JP2003033391A - 立体ギャザー形成用部材の製造方法 - Google Patents
立体ギャザー形成用部材の製造方法Info
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Abstract
る立体ギャザー形成用部材を連続的且つ安定的に製造す
ることができる立体ギャザー形成用部材の製造方法を提
供すること。 【解決手段】 基壁部30及び基壁部30から横方向に
両側に張り出す第1、第2の張出し部31、32を有す
る立体ギャザー形成用部材の製造方法である。帯状のシ
ート5を搬送経路Rに沿って搬送しながらシート5の基
面部50の内面にその長手方向に沿って弾性部材4を伸
張状態で固定し、搬送経路Rの幅を両側から狭めて、基
面部50を部分的に覆うように基面部50の一方の側面
部51を絞りこんで第1の張出し部31を形成する一
方、基面部50における一方の側面部51で覆われてい
ない部分を覆い且つ絞りこまれた側面部51の上面に重
ね合わせるように、基面部50の他方の側面部52を長
手方向に沿って内側に折り曲げて第2の張出し部32及
び基壁部30を形成する。
Description
失禁パッド等の吸収性物品に用いられる立体ギャザー形
成用部材の製造方法及び装置に関する。
1−68503号公報には、基壁部から両側に張り出し
た張出し部を有するT字型の立体ギャザーを、吸収体の
側縁よりも外方に設けた使い捨ておむつが記載されてい
る。この使い捨ておむつは、T字型の立体ギャザーの上
面を、着用者の大腿部へ面で当接させて、排泄物の漏れ
を防止しようとするものである。
い不織布等が用いられるが、張出し部の幅が狭い上、基
壁部の高さを確保する必要もあるため、連続的、且つ安
定的に製造することが困難であった。
漏れを確実に防止し得る立体ギャザー形成用部材を連続
的且つ安定的に製造することができる立体ギャザー形成
用部材の製造方法及び装置を提供することを目的とす
る。
基壁部から横方向に両側に張り出す第1、第2の張出し
部を有する立体ギャザー形成用部材の製造方法であっ
て、帯状のシートを搬送経路に沿って搬送しながら該シ
ートの基面部の内面にその長手方向に沿って弾性部材を
伸張状態で固定し、前記搬送経路の幅を両側から狭め
て、前記基面部の両側に長手方向に沿って延在する両側
面部の一方を該基面部を部分的に覆うように絞りこんで
前記第1の張出し部を形成する一方、前記基面部におけ
る一方の前記側面部で覆われていない部分を覆い且つ絞
り込まれた該側面部の上面に重ね合わせるように、他方
の側面部を長手方向に沿って内側に折り曲げて前記第2
の張出し部及び前記基壁部を形成する立体ギャザー形成
用部材の製造方法を提供することにより、前記目的を達
成したものである。
横方向に張り出す第1、第2の張出し部を有する立体ギ
ャザー形成用部材の製造装置であって、基面部に伸張状
態の弾性部材が配された帯状のシートを搬送経路に沿っ
て搬送する搬送手段と、前記搬送経路の幅を両側から狭
めるように該搬送経路の両側に配設され且つ該搬送経路
の上方において前記基面部を部分的に覆うように内向き
に突出する突出部をそれぞれ有する第1、第2のガイド
とを備えており、前記第1のガイドの前記突出部は、前
記基面部の両側に長手方向に沿って延在する両側面部の
一方を該基面部を部分的に覆うように絞りこんで前記第
1の張出し部を形成し得るようになしてあり、前記第2
のガイドの前記突出部は、前記第1のガイドの前記突出
部を覆うように配設され、前記基面部における一方の前
記側面部で覆われていない部分を覆い且つ絞りこまれた
該側面部の上面に重ね合わせるように、他方の側面部を
長手方向に沿って内側に折り曲げて前記第2の張出し部
及び前記基壁部を形成し得るようになしてある立体ギャ
ザー形成用部材の製造装置を提供することにより、前記
目的を達成したものである。
形態に基づき図面を参照しながら説明する。
用部材の製造装置(以下、単に装置ともいう。)を生理
用ナプキンの立体ギャザー形成用部材の製造装置に適用
した一実施形態を示すものであり、これらの図におい
て、符号1は、装置を示している。
な、生理用ナプキン2に用いられる立体ギャザー3を形
成する部材の製造装置である。製造装置1で形成される
立体ギャザー形成用部材は、基壁部30及び基壁部30
から横方向に張り出す第1、第2の張出し部31、32
を有する断面がほぼT字状の形態で、第1、第2の張出
し部31、32のそれぞれに糸状の弾性部材4が複数本
配された形態を有している。立体ギャザー3の高さH
は、5〜50mmであり、第1の張出し部31の先端
と、張出し部32の先端との間の距離Wは、6〜40m
mである。
の内面に伸張状態の6本の弾性部材4が配された帯状の
シート5を搬送経路Rに沿って搬送する搬送手段11
と、搬送経路Rの幅をW両側から狭めるように搬送経路
Rの両側に配設され且つ搬送経路Rの上方において基面
部50を部分的に覆うように内向きに突出する突出部1
20、130をそれぞれ有する第1、第2のガイド1
2、13とを備えている。
シート5を搬送する通気性の無端状の搬送ベルト110
と、搬送ベルト110を搬送経路Rに沿って回転駆動さ
せる駆動ローラー111を含むローラー群と、搬送ベル
ト110に前記基面部50を負圧吸着させるバキューム
ボックス(吸引手段)112とを備えている。
50が、第1、第2のガイド12、13による張出し部
の形成エリアへの進入前後において所定の角度θで搬送
されるように巻回されている。角度θは、搬送コンベア
面を基準とし、コンベア吸引面から100〜150度と
することが好ましく、135〜145度とすることがよ
り好ましい。100度未満であるとシート5がたるんで
成形できない場合があり、150度を超えるとシート5
が張りすぎて成形できない場合がある。
12の突出部120は、上流側の端部が下流に向かうに
つれて漸次内側に突出する平面視台形状に形成されてお
り、前記基面部50を部分的に覆うように基面部50の
一方の側面部51を絞りこんで前記第1の張出し部31
を形成し得るようになしてある。
は、前記斜めに立ち上がっている。この立ち上がりの角
度θ12は、搬送コンベア面を基準として5〜15度で
あることが好ましく、10〜12度であることがより好
ましい。5度未満であるとシート5が折れ曲がらない場
合があり、15度を超えるとシート5にしわが入り成形
に支障をきたす場合がある。第1のガイド12の突出部
120における上流側の端部の絞り角度(シートの搬送
方向に対する角度)θ120は、第1ガイド12の搬送
方向Rの端面を基準として8〜15度であることが好ま
しく、10〜12度であることがより好ましい。8度未
満であるとシート5が折れ曲がらずに成形不良になる場
合があり、15度を超えると角度が付きすぎてシート5
にしわが入る場合がある。突出部120の突出幅W12
は、第1のガイド12の端面を基準として、8〜15m
mであることが好ましく、10〜12mmであることが
より好ましい。8mm未満であると第1のガイドの折り
幅を出すことができなくなる場合があり、15mmを超
えると第2のガイドとの干渉が生じて成形が困難とな場
合がある。突出部120の下面と搬送ベルト110の上
面との間隔D12(図4(b)参照)は、第1のガイド
12、第2のガイド13が交差する点において、1.0
〜2.5mmであることが好ましく、1.5〜2.0m
mであることがより好ましい。1.0mm未満であると
シート5の抵抗が高くなり成形不良となる場合があり、
2.5mmを超えるとシート5にしわ等の成形不良が発
生する場合がある。
経路Rを斜めに横切るように平面視V字状に形成されて
いる。第2のガイド13の突出部130は、第1のガイ
ド12の突出部120を覆うように配設されており、前
記基面部50における一方の側面部51で覆われていな
い部分を覆い且つ絞りこまれた一方の側面部51の上面
に重ね合わせるように、基面部50の他方の側面部52
を長手方向に沿って内側に折り曲げて前記第2の張出し
部32及び前記基壁部30を形成し得るようになしてあ
る。
は、前記斜めに立ち上がっている。この立ち上がりの角
度θ13は、材料の加工性の点から5〜15度であるこ
とが好ましく、8〜10度であることがより好ましい。
第2のガイド13の突出部130における上流側の端部
の絞り角度θ130は、立体ギャザーの加工性の点にお
いて、5〜15度であることが好ましく、8〜10度で
あることがより好ましい。突出部130の下面と搬送ベ
ルト(搬送手段)110の上面との間隔D13(図4
(c)参照)は、第1のガイド12の突出部120との
干渉を防ぐとともに、シート5の側面部52を折り曲げ
る際の折りずれを防ぎ、折りの安定性を図る点におい
て、3〜6mmであることが好ましく、4.5〜5.5
mmであることがより好ましい。
点E12は、第2のガイド13の突出部との交点C13
よりも前にあることが好ましい。特に、立体ギャザーの
加工性の点から、絞り終了点E12と交点C13との間
隔は、5〜10mmであることが好ましく、15〜20
mmであることがより好ましい。
4に接着剤を間欠塗工する塗工手段14と、重ね合わせ
た前記シート5の側面部51、52を部分的に接合でき
るように当該側面部52に接着剤を間欠塗工する塗工手
段15とを備えている。塗工手段14は、弾性部材4に
対応して所定間隔おきに接着剤の吐出口を有する櫛歯状
のノズル(図示せず)を備えており、各弾性部材4にそ
れぞれ接着剤を塗工できるようになっている。
製造方法を、前記装置1を用いた実施形態に基づいて図
面を参照しながら説明する。
ート5を搬送経路Rに沿って搬送手段11のバキューム
ボックス112当該シート5を搬送ベルト110に負圧
吸着させた状態で搬送しながら、シート5の基面部50
の内面にその長手方向に沿ってほぼ等間隔に6本の弾性
部材4を伸張状態で固定する(図4(a)参照)。
度は、立体ギャザーの加工性と各寸法の安定性から、ベ
ルト11と同速度であることが好ましく、50〜200
m/minであることが好ましく、100〜150m/
minであることがより好ましい。
は、第1、第2のガイド12、13による張出し部の形
成エリアへの進入前後におけるシート5の基板部50の
角度(同エリアへの進入前後の搬送経路R’搬送経路R
との角度)θが、所定の角度となるように搬送すること
が好ましい。この角度θは、安定的に加工を行える点か
ら100〜150度、好ましくは135〜145度とな
るようにシート5を搬送することが好ましい。
力は、材料及び弾性部材を確実に保持できる点から98
0〜9800Paであることが好ましく、4900〜7
840Paであることがより好ましい。
しては、立体ギャザー3が肌に直接当接することから、
肌触りの良好なものが好ましい。また、低表面張力の液
が透過することを防止する観点から疎水性のものである
ことが好ましい。これらの要請を満足するシートとし
て、疎水性繊維からなるか又は疎水化処理されたエアス
ルー不織布、スパンボンド不織布又はスパンボンド/メ
ルトブロー複合不織布を用いることが好ましい。
該不織布は、立体ギャザーの長さ方向について測定され
たバルクソフトネスが0.03〜0.3N、特に0.0
5〜0.2Nであることが好ましく、立体ギャザーの幅
方向(高さ方向)について測定されたバルクソフトネス
が0.05〜0.5N、特に0.07〜0.3Nである
ことが好ましい。更に幅方向のバルクソフトネス値が、
長さ方向のバルクソフトネス値と同等又はそれ以上であ
ることが好ましい。前記不織布の長さ方向及び幅方向の
バルクソフトネス値を前記範囲とし、また両バルクソフ
トネス値の大小関係を前述のものとすることにより、両
張出し部31、32に配された弾性部材4が、長さ方向
に収縮し易くなる。また、立体ギャザー3の両張出し部
31、32による面シール効果、及び立体ギャザー3の
起立性が、着用者の動作にかかわらず安定的に維持され
る。幅方向のバルクソフトネス値を長さ方向のバルクソ
フトネス値よりも高くする為には、例えば不織布の幅方
向に波状のエンボス等を施す方法が好ましく挙げられ
る。
定される。即ち、テンシロン(東洋ボールドウィン製、
型式:RTM−25)を用い、不織布サンプルを120
mm×10mmにカットし、10mmの高さの円筒を作
り、その上端と下端をステープルで止め、測定用の円筒
サンプルを作る。この円筒サンプルの高さ方向に圧縮速
度10mm/minで圧縮した時の最大荷重を測定し、
その値をバルクソフトネス値とする。長さ方向のバルク
ソフトネス値とは、不織布の長さ方向が圧縮方向となる
場合の値をいい、幅方向のバルクソフトネス値とは、不
織布の幅方向が圧縮方向となる場合の値をいう。
に通常用いられるものであれば特に制限されないが、ポ
リオレフィン類及びポリウレタン類の発泡体並びに天然
ゴムが特に好ましく用いられる。弾性部材4には、糸状
の他、帯状、フィルム状等の形状のものを用いることが
できる。弾性部材4の配置、伸張率及び/又は本数は、
弾性部材4の形態、生理用ナプキンの用途に応じて適宜
変更することができる。弾性部材4は、シート5の内面
に伸張状態で固定されている。弾性部材4の固定手段
は、生理用ナプキンに通常用いられるものであれば特に
制限されないが、ホットメルト接着剤、ヒートシールが
好ましく用いられる。
固定する前に、側面部51又は52の所定位置に、前記
基壁部30を部分的に接合するための接着剤53を塗工
手段15で間欠塗工する。基壁部30の接合に用いられ
る接着剤は、生理用ナプキンに用いられる通常のもので
あれば特に制限されないが、ホットメルト接着剤、ヒー
トシールが好ましく用いられる。
3で両側から狭めて、基面部50の両側に延在する両側
面部51、52のうち、側面部51を基面部50を部分
的に覆うようにガイド12の突出部120で絞りこんで
前記立体ギャザー3における第1の張出し部31を形成
する(図4(b)参照)。
面部51で覆われていない部分を覆い且つ絞り込まれた
側面部51の上面に重ね合わせるように、他方の側面部
52を、前記ガイド13の突出部130で長手方向に沿
って内側に折り曲げて前記立体ギャザー3における第2
の張出し部32及び前記基壁部30を形成する(図4
(c)参照)。
用部材は、前記第1の張出し部31及び第2の張出し部
32の上面が同一平面(基面部の外面)上に位置するよ
うにほぼ水平方向にほぼ同一長さで張り出している。
端部をプレカットした後、生理用ナプキンの製造ライン
に供給される。
いた立体ギャザー形成用部材の製造方法によれば、フィ
ット性が高く、液漏れを確実に防止し得る立体ギャザー
形成用部材を連続的且つ安定的に製造することができ
る。
はなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変
更することができる。
断面がT字状の立体ギャザーの形成に用いる部材の製造
に特に好適であるが、例えば、図6に示す生理用ナプキ
ン2’のような、高さの異なる張り出し部31’、3
2’を有する立体ギャザー3’に用いる部材の製造にも
適用することができる。この場合には、図7(a)に示
すように、弾性部材4をシート5に固定する前(又は
後)に、基面部50に段差を付けた状態でシート5を搬
送ベルト110で搬送し、搬送経路の幅を両側から狭め
て、同図(b)に示すように、第1のガイド12で側面
部51を基面部50を部分的に覆うように絞りこんで第
1の張出し部31’を形成する一方、同図(c)に示す
ように基面部50における側面部51で覆われていない
部分を覆い且つ絞り込まれた側面部51の上面に重ね合
わせるように、側面部52を長手方向に沿って内側に折
り曲げて第2の張出し部32’及び基壁部30’を形成
する。
吸引手段112によってシート5の基面部50を搬送ベ
ルト110に吸着させた状態で搬送しながら行うことが
好ましいが、吸引手段112による吸着は、必要に応じ
て省略することもできる。
基面部50に等間隔に弾性部材4を配設し、形成される
二つの張出し部の何れにも弾性部材4が配されるように
することが好ましいが、基面部50における弾性部材4
の配設位置を調整することによって、形成される張出し
部31、32の何れか一方にのみ弾性材4が配されるよ
うすることもできる。
ように、重ね合わされた前記シート5の前記側面部5
1、52を部分的に接合して前記基壁部30を部分的に
接合することが好ましいが、基壁部30の接合は必要に
応じて省略することもできる。
ように、前記弾性部材4に間欠的に接着剤を塗工してシ
ート5に固定することが好ましいが、弾性部材4に接着
剤を連続的に塗工することもできる。
おむつ、失禁パッド等の吸収性物品に用いられる立体ギ
ャザー形成用部材の製造にも適用できることはいうまで
もない。
漏れを確実に防止し得る立体ギャザー形成用部材を連続
的且つ安定的に製造することができる立体ギャザー形成
用部材の製造方法及び装置が提供される。
一実施形態を模式的に示す図である。
である。
式的に示す図であり、(a)は装置のみの図、(b)は
製造状態を示す図である。
手順を模式的に示す図であり、(a)はシートの基面部
に弾性部材を配設した状態を示す図、(b)は一方の側
面部を絞りこんで第1の張出し部を形成した状態を示す
図、(c)は、他方の側面部を折り曲げて第2の張出し
部及び基壁部を形成した状態を示す図である。
作成された立体ギャザーの一実施形態を備えた生理用ナ
プキンの要部断面図である。
作成された立体ギャザーの他の実施形態を備えた生理用
ナプキンの要部断面図である。
法の手順を模式的に示す図であり、(a)はシートの基
面部に弾性部材を配設した状態を示す図、(b)は一方
の側面部を絞りこんで第1の張出し部を形成した状態を
示す図、(c)は、他方の側面部を折り曲げて第2の張
出し部及び基壁部を形成した状態を示す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 基壁部及び該基壁部から横方向に両側に
張り出す第1、第2の張出し部を有する立体ギャザー形
成用部材の製造方法であって、 帯状のシートを搬送経路に沿って搬送しながら該シート
の基面部の内面にその長手方向に沿って弾性部材を伸張
状態で固定し、前記搬送経路の幅を両側から狭めて、前
記基面部の両側に長手方向に沿って延在する両側面部の
一方を該基面部を部分的に覆うように絞りこんで前記第
1の張出し部を形成する一方、前記基面部における一方
の前記側面部で覆われていない部分を覆い且つ絞り込ま
れた該側面部の上面に重ね合わせるように、他方の側面
部を長手方向に沿って内側に折り曲げて前記第2の張出
し部及び前記基壁部を形成する立体ギャザー形成用部材
の製造方法。 - 【請求項2】 前記シートを前記基面部の外面側から負
圧吸引して該基面部を固定しながら搬送する請求項1に
記載の立体ギャザー形成用部材の製造方法。 - 【請求項3】 重ね合わされた前記シートの前記側面部
どうしを部分的に接合して前記基壁部を部分的に接合す
る請求項1又は2に記載の立体ギャザー形成用部材の製
造方法。 - 【請求項4】 前記基面部に段部を形成しながら前記シ
ートを搬送する請求項1〜3の何れかに記載の立体ギャ
ザー形成用部材の製造方法。 - 【請求項5】 前記弾性部材に接着剤を間欠的に塗工し
て固定する請求項1〜4の何れかに記載の立体ギャザー
形成用部材の製造方法。 - 【請求項6】 基壁部及び該基壁部から横方向に張り出
す第1、第2の張出し部を有する立体ギャザー形成用部
材の製造装置であって、 基面部に伸張状態の弾性部材が配された帯状のシートを
搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経路の
幅を両側から狭めるように該搬送経路の両側に配設され
且つ該搬送経路の上方において前記基面部を部分的に覆
うように内向きに突出する突出部をそれぞれ有する第
1、第2のガイドとを備えており、 前記第1のガイドの前記突出部は、前記基面部の両側に
長手方向に沿って延在する両側面部の一方を該基面部を
部分的に覆うように絞りこんで前記第1の張出し部を形
成し得るようになしてあり、 前記第2のガイドの前記突出部は、前記第1のガイドの
前記突出部を覆うように配設され、前記基面部における
一方の前記側面部で覆われていない部分を覆い且つ絞り
こまれた該側面部の上面に重ね合わせるように、他方の
側面部を長手方向に沿って内側に折り曲げて前記第2の
張出し部及び前記基壁部を形成し得るようになしてある
立体ギャザー形成用部材の製造装置。 - 【請求項7】 前記搬送手段が前記シートを搬送する通
気性の搬送ベルトと、該搬送ベルトに前記基面部を負圧
吸着させる吸引手段とを備えている請求項6に記載の立
体ギャザー形成用部材の製造装置。 - 【請求項8】 重ね合わせた前記シートの前記側面部ど
うしを部分的に接合して前記基壁部を部分的に接合する
接着剤の塗工手段を備えている請求項5又は7に記載の
立体ギャザー形成用部材の製造装置。 - 【請求項9】 前記搬送手段は、前記基面部に段部を形
成しながら搬送するようになしてある請求項6〜8の何
れかに記載の立体ギャザー形成用部材の製造装置。
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