JP2003032948A - ハードディスクドライブ用スピンドルモータ - Google Patents

ハードディスクドライブ用スピンドルモータ

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JP2003032948A
JP2003032948A JP2001216496A JP2001216496A JP2003032948A JP 2003032948 A JP2003032948 A JP 2003032948A JP 2001216496 A JP2001216496 A JP 2001216496A JP 2001216496 A JP2001216496 A JP 2001216496A JP 2003032948 A JP2003032948 A JP 2003032948A
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shaft
spindle motor
rotor hub
fixed
retainer
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JP2001216496A
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Teruyuki Yajima
照幸 矢島
Masaru Kumazawa
大 熊沢
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非繰り返し精度(NRRO)が大幅に向上し
たHDD用スピンドルモータを提供する。 【解決手段】 軸9の外周面9aとロータハブ12の内
径部12aaとの間に固着してロータハブ12を回転支
持する、一対のボール軸受4A,4Bは、内輪4Aa,4
Baと外輪4Bb,4Bbとボール4−1,4−2と、
樹脂製であるリテーナ13A,13Bとを有し、このリ
テーナ13A,13Bは、外形が冠形であり、複数のボー
ル4−1,4−2がそれぞれ転動可能なように収容され
る複数のポケット部17A,17Bを有する環状鍔部1
4a,14bを備えた樹脂成形品であり、一対のリテー
ナ13A,13Bは、各環状鍔部14a,14b同士が
対向するようにボール軸受4A,4Bを配置する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ボール軸受でロー
タハブを回転保持する軸受組立構造のハードディスクド
ライブ用スピンドルモータ(以下「HDD用スピンドル
モータ」と記す)に関するものである。 【0002】 【従来の技術】HDDが多用されている小型携帯パソコ
ン等は、近年益々小型高容量化が要求され、これに伴い
HDDのトラック密度や線密度が向上している。この要
求に対応するために、HDD用スピンドルモータは非繰
り返し精度(Non Repeatitive Run
Out、以下「NRRO」と記す)を益々小さくしなけ
ればならない。 【0003】図10は従来のHDD用スピンドルモータ
の側面断面図である。従来のHDD用スピンドルモータ
は、図10に示すように、ステータ部100と、このス
テータ部100のベース1に立設固定した軸9に回転自
在に取付けたロータ部200とから構成されている。 【0004】ステータ部100は、ステータコア2と軸
9を立設固定したベース1とを備えている。ステータコ
ア2は複数の突極(図示せず)を有し、各突極には駆動
コイル11がそれぞれ巻回されている。ロータ部200
は、ロータハブ12とロータヨーク6とマグネット7と
を備えている。 【0005】ロータハブ12は内径部12aa及び外径
部12abを有している。また、ロータハブ12には磁
気ディスク10を支持固定するための円筒部12aとフ
ランジ部12bとを有している。このフランジ部12b
の下部には円筒状のロータヨーク6とマグネット7とが
固定されている。この円筒状のマグネット7は前記した
ステータコア2の複数の突極と一定のギャップをもって
円周対向している。 【0006】軸9の外周面9aとロータハブ12の内径
部12aaとの間に固着される一対のボール軸受4A,
4Bは、ステンレス製でその内輪部4Aa、4Baと外
輪部4Ab、4Bb間には多数のボール4−1、4−2
と樹脂製のリテーナ(保持器)13A、13Bとが設け
られている。内輪部4Aa、4Baは軸9の外周面9a
に固定され、外輪部4Ab、4Bbはロータハブ12の
内径部12aaに固定されて、一対のボール軸受4A,
4Bはロータハブ12を回転支持する。ボール軸受4
A,4Bから発生する油やダストのディスク面への流出
を防止するためリテーナ13A、13Bの環状鍔部が反
対向する側になるように組立てられている。 【0007】ロータハブ12は一対のボール軸受4A,
4Bにより、軸9に対し回転自在に固着されるように組
み立てられており、ステータコア2に巻回された駆動コ
イル11の通電切換えにより、ロータハブ12の回転を
切換制御することができる。符号8はステータコア2に
巻回された駆動コイル11を外部駆動回路(図示せず)
に接続するプリント基板である。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】図6、図7はそれぞれ、
従来のHDD用スピンドルモータ(図10)のラジアル方
向、アキシャル方向の各NRROの実測データである。図
6、図7に示すラジアル方向、アキシャル方向の各NRR
Oは、前記したリテーナ13A、13Bの影響により、
各方向のNRROの値が大きいという問題があった。具
体的には、従来のHDD用スピンドルモータ(図10)が
回転数7200r/minの時のラジアル方向のNRR
Oは、図6に示すように、リテーナ13A、13Bの影
響で、70Hzで3.7nm(ナノメータ)の振れが生
じ、またアキシャル方向のNRROは、図7に示すよう
に、5.9nmの振れが生じていた。この結果、リテーナ
13A、13Bにより発生するこの振れを低減して、ラ
ジアル方向及びアキシャル方向における各NRROを向
上しなければならないという問題があった。 【0009】そこで、本発明は前記した問題に鑑みて創
案されたものであり、特に、一対のボール軸受を構成する
リテーナを、外形が冠形であり、かつ複数の前記ボールが
それぞれ転動可能なように収容される複数のポケット部
を有する環状鍔部を備えた樹脂成形品とし、前記一対の
ボール軸受を構成する一対の前記リテーナは一対の前記
リテーナを構成する各前記環状鍔部同士が対向するよう
に配置した組み立て構成としたから、前記環状鍔部面を
備えたリテーナを互いに対向配置したボール軸受の組立
構成により、リテーナによる回転時の不要な振れを低減
でき、この結果、この振れの影響が大きく出る例えば70
Hz付近で発生するラジアル方向及びアキシャル方向の
振れを大幅に低減できるから、NRROを向上すること
ができ、これによって、高速回転時でも滑らかで安定した
回転を得ることができ、しかも高密度記録用でしかもブ
ッシュに溝を設けることによりダストの少ないHDD用
スピンドルモータを提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は下記する構成のハードディスクドライ
ブ用スピンドルモータを提供する。即ち、図1、図2、図
4に示すように、駆動コイル11を夫々巻回した複数の
突極を有するステータコア2と、ベース1とを備えたス
テータ部100と、前記ベース1に一端側を立設固定し
た軸9と、磁気ディスク(HD)10を支持固定する(円
筒部12a,フランジ部12bからなる)支持固定部と
前記複数の突極に所定ギャップをもって円周対向するマ
グネット7を取付けたロータヨーク6とを有するロータ
ハブ12を備え前記軸9に対して回転自在に取付けたロ
ータ部200とを具備したハードディスクドライブ用ス
ピンドルモータであり、前記軸9の外周面9aと前記ロ
ータハブ12の内径部12aaとの間に固着して前記ロ
ータハブ12を回転支持する、一対のボール軸受4A,
4Bは夫々、金属製である内輪4Aa,4Baと外輪4
Bb,4Bbとボール4−1,4−2と、樹脂製である
リテーナ13A,13Bとを有しており、前記内輪4A
a,4Baは前記軸9の外周面9aに固定し、前記外輪
4Bb,4Bbは前記ロータハブ12の内周部12aa
に固定し、前記軸9の他端側に固着している前記ボール
軸受4A,4Bの外輪4Bb,4Bb上側端部に当接し
たリング状ブッシュ15を配するハードディスク用スピ
ンドルモータにおいて、前記リテーナ13A,13B
は、外形が冠形であり、かつ複数の前記ボール4−1,4
−2がそれぞれ転動可能なように収容される複数のポケ
ット部17A,17Bを有する環状鍔部14a,14b
を備えた樹脂成形品であり、前記一対のボール軸受4
A,4Bの前記リテーナ13A,13Bを構成する各前
記環状鍔部14a,14b同士が対向するように前記一
対のボール軸受4A,4Bを配置したことを特徴とする
ハードディスクドライブ用スピンドルモータ。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の態様につき
その好ましい実施例について、図1〜図5、図8、図9
を用いて説明する。図1は本発明の一実施例であるHD
D用スピンドルモータの側面断面図、図2はボール軸受
と軸周辺の断面拡大図、図3はボール軸受の他の例を説
明するための図、図4は本発明の一実施例であるリテー
ナの拡大斜視図、図5は各種のリテーナの斜視図、図8、
図9はそれぞれ本発明の一実施例であるHDD用スピン
ドルモータのラジアル方向、アキシャル方向の各NRR
Oの実測データである。前述したものと同一構成部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。 【0012】本発明のHDD用スピンドルモータは、後
述するように、ボール軸受はステンレス系材の内輪と外
輪とボールと、樹脂製リテーナとからなり、前記ボール
軸受の内輪は軸に固定し、前記外輪はロータハブに固定
し、前記軸は前記ボール軸受を介し前記ロータハブを回
転支持し、前記ボール軸受の外輪上側端部に当接したリ
ング状ブッシュを配するハードディスク用スピンドルモ
ータにおいて、前記ボール軸受の前記リテーナは冠形で
片側に環状鍔部を備えた樹脂成形品であり、前記環状鍔
部面を互いに対向し配置した一対の軸受構造を備えた事
を特徴とするハードディスクドライブ用スピンドルモー
タの軸受構造である。 【0013】本発明の一実施例であるHDD用スピンド
ルモータは、図1に示すように、ステータ部100と、
このステータ部100のベース1に立設固定した軸9に
回転自在に取付けたロータ部200とから構成されてい
る。 【0014】ステータ部100は、ステータコア2と軸
9を立設固定したベース1とを備えている。ステータコ
ア2は複数の突極(図示せず)を有し、各突極には駆動
コイル11がそれぞれ巻回されている。前記したロータ
部200は、ロータハブ12とロータヨーク6とマグネ
ット7とを備えている。 【0015】ロータハブ12は内径部12aa及び外径
部12abを有している。ロータハブ12には磁気ディ
スク10を支持固定するための円筒部12aとフランジ
部12bとを有している。この円筒部12aの外周には
磁気ディスク(HD)10の内周部が嵌合固定されてお
り、フランジ部12bの下部には円筒状のロータヨーク
6とマグネット7とが固定されている。この円筒状のマ
グネット7は前記したステータコア2の複数の突極と一
定のギャップをもって円周対向している。 【0016】次に、ロータハブ12を回転支持する一対
のボール軸受4A,4Bについて説明する。一般にボー
ル軸受4A,4Bはステンレス製の内輪部4Aa、4B
aと外輪部4Ab、4Bbと多数のボール4−1、4−
2と、リテーナ13A、13Bとから構成されている。
ボール4−1、4−2は本発明実施例ではステンレス材
の金属製であるが、セラミック製のボールでも良い。リ
テーナ13A、13Bは金属製であると高速回転には向
かないので、HDD用スピンドルモータには樹脂製が使
用される。 【0017】このリテーナ13A、13Bはボール4−
1、4−2が所定の間隔で一定の位置で常時回転するよ
うに、潤滑油の保持や飛散防止等のために設けられてい
る。こうしたリテーナの形状は、図5(a)〜(d)に
示すように、数々の種類があり、用途により選択する。
即ち、図5(a)に示すリテーナ131は冠形のステン
レス材をプレス加工で形成したものである。図5(b)
に示すリテーナ132は波形のステンレス材をプレスに
より加工形成したものである。図5(c)に示すリテー
ナ133は冠形の樹脂成形品であり、高速回転に向いて
いる。図5(d)に示すリテーナ134はアンギュラコ
ンタクトで樹脂成形品である。 【0018】HDD用スピンドルモータ(図1)に用いら
れるリテーナ13(13A、13B)は、特に、図4に
示す環状鍔部14を備えた樹脂製リテーナである。リテ
ーナ13A、13Bはそれぞれ、環状鍔部14(14
A、14B)、ポケット部17(17A、17B)、潤
滑油保持部18(18A、18B)、爪部21(21
A、21B)、かきとり部22(22A、22B)を備
えている。ポケット部17は前記した多数のボール4−
1、4−2を転動しつつこれを保持する。潤滑油保持部
18には所定の潤滑油が保持されて、多数のボール4−
1、4−2の回転寿命の信頼性が保たれる。 【0019】図1、図2において、前記した軸9の外周
面9aとロータハブ12の内径部12aaとの間に固定
される一対のボール軸受4A,4Bは、その内輪部4A
a、4Baと外輪部4Ab、4Bb間に、多数のボール
4−1、4−2が介在している。一対のボール軸受4
A、4Bは、軸9に固定されつつ、軸9とロータハブ1
2の内周部12aaとの間で回転自在に組立られてられ
る。 【0020】この時、それぞれのボール軸受4A,4B
の4Aa、4Baと外輪部4Ab、4Bbsは予圧がそ
れぞれ負荷された状態で組み立てられる。図1、図2中
上側のボール軸受4Aの内輪4Aaは下側方向に予圧1
9Aが加えられると共に、外輪4Abには上側方向に予
圧19Cが加えられる、一方、図1中下側のボール軸受
4Bの内輪4Baには上側方向に予圧19Bが加えられ
ると共に、外輪4Bbには下側方向に予圧19Dが加え
られる。 【0021】従って、図2に示すように、上側のボール軸
受4Aのボール回転軸20Aと下側のボール軸受4Bの
ボール回転軸20Bとは、軸9対称でひし形を形成す
る。一対のボール軸受4A、4Bのリテーナ13は片側
に環状鍔部面14A、14B(図4)を備えている。上側
のボール軸受4Aのリテーナ13aの環状鍔部14Aは
下側に、上側のボール軸受4Bのリテーナ13bの環状
鍔部14Bを上側に対向し配置して組立られる。換言す
れば、一対のボール軸受4A,4Bを構成する一対のリ
テーナ13A,13Bは、環状鍔部14A,14B同士
が対向するように組み立てられる。 【0022】更にロータハブ12の上側内周部に(外輪
4Abの上側端部に当接した)リング状のブッシュ15
を固着し、このブッシュ15の内周部と軸9の外周部9
aとの間に狭空間を形成し、モータ内部から発生するダ
ストの流出を防止している。このブッシュ15のボール
軸受4Aと対向する面にはリング状溝16を設け更にダ
ストの流出を少なくしている。 【0023】この結果、HDD用スピンドルモータ(図
1)のNRROの値は、図8、図9に示すように、7200
r/Minの回転で、前述したように組み立てられたリ
テーナ13による回転振れは、70Hz付近に発生する
ラジアル方向の振れの値が1.7nm(3.7nm(図
6))となり、アキシャル方向の振れの値が3.1nm
(5.9nm(図7))となって、ラジアル方向及びアキ
シャル方向の各振れの値が大幅に低減することができる
から、この結果、従来のNRROと比較して、NRROを
大幅に向上することができる。 【0024】前述したように、回転しているリテーナ1
3A,13Bによって発生するNRROのリテーナ成分
は、70Hzの振れであったが、図8、図9に示すよう
に、回転している外輪部4Ab、4Bbによって発生す
るNRROの外輪成分は、380、500、620及び
880Hzで生じる各振れである。また同様に、回転して
いるボール軸受4A,4Bによって発生するNRROの
ボール成分は584及び724Hzの振れであり、さら
に、回転している前記した内輪部4Aa、4Baによっ
て発生するNRROの内輪成分は700Hzの振れであ
る。このため、リテーナ13A、13Bのポケット部1
7A,17Bの直径は一般にボール4−1、4−2の直
径より若干大きく構成され、リテーナ13A、13Bの
ポケット部17A,17Bの内径面側でボール4−1、
4−2を保持している。 【0025】多数のボール4−1、4−2の回転によ
り、ボール4−1、4−2及び軌道面の潤滑油がかき取
られトルクは時間経過で低下する。本発明はリテーナ1
3A、13Bが互いに対向配置され(図2)、ボール自転
軸20A,20Bは菱形形状をなしている。内輪部4A
a、4Baと外輪部4Ab、4Bbの予圧方向が本発明
と異なると、リテーナ13のポケット部17の潤滑油か
きとり部22分が異なりトルクやNRRO成分に相違が
生じる。 【0026】一方、潤滑油とかきとり部22の幅が狭く
爪部21先形状にだれがあると、かきとり量が少ないの
で回転初期のトルクは大きくなり挙動が少ないのでリテ
ーナ13による振れ成分は低くなる。 【0027】図3はボール軸受の他の実施例であり、一
対のボール軸受4A、4B(図1)と同等の効果の得られ
るボール軸受である。前述したものと同一構成部分には
同一符号を付しその説明を省略する。ボール軸受4A,
4Bの外輪4Abは共通の部品で有り、一方のボール4
−1、4−2は直接軸表面に設けたレース面を転動す
る。他方の内輪4Aaは独立して設けてあり、内輪4A
aに予圧を印加し圧入又は内周面を接着固定する。この
時予圧によるボールの軸線20は軸を中心とした菱形形
状となる。リテーナ13は樹脂製で片側に環状鍔部14
を設けてある。このボール軸受の場合も上側ボール4−
1と下側ボール4−2の環状鍔部を備えたリテーナ13
を対向して配置している。 【0028】 【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、環
状鍔部面を備えたリテーナを互いに対向配置したボール
軸受の組立により、このリテーナによる回転時の不要な
振れを低減でき、この結果、この振れの影響が大きく出る
例えば70Hz付近で発生するラジアル方向及びアキシ
ャル方向の振れを大幅に低減できるから、NRROを向
上することができ、これによって、高速回転時でも滑らか
で安定した回転を得ることができ、しかも高密度記録用
でしかもダストの少ないHDD用スピンドルモータを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例であるHDD用スピンドル
モータの側面断面図 【図2】 ボール軸受と軸周辺の断面拡大図 【図3】 本発明の第2の実施例である一体ボール軸受
の半断面図 【図4】 本発明のリテーナの拡大斜視図 【図5】各種のリテーナの斜視図 【図6】 従来のHDD用スピンドルモータのラジアル
方向のNRROの実測データ 【図7】 従来のHDD用スピンドルモータのアキシャ
ル方向のNRROの実測データ 【図8】 本発明のHDD用スピンドルモータのラジア
ル方向のNRROの実測データ 【図9】 本発明のHDD用スピンドルモータのアキシ
ャル方向のNRROの実測データ 【図10】 従来のHDD用スピンドルモータの側面断
面図 【符号の説明】 1 ベース 2 ステータコア 4−1,4−2 ボール 4A,4B ボール軸受 4Aa,4Ba 内輪 4Bb,4Bb 外輪 6 ロータヨーク 7 マグネット 9 軸 9a 外周面 10 磁気ディスク、HD 11 駆動コイル 12 ロータハブ 12a 円筒部 12aa 内径部 12b フランジ部 13,13A,13B,131〜134 リテーナ 14a,14b 環状鍔部 15 リング状ブッシュ 17A,17B ポケット部 100 ステータ部 200 ロータ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 19/20 G11B 19/20 E H02K 21/22 H02K 21/22 M Fターム(参考) 3J101 AA02 AA42 AA62 AA81 BA25 BA44 BA50 CA14 DA14 EA06 EA41 FA01 FA31 GA53 5D109 BA14 BA18 BA20 BB05 BB13 BB16 BB21 5H605 BB05 BB14 BB19 CC03 CC04 DD09 EB10 EB17 EB37 GG18 5H621 GA01 GA04 HH02 JK08 JK15 JK18 JK19

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 駆動コイルを夫々巻回した複数の突極を
    有するステータコアと、ベースとを備えたステータ部
    と、前記ベースに一端側を立設固定した軸と、磁気ディ
    スクを支持固定する支持固定部と前記複数の突極に所定
    ギャップをもって円周対向するマグネットを取付けたロ
    ータヨークとを有するロータハブを備え前記軸に対して
    回転自在に取付けたロータ部とを具備したハードディス
    クドライブ用スピンドルモータであり、 前記軸の外周面と前記ロータハブの内径部との間に固着
    して前記ロータハブを回転支持する、一対のボール軸受
    は夫々、金属製である内輪と外輪とボールと、樹脂製であ
    るリテーナとを有しており、前記内輪は前記軸の外周面
    に固定し、前記外輪は前記ロータハブの内周部に固定
    し、前記軸の他端側に固着している前記ボール軸受の外
    輪上側端部に当接したリング状ブッシュを配するハード
    ディスク用スピンドルモータにおいて、 前記リテーナは、外形が冠形であり、かつ複数の前記ボー
    ルがそれぞれ転動可能なように収容される複数のポケッ
    ト部を有する環状鍔部を備えた樹脂成形品であり、前記
    一対のボール軸受の前記リテーナを構成する各前記環状
    鍔部同士が対向するように前記一対のボール軸受を配置
    したことを特徴とするハードディスクドライブ用スピン
    ドルモータ。
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