JP2003031418A - 捲線型チップインダクタ - Google Patents

捲線型チップインダクタ

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JP2003031418A
JP2003031418A JP2001210313A JP2001210313A JP2003031418A JP 2003031418 A JP2003031418 A JP 2003031418A JP 2001210313 A JP2001210313 A JP 2001210313A JP 2001210313 A JP2001210313 A JP 2001210313A JP 2003031418 A JP2003031418 A JP 2003031418A
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JP
Japan
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chip inductor
circuit board
wound
type chip
magnetic core
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Application number
JP2001210313A
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English (en)
Inventor
Sadahiro Sato
貞弘 佐藤
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Okaya Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Okaya Electric Industry Co Ltd
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Application filed by Okaya Electric Industry Co Ltd filed Critical Okaya Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント回路基板への実装時やリフロー時に
転がりにくく固定しやすい捲線型チップインダクタの提
供を目的とする。 【解決手段】 捲線型チップインダクタ1は、円柱状の
磁性体コア2の外周に絶縁被覆導線3を密着状態で捲回
し、この絶縁被覆導線の両端部分を絶縁剥離して端子部
4とする。この端子部4の先端を磁性体コアの接線上に
直線状に延出し、これをプリント回路基板との当接部4
aとする。プリント回路基板と接触する両端の当接部4
aが、面を構成することにより捲線型チップインダクタ
の据わりが良くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント回路基板
に実装される小型な捲線型チップインダクタに係り、特
に実装時やリフロー時の取り扱い性を向上させた捲線型
チップインダクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント回路基板に実装される小
型な捲線型チップインダクタとしては特開平9−326
317号のインダクタコイルが存在し、これは図11に
示すごとく、円柱形状の磁性体コア21の外周に絶縁被
覆された細い導線を、隣接する導線同志が当接するよう
に密着状態で捲回し、この絶縁被覆導線22の両端の絶
縁被覆を剥離して端子部23とした捲線型チップインダ
クタ20が存在している。この捲線型チップインダクタ
20は、1GHz以上の周波数帯域で使用することがで
き、寄生成分が少なく、低抵抗で大電流を流すことがで
きるという特徴を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この捲
線型チップインダクタは、全体としてほぼ円柱形状から
なることから、実装時やリフロー時にプリント回路基板
の上で転がり易く、素子が回転したりランドパターンか
らずれてしまうという問題があった。
【0004】そこで本発明は、プリント回路基板への実
装時やリフロー時に転がりにくく固定しやすい捲線型チ
ップインダクタの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の捲線型チップインダクタは、円柱状の磁性
体コアの外周に密着状態で捲回した絶縁被覆導線の両端
部分の端子部における一方若しくは両方の先端を直線状
に延出して回路基板との当接部としたことを特徴とする
ものである。
【0006】また、端子部における当接部は、回路基板
と当接すべく磁性体コアの接線上に位置することを特徴
とするものである。
【0007】また、端子部における当接部は、磁性体コ
アの接線上に一旦延出し再度その先端を直角に折曲した
ことを特徴とするものである。
【0008】また、端子部における当接部は、磁性体コ
アの軸方向に延出することを特徴とするものである。
【0009】また、端子部における当接部は、その端面
が回路基板と当接すべく捲回された絶縁被覆導線におけ
る接線上に上記端面を位置させることを特徴とするもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図2は、本発明の捲線型チ
ップインダクタの第1の実施例を示しており、捲線型チ
ップインダクタ1は、直径が0.6mm、長さが1.7
mmの円柱形状からなるフェライト製の磁性体コア2の
外周に、線径が約0.11mmの絶縁被覆導線3を密着
状態で捲回して構成されている。この絶縁被覆導線3の
両端部分は、予め絶縁被覆を剥離して半田付け用の端子
部4とするとともに、この端子部4の先端を、磁性体コ
ア2の接線上に直線状に延出して基板に当接する当接部
4aとしている。そして、図2に示すごとく、両端の当
接部4aが平行状態となることで、捲線型チップインダ
クタ1が実装される際にプリント回路基板との接触個所
が面を構成することにより据わりが良くなる。尚、当接
部4aが1個所でもプリント回路基板に対する据わりを
良くすることができることから、必ずしも両方の当接部
4aを同一平面上に平行に位置させる必要はなく、また
端子部4の一方のみに当接部4aを形成する構成として
もよいものである。
【0011】図3〜図4は、本発明の捲線型チップイン
ダクタの第2の実施例を示しており、捲線型チップイン
ダクタ5にあっては、磁性体コア2の外周に絶縁被覆導
線3を密着状態で捲回する基本的な構成については前述
した第1の実施例と同様であり、相違点としては絶縁被
覆導線3両端の端子部6の先端を、磁性体コア2の接線
上に磁性体コア2の半径分だけ直線状に延出して直線部
6aとした後、すぐに内側直角方向に折曲して同じく磁
性体コア2の接線上に直線状に延出する当接部6bとし
ている。そして、当接部6bをプリント回路基板に当接
させることで据わりがよくなることに加え、直線部6a
がプリント回路基板に当接した場合であっても同様に安
定した据わりが得られるものである。すなわち、直線部
6aも当接部としての作用を発揮し得るものである。
【0012】図5〜図7は、本発明の捲線型チップイン
ダクタの第3の実施例を示しており、この捲線型チップ
インダクタ7にあっては、上述した基本的な構成は第1
の実施例、第2の実施例と同様とするとともに、絶縁被
覆導線3両端の端子部8の先端を、磁性体コア2の接線
上に磁性体コア2の半径分だけ直線状に延出して直線部
8aとした後、磁性体コア2の軸方向外側に直線状に延
出して当接部8bとしている。両端の当接部8bは、図
7に示すごとく、磁性体コア2を挟んで対称に位置し、
捲線型チップインダクタ7を実装する際にプリント回路
基板との接触個所が面を構成することにより、捲線型チ
ップインダクタ7をプリント回路基板上に安定した状態
で載置させることができる。
【0013】図8〜図10は、本発明の捲線型チップイ
ンダクタの第4の実施例を示しており、捲線型チップイ
ンダクタ9にあっては、前述した第3の実施例における
当接部8bを除いて直線部8aを当接部10aとする構
成である。すなわち、両端の当接部10aの端面10b
は、プリント回路基板に当接するように、捲回された絶
縁被覆導線3における同一接線上に位置している。これ
により、図9及び図10に示すごとく、両端の端面10
bは磁性体コア2を挟んで対称に同一平面に位置し、捲
線型チップインダクタ9を実装する際にプリント回路基
板との接触個所が面を構成することにより、捲線型チッ
プインダクタ9をプリント回路基板上に安定した状態で
載置させることができる。
【0014】尚、上述した各実施例の捲線型チップイン
ダクタにあっては、捲線型チップインダクタの両端の端
子部について同一の直線的加工を施したが、これ以外に
も片側だけに当接部を形成したり、片側ずつ異なる形状
の当接部を形成したりする構成としてもよいものであ
る。
【0015】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の捲線型チッ
プインダクタによれば、回路基板への実装やリフローの
際に素子が回転したりランドパターンからずれたりする
恐れがなく、捲線型チップインダクタの端子を確実かつ
容易にランドパターンに固定させることができるもので
ある。
【0016】また、端子部における当接部を、磁性体コ
アの接線上に一旦延出し再度その先端を直角に折曲する
ことで、直角の2辺を回路基板との当接部とすることが
でき、より一層転がる恐れがなくなって安定性が高ま
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の捲線型チップインダクタの第1の実施
例を示す正面図である。
【図2】本発明の捲線型チップインダクタの第1の実施
例を示す側面図である。
【図3】本発明の捲線型チップインダクタの第2の実施
例を示す正面図である。
【図4】本発明の捲線型チップインダクタの第2の実施
例を示す側面図である。
【図5】本発明の捲線型チップインダクタの第3の実施
例を示す正面図である。
【図6】本発明の捲線型チップインダクタの第3の実施
例を示す側面図である。
【図7】本発明の捲線型チップインダクタの第3の実施
例を示す底面図である。
【図8】本発明の捲線型チップインダクタの第4の実施
例を示す正面図である。
【図9】本発明の捲線型チップインダクタの第4の実施
例を示す側面図である。
【図10】本発明の捲線型チップインダクタの第4の実
施例を示す底面図である。
【図11】従来の捲線型チップインダクタの正面図であ
る。
【符号の説明】
1 捲線型チップインダクタ 2 磁性体コア 3 絶縁被覆導線 4 端子部 4a 当接部 5 捲線型チップインダクタ 6 端子部 6a 直線部 6b 当接部 7 捲線型チップインダクタ 8 端子部 8a 直線部 8b 当接部 9 捲線型チップインダクタ 10 端子部 10a 当接部 10b 端面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状の磁性体コアの外周に密着状態で
    捲回した絶縁被覆導線の両端部分の端子部における一方
    若しくは両方の先端を直線状に延出して回路基板との当
    接部としたことを特徴とする捲線型チップインダクタ。
  2. 【請求項2】 端子部における当接部は、回路基板と当
    接すべく磁性体コアの接線上に位置することを特徴とす
    る請求項1記載の捲線型チップインダクタ。
  3. 【請求項3】 端子部における当接部は、磁性体コアの
    接線上に一旦延出し再度その先端を直角に折曲したこと
    を特徴とする請求項1記載の捲線型チップインダクタ。
  4. 【請求項4】 端子部における当接部は、磁性体コアの
    軸方向に延出することを特徴とする請求項1記載の捲線
    型チップインダクタ。
  5. 【請求項5】 端子部における当接部は、その端面が回
    路基板と当接すべく捲回された絶縁被覆導線における接
    線上に上記端面を位置させることを特徴とする請求項1
    記載の捲線型チップインダクタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105775728A (zh) * 2016-04-22 2016-07-20 天津智通机器人有限公司 一种芯片绕线设备

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040601