JP2003036225A - 電子掲示板システム - Google Patents

電子掲示板システム

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JP2003036225A
JP2003036225A JP2001222906A JP2001222906A JP2003036225A JP 2003036225 A JP2003036225 A JP 2003036225A JP 2001222906 A JP2001222906 A JP 2001222906A JP 2001222906 A JP2001222906 A JP 2001222906A JP 2003036225 A JP2003036225 A JP 2003036225A
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JP2001222906A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Ogawa
敏幸 尾川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、大型な掲示板や電子掲示板システ
ムに手書き入力手段を安価に設けること、及び携帯電話
などの使用が禁止されている場所での呼び出しの代替え
となる電子掲示板システムを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 顧客を識別するための情報を出力できる
電子ペン1を使用した手書き入力手段1aと、電子掲示
板への表示情報の制御手段4とを設け、これらの入力デ
ータや表示データを制御手段4にて処理させることで、
掲示板の利用が双方向的になり、新しいサービスを実現
できる電子掲示板システムを提供することを主旨とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子掲示板システ
ムに関し、特に、手書き入力用の電子ペンとそのペン入
力を検知する位置検出手段を備えたことを特徴とする電
子掲示板システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子掲示板システムとしては、例
えば、以下に示すようなものが提案されている。
【0003】(1)通信回線より入力された情報あるい
は端末機より入力された情報を、交番あるいは駅頭等に
設置した掲示板に表示する(特開平7−36399号参
照)。
【0004】(2)複数の表示エリアに区分できる大型
の電子掲示板と広告主入力端末を備え、表示エリアの大
きさに対応した特定の料金体系を有し、予約可能な表示
エリアと時間帯及び期間を、広告主入力端末に表示する
電子掲示板システム(特開2000−250447号参
照)。
【0005】また、掲示板としては、以下のようなもの
がある。
【0006】(3)チョークと黒板を利用した伝言板方
式の掲示板。
【0007】(4)駅構内にポスターを貼る方式の広告
用掲示板。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の掲示板や先行技術の電子掲示板では、以下の問
題がある。
【0009】まず、非電子的な掲示板の場合、意図せ
ず、掲示情報の消滅が発生する。個人用途の場合、多く
の人間が使用できることから、黒板に書いた掲示内容を
勝手に消去されたり、掲示板に貼付した用紙やポスター
を持ち去ったり捨てられるということがある。
【0010】また、大型掲示板を広告媒体として利用し
た場合に、その大きな画面上に直接入力できるような双
方向性手段を設ける場合、複数のタッチパネルの設置な
どにより高価なシステムになってしまう。よって、大型
掲示板における直接入力には経済的限界が見られる。
【0011】さらに、病院内のように、携帯電話の利用
が制限される場所では、電話による通話やメールによる
伝言ができないので、施設内にいる場合、一時的な外部
からの孤立が発生する。
【0012】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、大型の電子掲示板に安価な入力手段を使用できる
電子掲示板システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、電子掲示板システムにおいて、手書き入力を
可能とする電子ペンを利用した手書き入力手段とその入
力情報と表示データを管理・制御するための情報装置に
て構成したものであり、掲示板利用者の目的を的確にサ
ポートすることができる電子掲示板システムを提供する
ことを主旨とする。
【0014】上記発明によれば、携帯電話などを利用で
きない場所での伝言や、双方向性を持たせた付加価値の
高い宣伝広告の手段となる大型掲示板を安価に提供でき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、顧客を
識別するための情報を出力できる電子ペンを使用した手
書き入力手段と、電子掲示板への表示情報の制御手段と
を設けたことを特徴とする電子掲示板システムであり、
手書き入力手段は電子ペンを利用して利用者を特定で
き、また、例えば、電子ペンのペン先が表示装置上を移
動した軌跡を検出するための位置検出手段を表示装置と
ともに備え、その検出した位置情報による手書き入力画
像として、また、検出した位置情報の入力結果に基づい
て掲示板の表示内容を制御できる情報管理サーバーとを
設けることによって、駅・空港・役場・病院などの公共
の場所や銀行・お店などの場所において、利用者の伝言
を入力したり、ペンに連動させて表示するデータを切替
えるようなサービスを提供できるという作用を有する。
【0016】請求項2に記載の発明は、制御手段は、入
力用電子ペンのID又は手書き入力文字により顧客を識
別し、入力された情報に基づいて掲示情報の作成や顧客
管理を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子掲示
板システムであり、入力・認識した結果を情報管理サー
バーにて管理することで、駅・空港・役場・病院などの
公共の場所や銀行・お店などの場所において、利用者の
情報に応じた伝言やサービス(電子ペン入力の対応)を
表示できるという作用を有する。
【0017】請求項3に記載の発明は、制御装置には、
宣伝広告するデータやサービスを入力・設定でき、デー
タから掲示板に表示する画像を作成し、この画像とサー
ビスを指定された内容で掲示板に提供できる機能が設け
られていることを特徴とする請求項1に記載の電子掲示
板システムであり、利用者が宣伝広告したいデータやサ
ービス(電子ペン入力の対応)を入力・設定でき、それ
らの掲示したい情報やサービスを手作業による画像の加
工なしで、指定した掲示板の特定の位置に特定のサイズ
でその掲示する情報(文字や画像)やサービスを簡単に
表示・設定できるという作用を有する。ここで、サービ
スとは、電子掲示板におけるペン入力からそれに対応さ
せた情報の表示までの双方向的情報処理を意味し、例え
ば客の認識や客の要望の把握等の入力情報からデータベ
ースへのリンクを介して情報抽出を行うように条件設定
すること等をいう。
【0018】請求項4に記載の発明は、制御装置は、宣
伝広告するデータとサービスについて、電子掲示板に表
示する位置や時間をインターネットを介して設定できる
機能を有していることを特徴とする請求項1〜3のいず
れかの項に記載の電子掲示板システムであり、インター
ネットから利用者が掲示・利用できる場所と時間やサー
ビスやその利用料金を把握できるとともに、その掲示・
利用するための詳細情報を入力できる。また、電話会社
などの他のサービスと電子掲示板システムをインターネ
ットにより連動させることで、外部からの呼び出し案内
を表示させるような新サービスの提供が可能になるとい
う作用を有する。
【0019】請求項5に記載の発明は、電子掲示板に
は、入力専用電子ペンが設けられ、掲示した宣伝の中で
アンケートの実施を可能にしたことを特徴とする請求項
4に記載の電子掲示板システムであり、この電子ペンは
専用のペンとして掲示板に備え、掲示板によるアンケー
トのような、情報提供者と利用者の間での双方向的な情
報伝達機能により情報掲示と情報収集の両方が大型掲示
板へ安価なシステムにて可能になるという作用を有す
る。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図12を用いて説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における電子掲示板システムを構成するブロック
図である。1は電子ペン、31〜34は表示装置であり
単数でも複数あってもよい。2は電子ペン1が表示装置
31上のどの位置で入力されているかを把握するための
位置検出装置である。電子ペン1及び位置検出装置2に
よって、手書き入力手段1aが構成されている。ここ
で、位置検出装置2が付いていない表示装置32〜34
があるが、位置検出装置2を表示装置32〜34それぞ
れに付加してもよい。
【0022】4は電子ペン1からの入力データを受けた
り、電子掲示板に表示するデータを管理するための制御
手段の一例である情報管理サーバー、5は受付窓口など
で使用するための電子掲示板システムの全体を管理制御
したり掲示内容を入力・作成する管理者端末である。こ
の管理者端末5にはスキャナーやデジタルカメラのよう
な画像入力装置5Nと電子ペン1に専用のID(識別番
号)を書込み設定するためのペンIDライター装置1W
が接続されている。
【0023】6は無線の送信装置で、8は施設内に設置
される自動販売機や案内装置、7は自動販売機8に掲示
する情報を送信装置6から入手するための受信装置、8
1はPOS等の他のシステム、9aは施設内の各装置を
接続するためのLANのような通信手段、9bは情報管
理サーバー4を施設外部と接続するためのインターネッ
トのような通信手段である。
【0024】図2は、本発明の実施の形態1における電
子掲示板システムの電子ペンと位置検出装置のブロック
図である。
【0025】10aは位置検出のための赤外線信号と超
音波信号を送信するためのペン先部で、赤外線発生回路
13と超音波発生回路14を内蔵している。12はスイ
ッチで、電子ペン1で表示装置31上に文字を書く場
合、このペン先部10aが押され、スイッチ12が入
る。11は電子ペン1の動作を制御する制御回路、11
mはIDなどの情報を記憶する記憶回路、15はペンの
握り部10bに配置された入力用ボタン16の押下を検
出する入力検出回路、17は位置検出装置2との間でデ
ータ通信するための無線の送受信回路、18は電子ペン
用の電池で、これらによって電子ペン1が構成される。
【0026】2は位置検出装置で、表示装置31上での
電子ペン1の位置を検出する。
【0027】21は演算制御回路、22は赤外線検出回
路、23は超音波検出回路、この超音波検出回路23は
1つの位置検出装置2内に2個以上設ける。赤外線と超
音波は同時に電子ペン1の先から放射され、複数ある超
音波検出回路23にて超音波が受信され、赤外線検出回
路22で検出した赤外線を受信した時間から超音波を受
信するまでのそれぞれの遅れ時間により電子ペン1まで
の距離を算出し、次に算出した複数の距離情報から三角
測量の手法で電子ペン1の位置を演算制御回路21にて
演算する。
【0028】25は通信回路で、算出した電子ペン1に
よる入力データ(位置座標データや検出したペンID)
を通信回路25により情報管理サーバー4や表示装置3
1へ送信する。24は電子ペン1との間でデータのやり
取りを行うための無線の送受信回路である。
【0029】以下、電子掲示板システムの動作につい
て、図1〜12を用いて説明する。
【0030】図3は本発明の実施の形態1における電子
掲示板システムの表示装置への掲示例を示す図である。
この情報交換用掲示板の利用を顧客が店などの施設管理
者へ依頼すると、この店はまず、電子ペン1を利用者へ
発行する。この時、貸与または販売する電子ペン1には
管理者端末5に接続されている専用のIDライター1W
にて登録番号を書き込む。また、ユーザー管理情報とし
て、ユーザーの氏名や年齢・住所・連絡先・などのユー
ザー情報とペンのIDを連携させて管理者端末5や情報
管理サーバー4内に記憶させる。
【0031】電子掲示板の表示装置3には、操作のメニ
ューが表示されており、例えば、「新規作成」が表示さ
れている表示画面の領域を電子ペン1で押下した場合、
新規作成の個別画面3dn(図4)を表示する。ここで
図4は本発明の実施の形態1における電子掲示板システ
ムの掲示情報の画面表示例を示す図である。この領域内
に顧客は電子ペン1で掲示したい情報を直接書き込むこ
とができる。この内容は手書きの画像のままでもよい
し、情報管理サーバー4にて文字認識させた内容に変更
して表示させることもできる。3doは入力後の個別画
面の例。ここで、掲示内容は情報管理サーバー4内に作
成日時と作成者とともに保存・管理される。
【0032】また、他人の記入した掲示内容を見たい場
合は、掲示板に表示できる掲示内容の数には限りがある
ので、掲示板の下部に表示したメニューである矢印ボタ
ンキーの表示領域上を電子ペン1で押下する操作にて順
次掲示内容、例えば個別掲示内容3dk、3dmを表示
切替えることが可能である。同様に、メニューに検索機
能を用意すれば、掲示情報にキーワードを連携して登録
させておくことで、例えば「TV 売ります」と入力
し、検索をさせて、対応した掲示内容のみを掲示板に表
示させることが可能である。
【0033】また、掲示内容は、管理者と電子ペンのI
Dで判別可能である作成者本人しか消去できないように
しておくことで、無断で他人により消される心配もな
い。また、作成日を管理しておくことで、設定した日数
が経過すれば、自動で個別の掲示内容を情報管理サーバ
ー4から消去することもできる。
【0034】なお、図3に示すように、位置検出装置2
の超音波検出部を表示装置3の外側に配置して、大型な
表示装置3の表示領域全体上でのペン入力を可能にして
いるが、図1に示すように分離して配置してもよい。
【0035】(実施の形態2)次に、店内案内用掲示板
の例を示す実施の形態2について図5、図6を参照して
説明する。
【0036】図5は本発明の実施の形態2における電子
掲示板システムの表示装置への掲示例を示す図、図6は
本発明の実施の形態2における電子掲示板システムの掲
示情報の画面表示例を示す図である。
【0037】あらかじめ情報管理サーバー4には、施設
内に設置されている複数の表示装置31〜34へ情報を
掲示するための表示データ転送機能や電子ペン1からの
入力情報に従って掲示内容を制御するためのデータベー
スと連携して動作する画像作成機能などのプログラムを
持たせる。
【0038】例えば、商品名をキーワードとして販売店
の位置をガイドさせる図5のような案内用掲示板の場合
で説明すると、情報管理サーバー4には商品名とその商
品を販売している店の番号とその販売店の位置を示す地
図やその地図上の位置情報(ロケーション番号)などを
登録したデータベースを持たせておく。そして、通常は
初期値として掲示板の設置されている階の施設や売り場
を示した地図画像を表示させておく。
【0039】デパートの入口に設置されたこの案内用掲
示板に電子ペン1を持った顧客が、探し物の入力欄に探
している商品の名前として「時計」と手書き入力する
と、この入力内容は位置検出装置2より情報管理サーバ
ー4へ電子ペン1の記入位置データが位置検出装置の装
置番号や操作した利用者のペンIDとともに送られる。
ここで、手書き中は、その電子ペン1の軌跡は待たせる
ことなく直接表示装置31に上書きすることで、利用者
の視認性と操作性を高める。誤った入力をした場合は、
電子掲示板システムに用意した消しゴム機能や取消し機
能によって、手書き入力の修正を行うことも可能であ
る。また、位置検出装置2から送られてきた装置番号と
ペン入力による位置データにより、情報管理サーバー4
では、送信先の位置検出装置2の装置番号から店内案内
用掲示板の入力と判断し、そのペン入力位置データを情
報管理サーバー4に搭載した手書き文字認識プログラム
より認識する。この認識した文字に対応する文字フォン
トは先の対応する表示装置3上に掲示させるよう転送す
ることで、利用者の手書き入力が正しく認識されている
ことを確認しながらの操作が可能である。文字認識プロ
グラムで「時計」と認識できたら、現在はこの表示装置
3と位置検出装置2を店内案内用途に利用しているの
で、このサービスとして用意している店内案内用のデー
タベースに連携して表示装置3の掲示情報表示エリア3
djへ店舗案内情報を掲示するように表示装置3の表示
データの更新を行う(図6参照)。
【0040】掲示情報は、データベースより「時計」と
いう商品名キーワードから販売店が時計店を示すことを
導き、時計店の位置情報としてリンクされている、その
フロアー地図(画像データ)を呼び出し、かつ、時計店
のフロアー上の位置情報(地図上を縦横で座標化した
値)から店舗の色を目立つ色に変更し、かつ、現在地マ
ーク3n及び目的地マーク3pを先のフロアー地図画像
の上に上書きして、掲示画像を作成する。
【0041】次に、作成した元となるこの掲示画像を掲
示先の指定領域サイズ(この例では3dj)に合うよう
に拡大または縮小変換を行いその画像データを表示装置
3に転送する。表示装置3では、指定領域部分の画像の
み書き換えたり、画面全てを書き換えることも可能であ
る。顧客は、この掲示版の情報により、目的とする店の
位置を把握することができる。
【0042】(実施の形態3)次に、顧客が店に入っ
て、個別の宣伝用掲示板を利用する場合の例を示す実施
の形態3について図7と図8にて説明する。また、図9
に情報管理される顧客データの一例を示す。ここで図7
は本発明の実施の形態3における電子掲示板システムの
表示装置への掲示例を示す図、図8は本発明の実施の形
態3における電子掲示板システムの掲示情報の画面表示
例を示す図、図9は本発明の実施の形態3における電子
掲示板システムのデータベースの情報形態を示す図であ
る。
【0043】デパートやスーパーマーケットの肉屋など
の売り場コーナーに図7のような電子掲示板システムが
設置されている場合、この表示装置3では宣伝情報を掲
示している。掲示する情報は、管理者端末5で作成し、
情報管理サーバー4に保存・管理され、表示装置へ転送
される。
【0044】掲示する広告は、画像の場合は例えばスキ
ャナーのような画像入力装置5Nより写真を読み込ま
せ、広告の文章と写真や絵による画像をDTPによるチ
ラシ作成やホームページ作成のようにしてあらかじめ作
っておく。また、このデータには、特定の領域(位置)
内で電子ペン入力があった場合のサービス(応答させる
手順や詳細内容:例えば、文字認識し、その内容をデー
タベースファイル○○からフィールド□□を検索し、一
致したレコード情報の掲示情報欄に記載のテキストを指
定サイズの領域に入る大きさに画像サイズ変換し、その
画像を表示装置へ送るといった一連の応答)も設定して
おく。
【0045】また、広告する掲示情報と表示場所や表示
装置番号と時間を管理するスケジューラーに表示制御情
報(表示順番・手順・関連付けるサービス等)を管理者
端末5より設定しておく。これらの設定は管理者端末5
で行うが、その内容は情報管理サーバー4に保存して、
その実行は情報管理サーバー4で行う。また、設定は、
セキュリティー管理して、インターネット上から情報管
理サーバー4とデータを送受信させ設定させることも可
能である。こうすれば、駅などの通路に多数設けられた
掲示板の表示内容を一括して広告代理店などが掲示情報
を管理するといったことが可能となる。
【0046】この宣伝用掲示板にも、位置検出装置2が
付加されており、次のような双方向性サービスを可能に
することができる。表示装置3上には、予約された掲示
内容(例えば、本日のおすすめのような宣伝内容)が情
報管理サーバー4内のスケジューラープログラムで設定
内容に基づいて、表示する。また、同様に、指定した時
間になると掲示内容を更新する。例えば、14時30分
から45分間、タイムサービスの広告を掲示させるよう
な利用をする(図8のタイムサービス表示内容3dtを
参照)。
【0047】ここで、顧客が電子ペン1により、お買い
物情報サービスを要求することができる掲示板上の特定
場所を押下すると、電子ペン1のIDが位置検出装置2
より情報管理サーバー4に送信される。情報管理サーバ
ー4では、位置検出装置2の装置番号と電子ペン1のI
Dと入力位置情報のデータを受け取り、そのデータから
売り場とそのサービスを特定し、かつ、ペンIDより顧
客を把握し、顧客に基づいたサービス内容をデータベー
スから算出・抽出して、掲示情報を表示装置に送信し、
表示装置の掲示情報3d2内の一部領域である個人別の
情報表示領域にその情報3dsを表示する。図8の例で
は、肉屋の掲示板上で個人別サービスの確認を要求する
部位を電子ペン1で押下すると、例えば、「山田様いら
っしゃいませ。本日は特上神戸牛を通常価格より30%
引きで販売します」(3ds)のような、その顧客に対
応したサービス内容を掲示している。
【0048】つまり、情報管理サーバー4には、図1に
は記載されていないPOSなどからの売上げ情報なども
通信手段9aから送られて、顧客情報管理のデータベー
スが更新されるようなプログラムを構築しておくこと
で、顧客別に過去の購買記録による次の消費を予測、推
論したり、過去の売上げ実績から特別なサービスを提供
するなど、効率的な個人向け専用の広告作成が可能とな
る。ここでも、抽出作成したデータを掲示指定している
領域の大きさに適するようにサイズを拡大縮小変換する
機能を情報管理サーバー4内のプログラムに備えること
で、顧客に便利な情報の掲示が容易にできる。
【0049】(実施の形態4)次に、双方向性を利用し
た商品アンケートによる掲示版利用の例である実施の形
態4について図10にて説明する。ここで図10は本発
明の実施の形態4における電子掲示板システムの掲示情
報の画面表示例を示す図である。
【0050】ここでは、インターネットなどで見られる
ような商品アンケートが掲示されている。この例の場合
では、顧客の気に入った方の商品のボタンを電子ペンで
選択してもらうと、その結果を表示装置へ表示させ顧客
に確認させ、間違いない場合はさらに、「送信」のボタ
ンを押下し、間違って入力した場合は、「取消」のボタ
ンを押下してもらうようにする。電子ペンが押される度
に、入力データは位置検出装置2から情報管理サーバー
4へ送信される。したがって、「送信」でアンケートに
答えると、情報管理サーバー4は、アンケート結果を集
計・管理し、設定があればその日の結果を通信手段9b
を通して、指定したメールアドレスへ集計データを送る
というサービスをすることも可能である。
【0051】また、通り掛かりの登録されていない顧客
を対象にアンケートする場合には、表示装置と位置検出
装置で構成される掲示板に図示していないがケーブルな
どで接続された専用の入力専用電子ペンを備え付けてお
いてもよい。この場合、顧客への情報フィードバックと
して、カタログなどの詳細情報を送るようなサービスを
可能にするために、顧客のメールアドレスや住所を記入
できる領域を表示装置上に表示させて、顧客からの手書
き入力で送付先情報等を得ることが可能である。
【0052】(他の実施の形態)上記実施の形態1での
手書き入力手段として、図2では赤外線と超音波を利用
した電子ペンと位置検出装置の構成を示したが、赤外線
をペンより出力させて、位置検出装置では複数のCCD
により検出部からの角度を算出して位置を検出させるよ
うな位置検出手段でも電子掲示板システムは構築でき
る。
【0053】また、上記実施の形態1での電子ペンには
入力キーが付加されているが、これは無くてもよく、記
入した文字や図形の色の選択などの機能を表示装置上に
カラーパレットを表示し、その部位を電子ペンで押下す
ることで切替えるようにすれば、入力キーの代用が可能
である。
【0054】さらに、上記実施の形態1では、情報管理
サーバーを独立させていたが、同様の機能を直接、位置
検出装置や表示装置に個別に持たせることでも実現でき
るし、提供する機能をサーバーと操作側装置の両方で分
担させてシステムを構築することが可能なことは言うま
でもない。
【0055】また、上記実施の形態1では、施設内での
単独利用を説明していたが、図11に本発明の他の実施
の形態における電子掲示板システムの利用を示す図とし
て示すように、電子掲示板システムを電話会社とインタ
ーネットで接続すれば、病院に来た人が病院内で携帯電
話を使用できない場合においても、外部からの電話が入
っていることを掲示板で知らせるようなサービスの提供
が可能となる。
【0056】具体的には、来院者が病院へ依頼し、病院
の窓口から情報管理サーバーに利用者を登録すること
で、その情報が電話会社へ送信される。電話会社では、
指定の人にかかってきた電話を検知すると、この病院用
のメールアドレスへインターネット経由(または、病院
への電話でも良い)で送り、病院側の情報管理サーバー
がこの受けとった情報に基づいて表示装置3上に図12
に本発明の他の実施の形態における掲示情報の画面表示
例を示す図として示すような情報を掲示し知らせること
が可能となる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る掲示板
利用システムは、手書き入力手段を用いるので、大型の
電子掲示板に安価に入力手段を提供できる。また、ペン
のID把握や手書き入力が可能なことから、顧客の認識
が掲示板システムでできセキュリティーの確保ができ
る。さらに、顧客を認識できることから、情報管理サー
バーによる顧客データベースなどの顧客固有情報に基づ
いて、木目細やかなサービスの提供ができる。また、イ
ンターネットにおけるアンケートと同様な、顧客との双
方向性ある情報入手手段として、電子掲示板システムを
利用できるので、宣伝とマーケティングの両方が実現で
きる新しい宣伝媒体となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における電子掲示板シス
テムを構成するブロック図
【図2】同電子掲示板システムの電子ペンと位置検出装
置のブロック図
【図3】同電子掲示板システムの表示装置への掲示例を
示す図
【図4】同電子掲示板システムの掲示情報の画面表示例
を示す図
【図5】本発明の実施の形態2における電子掲示板シス
テムの表示装置への掲示例を示す図
【図6】同電子掲示板システムの掲示情報の画面表示例
を示す図
【図7】本発明の実施の形態3における電子掲示板シス
テムの表示装置への掲示例を示す図
【図8】同電子掲示板システムの掲示情報の画面表示例
を示す図
【図9】同電子掲示板システムのデータベースの情報形
態を示す図
【図10】本発明の実施の形態4における電子掲示板シ
ステムの掲示情報の画面表示例を示す図
【図11】本発明の他の実施の形態における電子掲示板
システムの利用を示す図
【図12】本発明の他の実施の形態における掲示情報の
画面表示例を示す図
【符号の説明】
1 電子ペン 1a 手書き入力手段 1W ペンIDライター(ペン用書込み装置) 2 位置検出装置 3 表示装置 31〜34 表示装置 4 情報管理サーバー(制御手段) 5 管理者端末 5N 画像入力装置 6 送信装置 7 受信装置 8 自動販売機 81 POS(他のシステム) 9a 通信手段(LAN等) 9b 通信手段(インターネット) 10a ペン先部 10b 握り部 11m 記憶回路 11 制御回路 12 スイッチ 13 赤外線発生回路 14 超音波発生回路 15 入力検出回路 16 入力用ボタン 17 送受信回路 18 電池 19 制御バス信号 21 演算制御回路 22 赤外線検出回路 23 超音波検出回路 24 送受信回路 25 通信回路 3d1 掲示内容 3d2 掲示情報 3d3 掲示内容 3d4 掲示内容 3dj 掲示情報表示エリア 3dk 個別掲示内容 3dm 個別掲示内容 3dn 新規作成の個別画面 3do 入力作成後の個別画面 3ds 情報 3dt タイムサービス表示内容 3p 目的地マーク 3n 現在地マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 19/00 G09F 19/00 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客を識別するための情報を出力できる電
    子ペンを使用した手書き入力手段と、電子掲示板への表
    示情報の制御手段とを設けたことを特徴とする電子掲示
    板システム。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、入力用電子ペンのID又
    は手書き入力文字により顧客を識別し、入力された情報
    に基づいて掲示情報の作成や顧客管理を行うことを特徴
    とする請求項1に記載の電子掲示板システム。
  3. 【請求項3】前記制御装置には、宣伝広告するデータや
    サービスを入力・設定でき、データから掲示板に表示す
    る画像を作成し、この画像とサービスを指定された内容
    で掲示板に提供できる機能が設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の電子掲示板システム。
  4. 【請求項4】前記制御装置は、宣伝広告するデータとサ
    ービスについて、前記電子掲示板に表示する位置や時間
    をインターネットを介して設定できる機能を有している
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の
    電子掲示板システム。
  5. 【請求項5】前記電子掲示板には、入力専用電子ペンが
    設けられ、掲示した宣伝の中でアンケートの実施を可能
    にしたことを特徴とする請求項4に記載の電子掲示板シ
    ステム。
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