JP2004102735A - 合意形成システム、合意形成方法、および合意形成プログラム - Google Patents

合意形成システム、合意形成方法、および合意形成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、証券化された不動産において、投資者と入居者との間の合意を迅速に形成でき、入居率と賃貸料収入の維持を図れる合意形成システム、合意形成方法、および合意形成プログラムを提供する。
【解決手段】合意形成端末1の制御部11は、合意形成プログラム121に従って、テナント端末3からの不動産に対する要望を集計し、インターネット5を介して、不動産管理会社が使用する意思決定端末2に要望情報を提供する。制御部11は、意思決定端末2から要望情報に応じた対応策を集計し、インターネット5を介して投資者端末4に要望と対応策との組み合わせの情報を提供する。制御部11は、投資者端末4からの回答情報に基づいて合意形成条件を満たす対応策を抽出し、合意形成情報を生成する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、証券化された不動産における投資者と入居者との間の合意形成を実行する合意形成システム、合意形成方法、および合意形成プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
オフィスビルなどの不動産を管理する不動産管理者(不動産管理会社など)は、不動産の入居者(オフィスビルのテナントなど)から不動産に対する要望(例えば、IT(Information Technology)機器を設置するための環境整備、不動産の清掃品質の向上、地震対策)を受けた場合には、受けた要望に対する対応策(例えば、OA(Office Automation )床への改修工事の実施、契約清掃業者の変更、耐震工事の実施)を立案して、不動産の所有者に提案する。
【0003】
不動産について特定の所有者が存在する場合には、不動産管理者は、立案した対応策に対する承認を該所有者から得ればよく、不動産管理者は、所有者と入居者との間の合意に基づいて、迅速に立案した対応策の実施ができる。また、特定の所有者が存在する場合には、所有者と不動産の入居者とが、直接意見交換を行って合意を形成することも可能である。
【0004】
不動産の所有者と入居者との合意の形成を実現するために、例えば、所有者が使用する所有者端末と、入居者が使用する入居者端末とをインターネットに接続し、インターネットを介して入居者端末からの不動産に対する要望についてのアンケートを収集して、収集したアンケートの集計結果を所有者端末に提供するシステムが考えられる。このようなインターネットを介してアンケートを収集するシステムとして、例えば、インターネットを介して受講料についてのアンケートを収集して、アンケート結果に基づいて受講料を決定し、決定した受講料を講師端末に通知する学習環境提供システムが提案されている(特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−157345号公報(第3−5頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、不動産の所有の形態が多様化し、不動産が証券化される場合があり、不動産を特定の所有者が所有するのでなく、不動産に対して複数の投資者が存在する場合がある。このような証券化された不動産においては、投資者と不動産の入居者とが複数存在しており、投資者と入居者との間の意見交換ができず、投資者と入居者との間の合意の形成ができない場合がある。従って、不動産管理者が立案した対応策に対する投資者からの承認が得られず、不動産管理者は、立案した対応策を実行できない。
【0007】
また、前述のインターネットを介して入居者から不動産に対しての要望についてのアンケートを収集するシステムを導入することにより、アンケート結果に基づいて集計した要望情報や対応策情報を投資者に提供することはできる。しかし、提供した対応策情報に対して、さらに、投資者からの承認または非承認の回答を得ることはできず、投資者と入居者との間の合意を形成することはできない。
【0008】
立案した対応策を迅速に実行できない場合には、不動産管理者は投資者からの信頼を得られず、また入居者の不動産に対する不満が発生し、入居者の入居率の低下と、入居率の低下に伴う賃貸料収入の低下とを招く場合がある。
【0009】
そこで、本発明は、証券化された不動産において、投資者と入居者との間の合意を迅速に形成でき、入居率と賃貸料収入の維持を図れる合意形成システム、合意形成方法、および合意形成プログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明による合意形成システムは、証券化された不動産に投資している投資者と、不動産に入居している入居者との間の合意形成を行うための合意形成システムであって、入居者からの要望に応じた対応策を示す対応策情報を、通信ネットワークを介して投資者に提供する対応策提供手段と、提供した対応策に対する投資者からの回答を示す回答情報を、通信ネットワークを介して受信する回答情報受信手段と、複数の投資者からそれぞれ取得した回答情報を集計する回答情報集計手段と、回答情報集計手段による集計結果が所定の合意形成条件を満たしている場合に、投資者と入居者との間で合意が形成されたものとして、集計結果に基づいて合意形成情報を生成する合意形成情報生成手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
上記の構成によれば、証券化された不動産において、入居者の要望と投資者との意見とを迅速に把握して、投資者と入居者との間の合意を形成することができ、入居率の低下や賃貸料収入の減少を防止することができる。
【0012】
合意形成システムは、不動産を共同で所有する各所有者と、不動産に入居している入居者との間の合意形成を行うための合意形成システムであって、入居者からの要望に応じた対応策を示す対応策情報を、通信ネットワークを介して所有者に提供する対応策提供手段と、提供した対応策に対する所有者からの回答を示す回答情報を、通信ネットワークを介して受信する回答情報受信手段と、複数の所有者からそれぞれ取得した回答情報を集計する回答情報集計手段と、回答情報集計手段による集計結果が所定の合意形成条件を満たしている場合に、所有者と入居者との間で合意が形成されたものとして、集計結果に基づいて合意形成情報を生成する合意形成情報生成手段とを備えたものであってもよい。
【0013】
上記の構成によれば、入居者の要望と、不動産を共同で所有する所有者の意見とを迅速に把握して、所有者と入居者との間の合意を形成することができ、入居率の低下や賃貸料収入の減少を防止することができる。
【0014】
合意形成システムは、入居者からの不動産に対する要望を集計する要望集計手段と、要望集計手段による集計結果を要望情報として、通信ネットワークを介して不動産管理者に提供する要望提供手段とを備え、対応策提供手段は、当該要望情報に応じて不動産管理者によって提示された対応策を示す対応策情報を、通信ネットワークを介して投資者に提供するものであることが好ましい。
【0015】
上記の構成によれば、入居者からの不動産に対する要望を自動的に集計して、不動産管理者に提供することができる。
【0016】
要望提供手段は、入居者に提供した不動産に対する要望の候補のうち、入居者によって選択された候補を抽出することによって要望情報を生成するものであってもよい。
【0017】
上記の構成によれば、入居者は、複数の候補の中から選択して回答することにより、不動産に対する要望を主張することができる。
【0018】
要望提供手段は、入居者が要望として記載したテキスト文の内容から要望を抽出することによって要望情報を生成するものであってもよい。
【0019】
上記の構成によれば、入居者は、不動産に対し自由に要望を主張することができる。
【0020】
要望提供手段は、各入居者からの不動産に対する要望を、要望数の順に順位付けを行うことによって要望情報を生成するものであってもよい。
【0021】
上記の構成によれば、投資者は、要望者数を考慮して要望に対する対応策を承認するか否かを判断できる。
【0022】
回答情報は、不動産管理者によって提示された対応策に対する承認結果を示す情報を含み、合意形成情報生成手段は、承認する旨の回答を行った各投資者の不動産への投資比率の合計が所定の比率を超えている場合に合意形成条件が成立したものと判定し、合意形成情報を生成するものであってもよい。
【0023】
上記の構成によれば、証券化された不動産において、各投資者の投資比率を考慮して、投資者と入居者との間の合意が成立したか否かを判断できる。
【0024】
本発明による合意形成方法は、証券化された不動産に投資している投資者と、不動産に入居している入居者との間の合意形成を行うための合意形成方法であって、入居者からの不動産に対する要望を集計するステップと、要望の集計結果を要望情報として、通信ネットワークを介して不動産管理者に提供するステップと、当該要望情報に応じて不動産管理者によって提示された対応策を示す対応策情報を、通信ネットワークを介して投資者に提供するステップと、提供した対応策に対する投資者からの回答を示す回答情報を、通信ネットワークを介して受信するステップと、複数の投資者からそれぞれ取得した回答情報を集計するステップと、回答情報の集計結果が所定の合意形成条件を満たしている場合に、投資者と入居者との間で合意が形成されたものとして、集計結果に基づいて合意形成情報を生成するステップとを含むことを特徴とする。
【0025】
上記の方法によれば、証券化された不動産において、入居者の要望と投資者との意見とを迅速に把握して、投資者と入居者との間の合意を形成することができ、入居率の低下や賃貸料収入の減少を防止することができる。
【0026】
回答情報は、不動産管理者によって提示された対応策に対する承認結果を示す情報を含み、合意形成方法は、承認する旨の回答を行った各投資者の不動産への投資比率の合計が所定の比率を超えている場合に合意形成条件が成立したものと判定し、合意形成情報を生成するものであってもよい。
【0027】
上記の方法によれば、証券化された不動産において、各投資者の投資比率を考慮して、投資者と入居者との間の合意が成立したか否かを判断できる。
【0028】
本発明による合意形成プログラムは、証券化された不動産に投資している投資者と、不動産に入居している入居者との間の合意形成を行わせるための合意形成プログラムであって、コンピュータに、入居者からの不動産に対する要望を集計する処理と、要望の集計結果を要望情報として、通信ネットワークを介して不動産管理者に提供する処理と、当該要望情報に応じて不動産管理者によって提示された対応策を示す対応策情報を、通信ネットワークを介して投資者に提供する処理と、提供した対応策に対する投資者からの回答を示す回答情報を、通信ネットワークを介して受信する処理と、複数の投資者からそれぞれ取得した回答情報を集計する処理と、回答情報の集計結果が所定の合意形成条件を満たしている場合に、投資者と入居者との間で合意が形成されたものとして、集計結果に基づいて合意形成情報を生成する処理とを実行させることを特徴とする。
【0029】
上記のプログラムによれば、証券化された不動産において、入居者の要望と投資者との意見とを迅速に把握して、投資者と入居者との間の合意を形成することができ、入居率の低下や賃貸料収入の減少を防止することができる。
【0030】
回答情報は、不動産管理者によって提示された対応策に対する承認結果を示す情報を含み、合意形成プログラムは、コンピュータに、承認する旨の回答を行った各投資者の不動産への投資比率の合計が所定の比率を超えている場合に合意形成条件が成立したものと判定し、合意形成情報を生成する処理を実行させるものであってもよい。
【0031】
上記のプログラムによれば、証券化された不動産において、各投資者の投資比率を考慮して、投資者と入居者との間の合意が成立したか否かを判断できる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。以下に示す例では、証券化されたオフィスビルの入居者であるテナントと、該オフィスビルに投資している複数の投資者との間の合意を形成する場合を説明する。テナントと投資者との間の合意を形成するとは、例えば、「IT化対策を実施して欲しい。」などのテナントからの要望に対して、「OA床工事を実施する。」などの対応策の承認を投資者から得ることをいう。
【0033】
図1は、本発明による合意形成システムが適用される環境の一例を示す概念図である。図1に示すように、合意形成システムが適用される環境には、証券化された不動産6(本例では、オフィスビル)と、不動産6に入居するテナント3と、不動産6に投資する投資者4と、不動産管理者である不動産管理会社2と、合意形成システムを運営する情報管理会社1とが含まれる。不動産6は、その中に複数のテナント3が入居できる建造物である。不動産管理会社2は、業者7に指示して不動産6を統括的に管理することを任された会社である。業者7は、不動産管理会社2の指示のもとで、不動産の6の維持管理を行う会社であり、工事業者、設備業者、清掃業者、警備業者などである。
【0034】
図2は、本発明による合意形成システムの実施の一形態を示すブロック図である。合意形成システムは、情報管理会社1が使用する合意形成端末1aと、不動産管理会社2が使用する意思決定端末2aと、テナント3が使用するテナント端末3aと、投資者4が使用する投資者端末4aとを含む。合意形成端末1aと、意思決定端末2aと、テナント端末3aと、投資者端末4aとは、通信ネットワークに接続されている。本例では、通信ネットワークは、インターネット5である場合を例に説明する。ただし、通信ネットワークは、インターネット5に限定されない。
【0035】
合意形成端末1aは、意思決定端末2a、テナント端末3a、および投資者端末4aからの要求に基づいて自動的に処理を実行できるWebサーバ、ワークステーションサーバなどの情報処理装置である。また、意思決定端末2a、テナント端末3a、および投資者端末4aは、パーソナルコンピュータ、携帯電話などの情報処理装置である。
【0036】
合意形成端末1aにおいて、制御部11は、記憶装置12が記憶する合意形成プログラム121に従って、処理を実行する。合意形成プログラム121は、意思決定端末2a、テナント端末3a、および投資者端末4aからの要求に基づいて、テナント3と投資者4との間の合意形成の処理を制御部11に実行させるプログラムである。
【0037】
対応策提供手段と、回答情報受信手段と、回答情報集計手段と、合意形成情報生成手段と、要望集計手段と、要望提供手段とは、合意形成プログラム121を実行する制御部11によって実現される。
【0038】
また、合意形成端末1aにおいて、記憶装置12は、合意形成プログラム121の他に意思決定端末2a、テナント端末3a、および投資者端末4aに表示させる各種Webページの情報を記憶する。例えば、テナント端末3aがオフィスビルに対する要望を入力する入力画面となるWebページや、投資者端末4aが該要望に対する対応策の承認/非承認の回答を入力する入力画面となるWebページの情報を記憶する。各Webページの画面情報は、HTML(HyperText Markup Language )、XML(eXtensible Markup Language)などのページ記述言語によって記述された情報である。Webページは、意思決定端末2a、テナント端末3a、および投資者端末4aにおいて、URL(Uniform Resource Locator)が入力されたり、画面上のリンクが設定された部分がマウスクリックされることによって指定される。
【0039】
ネットワークインタフェース部15は、インターネット5を介して、意思決定端末2a、テナント端末3a、および投資者端末4aと情報を送受信する。
【0040】
また、合意形成端末1aは、テナント3からの要望の情報を記憶するテナント要望データベース13と、投資者4からの回答の情報を記憶する投資者回答データベース14とを含む。
【0041】
図3は、テナント要望データベース13および投資者回答データベース14に記憶される情報の例を示す説明図である。図3(a)は、テナント要望データベース13に記憶される情報の例を示す。図3(a)に示すように、テナント要望データベース13は、要望の候補(α,β,γ)のうち、各テナント3が実際にいずれの候補を要望しているかを示す情報を含む。要望の候補(α,β,γ)は、予め情報管理会社1がテナント3の要望を予想して作成したものである。なお、要望の候補(α,β,γ)は、不動産管理会社2などが作成したものであってもよい。
【0042】
例えば、情報管理会社1は、予めテナント3の要望を予想して、要望候補α「清掃の回数を増やす。」、要望候補β「清掃業者を変更する。」、要望候補γ「清掃項目を見直す。」などの要望の候補を作成する。そして、合意形成端末1aは、情報管理会社1の担当者の操作に従って、各テナント3からアンケート形式でいずれの候補を要望するかの回答を収集する。図3(a)において、「○」は、テナント3がアンケートにおいて要望すると回答した候補であることを意味する。また、「×」は、テナント3がアンケートにおいて要望しないと回答した候補であることを意味する。空欄は、未回答であることを意味する。図3(a)において、テナントaは、候補αについては要望すると回答したが、候補β,γについては要望しないと回答している。
【0043】
各テナント端末3aは、予め情報管理会社1によって作成された要望の候補に対して要望するか否かの回答をするだけでなく、フリーフォーマット形式の文章で記載した要望を情報管理会社1の合意形成端末1aに送ることもできる。従って、テナント要望データベース13は、図3(a)に示すように、さらに各テナント端末3aからフリーフォーマット形式の文章で入力された要望をその他の要望の情報として含む。
【0044】
図3(b)は、投資者回答データベース14に記憶される情報の例を示す。図3(b)に示すように、投資者回答データベース14は、各投資者4の投資比率の情報と、要望に対する対応策(X,Y,Z)に対して承認するか否かの情報とが含まれる。図3(b)において、「○」は、投資者4が承認した対応策であることを意味する。また、「×」は、投資者4が承認しなかった対応策であることを意味する。空欄は、未回答であることを意味する。例えば、投資者Aは、対応策Xについては承認すると回答したが、対応策Y,Zについては承認しないと回答している。
【0045】
次に、動作について説明する。図4は、合意形成システムの処理経過の一例を示す流れ図である。情報管理会社1は、予め不動産管理会社2、テナント3、および投資者4に、合意形成端末1aをWebサーバとして開設される意見交換サイトにログインするためのログインIDとパスワードとを通知する。ログインIDおよびパスワードは、インターネット5を介して電子メールなどで各端末に通知されてもよく、郵送によって通知されてもよい。意見交換サイトは、合意形成端末1aをWebサーバとして開設されるWebサイトで、テナント3が要望を入力する入力画面のWebページや、投資者4が対応策に対する回答を入力する入力画面のWebページの情報などを含む。
【0046】
合意形成端末1aの制御部11は、意見交換サイトの各情報を初期化する(ステップS101)。すなわち、制御部11は、データベースに記憶される情報などで前回の合意形成の処理を行った際に使用した情報を初期化する。例えば、制御部11は、テナント要望データベース13に記憶されるテナント3の要望や投資者回答データベース14に記憶される投資者4の回答のうち、不要な情報を消去する。また、制御部11は、後述するWebページ上に表示される締め切りまでの日数や現在の回答率などの情報を初期化する。
【0047】
テナント端末3aは、テナント3の担当者の操作に従って、合意形成端末1aに意見交換サイトのログイン画面のWebページの情報を要求する。合意形成端末1aの制御部11は、テナント端末3aからの要求に応じてWebページの情報をテナント端末3aに送信する。そして、テナント端末3aは、ログイン画面のWebページを表示する。
【0048】
図5は、テナント端末3aに表示されるログイン画面の例を示す説明図である。まず、テナント端末3aは、図5(a)に示す不動産管理会社2、テナント3、または投資者4のいずれのページにログインするかを選択する選択画面を表示する。図5(a)に示すように、選択画面には、不動産管理会社用の入力画面へのリンク41と、テナント用の入力画面へのリンク42と、投資者用の入力画面へのリンク43とが含まれる。テナント端末3aが、テナント3の担当者の操作に従って、テナント用の入力画面へのリンク42を選択すると、合意形成端末1aの制御部11は、ログイン入力画面のWebページの情報をテナント端末3aに送信する。そして、テナント端末3aは、ログイン入力画面を表示する。
【0049】
図5(b)は、ログイン入力画面の例を示す説明図である。テナント端末3aは、テナント3の担当者の操作に従って、ログインID欄44にログインIDを入力し、パスワード欄45にパスワードを入力する。ログインIDとパスワードとが入力されると、合意形成端末1aの制御部11は、入力されたログインIDとパスワードとが意見交換サイトにログインを許可されるログインIDとパスワードであるか否かを照合する。照合した結果、意見交換サイトへのログインを許可されるログインIDとパスワードである場合には、制御部11は、オフィスビルへの要望の入力画面(以下、要望入力画面という。)のWebページの情報をテナント端末3aに送信する。そして、テナント端末3aは、要望入力画面を表示する。
【0050】
なお、ログインIDとパスワードとを照合した結果、ログインを許可されるログインIDまたはパスワードに該当しなかった場合には、制御部11は、該テナント端末3aの意見交換サイトへのログインを拒否する。また、テナント端末3aが選択画面で誤ったリンクを選択した場合、例えば、図5(a)に示す選択画面で、テナント端末3aが誤って投資者用の入力画面へのリンク43を選択した場合にも、制御部11は、同様にテナント端末3aの意見交換サイトへのログインを拒否する。
【0051】
図6は、要望入力画面の例を示す説明図である。図6に示すように、要望入力画面は、要望候補表示領域51と、その他の要望をフリーフォーマット形式の文章で記載する欄(以下、その他要望欄という。)52と、回答期間表示領域53と、締め切り日数表示領域54と、回答率表示領域55と、送信ボタン56とを含む。
【0052】
要望候補表示領域51は、予め情報管理会社1が予想した要望の候補を表示する領域であり、テナント端末3aは、各候補の中から選択して要望を入力することができる。図6において、「□」に「×」印が記入されている候補は、テナント端末3aによって選択された候補(すなわち、テナント3が要望する候補)であり、「×」印が記入されていない候補は、テナント端末3aによって選択されなかった候補(すなわち、テナント3が要望しない候補)である。その他要望欄52は、要望候補表示領域51に含まれる候補以外に要望がある場合に、テナント端末3aがテナント3の担当者の操作に従ってフリーフォーマット形式の文章で要望を記載する欄である。
【0053】
なお、要望入力画面は、その他要望欄52を含まず、テナント端末3aに要望候補表示領域51に表示される各候補の中から要望する候補を選択させることによってのみ、要望を入力させるものであってもよい。また、要望入力画面は、要望候補表示領域51を含まず、テナント端末3aに、その他要望欄52にフリーフォーマット形式の文章を記載させることによってのみ、要望を入力させるものであってもよい。
【0054】
回答期間表示領域53は、テナント端末3aがオフィスビルに対する要望の有無について回答すべき期間を表示する領域である。本例では、回答期間の初日が6月1日であり、回答の締め切り日が6月の30日である場合を示す。締め切り日数表示領域54は、回答締め切り日までの残り日数を表示する領域である。例えば、6月20日に要望入力画面を表示したとすると、締め切り日まで残り11日であるため、締め切り日数表示領域54には11日と表示される。回答率表示領域55は、全てのテナント3のうち、要望を回答しているテナント3の割合を表示する領域である。例えば、オフィスビルにa,b,c,d,eの5つのテナント3が入居している場合において、a,c,d,eの4つのテナント3が要望を回答している場合には、回答率表示領域55に回答率80%と表示される。
【0055】
要望候補表示領域51と、その他要望欄52と、回答期間表示領域53と、締め切り日数表示領域54と、回答率表示領域55とは、回答期間の初日である6月1日に、ステップS101の処理が実行される際に初期化され、後述するように、期日の経過に従って、およびテナント端末3aから合意形成端末1aに要望が送信されるに従って順次更新される。
【0056】
テナント端末3aは、テナント3の担当者の操作に従って、要望入力画面に表示される情報に基づいて、オフィスビルへの要望を入力して、合意形成端末1aに要望を送信する(ステップS102)。なお、要望の入力情報は、要望入力画面の送信ボタン56をマウスでクリックすることによって、合意形成端末1aに送信される。
【0057】
テナント端末3aからの要望を受信すると、合意形成端末1aの制御部11は、意見交換サイトの更新処理を実行する(ステップS103)。ステップS103における意見交換サイトの更新処理において、制御部11は、以下に示す各データベースの更新処理や要望入力画面に表示される情報などの更新処理を実行する。
【0058】
例えば、制御部11は、テナントaのテナント端末3aから図6に示す要望を受信したとすると、要望候補表示領域51のうち候補α「清掃の回数を増やす。」に要望する旨の表示があるため、テナント要望データベース13のテナントaの要望αの欄を「○」に更新する。また、候補β「清掃業者を変更する。」と、候補γ「清掃項目を見直す。」とに要望する旨の表示がないため、制御部11は、テナント要望データベース13のテナントaの要望β,γの欄を「×」に更新する。
【0059】
その他要望欄52に要望が文章入力されている場合には、制御部11は、その他要望欄52に記載されている文章を抽出し、テナント要望データベース13のその他要望の欄に記憶する。本例では、図6に示すように、その他要望欄52に「窓がきたない。」と記載されているため、制御部11は、テナント要望データベース13のテナントaのその他要望の欄に「窓がきたない。」と記憶する。
【0060】
また、制御部11は、回答率表示領域55を更新する。本例では、テナントaからの要望を受信するまで、a,b,c,d,eの5つのテナント3のうち、c,d,eの3つのテナント3から要望を受信していたとすると、テナントaから要望を受信する直前までは、回答率表示領域55に60%と表示されている。制御部11は、テナントaから要望を受信すると回答率を再計算する。そして、a,b,c,d,eの5つのテナント3のうち、a,c,d,eの4つのテナント3から要望を受信しているため、制御部11は、回答率表示領域55を80%という表示に更新する。
【0061】
また、テナント端末3aからの要望送信の有無にかかわらず、制御部11は、期日の経過に従って、締め切り日数表示領域54の表示を更新する。例えば、日付が6月20日から6月21日に変わった場合には、制御部11は、締め切り日数表示領域54の表示を11日から10日に更新する。
【0062】
制御部11は、所定の期日(締め切り日の翌日、本例では、7月1日)に達したかを判定する(ステップS104)。ステップS104で、所定の期日に達していない場合には、まだ回答期間中(本例では、6月1日から6月30日)であると判断して、制御部11は、ステップS103の意見交換サイトの更新処理を繰り返し実行する。ステップS104で、所定の期日に達した場合には、制御部11は、テナント3からの要望の集計処理を実行する(ステップS105)。
【0063】
例えば、回答期間中(本例では、6月1日から6月30日)に、a,b,c,d,eの5つのテナント3のうち、a,c,d,eの4つのテナント3から要望送信がなされた場合について説明する。テナント要望データベース13には、図3(a)に示すように、ステップS103で順次更新された情報が記憶されている。図3(a)に示すように、要望候補α「清掃の回数を増やす。」には3人から、要望候補β「清掃業者を変更する。」には1人から、要望候補γ「清掃項目を見直す。」には2人から要望がある。従って、制御部11は、これらを集計して要望者数の多かった順番に順位付けをして、「1位,要望候補α,3件」、「2位,要望候補γ,2件」、「3位,要望候補β,1件」などの集計結果を作成する。
【0064】
また、制御部11は、テナント要望データベース13のその他の要望の欄の情報を一般にテキストマイニング(Text mining )と呼ばれている手法を用いて集計する。例えば、制御部11は、その他の要望の欄の情報のうち、テナントaの「窓がきたない。」という情報と、テナントdの「窓がよごれている。」という情報とは、同じ概念の情報であると判定し、「窓の清掃。」という要望が2件あると判断して集計する。また、制御部11は、テナントcの「トイレがきたない。」という情報は、他に同じ概念の情報がないと判断して、「トイレの清掃。」という要望が1件あると判断して集計する。
【0065】
テナント3の要望を集計すると、制御部11は、集計結果を要望情報として意思決定端末2aに電子メールで送信する(ステップS105)。そして、意思決定端末2aは、要望情報を表示する(ステップS106)。
【0066】
図7は、意思決定端末2aが表示する要望情報の表示画面の例を示す説明図である。図7(a)は、合意形成端末1aの制御部11から電子メールで送られた要望情報の表示画面の一例である。図7(a)に示すように、合意形成端末1aの制御部11から送信された電子メールの表示画面には、順位付けされた要望の集計結果61と、意見交換サイトのWebページのURL62とが含まれる。
【0067】
意思決定端末2aは、不動産管理会社2の担当者の操作に従って、合意形成端末1aに意見交換サイトのログイン画面のWebページの情報を要求する。ログイン画面のWebページの情報の要求は、図7(a)に示す電子メールの表示画面で、意見交換サイトのWebページのURL62をマウスでクリックすることによって実行される。合意形成端末1aの制御部11は、意思決定端末2aからの要求に応じてWebページの情報を意思決定端末2aに送信する。そして、意思決定端末2aは、図5に示すログイン画面のWebページを表示する。
【0068】
図5(a)において、意思決定端末2aが、不動産管理会社2の担当者の操作に従って、不動産管理会社用の入力画面へのリンク41を選択すると、合意形成端末1aの制御部11は、ログイン入力画面のWebページの情報を意思決定端末2aに送信する。そして、意思決定端末2aは、図5(b)に示すログイン入力画面を表示する。
【0069】
意思決定端末2aは、不動産管理会社2の担当者の操作に従って、ログインID欄44にログインIDを入力し、パスワード欄45にパスワードを入力する。ログインIDとパスワードとが入力されると、合意形成端末1aの制御部11は、入力されたログインIDとパスワードとが意見交換サイトにログインを許可されるログインIDとパスワードであるか否かを照合する。照合した結果、意見交換サイトへのログインを許可されるログインIDとパスワードである場合には、制御部11は、要望情報の表示画面(以下、要望情報表示画面という。)のWebページの情報を意思決定端末2aに送信する。そして、意思決定端末2aは、要望情報表示画面を表示する。
【0070】
なお、ログインIDとパスワードとを照合した結果、ログインを許可されるログインIDまたはパスワードに該当しなかった場合や、意思決定端末2aが図5(a)に示す選択画面で誤ったリンクの選択をした場合に、制御部11が実行する処理は、前述のテナント端末3aが意見交換サイトにログインする場合に制御部11が実行する処理と同じである。
【0071】
図7(b)は、要望情報表示画面の例を示す説明図である。図7(b)に示すように、要望情報表示画面には、順位付けされた要望の集計結果の情報に加えて、集計結果のグラフ63や、各要望ごとの具体的な要望者数などの情報が表示される。また、集計結果の表示領域には、要望ごとに、意思決定端末2aが不動産管理会社2の担当者の操作に従って該要望に対する対応策を入力する対応策入力欄64が設けられている。
【0072】
なお、図7(a)に示す電子メールの表示画面および図7(b)に示す要望情報表示画面に表示される情報は、本例で示した情報に限られない。例えば、図7(a)に示す電子メールの表示画面は、集計結果61を含まず、意見交換サイトのWebページのURL62のみを表示するものであってもよい。かかる場合には、不動産管理会社2の担当者は、意思決定端末2aによって表示された図7(b)に示す要望情報表示画面に基づいて要望の集計結果を確認する。また、例えば、図7(b)に示す要望情報表示画面は、図7(b)に示す情報に加えて、現在の日付や時間などの他の情報を表示するものであってもよい。
【0073】
意思決定端末2aは、不動産管理会社2の担当者の操作に従って、要望に対する対応策を入力して合意形成端末1aに送信する(ステップS107)。対応策の送信は、図7(b)に示すように、要望情報表示画面において、対応策入力欄64に具体的な対応策を入力して、送信ボタン65をマウスでクリックすることによって実行される。
【0074】
例えば、本例では、要望「清掃の回数を増やす。」に対して、対応策X「清掃回数を月2回にする。」が送信され、要望「清掃項目を見直す。」に対して、対応策Y「清掃業者に項目を見直しさせる。」が送信され、要望「窓の清掃。」に対して、対応策Z「窓の清掃を実施する。」が送信される。また、要望「清掃業者を変更する。」および要望「トイレの清掃。」については要望者数が少ないため対応する必要はないと判断して、意思決定端末2aは、対応策入力欄64に対応策を入力しない。合意形成端末1aの制御部11は、対応策入力欄64が無入力である場合には、該要望に対する対応策は無いものとして処理を行う。なお、要望の数が少ない場合には、意思決定端末2aは、全ての要望に対して対応策入力欄64に対応策を入力してもよい。
【0075】
なお、本実施の形態では、意思決定端末2aは1つの要望に対して1つの対応策を入力して合意形成端末1aに送信する場合を例に説明を行うが、意思決定端末2aは、1つの要望に対して複数の対応策を入力して合意形成端末1aに送信できるものであってもよい。例えば、意思決定端末2aは、要望「清掃回数を増やす。」に対して、対応策「清掃回数を月2回にする。」および対応策「清掃を毎週行う。」を入力して合意形成端末1aに送信できるものであってもよい。
【0076】
意思決定端末2aからの対応策を受信すると、合意形成端末1aの制御部11は、受信した対応策に基づいて、意見交換サイトを更新する(ステップS108)。制御部11は、図3(b)に示す投資者回答データベース14において、各対応策の欄(本例では、対応策X,Y,Z)を生成する。また、制御部11は、後述する投資者4が回答を入力する画面(以下、回答入力画面という。)のWebページの情報を、受信した対応策を反映して更新する。
【0077】
意見交換サイトを更新すると、制御部11は、テナント3からの要望と該要望に対する対応策とを組み合わせた情報を投資者端末4aに電子メールで送信する(ステップS109)。そして、投資者端末4aは、要望と対応策との組み合わせの情報を表示する。なお、ステップS109で、制御部11は、対応策情報のみを投資家端末4aに電子メールで送信してもよい。
【0078】
図8は、投資者端末4aが表示する要望と対応策との組み合わせの情報の表示画面の例を示す説明図である。図8(a)は、合意形成端末1aの制御部11から電子メールで送られた要望と対応策との組み合わせの情報の表示画面の一例である。図8(a)に示すように、合意形成端末1aの制御部11から送信された電子メールの表示画面には、要望と対応策との組み合わせの情報71と、意見交換サイトのWebページのURL72とが含まれる。
【0079】
投資者端末4aは、投資者4の操作に従って、合意形成端末1aに意見交換サイトのログイン画面のWebページの情報を要求する。ログイン画面のWebページの情報の要求は、図8(a)に示す電子メールの表示画面で、意見交換サイトのWebページのURL72をマウスでクリックすることによって実行される。合意形成端末1aの制御部11は、投資者端末4aからの要求に応じてWebページの情報を投資者端末4aに送信する。そして、投資者端末4aは、図5に示すログイン画面のWebページを表示する。
【0080】
図5(a)において、投資者端末4aが、投資者4の操作に従って、投資者用の入力画面へのリンク43を選択すると、合意形成端末1aの制御部11は、ログイン入力画面のWebページの情報を投資者端末4aに送信する。そして、投資者端末4aは、図5(b)に示すログイン入力画面を表示する。
【0081】
投資者端末4aは、投資者4の操作に従って、ログインID欄44にログインIDを入力し、パスワード欄45にパスワードを入力する。ログインIDとパスワードとが入力されると、合意形成端末1aの制御部11は、入力されたログインIDとパスワードとが意見交換サイトにログインを許可されるログインIDとパスワードであるか否かを照合する。照合した結果、意見交換サイトへのログインを許可されるログインIDとパスワードである場合には、制御部11は、回答入力画面のWebページの情報を投資者端末4aに送信する。そして、投資者端末4aは、回答入力画面を表示する。
【0082】
なお、ログインIDとパスワードとを照合した結果、ログインを許可されるログインIDまたはパスワードに該当しなかった場合や、投資者端末4aが図5(a)に示す選択画面で誤ったリンクの選択をした場合の処理は、前述のテナント端末3aおよび意思決定端末2aが意見交換サイトにログインする場合と同じである。
【0083】
図8(b)は、回答入力画面の例を示す説明図である。図8(b)に示すように、回答入力画面には、要望と対応策との組み合わせの情報に加えて、要望の集計結果のグラフ73や、各要望ごとの具体的な要望者数などの情報が表示される。また、要望と対応策との組み合わせの情報の表示欄には、対応策ごとに、投資者端末4aが投資者4の操作に従って該対応策に対して承認するか否かの回答を入力する回答入力欄74が設けられている。回答入力欄74に、「×」印が入力されていれば、該対応策に対して承認する旨の回答がなされたことを意味する。また、「×」印が入力されていなければ、該対応策に対して非承認である旨の回答がなされたことを意味する。
【0084】
回答入力画面は、図8(b)に示すように、回答期間表示領域75と、締め切り日数表示領域76と、回答率表示領域77と、送信ボタン78とを含む。回答期間表示領域75と、締め切り日数表示領域76と、回答率表示領域77とに表示される情報は、図6に示す要望入力画面における回答期間表示領域53と、締め切り日数表示領域54と、回答率表示領域55とに表示される情報と同様である。また、回答期間表示領域75と、締め切り日数表示領域76と、回答率表示領域77とに表示される情報の更新は、ステップS103における意見交換サイトの更新処理と同様の手順によって実行される。なお、本例では、図8(b)に示すように、投資者端末4aが合意形成端末1aに回答を送るべき期間が7月15日から7月31日までである場合について説明する。
【0085】
なお、図8(a)に示す電子メールの表示画面および図8(b)に示す回答入力画面に表示される情報は、本例で示した情報に限られない。例えば、図8(a)に示す電子メールの表示画面は、要望と対応策との組み合わせの情報71を含まず、意見交換サイトのWebページのURL72のみを表示するものであってもよい。かかる場合には、投資者4は、投資者端末4aによって表示された図8(b)に示す回答入力画面に基づいて要望と対応策との組み合わせを確認する。また、例えば、図8(b)に示す回答入力画面は、図8(b)に示す情報に加えて、現在の日付や時間などの他の情報を表示するものであってもよい。
【0086】
投資者端末4aは、投資者4の操作に従って、回答入力画面に表示される情報に基づいて、各対応策に対して承認するか否かの回答を入力して、合意形成端末1aに回答情報を送信する(ステップS110)。なお、対応策に対する回答情報は、回答入力画面の送信ボタン78をマウスでクリックすることによって、合意形成端末1aに送信される。
【0087】
投資者端末4aからの回答情報を受信すると、合意形成端末1aの制御部11は、意見交換サイトの更新処理を実行する(ステップS111)。ステップS111における意見交換サイトの更新処理において、制御部11は、以下に示す各データベースの更新処理や回答入力画面に表示される情報などの更新処理を実行する。
【0088】
例えば、投資者Aの投資者端末4aから図8(b)に示す回答を受信したとすると、回答入力欄74のうち、対応策X「清掃回数を月2回にする」に承認する旨の回答の表示があるため、制御部11は、投資者回答データベース14の投資者Aの対応策Xの欄を「○」に更新する。また、対応策Y「清掃業者に項目を見直しさせる。」と、対応策Z「窓の清掃を実施する。」とに承認する旨の回答の表示がないため、制御部11は、投資者回答データベース14の投資者Aの対応策Y,Zの欄を「×」に更新する。
【0089】
また、制御部11は、ステップS103と同様の手順で、回答率表示領域77と締め切り日数表示領域76との表示を更新する。
【0090】
制御部11は、所定の期日(締め切り日の翌日、本例では、8月1日)に達したかを判定する(ステップS112)。ステップS112で、所定の期日に達していない場合には、まだ回答期間中(本例では、7月15日から7月31日)であると判断して、制御部11は、ステップS111の意見交換サイトの更新処理を繰り返し実行する。ステップS112で、所定の期日に達した場合には、制御部11は、投資者4からの回答情報の集計処理と、一定条件を満たす対応策の抽出処理とを実行する(ステップS113)。なお、制御部11は、回答情報の集計処理を行う際に、各投資者4の投資比率を考慮した集計処理を実行する。
【0091】
例えば、回答期間中(本例では、7月15日から7月31日)に、A,B,C,D,E,Fの5人の投資者4のうち、A,D,E,Fの4人の投資者4から回答送信がなされた場合について説明する。投資者回答データベース14には、図3(b)に示すように、ステップS111で順次更新された情報が記憶されている。図3(b)に示すように、対応策X「清掃回数を月2回にする。」については、投資者Aおよび投資者Eから該対応策を承認する旨の回答がなされている。制御部11は、投資者Aの投資比率の欄から投資者Aのオフィスビルに対する投資比率(本例では、25%)と、投資者Eの投資比率の欄から投資者Eのオフィスビルに対する投資比率(本例では、10%)とを抽出する。そして、制御部11は、対応策Xに対する投資比率を考慮した承認回答は、35%であると集計する。
【0092】
対応策Xと同様の手順で、制御部11は、対応策Yに対する投資比率を考慮した承認回答は20%であり、対応策Zに対する投資比率を考慮した承認回答は30%であると集計する。
【0093】
テナント3と、投資者4とは、投資比率を考慮した投資者4の何%以上の承認が得られた対応策について、テナント3と投資者4との間の合意が成立したとみなすかを、予め契約において取り決める。本例では、投資比率を考慮した投資者4の30%以上の承認が得られた対応策については、テナント3と投資者4との間の合意が成立したと見なす旨の契約が締結されている場合について説明する。なお、テナント3と、投資者4との間に締結される契約の内容は、当事者間の自由意思によってなされるものであり、投資者4の何%以上の承認が得られた場合に、テナント3と投資者4との間の合意が成立したとみなすかの判断基準は、本例で示す基準(すなわち、投資比率を考慮した投資者4の30%以上)に限られない。
【0094】
本例では、対応策X(投資者4の承認、35%)と、対応策Z(投資者4の承認、30%)とが、投資比率を考慮した投資者4の30%以上の承認を得ており、制御部11は、対応策X,Zを一定条件を満たす対応策として抽出する。また、対応策Y(投資者4の承認、20%)については、投資比率を考慮した投資者4の30%以上の承認を得ておらず、制御部11は、対応策Yを抽出しない。
【0095】
一定条件を満たす対応策を抽出すると、制御部11は、抽出した対応策の情報を含んだ合意形成情報を生成し、意思決定端末2a、テナント端末3a、および投資者端末4aに電子メールで送信する(ステップS114)。
【0096】
合意形成情報を受信すると、テナント端末3aは、受信した合意形成情報を表示する(ステップS115)。また、投資者端末4aは、受信した合意形成情報を表示する(ステップS116)。また、意思決定端末2aは、受信した合意形成情報を表示する(ステップS117)。そして、不動産管理会社2の担当者によって、受信した合意形成情報に含まれる対応策が実行される。本例では、合意形成情報は、対応策X「清掃回数を月2回にする。」と、対応策Z「窓の清掃を実施する。」とを含むので、不動産会社の担当者によって、清掃業者との清掃回数の変更契約と窓の清掃作業の手配とが行われる。
【0097】
なお、ステップS115、ステップS116、およびステップS117において、テナント端末3a、投資者端末4a、および意思決定端末2aは、合意形成端末1aから受信した電子メールの表示画面を表示してもよいし、意見交換サイトにログインして、合意形成情報を記載したWebページを表示してもよい。
【0098】
情報管理会社1と不動産管理会社2との間の料金の支払いの契約形態が従量制である場合には、制御部11は、ステップS101からステップS117までの処理において、テナント端末3aから合意形成端末1aへのアクセス件数と、投資者端末4aから合意形成端末1aへのアクセス件数とを集計する。そして、制御部11は、集計したアクセス件数の情報を意思決定端末2aに電子メールで通知する(ステップS118)。そして、不動産管理会社2は、アクセス件数に基づいて算出される料金を情報管理会社1に支払う(ステップS119)。料金の支払いは、通信ネットワークを介したオンライン決済によって行われてもよく、不動産管理会社2の担当者と情報管理会社1の担当者との人為的な処理によって行われてもよい。
【0099】
集計されたアクセス件数は、電子メールで通知するのでなく、意見交換サイトのWebページ上に記載されてもよい。また、合意形成端末1aの制御部11は、アクセス件数を集計するのでなく、アクセス時間を集計してもよい。また、合意形成端末1aから意思決定端末2aへのアクセス件数の通知は、情報管理会社1と不動産管理会社2の担当者同士の連絡によるなど電子メール以外の方法によって行われてもよい。なお、情報管理会社1と不動産管理会社2との間の料金の支払いの契約形態が固定料金制である場合には、制御部11は、ステップS118の処理を実行しなくてもよい。
【0100】
以上のように、本発明によれば、証券化された不動産において、該不動産に対する投資者が複数存在する場合に、該不動産の入居者の要望と投資者との意見とを迅速に把握して、投資者と入居者との間の合意を形成することができる。従って、入居者の要望に対する対応策などを迅速に実行することができ、投資者の信頼を得て、入居者の入居率の低下や、入居率の低下などに伴う賃貸料収入の減少を防止することができる。また、合意形成システムによる運用を提供する情報管理会社は、不動産管理会社より合意形成システムの運用に伴う手数料収入を得ることができる。
【0101】
なお、本実施の形態では、証券化された不動産がオフィスビルである場合を例に説明を行ったが、証券化された不動産は、店舗ビルなど他の不動産であってもよい。また、本実施の形態では、証券化された不動産における合意形成システムを例に説明を行ったが、合意形成システムは、複数の所有者が存在する不動産において、所有者と入居者との間の合意形成を実行するものであってもよい。
【0102】
本実施の形態では、意思決定端末2a、テナント端末3a、および投資者端末4aに表示させる入力画面などをWebページによって実現する場合を例に説明を行ったが、意思決定端末2a、テナント端末3a、および投資者端末4aにインストールされた専用のソフトウェアによって、意思決定端末2a、テナント端末3a、および投資者端末4aが入力画面などを表示するものであってもよい。
【0103】
本実施の形態では、各端末が意見交換サイトにログインする際に、選択画面で、不動産管理会社用の入力画面へのリンク41、テナント用の入力画面へのリンク42、または投資者用の入力画面へのリンク43のいずれか1つを選択した後に、ログインIDとパスワードとを入力する場合を例に説明を行ったが、各端末には図5(b)に示すログイン画面のみが表示され、合意形成端末1aの制御部11が、入力されたログインIDおよびパスワードに基づいて、アクセス要求のあった端末が意思決定端末2a、テナント端末3a、または投資者端末4aのいずれであるかを自動的に認識するものであってもよい。また、意思決定端末2aと、テナント端末3aと、投資者端末4aとは、それぞれ異なるWebページを表示するのでなく、共通のWebページを表示するものであってもよい。
【0104】
また、本実施の形態では、ステップS105およびステップS109で、合意形成端末1aの制御部11が通信ネットワークを介して電子メールにより要望情報や対応策情報などを各端末に送信する例について説明を行ったが、要望情報や対応策情報などの通知方法は、電子メールに限定されない。例えば、意思決定端末2aや投資家端末4aなどは、定期的に意見交換サイトのWebページにログインすることによって、要望情報や対応策情報などを確認してもよい。
【0105】
【発明の効果】
本発明による合意形成システムによれば、入居者からの要望に応じた対応策を示す対応策情報を、通信ネットワークを介して投資者に提供する対応策提供手段と、提供した対応策に対する投資者からの回答を示す回答情報を、通信ネットワークを介して受信する回答情報受信手段と、複数の投資者からそれぞれ取得した回答情報を集計する回答情報集計手段と、回答情報集計手段による集計結果が所定の合意形成条件を満たしている場合に、投資者と入居者との間で合意が形成されたものとして、集計結果に基づいて合意形成情報を生成する合意形成情報生成手段とを備えるように構成したので、証券化された不動産において、入居者の要望と投資者との意見とを迅速に把握して、投資者と入居者との間の合意を形成することができ、入居率の低下や賃貸料収入の減少を防止することができる。
【0106】
本発明による合意形成方法によれば、入居者からの不動産に対する要望を集計するステップと、要望の集計結果を要望情報として、通信ネットワークを介して不動産管理者に提供するステップと、当該要望情報に応じて不動産管理者によって提示された対応策を示す対応策情報を、通信ネットワークを介して投資者に提供するステップと、提供した対応策に対する投資者からの回答を示す回答情報を、通信ネットワークを介して受信するステップと、複数の投資者からそれぞれ取得した回答情報を集計するステップと、回答情報の集計結果が所定の合意形成条件を満たしている場合に、投資者と入居者との間で合意が形成されたものとして、集計結果に基づいて合意形成情報を生成するステップとを含むので、証券化された不動産において、入居者の要望と投資者との意見とを迅速に把握して、投資者と入居者との間の合意を形成することができ、入居率の低下や賃貸料収入の減少を防止することができる。
【0107】
本発明による合意形成プログラムによれば、コンピュータに、入居者からの不動産に対する要望を集計する処理と、要望の集計結果を要望情報として、通信ネットワークを介して不動産管理者に提供する処理と、当該要望情報に応じて不動産管理者によって提示された対応策を示す対応策情報を、通信ネットワークを介して投資者に提供する処理と、提供した対応策に対する投資者からの回答を示す回答情報を、通信ネットワークを介して受信する処理と、複数の投資者からそれぞれ取得した回答情報を集計する処理と、回答情報の集計結果が所定の合意形成条件を満たしている場合に、投資者と入居者との間で合意が形成されたものとして、集計結果に基づいて合意形成情報を生成する処理とを実行させるので、証券化された不動産において、入居者の要望と投資者との意見とを迅速に把握して、投資者と入居者との間の合意を形成することができ、入居率の低下や賃貸料収入の減少を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による合意形成システムが適用される環境の一例を示す概念図である。
【図2】本発明による合意形成システムの構成の一例を示すブロック図である。
【図3】各データベースの内容の一例を示す説明図である。
【図4】テナントと投資者との間の合意を形成する処理経過の一例を示す流れ図である。
【図5】ログイン画面の一例を示す説明図である。
【図6】要望入力画面の一例を示す説明図である。
【図7】要望情報表示画面の一例を示す説明図である。
【図8】回答入力画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1a 合意形成端末
2a 意思決定端末
3a テナント端末
4a 投資者端末
5 インターネット
11 制御部
12 記憶装置
121 合意形成プログラム
13 テナント要望データベース
14 投資者回答データベース

Claims (11)

  1. 証券化された不動産に投資している投資者と、前記不動産に入居している入居者との間の合意形成を行うための合意形成システムであって、
    前記入居者からの要望に応じた対応策を示す対応策情報を、通信ネットワークを介して前記投資者に提供する対応策提供手段と、
    提供した対応策に対する前記投資者からの回答を示す回答情報を、通信ネットワークを介して受信する回答情報受信手段と、
    複数の投資者からそれぞれ取得した回答情報を集計する回答情報集計手段と、回答情報集計手段による集計結果が所定の合意形成条件を満たしている場合に、前記投資者と前記入居者との間で合意が形成されたものとして、前記集計結果に基づいて合意形成情報を生成する合意形成情報生成手段とを備えた
    ことを特徴とする合意形成システム。
  2. 不動産を共同で所有する各所有者と、前記不動産に入居している入居者との間の合意形成を行うための合意形成システムであって、
    前記入居者からの要望に応じた対応策を示す対応策情報を、通信ネットワークを介して前記所有者に提供する対応策提供手段と、
    提供した対応策に対する前記所有者からの回答を示す回答情報を、通信ネットワークを介して受信する回答情報受信手段と、
    複数の所有者からそれぞれ取得した回答情報を集計する回答情報集計手段と、回答情報集計手段による集計結果が所定の合意形成条件を満たしている場合に、前記所有者と前記入居者との間で合意が形成されたものとして、前記集計結果に基づいて合意形成情報を生成する合意形成情報生成手段とを備えた
    ことを特徴とする合意形成システム。
  3. 入居者からの不動産に対する要望を集計する要望集計手段と、要望集計手段による集計結果を要望情報として、通信ネットワークを介して不動産管理者に提供する要望提供手段とを備え、
    対応策提供手段は、当該要望情報に応じて不動産管理者によって提示された対応策を示す対応策情報を、通信ネットワークを介して投資者に提供する
    請求項1に記載の合意形成システム。
  4. 要望提供手段は、入居者に提供した不動産に対する要望の候補のうち、前記入居者によって選択された候補を抽出することによって要望情報を生成する
    請求項3に記載の合意形成システム。
  5. 要望提供手段は、入居者が要望として記載したテキスト文の内容から要望を抽出することによって要望情報を生成する
    請求項3または請求項4に記載の合意形成システム。
  6. 要望提供手段は、各入居者からの不動産に対する要望を、要望数の順に順位付けを行うことによって要望情報を生成する
    請求項4または請求項5に記載の合意形成システム。
  7. 回答情報は、不動産管理者によって提示された対応策に対する承認結果を示す情報を含み、
    合意形成情報生成手段は、承認する旨の回答を行った各投資者の不動産への投資比率の合計が所定の比率を超えている場合に合意形成条件が成立したものと判定し、合意形成情報を生成する
    請求項1、請求項3、請求項4、請求項5または請求項6に記載の合意形成システム。
  8. 証券化された不動産に投資している投資者と、前記不動産に入居している入居者との間の合意形成を行うための合意形成方法であって、
    入居者からの不動産に対する要望を集計するステップと、
    要望の集計結果を要望情報として、通信ネットワークを介して不動産管理者に提供するステップと、
    当該要望情報に応じて不動産管理者によって提示された対応策を示す対応策情報を、通信ネットワークを介して投資者に提供するステップと、
    提供した対応策に対する前記投資者からの回答を示す回答情報を、通信ネットワークを介して受信するステップと、
    複数の投資者からそれぞれ取得した回答情報を集計するステップと、
    回答情報の集計結果が所定の合意形成条件を満たしている場合に、前記投資者と前記入居者との間で合意が形成されたものとして、前記集計結果に基づいて合意形成情報を生成するステップとを含む
    ことを特徴とする合意形成方法。
  9. 回答情報は、不動産管理者によって提示された対応策に対する承認結果を示す情報を含み、
    承認する旨の回答を行った各投資者の不動産への投資比率の合計が所定の比率を超えている場合に合意形成条件が成立したものと判定し、合意形成情報を生成する
    請求項8に記載の合意形成方法。
  10. 証券化された不動産に投資している投資者と、前記不動産に入居している入居者との間の合意形成を行わせるための合意形成プログラムであって、
    コンピュータに、
    入居者からの不動産に対する要望を集計する処理と、
    要望の集計結果を要望情報として、通信ネットワークを介して不動産管理者に提供する処理と、
    当該要望情報に応じて不動産管理者によって提示された対応策を示す対応策情報を、通信ネットワークを介して投資者に提供する処理と、
    提供した対応策に対する前記投資者からの回答を示す回答情報を、通信ネットワークを介して受信する処理と、
    複数の投資者からそれぞれ取得した回答情報を集計する処理と、
    回答情報の集計結果が所定の合意形成条件を満たしている場合に、前記投資者と前記入居者との間で合意が形成されたものとして、前記集計結果に基づいて合意形成情報を生成する処理とを
    実行させるための合意形成プログラム。
  11. 回答情報は、不動産管理者によって提示された対応策に対する承認結果を示す情報を含み、
    コンピュータに、
    承認する旨の回答を行った各投資者の不動産への投資比率の合計が所定の比率を超えている場合に合意形成条件が成立したものと判定し、合意形成情報を生成する処理を実行させる
    請求項10に記載の合意形成プログラム。
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