の実力が認められる人はそれほど多くない。そ
れ故、有名でない作家の場合、自身で費用を投じて自作
を出版するケースも多い。しかしながら、例えばテーマ
の選択等によっては真に実力のある作家の作品が必ずし
も売れるとは限らず、売れる作品の基準とは異なること
が多い。
【0005】また、全く無名の新人作家であっても、話
題性に富む衝撃的な暴露本等は、ある程度の売れる部数
が確保できる場合がある。しかしながら、現状における
出版までこぎつけるためのプロセスは、必ずしも迅速性
に富んだものとは言えず、出版社から出版されるまでに
こぎつけた段階では、既に話題の新鮮味を失い、結局出
版までに至らないケースもある。
【0006】さらに、近年インターネットの発達によ
り、作家個人が自身のサイトを開設し、そこで自分の作
品を公開する等している。しかしながら、かかるサイト
で作品を公開する場合には、第三者が無料で作品の閲覧
が行えるのを基本としている。それ故、作家が苦心して
作品を制作しても、それが収益に結び付き難くなってい
る。このため、作家が自費出版するケースも多いが、か
かる自費出版は、経済的に余裕のない作家にとっては非
常に困難である。
【0007】また、近年では、作家の作品をインターネ
ットを介してダウンロードさせ、かかるダウンロードし
た作品を自身のパーソナルコンピュータやPDA等の携
帯情報端末上で閲覧可能にした、いわゆる電子ブックが
普及し始めている。しかしながら、例えば電車の中、或
いはベッドの中等で気軽に作品を読みたい場合には、紙
をベースとした本の方が、圧倒的に利便性が高いものと
なっている。
【0008】本発明は、上記の事情に基づきなされたも
ので、その目的とするところは、ネットワークを介して
作家が新しい才能を表現して開花させることが可能な投
資システム及び投資方法、作品の出版システム及び作品
の出版方法、投資システムのデータを記録した記録媒体
を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の投資システムは、作家が制作した作品を送
信するための作品送信手段と、作家が制作した作品を受
信するための作品受信手段と、作品受信手段で受信した
作品を表示させるための作品表示手段と、作品表示手段
によって表示された作品に投資したい場合に、その投資
を実行するための投資実行手段と、を具備するものであ
る。
【0010】このように、従来は例えば出版社に自分の
作品を持ち込んだり、或いは作品コンクールに応募した
りしなければ、自費以外での出版の可能性が低かった
が、作品を作品送信手段で送信し、さらに作品受信手段
で受信した作品について投資実行手段で投資を実行す
る。このため、多くの作品が他人の投資によって出版可
能となる。これによって、才能のある作家の利益に資し
て新たな才能ある作家の発掘が可能となると共に、投資
家にとっても有望な作家に投資することにより、大きな
利益を得ることが可能となる。また、読者側にしても、
従来では何等知る事ができなかった作者の作品を読む機
械が与えられる。
【0011】また、インターネットの有する情報伝達の
迅速性という性格から、投資サイト上に迅速に作家の作
品を公開することが可能である。さらに、公開された作
品について、読者側の反応も迅速に確認可能である。こ
のため、出版にまで至る時間を短縮可能であり、内容が
新鮮な状態で出版することが可能となる。このように、
出版される本の内容が新鮮な状態を維持可能であるた
め、今までの作家では無し得なかった題材(例えば、ご
く最近起きたニュースに関しての作品等)についても作
品発表の機会を与えられることになる。すなわち、上述
の投資サイトでは、新たな作家が今までに無かったジャ
ンルの作品を発表する可能性を有しており、それによっ
て出版業界における新たな市場開拓の可能性を提供する
ことが可能である。
【0012】また、本発明の投資システムは、作家が制
作した作品を送信するための送信手段と、作家が制作し
た作品を受信するための作品受信手段と、作品受信手段
で受信した作品を表示させるための作品表示手段と、各
作品についての投資状況を表示するための投資状況表示
手段と、作品表示手段によって表示された作品に投資し
たい場合、又は投資状況表示手段によって表示される各
作品の投資状況に応じて特定の作品に投資したい場合
に、その投資を実行するための投資実行手段と、を具備
するものである。
【0013】このように、作品を作品送信手段で送信
し、作品受信手段で受信した作品につき投資実行手段で
実際の投資を実行することで、多くの作品が他人の投資
によって出版可能となる。それによって、作家の利益に
資して新たな才能発掘が可能となると共に、投資家側で
も有望な作家に投資することで利益を得ることが可能と
なる。また、読者側でも、従来では何等知る事ができな
かった作者の作品を読む機会が与えられる。これと共
に、投資状況表示手段で各作品についての投資状況を表
示するため、各作品に対する投資の際の人気が表示さ
れ、小額の投資しか行わない投資家でも、該投資状況を
知ることで作品が出版にまで至るケースが増加する。
【0014】さらに、他の発明の投資システムは、読者
又は投資家となるクライアント側及び作家側に設置され
ると共に、それぞれが自由にネットワークにアクセス可
能なクライアント端末と、クライアント端末から上記ネ
ットワークを介して読者及び作家が自由にアクセス可能
とする管理サーバと、を具備し、管理サーバは、クライ
アント又は作家がネットワークを介してアクセスした場
合にクライアント端末の画面に表示される内容を記憶し
ている画面データベースと、作家がクライアント端末を
介して送信した作品を記憶していると共に、クライアン
トがネットワークを介してアクセスした場合に、該作品
をクライアントの要望に応じて画面上で表示させるため
の内容を記憶している作品データベースと、特定の作品
に投資したい場合に該クライアントの要望に応じてその
投資を画面上で実行するための内容を記憶している投資
実行データベースと、を具備するものである。
【0015】このようにしたことで、作家やクライアン
トがネットワークを介して画面データベースの内容を閲
覧することが可能となり、また作品データベース内に記
憶されている作品を閲覧可能となる。さらに、投資実行
データベースを備えていることで、特定の作品に対する
投資を容易に実行することが可能となる。また、他人の
投資によって多くの作品が出版可能となるため、新たな
才能の発掘が可能となると共に、投資家にとっても有望
な作家に投資することにより、利益を得ることが可能と
なる。また、読者側にしても、従来では何等知る事がで
きなかった作者の作品を読む機会が与えられる。
【0016】また、他の発明は、上述の発明に加えて更
に、作家がクライアント端末を介して送信した作品を記
憶していると共に、クライアントがネットワークを介し
てアクセスした場合に、該作家のデータをクライアント
の要望に応じて画面上で表示させるための内容を記憶し
ている作家データベースを備えることとしている。かか
る作家データベースを具備することにより、例えば作家
のプロフィール等を投資家側で閲覧することが可能とな
る。それによって、作家がどの程度の実力を有している
か知ることが可能となり、投資家側で投資するか否か、
どの程度の金額の投資を行うかについての適切な判断を
行うための判断材料に資することが可能となる。
【0017】さらに、他の発明は、上述の各発明に加え
て更に、投資実行データベースは、クライアントがネッ
トワークを介してアクセスした場合に、クライアントの
要望に応じて各作品についての投資状況を画面上で表示
させるための内容を記憶していることとしたものであ
る。このようにしたことで、投資家側で特定の作品に投
資するか否かの判断材料を、現在の投資状況から得るこ
とが可能となる。特に、あと少しで出版される投資状況
にある作品にとって、該投資状況は投資するか否か、非
常に参考になる情報である。
【0018】また、他の発明は、上述の各発明に加えて
更に、投資実行データベースは、投資家がクライアント
端末の画面上で個人情報を入力する内容を記憶している
と共に、その画面上で投資金額及び該投資家の決済情報
を入力する内容を記憶していることとしたものである。
このようにしたことで、投資家の実際の投資及び投資家
からの投資金の回収が可能となり、作家の制作した作品
の出版が可能となる。
【0019】さらに、他の発明は、上述の各発明に加え
て更に、投資実行データベースは、クライアント端末の
画面上で現在までの投資金額を表示させる内容を記憶し
ていると共に、その画面上で投資家の人数又は作品が出
版された場合の購入申し込み希望数の少なくとも一方を
表示させる内容を記憶しているものである。このため、
投資家が特定の作品に対して投資するか否かについて
の、より具体的な基準が与えられることとなる。特に、
投資家の人数、或いは購入申し込み数等の判断材料が与
えられるため、例えば実力の無い作家の親等が、我が子
の出版のために多額の投資をする等の如きリスクに巻き
込まれる危険性を軽減することが可能となる。
【0020】また、他の発明は、作品データベースは、
クライアント端末の画面上で作品のタイトルを列状に並
べて表示する内容を記憶していると共に、その画面上で
各作品のタイトル毎に行状に並べて該作品に関する投資
状況を含む情報を表示する内容を記憶していることとし
たものである。このようにしたことで、画面上での作品
の表示が表形式となり、作品毎に投資状況を含む情報を
容易に見ることが可能となる。また、行毎に作品を並べ
ているので、他の作品との間の比較も容易に行うことが
可能となる。
【0021】さらに、他の発明は、上述の各発明に加え
て更に、投資実行データベースは、前記クライアント端
末の画面上で作品のタイトル名と作家名、及び投資状況
が少なくとも含まれて表示させる内容を記憶しており、
該作品のタイトル名又は作家名の少なくとも一方は、作
品データベースの内容及び作家データベースの内容の少
なくとも一方にリンクされているものである。
【0022】このように、投資実行データベースにより
表示される画面上に作品のタイトル名や作家名、及び投
資状況等の情報が表示され、さらにこれらが作品データ
ベース、及び作家データベースの内容の少なくとも一方
にリンクされているので、投資実行データベースにより
表示される画面から、投資対象である作品に関する情報
を示す種々の画面へ容易に移行することができる。それ
によって、作品への投資をよりスムーズに行える環境を
提供することが可能となる。
【0023】また、他の発明は、上述の各発明に加えて
更に、管理サーバは、作品が出版されて販売される販売
店舗における販売管理サーバに接続可能に設けられてい
て、この販売管理サーバからの各販売店舗における販売
データが送信されると共に、管理サーバ内に販売状況デ
ータベースを設け、この販売状況データベースでは、ク
ライアント端末の画面上で該作品の販売データを表示さ
せるための内容を記憶していることとしたものである。
【0024】このように、販売状況データベースを設け
る構成としたので、投資家が販売状況データベースにア
クセスすることで、自分が投資した作品の売れ行きを確
認することができる。また、投資家が過去の作品の販売
状況を知ることができるように設定することもできる。
このように、販売状況データベースを設けることで、今
後の投資活動の指針を得ることが可能となる。
【0025】さらに、他の発明は、上述の各発明に加え
て更に、販売データベースには、特定人のみのアクセス
を可能とし、特定人以外のアクセスを制限するアクセス
制限が設定されていることとしたものである。このよう
に、アクセス制限を設定することにより、自己が投資し
た作品の販売状況を他人に知られることがなくなり、そ
れによって該作品における業務上の秘密が保たれること
になる。
【0026】また、本発明の投資方法は、作家が制作し
た作品をクライアント端末を介して管理サーバに送信す
る作品送信工程と、クライアント端末によって送信され
た作品を管理サーバで受信する作品受信工程と、管理サ
ーバで受信した作品をクライアントの要望に応じて表示
させる作品表示工程と、作品表示工程に前後して、各作
品についての投資状況を表示させる投資状況表示工程
と、作品表示工程によって表示された作品に投資したい
場合、又は投資状況表示工程によって表示される各作品
の投資状況に応じて特定の作品に投資したい場合に、そ
の投資を実行する投資実行工程と、を具備することとし
たものである。
【0027】このように、従来は例えば出版社に自分の
作品を持ち込んだり、或いは作品コンクールに応募した
りしなければ、自費以外での出版の可能性が低かった
が、作品を送信工程で送信し、受信工程で受信した作品
につき投資実行工程で実際の投資を実行するため、多く
の作品が他人の投資によって出版可能となる。このた
め、新たな才能発掘が可能となると共に、投資家にとっ
ても有望な作家に投資することにより、利益を得ること
が可能となる。また、読者側にしても、従来では知る事
ができなかった新しい作者の作品を読む機会が与えられ
る。
【0028】また、インターネットを介することで、投
資サイト上に迅速に作家の作品を公開することが可能で
ある。さらに、公開された作品について、読者側の反応
も迅速に確認可能である。このため、出版までに至る時
間を短縮可能であり、内容が新鮮な状態で出版すること
が可能となる。このように、出版される本の内容が新鮮
な状態を維持可能であるため、今までの作家では無し得
なかった題材(例えば、ごく最近起きたニュースに関し
ての作品等)についても作品発表の機会を与えられるこ
とになる。すなわち、上述の投資サイトでは、新たな作
家が今までに無かったジャンルの作品を発表する可能性
を有しており、それによって出版業界における新たな市
場開拓の可能性を提供することが可能である。
【0029】さらに、他の発明は、上述の発明に加えて
更に、投資実行工程では、投資家の個人情報を入力する
と共に、投資金額及び該投資家の決済情報を入力するこ
ととしたものである。このため、投資家の実際の投資及
び投資家からの投資金の回収が可能となり、作家の制作
した作品の出版が可能となる。
【0030】また、他の発明は、上述の各発明に加えて
更に、作品送信工程で作品を送信した作家の情報を表示
する作家情報表示工程を具備することとしたものであ
る。このように作家情報表示工程を備えることで、例え
ば作家のプロフィール等を投資家側で閲覧することが可
能となる。それによって、作家がどの程度の実力を有し
ているか知ることが可能となり、投資家側で投資するか
否か、どの程度の金額の投資を行うかについての適切な
判断を行う判断材料に資することができる。
【0031】さらに、他の発明は、上述の各発明に加え
て更に、投資状況表示工程は、現在までの投資金額を表
示させると共に、投資家の人数又は作品が出版された場
合の購入申し込み希望数の少なくとも一方を表示させる
こととしたものである。このため、投資家が特定の作品
に対して投資するか否かについての、より具体的な基準
が与えられることとなる。特に、投資家の人数、或いは
購入申し込み数等の判断材料が与えられるため、例えば
実力のない作家の親等が、我が子の出版のために多額の
投資をする等の如きリスクに巻き込まれる危険性を軽減
することが可能となる。
【0032】また、他の発明は、上述の各発明に加えて
更に、投資状況表示工程は、作品のタイトルを列状に並
べて表示すると共に、各作品のタイトル毎に行状に並べ
て該作品に関する投資状況を含む情報を表示することと
したものである。このようにしたことで、画面上での作
品の表示が表形式となり、作品毎に投資状況を含む情報
を容易に表示することが可能となる。また、行毎に作品
を並べるので、他の作品との間での比較を容易に行うこ
とができる。
【0033】さらに、他の発明は、上述の各発明に加え
て更に、投資状況表示工程で表示される項目には、作品
のタイトル名と作家名、及び投資状況が少なくとも含ま
れており、該作品のタイトル名又は作家名の少なくとも
一方は、作品表示工程で表示される内容又は作家情報表
示工程で表示される内容の少なくとも一方にリンクされ
ていることとしたものである。
【0034】このように、投資状況表示工程により表示
される画面上に作品のタイトル名や作家名、及び投資状
況等の情報が表示され、さらにこれらが作品表示工程、
及び作家情報表示工程での画面における表示内容の少な
くとも一方にリンクされているので、投資状況表示工程
により表示される画面から、投資対象である作品に関す
る情報を示す種々の画面へ容易に移行することができ
る。それによって、作品への投資をよりスムーズに行え
る環境を提供することが可能となる。
【0035】また、他の発明は、上述の各発明に加えて
更に、作品受信工程、投資状況表示工程、及び投資実行
工程は、管理サーバ内においての処理工程であることと
したものである。このように、管理サーバ内でかかる処
理を全て行うことで、全ての処理の迅速化を図ることが
できる。
【0036】さらに、他の発明は、上述の発明に加えて
更に、作家表示工程は、管理サーバ内においての処理工
程であることとしたものである。かかる作家表示工程
も、管理サーバ内の処理とすることで、全体の処理の高
速化を図ることが可能となる。
【0037】また、他の発明は、上述の各発明に加えて
更に、管理サーバは、作品が出版されて販売される販売
店舗における販売管理サーバに接続可能に設けられてい
て、この販売管理サーバからの各販売店舗における販売
データが該販売管理サーバから送信される販売データ送
信工程を具備すると共に、管理サーバ内での処理によっ
て画面上で該作品の販売データを表示させる販売状況表
示工程が設けられることとしたものである。
【0038】このように、販売データ送信工程と販売状
況表示工程を設けているので、投資家が自分で投資した
作品の売れ行きを確認することができる。また、投資家
が過去の作品の販売状況を知ることができるように設定
することもでき、このように設定すれば、今後の投資活
動の指針を得ることが可能となる。
【0039】さらに、他の発明は、上述の発明に加えて
更に、販売状況表示工程では、特定人のみのアクセスを
可能とし、特定人以外のアクセスを制限するアクセス制
限が設定されることとしたものである。このように、ア
クセス制限を設定することにより、自己が投資した作品
の販売状況を他人に知られることがなくなる。それによ
って、該作品における業務上の秘密が保たれることにな
る。
【0040】また、他の発明は、投資システムのデータ
を記録した記録媒体であって、クライアント又は作家が
ネットワークを介してアクセスした場合にこのクライア
ントのクライアント端末の画面に表示される内容を記憶
している画面データベースと、作家がクライアント端末
を介して送信した作品を記憶していると共に、クライア
ントがネットワークを介してアクセスした場合に、該作
品をクライアントの要望に応じて画面上で表示させるた
めの内容を記憶している作品データベースと、特定の作
品に投資したい場合に該クライアントの要望に応じてそ
の投資を画面上で実行するための内容を記憶している投
資実行データベースと、を具備し、画面データベース、
作品データベース及び投資実行データベースを記憶して
いるものである。
【0041】このような情報が記載された記録媒体を用
いれば、作家やクライアントがネットワークを介して表
示データベースの内容を閲覧することが可能となり、ま
た作品データベース内に記憶されている作品を閲覧可能
となる。さらに、投資実行データベースを備えているこ
とで、特定の作品に対する投資を容易に実行することが
可能となる。また、他人の投資によって多くの作品が出
版可能となるため、新たな才能の発掘が可能となると共
に、投資家にとっても有望な作家に投資することによ
り、利益を得ることが可能となる。また、読者側にして
も、従来では何等知る事ができなかった作者の作品を読
む機会が与えられる。
【0042】また、該記録媒体に記載された情報がイン
ターネットを介することによって、投資サイト上に迅速
に作家の作品を公開することが可能である。さらに、公
開された作品について、読者側の反応も迅速に確認可能
である。このため、出版までに至る時間を短縮可能であ
り、内容が新鮮な状態で出版することが可能となる。こ
のように、出版される本の内容が新鮮な状態を維持可能
であるため、今までの作家では無し得なかった題材(例
えば、ごく最近起きたニュースに関しての作品等)につ
いても作品発表の機会を与えられることになる。
【0043】さらに、他の発明は、上述の発明に加えて
更に、さらに作家がクライアント端末を介して送信した
作品を記憶していると共に、クライアントがネットワー
クを介してアクセスした場合に、該作家のデータをクラ
イアントの要望に応じて画面上で表示させるための内容
を記憶している作家データベースを記憶していることと
したものである。
【0044】このような作家データベースが記録された
記録媒体を用いれば、例えば作家のプロフィール等を投
資家側で閲覧することが可能となる。それによって、作
家がどの程度の実力を有しているか知ることが可能とな
り、投資家側で投資するか否か、どの程度の金額の投資
を行うかについての適切な判断を行うための判断材料に
資することが可能となる。
【0045】また、他の発明は、上述の各発明に加えて
更に、投資実行データベースは、クライアントがネット
ワークを介してアクセスした場合に、クライアントの要
望に応じて各作品についての投資状況を画面上で表示さ
せるための内容を記憶しているものである。このような
情報を記録媒体に記録させ、この記録媒体を用いること
で、投資家の実際の投資及び投資家からの投資金の回収
が可能となり、作家の制作した作品の出版が可能とな
る。
【0046】さらに、他の発明は、上述の各発明に加え
て更に、投資実行データベースは、投資家が前記クライ
アント端末の画面上で個人情報を入力する内容を記憶し
ていると共に、その画面上で投資金額及び該投資家の決
済情報を入力する内容を記憶しているものである。この
ようにしたことで、投資家の実際の投資及び投資家から
の投資金の回収が可能となり、作家の制作した作品の出
版が可能となる。
【0047】また、他の発明は、上述の各発明に加えて
更に、投資実行データベースは、クライアント端末の画
面上で現在までの投資金額を表示させる内容を記憶して
いると共に、その画面上で投資家の人数又は作品が出版
された場合の購入申し込み希望数の少なくとも一方を表
示させる内容を記憶しているものである。このため、投
資家が特定の作品に対して投資するか否かについての、
より具体的な基準が与えられることとなる。特に、投資
家の人数、或いは購入申し込み数等の判断材料が与えら
れるため、例えば実力の無い作家の親等が、我が子の出
版のために多額の投資をする等の如きリスクに巻き込ま
れる危険性を軽減することが可能となる。
【0048】さらに、他の発明は、上述の各発明に加え
て更に、作品データベースは、クライアント端末の画面
上で作品のタイトルを列状に並べて表示する内容を記憶
していると共に、その画面上で各作品のタイトル毎に行
状に並べて該作品に関する投資状況を含む情報を表示す
る内容を記憶しているものである。このようにしたこと
で、画面上での作品の表示が表形式となり、作品毎に投
資状況を含む情報を容易に見ることが可能となる。ま
た、行毎に作品を並べているので、他の作品との間の比
較も容易に行うことが可能となる。
【0049】また、他の発明は、上述の各発明に加えて
更に、投資実行データベースは、画面上で作品のタイト
ル名と作家名、及び投資状況が少なくとも含まれて表示
させる内容を記憶しており、該作品のタイトル名又は作
家名の少なくとも一方は、作品データベースの内容及び
作家データベースの内容の少なくとも一方にリンクされ
ていることとしたものである。
【0050】このように、投資実行データベースにより
表示される画面上に作品のタイトル名や作家名、及び投
資状況等の情報が表示され、さらにこれらが作品データ
ベース、及び作家データベースでの画面における表示内
容の少なくとも一方にリンクされているので、投資実行
データベースにより表示される画面から、投資対象であ
る作品に関する情報を示す種々の画面へ容易に移行する
ことができる。それによって、作品への投資をよりスム
ーズに行える環境を提供することが可能となる。
【0051】さらに、他の発明は、上述の各発明に加え
て更に、管理サーバは、前記作品が出版されて販売され
る販売店舗における販売管理サーバに接続可能に設けら
れていて、この販売管理サーバからの各販売店舗におけ
る販売データが送信されると共に、管理サーバ内に販売
状況データベースを設け、この販売状況データベースで
は、クライアント端末の画面上で該作品の販売データを
表示させるための内容を記憶していることとしたもので
ある。
【0052】このように、販売状況データベースを設け
る構成としたので、投資家が販売状況データベースにア
クセスすることで、自分が投資した作品の売れ行きを確
認することができる。また、投資家が過去の作品の販売
状況を知ることができるように設定することもできる。
このように、販売状況データベースを設けることで、今
後の投資活動の指針を得ることが可能となる。
【0053】また、他の発明は、上述の発明に加えて更
に、販売データベースには、特定人のみのアクセスを可
能とし、特定人以外のアクセスを制限するアクセス制限
が設定されていることとしたものである。このように、
アクセス制限を設定することにより、自己が投資した作
品の販売状況を他人に知られることがなくなり、それに
よって該作品における業務上の秘密が保たれることにな
る。
【0054】さらに、他の発明は、作家が制作した作品
を出版するための出版システムにおいて、作家が制作し
た作品を送信するための作品送信手段と、作家が制作し
た作品を受信するための作品受信手段と、作品受信手段
で受信した作品を表示させるための作品表示手段と、作
品表示手段によって表示された作品に投資したい場合、
その投資を実行する投資実行手段と、投資実行手段で投
資が実行された場合、その投資状況を表示させるための
投資状況表示手段と、投資実行手段によって獲得した投
資金額が、所定の基準金額を上回った場合、又は所定の
基準金額を上回らなくても作家が出版を希望する場合
に、作品の出版を指示する出版指示手段と、出版指示手
段によって出版が指示された場合に該作品の出版を行う
出版手段と、を具備することとしたものである。
【0055】このようにしたことで、投資実行手段によ
って特定の作品に対する投資を容易に実行することが可
能となる。また、他人の投資によって多くの作品が出版
可能となるため、新たな才能の発掘が可能となると共
に、投資家にとっても有望な作家に投資することによ
り、利益を得ることが可能となる。さらに、基準金額以
上の投資を獲得した作品について、出版指示手段により
出版が出版手段に対して指示されるので、かかる基準金
額以上の投資を獲得した作品について迅速な出版が可能
となる。それによって、新たな才能を有する作家を迅速
に世の中に送り出すことが可能となる。
【0056】また、他の発明は、作家が制作した作品を
出版するための出版システムにおいて、読者又は投資家
となるクライアント側及び作家側に設置されると共に、
それぞれが自由にネットワークにアクセス可能なクライ
アント端末と、クライアント端末からネットワークを介
して読者及び作家が自由にアクセス可能とする管理サー
バと、管理サーバからの指令によって出版が指示された
場合に該作品の出版を行う出版手段と、を具備し、管理
サーバは、クライアント又は作家がネットワークを介し
てアクセスした場合にクライアント端末の画面に表示さ
れる内容を記憶している画面データベースと、作家がク
ライアント端末を介して送信した作品を記憶していると
共に、クライアントがネットワークを介してアクセスし
た場合に、該作品をクライアントの要望に応じて画面上
で表示させるための内容を記憶している作品データベー
スと、特定の作品に投資したい場合に該クライアントの
要望に応じてその投資を画面上で実行するための内容を
記憶している投資実行データベースと、投資実行データ
ベースによる投資の実行により獲得された投資金額が、
所定の基準金額を上回った場合、又は所定の基準金額を
上回らなくても作家が出版を希望する場合に、作品の出
版を上記出版手段に指示するための内容を記憶している
出版指示データベースと、を具備するものである。
【0057】このようにしたことで、投資実行データベ
ースによって特定の作品に対する投資を容易に実行する
ことが可能となる。また、他人の投資によって多くの作
品が出版可能となるため、新たな才能の発掘が可能とな
ると共に、投資家にとっても有望な作家に投資すること
により、利益を得ることが可能となる。さらに、基準金
額以上の投資を獲得した作品について、出版指示データ
ベースにより出版が出版手段に対して指示されるので、
かかる基準金額以上の投資を獲得した作品について迅速
な出版が可能となる。それによって、新たな才能を有す
る作家を迅速に世の中に送り出すことが可能となる。
【0058】さらに、他の発明は、上述の発明に加えて
更に、出版指示データベースは、作品が出版された場合
の購入希望数が所定の基準数を上回った場合に、この作
品の出版を前記出版手段に指示するための内容を記憶し
ているものである。このように、購入希望数が基準以上
になった場合でも出版指示データベースで作品の出版が
指示される。このようにすれば、ある程度の売上が見込
める作品の出版を行うことができ、投資家側にしても作
品を出版した場合に投資の回収が見込める。また、多く
の読者が希望する作品の出版を行うことが可能となる。
【0059】また、他の発明は、上述の各発明に加えて
更に、出版指示データベースは、前記出版手段によって
出版された作品につき、所定の基準部数以上の購入があ
った場合に、該作品の増刷を行うこととしたものであ
る。かかる増刷を出版指示データベースで指示するよう
にすれば、売れ行きが好調な作品についてさらに売れ行
きを伸ばすことができ、それによって投資家側に大きな
利益をもたらすことができる。また、かかる売れ行きが
好調な作品を出版することは、読者のニーズに答えるも
のである。
【0060】さらに、他の発明は、作家が制作した作品
を出版するための出版方法において、作家が制作した作
品をクライアント端末を介して管理サーバに送信するた
めの送信工程と、クライアント端末によって送信された
作品を管理サーバで受信する作品受信工程と、管理サー
バで受信した作品をクライアントの要望に応じて表示さ
せる作品表示工程と、作品表示工程に前後して、各作品
についての投資状況を表示させる投資状況表示工程と、
作品表示工程によって表示された作品に投資したい場
合、又は投資状況表示工程によって表示される各作品の
投資状況に応じて特定の作品に投資したい場合に、その
投資を実行する投資実行工程と、投資実行工程によって
獲得した投資金額が、所定の基準金額を上回った場合、
又は所定の基準金額を上回らなくても作家が出版を希望
する場合に、作品の出版を指示する出版指示工程と、出
版指示工程によって出版が指示された場合に該作品の出
版を行う出版工程と、を具備することとしたものであ
る。
【0061】このようにすれば、投資実行工程によって
特定の作品に対する投資を容易に実行することが可能と
なる。また、他人の投資によって多くの作品が出版可能
となるため、新たな才能の発掘が可能となると共に、投
資家にとっても有望な作家に投資することにより、利益
を得ることが可能となる。さらに、基準金額以上の投資
を獲得した作品について、出版指示工程により出版が出
版手段に対して指示されるので、かかる基準金額以上の
投資を獲得した作品について迅速な出版が可能となる。
それによって、新たな才能を有する作家を迅速に世の中
に送り出すことが可能となる。
【0062】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図1から図7に基づいて説明する。図1は、本発
明の投資システム10を含む出版システムの概略を示す
図である。この図において、当事者としては、作品受信
手段としての管理サーバ11を有すると共にこの管理サ
ーバの運営・管理を行う管理者A、作品を応募・公開す
る書き手(作家)B、Webサイト上で公開される作品
に対する支援・投資を行う投資家C、作品をWebサイ
ト上で閲覧・注文し、注文した作品をコンビニエンスス
トア等で購入したり受け取ったりする読者D、Webサ
イト上で公開される作品が出版された場合にその作品を
実際に販売するコンビニエンスストアE等がある。
【0063】なお、投資家Cと読者Dは、同一人物であ
る場合も多く、基本的にクライアントとして同一に扱
う。しかしながら、以下の説明においては場面に応じて
クライアント、投資家C又は読者Dとして記載する。ま
た、作家Bも後述する作品送信手段となるクライアント
端末12を有しており、管理サーバ11にアクセスする
と言う点では、クライアントとなる。
【0064】このうち、書き手である作家Bは、クライ
アント端末12を有している。そして、作家Bが作品の
応募を希望する場合には、作家Bが管理サーバ11に対
してメールに作品を添付する形式で応募を行う。また、
コンビニエンスストアEには、各店舗毎に管理端末13
が設置されている。このため、作品が販売されると、そ
の販売情報がPOSシステムの販売管理サーバ15から
管理サーバ11に送信されるように構成されている。ま
た、読者Dもクライアント端末16を有していて、自由
に管理サーバ11に存するデータベース群17にアクセ
スすることを可能としている。
【0065】そして、これら管理サーバ11とクライア
ント端末12,16とは、インターネット(図示省略)
を介して接続可能に設けられている。また、販売管理サ
ーバ15と管理サーバ11も、インターネットを介して
接続可能に設けられている。それによって、全てのデー
タが管理サーバ11に集約される構成となっている。
【0066】管理サーバ11は、本発明の投資システム
10及び出版システムに関する全てのデータを有してい
るものである。さらに、かかるデータのみならず、投資
システムのWeb画面を立ち上げた場合に起動する、各
種プログラムも有している。なお、管理サーバ11とし
て単一のサーバ端末を設け、このサーバ端末内に全ての
データ及びプログラムを設ける構成としても良い。しか
しながら、データベース及び各種プログラム保存の安全
性をより高めたい場合には、複数のサーバ端末を設け、
複数のサーバ端末相互の間でミラーリングを行って適宜
バックアップを取る体制としたり、或いは複数のサーバ
端末でデータを分割して保存する構成としても構わな
い。
【0067】管理サーバ11には、図1に示すようなデ
ータベース群17が設けられている。このデータベース
群17は、インターネット上で公開される図2に示すサ
イトトップページ30等のホームページやそのための画
像等を集めたサイト画面データベース18、作家Bの作
品を集めた作品データベース19、作家Bの資面、住
所、履歴等が保存されている作家データベース20、及
び投資が実行される際の各種データを保存している投資
実行データベース21を有している。
【0068】このうち、サイト画面データベース18に
は、クライアントが最初にアクセスした場合にブラウザ
に表示される図2に示すようなサイトトップページ30
や作品サイト画面31等であって表示形式をHTML等
で記述したテキストファイルが記憶されている。このテ
キストファイルには、各種の表示形式、或いは表示オブ
ジェクト等で表示させる画像、さらにはサイトトップペ
ージ30からジャンプするリンク先等が指定されてい
る。
【0069】そして、かかるサイトトップページ30の
テキストファイルと共に、このサイトトップページ30
上やその他のホームページ上で表示される表示オブジェ
クト等の画像であって他のデータベースに含まれない画
像もサイト画面データベース18に記憶されている。さ
らに、必要に応じてサイト画面データベース18内に他
のデータベースを設け、そのデータベースの内容をサイ
トトップページ30等にリンクさせて表示させるように
構成しても構わない。
【0070】なお、サイトトップページ30には、図3
に示す作品サイト画面31にリンクする作品サイトリン
クオブジェクト41と、図4に示す作家サイト画面32
にリンクする作家サイトリンクオブジェクト42と、図
5に示す投資サイト画面33にリンクする投資サイトリ
ンクオブジェクト43が配置されている。これと共に、
さらに、種々の新着情報のサイトへリンクする新着情報
リンクオブジェクト44と、作品が出版された場合には
該作品の購入を希望する購入希望者が自己の情報を入力
するため一旦投資サイト画面33にリンクするようにさ
れている未出版作品購入リンクオブジェクト45と、図
7に示す既出版の作品を購入したいときにその旨の情報
を入力する出版済み作品購入サイト画面35にリンクす
る出版済み作品購入サイトリンクオブジェクト46とが
配置されている。
【0071】なお、サイトトップページ30には、さら
に作家Bが作品を送信するためのサイト(図示省略)へ
リンクする作品送信サイトリンクオブジェクト47が配
置されるようにしても構わない。この場合は、作品を送
信するに際して、該作品送信サイトリンクオブジェクト
47をクリックする。すると、まず応募画面が現れ、氏
名、住所、その他必要な事項を入力するように構成され
ている。そして、必要事項の入力後に、出版までの過
程、印税の分配等の契約事項に同意をしてもらう。かか
る同意を行った場合にのみ、作品を電子メールで管理サ
ーバ11に送信することを可能としている。
【0072】また、データベース群17のうち、図3に
示す作品サイト画面31中のタイトル名等を表示させる
ための作品データベース19には、クライアントの投資
対象である作品が記憶されている。すなわち、作家Bが
作品を送信した場合、この作品データベース19に送信
された作品が記憶されることになる。作品データベース
19は、作家Bがメールに添付して応募してきた作品の
うち、投資を募集する作品を記憶しているものであり、
サイトトップページ30からのハイパーリンク(例え
ば、「作品を閲覧する」等の表示オブジェクト)によっ
て作品サイト画面31にアクセスしてその後作品タイト
ルをクリックすることで、その作品内容を閲覧すること
を可能としている。なお、機能的に構成を捉えると、か
かる作品データベース19が、作品表示手段としての機
能の一部を果たすことになる。
【0073】なお、作品サイト画面31にて公開されて
いる作品について、掲示板や作家Bの希望によって公開
されている公開メールによって読者Dの生の声を聞く事
が可能に構成されている。この場合、作品を閲覧する画
面や作品サイト画面31内に、公開されている作品に対
する読者Dの生の声や意見を掲載した「掲示板」等の表
示オブジェクトを設けたり、作家Bのメールアドレスの
リンク表示を設ける構成にすることができる。なお、
「掲示板」は、作品のジャンル別に分類し、さらに特定
のジャンルにおいては作品毎、或いは作家毎にスレッド
を設ける構成にすることができる。
【0074】また、公開されている作品について、作家
Bが自分の意思で該作品の公開を取り止めることを可能
としている。この場合、作家Bが本物であるか否かの認
証を行う必要があるため、例えば作家Bがメールにて作
品を送信した場合に、作家毎に特定のパスワードを付与
する。そして、このパスワードの確認によって、作家B
が真の作家であるか否かの認証を行うようにする。な
お、作家Bが真の作家であるか否かの認証は、これ以外
のPKI等の認証によって行っても構わない。
【0075】また、作家Bが掲示板や公開メールでの意
見・感想や、以後の推敲により、作品の一部を書き直し
たい場合がある。しかしながら、既に該作品に対して投
資家が存在する場合もあるので、かかる書き直しを行う
に際しては、投資を既に実行している投資家Cの許可を
受諾する必要がある。ここで、投資家Cの許可を得る方
法としては、作家Bを投資家Cよりも優位に立たせ、作
家Bが作品を書き直した後に事後的に投資家Cが投資を
継続する否かの判断をさせて許可を得るようにする方法
がある。また、投資家Cを作家Bよりも優位に立たせ、
全員の投資家Cの許諾を必要としたり、一定基準額以上
の投資を行っている投資家Cが存在する場合には、かか
る投資家Cの許可を得なければ書き直しできないように
する方法がある。ここで、書き直しは、例えば作品公開
後の定められた特定の期間内に行う。また、作品公開を
一時的に取り下げて書き直しを行う場合には、その取り
下げたときから所定の期間内に書き直した作品の再掲載
を行うようにする。
【0076】作品データベース19に保存されている各
作家Bの作品は、サイトトップページ30からのリンク
のみならず、図4に示す投資サイト画面33(投資募集
画面)からのリンク、或いは作家データベース20中の
データにアクセスできる作家サイト画面32からのリン
クによって閲覧できるように構成されている。なお、こ
のようなリンクは、管理サーバ11の管理者Aがリンク
するか否かにつき、任意選択可能な事項である。
【0077】作品サイト画面31に示されているよう
に、作品データベース19の作品は、ジャンル別に分類
されている(例えば、小説やドキュメンタリー等)。か
かるジャンル別の分類は、各ジャンル毎に作品データを
収納可能なフォルダを設け、このジャンル別に分類され
たデータベース(フォルダ)内に作品データを収納する
ようにして為されている。なお、必要に応じて、各ジャ
ンルをさらに細分化して分類するようにしても構わな
い。
【0078】しかしながら、作品の分類は、かかるジャ
ンル毎に分類する構成とはせずに、作品が応募された日
付に従って並べる構成にしても構わない。かかる構成を
採用する場合でも、作品が実際に表示されるブラウザ画
面内に例えば「作品の並べ方」という表示オブジェクト
(表示コマンド)を設け、この表示オブジェクトをクリ
ックすることにより、作品の並べ方が変化するように構
成しても構わない。
【0079】各ジャンル別に分類された作品が保存され
ている作品データベース19内には、そのジャンルの作
品が所定の順番で並べられている。そして、作品のタイ
トル表示(図3に示すタイトル名)は、例えば作品にリ
ンクしたリンク形式で表示されている。このため、該作
品のタイトル表示をクリックすると、そのクリックされ
たタイトルの所定の作品が表示されるように構成されて
いる。なお、このような作品の表示は同一のWebペー
ジ内で、HTMLの有するハイパーリンク機能を用いて
も良いが、JAVA(登録商標)スクリプトでプログラ
ムを記載し、それによって別途作品が表示されるブラウ
ザ画面を立ち上げるように構成しても構わない。また、
作品を例えばadobe社のAcrobat PDF形
式のファイルにして保存し、Acrobat Read
erソフトを起動して作品の表示を行うようにしても良
い。さらに、JAVAスクリプトで別途のブラウザ画面
が立ち上げられるのは、作品サイト画面31における場
合には限られず、作家サイト画面32や投資サイト画面
33においても同様に立ち上げられるようにしても構わ
ない。
【0080】ここで、作品データベース19内には、作
品内容の全てが保存されているが、作品内容を表示させ
る場合は、記憶されている作品内容のうち全文を公開す
る場合と、内容の一部のみを公開する場合、更にはその
作品の要約部分のみを公開する場合とがある。このよう
な公開部分の選択は、十分な額の投資を得られるように
するため、作家Bが行うものである。すなわち、作家B
が作品をメールに添付して送付するに際して、どの部分
を作品内容として公開するのかを、該メールに書き添え
ることによって公開部分が決定される。
【0081】しかしながら、作家B側でかかる選択を行
える構成とはせずに、管理サーバ11側で統一された基
準を用いて作品を公開するようにしても構わない。な
お、要約部分のみを公開する場合には、作家B側で別途
要約部分を作成し、その要約部分を管理サーバ11に送
信すれば好ましいものとなる。
【0082】また、作家Bから送信された作品のうち、
例えば他人への誹謗・中傷を含むもの、或いは攻撃的で
偏狭な思想を持つもの等は、ネット上で公開するのは好
ましくない。このため、管理サーバ11内にかかる内容
に該当する単語等をピックアップするプログラムを記憶
させておき、このプログラムによって自動的に作品が作
品サイト31画面等を介して公開するのに相応しいか否
かの判断をしたり、禁止用語や誹謗中傷部分を自動的に
「XXX」という表示に置き換えて表示させたりするよ
うにしても構わない。
【0083】作家データベース20には、投資家Cが作
家Bの実力を測り、投資するか否かの重要な判断材料の
一つである作家Bの氏名、住所等の他にその作家のプロ
フィールや履歴等のデータが記憶されている。この作家
データベース20の内容は、作家サイトにおいて表示可
能であり、図4に示す作家サイト画面32には、上述の
作品サイト画面31の場合と同様に、サイトトップペー
ジ30からのハイパーリンク(例えば、「作家について
知りたい」等)によってアクセスしたり、作品サイト画
面31中の「作家名」をクリックすることで該当する作
家Bのデータにアクセスすることを可能としている。ま
た、作家データベース20に保存されているデータは、
作品データベース19に記憶されている作品や、後述す
る投資実行データベース21に存する投資情報との間
で、相互にリンク可能に設けられている。
【0084】また、投資実行データベース21には、各
作品毎の投資情報が記憶されているものである。ここ
で、サイトトップページ30における『「投資サイト」
へ』と表示された投資サイトリンクオブジェクト43を
クリックすることにより、図5に示す投資サイト画面3
3が表示され、この投資サイト画面33中に投資実行デ
ータベース21内のデータは表示される。また、投資サ
イト画面33からの操作によって投資実行データベース
21内のデータを確認し、実際の投資を実行する。そし
て、実行された投資のデータは、投資実行データベース
21に保存されるものである。
【0085】この投資サイト画面33は、図5に示すよ
うに、作品のタイトル名、作家名、本にした場合の単
価、作品のジャンル、出版に必要な金額、投資状況、本
として出版された場合の購入申込数、掲載末日、及び投
資・購入・掲示板等のコミュニケーション欄が一行を為
すように構成されている。そして、かかる行が作品毎に
多数存しており、また夫々作品タイトル欄等で一列を構
成している。それによって、全体としては投資サイト3
3画面が表形式で表示される構成である。
【0086】なお、投資実行データベース21を機能的
に捉えると、投資状況表示手段又は投資実行手段の一部
として機能することになる。
【0087】また、作品のタイトル名や作家名は、作品
データベース19内の作品データ、作家データベース2
0内の作者のプロフィールや経歴等のデータにリンクし
ている。また、投資状況は、投資実行データベース21
内からデータを抽出して表示されると共に、この部分を
クリックすると詳細な投資状況データ(投資家Cの氏名
等の情報の一部、及び投資金額を含む)を示すWebペ
ージにリンクしている。また、作品のタイトル名等をク
リックすると、作品の内容を示すリンク先であるWeb
画面にアクセスすることを可能としている。
【0088】ここで、投資状況とは、投資に必要な金額
のうち現在までに投資された金額を示すものである。ま
た、かかる投資された金額と共に、この投資状況の詳細
な画面においては、現在までに投資された金額と共に投
資した人数も表示される。それによって、どの程度の人
数が特定作品の投資を行っているかを表示させることが
でき、新たな投資家Cが投資を行うか否かの目安にする
ことができる。
【0089】また、投資サイト画面33においては、投
資家Cが実際に投資を実行可能とするために、「投資す
る」と表示された投資実行オブジェクトが表示されてい
る。かかる投資実行オブジェクトをクリックすると、図
6に示すような投資家Cの個人情報を入力する投資入力
画面34へとリンクされ、画面表示が切り替えられる。
そして、投資入力画面34内に表示されている個人情報
入力欄に、投資家C本人の個人情報として、例えば投資
家Cの住所、電話番号、投資金額等を入力する。
【0090】なお、図4では、投資サイト画面33に設
けられた「投資する」なる表示オブジェクトをクリック
することで投資が実行されるが、このような表示オブジ
ェクトのクリックにより投資を実行する構成とはせず
に、例えば専用の「投資する」というWebページを設
け、このWebページ上で投資したい作品のコード番号
を入力することで投資対象である作品を特定するように
しても構わない。
【0091】また、かかる個人情報の入力と共に、この
投資入力画面34の「次へ」と記載された部分をクリッ
クすると、決済情報入力画面が表示され、投資家Cの決
済情報の入力も行う。かかる決済情報としては、どのよ
うな支払方法によって投資を実行するのか(例えば、カ
ード支払い、銀行振込等)を入力する。なお、例えばカ
ードにより支払う場合、通常、カード番号やそのカード
特有の暗証番号をインターネットを介して入力するが、
かかるカード番号や暗証番号は、インターネットを介し
て伝送するのは、危険性を伴うものである。このため、
所定の暗号方式(例えば、PKI方式等)を利用して、
カード番号や暗証番号に対して暗号化を施すのが好まし
い。この場合には、投資家Cは、所定の方法にて暗号鍵
を入手する必要がある。
【0092】また、上述の暗号化は、カード番号や暗証
番号だけでなく、作家Bが作品を管理サーバ11に送信
する場合に、その作品に対して暗号化を施すようにして
も構わない。
【0093】ここで、投資家Cが実際に特定の作品に投
資する場合、例えば1口1万円以上等のように、予め定
められた最低限の投資額以上であって出版に必要な全額
までの間の任意の金額を投資することとなる。また、投
資に際しては、投資家Cは作家Bと同様に印税分配等の
取り決めに同意する必要がある。この同意は、例えば取
り決め事項を表示させる欄の一番下に「同意する」等の
表示オブジェクトを設け、かかる表示オブジェクトをク
リックすることで、自動的に同意が為されるように構成
することができる。
【0094】また、他の手順としては、「投資する」な
る表示オブジェクトをクリックすると、投資したい旨の
登録をまず先に行う。そして、投資対象である作品が、
出版に板った場合には、その旨を管理者Aが投資家Cに
電子メールで通知する。ここで、投資家Cは電子メール
にて、入金方法を管理者A側に通知する。その場合、ク
レジット等のカードで決済を行う場合には、メールに添
付されるアドレスにアクセスして別途SSL(Secure S
ockets Layer)等の方法でカード番号や暗証番号を保護
し、管理者Aにアクセスして決済を実行する。また、他
の振込み等を行う場合には、指定された銀行の口座等に
現金の振込みを行う。
【0095】以上のような手順に従って投資を実行する
と、投資家Cが入力した投資情報が、投資実行データベ
ース21内の投資データ内に新規情報又は更新情報とし
て記憶される。そして、この投資データ内で更新された
情報のうち、新たに投資された投資金額の情報が、例え
ば更新情報だけをピックアップするサーチプログラムに
よって抽出され、投資サイト画面33における表示デー
タ等に追加される。かかる投資金額が追加された場合、
投資サイト画面33中の投資状況の金額が更新され、ま
た詳細画面に表示される投資人数を示すカウンタが新た
に人数の追加を行い、それによって投資人数が一人追加
されることになる。
【0096】また、投資を行った投資家Cは、所定の期
日経過後に決済を行う。決済は、上述の投資家Cが選択
した決済方法に基づいて行われる。
【0097】以上のような構成により、読者Dが作品の
閲覧、作家Bのプロフィール閲覧及び投資家Cの投資実
行が行えるようになる。続いて、投資された金額が基準
金額以上になった場合と、投資された金額が基準を満た
さない場合について説明する。
【0098】ここで、出版に必要な金額(出版金額)が
投資されるべき金額となる。そして、出版に必要な金額
(出版金額)は、出版した全ての作品が完売した場合
に、設定によって初版制作に必要な原価に近い金額にし
たり、或いは作家Bや投資家Cに還元される程度に設定
されている。また、この実施の形態では、この条件に加
え、各コンビニエンスストアEに一冊ずつ配本できる冊
数を印刷することを条件としている。しかしながら、こ
れら2つの条件のいずれか一方のみを満たす場合におい
ても、初版出版の条件としても良い。
【0099】なお、さらに作品を増刷した場合には、そ
の増刷によって必要な費用は、投資家Cから新たに徴収
しなく、増刷を実行する管理者A側で必要な費用を捻出
する。かかる増刷の場合は、コンビニエンスストアE以
外に一般の書店においても販売可能とするのが望まし
い。増刷によってさらに作品が売れた場合には、売れた
部数及び投資家Cの投資金額に応じて、投資家に利益が
分配される。なお、この実施の形態では、初版、増刷に
係らず、売上金が区の10%を作家Bへ、売上金額の1
5%を投資家Cに支払うようにしている。また、投資家
Cへの分配比率は、出資額に応じたものとしている。
【0100】また、全ての作品について、一定の期間内
(例えば、1〜3ヶ月等)に投資金額が基準金額を満た
さない場合には、以後投資サイト画面33での投資募集
を終了する。そして、かかる投資募集の終了後は、当該
作品の投資サイト画面33への掲載を終了して削除する
か、当該作品について投資募集が終了した旨のメッセー
ジを掲載するか、又は別に定める場所に掲載する。ま
た、投資金額が基準金額を満たさなかった場合には、投
資家Cからは投資金額の徴収を行わない。そして、投資
家Cに対しては、全投資額が出版必要額に至らず出版で
きない旨を通知する。
【0101】しかしながら、投資金額が基準金額を満た
した場合でも、以後の投資家Cにおいて何らかの事情に
より、出版に必要な費用が投資家Cから徴収できず、出
版に必要な金額の一部に欠損が生じる場合がある。かか
る場合には、そのうち所定パーセント(例えば15パー
セント)以上の投資費用に欠損が生じたときに、再度投
資サイト画面33上にて追加投資を募集する。そして、
かかる追加投資募集によって投資金額が基準金額を満た
した場合には、予定通り作品を出版する。また、かかる
追加投資募集によっても投資金額が集まらないときは
(例えば、出版に必要な金額の10%以上)、該作品の
出版を中止する。なお、出版中止の場合には、投資家C
に対して既に支払った投資金額を返還する。
【0102】また、投資サイト画面33における投資の
募集が終了した後でも、作家Bが自費で自己の作品を出
版したい場合もある。このため、かかる投資募集が終了
した後に、作家Bに対して出版に必要な投資金額が集ま
らなかった旨の電子メールを送信する。そして、かかる
電子メールにおいて、もし作品を出版したいのなら、所
定の条件にて作品の出版を行える旨を伝える。そして、
作家Bが自費出版する旨の返信を行った場合には、後述
するように作品の出版が行われる。
【0103】特定の作品について、一定期間内に投資金
額が基準金額となった場合には、上述と同様に投資サイ
ト画面33での投資募集を打ち切る。そして、かかる投
資サイト画面33では、既に投資金額が集まったため、
投資が終了した旨のメッセージを投資サイト画面33の
当該作品の行に掲載する。しかしながら、他の作品の行
では、引き続きその作品に対する投資の募集を行う。
【0104】そして投資金額が集まった特定の作品につ
いて、その作品の出版を行う。その作品の出版について
は、図1に示すように例えば管理サーバ11から出版手
段として機能する印刷会社40等の印刷機に、出版につ
いての発注指示を行う。かかる発注(出版)指示は、管
理サーバ11内に存する出版指示データベース23内の
データを利用して行われる。すなわち、出版指示データ
ベース23は、印刷会社40に出版を指示するための機
能の一部を備えている。管理サーバ11は、かかる出版
指示データベース23内のデータを利用して、印刷対象
である作品を印刷会社40のサーバにネットワークを介
して送信すると共に、出版物の印刷に必要なデータ、指
示の全てを送信する。
【0105】かかる出版物として必要なデータには、例
えば管理者A側から為す出版物の表紙デザインや挿絵等
に用いられるデザイン、イラスト、印刷形態等があり、
また必要な指示としては、発行部数等がある。しかしな
がら、かかる指示は、ネットワークを介して送信する構
成とはせずに、従来通りの口頭による打ち合わせや電
話、FAX乙を利用しての指示等によって行うようにし
ても構わない。
【0106】そして、印刷会社40の保有する出版手段
によって作品が出版物として仕上がった場合、かかる作
品を物流を介してコンビニエンスストアE等の販売店舗
に配布する。そして、コンビニエンスストアEでは、出
版物を店舗内で販売し、その販売された結果が店舗内の
管理端末13により入力され、入力された全店舗からの
データが販売管理サーバ15に集約される。そして、か
かる販売管理サーバ15から、インターネットを介して
管理サーバ11に販売データが送信される。それによっ
て、管理サーバ11内では、販売状況を逐一把握するこ
とが可能となる。
【0107】なお、管理サーバ11内に販売状況データ
ベース22を設け、かかる販売状況データベース22内
に販売データが記憶されるようにしている。かかる販売
状況データベース22には、サイトトップページ30中
の「出版済み作品の購入」と記載された表示部分からリ
ンクされる販売サイト(図示省略)の表示形式をHTM
L等で記述したテキストファイルも記憶されている。こ
のテキストファイルには、各種の表示形式、或いは表示
オブジェクト等で表示させる画像、さらにはその販売サ
イトからジャンプするリンク先等が指定されている。
【0108】ここで、この販売サイトにおいては、実際
に投資を行った投資家C及び当該作品を制作した作家B
のみが当該販売サイトを閲覧できるように構成しても構
わない。すなわち、販売状況が営業秘密に該当すると判
断される場合には、その営業秘密を作家Bや投資家C以
外の人に漏らすのは好ましくないため、作家B又は投資
家Cか否かの認証を行い、作家B又は投資家C以外の販
売サイトへのアクセスを制限するようにしても良い。し
かしながら、なるべく投資システム10をオープンにし
たい場合には、かかるアクセス制限を一切設けないよう
にするのが望ましい。
【0109】また、作家Bに対しては、上述したように
出版された作品の販売部数に応じて印税が支払われる。
かかる販売部数は、上述の如く管理サーバ11によって
管理されている。このため、作家Bに支払う印税の金額
は、管理サーバ11内の金額算出手段(図示省略)によ
って自動的に算出されるように構成しても構わない。ま
た、この実施の形態では、コンビニエンスストアEに対
しては、売上金額の22%が支払われると共に、増刷の
際には一般書店売上から3%がコンビニエンスストアE
に対して支払われる。なお、コンビニエンスストアEに
対する支払い金額は、当然ながら所望の%に随時変更可
能である。
【0110】なお、投資金額が出版に必要な基準金額に
満たないものの、購入申込数が基準数を上回ったとき
は、次のように対応する。ここで、基準数とは、例えば
8000冊が初版数で、その初版のための金額が投資額
であるとすると、2000冊の購入申込数があれば、リ
スクはあるもののある程度の販売数が見込める作品であ
ると判断されることから、この2000冊を基準として
設定する場合の冊数を言う。この基準数は、管理者Aが
一律又は本の種類、内容によって設定するものである。
【0111】上述のように、投資金額が出版金額に満た
ないものの基準数を上回ったときは、その時点までの投
資額と管理者Aとの共同出資により、コンビニエンスス
トアEの店舗数分の本を初版として印刷・発行する。な
お、この販売は、購入申込者に対し、再度の意思確認を
行うと共に、その後作品が出版されたこと、受け取り場
所であるコンビニエンスストアEの日時・場所を電子メ
ールにて伝え、購入申込者がこのコンビニエンスストア
Eにて代金と引き換えにその本を受け取ることで行われ
る。
【0112】購入申込分の販売は、先に示した出版のた
めの金額を投資金額が上回ったときに出版される場合の
書籍の販売時も同様に行われる。すなわち、購入希望者
は、図2のサイトトップページ30中の未出版物作品の
購入への部分をクリックすることで図5の投資サイト画
面33が現れ、この投資サイト画面33の「購入する」
と表示された部分をクリックする。すると、購入希望者
の氏名、性別、年齢、メールアドレス、住所、電話番
号、FAX番号等を入力できると共に、引渡し希望のコ
ンビニエンスストアEの店舗名を選択できる画面が現
れ、入力と選択を行い、その内容を管理サーバ11に送
信する。出版された場合には、この送信されたデータの
一部を利用して、購入希望者に上述したように管理サー
バ11が出版されたこと、再度の購入意思確認、希望し
たコンビニエンスストアEの店舗名、引き換え可能とな
る日時、及び本の価格やタイトル名等を通知する。
【0113】購入申込数が基準数を上回った場合におけ
る増刷、作家B及びコンビニエンスストアEの取り分に
ついては、先に示した出版の場合と同様となっている。
一方、投資家Cへの還元額は、売上金額全体の15%に
対し出版必要額の相当部分を掛けた額であり、以下の式
のようになる。売上金額・0.15・{投資家Cの投資
額/(管理者Aの出資額+投資家Cの出資額)}
【0114】以上のような投資システム10及び出版シ
ステムによれば、従来は作家が制作した作品を出版した
い、と思っても、例えば出版社に自分の作品を持ち込ん
だり、或いは作品コンクールに応募したりしなければ、
自費以外での出版の可能性がほとんどできなかった。し
かしながら、上述のように、クライアント端末12を介
してメールに添付する形式で、管理サーバ11に作品を
送信すれば、その後投資サイト画面33を通じて該作家
Bの作品について投資が募集されることとなる。
【0115】このため、他人である投資家Cの力を借り
て、自己の作品を出版可能となり、作家Bが自己の作品
を世に出す機会が従前に比べて多いものとなり、作家B
側のチャンスが拡大することになる。すなわち、投資サ
イト画面33での投資募集により、新たな作家Bの才能
発掘が可能となり、また投資家C側にとっても、有望な
作家Bに投資することにより、大きな利益を得ることが
可能となる。また、読者D側にしても、従来では何等知
る事ができなかった新たな作家Bの作品を読む機会が与
えられ、既存の作家よりも、より様々な作家Bの作品を
購読する機会に恵まれることとなる。
【0116】また、インターネットを介して作品の送付
・公開等を行うため、インターネットの有する情報伝達
の迅速性という性格から、投資サイト画面33を通じて
迅速に作家Bの作品を公開することが可能である。さら
に、公開された作品について、読者D側の反応も迅速に
確認可能である。このため、出版にまで至る時間を短縮
可能であり、内容が新鮮な状態で出版することが可能と
なる。このように、出版される本の内容が新鮮な状態を
維持可能であるため、今までの作家Bでは無し得なかっ
た題材(例えば、ごく最近起きたニュースに関しての作
品等)についても作品発表の機会を与えられることにな
る。すなわち、上述の投資サイト画面33を利用した場
合、新たな作家Bが今までに無かったジャンルの作品を
発表する可能性を有しており、それによって出版業界に
おける新たな市場開拓の可能性を提供することが可能で
ある。
【0117】さらに、ネット上で投資家Cが投資に値す
る、と判断した場合に、言わば該作品に投資を行うよう
になるので、従来の出版社において専属の社員がかかる
作品についての判断をする場合よりも、人件費が掛から
なく、かつ特定の社員のみの価値観によらずに多様な作
品を出版することが可能となる。
【0118】さらに、上述の実施の形態では、作品をメ
ールに添付する形式で管理サーバ11に対して送信する
構成である。このようにしたことで、作家Bが制作した
作品を、気軽に管理者が有する管理サーバ11に送信す
ることが可能となる。また、かかるメールでの送信によ
り、作家B側で作品サイト画面32に公開する場合に、
どの部分まで作品を公開するか等の細かい指示を与える
ことが可能となる。
【0119】また、作品を受信した場合、かかる作品を
作品サイト画面32を通じて公開するため、読者D側に
とってはクライアント端末16を利用して最新の作品を
閲覧することが可能となる。これと共に、投資家C側に
とっては作家Bがどの程度の実力を有しているか、その
クライアント端末16を利用して確認することが可能と
なる。それによって、投資家C側では自分の目で判断し
て、投資に値するか否かを図ることが可能となる。
【0120】さらに、作家サイト画面33が設けられて
いて、かかる作家サイト画面33にて作家Bのプロフィ
ール等を閲覧することができる。それによって、作家B
がどの程度の実力を有しているか知ることが可能とな
り、投資家C側で投資するか否か、どの程度の金額の投
資を行うかについての適切な判断を行うための判断材料
に資することが可能となる。
【0121】また、投資実行データベース21を設けた
ことにより、投資家C側ではインターネットを介した迅
速な投資を実行することが可能となる。すなわち、投資
サイト画面33を通じて、投資家Cの個人情報を入力す
ると共に、かかる投資家Cの決済情報を入力する構成の
ため、迅速な投資を実行することが可能となると共に、
実際に投資家Cからの投資金の回収が可能となる。
【0122】さらに、投資サイト画面33を通じて、現
在までの投資金額を投資実行データベース21のデータ
を利用して表示させるように構成されていると共に、か
かる投資サイト画面33上で投資家Cの人数や作品が実
際に出版された場合の購入申込者数を表示させると共
に、そこからリンクしている画面ではさらに詳細な情報
が表示されるようにしている。このため、投資家Cが特
定の作品に対して投資するか否かについての、より具体
的な基準が与えられる。すなわち、例えば実力がそれほ
どない作家Bの親等が、我が子の作品出版のために多額
の投資をする等の、回収の見込みの薄いリスクに巻き込
まれる危険性を低減することができる。
【0123】また,投資サイト画面33上では、各作品
についての投資状況を確認することができる。このよう
な投資状況を投資サイト画面33で表示することは、特
にあと少しで出版される投資状況にある作品にとって、
投資家Cが投資するか否かを判断する重要な情報であ
る。
【0124】さらに、作品は例えば投資サイト画面33
において作品のタイトル名を列状に並べて表示すると共
に、各作品のタイトル名毎に行状に並べて該作品に関す
る投資状況を含む情報を表示している。このため、画面
上での作品の表示が表形式となり、作品毎に投資状況を
含む情報を容易に見ることができる。また、行毎に作品
を並べているので、他の作品との間における比較も容易
に行うことができる。
【0125】また、投資サイト画面33においては、そ
の画面上において作品のタイトル名や作家名、及び投資
状況等の情報が表示されており、さらには作品のタイト
ル名が作品データベース19に存する作品内容とリンク
されている。また、作家名の表示が作家データベース2
0にリンクされている。このため、投資サイト画面33
からリンクして作品の内容を見ることができると共に、
作家Bのプロフィール等もリンクして見ることができ
る。それによって、特定の作品が投資対象に値するか否
かの確認を、より素早くすることができ、作品への投資
をよりスムーズに行える環境を提供することが可能とな
る。
【0126】さらに、販売状況データベース23を設け
る構成としているので、かかる販売状況データベース2
3に投資家Cがアクセスすることで、投資家Cが自分で
投資した作品の売れ行きを確認することができる。ま
た、投資家Cが過去の作品の販売状況を知ることができ
るように設定することもでき、このような設定をすれ
ば、今後の投資活動の指針をかかる販売状況から得るこ
とが可能となる。さらに、かかる販売状況データベース
23へのアクセスを、特定人以外に制限するアクセス制
限を設定することにより、自己が投資した作品の販売状
況を他人に知られることがなくなる。それによって、該
作品の業務上の秘密を保つことが可能となる。
【0127】さらに、出版指示データベース23を管理
サーバ11内に設ける構成としているので、出版に必要
な基準金額以上の金額が集まった作品についての出版の
指示を、印刷会社等に迅速に与えることができる。それ
によって、作品の迅速な出版を行うことが可能となる。
【0128】また、作品データベース19に記憶されて
いる作品のうち、例えば他人への誹謗・中傷を含むも
の、或いは攻撃的で偏狭な思想を持つもの等のように、
ネット上で公開するのが好ましくない作品もある。この
場合、管理サーバ11内にかかる内容に該当する単語等
をピックアップするプログラムを記憶させておけば、自
動的に上述の作品がリストアップされる。それによっ
て、不適切な作品や不適切な表現が公開されるのを防止
することができる。
【0129】以上、本発明の一実施の形態について述べ
たが、本発明はこれ以外にも種々変形可能である。例え
ば、上述の実施の形態では、作品として小説等を前提に
しているが、作品は小説等には限られず、写真集や画
集、或いは詩集等を作品としても構わない。例えば写真
集を出版する場合には、投資金額を募ることで、いわば
アイドルを育てる感覚を投資家C側に与えることができ
る。
【0130】また、上述の実施の形態において、作品の
タイトル名は、基本的に作家Bが決めたものを使用する
ようにしているが、作品のタイトル名を投資家Cや購入
希望者の間で決定するようにしても構わない。これは、
作品のタイトル名は作品が出版された場合の売れ行きに
影響を与えるものであり、それ故作家Bの主観的なタイ
トル名よりも、投資の回収を念頭に置いた投資家C等の
方が、優れたネーミングを与える場合があるからであ
る。
【0131】さらに、作品に関する掲示板を設け、かか
る掲示板において読者や投資家C等の間で、種々の意見
交換、議論を行えるようにしても構わない。このような
掲示板を設ける場合、作品の属するジャンル毎に掲示板
を設けたり、或いは作品毎に掲示板を設けることができ
る。しかしながら、いわゆる掲示板荒らしは、管理者側
で適切に削除し、適切な情報交換を行えるようにするの
が望ましい。
【0132】また、作品データベース19や作家データ
ベース20、或いは投資実行データベース21は、別々
に設ける必要は無く、これらを任意に組み合わせて一体
的に設けるように構成しても構わない。このように、一
体的に設ける場合、例えば作品サイト画面31等におい
ては、別々の3つのデータベースからデータを引き出し
て表示するのではなく、1つのデータベースについて2
つのデータベースからデータベースを引き出してくるこ
ととなり、例えば作品サイト画面31内に作家のプロフ
ィールも表示できる構成とすることができる。
【0133】さらに、上述の実施の形態では、作品につ
いて紙ベースで出版する場合について述べたが、紙ベー
スの出版のみならず、電子ブックで作品を販売するよう
にしても構わない。この場合、例えば別途サイトトップ
ページ30から作品のダウンロードを行うサイトにリン
クによって移動し、かかるサイトにおいて作品のダウン
ロードを行うようにしても構わない。
【0134】また、作品の購入を予約した読者や、上述
の作品のダウンロードを行った読者に対して、通常作品
を購入するよりも、割り引くようにしても構わない。
【0135】また、上述の実施の形態では、投資家Cの
一人当たりの投資額に制限はないが、必要に応じて投資
家C一人当たりの投資額に制限を加えるようにしても構
わない。このように制限を加えることで、より多数の投
資家Cが、才能のある作家Bの投資に参加できるように
なる。また、かかる制限を加えても、面白くて売れそう
な作品には多数の投資家Cから投資が集まるため、現在
投資を行っている人数によってある程度、作品のレベル
を知ることができる、といったメリットもある。
【0136】また、投資額に制限を加えない場合には、
基準金額以上の投資額を集め、その集まった金額に応じ
て発行部数を増刷するようにしても構わない。
【0137】
【発明の効果】本発明によれば、従来は例えば出版社に
自分の作品を持ち込んだり、或いは作品コンクールに応
募したりしなければ、自費以外での出版の可能性が低か
ったが、作品を送信手段で送信し、受信手段で受信した
作品につき投資実行手段で実際の投資を実行するため、
多くの作品が他人の投資によって出版可能となる。それ
によって、才能のある作家の利益に資して新たな才能発
掘が可能となると共に、投資家にとっても有望な作家に
投資することにより、利益を得ることが可能となる。ま
た、読者側にしても、従来では何等知る事ができなかっ
た作者の作品を読む機会が与えられる。
【0138】また、インターネットの有する情報伝達の
迅速性という性格から、投資サイト上に迅速に作家の作
品を公開することが可能である。さらに、公開された作
品について、読者側の反応も迅速に確認可能である。こ
のため、出版にまで至る時間を短縮可能であり、内容が
新鮮な状態で出版することが可能となる。このように、
出版される本の内容が新鮮な状態を維持可能であるた
め、今までの作家では無し得なかった題材(例えば、ご
く最近起きたニュースに関しての作品等)についても作
品発表の機会を与えられることになる。すなわち、上述
の投資サイトでは、新たな作家が今までに無かったジャ
ンルの作品を発表する可能性を有しており、それによっ
て出版業界における新たな市場開拓の可能性を提供する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る投資システム及び
出版システムの構成を示す概略図である。
【図2】図1の投資システム及び出版システムにおい
て、サイトトップページの画面表示の様子を示す図であ
る。
【図3】図1の投資システム及び出版システムにおい
て、作品サイトの画面表示の様子を示す図である。
【図4】図1の投資システムおよび出版システムにおい
て、作家サイトの画面表示の様子を示す図である。
【図5】図1の投資システム及び出版システムにおい
て、投資サイトの画面表示の様子を示す図である。
【図6】図1の投資システム及び出版システムにおい
て、投資を実行する場合の個人情報(決済情報)入力項
目の画面表示の様子を示す図である。
【図7】図1の投資システム及び出版システムにおい
て、既に出版された作品を購入する作品購入サイト画面
の画面表示の様子を示す図である。
【符号の説明】
10…投資システム 11…管理サーバ(作品受信手段) 12…クライアント端末(作品送信手段) 15…販売管理サーバ(投資実行手段の一部) 16…クライアント端末 17…データベース群 18…サイト画面データベース(投資実行手段の一部) 19…作品データベース 20…作家データベース 21…投資実行データベース(投資実行手段の一部) 22…販売状況データベース 23…出版指示データベース 30…サイトトップページ 31…作品サイト画面 32…作家サイト画面 33…投資サイト画面 34…投資入力画面 40…印刷会社

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作家が制作した作品を送信するための作
    品送信手段と、 作家が制作した作品を受信するための作品受信手段と、 上記作品受信手段で受信した作品を表示させるための作
    品表示手段と、 上記作品表示手段によって表示された作品に投資したい
    場合に、その投資を実行するための投資実行手段と、 を具備することを特徴とする投資システム。
  2. 【請求項2】 作家が制作した作品を送信するための送
    信手段と、 作家が制作した作品を受信するための作品受信手段と、 上記作品受信手段で受信した作品を表示させるための作
    品表示手段と、 各作品についての投資状況を表示するための投資状況表
    示手段と、 上記作品表示手段によって表示された作品に投資したい
    場合、又は上記投資状況表示手段によって表示される各
    作品の投資状況に応じて特定の作品に投資したい場合
    に、その投資を実行するための投資実行手段と、 を具備することを特徴とする投資システム。
  3. 【請求項3】 読者又は投資家となるクライアント側及
    び作家側に設置されると共に、それぞれが自由にネット
    ワークにアクセス可能なクライアント端末と、 上記クライアント端末から上記ネットワークを介して上
    記読者及び作家が自由にアクセス可能とする管理サーバ
    と、 を具備し、上記管理サーバは、 クライアント又は作家がネットワークを介してアクセス
    した場合に上記クライアント端末の画面に表示される内
    容を記憶している画面データベースと、 作家が上記クライアント端末を介して送信した作品を記
    憶していると共に、クライアントが上記ネットワークを
    介してアクセスした場合に、該作品を上記クライアント
    の要望に応じて画面上で表示させるための内容を記憶し
    ている作品データベースと、 特定の作品に投資したい場合に該クライアントの要望に
    応じてその投資を画面上で実行するための内容を記憶し
    ている投資実行データベースと、 を具備することを特徴とする投資システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の投資システムにおいて、
    さらに作家がクライアント端末を介して送信した作品を
    記憶していると共に、クライアントがネットワークを介
    してアクセスした場合に、該作家のデータをクライアン
    トの要望に応じて画面上で表示させるための内容を記憶
    している作家データベースを具備していることを特徴と
    する投資システム。
  5. 【請求項5】 前記投資実行データベースは、クライア
    ントがネットワークを介してアクセスした場合に、クラ
    イアントの要望に応じて各作品についての投資状況を画
    面上で表示させるための内容を記憶していることを特徴
    とする請求項3又は4記載の投資システム。
  6. 【請求項6】 前記投資実行データベースは、投資家が
    前記クライアント端末の画面上での個人情報を入力する
    内容を記憶していると共に、その画面上で投資金額及び
    該投資家の決済情報を入力する内容を記憶していること
    を特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の投
    資システム。
  7. 【請求項7】 前記投資実行データベースは、前記クラ
    イアント端末の画面上で現在までの投資金額を表示させ
    る内容を記憶していると共に、その画面上で投資家の人
    数又は作品が出版された場合の購入申し込み希望数の少
    なくとも一方を表示させる内容を記憶していることを特
    徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の投資シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記作品データベースは、前記クライア
    ント端末の画面上で作品のタイトルを列状に並べて表示
    する内容を記憶していると共に、その画面上で各作品の
    タイトル毎に行状に並べて該作品に関する投資状況を含
    む情報を表示する内容を記憶していることを特徴とする
    請求項3から7のいずれか1項に記載の投資システム。
  9. 【請求項9】 前記投資実行データベースは、前記クラ
    イアント端末の画面上で作品のタイトル名と作家名、及
    び投資状況が少なくとも含まれて表示させる内容を記憶
    しており、該作品のタイトル名又は作家名の少なくとも
    一方は、前記作品データベースの内容及び前記作家デー
    タベースの内容の少なくとも一方にリンクされているこ
    とを特徴とする請求項3から8のいずれか1項に記載の
    投資システム。
  10. 【請求項10】 前記管理サーバは、前記作品が出版さ
    れて販売される販売店舗における販売管理サーバに接続
    可能に設けられていて、この販売管理サーバからの各販
    売店舗における販売データが送信されると共に、前記管
    理サーバ内に販売状況データベースを設け、この販売状
    況データベースでは、前記クライアント端末の画面上で
    該作品の販売データを表示させるための内容を記憶して
    いることを特徴とする請求項3から9のいずれか1項に
    記載の投資システム。
  11. 【請求項11】 前記販売データベースには、特定人の
    みのアクセスを可能とし、特定人以外のアクセスを制限
    するアクセス制限が設定されていることを特徴とする請
    求項10記載の投資システム。
  12. 【請求項12】 作家が制作した作品をクライアント端
    末を介して管理サーバに送信する作品送信工程と、 上記クライアント端末によって送信された作品を管理サ
    ーバで受信する作品受信工程と、 上記管理サーバで受信した作品をクライアントの要望に
    応じて表示させる作品表示工程と、 上記作品表示工程に前後して、各作品についての投資状
    況を表示させる投資状況表示工程と、 上記作品表示工程によって表示された作品に投資したい
    場合、又は上記投資状況表示工程によって表示される各
    作品の投資状況に応じて特定の作品に投資したい場合
    に、その投資を実行する投資実行工程と、 を具備することを特徴とする投資方法。
  13. 【請求項13】 前記投資実行工程では、投資家の個人
    情報を入力すると共に、投資金額及び該投資家の決済情
    報を入力することを特徴とする請求項12記載の投資方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項12又は13記載の投資方法に
    おいて、さらに前記作品送信工程で作品を送信した作家
    の情報を表示する作家情報表示工程を具備することを特
    徴とする投資方法。
  15. 【請求項15】 前記投資状況表示工程は、現在までの
    投資金額を表示させると共に、投資家の人数又は作品が
    出版された場合の購入申し込み希望数の少なくとも一方
    を表示させることを特徴とする請求項12から14のい
    ずれか1項に記載の投資方法。
  16. 【請求項16】 前記投資状況表示工程は、作品のタイ
    トルを列状に並べて表示すると共に、各作品のタイトル
    毎に行状に並べて該作品に関する投資状況を含む情報を
    表示することを特徴とする請求項12から15のいずれ
    か1項に記載の投資方法。
  17. 【請求項17】 前記投資状況表示工程で表示される項
    目には、作品のタイトル名と作家名、及び投資状況が少
    なくとも含まれており、該作品のタイトル名又は作家名
    の少なくとも一方は、前記作品表示工程で表示される内
    容又は前記作家情報表示工程で表示される内容の少なく
    とも一方にリンクされていることを特徴とする請求項1
    4から16のいずれか1項に記載の投資方法。
  18. 【請求項18】 前記作品受信工程、前記投資状況表示
    工程、及び前記投資実行工程は、管理サーバ内において
    の処理工程であることを特徴とする請求項12から17
    のいずれか1項に記載の投資方法。
  19. 【請求項19】 さらに請求項14記載の前記作家情報
    表示工程は、前記管理サーバ内においての処理工程であ
    ることを特徴とする請求項17記載の投資方法。
  20. 【請求項20】 前記管理サーバは、前記作品が出版さ
    れて販売される販売店舗における販売管理サーバに接続
    可能に設けられていて、この販売管理サーバからの各販
    売店舗における販売データが該販売管理サーバから送信
    される販売データ送信工程を具備すると共に、前記管理
    サーバ内での処理によって画面上で該作品の販売データ
    を表示させる販売状況表示工程が設けられていることを
    特徴とする請求項12から19のいずれか1項に記載の
    投資方法。
  21. 【請求項21】 前記販売状況表示工程では、特定人の
    みのアクセスを可能とし、特定人以外のアクセスを制限
    するアクセス制限が設定されていることを特徴とする請
    求項20記載の投資方法。
  22. 【請求項22】 クライアント又は作家がネットワーク
    を介してアクセスした場合にこのクライアントのクライ
    アント端末の画面に表示される内容を記憶している画面
    データベースと、 作家が上記クライアント端末を介して送信した作品を記
    憶していると共に、クライアントが上記ネットワークを
    介してアクセスした場合に、該作品を上記クライアント
    の要望に応じて画面上で表示させるための内容を記憶し
    ている作品データベースと、 特定の作品に投資したい場合に該クライアントの要望に
    応じてその投資を画面上で実行するための内容を記憶し
    ている投資実行データベースと、 を具備し、上記画面データベース、上記作品データベー
    ス及び上記投資実行データベースを記憶したことを特徴
    とする投資システムのデータを記録した記録媒体。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の投資システムのデー
    タを記録した記録媒体において、さらに作家がクライア
    ント端末を介して送信した作品を記憶していると共に、
    クライアントがネットワークを介してアクセスした場合
    に、該作家のデータをクライアントの要望に応じて画面
    上で表示させるための内容を記憶している作家データベ
    ースを記憶していることを特徴とする投資システムのデ
    ータを記録した記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記投資実行データベースは、クライ
    アントがネットワークを介してアクセスした場合に、ク
    ライアントの要望に応じて各作品についての投資状況を
    前記クライアント端末の画面上で表示させるための内容
    を記憶していることを特徴とする請求項22又は23記
    載の投資システムのデータを記録した記録媒体。
  25. 【請求項25】 前記投資実行データベースは、投資家
    が前記クライアント端末の画面上で個人情報を入力する
    内容を記憶していると共に、その画面上で投資金額及び
    該投資家の決済情報を入力する内容を記憶していること
    を特徴とする請求項22から24のいずれか1項に記載
    の投資システムのデータを記録した記録媒体。
  26. 【請求項26】 前記投資実行データベースは、前記ク
    ライアント端末の画面上で現在までの投資金額を表示さ
    せる内容を記憶していると共に、その画面上で投資家の
    人数又は作品が出版された場合の購入申し込み希望数の
    少なくとも一方を表示させる内容を記憶していることを
    特徴とする請求項22から25のいずれか1項に記載の
    投資システムのデータを記録した記録媒体。
  27. 【請求項27】 前記作品データベースは、前記クライ
    アント端末の画面上で作品のタイトルを列状に並べて表
    示する内容を記憶していると共に、その画面上で各作品
    のタイトル毎に行状に並べて該作品に関する投資状況を
    含む情報を表示する内容を記憶していることを特徴とす
    る請求項22から26のいずれか1項に記載の投資シス
    テムのデータを記録した記録媒体。
  28. 【請求項28】 前記投資実行データベースは、画面上
    で作品のタイトル名と作家名、及び投資状況が少なくと
    も含まれて表示させる内容を記憶しており、該作品のタ
    イトル名又は作家名の少なくとも一方は、前記作品デー
    タベースの内容及び前記作家データベースの内容の少な
    くとも一方にリンクされていることを特徴とする請求項
    22から27のいずれか1項に記載の投資システムのデ
    ータを記録した記録媒体。
  29. 【請求項29】 前記管理サーバは、前記作品が出版さ
    れて販売される販売店舗における販売管理サーバに接続
    可能に設けられていて、この販売管理サーバからの各販
    売店舗における販売データが送信されると共に、前記管
    理サーバ内に販売状況データベースを設け、この販売状
    況データベースでは、前記クライアント端末の画面上で
    該作品の販売データを表示させるための内容を記憶して
    いることを特徴とする請求項22から28のいずれか1
    項に記載の投資システムのデータを記録した記録媒体。
  30. 【請求項30】 前記販売データベースには、特定人の
    みのアクセスを可能とし、特定人以外のアクセスを制限
    するアクセス制限が設定されていることを特徴とする請
    求項29記載の投資システム。
  31. 【請求項31】 作家が制作した作品を出版するための
    出版システムにおいて、 作家が制作した作品を送信するための作品送信手段と、 作家が制作した作品を受信するための作品受信手段と、 上記作品受信手段で受信した作品を表示させるための作
    品表示手段と、 上記作品表示手段によって表示された作品に投資したい
    場合、その投資を実行する投資実行手段と、 上記投資実行手段で投資が実行された場合、その投資状
    況を表示させるための投資状況表示手段と、 上記投資実行手段によって獲得した投資金額が、所定の
    基準金額を上回った場合、又は所定の基準金額を上回ら
    なくても作家が出版を希望する場合に、上記作品の出版
    を指示する出版指示手段と、 上記出版指示手段によって出版が指示された場合に該作
    品の出版を行う出版手段と、 を具備することを特徴とする出版システム。
  32. 【請求項32】 作家が制作した作品を出版するための
    出版システムにおいて、 読者又は投資家となるクライアント側及び作家側に設置
    されると共に、それぞれが自由にネットワークにアクセ
    ス可能なクライアント端末と、 上記クライアント端末から上記ネットワークを介して上
    記読者及び作家が自由にアクセス可能とする管理サーバ
    と、 上記管理サーバからの指令によって出版が指示された場
    合に該作品の出版を行う出版手段と、 を具備し、上記管理サーバは、 クライアント又は作家がネットワークを介してアクセス
    した場合に上記クライアント端末の画面に表示される内
    容を記憶している画面データベースと、 作家が上記クライアント端末を介して送信した作品を記
    憶していると共に、クライアントがネットワークを介し
    てアクセスした場合に、該作品を上記クライアントの要
    望に応じて画面上で表示させるための内容を記憶してい
    る作品データベースと、 特定の作品に投資したい場合に該クライアントの要望に
    応じてその投資を画面上で実行するための内容を記憶し
    ている投資実行データベースと、 上記投資実行データベースによる投資の実行により獲得
    された投資金額が、所定の基準金額を上回った場合、又
    は所定の基準金額を上回らなくても作家が出版を希望す
    る場合に、上記作品の出版を上記出版手段に指示するた
    めの内容を記憶している出版指示データベースと、 を具備することを特徴とする出版システム。
  33. 【請求項33】 請求項32記載の出版システムにおい
    て、さらに前記出版指示データベースは、作品が出版さ
    れた場合の購入希望数が所定の基準数を上回った場合
    に、この作品の出版を前記出版手段に指示するための内
    容を記憶していることを特徴とする出版システム。
  34. 【請求項34】 請求項32又は33記載の出版システ
    ムにおいて、さらに前記出版指示データベースは、前記
    出版手段によって出版された作品につき、所定の基準部
    数以上の購入があった場合に、該作品の増刷を行うこと
    を特徴とする出版システム。
  35. 【請求項35】 作家が制作した作品を出版するための
    出版方法において、作家が制作した作品をクライアント
    端末を介して管理サーバに送信するための送信工程と、 上記クライアント端末によって送信された作品を管理サ
    ーバで受信する作品受信工程と、 上記管理サーバで受信した作品をクライアントの要望に
    応じて表示させる作品表示工程と、 上記作品表示工程に前後して、各作品についての投資状
    況を表示させる投資状況表示工程と、 上記作品表示工程によって表示された作品に投資したい
    場合、又は上記投資状況表示工程によって表示される各
    作品の投資状況に応じて特定の作品に投資したい場合
    に、その投資を実行する投資実行工程と、 上記投資実行工程によって獲得した投資金額が、所定の
    基準金額を上回った場合、又は所定の基準金額を上回ら
    なくても作家が出版を希望する場合に、上記作品の出版
    を指示する出版指示工程と、 上記出版指示工程によって出版が指示された場合に該作
    品の出版を行う出版工程と、 を具備することを特徴とする出版方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004102735A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Nec Corp 合意形成システム、合意形成方法、および合意形成プログラム
JP2008282269A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Toyo Eng Corp 増刷推奨処理システム

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