JPH07319615A - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法

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JPH07319615A
JPH07319615A JP10983794A JP10983794A JPH07319615A JP H07319615 A JPH07319615 A JP H07319615A JP 10983794 A JP10983794 A JP 10983794A JP 10983794 A JP10983794 A JP 10983794A JP H07319615 A JPH07319615 A JP H07319615A
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JP
Japan
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information
coordinate
input
information processing
area
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Application number
JP10983794A
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English (en)
Inventor
Takeaki Kobayashi
丈明 小林
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Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は情報処理装置及びその制御方法に関
し、座標入力装置を有効に利用し、低コストな電子会議
システムを構築できる情報処装置を提供することを目的
とする。 【構成】 XY平面上の二次元の入力座標領域2aを有
する入力部2に対し、入力座標領域2a上の任意位置を
指示する複数の指示手段3a,3bと、複数の指示手段
3a,3bによって指示された各指示位置を、各指示手
段3a,3bに固有の識別情報と共にそれぞれ独立した
座標情報として検出する位置検出手段4と、位置検出手
段4により検出された各座標情報に基づいて所定の処理
を行う情報処理手段5と、情報処理手段5によって処理
された各種情報を表示する表示手段6とを備える情報処
理装置1であって、情報処理手段5は、位置検出手段4
により検出された座標情報を、予め設定された基準座標
方向情報に基づいて変換した変換座標情報により、所定
の処理を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置及びその
制御方法に係り、例えば、電子会議システムや面談シス
テム等に用いて好適な、1つの入力装置に対して入力さ
れる複数入力を一括して処理する情報処理装置及びその
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報・通信技術の発達に伴い、例
えば、LAN(Local Area Network)等により相互に接
続された、高性能なパーソナルコンピュータやワークス
テーション等の情報処理装置を用いてコミュニケーショ
ンを図るといったことが行われている。
【0003】これは、従来、会議や発表会等で出席者全
員に情報をわかりやすく伝達するために利用していた黒
板(あるいは、ホワイトボード)等に代わって、上記情
報処理装置における表示装置を用いることにより、いわ
ゆる、電子会議と称して上記情報処理装置を利用する複
数人の間で会議を行うものである。
【0004】このような電子会議の形態としては、会議
に参加する人数により、例えば、40〜100インチ程
度の表示エリアを有する前面投写型プロジェクタ型表示
装置を用いることで従来の黒板感覚に近い利用形態で利
用するものや、テーブル等に設置された20インチ程度
のCRT(Cathode Ray Tube)型表示装置を用いるもの
等があり、この場合の入力装置としては、タブレットや
デジタイザと呼ばれる座標入力装置を利用するものが一
般的である。
【0005】以上の構成において、電子会議の運用を簡
単に説明すると、まず、会議参加者中の発言者が、座標
入力装置の入力面に対してスタイラスペン等によって入
力することで、座標入力装置から入力された入力情報が
情報処理装置内に取り込まれるとともに、取り込まれた
入力情報が情報処理装置によって加工され、この加工さ
れた情報が上記表示装置に表示出力されることにより、
入力情報が視認できる情報に変換され、表示出力された
情報を見ながら会議が進められていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報処理装置にあっては、電子会議を行う際
の入力として座標入力装置を利用するという構成となっ
ていたため、以下に述べるような問題があった。
【0007】すなわち、通常、1つの座標入力装置では
1つの座標入力しか受け付けないため、座標入力装置を
利用する発言者は常に会議参加者の中の1人となり、一
台の座標入力装置を複数人で使用することになる。
【0008】したがって、複数の発言者により座標入力
装置を利用する場合、発言する度毎に発言者の移動、あ
るいは座標入力装置自体を移動させる必要が生じ、会議
進行の妨げとなるという問題点があった。
【0009】この対策として、会議の参加者全員にそれ
ぞれ座標入力装置を一台ずつ割り当てることにより会議
を行うことが考えられるが、この場合、複数(少なくと
も会議参加者と同数)の座標入力装置が必要となり、か
つ、これら座標入力装置からの入力を情報処理装置本体
側で個別に監視しなければならないため、電子会議を行
うためのシステムの構成規模が大きくなり、大幅なコス
トアップにつながるという問題点が生じてくる。
【0010】〔目的〕上記問題点に鑑み、本発明は、座
標入力装置を有効に利用し、低コストな電子会議システ
ムを構築できる情報処装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載する発明
では、図1に示すように、XY平面上の二次元の入力座
標領域2aを有する入力部2に対し、該入力座標領域2
a上の任意位置を指示する複数の指示手段3a,3b
と、該複数の指示手段3a,3bによって指示された各
指示位置を、該各指示手段3a,3bに固有の識別情報
と共にそれぞれ独立した座標情報として検出する位置検
出手段4と、該位置検出手段4により検出された各座標
情報に基づいて所定の処理を行う情報処理手段5と、該
情報処理手段5によって処理された各種情報を表示する
表示手段6と、を備える情報処理装置1であって、前記
情報処理手段5は、前記位置検出手段4により検出され
た座標情報を、予め設定された基準座標方向情報に基づ
いて変換した変換座標情報により、所定の処理を行うこ
とにより、上記目的を達成している。
【0012】請求項2に記載する発明では、XY平面上
の二次元の入力座標領域2aを有する入力部2に対し、
該入力座標領域2a上の任意位置を指示する複数の指示
手段3a,3bと、該複数の指示手段3a,3bによっ
て指示された各指示位置を、該各指示手段3a,3bに
固有の識別情報と共にそれぞれ独立した座標情報として
検出する位置検出手段4と、該位置検出手段4により検
出された各座標情報に基づいて所定の処理を行う情報処
理手段5と、該情報処理手段5によって処理された各種
情報を表示する表示手段6と、を備える情報処理装置1
であって、前記情報処理手段5は、前記位置検出手段4
により検出された座標情報を、予め設定された基準領域
範囲情報に基づいて変換した変換座標情報により、所定
の処理を行うことにより、上記目的を達成している。
【0013】請求項3に記載する発明では、XY平面上
の二次元の入力座標領域2aを有する入力部2に対し、
該入力座標領域2a上の任意位置を指示する複数の指示
手段3a,3bと、該複数の指示手段3a,3bによっ
て指示された各指示位置を、該各指示手段3a,3bに
固有の識別情報と共にそれぞれ独立した座標情報として
検出する位置検出手段4と、該位置検出手段4により検
出された各座標情報に基づいて所定の処理を行う情報処
理手段5と、該情報処理手段5によって処理された各種
情報を表示する表示手段6と、を備える情報処理装置1
であって、前記情報処理手段5は、前記位置検出手段4
により検出された座標情報を、予め設定された基準座標
方向情報と予め設定された基準領域範囲情報とに基づい
て変換した変換座標情報により、所定の処理を行うこと
により、上記目的を達成している。
【0014】そして、この場合、請求項4に記載する発
明では、前述の請求項1、2または3記載の発明に加え
て、前記情報処理手段5は、前記複数の指示手段3a,
3bによって指示された指示位置における変換後の変換
座標情報を、予め設定された座標系に対応させて補正す
ることが好ましい。
【0015】請求項5に記載する発明では、XY平面上
の二次元の入力座標領域2aを有する入力部2に対し、
複数の指示手段3a,3bにより指示する複数の指示位
置の入力方向及び入力領域を設定し、入力部2に対して
入力される複数の指示位置を座標情報として、入力指示
した指示手段3a,3bに固有の識別情報と共に検出
し、検出した複数の座標情報を当該識別情報毎に、予め
設定された入力方向及び入力領域情報に基づいて補正す
ることにより、上記目的を達成している。
【0016】この場合、請求項6に記載する発明では、
前述の請求項5記載の発明に加えて、複数の指示位置の
入力方向及び入力領域をそれぞれ同一表示領域に合成表
示することが有効である。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明によれば、複数の指示手段
により指示された複数の指示位置が、各指示手段に固有
の識別情報と共にそれぞれ独立した座標情報として位置
検出手段によって検出されるとともに、検出された指示
手段の識別情報及び座標情報と、予め設定された基準座
標方向情報とに基づいて情報処理手段によって所定の処
理が行われ、この処理された各種情報、すなわち、処理
内容が表示手段に表示されるので、例えば、入力部に対
して複数の指示手段から指示入力があった場合、各指示
手段毎に入力された座標情報が検出され、仮に各指示手
段からの入力方向が各々異なっていても、それぞれ同一
の入力方向から入力されたものとして処理される。
【0018】これによって、座標入力装置の有効利用が
可能となり、低コストな電子会議システムが構築され
る。
【0019】請求項2記載の発明によれば、複数の指示
手段により指示された複数の指示位置が、各指示手段に
固有の識別情報と共にそれぞれ独立した座標情報として
位置検出手段によって検出されるとともに、検出された
指示手段の識別情報及び座標情報と、予め設定された基
準領域範囲情報とに基づいて情報処理手段によって所定
の処理が行われ、この処理された各種情報、すなわち、
処理内容が表示手段に表示されるので、例えば、入力部
に対して複数の指示手段から指示入力があった場合、各
指示手段毎に入力された座標情報が検出され、仮に各指
示手段における入力座標領域の領域範囲が各々異なって
いても、それぞれの入力領域が表示出力範囲に対応する
入力座標領域として処理される。
【0020】請求項3記載の発明によれば、複数の指示
手段により指示された複数の指示位置が、各指示手段に
固有の識別情報と共にそれぞれ独立した座標情報として
位置検出手段によって検出されるとともに、検出された
指示手段の識別情報及び座標情報と、予め設定された基
準座標方向情報及び基準領域範囲情報とに基づいて情報
処理手段によって所定の処理が行われ、この処理された
各種情報、すなわち、処理内容が表示手段に表示される
ので、例えば、入力部に対して複数の指示手段から指示
入力があった場合、各指示手段毎に入力された座標情報
が検出され、仮に各指示手段からの入力方向が各々異な
っていても、それぞれ同一の入力方向から入力されたも
のとして処理され、さらに、各指示手段における入力座
標領域の領域範囲が各々異なっていても、それぞれの入
力領域が表示出力範囲に対応する入力座標領域として処
理される。
【0021】そして、この場合、請求項4記載の発明に
よれば、情報処理手段により、複数の指示手段によって
指示された指示位置における変換後の座標情報が予め設
定された座標系に対応させて補正されるので、前述の請
求項1、2または3記載の発明に加えて、例えば、入力
部に対して複数の指示手段から指示入力が行われる場
合、それぞれ表示出力範囲に対して最適化された入力と
して処理される。
【0022】請求項5記載の発明によれば、XY平面上
の二次元の入力座標領域を有する入力部に対して、複数
の指示手段により指示する複数の指示位置の入力方向及
び入力領域が設定され、入力部に対して入力される複数
の指示位置を座標情報として、入力指示した指示手段に
固有の識別情報と共に検出され、検出された複数の座標
情報が当該識別情報毎に、予め設定された入力方向及び
入力領域情報に基づいて補正されることで、座標入力装
置の有効利用が可能となり、低コストな電子会議システ
ムが構築される。
【0023】この場合、請求項6記載の発明によれば、
複数の指示位置の入力方向及び入力領域がそれぞれ同一
表示領域に合成表示されることで、前述の請求項5記載
の発明に加えて、例えば、入力部に対して複数の指示手
段から指示入力が行われる場合、それぞれ表示出力範囲
に対して最適化された入力として処理される。
【0024】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を、図2〜図1
7を参照して説明する。
【0025】まず、本実施例の構成を説明する。
【0026】図2は、本実施例の情報処理装置1の要部
構成を示すブロック図である。
【0027】図2において、情報処理装置1は、入力部
2と位置検出手段4とを有するタブレット10と、指示
手段3a,3bとなるペン型指示器11a,11bと、
情報処理手段5となる座標処理装置12と、表示手段6
となる表示装置13とから構成されている。
【0028】本実施例におけるタブレット10は、電磁
誘導方式による座標入力装置であり、発信器20、受信
器21、位置検出回路22、指示器認識回路23から構
成されている。
【0029】発信器20は、高周波の電磁波を発信出力
するものであり、受信器21は、X側とY側とに配置さ
れたループアンテナ群によりペン型指示器11a,11
bの位置を示す信号を受信するものである。
【0030】位置検出回路22は、X側とY側とのルー
プアンテナ群を走査することにより受信器21によって
受信された信号位置を座標情報として検出するものであ
り、指示器認識回路23は、位置検出回路22によって
検出された座標情報が2つのペン型指示器11a,11
bのどちらの座標情報であるかを認識し、座標情報に識
別情報を付加するためのものである。
【0031】ペン型指示器11a,11bは、内部にコ
イルを有するペン形状の指示器であり、それぞれ異なる
周波数の電磁波を利用することで、各ペン型指示器11
a及びペン型指示器11bが個別に識別することが可能
となっている。
【0032】座標処理装置12は、図示しないCPU
(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Me
mory)、RAM(Random Access Memory)等からなる制
御部(図示せず)を有し、タブレット10の入力領域に
対するペン型指示器11a,11bの各座標情報に基づ
いて所定の処理を行うとともに、処理結果を表示装置1
3に表示出力するものであり、指示器識別回路31と、
座標合成回路32とを備えている。
【0033】指示器識別回路31は、タブレット10か
ら入力される座標情報に付加された識別情報に基づいて
ペン型指示器11a,11bのいずれの座標情報である
かを識別するものであり、座標合成回路32は、各ペン
型指示器11a,11bから得られる座標情報に基づい
て、同一表示領域に表示できるように座標の合成を行う
ものである。
【0034】表示装置13は、20インチ程度のCRT
型表示装置により構成され、座標処理装置12によって
処理された情報が画像情報として表示出力されるもので
ある。
【0035】図3〜図6は、本実施例における情報処理
装置の各機能をソフトウェアで処理する場合の各種構成
を示す図である。
【0036】詳しくは、以下の説明において、前述のタ
ブレット10内の指示器認識回路23と、座標処理装置
12内の指示器識別回路31及び座標合成回路32との
有する機能を、座標処理装置12内のCPU、ROM、
RAMによって構成される制御部でのソフトウェア処理
によって実現するものとして説明する。
【0037】図3及び図4は、座標合成回路32の有す
る機能をドライバソフトによって実現する場合の概略構
成を示し、図3は、1つのタブレット10に対する複数
の座標情報をそれぞれ認識して処理する場合の構成例を
示す図であり、図4は、インターフェースを追加するこ
とにより、図3に示す例よりもさらに複数の座標情報を
それぞれ認識して処理する場合の構成例を示す図であ
る。
【0038】図3に示すように、座標処理装置12は、
制御部におけるソフトウェア処理の基本ソフトとなるO
S(Operating System)を格納するOS部51と、入出
力の補助ソフトとなるドライバソフトを格納するドライ
バソフト部52と、応用ソフトとなるアプリケーション
ソフトを格納するアプリケーションソフト部53と、タ
ブレット10とのインターフェース(以下、単にI/F
と記載する)部54と、表示装置13の駆動ソフトとな
るディスプレイドライバ部55と、座標処理装置12と
表示装置13とインターフェースとなるディスプレイI
/F部56と、後述するカスタマイズデータを格納する
カスタマイズデータ格納部57と、カスタマイズデータ
に基づいて作成するテーブルデータを格納するカスタマ
イズテーブル格納部58とを有している。
【0039】ちなみに図4では、図3に示す構成に加え
て、タブレット10’,10”に応じてI/F部5
4’,54”を追加し、複数の指示器及び指示器識別情
報をドライバソフト部52で認識し、OS部51に受け
渡している。
【0040】図3及び図4に示すドライバソフト部52
は、認識部61、合成部62、テーブルバッファ63を
備えている。
【0041】認識部61は、I/F部54(54’,5
4”)を介してタブレット10(10’,10”)から
出力される座標情報に含まれる識別情報(この場合、ペ
ン識別番号A(A’,A”)及びB(B’,B”))を
認識し、合成部62に受け渡すものである。なお、この
場合の各タブレット10,10’,10”に対するペン
識別番号としてはすべてA及びBとし、各I/F部5
4,54’,54”側で識別情報を追加するものであっ
てもよい。
【0042】合成部62は、テーブルバッファ63内に
保持されたテーブルデータに基づいて座標情報の合成処
理を行うものである。
【0043】テーブルバッファ63は、後述するカスタ
マイズデータに基づいて作成されたカスタマイズテーブ
ルを保持するものであり、このテーブルデータは座標合
成のための基準情報として利用される。
【0044】図5及び図6は、座標合成回路32の有す
る機能をアプリケーションソフトによって実現する場合
の概略構成を示し、図5は、1つのタブレット10に対
する複数の座標情報をそれぞれ認識して処理する場合の
構成例を示す図であり、図6は、インターフェースを追
加することにより、図5に示す例よりもさらに複数の座
標情報をそれぞれ認識して処理する場合の構成例を示す
図である。
【0045】図5に示すように、座標処理装置12は、
図3に示す座標処理装置12と同様に、制御部における
ソフトウェア処理の基本ソフトとなるOS部51と、ド
ライバソフト部52’と、アプリケーションソフト部5
3’と、タブレット10とのインターフェース(以下、
単にI/Fと記載する)部54、ディスプレイドライバ
部55と、ディスプレイI/F部56、カスタマイズデ
ータ格納部57、カスタマイズテーブル格納部58とを
有している。
【0046】ちなみに図6では、図5に示す構成に加え
て、タブレット10’,10”に応じてI/F部5
4’,54”を追加し、複数の指示器及び指示器識別情
報をドライバソフト部52で認識し、OS部51に受け
渡すものである。
【0047】図5及び図6に示すドライバソフト部5
2’は、認識部61を備え、アプリケーションソフト部
53’は、識別部71、合成部72、テーブルバッファ
73を備えている。
【0048】認識部61は、I/F部54(54’,5
4”)を介してタブレット10(10’,10”)から
出力される座標情報に含まれる識別情報(この場合、ペ
ン識別番号A(A’,A”)及びB(B’,B”))を
認識し、アプリケーションソフト部53’の識別部72
に受け渡すものである。なお、この場合も図4に示す例
と同様に、各タブレット10,10’,10”に対する
ペン識別番号としてはすべてA及びBとし、各I/F部
54,54’,54”側で識別情報を追加するものであ
ってもよい。
【0049】識別部71は、認識部61より受け取った
座標情報に基づいて、座標情報に含まれる識別情報(こ
の場合、ペン識別番号A(A’,A”)とB(B’,
B”))を認識し、合成部72に受け渡すものである。
【0050】合成部72は、テーブルバッファ73内に
保持されたテーブルデータに基づいて座標情報の合成処
理を行うものであり、テーブルバッファ73は、後述す
るカスタマイズデータに基づいて作成されたカスタマイ
ズテーブルを保持するものである。
【0051】図7は、座標処理装置12の通信機能によ
り遠隔地との座標情報の授受を説明するための図であ
る。
【0052】図7に示す例は、基本的に図3または図5
に示す複数のタブレット10を接続した情報処理装置を
複数組使用し、座標処理装置12a,12b自体に通信
機能を持たせることにより、座標処理装置12aと座標
処理装置12bとの間で座標情報を交換し、それぞれの
表示装置13a,13bに同一表示を行うものである。
なお、図7中、Aa〜B”aは、タブレット群10aに
おける識別情報であり、Ab〜B”bはタブレット群1
0bにおける識別情報である。
【0053】以上の各種手法により、1つのタブレット
10に対する複数入力による座標情報は、その識別情報
と共に座標処理装置12内に取り込まれ、制御部によっ
て所定の処理が実行される。
【0054】次に、取り込まれた複数の座標情報を使用
形態に応じてカスタマイズするカスタマイズ処理を図8
〜図12に基づいて説明する。
【0055】図8は、カスタマイズデータの作成概要を
説明するための図である。
【0056】本実施例におけるカスタマイズデータと
は、1つのタブレット10に対して複数の入力を行う場
合に、使用者全員が同一方向で同一エリアに入力を行う
よりも各使用者が使用する位置等に合わせて条件を変更
することにより、使い勝手を向上させるための設定デー
タである。
【0057】図8に示すように、カスタマイズデータの
作成は、まず、1つのタブレット10におけるペン型指
示器11を使用する使用者数を指定する()。この場
合、本実施例では、1つのタブレット10に対して1人
から最大4人までの指定が可能となっている。
【0058】次に、使用形態の指定を行う()。これ
は、で指定した使用者毎に入力する方向(角度)を指
定し、また、それぞれが使用する範囲を指定するもので
ある。
【0059】また、図4または図6に示したように、I
/Fを使用する場合は、使用するI/Fの指定を行い
()、図7に示したように、通信手段を使用する場合
は、通信手段の使用及び接続数を指定する()。
【0060】そして、上記〜によって指定された各
設定値をカスタマイズデータ格納部57に格納すること
によりカスタマイズデータ作成が終了する()。
【0061】図9は、カスタマイズデータ作成の具体例
を示す図である。
【0062】まず、図9(a)に示すように、使用者数
が1人である場合、次に、使用するペン型入力指示器1
1によってタブレット10に入力方向を指定するととも
に、始点と終点とを入力することにより入力範囲を指定
し、カスタマイズデータを作成する。
【0063】図9(b)に示すように、使用者数が2人
である場合、前述の例と同様に、入力方向を指定すると
ともに、始点と終点とを入力することにより入力範囲を
指定し、カスタマイズデータを作成する。なお、この場
合、図10及び図11に示すように、予め設定された複
数の分割領域パターンから使用する範囲を選択するよう
にしても良い。
【0064】図10は、2つの入力領域が重ならない場
合の分割領域パターン例を示す図であり、図11は、2
つの入力領域が重なった場合の分割領域パターン例を示
す図である。
【0065】すなわち、図10及び図11では、入力方
向及び入力範囲を予め数パータン分用意し、最適なパー
タンを選択するわけである。
【0066】また、図9(c)に示すように、使用者数
が4人である場合も基本的には1人や2人の場合と同様
であるが、入力方向を指定するときには、実際の使用で
は、4人の位置関係からタブレット10の四角形の入力
領域の各辺に対応する位置から入力する場合と各角に対
応する位置から入力する場合とがほとんどであると考え
られるため、このいずれかから選択するといったことも
考えられる。
【0067】さらに、この場合、入力範囲を指定する場
合も、入力方向に合わせてペン型指示器11で指定し、
本実施例では、例えば、キーボード等の入力装置から数
値入力することを極力さけ、予め設定されたパラメータ
を選択するという選択中心による設定方法を採用してお
り、これによって、設定の煩わしさを軽減することがで
きる。
【0068】次に、本実施例の動作(作用)を説明す
る。
【0069】以下、図12〜図14に基づいてカスタマ
イズデータの設定に基づく表示装置13への表示出力処
理を説明する。
【0070】図12は、カスタマイズデータ作成処理を
示すフローチャートである。
【0071】カスタマイズデータの作成は、図12に示
すように、まず、ペン型指示器11を使用する人数、す
なわち、ペン型指示器11の使用本数が入力され(ステ
ップS1)、次に、最初のペン型指示器11における設
定として、前述したように入力方向の指定が行われると
ともに(ステップS2)、入力範囲の指定が行われる
(ステップS3)。続いて、使用するI/Fの設定が行
われるとともに(ステップS4)、他の情報処理装置と
の通信をするか否かが設定され(ステップS5)、以上
の設定条件がカスタマイズデータとして作成される(ス
テップS6)。
【0072】次いで、上記ステップS1の処理において
入力された人数分のカスタマイズデータが作成されたか
否かがチェックされ(ステップS7)、他にも作成され
ていないペン型指示器11がある場合は、上記ステップ
S2からステップS6までの処理が繰り返し実行され、
すべてのペン型指示器11に対してカスタマイズデータ
が作成される。
【0073】そして、すべてのペン型指示器11に対し
て作成されたカスタマイズデータは、カスタマイズデー
タ格納部57に格納され(ステップS8)、カスタマイ
ズデータの作成が終了する。
【0074】、図13は、カスタマイズテーブル作成処
理を示すフローチャートである。
【0075】カスタマイズテーブルの作成は、図13に
示すように、まず、イニシャライズ、つまり、初期化処
理が行われ(ステップP1)、カスタマイズデータ格納
部57に格納されたカスタマイズデータが制御部に読み
込まれてハードウェアに関する設定が行われる(ステッ
プP2)。
【0076】次いで、I/Fや通信システムが使用され
ていた場合には、各I/Fや通信システムによるペン識
別番号の割当処理が行われ(ステップP3)、I/Fや
通信システム毎にさらに識別情報が付加されることによ
り、各ペン型指示器11からの入力がそれぞれ識別され
る。
【0077】そして、固定化したカスタマイズデータの
場合、制御部によりカスタマイズデータに基づいて補正
値が算出されるとともに(ステップP4)、座標処理装
置12のカスタマイズテーブルが作成され(ステップP
5)、カスタマイズテーブル格納部58に格納されてカ
スタマイズテーブルの作成が終了する。ちなみに、カス
タマイズテーブル格納部58に格納されたカスタマイズ
テーブルデータは、テーブルバッファ63またはテーブ
ルバッファ73内に保持される。
【0078】図14は、カスタマイズテーブルに基づく
情報処理装置1の座標変換処理を示すフローチャートで
ある。なお、図14では、1つのタブレット10を2
人、すなわち、ペン識別番号“1”のペン型指示器11
aと、ペン識別番号“2”のペン型指示器11bを用い
て入力指示する場合を例に採り説明する。
【0079】まず、タブレット10の入力領域に対し
て、ペン型指示器11aまたはペン型指示器11bによ
り指示が行われると、タブレット10により座標情報が
読み取られ(ステップT1)、読み取られた座標情報に
付加されたペン識別情報に基づいてペン型指示器11
a,11bのペン識別が行われる(ステップT2)。
【0080】そして、上記ステップT2の識別により、
最初にペン識別番号“1”のペン型指示器11aの座標
情報について処理が行われる(ステップT3)。
【0081】ペン型指示器11aからの座標情報が制御
部に取り込まれると、例えば、電子会議を想定した場
合、現在、ペン型指示器11aを使用する者に書き込み
権、あるいは発言権があるのか否かが制御部内の入力拒
否処理によって判断され(ステップT4)、権利がない
場合は入力拒否により取り込まれた座標情報がキャンセ
ルされてペン識別番号“1”のペン型指示器11aの座
標情報について処理が終了し、ステップT8のペン識別
番号“2”のペン型指示器11bの座標情報処理に進
む。
【0082】一方、上記ステップT4の処理において、
書き込み権、あるいは発言権がある場合は、テーブルバ
ッファ63またはテーブルバッファ73内に保持された
カスタマイズテーブルデータに基づいて、入力方向の確
認や座標変換が行われ(ステップT5)、次に、スケー
ル調整が行われ(ステップT6)、表示装置13に対す
る座標変換が行われる(ステップT7)。
【0083】以下、ペン識別番号“1”のペン型指示器
11aの座標情報についての処理と同様の処理が、ペン
識別番号“2”のペン型指示器11bの座標情報につい
ても行われ(ステップT8〜ステップT12)、処理結
果に基づいて表示装置13に描画される(ステップT1
3)。
【0084】図15は、座標変換処理を説明するための
図である。
【0085】カスタマイズデータの設定時に、例えば、
図10(c)や図11(b)に示すように、入力範囲が
タブレット10の入力領域に対して傾きをもっているよ
うな場合、図14のステップT7及びステップT14の
座標変換処理では、原点O=(Ox,Oy)、座標P=
(Px,Py)、座標Pの変換後の変換座標P’=
(P’x,P’y)とすると、まず、〔数1〕に基づい
て、予め設定されている原点Oから座標Pまでの距離O
Pを求める。
【0086】
【数1】 次に、〔数2〕に基づいて、原点Oに引かれる平線から
角度θ1を求める。
【0087】
【数2】 ここで、角度θ1から予め設定されている角度θ2を引
いて、角度θ3を求め、〔数3〕に基づいて、変換座標
P’を求めることができる。
【0088】
【数3】 以上の座標変換処理によって、タブレット10に対する
2人の入力者は、互いに最も入力しやすい、入力方向と
入力範囲とが設定された状態で座標入力を行うことがで
きる。
【0089】図16及び図17は、本実施例の情報処理
装置1を4人で使用する場合の例を説明するための図で
あり、それぞれA,B,C,Dに示す4つの位置から白
抜き矢印方向に対して入力を行う場合の各座標系を示す
ものである。
【0090】このように、4人がそれぞれ別々の方向か
ら各々独立した入力範囲に対して指示されることによ
り、座標処理装置12に取り込まれる各座標情報は、表
示装置13のもつ表示領域に対してそれぞれ対応するよ
うに合成されて、表示装置13上に表示される。
【0091】これによって、タブレット10に対して複
数のペン型指示器11から指示入力を行う場合、それぞ
れの指示入力が表示装置13の表示出力範囲に対して最
適化された入力として処理され、円滑な電子会議システ
ムの運用が可能となる。。
【0092】以上説明したように、本実施例では、複数
のペン型指示器11a,11bにより指示された複数の
指示位置を、ペン型指示器11a,11bの識別情報
(A,B)と共にそれぞれ独立した座標情報としてタブ
レット10により検出するとともに、検出したペン型指
示器11a,11bの識別情報(A,B)と座標情報と
に基づいて制御部によって所定の処理を行い、この処理
された各種情報を表示装置13に表示することにより、
例えば、タブレット10に対して複数のペン型指示器1
1a,11bから指示入力を行う場合、各ペン型指示器
11a,11b毎に入力された座標情報を検出でき、そ
れぞれの指示による座標情報を表示装置13に合成して
表示することができる。
【0093】したがって、1つのタブレット10で複数
の入力が可能となるため、タブレット10が有効に利用
でき、低コストな電子会議システムを構築することがで
きる。
【0094】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0095】例えば、ペン型指示器11a,11bの識
別として、本実施例では、周波数の異なる電磁波を用い
て識別していたが、これに限らず、例えば、識別コード
を付加する等の手段により識別するものであっても構わ
ない。
【0096】また、例えば、タブレット10における指
示器は、ペン型指示器11以外にも、例えば、カーソル
指示器等であってもよく、さらに、形状についても自由
に設定可能である。
【0097】そして、表示装置13には、本実施例にお
けるCRT型表示装置以外にも、例えば、液晶表示装置
(LCD:Liquid Crystal Display)や投影型表示装置
等であっても構わない。
【0098】また、以上の説明では主として発明者によ
ってなされた発明を、その背景となった利用分野である
電子会議システムに適用した場合について説明したが、
それに限定されるものではない。
【0099】例えば、同一画面に対して複数人による画
像入力を行う場合等にも適用することができる。
【0100】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、複数の指示手
段により指示された複数の指示位置を、各指示手段に固
有の識別情報と共にそれぞれ独立した座標情報として位
置検出手段によって検出するとともに、検出した指示手
段の識別情報及び座標情報と、予め設定された基準座標
方向情報とに基づいて情報処理手段により所定の処理を
行い、処理した各種情報、すなわち、処理内容を表示手
段に表示することにより、例えば、入力部に対して複数
の指示手段から指示入力があった場合、各指示手段毎に
入力された座標情報を検出でき、仮に各指示手段からの
入力方向が各々異なっていても、それぞれ同一の入力方
向から入力されたものとして処理することができる。
【0101】したがって、座標入力装置の有効利用が可
能となり、低コストな電子会議システムを構築すること
ができる。
【0102】請求項2記載の発明では、複数の指示手段
により指示された複数の指示位置を、各指示手段に固有
の識別情報と共にそれぞれ独立した座標情報として位置
検出手段によって検出するとともに、検出した指示手段
の識別情報及び座標情報と、予め設定された基準領域範
囲情報とに基づいて情報処理手段により所定の処理を行
い、処理した各種情報、すなわち、処理内容を表示手段
に表示することにより、例えば、入力部に対して複数の
指示手段から指示入力があった場合、各指示手段毎に入
力された座標情報を検出でき、仮に各指示手段における
入力座標領域の領域範囲が各々異なっていても、それぞ
れの入力領域を表示出力範囲に対応する入力座標領域と
して処理することができる。
【0103】請求項3記載の発明では、複数の指示手段
により指示された複数の指示位置を、各指示手段に固有
の識別情報と共にそれぞれ独立した座標情報として位置
検出手段によって検出するとともに、検出した指示手段
の識別情報及び座標情報と、予め設定された基準座標方
向情報及び基準領域範囲情報とに基づいて情報処理手段
によって所定の処理を行い、処理した各種情報、すなわ
ち、処理内容を表示手段に表示することにより、例え
ば、入力部に対して複数の指示手段から指示入力があっ
た場合、各指示手段毎に入力された座標情報を検出で
き、仮に各指示手段からの入力方向が各々異なっていて
も、それぞれ同一の入力方向から入力されたものとして
処理し、さらに、各指示手段における入力座標領域の領
域範囲が各々異なっていても、それぞれの入力領域を表
示出力範囲に対応する入力座標領域として処理すること
ができる。
【0104】この場合、請求項4記載の発明では、情報
処理手段により、複数の指示手段によって指示された指
示位置における変換後の座標情報を予め設定した座標系
に対応させて補正することにより、前述の請求項1、2
または3記載の発明に加えて、例えば、入力部に対して
複数の指示手段から指示入力を行う場合、それぞれ表示
出力範囲に対して最適化された入力として処理すること
ができる。
【0105】請求項5記載の発明では、XY平面上の二
次元の入力座標領域を有する入力部に対して、複数の指
示手段により指示する複数の指示位置の入力方向及び入
力領域を設定し、入力部に対して入力する複数の指示位
置を座標情報として、入力指示した指示手段に固有の識
別情報と共に検出し、検出した複数の座標情報を当該識
別情報毎に、予め設定した入力方向及び入力領域情報に
基づいて補正することにより、座標入力装置の有効利用
が可能となり、低コストな電子会議システムを構築する
ことができる。
【0106】この場合、請求項6記載の発明では、複数
の指示位置の入力方向及び入力領域をそれぞれ同一表示
領域に合成表示することにより、前述の請求項5記載の
発明に加えて、例えば、入力部に対して複数の指示手段
から指示入力を行う場合、それぞれ表示出力範囲に対し
て最適化された入力として処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における情報処理装置の全体構成を示す
ブロック図である。
【図2】本実施例の情報処理装置の要部構成を示すブロ
ック図である。
【図3】座標合成回路の有する機能をドライバソフトに
よって実現する場合の概略構成を示す図である。
【図4】図3に対し、インターフェースを追加すること
によりさらに複数の座標情報をそれぞれ認識して処理す
る場合の概略構成を示す図である。
【図5】座標合成回路の有する機能をアプリケーション
ソフトによって実現する場合の概略構成を示す図であ
る。
【図6】図5に対し、インターフェースを追加すること
によりさらに複数の座標情報をそれぞれ認識して処理す
る場合の概略構成を示す図である。
【図7】座標処理装置の通信機能により遠隔地との座標
情報の授受を説明するための図である。
【図8】カスタマイズデータの作成概要を説明するため
の図である。
【図9】カスタマイズデータ作成の具体例を示す図であ
る。
【図10】2つの入力領域が重ならない場合の分割領域
パターン例を示す図である。
【図11】2つの入力領域が重なった場合の分割領域パ
ターン例を示す図である。
【図12】カスタマイズデータ作成処理を示すフローチ
ャートである。
【図13】カスタマイズテーブル作成処理を示すフロー
チャートである。
【図14】カスタマイズテーブルに基づく情報処理装置
の座標変換処理を示すフローチャートである。
【図15】座標変換処理を説明するための図である。
【図16】本実施例の情報処理装置を4人で使用する場
合の例を説明するための図である。
【図17】図16に代わる、本実施例の情報処理装置を
4人で使用する場合の例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置 2 入力部 3a,3b 指示手段 4 位置検出手段 5 情報処理手段 6 表示手段 10 タブレット 11a,11b ペン型指示器 12 座標処理装置 13 表示装置 20 発信器 21 受信器 22 位置検出回路 23 指示器認識回路 31 指示器識別回路 32 座標合成回路 51 OS部 52 ドライバソフト部 53 アプリケーションソフト部 54 インターフェース部(I/F部) 55 ディスプレイドライバ部 56 ディスプレイI/F部 57 カスタマイズデータ格納部 58 カスタマイズテーブル格納部 61 認識部 62 合成部 63 テーブルバッファ 71 識別部 72 合成部 73 テーブルバッファ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】XY平面上の二次元の入力座標領域を有す
    る入力部に対し、該入力座標領域上の任意位置を指示す
    る複数の指示手段と、 該複数の指示手段によって指示された各指示位置を、該
    各指示手段に固有の識別情報と共にそれぞれ独立した座
    標情報として検出する位置検出手段と、 該位置検出手段により検出された各座標情報に基づいて
    所定の処理を行う情報処理手段と、 該情報処理手段によって処理された各種情報を表示する
    表示手段と、 を備える情報処理装置であって、 前記情報処理手段は、前記位置検出手段により検出され
    た座標情報を、予め設定された基準座標方向情報に基づ
    いて変換した変換座標情報により、所定の処理を行うこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】XY平面上の二次元の入力座標領域を有す
    る入力部に対し、該入力座標領域上の任意位置を指示す
    る複数の指示手段と、 該複数の指示手段によって指示された各指示位置を、該
    各指示手段に固有の識別情報と共にそれぞれ独立した座
    標情報として検出する位置検出手段と、 該位置検出手段により検出された各座標情報に基づいて
    所定の処理を行う情報処理手段と、 該情報処理手段によって処理された各種情報を表示する
    表示手段と、 を備える情報処理装置であって、 前記情報処理手段は、前記位置検出手段により検出され
    た座標情報を、予め設定された基準領域範囲情報に基づ
    いて変換した変換座標情報により、所定の処理を行うこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】XY平面上の二次元の入力座標領域を有す
    る入力部に対し、該入力座標領域上の任意位置を指示す
    る複数の指示手段と、 該複数の指示手段によって指示された各指示位置を、該
    各指示手段に固有の識別情報と共にそれぞれ独立した座
    標情報として検出する位置検出手段と、 該位置検出手段により検出された各座標情報に基づいて
    所定の処理を行う情報処理手段と、 該情報処理手段によって処理された各種情報を表示する
    表示手段と、 を備える情報処理装置であって、 前記情報処理手段は、前記位置検出手段により検出され
    た座標情報を、予め設定された基準座標方向情報と予め
    設定された基準領域範囲情報とに基づいて変換した変換
    座標情報により、所定の処理を行うことを特徴とする情
    報処理装置。
  4. 【請求項4】前記情報処理手段は、前記複数の指示手段
    によって指示された指示位置における変換後の変換座標
    情報を、予め設定された座標系に対応させて補正するこ
    とを特徴とする請求項1、2または3記載の情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】XY平面上の二次元の入力座標領域を有す
    る入力部に対し、複数の指示手段により指示する複数の
    指示位置の入力方向及び入力領域を設定し、 入力部に対して入力される複数の指示位置を座標情報と
    して、入力指示した指示手段に固有の識別情報と共に検
    出し、 検出した複数の座標情報を当該識別情報毎に、予め設定
    された入力方向及び入力領域情報に基づいて補正するこ
    とを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  6. 【請求項6】複数の指示位置の入力方向及び入力領域を
    それぞれ同一表示領域に合成表示することを特徴とする
    請求項5記載の情報処理装置の制御方法。
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Cited By (5)

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