JP2003032513A - 画像信号処理装置 - Google Patents
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T5/00—Image enhancement or restoration
- G06T5/73—Deblurring; Sharpening
- G06T5/75—Unsharp masking
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/20—Circuitry for controlling amplitude response
- H04N5/205—Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic
- H04N5/208—Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic for compensating for attenuation of high frequency components, e.g. crispening, aperture distortion correction
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 輝度信号レベル相違に応じた輪郭補正の程度
の変化が視覚的に好適なものとする。 【解決手段】 原画像信号にエッジ信号を加算した中間
画像信号に対してガンマ補正回路106でガンマ補正す
る。一方、原画像信号からエッジ信号を減算した中間画
像信号に対してガンマ補正回路108でガンマ補正す
る。これら2つの中間画像信号を減算差分回路110で
互いに減算し、その出力をアパーチャ信号として、Y信
号用ガンマ補正回路54から出力される原画像信号に加
算する。
の変化が視覚的に好適なものとする。 【解決手段】 原画像信号にエッジ信号を加算した中間
画像信号に対してガンマ補正回路106でガンマ補正す
る。一方、原画像信号からエッジ信号を減算した中間画
像信号に対してガンマ補正回路108でガンマ補正す
る。これら2つの中間画像信号を減算差分回路110で
互いに減算し、その出力をアパーチャ信号として、Y信
号用ガンマ補正回路54から出力される原画像信号に加
算する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号の特定周
波数成分を強調し、再生画像の輪郭を補正する画像信号
処理装置に関する。
波数成分を強調し、再生画像の輪郭を補正する画像信号
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画質調整の一つとして、画像の輪郭を強
調する輪郭補正処理がある。図10は、輪郭補正処理の
原理を説明する模式的なタイミング図である。図10
(a)は、原画像信号である輝度信号を表している。図
10(b)は、原画像信号の二次微分波形に応じたアパ
ーチャ信号であり、ここでは、原画像信号を二次微分し
た後、極性を反転させた信号を図示している。アパーチ
ャ信号は、輝度信号の立ち上がり、立ち下がり、すなわ
ち画像中のエッジ部分にて大きく振れる。図10(c)
は輪郭補正処理の施された画像信号であり、図10
(a)の原画像信号と図10(b)のアパーチャ信号と
を加算合成することにより生成される。このように輪郭
補正処理の施された画像信号では、立ち上がり時には一
旦下がってから上がり、所定のレベルを越えてから戻る
ように輪郭付けが行われる。これにより、画像の輪郭が
強調され、画像の鮮明さが向上する。
調する輪郭補正処理がある。図10は、輪郭補正処理の
原理を説明する模式的なタイミング図である。図10
(a)は、原画像信号である輝度信号を表している。図
10(b)は、原画像信号の二次微分波形に応じたアパ
ーチャ信号であり、ここでは、原画像信号を二次微分し
た後、極性を反転させた信号を図示している。アパーチ
ャ信号は、輝度信号の立ち上がり、立ち下がり、すなわ
ち画像中のエッジ部分にて大きく振れる。図10(c)
は輪郭補正処理の施された画像信号であり、図10
(a)の原画像信号と図10(b)のアパーチャ信号と
を加算合成することにより生成される。このように輪郭
補正処理の施された画像信号では、立ち上がり時には一
旦下がってから上がり、所定のレベルを越えてから戻る
ように輪郭付けが行われる。これにより、画像の輪郭が
強調され、画像の鮮明さが向上する。
【0003】図11は、アパーチャ信号を生成するアパ
ーチャ信号発生回路の概略のブロック構成図である。入
力された信号はバンドパスフィルタ2により特定帯域
(例えば、1.5MHz付近)の周波数成分が抽出され
る。この抽出処理ではノイズパルスが発生しやすい。こ
のノイズを除去するためにコアリング回路4が設けられ
る。コアリング回路4は、振幅が所定の閾値を超えるパ
ルスだけを透過し、それ以下のパルスはノイズであると
して除去する。コアリング回路4を透過したパルスは、
ゲイン回路6にて所定のゲインを乗じられる。ここで、
二次微分波形は、輝度信号の立ち上がり、立ち下がりの
急峻さに応じた振幅を生じる。すなわち、原画像のエッ
ジがシャープであれば、それだけ輪郭強調の度合いも強
くなる。しかし、あまり強すぎる輪郭強調は画像を不自
然にする。これを防止するために、クリップ回路8が設
けられている。クリップ回路8は、ゲイン回路6でゲイ
ン調整された二次微分波形の振幅が、設定された上限、
下限を超える場合、当該波形をその上限、下限でクリッ
プする。
ーチャ信号発生回路の概略のブロック構成図である。入
力された信号はバンドパスフィルタ2により特定帯域
(例えば、1.5MHz付近)の周波数成分が抽出され
る。この抽出処理ではノイズパルスが発生しやすい。こ
のノイズを除去するためにコアリング回路4が設けられ
る。コアリング回路4は、振幅が所定の閾値を超えるパ
ルスだけを透過し、それ以下のパルスはノイズであると
して除去する。コアリング回路4を透過したパルスは、
ゲイン回路6にて所定のゲインを乗じられる。ここで、
二次微分波形は、輝度信号の立ち上がり、立ち下がりの
急峻さに応じた振幅を生じる。すなわち、原画像のエッ
ジがシャープであれば、それだけ輪郭強調の度合いも強
くなる。しかし、あまり強すぎる輪郭強調は画像を不自
然にする。これを防止するために、クリップ回路8が設
けられている。クリップ回路8は、ゲイン回路6でゲイ
ン調整された二次微分波形の振幅が、設定された上限、
下限を超える場合、当該波形をその上限、下限でクリッ
プする。
【0004】さて、輝度信号に対しては、上述の輪郭補
正が行われる他、所定の変換テーブルに従う非線形変換
処理を施して、低輝度部分を強調し、高輝度部分を抑圧
するいわゆるガンマ補正が行われる。以下、輪郭補正及
びガンマ補正の両方が行われた輝度信号の従来の生成方
式を説明する。
正が行われる他、所定の変換テーブルに従う非線形変換
処理を施して、低輝度部分を強調し、高輝度部分を抑圧
するいわゆるガンマ補正が行われる。以下、輪郭補正及
びガンマ補正の両方が行われた輝度信号の従来の生成方
式を説明する。
【0005】図12は、従来の輝度信号生成の第1の方
式である信号処理回路の簡略なブロック図である。撮像
装置等から入力される映像信号は、輝度信号と色信号と
が周波数多重されており、Y−LPF20はこの映像信
号から輝度信号成分を取り出す低域通過フィルタであ
る。映像信号は、Y−LPF20とアパーチャ信号発生
回路22とに並列に入力される。そして加算合成回路2
4にて、Y−LPF20の出力の輝度信号とアパーチャ
信号発生回路22で生成されたアパーチャ信号とが加算
される。加算合成回路24の出力信号はガンマ補正回路
26にて非線形変換され、輪郭補正及びガンマ補正が施
された輝度信号が生成され、出力される。
式である信号処理回路の簡略なブロック図である。撮像
装置等から入力される映像信号は、輝度信号と色信号と
が周波数多重されており、Y−LPF20はこの映像信
号から輝度信号成分を取り出す低域通過フィルタであ
る。映像信号は、Y−LPF20とアパーチャ信号発生
回路22とに並列に入力される。そして加算合成回路2
4にて、Y−LPF20の出力の輝度信号とアパーチャ
信号発生回路22で生成されたアパーチャ信号とが加算
される。加算合成回路24の出力信号はガンマ補正回路
26にて非線形変換され、輪郭補正及びガンマ補正が施
された輝度信号が生成され、出力される。
【0006】図13は、従来の輝度信号生成の第2の方
式である信号処理回路の簡略なブロック図である。この
方式では、アパーチャ信号発生回路22はY−LPF2
0にて抽出された輝度信号に基づいてアパーチャ信号を
生成し、これが加算合成回路24にてY−LPF20の
出力と加算される。そして、加算合成回路24の出力信
号はガンマ補正回路26にて非線形変換され、輪郭補正
及びガンマ補正が施された輝度信号が生成され、出力さ
れる。
式である信号処理回路の簡略なブロック図である。この
方式では、アパーチャ信号発生回路22はY−LPF2
0にて抽出された輝度信号に基づいてアパーチャ信号を
生成し、これが加算合成回路24にてY−LPF20の
出力と加算される。そして、加算合成回路24の出力信
号はガンマ補正回路26にて非線形変換され、輪郭補正
及びガンマ補正が施された輝度信号が生成され、出力さ
れる。
【0007】図14は、従来の輝度信号生成の第3の方
式である信号処理回路の簡略なブロック図である。映像
信号は、Y−LPF20とアパーチャ信号発生回路22
とに並列に入力される。Y−LPF20にて抽出された
輝度信号はガンマ補正回路26に入力される。そしてガ
ンマ補正された輝度信号とアパーチャ信号発生回路22
にて生成されたアパーチャ信号とが加算合成回路24に
て加算される。この加算結果の信号が、アパーチャ補償
及びガンマ補正が施された輝度信号として出力される。
式である信号処理回路の簡略なブロック図である。映像
信号は、Y−LPF20とアパーチャ信号発生回路22
とに並列に入力される。Y−LPF20にて抽出された
輝度信号はガンマ補正回路26に入力される。そしてガ
ンマ補正された輝度信号とアパーチャ信号発生回路22
にて生成されたアパーチャ信号とが加算合成回路24に
て加算される。この加算結果の信号が、アパーチャ補償
及びガンマ補正が施された輝度信号として出力される。
【0008】図15は、従来の輝度信号生成の第4の方
式である信号処理回路の簡略なブロック図である。映像
信号は、Y−LPF20にて輝度信号を抽出され、この
輝度信号がガンマ補正回路26に入力される。アパーチ
ャ信号発生回路22は、ガンマ補正された輝度信号に基
づいてアパーチャ信号を生成し、これがガンマ補正され
た輝度信号と加算合成回路24にて加算される。この加
算結果の信号が、輪郭補正及びガンマ補正が施された輝
度信号として出力される。
式である信号処理回路の簡略なブロック図である。映像
信号は、Y−LPF20にて輝度信号を抽出され、この
輝度信号がガンマ補正回路26に入力される。アパーチ
ャ信号発生回路22は、ガンマ補正された輝度信号に基
づいてアパーチャ信号を生成し、これがガンマ補正され
た輝度信号と加算合成回路24にて加算される。この加
算結果の信号が、輪郭補正及びガンマ補正が施された輝
度信号として出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図16は、上記従来の
第1及び第2の方式における問題点を説明する信号波形
の模式図である。第1及び第2の方式では、アパーチャ
信号が輝度信号と合成された後にガンマ補正を施され
る。図16(a)は、ガンマ補正回路26への入力信号
であり、アパーチャ信号が輝度信号と合成された信号波
形を示している。この入力信号においてアパーチャ信号
に起因するアンダーシュートとオーバーシュートとは同
じ大きさδであるとする。一方、図16(b)は、ガン
マ補正回路26からの出力信号である。ガンマ補正で
は、入力信号レベルが高いほど、出力信号のレベル変動
は抑圧される。その結果、ガンマ補正後のオーバーシュ
ートの大きさδUはアンダーシュートの大きさδDよりも
小さくなる。すなわち、第1及び第2の方式では、δU
<δDとなり、信号の高輝度側と低輝度側とで輪郭補正
の効き方が非対称となり、高輝度側で輪郭強調が相対的
に小さく、低輝度側で相対的に大きくなるという問題が
あった。
第1及び第2の方式における問題点を説明する信号波形
の模式図である。第1及び第2の方式では、アパーチャ
信号が輝度信号と合成された後にガンマ補正を施され
る。図16(a)は、ガンマ補正回路26への入力信号
であり、アパーチャ信号が輝度信号と合成された信号波
形を示している。この入力信号においてアパーチャ信号
に起因するアンダーシュートとオーバーシュートとは同
じ大きさδであるとする。一方、図16(b)は、ガン
マ補正回路26からの出力信号である。ガンマ補正で
は、入力信号レベルが高いほど、出力信号のレベル変動
は抑圧される。その結果、ガンマ補正後のオーバーシュ
ートの大きさδUはアンダーシュートの大きさδDよりも
小さくなる。すなわち、第1及び第2の方式では、δU
<δDとなり、信号の高輝度側と低輝度側とで輪郭補正
の効き方が非対称となり、高輝度側で輪郭強調が相対的
に小さく、低輝度側で相対的に大きくなるという問題が
あった。
【0010】次に図17は、上記従来の第3の方式にお
ける問題点を説明する信号波形の模式図である。第3の
方式では、輝度信号にガンマ補正を施した後に、アパー
チャ信号が合成される。図17(a)は、ガンマ補正回
路26への入力信号であり、信号レベルが同じステップ
Pずつ2段階で上昇する波形を示している。ここで輝度
信号の2段階の立ち上がり方が相似で、いずれの立ち上
がりにおいてもアパーチャ信号として同じ大きさδのア
ンダーシュート及びオーバーシュートを生じるものとす
る。一方、図17(b)は、加算合成回路24からの出
力信号であり、ガンマ補正された輝度信号にアパーチャ
信号が合成された信号を示している。2段階の輝度信号
のレベル変化はガンマ補正の結果、2段目のレベル変化
P2’が1段目のレベル変化P1’よりも小さくなる。一
方、アパーチャ信号はガンマ補正の影響を受けず、1段
目及び2段目いずれの輝度信号の立ち上がりにおいても
同じ大きさδの輪郭補正が行われる。つまり、輝度信号
のレベル変化がP2’<P1’であるのに、輪郭強調の大
きさは同じとなる。これは、高輝度側でアパーチャ補償
が相対的に大きく、低輝度側で相対的に小さくなること
を意味し、やはり視覚的に不自然な画像となるという問
題があった。
ける問題点を説明する信号波形の模式図である。第3の
方式では、輝度信号にガンマ補正を施した後に、アパー
チャ信号が合成される。図17(a)は、ガンマ補正回
路26への入力信号であり、信号レベルが同じステップ
Pずつ2段階で上昇する波形を示している。ここで輝度
信号の2段階の立ち上がり方が相似で、いずれの立ち上
がりにおいてもアパーチャ信号として同じ大きさδのア
ンダーシュート及びオーバーシュートを生じるものとす
る。一方、図17(b)は、加算合成回路24からの出
力信号であり、ガンマ補正された輝度信号にアパーチャ
信号が合成された信号を示している。2段階の輝度信号
のレベル変化はガンマ補正の結果、2段目のレベル変化
P2’が1段目のレベル変化P1’よりも小さくなる。一
方、アパーチャ信号はガンマ補正の影響を受けず、1段
目及び2段目いずれの輝度信号の立ち上がりにおいても
同じ大きさδの輪郭補正が行われる。つまり、輝度信号
のレベル変化がP2’<P1’であるのに、輪郭強調の大
きさは同じとなる。これは、高輝度側でアパーチャ補償
が相対的に大きく、低輝度側で相対的に小さくなること
を意味し、やはり視覚的に不自然な画像となるという問
題があった。
【0011】上記従来の第4の方式では、ガンマ補正を
施された画像信号に基づいてアパーチャ信号が生成され
る。そのため、アパーチャ信号発生回路22におけるバ
ンドパスフィルタ2の微分処理で生じるノイズパルスの
レベルが輝度信号レベルに応じて変化する。具体的に
は、高輝度側ではノイズレベルが相対的に低くなり、低
輝度側ではノイズレベルが相対的に大きくなる。その結
果、一定の閾値を有したコアリング回路4では正しくノ
イズを除去できないという問題があった。
施された画像信号に基づいてアパーチャ信号が生成され
る。そのため、アパーチャ信号発生回路22におけるバ
ンドパスフィルタ2の微分処理で生じるノイズパルスの
レベルが輝度信号レベルに応じて変化する。具体的に
は、高輝度側ではノイズレベルが相対的に低くなり、低
輝度側ではノイズレベルが相対的に大きくなる。その結
果、一定の閾値を有したコアリング回路4では正しくノ
イズを除去できないという問題があった。
【0012】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、輝度信号のレベル相違によらず視覚的に好
適な輪郭強調がなされるアパーチャ補償回路を提供する
ことを目的とする。
れたもので、輝度信号のレベル相違によらず視覚的に好
適な輪郭強調がなされるアパーチャ補償回路を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像信号処
理装置は、原画像信号に対して第1の非線形特性に基づ
くガンマ補正を施す第1のガンマ補正回路と、前記原画
像信号の特定周波数成分を抽出してエッジ信号を生成す
るエッジ信号生成回路と、前記原画像信号及び前記エッ
ジ信号に基づいて生成される第1の中間画像信号に対し
て第2の非線形特性に応じたガンマ補正を施す第2のガ
ンマ補正回路と、前記原画像信号に基づいて生成される
第2の中間画像信号に対して前記第2の非線形特性に応
じたガンマ補正を施す第3のガンマ補正回路と、ガンマ
補正された前記第1の中間画像信号とガンマ補正された
前記第2の中間画像信号との差を算出してアパーチャ信
号を生成する減算回路と、ガンマ補正された前記原画像
信号に前記アパーチャ信号を加算して出力画像信号を生
成する加算回路とを備える。
理装置は、原画像信号に対して第1の非線形特性に基づ
くガンマ補正を施す第1のガンマ補正回路と、前記原画
像信号の特定周波数成分を抽出してエッジ信号を生成す
るエッジ信号生成回路と、前記原画像信号及び前記エッ
ジ信号に基づいて生成される第1の中間画像信号に対し
て第2の非線形特性に応じたガンマ補正を施す第2のガ
ンマ補正回路と、前記原画像信号に基づいて生成される
第2の中間画像信号に対して前記第2の非線形特性に応
じたガンマ補正を施す第3のガンマ補正回路と、ガンマ
補正された前記第1の中間画像信号とガンマ補正された
前記第2の中間画像信号との差を算出してアパーチャ信
号を生成する減算回路と、ガンマ補正された前記原画像
信号に前記アパーチャ信号を加算して出力画像信号を生
成する加算回路とを備える。
【0014】他の本発明に係る画像信号処理装置は、さ
らに前記原画像信号の第1の帯域を減衰して第1の輝度
信号を生成し、前記第1のガンマ補正回路に供給する第
1のフィルタ回路と、前記原画像信号の第2の帯域を減
衰して第2の輝度信号を生成する第2のフィルタ回路と
を有し、前記第1の中間画像信号が、前記第2の輝度信
号に前記エッジ信号を加算して生成され、前記第2の中
間画像信号が、前記第2の輝度信号から前記エッジ信号
を減算して生成される。
らに前記原画像信号の第1の帯域を減衰して第1の輝度
信号を生成し、前記第1のガンマ補正回路に供給する第
1のフィルタ回路と、前記原画像信号の第2の帯域を減
衰して第2の輝度信号を生成する第2のフィルタ回路と
を有し、前記第1の中間画像信号が、前記第2の輝度信
号に前記エッジ信号を加算して生成され、前記第2の中
間画像信号が、前記第2の輝度信号から前記エッジ信号
を減算して生成される。
【0015】別の本発明に係る画像信号処理装置は、前
記原画像信号の特定帯域を減衰して輝度信号を生成し、
前記第1のガンマ補正回路に供給するフィルタ回路を有
し、前記第1の中間画像信号が、前記輝度信号に前記エ
ッジ信号を加算して生成され、前記第2の中間画像信号
が、前記輝度信号から前記エッジ信号を減算して生成さ
れる。
記原画像信号の特定帯域を減衰して輝度信号を生成し、
前記第1のガンマ補正回路に供給するフィルタ回路を有
し、前記第1の中間画像信号が、前記輝度信号に前記エ
ッジ信号を加算して生成され、前記第2の中間画像信号
が、前記輝度信号から前記エッジ信号を減算して生成さ
れる。
【0016】また別の本発明に係る画像信号処理装置
は、前記原画像信号の第1の帯域を減衰して第1の輝度
信号を生成し、前記第1のガンマ補正回路に供給する第
1のフィルタ回路と、前記原画像信号の第2の帯域を減
衰して第2の輝度信号を生成する第2のフィルタ回路と
を有し、前記第1の中間画像信号が、前記第2の輝度信
号に前記エッジ信号を加算して生成され、前記第2の中
間画像信号が、前記第2の輝度信号である。
は、前記原画像信号の第1の帯域を減衰して第1の輝度
信号を生成し、前記第1のガンマ補正回路に供給する第
1のフィルタ回路と、前記原画像信号の第2の帯域を減
衰して第2の輝度信号を生成する第2のフィルタ回路と
を有し、前記第1の中間画像信号が、前記第2の輝度信
号に前記エッジ信号を加算して生成され、前記第2の中
間画像信号が、前記第2の輝度信号である。
【0017】さらに別の本発明に係る画像信号処理装置
は、前記原画像信号の特定帯域を減衰して輝度信号を生
成し、前記第1のガンマ補正回路に供給するフィルタ回
路を有し、前記第1の中間画像信号が、前記輝度信号に
前記エッジ信号を加算して生成され、前記第2の中間画
像信号が、前記輝度信号である。
は、前記原画像信号の特定帯域を減衰して輝度信号を生
成し、前記第1のガンマ補正回路に供給するフィルタ回
路を有し、前記第1の中間画像信号が、前記輝度信号に
前記エッジ信号を加算して生成され、前記第2の中間画
像信号が、前記輝度信号である。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0019】図1は、本発明の実施形態である輝度信号
生成回路の概略のブロック図である。この回路は、アパ
ーチャ信号生成部100を有する。アパーチャ信号生成
部100は、撮像装置等から入力される映像信号からガ
ンマ補正された輝度信号を生成する主系統に対して並列
に設けられ、映像信号からアパーチャ信号を生成する。
本輝度信号生成回路は、加算合成回路42にて、主系統
から出力される輝度信号と、アパーチャ信号生成部10
0から出力されるアパーチャ信号とを加算合成して、輪
郭補正の施された出力画像信号を出力する。
生成回路の概略のブロック図である。この回路は、アパ
ーチャ信号生成部100を有する。アパーチャ信号生成
部100は、撮像装置等から入力される映像信号からガ
ンマ補正された輝度信号を生成する主系統に対して並列
に設けられ、映像信号からアパーチャ信号を生成する。
本輝度信号生成回路は、加算合成回路42にて、主系統
から出力される輝度信号と、アパーチャ信号生成部10
0から出力されるアパーチャ信号とを加算合成して、輪
郭補正の施された出力画像信号を出力する。
【0020】撮像装置等から入力される映像信号は、輝
度信号と色信号とが周波数多重されており、主系統に設
けられるLPF(以下、Y−LPFと記す)50及びア
パーチャ信号生成部100に設けられるLPF(以下、
A−LPFと記す)52は、いずれも、この映像信号か
ら輝度信号成分を取り出す低域通過フィルタであり、原
画像信号を減衰してそれぞれ第1の輝度信号、第2の輝
度信号を生成する。図2は、Y−LPF50とA−LP
F52の透過特性を示す周波数特性図である。いずれの
フィルタ回路も水平サンプリング周波数fHの1/2で
極小点を有し、その近傍で出力信号を減衰させる。Y−
LPF50の特性80は、フィルタリングで輝度信号の
解像度を損なわないようにするため、急峻な減衰特性を
有するように設定される。一方、A−LPF52の特性
82はY−LPF50の特性80に比べてなだらかな減
衰特性を有するように設定される。これは、アパーチャ
信号生成部100で用いられる第2の輝度信号にジャギ
ーと呼ばれる一種のモアレノイズが混入することを回避
するためである。なお、A−LPF52を設けずに、Y
−LPF50の出力をアパーチャ信号生成部100に供
給し、これを用いてアパーチャ信号生成処理を行うこと
として回路構成を簡略化することもできる。
度信号と色信号とが周波数多重されており、主系統に設
けられるLPF(以下、Y−LPFと記す)50及びア
パーチャ信号生成部100に設けられるLPF(以下、
A−LPFと記す)52は、いずれも、この映像信号か
ら輝度信号成分を取り出す低域通過フィルタであり、原
画像信号を減衰してそれぞれ第1の輝度信号、第2の輝
度信号を生成する。図2は、Y−LPF50とA−LP
F52の透過特性を示す周波数特性図である。いずれの
フィルタ回路も水平サンプリング周波数fHの1/2で
極小点を有し、その近傍で出力信号を減衰させる。Y−
LPF50の特性80は、フィルタリングで輝度信号の
解像度を損なわないようにするため、急峻な減衰特性を
有するように設定される。一方、A−LPF52の特性
82はY−LPF50の特性80に比べてなだらかな減
衰特性を有するように設定される。これは、アパーチャ
信号生成部100で用いられる第2の輝度信号にジャギ
ーと呼ばれる一種のモアレノイズが混入することを回避
するためである。なお、A−LPF52を設けずに、Y
−LPF50の出力をアパーチャ信号生成部100に供
給し、これを用いてアパーチャ信号生成処理を行うこと
として回路構成を簡略化することもできる。
【0021】主系統は、Y−LPF50と、その出力を
ガンマ補正するY信号用ガンマ補正回路54とを含んで
構成される。
ガンマ補正するY信号用ガンマ補正回路54とを含んで
構成される。
【0022】アパーチャ信号生成部100では、映像信
号がA−LPF52とエッジ信号発生回路56とに入力
される。エッジ信号発生回路56は、図11を用いて説
明した従来のアパーチャ信号発生回路と概略同じもので
あり、映像信号(原画像信号)から取り出された輝度信
号成分の特定帯域の周波数成分を抽出してアパーチャ信
号(以下、アパーチャ信号生成部100から最終的に出
力されるアパーチャ信号と区別するためにエッジ信号と
呼ぶ)を生成する。
号がA−LPF52とエッジ信号発生回路56とに入力
される。エッジ信号発生回路56は、図11を用いて説
明した従来のアパーチャ信号発生回路と概略同じもので
あり、映像信号(原画像信号)から取り出された輝度信
号成分の特定帯域の周波数成分を抽出してアパーチャ信
号(以下、アパーチャ信号生成部100から最終的に出
力されるアパーチャ信号と区別するためにエッジ信号と
呼ぶ)を生成する。
【0023】加算合成回路102は、エッジ信号発生回
路56で生成されたエッジ信号と、A−LPF52から
出力される原画像信号と加算合成して第1の中間画像信
号を生成する。ここでは、この加算合成回路102の出
力をエッジ加算画像信号と称する。一方、減算差分回路
104は、A−LPF52にて得られた原画像信号から
エッジ信号発生回路56で生成されたエッジ信号を減算
して第2の中間画像信号を生成する。ここでは、この減
算差分回路104の出力をエッジ減算画像信号と称す
る。これらエッジ加算画像信号及びエッジ減算画像信号
は、それぞれエッジ信号用ガンマ補正回路106,10
8に入力される。
路56で生成されたエッジ信号と、A−LPF52から
出力される原画像信号と加算合成して第1の中間画像信
号を生成する。ここでは、この加算合成回路102の出
力をエッジ加算画像信号と称する。一方、減算差分回路
104は、A−LPF52にて得られた原画像信号から
エッジ信号発生回路56で生成されたエッジ信号を減算
して第2の中間画像信号を生成する。ここでは、この減
算差分回路104の出力をエッジ減算画像信号と称す
る。これらエッジ加算画像信号及びエッジ減算画像信号
は、それぞれエッジ信号用ガンマ補正回路106,10
8に入力される。
【0024】エッジ信号用ガンマ補正回路106,10
8は、互いに同じ非線形変換特性に基づいて入力信号を
ガンマ補正するものである。ガンマ補正回路は、入力信
号レベルhが高いほど出力信号のレベル変動を抑圧する
ガンマ関数ΓA(h)に基づいて非線形変換を行う。
8は、互いに同じ非線形変換特性に基づいて入力信号を
ガンマ補正するものである。ガンマ補正回路は、入力信
号レベルhが高いほど出力信号のレベル変動を抑圧する
ガンマ関数ΓA(h)に基づいて非線形変換を行う。
【0025】エッジ信号用ガンマ補正回路106,10
8のガンマ関数ΓAと、Y信号用ガンマ補正回路54の
ガンマ関数ΓYとは共通とすることができ、また一方で
ΓYと異なるΓAを用いてアパーチャ信号生成をより好適
に行うようにすることもできる。
8のガンマ関数ΓAと、Y信号用ガンマ補正回路54の
ガンマ関数ΓYとは共通とすることができ、また一方で
ΓYと異なるΓAを用いてアパーチャ信号生成をより好適
に行うようにすることもできる。
【0026】減算差分回路110は、エッジ信号用ガン
マ補正回路106にて得られたガンマ補正後のエッジ加
算画像信号から、エッジ信号用ガンマ補正回路108に
て得られたガンマ補正後のエッジ減算画像信号を減算す
る。この減算差分回路110の出力がアパーチャ信号と
してアパーチャ信号生成部100から加算合成回路42
に入力され、Y信号用ガンマ補正回路54にてガンマ補
正された原画像信号と加算合成されて、輪郭補正の施さ
れた出力画像信号が得られる。
マ補正回路106にて得られたガンマ補正後のエッジ加
算画像信号から、エッジ信号用ガンマ補正回路108に
て得られたガンマ補正後のエッジ減算画像信号を減算す
る。この減算差分回路110の出力がアパーチャ信号と
してアパーチャ信号生成部100から加算合成回路42
に入力され、Y信号用ガンマ補正回路54にてガンマ補
正された原画像信号と加算合成されて、輪郭補正の施さ
れた出力画像信号が得られる。
【0027】次に本輝度信号生成回路の動作を説明す
る。
る。
【0028】図3は、A−LPF52から出力される原
画像信号の信号波形の模式図であり、原画像信号は時刻
t1及びt2おいて同じステップPずつ2段階で上昇する
波形を示している。図4は、エッジ信号発生回路56か
ら出力されるエッジ信号の信号波形の模式図である。こ
こで原画像信号の2段階の立ち上がり方が相似で、時刻
t1,t2いずれの立ち上がりにおいてもアパーチャ信号
として同じ大きさδのアンダーシュート及びオーバーシ
ュートを生じるものとする。
画像信号の信号波形の模式図であり、原画像信号は時刻
t1及びt2おいて同じステップPずつ2段階で上昇する
波形を示している。図4は、エッジ信号発生回路56か
ら出力されるエッジ信号の信号波形の模式図である。こ
こで原画像信号の2段階の立ち上がり方が相似で、時刻
t1,t2いずれの立ち上がりにおいてもアパーチャ信号
として同じ大きさδのアンダーシュート及びオーバーシ
ュートを生じるものとする。
【0029】これら原画像信号及びエッジ信号から生成
されるガンマ補正後のエッジ加算画像信号及びエッジ減
算画像信号を図5に示す。図5(a)は、エッジ信号用
ガンマ補正回路106から出力されるガンマ補正後のエ
ッジ加算画像信号である。このガンマ補正後のエッジ加
算画像信号の時刻t1の前後に生じるアンダーシュート
及びオーバーシュートの大きさをそれぞれδD1,δU1、
時刻t2の前後に生じるアンダーシュート及びオーバー
シュートの大きさをそれぞれδD2,δU2とする。ガンマ
補正による非線形変換の結果、これらエッジ信号の大き
さの間には、δ U1<δD1,δU2<δD2,δD2<δD1,δ
U2<δU1といった大小関係が生じる。一方、図5(b)
は、エッジ信号用ガンマ補正回路108から出力される
ガンマ補正後のエッジ減算画像信号である。このガンマ
補正後のエッジ減算画像信号の時刻t1の前後に生じる
アンダーシュートの反転信号及びオーバーシュートの反
転信号の大きさをそれぞれδ'D1,δ'U1、時刻t2の前
後に生じるアンダーシュートの反転信号及びオーバーシ
ュートの反転信号の大きさをそれぞれδ'D2,δ'U2とす
る。ガンマ補正による非線形変換の結果、これらエッジ
信号の大きさの間には、δ'U1<δ'D1,δ'U2<δ'D2,
δ'D2<δ'D1,δ'U2<δ'U1といった大小関係が生じ
る。さらに、δU1<δ'U1,δ'D1<δD1である。
されるガンマ補正後のエッジ加算画像信号及びエッジ減
算画像信号を図5に示す。図5(a)は、エッジ信号用
ガンマ補正回路106から出力されるガンマ補正後のエ
ッジ加算画像信号である。このガンマ補正後のエッジ加
算画像信号の時刻t1の前後に生じるアンダーシュート
及びオーバーシュートの大きさをそれぞれδD1,δU1、
時刻t2の前後に生じるアンダーシュート及びオーバー
シュートの大きさをそれぞれδD2,δU2とする。ガンマ
補正による非線形変換の結果、これらエッジ信号の大き
さの間には、δ U1<δD1,δU2<δD2,δD2<δD1,δ
U2<δU1といった大小関係が生じる。一方、図5(b)
は、エッジ信号用ガンマ補正回路108から出力される
ガンマ補正後のエッジ減算画像信号である。このガンマ
補正後のエッジ減算画像信号の時刻t1の前後に生じる
アンダーシュートの反転信号及びオーバーシュートの反
転信号の大きさをそれぞれδ'D1,δ'U1、時刻t2の前
後に生じるアンダーシュートの反転信号及びオーバーシ
ュートの反転信号の大きさをそれぞれδ'D2,δ'U2とす
る。ガンマ補正による非線形変換の結果、これらエッジ
信号の大きさの間には、δ'U1<δ'D1,δ'U2<δ'D2,
δ'D2<δ'D1,δ'U2<δ'U1といった大小関係が生じ
る。さらに、δU1<δ'U1,δ'D1<δD1である。
【0030】図6は、減算差分回路110から出力され
るアパーチャ信号の信号波形を示す模式図である。減算
差分回路110は、図5(a)に示すエッジ信号用ガン
マ補正回路106の出力から図5(b)に示すエッジ信
号用ガンマ補正回路108の出力を減算して、図6に示
すアパーチャ信号を生成する。図6に示すように、時刻
t1に対応したアパーチャ信号として、t1直前の大きさ
(δD1+δ'D1)のアンダーシュートとt1直後の大きさ
(δU1+δ'U1)のオーバーシュートとが生じる。ま
た、時刻t2に対応したアパーチャ信号として、t2直前
の大きさ(δD2+δ'D2)のアンダーシュートとt2直後
の大きさ(δU2+δ'U2)のオーバーシュートとが生じ
る。
るアパーチャ信号の信号波形を示す模式図である。減算
差分回路110は、図5(a)に示すエッジ信号用ガン
マ補正回路106の出力から図5(b)に示すエッジ信
号用ガンマ補正回路108の出力を減算して、図6に示
すアパーチャ信号を生成する。図6に示すように、時刻
t1に対応したアパーチャ信号として、t1直前の大きさ
(δD1+δ'D1)のアンダーシュートとt1直後の大きさ
(δU1+δ'U1)のオーバーシュートとが生じる。ま
た、時刻t2に対応したアパーチャ信号として、t2直前
の大きさ(δD2+δ'D2)のアンダーシュートとt2直後
の大きさ(δU2+δ'U2)のオーバーシュートとが生じ
る。
【0031】ここで、時刻t1にてアパーチャ信号生成
部100により得られるアパーチャ信号におけるオーバ
ーシュートとアンダーシュートとの大きさの比R≡(δ
U1+δ'U1)/(δD1+δ'D1)を、従来のアパーチャ信
号におけるオーバーシュートとアンダーシュートとの大
きさの比R’≡δU/δDと比較する。図16(b)と図
5(a)との対比からδUはδU1に、またδDはδD1に相
当することが理解され、R’=δU1/δD1とすることが
できる。よって、
部100により得られるアパーチャ信号におけるオーバ
ーシュートとアンダーシュートとの大きさの比R≡(δ
U1+δ'U1)/(δD1+δ'D1)を、従来のアパーチャ信
号におけるオーバーシュートとアンダーシュートとの大
きさの比R’≡δU/δDと比較する。図16(b)と図
5(a)との対比からδUはδU1に、またδDはδD1に相
当することが理解され、R’=δU1/δD1とすることが
できる。よって、
【数1】R−R’=(δ'U1δD1−δU1δ'D1)/(δD1
+δ'D1)δD1 が得られる。右辺の分子はδU1<δ'U1,δ'D1<δD1で
あることから正となり、結局、R>R’である。またδ
U1<δD1,δ'U1<δ'D1であるのでR<1である。すな
わち、R’<R<1であり、アパーチャ信号生成部10
0によれば、同一の輪郭部分におけるアパーチャ信号の
アンダーシュートとオーバーシュートとの違いが緩和さ
れる。つまり、従来技術の第1及び第2の方式が有して
いた問題が緩和される。
+δ'D1)δD1 が得られる。右辺の分子はδU1<δ'U1,δ'D1<δD1で
あることから正となり、結局、R>R’である。またδ
U1<δD1,δ'U1<δ'D1であるのでR<1である。すな
わち、R’<R<1であり、アパーチャ信号生成部10
0によれば、同一の輪郭部分におけるアパーチャ信号の
アンダーシュートとオーバーシュートとの違いが緩和さ
れる。つまり、従来技術の第1及び第2の方式が有して
いた問題が緩和される。
【0032】次に、時刻t1とt2とでのアパーチャ信号
の大きさを比較する。例えば、時刻t1,t2それぞれに
おけるアンダーシュートの大きさΔD1,ΔD2を比較す
る。ここでΔD1=δD1+δ'D1,ΔD2=δD2+δ'D2であ
る。上述のようにδD2<δD1,δ'D2<δ'D1であるの
で、ΔD2<ΔD1となる。すなわち、輪郭強調部分の絶対
値が低輝度側よりも高輝度側で小さくなり、従来技術の
第3の方式が有していた問題も緩和される。
の大きさを比較する。例えば、時刻t1,t2それぞれに
おけるアンダーシュートの大きさΔD1,ΔD2を比較す
る。ここでΔD1=δD1+δ'D1,ΔD2=δD2+δ'D2であ
る。上述のようにδD2<δD1,δ'D2<δ'D1であるの
で、ΔD2<ΔD1となる。すなわち、輪郭強調部分の絶対
値が低輝度側よりも高輝度側で小さくなり、従来技術の
第3の方式が有していた問題も緩和される。
【0033】さらに、エッジ信号発生回路56の後段に
エッジ信号用ガンマ補正回路106,108が配置され
るので、従来技術の第4の方式が有していた問題も生じ
ない。
エッジ信号用ガンマ補正回路106,108が配置され
るので、従来技術の第4の方式が有していた問題も生じ
ない。
【0034】図7は、本実施形態の第1の変形例を示す
ブロック図である。この構成では、A−LPF52を設
けずに、Y−LPF50の出力が加算合成回路102,
減算差分回路104に与えられる。
ブロック図である。この構成では、A−LPF52を設
けずに、Y−LPF50の出力が加算合成回路102,
減算差分回路104に与えられる。
【0035】図8は、本実施形態の第2の変形例を示す
ブロック図である。この構成では、エッジ信号用ガンマ
補正回路106,108とY信号用ガンマ補正回路54
とで互いに異なるガンマ特性を与え、Y信号用減算差分
回路104による原画像信号からエッジ信号の減算を行
わない。すなわちエッジ減算画像信号は生成されない。
エッジ信号用ガンマ補正回路108にはエッジ減算画像
信号に代えて、A−LPF52の出力が第2の中間画像
信号として入力される。減算差分回路110では、ガン
マ補正されたエッジ加算画像信号とガンマ補正された原
画像信号との差分が生成され、アパーチャ信号とされ
る。また反対に、加算合成回路102を設けず、よって
エッジ加算画像信号を生成しない構成も可能である。
ブロック図である。この構成では、エッジ信号用ガンマ
補正回路106,108とY信号用ガンマ補正回路54
とで互いに異なるガンマ特性を与え、Y信号用減算差分
回路104による原画像信号からエッジ信号の減算を行
わない。すなわちエッジ減算画像信号は生成されない。
エッジ信号用ガンマ補正回路108にはエッジ減算画像
信号に代えて、A−LPF52の出力が第2の中間画像
信号として入力される。減算差分回路110では、ガン
マ補正されたエッジ加算画像信号とガンマ補正された原
画像信号との差分が生成され、アパーチャ信号とされ
る。また反対に、加算合成回路102を設けず、よって
エッジ加算画像信号を生成しない構成も可能である。
【0036】図9は、本実施形態の第3の変形例を示す
ブロック図である。この構成は、上記図8に示す構成に
おいて、A−LPF52を設けずに、Y−LPF50の
出力がエッジ信号用ガンマ補正回路108及び加算合成
回路102の入力として用いられる。
ブロック図である。この構成は、上記図8に示す構成に
おいて、A−LPF52を設けずに、Y−LPF50の
出力がエッジ信号用ガンマ補正回路108及び加算合成
回路102の入力として用いられる。
【0037】
【発明の効果】本発明の画像信号に対するアパーチャ補
償回路によれば、輝度信号のレベル相違によらず視覚的
に好適な輪郭強調がなされる。
償回路によれば、輝度信号のレベル相違によらず視覚的
に好適な輪郭強調がなされる。
【図1】 本発明の実施形態である輝度信号生成回路の
概略のブロック図である。
概略のブロック図である。
【図2】 Y−LPF50とA−LPF52の透過特性
を示す周波数特性図である。
を示す周波数特性図である。
【図3】 実施形態を説明するための原画像信号の信号
波形の模式図である。
波形の模式図である。
【図4】 図8の原画像信号に対応してエッジ信号発生
回路56から出力されるエッジ信号の信号波形の模式図
である。
回路56から出力されるエッジ信号の信号波形の模式図
である。
【図5】 ガンマ補正後のエッジ加算画像信号及びエッ
ジ減算画像信号の信号波形の模式図である。
ジ減算画像信号の信号波形の模式図である。
【図6】 減算差分回路110から出力されるアパーチ
ャ信号の信号波形を示す模式図である。
ャ信号の信号波形を示す模式図である。
【図7】 実施形態の第1の変形例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図8】 実施形態の第2の変形例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図9】 実施形態の第3の変形例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図10】 アパーチャ補償の原理を説明する模式的な
タイミング図である。
タイミング図である。
【図11】 アパーチャ信号を生成するエッジ信号発生
回路の概略のブロック構成図である。
回路の概略のブロック構成図である。
【図12】 従来の輝度信号生成の第1の方式である信
号処理回路の簡略なブロック図である。
号処理回路の簡略なブロック図である。
【図13】 従来の輝度信号生成の第2の方式である信
号処理回路の簡略なブロック図である。
号処理回路の簡略なブロック図である。
【図14】 従来の輝度信号生成の第3の方式である信
号処理回路の簡略なブロック図である。
号処理回路の簡略なブロック図である。
【図15】 従来の輝度信号生成の第4の方式である信
号処理回路の簡略なブロック図である。
号処理回路の簡略なブロック図である。
【図16】 従来の第1及び第2の方式における問題点
を説明する信号波形の模式図である。
を説明する信号波形の模式図である。
【図17】 従来の第3の方式における問題点を説明す
る信号波形の模式図である。
る信号波形の模式図である。
42,102 加算合成回路、50 Y−LPF、52
A−LPF、54Y信号用ガンマ補正回路、56 エ
ッジ信号発生回路、100 アパーチャ信号生成部、1
06,108 エッジ信号用ガンマ補正回路、104,
110 減算差分回路。
A−LPF、54Y信号用ガンマ補正回路、56 エ
ッジ信号発生回路、100 アパーチャ信号生成部、1
06,108 エッジ信号用ガンマ補正回路、104,
110 減算差分回路。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5B057 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02
CB08 CB12 CB16 CC01 CE03
CE11 CH08
5C021 PA32 PA35 PA66 PA99 RB03
XA34 XB03
5C082 CA22 CA81 CA85 MM10
Claims (5)
- 【請求項1】 画像信号の特定周波数成分を強調し、再
生画像の輪郭を補正する画像信号処理装置において、 原画像信号に対して第1の非線形特性に基づくガンマ補
正を施す第1のガンマ補正回路と、 前記原画像信号の特定周波数成分を抽出してエッジ信号
を生成するエッジ信号生成回路と、 前記原画像信号及び前記エッジ信号に基づいて生成され
る第1の中間画像信号に対して第2の非線形特性に応じ
たガンマ補正を施す第2のガンマ補正回路と、 前記原画像信号に基づいて生成される第2の中間画像信
号に対して前記第2の非線形特性に応じたガンマ補正を
施す第3のガンマ補正回路と、 ガンマ補正された前記第1の中間画像信号とガンマ補正
された前記第2の中間画像信号との差を算出してアパー
チャ信号を生成する減算回路と、 ガンマ補正された前記原画像信号に前記アパーチャ信号
を加算して出力画像信号を生成する加算回路と、 を備えたことを特徴とする画像信号処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像信号処理装置におい
て、 前記原画像信号の第1の帯域を減衰して第1の輝度信号
を生成し、前記第1のガンマ補正回路に供給する第1の
フィルタ回路と、 前記原画像信号の第2の帯域を減衰して第2の輝度信号
を生成する第2のフィルタ回路と、を有し、 前記第1の中間画像信号は、前記第2の輝度信号に前記
エッジ信号を加算して生成され、 前記第2の中間画像信号は、前記第2の輝度信号から前
記エッジ信号を減算して生成されること、 を特徴とする画像信号処理装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の画像信号処理装置におい
て、 前記原画像信号の特定帯域を減衰して輝度信号を生成
し、前記第1のガンマ補正回路に供給するフィルタ回路
を有し、 前記第1の中間画像信号は、前記輝度信号に前記エッジ
信号を加算して生成され、 前記第2の中間画像信号は、前記輝度信号から前記エッ
ジ信号を減算して生成されること、 を特徴とする画像信号処理装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の画像信号処理装置におい
て、 前記原画像信号の第1の帯域を減衰して第1の輝度信号
を生成し、前記第1のガンマ補正回路に供給する第1の
フィルタ回路と、 前記原画像信号の第2の帯域を減衰して第2の輝度信号
を生成する第2のフィルタ回路と、を有し、 前記第1の中間画像信号は、前記第2の輝度信号に前記
エッジ信号を加算して生成され、 前記第2の中間画像信号は、前記第2の輝度信号である
こと、 を特徴とする画像信号処理装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の画像信号処理装置におい
て、 前記原画像信号の特定帯域を減衰して輝度信号を生成
し、前記第1のガンマ補正回路に供給するフィルタ回路
を有し、 前記第1の中間画像信号は、前記輝度信号に前記エッジ
信号を加算して生成され、 前記第2の中間画像信号は、前記輝度信号であること、 を特徴とする画像信号処理装置。
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