JP2003030744A - 駐車場管理システム - Google Patents

駐車場管理システム

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JP2003030744A
JP2003030744A JP2001210315A JP2001210315A JP2003030744A JP 2003030744 A JP2003030744 A JP 2003030744A JP 2001210315 A JP2001210315 A JP 2001210315A JP 2001210315 A JP2001210315 A JP 2001210315A JP 2003030744 A JP2003030744 A JP 2003030744A
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Japan
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parking lot
vehicle
unit
parking
camera
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JP2001210315A
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English (en)
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Akio Mukai
明男 向井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は駐車場管理システムに関し、駐車場
の効率的な運用を図ることができる駐車場管理システム
を提供することを目的としている。 【解決手段】 駐車中の車両1のナンバープレート1a
を撮影するカメラ部30と、該カメラ部30の出力を画
像処理してナンバーを認識する画像処理部31と、車両
の入出場の規制を行なう車両規制部32と、前記画像処
理部31及び車両規制部32と接続され、全体の駐車場
管理を行なう管理機能部33とにより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は駐車場管理システム
に関する。従来の駐車場システムは、その駐車場のみで
閉じており、1個のセンターで複数の駐車場システムを
管理する構成にはなっておらず、顧客情報の管理等、不
十分な点があった。このため、駐車場管理を効率的に行
なうシステムの開発が望まれている。
【0002】
【従来の技術】図23はフラップ式駐車場の説明図であ
る。車両1をフラップ3内に停車させると、一定時間後
にセンサ2が車両の重量を検知してフラップ3が上が
り、集金装置4により課金が開始される。顧客5は、駐
車完了時には、備え付けの集金装置4に駐車時間に応じ
た費用を支払うことでフラップ3が下がり、駐車場を出
ることができる。
【0003】図24はゲート式駐車場の説明図である。
図23と同一のものは、同一の符号を付して示す。顧客
5はゲート入場機6からカードを取り、ゲート制御部7
は入場ゲート8を開ける。これにより、車両が駐車場に
入ることができる。駐車完了し、出場する時、ゲート出
場機11にカードを入れて駐車費用の精算を行なう。こ
の結果、ゲート制御部10は出場ゲート9を開き、車両
1は出場が可能となる。
【0004】図25は従来の駐車場の説明図である。図
23と同一のものは、同一の符号を付して示す。駐車場
の入口に車両1の車両ナンバーを認識する装置20を設
置し、ナンバー認識装置20は駐車券発行機21に指令
を与え、取得されたナンバーと入場時刻を磁気カード式
駐車券に記録する。そして、駐車券発行機21から駐車
券を発行する。同時に入場ゲート22を開き、車両1は
入場することができる。
【0005】駐車場退場時には、人は料金精算機23に
カードを挿入し、駐車時間から費用精算を実施する。料
金精算機23はナンバー認識装置24に精算が終了した
ことを通知する。そして、出場ゲート26は車両ナンバ
ー認識装置24を設置し、精算済みの車両であった場合
には駆動部25が出場ゲート26を自動的に開く。この
方式では、駐車場管理のための人員を不要とし、出場ゲ
ート26で精算操作が不要であることから渋滞防止に役
立つ。
【0006】図26は従来の他の駐車場の説明図であ
る。図25と同一のものは、同一の符号を付して示す。
駐車場の入口に車両ナンバーを認識するナンバー認識装
置20を設置する。これにより、取得されたナンバーと
入場時刻を料金精算機23に通知し、入場ゲート22と
27を開く。出場時には、出場ゲート26、28に設置
された料金精算機23により自車両の車両ナンバーを打
ち込むことで、駐車時間を算出し、これにより料金精算
ができ、出場ゲート26、28が開き、車両1は出場す
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したゲート式又は
フラップ式では、駐車の度に煩わしい操作が必要であ
り、面倒であったり、渋滞等の時間待ちが発生する。ゲ
ート式の場合、入場する場合は、駐車券等を受け取る必
要があり、その後ゲート開場を待つ必要がある。また、
ゲート式では、出場する場合は駐車券を入れ、指示され
る費用を精算し、ゲート開場を待つ。又は、駐車場内の
精算機で事前精算を実施する必要がある。
【0008】これに対して、フラップ式では、きちんと
フラップが上がるのを確認し、出場時には精算機で精算
し、フラップが下がるのを待って出場する必要がある。
また、顧客はより安い駐車場を求めるが、単純な価格競
争しかないため、画一的料金となりやすい。また、駐車
場管理者は各種集金装置があるため、定期的な集金作業
が必要となる。また、無賃駐車の摘発が困難である。更
に、駐車場の無人化がしにくい。また、駐車場へのリピ
ート率の向上や、新規利用客を獲得したいという要求も
ある。
【0009】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであって、駐車場の効率的な運用を図ることがで
きる駐車場管理システムを提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)図1は本発明の原
理ブロック図である。図26と同一のものは、同一の符
号を付して示す。図において、1は車両、30は駐車中
の車のナンバープレートを撮影するカメラ部、31は該
カメラ部30の出力を画像処理してナンバーを認識する
画像処理部、32は車両の入出場の規制を行なう車両規
制部、33は前記画像処理部31及び車両規制部32と
接続され、全体の駐車場管理を行なう管理機能部であ
る。1aは車両1の前号に設けられたナンバープレート
である。34は管理機能部33に顧客情報を入力するエ
ントリー端末であり、管理機能部33と接続されてい
る。
【0011】このように構成すれば、カメラ部30で読
み取った画像から、画像処理部31でナンバープレート
1aの番号を認識でき、管理機能部33は予め登録され
ていた車両であった場合には、車両規制部32を解除し
て車両1を入場させることができる。
【0012】(2)請求項2記載の発明は、前記管理機
能部33はカメラ部30を動作させて駐車場に車両がい
るかどうかを判定し、かつ前記読み取ったナンバーをキ
ーとして課金情報を含む顧客情報を作成することを特徴
とする。
【0013】このように構成すれば、課金情報を含む顧
客情報を容易に作成することができる。 (3)請求項3記載の発明は、前記駐車場がフラップ式
駐車場の場合に、前記カメラ部を一定周期でスキャンし
て得られた車両のナンバー情報と、ナンバーをキーに管
理される顧客情報により、車両のフラップを自動的に上
下することを特徴とする。
【0014】このように構成すれば、駐車したらフラッ
プを上げ、出場時には精算を契機としてフラップを下
げ、車両の入退場を自動的に行なうことができる。 (4)請求項4記載の発明は、前記駐車場がゲート式駐
車場の場合に、前記カメラ部により入出場する車両のナ
ンバーを認識して、ナンバーをキーとする顧客情報を作
成することを特徴とする。
【0015】このように構成すれば、入出場する車両の
ナンバーをキーとして顧客情報を作成することが可能と
なる。この発明において、顧客情報を登録するためのエ
ントリー端末34を備えることを特徴とする。
【0016】このように構成すれば、エントリー端末3
4を利用してナンバー以外の顧客情報を入力することが
できる。また、この発明において、顧客情報を作成した
くない顧客向けに共通のプリベリィカードを備え付け、
その都度精算を行なうことを特徴とする。
【0017】このように構成すれば、顧客情報を作成し
たくない顧客に対しては、プリベリィカードによりその
都度精算を行なうようにすることができる。また、この
発明において、上記データベース及び課金を一括管理す
るセンター及び/又は複数の駐車場を管理するセンター
を有することを特徴とする。
【0018】このように構成すれば、管理センターによ
り複数の駐車場を一括管理することが可能となる。ま
た、この発明において、課金もプリベリィカードによる
支払いもせず、無賃駐車した車両については、管理セン
ターに警報通知し、車両ナンバーやカメラ画像を通知す
ることを特徴とする。
【0019】このように構成すれば、悪質な顧客に対し
ては管理センターに通知し、しかるべき対策をとること
ができる。また、この発明において、以前無賃駐車した
常習犯に対しては、即座にセンターに警報通知すること
を特徴とする。
【0020】このように構成すれば、無賃駐車の常習犯
については即座に管理センターに通知し、しかるべき対
策をとることができる。また、この発明において、リピ
ート客に対しては、駐車料金割引特典を与えることを特
徴とする。
【0021】このように構成すれば、リピート客に対し
てサービスを向上させることができる。また、この発明
において、駐車場とセンターをインターネットで接続
し、顧客情報の登録や参照を可能にしたことを特徴とす
る。
【0022】このように構成すれば、複数の駐車場と管
理センターとをネットワークで相互接続することがで
き、顧客管理の効率が向上する。また、この発明におい
て、顧客情報により勧誘サービスや新商品紹介サービス
を実施することを特徴とする。
【0023】このように構成すれば、顧客に対して駐車
場管理以外のサービスを実施することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図2は本発明の一実施の
形態例を示す回路図である。図1と同一のものは、同一
の符号を付して示す。図において、30は車両のプレー
ト部を撮影するカメラ部、31は該カメラ部30で撮影
した映像からプレート番号を認識する画像処理部、33
は全体の駐車場管理を行なう管理機能部、34は顧客情
報を入力するエントリー端末、32aは車両の規制を行
なう車両規制部としてのフラップである。該車両規制部
32aとしては、フラップの代わりにゲートを用いるこ
ともできる。ここで、画像処理部31とエントリー端末
34とは、接続されており、画像処理部31からの画像
情報がエントリー端末34に与えられるようになってい
る。
【0025】35はネットワーク41と接続される通信
処理部である。該通信処理部35は、駐車場毎に設けら
れている。36は通信処理部35と接続され、駐車場の
総合管理を行なう駐車場総合管理部、37は該駐車場総
合管理部36と接続され、データ又はコマンド等の入力
を行なう管理マンマシン部、38は駐車時間に応じた課
金料金を計算する課金機能部で、課金会社(提携カード
会社等)と接続されている。39はインターネットと接
続されるインターネット機能部である。40は顧客に関
する各種の情報が全て格納されている顧客データベース
(DB)である。駐車場総合管理部36、管理マンマシ
ン部37、課金機能部38、インターネット機能部39
及び顧客データベース40とで管理センターを構成して
いる。このように構成されたシステムの動作を以下に説
明する。
【0026】先ず、全体の大まかな動作を説明する。車
両1が駐車場に駐車する場合、その駐車が初めてである
場合には、エントリー端末34から顧客情報を入力す
る。顧客は、エントリー端末34を操作して、プレート
ナンバー、氏名、住所、電話番号、銀行のキャッシング
番号等を入力する。エントリー端末34は、顧客コード
を付して、管理機能部33に通知する。管理機能部33
は、顧客のコードに対応付けて顧客情報(氏名、住所、
電話番号、銀行のキャッシング番号等)を記憶する。な
お、顧客が2回目以降の駐車を行なう場合には、顧客情
報は既に登録されているので、エントリー端末34を操
作して顧客情報を入力する必要はない。
【0027】一方、駐車場総合管理部36は、経営する
複数の駐車場からの顧客情報を入力する。各駐車場から
のデータは、通信処理部35とネットワーク41を介し
て駐車場総合管理部36に送られてくるので、その情報
を顧客データベース(DB)40に記憶させる。必要に
応じて管理者は、管理マンマシン部37から必要な情
報、コマンド等を入力する。駐車場総合管理部36は、
入力されたコマンドに応じて必要な処理を行なう。各駐
車場からは、顧客番号と駐車時間情報が送られてくるの
で、課金機能部38は、課金料金を計算して、顧客のキ
ャッシングカードを利用して提携カード会社等から駐車
料金の自動引き落とし処理を行なう。必要に応じてイン
ターネット機能部39は、他のシステムと情報のやりと
りを行なう。
【0028】このように構成すれば、駐車中の車のナン
バープレートを撮影するカメラ部30と、該カメラ部3
0の出力を画像処理してナンバーを認識する画像処理部
31と、車両1の入出場の規制を行なう車両規制部32
aと、前記画像処理部31及び車両規制部32aと接続
され、全体の駐車場管理を行なう管理機能部33を有す
ることにより、カメラ部30で読み取った画像から、画
像処理部31でナンバープレート1aの番号を認識で
き、管理機能部33は、予め登録されていた車両であっ
た場合には、車両規制部(フラップ)32aを解除して
車両1を入場させることができる。
【0029】また、前記管理機能部33は、カメラ部3
0を動作させて駐車場に車両1がいるかどうかを判定
し、かつ前記読み取ったナンバーをキーとして課金情報
を含む顧客情報を作成するので、課金情報を含む顧客情
報を容易に作成することができる。
【0030】また、本発明によれば、カメラ部30を一
定周期でスキャンして得られた車両のナンバー情報と、
ナンバーをキーに管理される顧客情報により、車両のフ
ラップ32aを自動的に上下することで、駐車したらフ
ラップ32aを上げ、出場時には精算を契機としてフラ
ップを下げ、車両の入退場を自動的に行なうことができ
る。
【0031】また、本発明によれば、管理機能部33
は、駐車場がゲート式駐車場である場合に、カメラ部3
0により入出場する車両のナンバーを認識して、ナンバ
ーをキーとする顧客情報を作成することができる。従っ
て、入出場する車両のナンバーをキーとして顧客情報を
作成することが可能となる。
【0032】また、本発明によれば、顧客情報を登録す
るためのエントリー端末34を備えているので、ナンバ
ー以外の顧客情報を入力することができる。ここで、画
像処理部31とエントリー端末34とは接続されている
が、これは無賃駐車した車両がある場合に、管理機能部
33から警報が発せられるが、この時には、既に無賃駐
車した車両がいなかった場合も考えられるので、この場
合に、無賃駐車した車両を割り出すために、画像処理部
31からエントリー端末34にプレートナンバー情報を
与えるものである。
【0033】次に、フラップ式の駐車場の場合における
カメラ部30の設置方法について説明する。図3は車両
配置の説明図である。カメラ部30は、各駐車エリアの
車両の後方部に1台ずつ設置され、車両の後部を写す。
車両が駐車スペースに入っているかの判断のために、駐
車スペースの適当な位置にポール又は白線等を設ける。
なお、カメラ部30は、必ずしも車両1に対して1台設
ける必要はなく、複数の画像をスキャンするようにすれ
ば、1台のカメラで複数の車両を観察することができ
る。
【0034】(a)はポールを設けた例を示す。図にお
いて、45、46が車両の両端に設けたポールである。
ポール45、46より車両1が後に入った場合に駐車開
始とする。ポール45、46をフラップ32aの位置よ
りも手前にすることで、フラップ32aの前に駐車した
車両も検出することができる。ポール位置まで車両が入
ってきたことは、既存のセンサにより検出することがで
きる。
【0035】(b)は白線を設けた例を示す。図におい
て、47が白線である。この場合、白線よりも後に車両
が入った場合に駐車開始とする。白線をフラップ位置よ
りも手前にすることで、フラップの前に駐車した車両も
検出することができる。白線まで車両が入ってきたこと
は、既存のセンサにより検出することができる。なお、
この場合、必ずしも白線である必要はなく、地面に何ら
かの線が引かれるものであれば、どのような線であって
もよい。
【0036】図4はカメラ部30の一実施の形態例を示
すブロック図である。図では、駐車スペース毎に1台の
カメラ50が設けられている。このカメラをカメラ1〜
カメラnとする。カメラ切替制御部53は、カメラ映像
切替部51に対してカメラ1への切り替えを依頼すると
共に、画像データ化に対し、カメラNO=1を出力す
る。
【0037】カメラ映像切替部51は、カメラ1の映像
を画像データ化処理部52に出力する。画像データ化処
理部52は、カメラ切替制御部53からのカメラNO=
1と、カメラ映像切替部51からのカメラ1映像を入力
とし、ディジタル画像データに変換し、2つの情報(カ
メラNOと画像データ)を画像処理部31(図2参照)
へ送信し、送信が完了したらカメラ切替制御部53に完
了通知を出す。カメラ切替制御部53は、カメラ2、カ
メラ3、…カメラnに対して順次同じ処理を繰り返す。
カメラ切替制御部53は、一定時間待った後、再度同じ
処理を永久に繰り返す。
【0038】図5は画像処理部31の一実施の形態例を
示すブロック図である。カメラ部30からは、カメラN
Oと画像データが送られてくる。一方、画像蓄積処理部
61にはエントリー端末34から画像情報の要求があっ
た場合には、画像情報をエントリー端末34に与える。
画像情報を受け取ったエントリー端末34の動作につい
ては前述した通りである。
【0039】画像処理管理部60は、カメラ部30より
カメラNOと画像データを入力する。画像処理管理部6
0は当該画像データを画像認識処理部62に送信する。
画像認識処理部62では、当該画像データを既存の画像
認識処理により以下の処理を行なう。 白線又はポールを認識し、その内側に入った車両を対
象とする。 車両ナンバーを認識し、画像処理管理部60に返す。
【0040】画像処理管理部60は、画像蓄積処理部6
1に、時刻、カメラNO、車両ナンバー、画像を送信
し、画像蓄積処理部61ではこれを蓄積する。図6はカ
メラ配置の説明図である。カメラナンバー毎に、各時刻
における撮影が行なわれる。
【0041】画像処理管理部60は管理機能部33(図
2参照)に、時刻、カメラNO、車両ナンバーを送信す
る。画像蓄積処理部61は、エントリー端末34からの
要求に対して画像情報を返すことができる。また、画像
蓄積処理部61は、画像処理管理部60からの要求によ
り画像情報を返すことができる。
【0042】図7は車止め(フラップ)32aの動作説
明図である。各駐車スペースの車止め(フラップ)32
aは、管理機能部33からの制御信号によりフラップ3
2aを上下する機能を有する。管理機能部33は、フラ
ップ32aに対してアップ/ダウン制御要求を行なう。
フラップ32aは、アップ/ダウン制御要求に対して、
実際にフラップ32aをアップ/ダウンさせる。また、
アップ/ダウン要求を管理機能部33に通知する。
【0043】このように構成すれば、駐車したらフラッ
プ32aを上げ、出場時には精算を契機としてフラップ
32aを下げ、車両1の入退場を自動的に行なうことが
できる。
【0044】図8はエントリー端末34の一実施の形態
例を示すブロック図である。図2と同一のものは、同一
の符号を付して示す。エントリー端末34において、7
0は顧客情報初期登録機能部、71は顧客情報参照機能
部、72は無賃駐車警報通知部、73は画像表示機能
部、74はプリベリィ精算部、75はMMI(マン・マ
シン・インタフェース)部である。MMI部75は前記
各機能部と接続されている。無賃駐車警報通知部72か
ら画像表示機能部73に信号が送出されている。管理機
能部33からは、顧客情報初期登録機能部70、顧客情
報参照機能部71、無賃駐車警報通知部72に信号が送
出されている。画像処理部31は画像表示機能部73と
接続され、フラップ32aはプリベリィ精算部74と接
続されている。また、プリベリィ精算部74から管理機
能部33に信号が送出されている。
【0045】顧客は、初めて本発明システムを利用する
場合、エントリー端末34から自車の車両ナンバーを打
ち込み、顧客初期情報を登録する。具体的には、顧客情
報初期登録機能部70を利用して顧客情報を入力する。
この登録情報には、顧客自体の各種情報とは別に、課金
のためのカード提携会社とカードIDを登録することが
できる。この場合において、実際のカード会社との正式
提携は後日郵送等による正式契約が必要であるが、仮契
約は完了とし即日有効とするか、正式契約後完了とする
かは運用による。
【0046】顧客は、顧客情報参照機能部71を用い
て、既に契約済みの顧客情報を自車の車両ナンバーを打
ち込むことで参照することができる。一方、管理機能部
33で無賃駐車を検出した場合、この情報が無賃駐車警
報通知部72に通知され、MMI部75の警報音を鳴ら
したり、画像表示機能部73の画像表示を通じて対象駐
車区画(スペース)の画像を表示することができる。
【0047】駐車場管理者は、カメラナンバーと時刻を
指定することで、当該時点の画像を画像表示機能部73
にて表示することができる。プリベリィカードや現金精
算の場合、本エントリー端末34で精算し、フラップ3
2aを下げることができる。この時、管理機能部33内
の関連テーブル(後述)をクリアする。なお、一定時間
後に出場しないと再度フラップ32aが上がり、課金が
開始される。
【0048】この実施の形態例では、顧客情報を作成し
たくない顧客向けに共通のプリベリィカードを備え付
け、その都度精算を行なうようにすることができる。こ
のようにすれば、顧客情報を作成したくない顧客に対し
ては、プリベリィカードによりその都度精算を行なうよ
うにすることができる。
【0049】図9は管理機能部33の動作説明図であ
る。該管理機能部33には、駐車状態テーブル80が設
けられており、カメラナンバー毎に、フラップ状態、入
場時刻、出場時刻、車両ナンバー、顧客課金情報、その
他の顧客情報が記憶されている。81は駐車状態テーブ
ル80にIPL処理をかけるIPL処理部であり、フラ
ップ32aとも接続されている。35は、管理機能部3
3を駐車場総合管理部(管理センター)と接続させる通
信処理部である。
【0050】このように構成されたシステムにおいて、
画像処理部31から管理機能部33に対して時刻情報、
カメラナンバー、車両ナンバーが画像処理入力情報とし
て入力される。ここで、画像処理部31からの入力情報
は、カメラ順に定期サイクルで入力する。管理機能部3
3は、これら情報を受けて駐車状態テーブル80に対し
て所定の情報を書き込む。或いは、駐車状態テーブル8
0に記憶されている情報と、画像処理部31からの入力
情報を比較する。管理機能部33は、処理結果を通信処
理部35を介してセンターへ情報を送信すると共に、必
要に応じてセンターからの情報を受信する。
【0051】IPL処理部81は、システム立ち上げ等
の初期状態では、駐車状態テーブル80を初期状態(オ
ール0)にし、全駐車スペースのフラップ32aを下げ
る。図10は駐車場管理動作例を示すフローチャートで
ある。管理機能部33は、画像処理部31から時刻、カ
メラナンバー、車両ナンバー情報を受け取ると(S
1)、車両ナンバーがあるかどうかチェックする(S
2)。車両ナンバーがある場合には、駐車状態テーブル
80を参照して車両ナンバーが記憶されているかどうか
チェックする(S3)。車両ナンバーがある場合には、
処理は終了する。
【0052】車両ナンバーが記憶されていない場合に
は、入場処理を行なう(S4)。入場処理とは、エント
リー端末34を利用して顧客情報を入力することであ
る。入力された情報は、駐車状態テーブル80に書き込
まれるので、次回以降は入場処理は不要となる。
【0053】ステップS2にて、車両ナンバーがない場
合とは、既に車両が出場してしまって車両ナンバーがな
い場合を示す。この場合には、駐車状態テーブル80を
参照して車両ナンバーがあるかどうかをチェックする
(S5)。車両ナンバーがある場合には、既にいなくな
っている車両に対応する駐車状態テーブル80の中身を
0にクリアする出場処理を行なう(S6)。車両ナンバ
ーがない場合には、何もしない。このようにして駐車場
管理を行なうことができる。
【0054】図11は入場処理動作例を示すフローチャ
ートである。以下の動作は、主として管理機能部33が
行なう。先ず、駐車状態テーブル80に入場時刻を記憶
する(S1)。次に、管理センターより顧客情報を獲得
し、駐車状態テーブルに書き込む(S2)。ここで、管
理センターを参照する内容は、機能コード、カメラナン
バー、車両ナンバー、前回無賃駐車記録、顧客課金情
報、顧客詳細情報等である。
【0055】次に、前回無賃駐車があるかどうかセンタ
ーに記憶されている情報を参照してチェックする(S
3)。無賃駐車があった場合には、エントリー端末34
に警報通知し、警報音を鳴らしたり、画面表示を行なう
(S4)。前回無賃駐車がない場合には、ステップS4
をスキップする。次に、課金情報があるかどうかチェッ
クする(S5)。課金情報がある場合には、処理を終了
する。課金情報がない場合には、フラップフラグをオン
にし(S6)、フラップ32aを上げる(S7)。ここ
で、フラップフラグとは、フラップ32aが上がってい
る状態を“1”で、下がっている状態を“0”で表わす
フラグである。
【0056】図12は出場処理動作例を示すフローチャ
ートである。この処理も主として管理機能部33が行な
う。先ず、駐車状態テーブル80を参照して、駐車状態
テーブル80に出場時刻を記録する(S1)。次に、駐
車状態テーブル80のフラップフラグをオフにして(S
2)、フラップ32aを下げる(S3)。
【0057】次に、駐車状態テーブル80にアクセスし
て課金情報があるかどうかチェックする(S4)。課金
情報がある場合にはステップS6に進む。課金情報がな
い場合には無賃駐車をエントリー端末34に通知する。
そして、警報音の鳴動と表示を行ない、管理センターへ
通知する(S5)。
【0058】次に、管理センターへ対象車両ナンバーと
入場時刻/出場時刻を通知する(S6)。そして、駐車
状態テーブル80の対象カメラ位置の情報を全てクリア
する(S7)。
【0059】本発明によれば、駐車場に設置され、駐車
場における管理機能部と、管理センターとの通信を司る
部分と、管理センターへ設置され、各々の駐車場との通
信を司る部分からなる。管理センターでは、複数の駐車
場と通信が可能で、複数の通信処理システムを設置可能
である。なお、管理センターを駐車場内に設置する等、
距離的に近い場合は省略可能である。
【0060】この実施の形態例によれば、各駐車場から
管理センターに対象車両ナンバーと入場時刻/出場時刻
を通知するので、管理センターにより複数の駐車場を一
括管理することができる。
【0061】次に、駐車場総合管理部36(図2参照)
について説明する。該駐車場総合管理部36は以下の機
能から構成される。 各駐車場の管理機能部33からの要求(入場時、出場
時) 管理マンマシン部37からの要求(駐車場へのカメラ画
像要求) 以下、各駐車場の管理機能部33からの要求があった場
合の動作について説明する。図13は入場処理動作例を
示すフローチャートである。この動作は、主として管理
センター側の駐車場総合管理部36が行なう。各駐車場
管理機能部33から機能コードと、カメラナンバーと、
車両ナンバーと、入場時刻が送られてくる。
【0062】ここで、顧客データベース40を車両ナン
バーにより検索し、顧客情報を獲得する(S1)。新規
の場合には、新規登録を行なう。新規以外の場合には、
車両ナンバー以外はクリアする。次に、駐車場総合管理
部36は、顧客データベース40に入場時刻を書き込む
(S2)。次に、顧客情報を要求駐車場の管理機能部3
3に返送する(S3)。この返送時の情報は、機能コー
ド(応答)、カメラナンバー、車両ナンバー、前回無賃
駐車、顧客課金情報、顧客詳細情報である。
【0063】図14は出場処理動作例を示すフローチャ
ートである。駐車場総合管理部36は、各駐車場の管理
機能部33から、機能コード(更新)、カメラナンバ
ー、車両ナンバー、出場時刻、無賃駐車警報を受ける。
そして、これらの情報から無賃駐車警報を参照し、無賃
駐車発生であれば、顧客データベース40に前回無賃駐
車情報を書き込み、管理マンマシン部37(図2参照)
に通知する(S1)。
【0064】次に、駐車場総合管理部36は、顧客デー
タベース40に出場時刻を書き込み、入場時刻との差を
取り、累積利用時間に加算する。また、累積利用回数を
+1する(S2)。
【0065】この実施の形態例によれば、以前無賃駐車
した常習犯に対しては、即座に管理センターに警報通知
し、無賃駐車の常習犯については即座に管理センターに
通知し、しかるべき対策をとることができる。
【0066】次に、各駐車場の管理機能部33から無賃
駐車等が発生した場合に画像要求する場合の動作につい
て説明する。図15はカメラ画像要求処理を示すフロー
チャートである。管理マンマシン部37から、駐車場番
号、カメラナンバー、指定時刻情報が送られてくる。駐
車場総合管理部36は、対象駐車場(番号)に対して、
画像要求を行なう(S1)。指定駐車場へは機能コード
(画像)、カメラナンバー、指定時刻情報が送出され
る。そして、指定駐車場からは、機能コード(画像)、
カメラナンバー、指定時刻、画像データが送られてく
る。駐車場総合管理部36は、受信した画像データを管
理マンマシン部37に送信する(S2)。
【0067】図16は顧客データベース40の構成例を
示す図である。この例は、車両ナンバーをキーとして顧
客情報を管理している。顧客データベース40は、車両
ナンバー90、前回無賃駐車情報(前回無賃駐車した場
合は“1”、そうでない場合は“0”)91、顧客課金
情報(カード会社等の口座番号)92、顧客詳細情報
(顧客名称、住所、電話番号等)93、累積利用時間
(ある一定期間における駐車場利用累積時間)94、累
積利用回数(ある一定期間における駐車場利用回数)9
5、入場時刻(今回の入場時刻)96、出場時刻(今回
の出場時刻)97、前回費用決算時累積利用時間(課金
機能にて定期的に更新)98、今回利用時間/費用(課
金機能にて定期的に更新)99、特典情報(課金機能に
て定期的に更新)100より構成されている。そして、
これら情報は、車両ナンバー毎に記憶されている。
【0068】次に、マンマシン部37の動作について説
明する。該マンマシン部37は、以下の機能から構成さ
れている。 駐車場総合管理部36からの無賃駐車警報通知(入場
時と出場時) 指定駐車場に対する画像要求 顧客データベース40の参照/更新 図17は無賃駐車警報通知処理を示すフローチャートで
ある。マンマシン部37は、駐車場総合管理部36か
ら、無賃駐車通知、駐車場番号、カメラナンバー、車両
ナンバー、入場時刻、出場時刻の通知を受ける。マンマ
シン部37は、ディスプレイに前記情報を表示する(S
1)。次に、警報音通知等を行なう(S2)。
【0069】このように、本発明によれば、課金もプリ
ベリィカードによる支払いもせず、無賃駐車した車両に
ついては、管理センターに警報通知し、車両ナンバーや
カメラ画像を通知することにより、悪質な顧客に対して
は管理センターへ通知し、しかるべき対策をとることが
できる。
【0070】図18は指定駐車場への画像要求処理例を
示すフローチャートである。マンマシン部37は、駐車
場総合管理部36へ画像要求をする(S1)。この場合
において、駐車場総合管理部36へは、駐車場番号、カ
メラナンバー、指定時刻が要求される。次に、マンマシ
ン部37は、駐車場総合管理部36から送られてくる情
報(駐車場番号、カメラナンバー、指定時刻、画像デー
タ)のうちから画像データを受信し、ディスプレイに表
示する(S2)。
【0071】図19は顧客データベースの参照/更新動
作を示すフローチャートである。マンマシン部37は、
車両ナンバーにより顧客情報データベース40に顧客情
報を要求する(S1)。この結果、顧客データベース4
0からは前述したような顧客情報が送られてくるので、
応答データを表示/更新する(S2)。
【0072】次に、課金機能部38の動作について説明
する。図20は課金機能部の動作例を示すフローチャー
トである。顧客データベース40は、車両ナンバー90
毎に以下のような要素から構成されている。図16と同
一のものは、同一の符号を付して示す。91は前回無賃
駐車情報、92は顧客課金情報、93は顧客詳細情報、
94は累積利用時間、95は累積利用回数、96は入場
時刻、97は出場時刻、98は前回累積利用時間、99
は今回利用時間、104は前回累積利用回数、100は
特典情報、101は今回利用回数、102は月別利用時
間、103は月別利用回数である。
【0073】先ず、顧客データベース40の顧客情報を
先頭から順次読み出す(S1)。そして、以下の式によ
り今回利用時間を求め、今回利用時間99に書き込む
(S2)。
【0074】 今回利用時間=累積利用時間−前回累積利用時間 次に、以下の式により今回利用回数を求め、今回利用回
数101に書き込む(S3)。
【0075】 今回利用回数=累積利用回数−前回累積利用回数 次に、以下の式により今回利用費用を求め、費用請求処
理を実施する(S4)。
【0076】 今回利用費用=今回利用時間×特典情報 このように構成すれば、リピート客に対してサービスを
向上させることができる。
【0077】次に、累積利用時間94を参照して、累積
利用時間を求め、前回累積利用時間とし(S5)、前回
累積利用時間98に書き込む。次に、累積利用回数95
を参照して前回累積利用回数とし(S6)、前回累積利
用回数104に書き込む。次に、当月位置に今回利用時
間と回数を記録し(S7)、月別利用時間(又は回数)
を指定集計期間だけ集計し、一定以上の場合、特定情報
を更新し(S8)、特典情報100に書き込む。
【0078】上記顧客データベース40を各家庭等で一
般顧客が参照することを可能とするようにすれば、以下
のサービスが受けられる。 ・新規に顧客登録することができる(車両ナンバー、課
金情報、顧客詳細情報等) ・登録済み情報を確認することができる(利用時間や特
典情報等) ・本方式による駐車場情報等を参照することができる。
【0079】本発明によれば、駐車場とセンターをイン
ターネットで接続し、顧客情報の登録や参照を可能にす
ることができる。これによれば、複数の駐車場と管理セ
ンターとをネットワークで相互接続することができ、顧
客管理の効率が向上する。
【0080】また、本発明によれば、顧客情報より勧誘
サービスや新商品紹介サービスを実施することができ
る。これにより、顧客に対して駐車場管理以外のサービ
スを実施することができる。
【0081】上述の実施の形態例では、車両規制部32
(図1参照)として、フラップ32aを用いた場合を例
にとって説明したが、本発明はこれに限るものではな
く、ゲートを用いても同様に本発明を適用することがで
きる。この場合の、フラップ式とゲート式の違いを図2
1に示す。
【0082】カメラの位置は、フラップ式の場合は各駐
車エリア(スペース)後部にそれぞれ1つずつである
が、ゲート式の場合は、入場ゲート入口と出場ゲート出
口に1つずつですむ。また、制御対象と方法について
は、フラップ式の場合、フラップを課金情報によりアッ
プ/ダウン制御するのに対し、ゲート式の場合は、入場
ゲート/出場ゲートを課金情報により開閉する。各車両
はゲート前で一旦停止することで画像認識される。初め
ての利用客の場合、専用エントリー端末から入力してか
ら再度入力ゲートに入るようにする。例えば、専用ゾー
ン等を設け、一時的に仮駐車し、エントリーしてからゲ
ートゾーンに入る等が考えられる。
【0083】図22は本発明の単一駐車場システムの一
実施の形態例を示すブロック図である。図2と同一のも
のは、同一の符号を付して示す。このシステムでは、図
2に示すシステムにおいて、エントリー端末34と管理
マンマシン部37が統合されてエントリー端末兼管理マ
ンマシン部111が設けられている他、管理機能部33
と駐車場総合管理部36とが統合されて管理機能部兼統
合管理部112が設けられている点が異なる。その他、
通信機能を削除している。即ち、この実施の形態例で
は、通信機能を削除し、管理マンマシンを共通化し、管
理機能も共通化し、構造を全体的に単純化したものであ
る。処理の内容は、前述したものと変わりはない。
【0084】(付記1)駐車中の車のナンバープレート
を撮影するカメラ部と、該カメラ部の出力を画像処理し
てナンバーを認識する画像処理部と、車両の入出場の規
制を行なう車両規制部と、前記画像処理部及び車両規制
部と接続され、全体の駐車場管理を行なう管理機能部と
により構成される駐車場管理システム。
【0085】(付記2)前記管理機能部はカメラ部を動
作させて駐車場に車両がいるかどうかを判定し、かつ前
記読み取ったナンバーをキーとして課金情報を含む顧客
情報を作成することを特徴とする付記1記載の駐車場管
理システム。
【0086】(付記3)前記駐車場がフラップ式駐車場
の場合に、前記カメラ部を一定周期でスキャンして得ら
れた車両のナンバー情報と、ナンバーをキーに管理され
る顧客情報により、車両のフラップを自動的に上下する
ことを特徴とする付記1記載の駐車場管理システム。
【0087】(付記4)前記駐車場がゲート式駐車場の
場合に、前記カメラ部により入出場する車両のナンバー
を認識して、ナンバーをキーとする顧客情報を作成する
ことを特徴とする付記1記載の駐車場管理システム。
【0088】(付記5)顧客情報を登録するためのエン
トリー端末を備えることを特徴とする付記3又は4の何
れかに記載の駐車場管理システム。 (付記6)顧客情報を作成したくない顧客向けに共通の
プリベリィカードを備え付け、その都度精算を行なうこ
とを特徴とする付記3又は4の何れかに記載の駐車場管
理システム。
【0089】(付記7)上記データベース及び課金を一
括管理するセンター及び/又は複数の駐車場を管理する
センターを有することを特徴とする付記1乃至6の何れ
かに記載の駐車場管理システム。
【0090】(付記8)課金もプリベリィカードによる
支払いもせず、無賃駐車した車両については、管理セン
ターに警報通知し、車両ナンバーやカメラ画像を通知す
ることを特徴とする付記1乃至7の何れかに記載の駐車
場管理システム。
【0091】(付記9)以前無賃駐車した常習犯に対し
ては、即座にセンターに警報通知することを特徴とする
付記8記載の駐車場管理システム。 (付記10)リピート客に対しては、駐車料金割引特典
を与えることを特徴とする付記1乃至9の何れかに記載
の駐車場管理システム。
【0092】(付記11)駐車場とセンターをインター
ネットで接続し、顧客情報の登録や参照を可能にしたこ
とを特徴とする付記1乃至10の何れかに記載の駐車場
管理システム。
【0093】(付記12)顧客情報により勧誘サービス
や新商品紹介サービスを実施することを特徴とする付記
1乃至11の何れかに記載の駐車場管理システム。
【0094】
【発明の効果】(1)請求項1記載の発明によれば、カ
メラ部で読み取った画像から、画像処理部でナンバープ
レートの番号を認識でき、管理機能部は予め登録されて
いた車両であった場合には、車両規制部を解除して車両
を入場させることができる。
【0095】(2)請求項2記載の発明によれば、課金
情報を含む顧客情報を容易に作成することができる。 (3)請求項3記載の発明によれば、駐車したらフラッ
プを上げ、出場時には精算を契機としてフラップを下
げ、車両の入退場を自動的に行なうことができる。
【0096】(4)請求項4記載の発明によれば、入出
場する車両のナンバーをキーとして顧客情報を作成する
ことが可能となる。このように、本発明によれば、駐車
場の効率的な運用を図ることができる駐車場管理システ
ムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態例を示すブロック図であ
る。
【図3】車両配置の説明図である。
【図4】カメラ部の一実施の形態例を示すブロック図で
ある。
【図5】画像処理部の一実施の形態例を示すブロック図
である。
【図6】カメラ配置の説明図である。
【図7】車止めの動作説明図である。
【図8】エントリー端末の一実施の形態例を示すブロッ
ク図である。
【図9】管理機能部の動作説明図である。
【図10】駐車状態管理動作例を示すフローチャートで
ある。
【図11】入場処理動作例を示すフローチャートであ
る。
【図12】出場処理動作例を示すフローチャートであ
る。
【図13】入場処理動作例を示すフローチャートであ
る。
【図14】出場処理動作例を示すフローチャートであ
る。
【図15】カメラ画像要求処理を示すフローチャートで
ある。
【図16】顧客データベースの構成例を示す図である。
【図17】無賃駐車警報通知処理を示すフローチャート
である。
【図18】指定駐車場への画像要求処理例を示すフロー
チャートである。
【図19】顧客データベースの参照/更新動作を示すフ
ローチャートである。
【図20】課金機能部の動作例を示すフローチャートで
ある。
【図21】フラップ式とゲート式との比較説明図であ
る。
【図22】本発明の単一駐車場システムの一実施の形態
例を示すブロック図である。
【図23】フラップ式駐車場の説明図である。
【図24】ゲート式駐車場の説明図である。
【図25】従来の駐車場の説明図である。
【図26】従来の他の駐車場の説明図である。
【符号の説明】
1 車両 1a ナンバープレート 30 カメラ部 31 画像処理部 32 車両規制部 33 管理機能部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車中の車両のナンバープレートを撮影
    するカメラ部と、 該カメラ部の出力を画像処理してナンバーを認識する画
    像処理部と、 車両の入出場の規制を行なう車両規制部と、 前記画像処理部及び車両規制部と接続され、全体の駐車
    場管理を行なう管理機能部とにより構成される駐車場管
    理システム。
  2. 【請求項2】 前記管理機能部はカメラ部を動作させて
    駐車場に車両がいるかどうかを判定し、かつ前記読み取
    ったナンバーをキーとして課金情報を含む顧客情報を作
    成することを特徴とする請求項1記載の駐車場管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記駐車場がフラップ式駐車場の場合
    に、前記カメラ部を一定周期でスキャンして得られた車
    両のナンバー情報と、ナンバーをキーに管理される顧客
    情報により、車両のフラップを自動的に上下することを
    特徴とする請求項1記載の駐車場管理システム。
  4. 【請求項4】 前記駐車場がゲート式駐車場の場合に、
    前記カメラ部により入出場する車両のナンバーを認識し
    て、ナンバーをキーとする顧客情報を作成することを特
    徴とする請求項1記載の駐車場管理システム。
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