JP2008287721A - ブログのレビューログを用いたｐｐｐ方法及びｐｐｐシステム - Google Patents

Abstract

【課題】ブログのレビューログを用いたＰＰＰ方法およびシステムを提供する。
【解決手段】本発明に係るＰＰＰ方法は、ユーザから受信した商品に対するレビューを商品の商品原簿と関連して維持するステップと、レビューが露出される場合に、商品原簿を広告としてレビューとともに露出するステップと、商品原簿を介して商品の購買が発生する場合に、ユーザに所定の補償を提供するステップとを含む。
【選択図】図２

Description

本発明は、ブログのレビューログを用いたＰＰＰ（Ｐａｙ Ｐｅｒ Ｐｏｓｔ）方法及びＰＰＰシステムに関する。

ブログ（ｂｌｏｇ）とは、ユーザが自分の関心事に対して自由に文章を投稿することができるウェブサイトである。ここで、ブログとは、ウェブ（ｗｅｂ）ログ（ｌｏｇ）の略語であり、１９９７年にアメリカで初めて登場した。新たに投稿する文章が一番上に記載される日誌形式で構成されており、このような名前が付けられた。ユーザが自分の関心事に対して日記，コラム，記事などを自由に投稿できるだけでなく、個人出版，個人放送，コミュニティに至るまで多様な形態を含む、一種の１人メディア（個人メディア）である。

さらに、ブログには、ウェブ掲示板，個人ホームページ，コンピュータ機能が混合されており、ソフトウェアを無料又は低価格で購入することができ、インターネットホームページの製作に関する知識がなくても、自分の空間を作成することができる長所がある。すなわち、ブログページだけがあれば、誰でも、テキスト又はグラフィックフォーマットを用いて自分の意見や話しを投稿することができる上に、デジタルカメラを用いて写真資料（静止画像、動画像等）を投稿することもできる新たな概念のメディアである。

このようなブログは、（１）日記のように日別に構成されており、日常で起こることを手軽に記録することができ、（２）完璧な資料管理（ファイル管理）が可能であり、（３）独自的な資料保管が可能である上に、保存されたファイルを電子メールで送信することができる。また、（４）一般のコミュニティの掲示板とは異なり、コンテンツ中心で構成され、より多くのコミュニティ機能が可能であり、（５）自分が作成したコンテンツを中心とした同調者ができ、広範囲なコミュニティを形成することができ、他人が作成したブログに加入することもできる。さらに、（６）チャットが可能であり、特に、チャットした内容が日別でブログページに記録され、（７）ウェブブラウザ上でリアルタイムにコンテンツの内容を閲覧することもできる。

このような様々な機能を有するブログは、アメリカでは既に一般化されており、韓国においても同様のサイトが日々増加している。さらに、技術的，商業的な制約がなく、誰でも自分の考えをサイトに投稿して他人と共有できるという特性により、既存の言論を補完することができる代案言論としても注目を集めいている。

ブログに対する関心が次第に高まるにつれ、ブログを介して広告をしようとする広告主も増加している。図１は、従来技術におけるブログを介して広告を提供する方法を説明するための一例である。

広告主１０１は、ＰＰＰシステム１０２を介して広告しようとする商品に対するポストの作成を要請１０３する。このとき、広告主１０１は、ポストに入る内容、すなわち、写真や使用後記などに対する条件と、ポストに対して支払う金額などを明示する。ＰＰＰシステム１０２でこのような広告主１０１の要請を確認して承認すると、このような内容がブロガー１０４に露出（提供）されるようになる。この後、ブロガー１０４は、自分が所望する商品を選択１０５してポストを作成１０６し、これを自分のブログ１０７に登録すると、ＰＰＰシステム１０２でこれを確認１０８して承認する。このとき、広告主１０１は、ポストに対する補償１０９をブロガー１０４に提供することで、ブログを介した広告を提供できるようになる。

しかしながら、このような従来技術のブログを介した広告提供方法は、ブロガー、すなわち、ブログのユーザが、ポストを純粋なコンテンツの作成目的ではなく、金銭的な補償を目的として考慮して作成することで、作成されたポストの真実性が失われたり、個人の主観的な考えよりも広告主が所望する内容のみを含むようになる恐れがある。これにより、ユーザが自分の関心事に対して自由に文章を投稿できるというブログ本来の目的が失われたり、ブログサービス及びコンテンツの質的な低下を招いてしまうという問題点がある。

本発明は、このような問題点を解決するために案出されたものであって、ブログのレビューログを用いたＰＰＰ方法及びＰＰＰシステムに関する新しい技術を提案する。

そこで、本発明は、ブログのユーザによって作成されたレビューに商品の商品原簿を追加して該ブログを介して露出し、商品原簿を介して商品の購買が発生する場合に、発生する広告費などの収益をユーザと分配する方法、すなわち、レビューの作成以後に発生する商品購買のような現象に応じてユーザに補償を提供する方法を用いることで、レビューなどのポストに対する直接的な補償ではなく、ポストとユーザの影響力による補償を提供することができるＰＰＰ方法及びＰＰＰシステムを提供することを目的とする。

また、本発明は、ポストとユーザの影響力に従った補償を提供することで、ユーザの評判（ｆａｍｅ）に対する要求満足を優先し、ブログ本来の目的に忠実でありながらも収益を発生させることができると同時に、ブログサービス及びブログを介して提供されるコンテンツの質を向上させることができるＰＰＰ方法及びＰＰＰシステムを提供することを他の目的とする。

さらに、本発明は、ユーザから選択されたレビューの分野、又は商品の種類であるプラットホーム（例えば、本、映画、音楽、およびショッピング）別に、割引クーポン、サイバーマネー、コンテンツ利用手数料の免除などの補償を提供することで、ユーザに商品のレビューに対する金銭的な補償だけでなく、ユーザが関心を有するレビュー対象の特性に適合した特典を提供することができるＰＰＰ方法及びＰＰＰシステムを提供することをさらに他の目的とする。

前記の目的を達成し、上述した従来技術の問題点を解決するために、本発明の一実施形態に関わるＰＰＰ方法は、ユーザから受信した商品に対するレビュー（ｒｅｖｉｅｗ）を前記商品の商品原簿と関連して維持（保存）するステップと、前記レビューが露出される場合に、前記商品原簿を広告として前記レビューとともに露出するステップと、前記商品原簿を介して前記商品の購買が発生する場合に、前記ユーザに所定の補償を提供するステップとを含む。このとき、前記商品原簿は、前記商品の商品情報、商品購買ツール、または前記商品に対する購買ページへのリンクを含むことができる。

本発明の一側面によれば、前記商品原簿を介して前記商品の購買が発生する場合に、前記ユーザに所定の補償を提供する前記ステップは、前記商品原簿を介して前記商品の購買発生を確認するステップと、前記商品原簿が含む固有識別子を介して前記レビューの作成者である前記ユーザを確認するステップと、前記ユーザに前記補償を提供するステップとを含むことができる。また、前記レビューと関連して保存された前記商品のプラットホームを確認するステップをさらに含むことができる。このとき、前記プラットホームは、前記レビューの分野または前記商品の種類であって、前記ユーザによって選択されることができる。ここで、前記ユーザに前記補償を提供する前記ステップは、前記ユーザと関連して前記購買によって所定のポイントを累積し、前記ポイントによって現金を前記補償として提供するステップであったり、前記プラットホームによって所定の補償を前記ユーザに提供するステップであったりする。このような前記所定の補償は、割引クーポン、サイバーマネー、コンテンツ利用手数料の免除、または現金を含むことができる。

本発明の他の側面によれば、ユーザから受信した商品に対するレビューを前記商品の商品原簿と関連して維持する前記ステップは、前記商品のプラットホームに対するプラットホーム選択フィールドを前記ユーザのブログを介して提供するステップと、前記プラットホーム選択フィールドを介して前記ユーザから選択された前記プラットホームを確認するステップと、前記ユーザから前記レビューを受信して前記商品原簿および前記プラットホームと関連して保存するステップとを含むことができる。

本発明のさらに他の側面によれば、前記レビューは、前記ユーザに割り当てられたウェブサイトを介して露出され、前記レビューが露出される場合に、前記商品原簿を広告として前記レビューとともに露出する前記ステップは、前記ウェブサイトで前記レビューと関連する領域に前記商品原簿を追加して維持するステップと、前記ウェブサイトを介して前記レビューおよび前記商品原簿を露出するステップとを含むことができる。ここで、前記ウェブサイトは、前記ユーザのブログを含むことができる。

本発明の他の実施形態において、ＰＰＰシステムは、ユーザから受信した商品に対するレビューを前記商品の商品原簿と関連して維持するレビュー維持部と、前記レビューが露出される場合に、前記商品原簿を広告として前記レビューとともに露出する商品原簿露出部と、前記商品原簿を介して前記商品の購買が発生する場合に、前記ユーザに所定の補償を提供する補償提供部とを含み、前記商品原簿は、前記商品の商品情報、商品購買ツール、または前記商品に対する購買ページへのリンクを含む。

本発明によれば、ブログのユーザによって作成されたレビューに商品の商品原簿を追加してブログを介して露出し、商品原簿を介して商品の購買が発生する場合に、発生する広告費などの収益をユーザに分配し、レビューの作成後に発生する商品購買のような現象に応じてユーザに補償を提供する方法を用いるため、レビューなどのポストに対する直接的な補償ではなく、ポストとユーザの影響力による補償を提供することが可能になる。

また、本発明によれば、ポストとユーザの影響力による補償を提供することで、ユーザの評判に対する要求満足を優先し、ブログ本来の目的に忠実でありながらも収益を発生させることができると同時に、ブログサービス及びブログを介して提供されるコンテンツの質を向上させることが可能になる。

さらに、本発明によれば、ユーザから選択されたレビューの分野又は商品の種類であるプラットホーム（例えば、本、映画、音楽、およびショッピング）別に、割引クーポン、サイバーマネー、手数料免除などの補償を提供する。このため、ユーザに商品のレビューに対する金銭的な補償だけでなく、ユーザが関心を有するレビュー対象の特性に適合した特典を提供することが可能になる。

以下、添付の図面を参照しながら、本発明に係る多様な実施形態について詳細に説明する。

図２は、本発明に係るブログを介したＰＰＰ（Ｐａｙ Ｐｅｒ Ｐｏｓｔ）方法を概括的に示した図である。

本発明のブログを介したＰＰＰ方法のユーザ２０１は、特定の商品を検索及び選択し、選択した商品に対するレビューを作成してポスティング２０２をすることができる。このようなレビューは、ユーザ２０１のブログ２０３や商品のサービスページを介して露出されるようになる。

このとき、レビューの作成がユーザ２０１に対する補償として直ぐに連結されるのではなく、商品の商品原簿をレビューと関連付けて露出させ、この商品原簿を介して商品に対する購買が発生する場合に（２０４）、ユーザ２０１にレビューに対する補償を提供し（２０５）、レビューとユーザ２０１の影響力による補償を提供する。

さらに、ユーザ２０１は、該ユーザ２０１の評判に対する欲求を満たすことができ、ブログ本来の目的に忠実でありながらも収益を発生させることができると同時に、ブログサービス及びブログを介して提供されるコンテンツの質を向上させることができる。このようなＰＰＰ方法については、図３〜図５を参照しながら、より詳しく説明する。

図３は、本発明の一実施形態におけるＰＰＰ方法を説明するためのフローチャートである。

ステップＳ３１０で、ＰＰＰシステムは、ユーザから受信した商品に対するレビューを、商品の商品原簿と関連して維持（保存）する。このとき、商品原簿（商品リスト）は、商品の商品情報、商品購買ツール、又は商品に対する購買ページへのリンクを含むことができる。すなわち、商品原簿は、名称、価格、及び商品機能のように、商品の各種情報と商品購買のためのリンクなどを含むことができる。このようなステップＳ３１０の実行において、ＰＰＰシステムは、図３に示すように、ステップＳ３１１〜ステップＳ３１３をステップＳ３１０に含んで実行することができる。

ステップＳ３１１で、ＰＰＰシステムは、商品のプラットホームに対するプラットホーム選択フィールドをユーザのブログを介して提供する。このとき、プラットホームは、レビューの分野又は商品の種類であって、ユーザによって選択される。例えば、本、音楽、映画、及びショッピングなどのプラットホームのうちからユーザが所望するプラットホームを選択できるようにするために、プラットホーム選択フィールドを介して複数のプラットホームを含むことができる。また、ユーザは、複数のプラットホームのうちから自分がレビューを作成したい分野のプラットホームを選択することができる。

ステップＳ３１２で、ＰＰＰシステムは、プラットホーム選択フィールドを介してユーザから選択されたプラットホームを確認する。すなわち、プラットホーム選択フィールドからプラットホームが選択される場合に、ＰＰＰシステムは、選択されたプラットホームを確認する。このとき、ＰＰＰシステムは、選択されたプラットホームと関連する商品をユーザが検索できるように、検索フィールド（商品検索機能）を提供することもできる。

ステップＳ３１３で、ＰＰＰシステムは、ユーザからレビューを受信し、商品原簿及びプラットホームと関連して保存する。すなわち、ユーザによって最終的に選択された商品のレビューを受信し、このレビューを商品の商品原簿及びステップＳ３１２を介して確認されたプラットホームと互いに関連して保存することができる。

ステップＳ３２０で、ＰＰＰシステムは、レビューが露出される場合に、商品原簿を広告としてレビューとともに露出する。このとき、レビューは、ユーザに割り当てられたウェブサイトを介して露出され、ウェブサイトは、ユーザのブログを含むことができる。さらに、レビューは、商品のサービスページにも露出されることができる。この場合に、サービスページを訪問した訪問者は、レビューを介してユーザのブログを訪問することもできるし、ブログでレビューと商品原簿を確認することもできる。

また、図３に示すように、商品原簿を広告としてレビューとともに露出するために、ＰＰＰシステムは、ステップＳ３２０にステップＳ３２１〜ステップＳ３２２を含んで実行することができる。

ステップＳ３２１で、ＰＰＰシステムは、ウェブサイトで、レビューと関連する領域に商品原簿を追加して維持（保存）する。すなわち、ＰＰＰシステムは、ウェブサイトで、レビューを含むページに商品原簿を追加して維持（保存）することができる。

ステップＳ３２２で、ＰＰＰシステムは、ウェブサイトを介してレビュー及び商品原簿を露出（表示）する。すなわち、レビューを含むページが露出される場合に、レビューだけではなく、レビューとともに商品原簿がウェブサイトに露出される。このような商品原簿は、上述したように、商品の商品情報、商品購買ツール、または商品に対する購買ページへのリンクを含むことができ、ページの訪問者は、商品原簿を介して商品を購買することができる。

ステップＳ３３０で、ＰＰＰシステムは、商品原簿を介して商品の購買が発生する場合に、ユーザに所定の補償を提供する。このとき、アクセスした経路に関係なく、商品原簿を介して商品の購買が発生する場合について、ユーザに補償を提供することができる。このように、商品の購買発生に対する補償を提供するステップＳ３３０については、図５を参照しながらより詳しく説明する。

図４は、本発明に係る商品原簿を説明するための一例である。

商品原簿４００は、商品のイメージ４０１、商品の名称、情報、価格のような商品情報４０２、価格比較サイトへのリンク４０３、購買サイトへのリンク４０４を含むことができる。すなわち、ブログの訪問者は、商品に対するレビューまたはユーザの影響力に応じて、商品原簿４００を介して説明された商品に対して高い関心を寄せ、さらには、商品を購買することになる。

このように、商品の購買が発生すれば、ブログのユーザは、自分が作成したレビューに対して自負心を有することができるし、商品の購買発生数が増えるほど、当該ユーザ自身の評判に対する満足度を高めることができる。さらに、ブログサービスを提供するサービス運営者は、中間で広告収益を得ることができるし、広告収益の一部をユーザに分配することによって、ユーザのレビュー作成に対する満足感を極大化させ、コンテンツの質を向上させることができる。

図５は、本発明の一実施形態において、ユーザに補償を提供する方法を説明するためのフローチャートである。図５に示すように、ステップＳ５０１〜ステップＳ５０３は、図３のステップＳ３３０に含まれて実行されるようになる。

ステップＳ５０１で、ＰＰＰシステムは、商品原簿を介して商品の購買発生を確認する。すなわち、ユーザに対する補償が、レビューおよび商品原簿を介して購買が発生したときに支給されるため、ＰＰＰシステムは、まず、商品原簿を介して発生する商品の購買が存在するか否かを確認する。

ステップＳ５０２で、ＰＰＰシステムは、商品原簿が含む固有識別子を介してレビューの作成者であるユーザを確認する。すなわち、商品原簿は、それぞれの固有識別子を含んでおり、このような固有識別子を介してレビューおよび商品原簿を含むページが他のユーザによって他のブログにスクラップされ、他のブログで商品原簿を介して商品の購買が発生しても、レビューの作成者であるユーザに補償を提供することができる。

ステップＳ５０３で、ＰＰＰシステムは、ユーザに補償を提供する。このとき、ＰＰＰシステムは、ユーザと関連して購買によって所定のポイントを累積し、このポイントによって現金を補償として提供したり、商品のプラットホームによって所定の補償を提供したりする。

すなわち、ステップＳ３３０は、レビューと関連して保存された商品のプラットホームを確認するステップ（図示せず）をさらに含むことができ、割引クーポン、サイバーマネー、コンテンツ利用手数料の免除、または現金のような多様な補償をプラットホームに応じて補償として提供することができる。例えば、プラットホームが本である場合に、本に該当した割引クーポンを補償として提供することもできる。

また、購買による補償は、所定の期間後に提供されるようになる。このとき、所定の期間は、商品の約款上に記載された払戻し補償規定日を含むことができる。これは、購買後の払戻しのような不正な補償取得の発生を防ぐためのものである。

このように、本発明に係るＰＰＰ方法は、ブログのユーザによって作成されたレビューに商品の商品原簿を追加してブログを介して露出し（ブログに表示し）、商品原簿を介して商品の購買が発生する場合に、発生する広告費などの収益をユーザと分配する。すなわち、レビューの作成後に発生する商品購買のような現象（訪問者のアクション）によってユーザに補償を提供するため、レビューなどのポストに対する直接的な補償ではなく、ポストとユーザの影響力による補償を提供することができる。

また、ポストとユーザの影響力による補償を提供することで、ユーザの評判に対する要求満足を優先し、ブログ本来の目的に忠実でありながらも収益を発生させることができると同時に、ブログサービスおよびブログを介して提供されるコンテンツの質を向上させることができる。

さらに、ユーザから選択されたレビューの分野または商品の種類であるプラットホーム（例えば、本、映画、音楽、およびショッピング）別に、割引クーポン、サイバーマネー、手数料免除などの補償を提供することで、ユーザに商品のレビューに対する金銭的な補償だけでなく、ユーザが関心を有するレビュー対象の特性に適合した特典を提供することができる。

図６は、本発明の他の実施形態において、ＰＰＰシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。図６に示すように、ＰＰＰシステム６００は、レビュー維持部６１０と、商品原簿露出部６２０と、補償提供部６３０とを含むことができる。

レビュー維持部６１０は、ユーザから受信した商品に対するレビューを、該商品の商品原簿と関連して維持（保存）する。このとき、商品原簿は、商品の商品情報、商品購買ツール、または商品に対する購買ページへのリンクを含むことができる。すなわち、商品原簿は、名称、価格、および商品の機能のような商品の各種情報と商品の購買のためのリンクなどを含むことができる。

このように、レビューと商品原簿を互いに関連して維持するために、レビュー維持部６１０は、商品のプラットホームに対するプラットホーム選択フィールドをユーザのブログを介して提供し、プラットホーム選択フィールドを介してユーザから選択されたプラットホームを確認し、ユーザからレビューを受信して、商品原簿およびプラットホームと関連して保存することができる。

商品原簿露出部６２０は、レビューが露出される場合に、商品原簿を広告としてレビューとともに露出する。このとき、レビューは、ユーザに割り当てられたウェブサイトを介して露出され、ウェブサイトは、ユーザのブログを含むことができる。また、レビューは、商品のサービスページにも露出されることができる。この場合に、サービスページを訪問した訪問者は、レビューを介してユーザのブログを訪問することもできるし、ブログでレビューと商品原簿を確認することもできる。また、図６に示すように、商品原簿を広告としてレビューとともに露出するために、商品原簿露出部６２０は、ウェブサイト維持部６２１および露出部６２２を含むことができる。

ウェブサイト維持部６２１は、ウェブサイトでレビューと関連する領域に商品原簿を追加して維持する。すなわち、ウェブサイト維持部６２１は、ウェブサイトで、レビューを含むページに商品原簿を追加して維持することができる。

露出部６２２は、ウェブサイトを介してレビューおよび商品原簿を露出する。すなわち、レビューを含むページが露出される場合に、レビューだけではなく、商品原簿がレビューとともに露出されるのである。このような商品原簿は、上述したように、商品の商品情報、商品購買ツール、または前記商品に対する購買ページへのリンクを含むことができ、ページの訪問者は、商品原簿を介して商品を購買することができる。

補償提供部６３０は、商品原簿を介して商品の購買が発生する場合に、ユーザに所定の補償を提供する。このとき、アクセスした経路に関係なく、商品原簿を介して商品の購買が発生する場合に対して、ユーザに補償を提供することができ、補償提供部６３０は、購買発生確認部６３１と、ユーザ確認部６３２と、提供部６３３とを含むことができる。

購買発生確認部６３１は、商品原簿を通じて商品の購買発生を確認する。すなわち、ユーザに対する補償が、レビューおよび商品原簿を介して購買が発生したときに支給されるため、購買発生確認部６３１は、まず、商品原簿を通じて発生する商品の購買が存在するか否かを確認する。

ユーザ確認部６３２は、商品原簿に含まれる固有識別子を介してレビューの作成者であるユーザを確認する。すなわち、商品原簿は、レビューの作成者であるユーザに関連するそれぞれの固有識別子を含んでおり、このような固有識別子を介してレビューおよび商品原簿を含むページが他のユーザによって他のブログにスクラップされ、他のブログで商品原簿を介して商品の購買が発生しても、レビューの作成者であるユーザに補償を提供することができる。

提供部６３３は、ユーザに補償を提供する。このとき、提供部６３３は、ユーザと関連して購買に応じた所定のポイントを累積し、このポイントに従った現金を補償として提供したり、商品のプラットホームに応じた所定の補償を提供したりする。

すなわち、補償提供部６３０は、レビューと関連して保存された商品のプラットホームを確認することができ、提供部６３３は、割引クーポン、サイバーマネー、コンテンツ利用手数料の免除、または現金のような多様な補償をプラットホームによって補償として提供することができる。例えば、プラットホームが本である場合に、本に該当する割引クーポンを補償として提供することもできる。

また、購買による補償は、所定の期間後に提供されるように構成される。所定の期間は、商品の約款上に記載された払戻し補償規定日を含むことができる。これは、購買後の払戻しのような不正な補償取得の発生を防ぐためのものである。

このように、本発明に係るＰＰＰシステムによれば、ブログのユーザによって作成されたレビューに商品の商品原簿を追加してブログを介して露出し、商品原簿を介して商品の購買が発生する場合に、発生する広告費などの収益をユーザと分配する。すなわち、レビューの作成後に発生する商品購買のような現象に応じてユーザに補償を提供する。このため、従来のレビューなどのポストに対する直接的な補償ではなく、ポストとユーザの影響力による補償を提供することができる。

また、ポストとユーザの影響力による補償を提供することで、ユーザの評判に対する要求満足を優先し、ブログ本来の目的に忠実でありながらも収益を発生させることができると同時に、ブログサービスおよびブログを介して提供されるコンテンツの質を向上させることができる。

さらに、ユーザから選択されたレビューの分野または商品の種類であるプラットホーム（例えば、本、映画、音楽、およびショッピング）別に、割引クーポン、サイバーマネー、手数料免除などの補償を提供することで、ユーザに商品のレビューに対する金銭的な補償だけではなく、ユーザが関心を有するレビュー対象の特性に適合する特典を提供することができる。

なお、本発明の実施形態に係るＰＰＰ方法は、コンピュータに実行可能なプログラムとして提供されることも可能である。具体的には、コンピュータの記憶部（不図示）に上記ＰＰＰ方法の各ステップを実行するプログラムを格納し、ＣＰＵ等の制御部により各プログラムが実行されることにより該ＰＰＣ方法の各ステップが実現される。なお、プログラムは、各ステップを全て含む１つのプログラム、又は各ステップ毎の複数のプログラムで構成され、該プログムラを実行するコンピュータも１台又は複数台のコンピュータで構成することが可能である。

また、本発明は、ＰＰＰ方法をコンピュータに実現させる上記プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体として提供することもできる。当該記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含むこともでき、記録媒体およびプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知であり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー（登録商標）ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、およびＲＯＭ、ＲＡＭ、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。また、記録媒体は、プログラム命令、データ構造などを保存する信号を送信する搬送波を含む光または金属線、導波管などの送信媒体でもある。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるもののような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。前記したハードウェア要素は、本発明の動作を実行するために一以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成することができ、その逆もできる。

上述したように、本発明を好ましい実施形態に則して説明したが、本発明の属する技術分野において熟練した当業者にとっては、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想およびその領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正および変更させることができることを理解することができるであろう。すなわち、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲に基づいて定められ、発明を実施するための最良の形態により制限されるものではない。

従来技術において、ブログを介して広告を提供する方法を説明するための一例である。 本発明に係るブログを介したＰＰＰ方法を概括的に示した図である。 本発明の一実施形態において、ＰＰＰ方法を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る商品原簿を説明するための一例である。 本発明の一実施形態において、ユーザに補償を提供する方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施形態において、ＰＰＰシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。

符号の説明

６００：ＰＰＰシステム
６１０：レビュー維持部
６２０：商品原簿露出部
６２１：ウェブサイト維持部
６２２：露出部
６３０：補償提供部
６３１：購買発生確認部
６３２：ユーザ確認部
６３３：提供部

Claims (17)

1. ＰＰＰ（Ｐａｙ Ｐｅｒ Ｐｏｓｔ）方法であって、
   ユーザから受信した商品に対するレビューを前記商品の商品原簿と関連して維持するステップと、
   前記レビューが露出される場合に、前記商品原簿を広告として前記レビューとともに露出するステップと、
   前記商品原簿を介して前記商品の購買が発生する場合に、前記ユーザに所定の補償を提供するステップと、
   を含むことを特徴とするＰＰＰ方法。
2. 前記商品原簿を介して前記商品の購買が発生する場合に、前記ユーザに所定の補償を提供する前記ステップは、
   前記商品原簿を介して前記商品の購買発生を確認するステップと、
   前記商品原簿が含む固有識別子を介して前記レビューの作成者である前記ユーザを確認するステップと、
   前記ユーザに前記補償を提供するステップと、
   を含むことを特徴とする請求項１に記載のＰＰＰ方法。
3. 前記ユーザに前記補償を提供する前記ステップは、
   前記ユーザと関連して前記購買に応じて所定のポイントを累積し、前記ポイントに基づいた現金を前記補償として提供する請求項２に記載のＰＰＰ方法。
4. 前記商品原簿を介して前記商品の購買が発生する場合に、前記ユーザに所定の補償を提供する前記ステップは、
   前記レビューと関連して保存された前記商品のプラットホームを確認するステップ、
   をさらに含み、
   前記プラットホームは、前記レビューの分野または前記商品の種類であり、前記ユーザによって選択されることを特徴とする請求項２に記載のＰＰＰ方法。
5. 前記ユーザに前記補償を提供する前記ステップは、
   前記プラットホームに応じて所定の補償を前記ユーザに提供し、
   前記所定の補償は、割引クーポン、サイバーマネー、コンテンツ利用手数料の免除、または現金を含むことを特徴とする請求項４に記載のＰＰＰ方法。
6. ユーザから受信した商品に対するレビューを前記商品の商品原簿と関連して維持する前記ステップは、
   前記商品のプラットホームに対するプラットホーム選択フィールドを前記ユーザのブログを介して提供するステップと、
   前記プラットホーム選択フィールドを介して前記ユーザから選択された前記プラットホームを確認するステップと、
   前記ユーザから前記レビューを受信して前記商品原簿および前記プラットホームと関連して保存するステップと、
   を含むことを特徴とする請求項１に記載のＰＰＰ方法。
7. 前記レビューは、前記ユーザに割り当てられたウェブサイトを介して露出され、
   前記レビューが露出される場合に、前記商品原簿を広告として前記レビューとともに露出する前記ステップは、
   前記ウェブサイトで前記レビューと関連する領域に前記商品原簿を追加して維持するステップと、
   前記ウェブサイトを介して前記レビューおよび前記商品原簿を露出するステップと、
   を含むことを特徴とする請求項１に記載のＰＰＰ方法。
8. 前記ウェブサイトは、前記ユーザのブログを含むことを特徴とする請求項７に記載のＰＰＰ方法。
9. 前記商品原簿は、前記商品の商品情報、商品購買ツール、または前記商品に対する購買ページへのリンクを含むことを特徴とする請求項１に記載のＰＰＰ方法。
10. 前記購買による前記補償は、所定の期間後に提供され、
    前記所定の期間は、前記商品の約款上に記載された払戻し補償規定日を含むことを特徴とする請求項１に記載のＰＰＰ方法。
11. 請求項１から１０のうちのいずれか一項のＰＰＰ方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
12. ＰＰＰシステムであって、
    ユーザから受信した商品に対するレビューを前記商品の商品原簿と関連して維持するレビュー維持部と、
    前記レビューが露出される場合に、前記商品原簿を広告として前記レビューとともに露出する商品原簿露出部と、
    前記商品原簿を介して前記商品の購買が発生する場合に、前記ユーザに所定の補償を提供する補償提供部と、
    を含み、
    前記商品原簿は、前記商品の商品情報、商品購買ツール、または前記商品に対する購買ページへのリンクを含むことを特徴とするＰＰＰシステム。
13. 前記補償提供部は、
    前記商品原簿を介して前記商品の購買発生を確認する購買発生確認部と、
    前記商品原簿が含む固有識別子を介して前記レビューの作成者である前記ユーザを確認するユーザ確認部と、
    前記ユーザに前記補償を提供する提供部と、
    を含むことを特徴とする請求項１２に記載のＰＰＰシステム。
14. 前記提供部は、
    前記ユーザと関連して前記購買に応じた所定のポイントを累積し、前記ポイントに基づいた現金を前記補償として提供することを特徴とする請求項１３に記載のＰＰＰシステム。
15. 前記補償提供部は、
    前記レビューと関連して保存された前記商品のプラットホームを確認するプラットホーム確認部、
    をさらに含み、
    前記プラットホームは、前記レビューの分野または前記商品の種類であり、前記ユーザによって選択されることを特徴とする請求項１３に記載のＰＰＰシステム。
16. 前記提供部は、
    前記プラットホームに応じて所定の補償を前記ユーザに提供し、
    前記所定の補償は、割引クーポン、サイバーマネー、コンテンツ利用手数料の免除、または現金を含むことを特徴とする請求項１５に記載のＰＰＰシステム。
17. 前記レビューは、前記ユーザに割り当てられたウェブサイトを介して露出され、
    前記商品原簿露出部は、
    前記ウェブサイトで前記レビューと関連する領域に前記商品原簿を追加して維持するウェブサイト維持部と、
    前記ウェブサイトを介して前記レビューおよび前記商品原簿を露出する露出部と、
    を含むことを特徴とする請求項１２に記載のＰＰＰシステム。