JP7491762B2 - 駐車場管理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

駐車場管理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、駐車場管理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
特許文献1に記載の駐車場管理システムでは、駐車場への車両の入出庫が検知されると、カメラにより入庫車両が撮影され、撮影画像が入庫時刻とともに記憶される。また撮影画像をもとに、入庫車両の車両ナンバーが読み取られる。駐車料金の精算フローでは、利用者により車両ナンバー又は入庫時刻が入力され、その入力情報に基づいて、精算対象となる車両が検索される。検索された車両は表示部に表示され、利用者により自車両が選択される。自車両が選択されると、駐車時間が決定され駐車料金が算出される。これにより、初期設備投資等の低減、利用者の使い勝手の向上が図られている(特許文献1の明細書段落[0007][0030]~[0038]図4、5等)。
特許文献2に記載の駐車場管理システムでは、駐車場への入場時や駐車場からの出場時に、利用者が携帯端末を入場機や出場機の通信部に近づける等の動作を実行する。これにより入場時には入場機と携帯端末との間、及び出場時には出場機と携帯端末との間で通信が実行される。この通信により得られた入場機IDや出場機ID等の情報を用いて、携帯端末と駐車場管理サーバとの間で通信が実行され、車両の入場及び出場の管理や、駐車料金の決済等が実行される。この結果、駐車券の発行が不要となり、また駐車料金の支払い処理が低減されるとのことである(特許文献2の明細書段落[0014][0059]~[0107]図9~図11等)。
特許文献3に記載のDSRC(Dedicated Short Range Communication)情報提供システムでは、DSRC通信により、駐車中の車両の課金処理が実行される。また、駐車場の利用者が所有する携帯端末に、駐車課金情報及び駐車場近傍の店舗情報が配信される。これにより、利用者が車両から離れた位置にいても、駐車課金情報及び店舗情報を、携帯端末を介して入手することができる(特許文献3の明細書段落[0004]~[0006][0008]等)。
特開2018-22366号公報 特開2014-137804号公報 特開2005-228173号公報
このように、駐車場を利用する利用者の利便性を向上させることが可能な技術が求められている。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、駐車場を利用する利用者の利便性を向上させることが可能な駐車場管理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る駐車場管理システムは、撮像部と、生成部と、送信部と、受付部と、付与部とを具備する。
前記撮像部は、駐車場に入場する入場車両の画像を撮影する。
前記生成部は、前記入場車両の画像が入場日時を基準として並べられた選択用画像を生成し、前記駐車場の利用者による車両の選択状況を前記選択用画像に反映させる。
前記送信部は、前記選択用画像を、前記利用者が操作可能な利用者端末に送信する。
前記受付部は、前記利用者端末を介して入力される前記選択用画像内の前記入場車両を選択する選択指示を受付ける。
前記付与部は、前記利用者端末を介した前記選択指示の入力に応じて、前記選択指示を入力した前記利用者に対してインセンティブを付与する。
前記付与部は、前記インセンティブの付与として、駐車料金の減額、無料時間の延長、利用ポイントの付与、又は割引クーポンの提供の少なくとも1つを実行してもよい。
前記付与部は、前記利用者端末を用いた精算操作に応じて、前記駐車料金の減額、前記無料時間の延長、又は前記利用ポイントの付与の少なくとも1つを実行してもよい。
前記付与部は、前記割引クーポンを発行する発行者により入力された前記割引クーポンの発行に関する割引クーポン情報に基づいて、前記割引クーポンの提供を実行してもよい。
前記割引クーポン情報は、前記割引クーポンの発行の有無、割引の内容、又は有効期間の少なくとも1つを含んでもよい。
前記付与部は、前記入場車両の入場時刻からの経過時間に応じて、付与される前記インセンティブを低くしてもよい。
前記利用者端末は、前記利用者の携帯端末であってもよい。
前記駐車場管理システムは、さらに、前記利用者端末を介して入力される精算要求に基づいて、前記利用者端末を介して選択された選択済車両に関する駐車料金の精算を実行する精算部を具備してもよい。
前記生成部は、前記選択済車両に関する情報を読取り可能なコード画像を生成してもよい。この場合、前記送信部は、前記コード画像を前記利用者端末に送信してもよい。
前記コード画像は、駐車料金の精算を実行する精算機、又は前記駐車場と提携する施設の端末の少なくとも一方が、前記選択済車両に関する情報を読取り可能に構成されてもよい。
前記生成部は、前記コード画像を含む駐車券画像を生成してもよい。この場合、前記駐車券画像は、実物の駐車券を模した画像であってもよい。
前記利用者端末は、前記駐車場に設置された端末、又は前記駐車場と提携する施設に設置された端末であってもよい。
前記生成部は、前記選択指示が受付けられた前記入場車両である選択済車両を前記選択指示が受付けられていない前記入場車両である未選択車両と区別可能に表示する、又は前記選択済車両を非表示にしてもよい。
前記駐車場管理システムは、さらに、前記入場車両の画像に基づいて、前記入場車両に関する車両情報を抽出する抽出部を具備してもよい。この場合、前記生成部は、前記車両情報の少なくとも一部を含む前記選択用画像を生成可能であってもよい。
前記生成部は、前記利用者端末を介して入力される検索条件に基づいて、前記選択用画像を生成可能であってもよい。
前記生成部は、前記選択用画像を含むWebページを生成してもよい。この場合、前記送信部は、前記Webページに関連付けられたURL(Uniform Resource Locator)の選択に応じて、前記Webページを前記利用者端末に送信してもよい。
本発明の一形態に係る情報処理装置は、取得部と、生成部と、付与部とを具備する。
前記取得部は、駐車場に入場する入場車両の画像を取得する。
前記生成部は、前記入場車両の画像が入場日時を基準として並べられた選択用画像を生成し、前記駐車場の利用者による車両の選択状況を前記選択用画像に反映させる。
前記付与部は、前記利用者による前記選択用画像内の前記入場車両を選択する選択指示の入力に応じて、前記選択指示を入力した前記利用者に対してインセンティブを付与する。
本発明の一形態に係る情報処理方法は、コンピュータにより実行される情報処理方法であって、駐車場に入場する入場車両の画像を取得することを含む。
前記入場車両の画像が入場日時を基準として並べられた選択用画像が生成され、前記駐車場の利用者による車両の選択状況が前記選択用画像に反映される。
前記利用者による前記選択用画像内の前記入場車両を選択する選択指示の入力に応じて、前記選択指示を入力した前記利用者に対してインセンティブが付与される。
本発明の一形態に係るプログラムは、コンピュータに以下のステップを実行させる。
駐車場に入場する入場車両の画像を取得するステップ。
前記入場車両の画像が入場日時を基準として並べられた選択用画像を生成し、前記駐車場の利用者による車両の選択状況を前記選択用画像に反映させるステップ。
前記利用者による前記選択用画像内の前記入場車両を選択する選択指示の入力に応じて、前記選択指示を入力した前記利用者に対してインセンティブを付与するステップ。
以上のように、本発明によれば、駐車場を利用者の利便性を向上させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る駐車場管理システムの構成例を示す概略図である。 駐車場の具体的な構成例を示す模式図である。 駐車場の利用者の携帯端末の構成例を示すブロック図である。 携帯端末の機能的な構成例を示すブロック図である。 駐車場管理装置の機能的な構成例を示すブロック図である。 駐車場管制装置の機能的な構成例を示すブロック図である。 入車画像DBに格納される入車画像情報の一例を示す図である。 利用者DBに格納される利用者情報の一例を示す図である。 車両の入場時における処理例を示すフローチャートである。 選択用画像内の入場車両の選択に関する処理例を示すフローチャートである。 操作画面(GUI)の一例を示す模式図である(選択用画像)。 操作画面(GUI)の一例を示す模式図である(選択用画像)。 操作画面(GUI)の一例を示す模式図である(詳細画像及びコード画像) 操作画面(GUI)の一例を示す模式図である(駐車券画像) 操作画面(GUI)の一例を示す模式図である(事前精算時のGUI) 操作画面(GUI)の一例を示す模式図である(事前精算時のGUI) 事前精算機の外観例を示す模式図である。 事前精算機のハードウェア構成例を示すブロック図である。 事前精算機のソフトウェア構成例を示すブロック図である。 事前精算の処理例を示すフローチャートである。 事前精算を行う際に表示される操作画面の一例を示す模式図である。 車両の出場時における処理例を示すフローチャートである。 フラップレス式駐車場に対して実行される処理例を示すフローチャートである。 店舗管理端末に表示される割引クーポン情報の入力画面の一例である。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
[駐車場管理システム]
図1は、本発明の一実施形態に係る駐車場管理システムの構成例を示す概略図である。駐車場管理システム500は、駐車場管制装置5と、携帯端末10と、駐車場管理装置15と、管理機関端末20と、決済機関25が有する決済サーバ装置と、店舗端末30と、店舗管理端末34とを有する。
これらの端末及び装置は、ネットワーク1を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワーク1は、例えばインターネットや広域通信回線網等により構築される。その他、任意のWAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)等が用いられてよく、ネットワーク1を構築するためのプロトコルは限定されない。
駐車場管制装置5は、各駐車場6に設置される。駐車場管制装置5は、駐車場6内に設置される各装置の動作を包括的に制御することが可能である。また駐車場管制装置5は、駐車場6内に設置される各装置から種々の情報を集約し、駐車場管理装置15等に送信することが可能である。また駐車場管制装置5は、駐車場管理装置15や店舗端末30等から種々の情報を受信し、種々の動作を実行することが可能である。
駐車場管制装置5は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等のコンピュータの構成に必要なハードウェアを有する。また駐車場管制装置5は、ネットワーク1を介して他の装置と通信するための通信部を有する。
通信部としては、例えばWiFi等の無線LANモジュールや、モデムやルータ等の通信機器が用いられる。駐車場管制装置5として、例えばPC(Personal Computer)等の任意のコンピュータが用いられる。
図1に示す例では、駐車場A及びBには、ゲート装置48が設置されている。ゲート装置48は、車両の入場/出場を規制することが可能である。ゲート装置48に代えて、未精算での駐車スペースからの出庫を規制するフラップ装置(ロック装置)等が設置されてもよい。一方、ゲート装置やフラップ装置が設置されない所謂フラップレス式駐車場に対しても、本発明を適用することが可能である。
携帯端末10は、駐車場6を利用する利用者により使用される端末である。携帯端末10として、典型的にはスマートフォンが用いられるが、これに限定されずタブレット端末等の種々のPDA(Personal Digital Assistant)が用いられてよい。本実施形態において、携帯端末10は、利用者が操作可能な利用者端末の一実施形態として用いられる。
駐車場管理装置15は、本実施形態に係る駐車場管理サービスをWebサービスとし提供可能である。本実施形態では、複数のサーバ装置16と、データベース(DB)17とにより駐車場管理装置15が構成される。本実施形態において、駐車場管理装置15は、情報処理装置の一実施形態として用いられる。
各サーバ装置16は、CPU、ROM、RAM、HDD等のコンピュータの構成に必要なハードウェアを有する。また各サーバ装置16は、ネットワーク1を介して他の装置と通信するための通信部を有する。通信部としては、例えばWiFi等の無線LANモジュールや、モデムやルータ等の通信機器が用いられる。サーバ装置16として、例えばPC等の任意のコンピュータが用いられる。
DB17は記憶部として機能し、本駐車場管理サービスに関する種々の情報を記憶する。例えばDB17内には、入車画像DB(図7参照)及び利用者DB(図8参照)が構築される。その他、例えば会員登録DB、在車DB、駐車場DB、店舗利用DB、割引DB、出庫情報DB、オーナー情報DB、種々の履歴DB、管理情報DB等の、種々のDBが構築されてもよい。
各種のDBは、駐車場管理装置15内のDBサーバにより包括的に管理され、例えば駐車場管理サービスを利用する利用者の会員登録及び退会、各駐車場6のオーナー情報の登録及び保管、運営収支情報の記録及び保管等が実行される。
また駐車場管理装置15内のWebサーバにより、例えばWWW(World Wide Web)システムを用いて、本実施形態に係る駐車場管理サービスが提供される。例えばWebサーバは、HTML文書でなる種々のWebページを作成する。Webページには、他のWebページへのハイパーリンクや、種々の処理を実行するためのリンク情報(例えば実行ファイル名、URL等)が埋め込まれる。
また、駐車場管理装置15内のWeb/APIサーバにより、種々のリクエストに応じた種々の処理が実行される。例えばWeb/APIサーバにより、各駐車場6の満空車情報の収集及び出力、管理機関端末20からの遠隔操作の中継等が実行される。
駐車場管理装置15内により生成されたWebページは、図1に示す各装置に備えられるWebブラウザにより画面上に表示される。例えば駐車場6を利用する利用者は、携帯端末10を操作することで、種々のWebページを閲覧したり、種々のWebアプリケーションを利用すること可能である。
なお、本駐車場管理システム500では会員登録等の所定の手続きを事前に行うことなく、駐車場6を利用することが可能である。従って、駐車場管理装置15の構成及び機能として、会員登録DBの構築や、会員登録データの管理等を省略することも可能である。
管理機関端末20は、駐車場オーナーから駐車場6の管理業務を委託された管理機関のオペレーターにより使用される。オペレーターにより、例えば日常の問い合わせ対応、ユーザ対応、駐車場管制装置5の故障時の保守メンテ作業の情報提供等が行われる。管理機関端末20としては、PCやタブレット端末等が用いられる。
なお駐車場6を所有するオーナー自身で、駐車場6の管理業務を行う場合もある。この場合、オーナーが所有する端末が管理機関端末20として機能し得る。また管理業務を委託された管理機関が駐車場管理装置15を保有し、本実施形態に係る駐車場管理サービスを提供することもあり得る。
決済機関25は、例えば銀行や信販会社等であり、銀行振り込みやクレジットカード決済等により駐車料金の決済(精算)を実行する。駐車場管理装置15は、決済機関25の決済サーバ装置に対して、駐車料金の精算の指示や、精算が済んでいるか否か等の精算情報の問い合わせ等を実行する。
店舗端末30及び店舗管理端末34は、駐車場6と割引サービスに関する提携をする各店舗31に設置される。例えば近隣の商業施設等との間で割引サービスに関する提携が行われる場合等が考えられるが、もちろんこれに限定される訳ではない。
店舗管理端末34は、店舗31の運営業務等を管理するための端末である。例えば店舗管理端末34により、店舗31の運営に関する様々な処理が実行される。本実施形態では、店舗管理端末34により、駐車場6との提携に関する種々の処理が実行される。例えば、店舗31のオーナーやスタッフは、店舗管理端末34を用いて、店舗情報や、割引サービスに関する種々の情報を入力することが可能となる。店舗管理端末34として、例えばPC等の任意のコンピュータが用いられる。
店舗端末30としては、例えば通信機能を有するPOSレジが用いられる。図1に示すように、店舗端末30には、リーダ32が接続される。リーダ32は、バーコードやQRコード(登録商標)等のコード画像を読取り、コード画像に格納されている情報を取得する。本実施形態では、リーダ32として、商品に付せられたバーコードを読取り可能なバーコードリーダが用いられる。もちろん店舗端末30及びリーダ32の具体的な構成や種類は限定されない。
図1に示す例では、店舗Bには、案内端末(Kiosk端末)33が設置されている。案内装置33は、店舗Bのフロアー情報等の表示機能に加えて、提携する駐車場6の後述するコード画像のプリント等の機能を有してもよい。
本実施形態において、駐車場6と提携する店舗31は、駐車場と提携する施設の一実施形態に相当する。病院や公共施設等のいわゆる店舗とは区分されない可能性のある任意の施設に対しても、本技術は適用可能である。また、店舗端末30や店舗管理端末34は、駐車場と提携する施設の端末となる。
図2は、駐車場6の具体的な構成例を示す模式図である。駐車場6は、入場口35及び出場口36を有する。入場口35及び出場口36の間には、中央アイランド37が設置される。駐車場6の外部から中央アイランド37を正面に見て、中央アイランド37の左右には、所定の距離を空けて、入口アイランド38及び出口アイランド39が設置される。
本実施形態では、中央アイランド37と入口アイランド38とに挟まれた領域が、駐車場6の入場レーン(入場車路)40となる。入場口35から駐車場6の構内41へ向かう方向が、入場レーン40における車両の進行方向となる。
また、中央アイランド37と出口アイランド39とに挟まれた領域が、駐車場6の出場レーン(出場車路)42となる。構内41から出場口36へ向かう方向が、出場レーン42における車両の進行方向となる。
駐車場6の構内41には、事前精算機43、案内装置44、駐車場管制装置5、駐車場管理PC45、駐車場DB46が設置される。中央アイランド37には、入場ゲート装置48a、出場ゲート装置48b、入口カメラ49a、出口カメラ49b、及びスピーカ50が設置される。
また入場レーン40の地面には、第1の入口ループコイル52、及び第2の入口ループコイル53が埋設される。出場レーン42の地面には、第1の出口ループコイル54、及び第2の出口ループコイル55が埋設される。
事前精算機43、案内装置44、駐車場管制装置5、駐車場管理PC45、駐車場DB46は、駐車場6の構内41に設置された図示しない構内LANを介して、互いに通信可能に接続されている。このうち駐車場管制装置5は、ネットワーク1に接続され、駐車場管理装置15等の他のデバイスと通信可能である。従って、構内LANに接続された各デバイスは、駐車場管制装置5を介して、ネットワーク1上のデバイスと通信可能である。
事前精算機43は、利用者が駐車場6から車両を出場させる前に事前精算を実行することが可能な装置である。例えば、タッチパネル等を有する装置が、事前精算機43として設置される。
案内装置44は、駐車場6及び本駐車場管理システム500に関する種々の情報を案内するための装置である。例えばディスプレイ装置等を有し案内情報を表示可能な装置等が、案内装置44として用いられる。案内装置44は、前述の店舗Bにおける案内装置33と同様の機能を持つものでもよい。
駐車場管理PC45は、主に駐車場6の係員等により操作され、駐車場6の構内41の各装置の操作や、駐車場DB46に格納された種々のデータの管理等が実行される。本実施形態では、駐車場管理PC45を介して入力された指示等に基づいて、駐車場管制装置5が動作する。そして、各装置の操作やデータ管理等が実行される。
駐車場DB46には、駐車場6に関する種々のデータが格納され、例えば在車DBや履歴DB等の任意のDBが構築される。もちろん図1に示す駐車場管理装置15のDB17に格納されたデータが共有される場合もあり得る。
上記したように、駐車場管理装置15は、駐車場6内に設置される各装置の動作を包括的に制御することが可能である。例えば入場ゲート装置48a、出場ゲート装置48b、入口カメラ49a、出口カメラ49b、及びスピーカ50は、駐車場管制装置5に接続され、その動作が制御される。
入口カメラ49aは、入場レーン40に進入する入場車両の画像(以下、入車画像と記載する)を撮影することが可能である。出口カメラ49bは、出場レーン42に進入する出場車両の画像(以下、出車画像と記載する)を撮影することが可能である。
入口カメラ49a及び出口カメラ49bとしては、例えばCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)センサやCCD(Charge Coupled Device)センサ等のイメージセンサを備えるデジタルカメラが用いられる。その他の種類のカメラが用いられてもよい。本実施形態において、入口カメラ49a及び出口カメラ49bは、駐車場6への入車画像を撮影する撮影部として機能する
スピーカ50は、入場レーン40及び出場レーン42に進入する車両のドライバーに、音声により種々の情報を通知する。スピーカ50の具体的な構成は限定されない。
また、例えば駐車場管理装置15や管理機関端末20からの遠隔制御信号が、駐車場管制装置5に送信される。これにより入場ゲート装置48a等の各装置の遠隔操作が可能となる。
図3は、駐車場6の利用者の携帯端末10の構成例を示すブロック図である。携帯端末10は、CPU60と、メモリ61と、これらとバス62を介して接続されるインターフェイス63とを有する。メモリ61は、例えばROM、RAM、フラッシュメモリ等から構成され、種々のデータが記憶される。
インターフェイス63には、表示部64、操作部65、スピーカ66、マイク67、通信部68、近距離無線通信部69、GPSセンサ70、及び加速度センサ71が接続される。各ブロックの動作は、所定のプログラムに従って動作するCPU60により制御される。
表示部64は、例えば液晶、EL(Electro-Luminescence)等を用いた表示デバイスであり、本駐車場管理サービスに関するWebページや種々のGUI(Graphical User Interface)等が表示される。操作部65は、例えばキーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、その他の操作装置である。操作部65がタッチパネルを含む場合、そのタッチパネルは表示部64と一体となり得る。
スピーカ66からは、例えば通話音声、音声ガイダンス、アラーム音、音楽コンテンツ等が出力される。マイク67は、通話や声による指示の入力等を行う際に利用される。
なお、利用者端末に内蔵カメラが搭載されている場合は、本実施例では説明していない二次元コードを読み取って支払うシステムや、Webページへのアクセスのためのコード読取り機能を有してもよい。
通信部68は、ネットワーク1を介して、駐車場管理装置15等の他の装置と通信するための通信モジュールであり、例えばWiFi等の無線LANモジュールや、所謂3Gや4Gといった移動通信システム対応モジュールが用いられる。
近距離無線通信部69は、他のデバイスと近距離無線通信を実行するためのモジュールである。例えば、近距離無線通信部69として、Bluetoothモジュールや、NFC(Near Field Communication)モジュール等が設けられてもよい。
加速度センサ71は、携帯端末10本体の角度、移動、及び向きの変化を出力する。GPSセンサ70は、携帯端末10本体の位置情報を出力する。加速度センサ71はモーションセンサとして機能し、携帯端末10のユーザの姿勢や動き等を含むユーザの状態を検出することが可能である。加速度センサ71は、他にジャイロセンサや地磁気センサを組み合わせた9軸センサであってもよい。
例えばユーザの状態として、歩行中、走行中、電車にて移動中、運転中等の運動状態を検出することが可能である。またユーザの現在地の情報、さらに詳しく屋内であるか、屋外であるか等の状態も検出可能である。これらユーザの状態は、例えば機械学習を用いた行動解析等の、任意の行動解析技術により検出可能である。
図4は、携帯端末10の機能的な構成例を示すブロック図である。携帯端末10は、選択用画像要求部73、精算要求部74、及び車両選択部75を有する。これらのブロックは、CPU60が所定のプログラムを実行することで構成され、本実施形態に係る駐車場管理方法が実現される。なお各ブロックを実現するためにIC(集積回路)等の専用のハードウェアが適宜用いられてもよい。
精算要求部74は、ネットワーク1を介して、駐車場管理装置15に、駐車料金の精算を要求する。例えばユーザの指示に応じて、精算要求が駐車場管理装置15に送信される。あるいは精算方法が固定されている場合は、駐車料金の発生後、自動的に精算要求が送信されてもよい。
選択用画像要求部73は、選択用画像の送信要求を送信する。例えば利用者により、携帯端末10に、選択用画像を表示するための操作が入力される。当該操作に応じて、選択用画像要求部73により、選択用画像の送信要求が、駐車場管理装置15に送信される。選択用画像を表示するための具体的な操作や、選択用画像の送信要求として送信される具体的な信号(データ)の形式等は限定されない。
車両選択部75は、選択用画像内の入場車両を選択する旨の指示を送信する。例えば利用者により、携帯端末10に表示された選択用画像内の入場車両を選択する選択指示が入力される。例えば、入場車両に対するタップ操作等により、選択指示の入力が実行される。もちろん、利用者が入場車両の選択指示を入力するための操作等は限定されない。
車両選択部75は、利用者から入力された選択指示に応じて、当該入場車両を選択する旨の指示を、駐車場管理装置15に送信する。入場車両を選択する旨の指示の具体的な信号(データ)の形式等は限定されない。
以下、利用者により入力される選択指示と、車両選択部75から送信される入場車両を選択する旨の指示とを、ともに選択指示として記載する場合がある。
図5は、駐車場管理装置15の機能的な構成例を示すブロック図である。駐車場管理装置15は、入車画像管理部78、利用者管理部79、駐車場情報プッシュ通知部(以下、プッシュ通知部と記載する)80、及び車両情報読取部81を有する。また駐車場管理装置15は、店舗利用情報取得部82、精算受付部83、選択指示受付部84、画像送信部85、選択用画像生成部86、コード画像生成部87、及びインセンティブ付与部88を有する。
これらのブロックは、例えば駐車場管理装置15内の、DBサーバ、メールサーバ、Webサーバ、Web/APIサーバ等の種々のサーバ装置16により実現される。すなわち各サーバ装置16のCPUが所定のプログラムを実行し、装置内のハードウェア資源と協働することで構成され、本実施形態に係る駐車場管理方法及び情報処理方法が実現される。各サーバ装置16にプログラムをインストールする方法は限定されない。
入車画像管理部78は、各駐車場6にて撮影された入車画像を管理し、入車画像DB(図7参照)への入車画像情報の書き込みや削除等を実行する。利用者管理部79は、各駐車場6を利用する利用者を管理し、利用者DB(図8参照)への利用者情報の書き込みや削除等を実行する。
プッシュ通知部80は、各駐車場6を利用する利用者の携帯端末10に、種々の情報をプッシュ通知で送信する。
車両情報読取部81は、入車画像に基づいて、入場車両に関する車両情報を抽出する。例えば車両情報として、車両ナンバーの少なくとも一部の情報、車両名情報、車体色情報、車両メーカー情報等が抽出される。
車両ナンバー(陸運支局名、分類番号、平仮名、4桁の一連番号等)の少なくとも一部の情報は、例えばナンバープレートの一部分を抽出する画像処理や、OCR(Optical Character Recognition)処理等の技術により、読取り可能である。もちろん他の任意の技術が用いられてもよい。
車両情報等は、後述する会員登録時に利用者が申請して登録する場合もあるが、未登録の場合には、車両情報を抽出するための任意のアルゴリズム等が用いられてよい。また機械学習等が実行されてもよい。また、インターネット等を介して、車両情報の照会等が実行されてもよい。
車両情報として、上記した車両ナンバーの少なくとも一部の情報、車両名情報、車体色情報、車両メーカー情報の少なくとも1つや、これらを組み合わせた情報が抽出されてもよい。もちろんここに挙げた情報とは異なる他の情報が、車両情報として抽出されてもよい。
店舗利用情報取得部82は、駐車場6と提携する店舗31における、利用者の店舗利用状況を含む店舗利用情報を取得する。例えば、店舗31で利用者が買物等をした場合、その買物情報が、店舗端末30から駐車場管理装置15に送信される。店舗利用情報取得部82は、店舗端末30から送信される買物情報を受信する。
精算受付部83は、携帯端末10から送信された精算要求を受付け、駐車料金の精算処理を実行する。例えば図1に示す決済機関25に、駐車料金の精算の指示が送信される。携帯端末10から送信される精算要求として、本駐車場管理サービスに関するポイントによる精算が要求されている場合には、利用者DB内のポイント残高に基づいて、ポイント精算処理が実行される。その他、駐車料金の精算方法は限定されず、商品の購入に応じた料金割引を含む精算方法や、デビッドカード決済や電子マネーによる支払い等、任意の精算方法が採用されてよい。
選択指示受付部84は、携帯端末10の車両選択部75から送信される選択指示を受付ける。すなわち選択指示受付部84は、利用者により入力される選択指示を受け付けることが可能である。
選択用画像生成部86は、後に説明する選択用画像を生成する。本実施形態では、選択用画像生成部86は、選択用画像を含むWebページを生成することが可能である。
コード画像生成部87は、後に説明するコード画像を生成する。本実施形態では、コード画像生成部87は、コード画像を含むWebページを生成することが可能である。
画像送信部85は、選択用画像生成部86により生成された選択用画像、及びコード画像生成部87により生成されたコード画像を、携帯端末10に送信する。本実施形態では、画像送信部85により、選択用画像を含むWebページや、コード画像を含むWebページを送信することが可能である。
本実施形態では、画像送信部85は、携帯端末10の選択用画像要求部73から送信される選択用画像の送信要求に基づいて、選択用画像携帯端末10に送信る。例えば、利用者により、選択用画像を含むWebページに関連付けられたURLを選択する操作が入力される。当該操作に応じて、選択用画像要求部73から駐車場管理装置15に送信要求が送信される。
あるいは、選択用画像を含むWebページURLの情報が格納されたQRコードが、携帯端末10により読み取られる。当該読取り処理に応じて、選択用画像要求部73から駐車場管理装置15に送信要求が送信される。なお、選択用画像を含むWebページURLの情報が格納されたQRコードは、コード画像生成部87により生成されるコード画像とは異なるものである。
画像送信部85は、携帯端末10から送信された送信要求に応じて、選択用画像を含むWebページを携帯端末10に送信する。なお、コード画像(Webページ)の送信について、同様な処理が実行されてもよい。
インセンティブ付与部88は、携帯端末10を介した選択指示の入力に応じて、選択指示を入力した利用者に対してインセンティブを付与する。すなわちインセンティブ付与部88は、携帯端末10に表示された選択用画像内の入場車両を選択した利用者が、駐車場6の利用に関して優遇を受けるための種々の処理を実行することが可能である。従って、利用者に対するインセンティブの付与は、利用者が優遇を受けるための処理の実行といえる。
インセンティブの付与としては、駐車料金の減額、無料時間の延長、利用ポイントの付与、又は割引クーポンの提供等が挙げられる。
駐車料金の減額は、駐車場6の利用に対する料金の減額である。例えば、選択用画像から選択された入場車両について、駐車料金が割引される。
例えば、減額の大きさ(割引額)を大きくすることで、利用者に付与するインセンティブを高くすることができる。また減額の大きさ(割引額)を小さくすることで、利用者に付与するインセンティブを低くすることができる。
無料時間の延長は、駐車場6を無料で利用可能な時間の延長である。例えば、最初の30分は無料で利用可能な駐車場6等において、その無料時間が延長される。あるいは、精算後の所定の時間は無料である場合において、その無料時間が延長されてもよい。もちろんこれらの例に限定される訳ではない。
例えば、延長時間を長くすることで、利用者に付与するインセンティブを高くすることができる。また延長時間を短くすることで、利用者に付与するインセンティブを低くすることができる。
利用ポイントの付与は、例えば駐車料金の精算に利用可能なポイントの付与である。利用ポイントの付与により、利用者DB内のポイント残高が増加する。
例えば、付与される利用ポイントを多くすることで、利用者に付与するインセンティブを高くすることができる。また付与される利用ポイントを少なくすることで、利用者に付与するインセンティブを低くすることができる。
割引クーポンの提供は、例えば、駐車場6と提携する店舗31により発行される割引クーポンの提供である。例えば、店舗31での精算時に割引クーポンを提示することで、割引サービスを受けることが可能となる。割引サービスの具体的な内容は限定されず、任意に設定されてよい。
例えば、割引額を大きくする、割引クーポンの有効期限を長くする、割引クーポンの適用対象を適宜変更するといったことにより、利用者に付与するインセンティブを高くすることができる。また割引額を小さくする、割引クーポンの有効期限を短くする、割引クーポンの適用対象を適宜変更するといったことにより、利用者に付与するインセンティブを低くすることができる。
その他、無料時間の付与、使い勝手がよい駐車スペースへの誘導等、インセンティブの付与として、他の任意の処理が実行されてよい。またインセンティブを高くするために、又はインセンティブを段階的に或いは連続的に低くするために任意の処理や設定が採用されてよい。
本実施形態において、入車画像管理部78は、駐車場に入場する入場車両の画像を取得する取得部として機能する。車両情報読取部81は、入場車両の画像に基づいて、入場車両に関する車両情報を抽出する抽出部として機能する。
精算受付部83は、利用者端末を介して入力される精算要求に基づいて、利用者端末を介して選択された選択済車両に関する駐車料金の精算を実行する精算部として機能する。
選択用画像生成部86は、入場車両の画像が入車日時を基準として並べられた選択用画像を生成し、駐車場の利用者による車両の選択状況を選択用画像に反映させる生成部として機能する。コード画像生成部87も、生成部の一部として機能する。
画像送信部85は、選択用画像を、利用者が操作可能な利用者端末に送信する送信部として機能する。また選択指示受付部84は、利用者端末を介して入力される選択用画像内の入場車両を選択する選択指示を受付ける受付部として機能する。インセンティブ付与部88は、付与部として機能する。
図6は、駐車場管制装置5の機能的な構成例を示すブロック図である。駐車場管制装置5は、車両検知部89、カメラ制御部90、画像送信部91、ゲート装置制御部92、入場・出場制御部93、及び精算確認部94を有する。
これらのブロックは、駐車場管制装置5のCPUが所定のプログラムを実行し、装置内のハードウェア資源と協働することで構成され、本実施形態に係る駐車場管理方法が実現される。駐車場管制装置5にプログラムをインストールする方法は限定されない。
車両検知部89は、第1及び第2の入口ループコイル52及び53から出力される信号に基づいて、入場レーン40への車両の進入及び構内41への車両の進入を検知する。また第1及び第2の出口ループコイル54及び55から出力される信号に基づいて、出場レーン42への車両の進入及び外部への車両の出場を検知することが可能である。
なお、入場レーン40及び出場レーン42に進入する車両を検知する構成として、他の任意の構成が採用されてもよい。例えば赤外線等を利用した光学式センサ等が用いられてもよい。
カメラ制御部90は、入口カメラ49a及び出口カメラ49bの動作を制御する。例えばカメラ制御部90により、撮影のトリガー信号が送信され、入口カメラ49a及び出口カメラ49bにより入場車両及び出場車両が撮影される。
これにより入車画像及び出車画像が生成される。トリガー信号は、例えば第1の入口ループコイル52及び第1の出口ループコイル54の出力を、それぞれ入口カメラ49a及び出口カメラ49b用のトリガー信号として用いてもよいが、別途トリガーセンサを設置してもよい。
画像送信部91は、入口カメラ49a及び出口カメラ49bにより撮影された入車画像及び出車画像を、駐車場管理装置15に送信する。なお、入口カメラ49a及び出口カメラ49bから、入場画像及び出場画像が、駐車場管理装置15へ直接送信されてもよい。
ゲート装置制御部92は、入場ゲート装置48a及び出場ゲート装置48bの動作を制御する。
精算確認部94は、出場レーン42に進入する出場車両の精算状態について確認する。本実施形態では、精算確認部94により、出車画像の照会、及び精算情報の照会が実行される。もちろん、出車画像の照会等が実行される際には、画像送信部91による出車画像の送信等の、他のブロックによる処理が協働して実行される。
入場・出場制御部93は、入場の可否、及び出場の可否を判断する。例えば入場・出場制御部93により、入場レーン40に進入する入場車両の入車画像に基づいて、入場の可否が判断される。また入場・出場制御部93により、出場車両の精算状態に基づいて、出場の可否が判断される。もちろん精算状態は、精算確認部94により確認される。
入口カメラ49a、出口カメラ49b、及びスピーカ50のいずれか、または全部を内蔵するように駐車場管制装置5が構成され、中央アイランド37に配置されてもよい。この場合、駐車場管制装置5を、情報出力装置と呼ぶことも可能である。また、入口カメラ49a、出口カメラ49b等が、中央アイランド37に設置されず、天井吊り下げ式等の他の構成であってもよい。さらに他の目的のためのカメラ(例えば監視用カメラ)を併用してもよい。
図7は、入車画像DBに格納される入車画像情報の一例を示す図である。入車画像情報97は、駐車場6ごとに管理される情報である。図7では、1つの駐車場6に関する入車画像DBが図示されている。
入車画像情報97は、入車画像に付せられる入車画像IDと、入車画像とを含む。また入車画像情報97は、公開ステータス、精算ステータス、入場日時、出場日時、選択フラグ、車両ナンバー、及び車両関連情報を含む。
公開ステータスは、入車画像の公開方法に関する情報である。精算ステータスは、駐車料金の精算状態に関する情報である。例えば、「精算済」「未精算」等が挙げられる。
駐車場6への入場日時を規定する方法は限定されない。本実施形態では、入口カメラ49aにより入車画像が撮影された撮影日時が、入場日時として記憶される。もちろん、入場ゲート装置48aが開いた日時や、車両が通過して入場ゲート装置48aが閉じられた日時等が、入場日時として記憶されてもよい。なお、撮影日時とは異なる日時が、入場日時として採用される場合には、撮影日時が別途入車画像情報97として記憶されてもよい。
同様に、駐車場6からの出場日時を規定する方法は限定されない。本実施形態では、出口カメラ49bにより出場車両が撮影された撮影日時が、出場日時として記憶される。他の日時の情報が、適宜出場日時として記憶されてもよい。この場合、出場車両が撮影された撮影日時が別途入車画像情報97として記憶されてもよい。なお、入車画像情報97に出場日時が記憶された後に所定の条件を満足すれば、当該情報は後述するように履歴DBに格納される。
選択フラグは、選択用画像内において、利用者により入車画像が選択されたか否かを示す情報である。具体的には、選択用画像内の入車画像を選択する選択指示が受付けられたか否かを示す情報となる。例えば、携帯端末10を介して利用者により入車画像を選択する操作が入力された場合には、駐車場管理装置15に選択指示が送信される。その選択指示が受付けられると、選択対象となった入車画像について選択フラグが付せられる。
本開示では、利用者が入車画像を選択することは、利用者が入車画像に映っている入場車両を選択することと同等の意味であるとする。従って、例えば携帯端末10を介して選択用画像内の入場車両を選択するといったことや、選択指示が受付けられた入場車両といったことが成り立つ。
また、選択指示が受付けられた入場車両のことを選択済車両とし、選択指示が受付けられていない入場車両のことを未選択車両とする。図7に示す選択フラグが付せられた入場車両が選択済車両となり、選択フラグが付せられてない入場車両が未選択車両となる。
車両関連情報は、車両ナンバーを除く、他の任意の車両情報を含む情報である。例えば上記した車両名情報、車体色情報、車両メーカー情報等が、車両関連情報として記憶される。
図8は、利用者DBに格納される利用者情報の一例を示す図である。利用者情報98は、利用者ID、入車画像ID、利用者携帯端末ID、携帯電話番号、メールアドレス、クレジット情報、利用履歴、ポイント残高等を含む。
利用者情報98は、利用者により選択用画像内の入車画像(入場車両)が選択された際に生成される。利用者情報98については、後述する。
<選択用画像の公開による管理方法>
まず選択用画像の公開による駐車場管理方法を説明する。図9は、車両の入場時における処理例を示すフローチャートである。
駐車場管制装置5により、入場車両を検知するか否かが監視される(ステップ101)。入場車両が検知された場合は(ステップ101のYES)、入口カメラ49aにより、入車画像が撮影される(ステップ102)。
入場ゲート装置48aが開けられ(ステップ103)、車両の通過が検知されると、入車画像が駐車場管理装置15に送信される(ステップ104のYESからステップ105)。そして、入場ゲート装置48aが閉じられて、入場が完了する(ステップ106)。
駐車場管理装置15は、入車画像を受信し(ステップ107)、図7に示す入車画像情報97を生成して、入車画像DBに登録する(ステップ108)。車両情報読取部81により車両情報が抽出され(ステップ109)、入車画像情報97として記憶される(ステップ110)。例えば図7に示す車両ナンバーや車両関連情報が記憶される。
図10は、選択用画像内の入場車両の選択に関する処理例を示すフローチャートである。図11~図14は、携帯端末10に表示される操作画面(GUI)の一例を示す模式図である。
例えば、図2に示す案内装置44に、「画像公開サイトにアクセスして、お客さまの車両を選択してください」といった、選択用画像から入車画像を選択する旨の案内が表示される。案内には、例えば選択用画像を含むWebページに関連付けられたURLが表示されている。あるいは、選択用画像を含むWebページURLの情報が格納されたQRコードが表示されている。
利用者は、携帯端末10を介して、表示されているURLを入力する。あるいは、利用者は、携帯端末10を用いて、表示されているQRコードを読み取る。これにより、図10に示すように、携帯端末10から選択用画像の送信要求が、駐車場管理装置15に送信される(ステップ201)。
駐車場管理装置15は、送信要求を受信する(ステップ202)。そして選択用画像を生成し(ステップ203)、携帯端末10に送信する(ステップ204)。送信された選択用画像は、携帯端末10により受信され表示される(ステップ205)。
図11は、選択用画像の一例を示す模式図である。図11に示すように、選択用画像100は、入車画像101が、入場日時を基準として並べられた画像である。本実施形態では、入場日時が直近のもの(現在時刻に最も近いもの)が上位に表示されるように、入車画像101が並べられる。これにより、駐車場に車両を停めた利用者がすぐに選択用画像100を表示させた場合には、一覧の上位に表示される自車両を容易に見つけることが可能となる。
このような、できるだけ早く選択用画像100を表示させた方が自車両を見つけやすいという効果は、車両を停めたらすぐに選択用画像100を表示させ自車両を選択するという操作を、利用者に促すことが可能となる。すなわち選択用画像100からの入場車両の選択を促すことが可能となる。
図11等に示すように、本実施形態では、入車画像101と合わせて、入場車両に関する情報が表示される。具体的には、入場時刻、入場ゲート名、車両ナンバーが表示される。このように、入車画像101と合わせて、車両情報の少なくとも一部を含む選択用画像を生成することも可能である。これにより、利用者は、車両情報等を確認しつつ自車両を探すことが可能となり、高いユーザビリティが発揮される。もちろん入車画像101のみが、入場日時を基準として並べられてよい。
また図11Bに示すように、選択用画像100には、駐車場の利用者による車両の選択状況が反映される。具体的には、他の利用者により選択された選択済車両101aが、未選択車両101bと区別可能に表示される。例えば選択済車両101aよりも未選択車両101bが強調されるように、各々の表示が制御される。これにより、ユーザは、さらに容易に自車両を選択することが可能となる。
例えば、車両を停めてから時間が経過した後(例えば2時間後等)に自車両を選択する場合を考える。この場合、自車両の入車画像は、選択用画像100の一覧において、下位の方に表示されてしまっている場合があり得る。
図11Bに示すように、本実施形態では、未選択車両101bと選択済車両101aとが区別可能に表示される。従って、利用者は、選択用画像100をスクロールしながら、2時間前あたりに入場した入場車両の中から容易に自車両を見つけることが可能となる。しかも、自車両以外の車両は、もっと早いタイミングで選択されている場合が多い。従って選択されていない自車両は十分に強調されて表示されている場合が多く、容易に見つけることが可能である。
なお、選択用画像100の画像構成は限定されず任意に設計されてよい。また未選択車両101bと選択済車両101aとを区別して表示する具体的な方法や、未選択車両101bを選択済車両101aよりも強調して表示する具体的な方法等も限定されず、任意の表示方法が採用されてよい。
例えば、選択済車両101aを非表示にすることも可能である。これにより未選択車両101bのみが絞り込まれるので、容易に自車両を選択することが可能となる。
図10に戻り、利用者により入車画像検索が実行される(ステップ206)。入車画像検索は、検索条件を入力することで、入車画像101の絞り込みを実行する処理である。
図12は、入車画像検索の一例を示す模式図である。例えば図12Aに示す例では、入場時間に関する検索条件として「2時間前に入場した車両」が画面上部のスクロールバー上に表示され、その表記部を選択することで入力される。携帯端末10には、検索条件に基づいて、入場時刻が2時間以上前の入場車両が、入場日時を基準として並べられた選択用画像100'が表示される。
入力可能な検索条件は限定されない。例えば図12Bに例示するように、「出場車は除く」「精算済みは除く」「入場ゲート別」「全部表示」「時刻検索」「ナンバー検索」「車名検索」「車体色検索」「メーカー名検索」等の任意の検索条件が入力可能であってよい。例えば車両情報読取部81により抽出された車両情報に関する検索条件により絞り込みを行うことで、容易に自車両を見つけることが可能となる。
検索条件を入力する具体的な方法は限定されず、任意に設定されてよい。例えば、図12Bに示すような検索条件選択部102の中から、所望の検索条件が選択されて入力される。その他、キーワードを入力するキーワード検索等が実行可能であってもよい。
また検索処理の具体的な方法も限定されない。例えば、携帯端末10から検索条件を含む検索要求が駐車場管理装置15に送信される。そして駐車場管理装置15により、検索条件に基づいて、選択用画像100が更新されてもよい。更新された選択用画像100は、携帯端末10に送信され表示される。
あるいは、携帯端末10にて、検索条件に基づいて、選択用画像100が更新されてもよい。この場合、入車画像DBに格納された車両ナンバーや車両関連情報が、適宜携帯端末10に送信され利用されてもよい。その他、入車画像検索を実現するために任意の処理が実行されてよい。
入車画像検索により、自車両の選択時の候補が絞りやすくなるので、利用者は容易に自車両を選択することが可能となる。この結果、利用者の利便性が向上する。
図13Aは、入場車両の選択時のGUIの一例を示す模式図である。例えば図11等に示す選択用画像100から、入車画像101が選択される。そうすると図13Aに示すように、詳細画像103が表示される。
詳細画像103は、入車画像101の拡大画像と、入場車両に関する詳細情報が表示される。図13Aに示す例では、入場時刻、入場ゲート名、車両ナンバー、車両名、車体色、車両メーカーが表示される。利用者は、詳細画像103を確認しながら、最終的な判断を行うことが可能である。
自車両ではないと判断した場合は、例えば戻るボタンが押される。これにより選択用画像100の表示に戻る。あるいは次へボタンが押される。これにより選択用画像100内の次の入車画像101に関する詳細画像103が表示される。
自車両であると判断した場合には、決定ボタンが押される。決定ボタンを押す操作は、入車画像の選択指示の入力に相当する。
図10に戻り、自車両を選択する操作が入力されると、携帯端末10から入車画像の選択指示が、駐車場管理装置15に送信される(ステップ207)。
駐車場管理装置15は、入車画像の選択指示を受信する(ステップ208)。受信した入車画像に関する入車画像情報97について、選択フラグが付与される(ステップ209)。これにより、選択された入場車両は、選択済車両となる。
また駐車場管理装置15により、図8に示す利用者情報98が生成され、利用者DBに登録される(ステップ210)。まず利用者IDが設定され、選択された入車画像の入車画像IDが記憶される。
利用者携帯端末IDは、例えば受信した選択指示に基づいて、適宜設定される。あるいは、機器を識別可能な情報が、駐車場管理装置15から携帯端末10に要求され、その応答情報から、利用者携帯端末IDが生成されてもよい。
携帯電話番号、メールアドレス、クレジット情報、利用履歴、ポイント残高等の利用者情報は、例えば、入車画像の選択後、所定の入力画面等を表示させることで、利用者に入力してもらう。この利用者情報の入力を、会員登録の処理として、利用者に行ってもらってもよい。すなわち、入車画像の選択をきっかけとして、会員登録が行われてもよい。
利用者DBに記憶される情報は限定されない。例えば、精算処理に必要な情報が、利用者により入力される。もちろん、入車画像の選択時に代えて、精算が行われるタイミングで、精算処理に必要な情報が利用者により入力されてもよい。
駐車場管理装置15により、コード画像が生成され(ステップ211)、携帯端末10に送信される(ステップ212)。送信されたコード画像は、携帯端末10により受信され表示される(ステップ213)。
図13Bは、コード画像の表示例を示す模式図である。コード画像106は、選択済車両に関する情報を読取り可能なコード画像である。また本実施形態では、コード画像106は、駐車場6と提携する店舗31の店舗端末30が、選択済車両に関する情報を読取り可能に構成される。
図13Bに示す例では、店舗端末30のリーダ32が読取り可能なQRコードが、コード画像106として生成され表示される。コード画像106には、選択済車両に関する情報として、例えば図7に示す入車画像IDや図8に示す利用者ID等が記憶される。その他、利用者が選択した入場車両(選択済車両)を特定可能な任意の情報が記憶されてよい。
例えば利用者が提携店舗にて買物をした場合には、レジにてコード画像106を提示する。店舗端末30のリーダ32によりQRコードが読み取られ、例えば入車画像IDが取得される。店舗端末30により、利用者の買物に関する買物情報が、入車画像IDとともに、駐車場管理装置15に送信される。
これにより駐車場管理装置15の精算受付部83は、買物情報に基づいて、利用者により選択された入場車両の駐車料金の買物情報に基づいた割引料金を含む精算処理を実行することが可能となる。このように、コード画像106を生成して携帯端末10に表示させることで、駐車場6で駐車券を発行しなくとも、商業施設等での買物の際に、駐車場6の利用情報と買物情報とを紐付けることが可能となる。この結果、買物に応じた割引サービス等を実施することが可能となる。
店舗端末30から送信される買物情報は、例えば所定の買物情報DBに、入車画像と紐づけて記憶される。あるいは、図7に示す入車画像DBや、図8に示す利用者DBに、買物情報が格納されてもよい。
図14に示すように、コード画像106を含む駐車券画像105が生成されてもよい。駐車券画像105は、実物の駐車券を模した画像である。また図14に示す例では、コード画像106として、バーコードが用いられている。
駐車券画像105として、実物の駐車券を模した画像を生成することで、実物の駐車券を取り扱うように、駐車券画像を利用することが可能となる。この結果、駐車券画像の提示を忘れてしまうといったことを防ぐことが可能となり、高いユーザビリティが発揮される。
例えば図14に示すダウンロードボタン107を選択することで、駐車券画像105を携帯端末10の写真フォルダ等にダウンロードすることが可能である。これにより、時間と場所を選ばいつでも駐車券画像105を提示することが可能となり、利用者にとって時間が有効に使える。また使い勝手がよい。さらに、駐車券画像105の使用法についてどこにいる係員にでも尋ねることができるので利便性がよい。もちろん、図13Bに示すQRコードからなるコード画像106が、写真フォルダ等にダウンロード可能であってもよい。
なお、コード画像106として、QRコードやバーコード以外のコード画像が用いられてもよい。店舗端末30で読取り可能な任意のコード画像が用いられてよい。また駐車券画像105の具体的な構成も限定されない。
[インセンティブの付与]
図5に示すインセンティブ付与部88は、入車画像情報97内の選択フラグの付与を参照することで、利用者に対するインセンティブの付与を実行する。すなわち。選択フラグが付せられた選択済車両の利用者に対して、インセンティブの付与を実行する。例えば、インセンティブ付与部88は、携帯端末10を用いた精算操作に応じて、駐車料金の減額、無料時間の延長、又は利用ポイントの付与の少なくとも1つを実行する。
図15及び図16は、利用者による精算時のGUIの一例を示す模式図である。ここでは、選択用画像100を介して入車画像101を選択した利用者により、本駐車場管理サービスを利用するためのアプリケーション(プログラム)がダウンロードされた場合を例に挙げる。すなわち、ネイティブアプリケーションが利用されて、精算処理が実行される場合を例に挙げる。もちろん、Webアプリケーションを介して、Webブラウザにより表示されるWebページ上で、精算処理が実行可能であってもよい。
図15Aに示すように、携帯端末10には、まずプッシュ通知画面108が表示される。本駐車場管理サービスでは、駐車場6から出場する前の事前精算が推奨されている。従ってプッシュ通知画面108には、精算処理を実行するためのアプリケーションの起動ボタン109が表示される。
プッシュ通知画面108を介してアプリケーションが起動されると、図15Bに示すように、現状表示画面110が表示される。現状表示画面110には、入場時刻を含む駐車ステータス情報111と、現在までの駐車料金に関する情報112と、駐車場及び車両の情報113と、精算操作ボタン114と、設定ボタン115と、利用履歴ボタン116とが表示される。
設定ボタン115は、利用者情報の変更等を行う場合に選択され、所定の設定画面に遷移される。利用履歴ボタン116が選択されると、本駐車場管理サービスの現在までの利用履歴が表示される。
現状表示画面110の精算操作ボタン114が選択されると、図16Aに示すように、精算操作初期画面117が表示される。精算操作初期画面117には、精算ボタン118と、精算対象となる駐車料金に関する情報119と、利用情報ボタン120と、ポイント残高の情報121とが表示される。利用情報ボタン120が選択されると、利用情報の詳細が表示される。
精算操作初期画面117の精算ボタン118が選択されると、図16Bに示すように、精算操作確認画面122が表示される。精算操作確認画面122は、精算対象となる駐車料金、入場時刻、車両の情報等を含む精算情報123と、支払い方法の選択用のラジオボタン124と、クレジットカード情報125と、他のカードへの切り替えボタン126と、精算の実行ボタン127とが表示される。
所望する支払い方法を変更する場合にはラジオボタン124を選択し、精算の実行ボタン127が選択されると、精算要求が駐車場管理装置15に送信される。そして精算処理が完了すると、その旨が携帯端末10に返され、図16Cに示す精算完了画面128が表示される。
精算完了画面128には、精算内容の情報129が表示される。また所定の時間(本例では5分)以内に、車両を出場すべき旨のテキスト情報が表示される。なお常時クレジット精算を実行する旨の登録がされている場合には、支払い方法は、カード支払いに固定される。
また常時クレジット精算を実行する旨の登録がされている場合には、例えば図15Aに示すプッシュ通知画面108、あるいは図15Bに示す現状表示画面110において、その旨が表示されてもよい。そして精算操作を促すことなく、図16Cに示す精算完了画面122に進んでもよい。
なお駐車料金の算出については、例えば入場時刻と、精算要求を受付けたタイミングでの現在時刻との差異により駐車時間を算出する。この駐車時間と、所定の料金体系の情報とに基づいて、駐車料金が算出される。また店舗端末30から買物情報を取得している場合には、買物情報に基づいて割引料金を算出し、駐車料金に適宜反映させる。また本実施形態では、インセンティブを加味した駐車料金が算出される。
インセンティブの付与として駐車料金の減額(割引)が実行される場合には、割引を反映させた駐車料金が算出される。また例えば、図15Bに現在までの駐車料金に関する情報112内や、図16Aに示す精算対象となる駐車料金に関する情報119内等に、インセンティブの付与として実行される駐車料金の減額による割引額が表示される。選択用画像100から入場車両を選択したことによる割引である旨が表示されてもよい。
インセンティブの付与として無料時間の延長が実行される場合には、無料時間の延長を加味した駐車料金が算出される。もちろん、無料時間が継続している場合は、駐車料金は0円となる。また選択用画像100から入場車両を選択したことにより無料時間が延長された旨が表示されてもよい。
インセンティブの付与として利用ポイントの付与が実行される場合には、付与された利用ポイントを含めた残高が、例えば図16Aに示すポイント残高の情報121等に表示される。あるいは、付与された利用ポイントの値が表示されてもよい。また選択用画像100から入場車両を選択したことにより付与された利用ポイントである旨が表示されてもよい。
精算処理が完了した場合には、図7に示す入車画像情報97の精算ステータスが、「未精算」から「精算済」に更新される。
[コード画像を用いた精算]
本駐車場管理システム500では、選択用画像100内の入場車両の選択に応じて生成されるコード画像106を用いた精算を実現することが可能である。例えば、図2に示す事前精算機43が、コード画像106を読取り可能に構成される。すなわちコード画像106が、事前精算機43により選択済車両に関する情報を読み取り可能に構成される。
例えば、図13Bに例示するQRコードがコード画像106として生成される場合、店舗31の店舗端末30により読取り可能なQRコードが、事前精算機43でも読取り可能であってもよい。あるいは、店舗端末30により読取り可能なQRコードとは別に、事前精算機43により読取り可能なQRコードが生成されてもよい。もちろんQRコード以外のコード画像106が生成されてもよい。
以下、詳しい実施形態を説明する。
図17は、事前精算機43の外観例を示す模式図である。
図18は、事前精算機43のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図17に示すように、事前精算機43は、直方体形状を有する。事前精算機43の前方側には、開閉可能な前扉131が構成されている。前扉131を開くことで、事前精算機43の内部にアクセスすることが可能となる。
事前精算機43の前扉131には、タッチパネル132と、QRコードリーダ133と、非接触ICカードリーダ134と、紙幣投入口135と、硬貨投入口136と、硬貨/領収書取出口137と、スピーカ138とが設置される。また図17では図示は省略しているが、事前精算機43の前扉131には、人感センサ139と、インターフォン140とが設置される。
図18に示すように、事前精算機43の内部には、CPU142と、メモリ143と、これらとバス144を介して接続されるインターフェイス145とが設置される。メモリ143は、例えばROM、RAM、フラッシュメモリ等から構成され、種々のプログラム、種々の駐車データ、及び撮影画像等が記憶される。また、HDD等の大規模データストレージ機器を撮影画像の記憶に用いてもよい。
インターフェイス145には、タッチパネル132と、QRコードリーダ133と、非接触ICカードリーダ134と、人感センサ139と、通信部146と、紙幣・硬貨管理部147と、領収書プリンタ148と、スピーカ138と、インターフォン140とが接続される。各ブロックの動作は、本技術に係るプログラムに従って動作するCPU32により制御される。
タッチパネル132は、表示と入力の機能を備えており、種々の画像や種々のGUI等を表示することが可能である。タッチパネル132には、例えば、精算対象となる駐車料金、操作方法の説明等が表示される。またタッチパネル132には、精算方法の選択、車両ナンバーの入力、領収書の発行等を行うためのテンキーやボタンが表示される。
QRコードリーダ133は、例えば、レーザースキャナを内蔵した光学的読取装置である。QRコードリーダ133は、透明カバーに覆われた読取り口から外部に向けてレーザ光をスキャンすることで、読取り口にかざされたレシート等に印字されたQRコードを読み取る。もちろん、利用者の携帯端末10の画面に表示されQRコードを読み取ることも可能である。
非接触ICカードリーダ134は、電子マネー決済に対応可能に構成されている。例えば、非接触ICカードリーダ134として、電子マネー機能を有する様々な非接触ICカード、例えば、交通系電子マネー、流通系電子マネー、当該駐車場機関が発行する独自のICカード等の読取りが可能なマルチタイプのICカードリーダが用いられる。
なお、非接触ICチップを用いた媒体として、カードの形態からなるICカードに限ず、非接触ICタグ、非接触ICチップ搭載型スマートフォン等が用いられてもよい。本開示では、これら様々な媒体用の非接触リーダを総称して非接触ICカードリーダとしている。さらに、QRコードリーダ133も、非接触リーダの一種となる。
本実施形態では、利用者が精算処理の操作方法等を理解するために、タッチパネル132により操作方法をアニメーション等で表示して案内することが可能である。またスピーカ138を介して、音声案内を実行することも可能である。これにより、複数の精算方法を実行可能な事前精算機43の使用に関して、高いユーザビリティが発揮される。
なお、タッチパネル132に表示されるGUIや案内情報、スピーカ138から出力される音声は、メモリ143に格納されており、適当なタイミングで再生される。
人感センサ139は、事前精算機43の前に立つ人物を検出する。人感センサ139の具体的な構成は限定されず任意の構成が採用されてよい。例えば、人体が発する赤外線の変化を利用した焦電式センサ等が用いられてもよい。
インターフォン140は、例えば、管理会社のオペレーターと通話する際に用いられる。
通信部146は、ネットワーク1や構内LANを介して、外部の装置等と通信するための通信モジュールであり、例えばWiFi等の無線LANモジュールや、所謂3Gや4Gといった移動通信システム対応モジュールが用いられる。
紙幣・硬貨管理部147は、紙幣投入口135及び硬貨投入口136に投入された紙幣及び硬貨を受け取り、計数して投入金額を算出する。また精算により必要となった釣り銭等を計数し、硬貨/領収書取出口137に払い出す。
領収証プリンタ148は、領収証として精算額や日時等をレシート紙にプリントして発行する。発行された領収書は、硬貨/領収書取出口137から受け取ることが可能である。
図19は、事前精算機43のソフトウェア構成例を示すブロック図である。事前精算機43は、人体検出部150、コード読取部151、電子決済制御部152、駐車料金算出部154、精算処理部155、及び精算情報送信部156を有する。
これらのブロックは、事前精算機43のCPU142が、本技術に係るプログラムを実行することで構成され、本技術に係る駐車場管理方法が実行される。なお各ブロックを実現するためにIC(集積回路)等の専用のハードウェアが用いられてもよい。
人体検出部150は、人感センサ139の検出結果に基づいて、事前精算機43の前に人物が立ったかどうかを検出する。人物が検出された場合には、精算処理を開始させる。その後、人物が検出されなくなると、精算処理を終了する。
コード読取部151は、QRコードリーダ133を介して、利用者によりかざされたQRコードから選択済車両に関する情報(例えば入車画像ID等)を読み取る。
電子決済制御部152は、非接触ICカードリーダ134によって読み取られる電子マネー媒体等の決済を制御する。電子マネー決済を実行するためのアルゴリズムとしては、周知の技術用いられてよい。
駐車料金算出部154は、駐車料金を算出する。駐車料金は、買物情報や、付与されたインセンティブが反映されて算出される。例えば、駐車場管理装置15により算出された駐車料金を受信することにより、駐車料金の算出が実行されてもよい。あるいは、駐車料金算出部154により、駐車時間、買物情報、及びインセンティブに基づいて、駐車料金が算出されてもよい。
精算処理部155は、算出された駐車料金に対する精算に必要な種々の処理を実行する。例えば、紙幣等の投入、電子マネーの利用、又は利用ポイントの利用等に応じて、適宜精算に必要な処理(以下、精算処理と記載する)を実行する。
精算情報送信部156は、精算処理の結果として出力される情報である精算情報を駐車場管理装置15に送信する。精算情報は、例えば、「ID」「入場時刻」「精算完了フラグ」「精算金額」「精算時刻」「未精算フラグ」「不正フラグ」「出場時刻」等を含む。
本実施形態では、駐車場管制装置5を介して、精算情報が駐車場管理装置15に送信される。もちろん、事前精算機43から駐車場管理装置15に精算情報が直接送信されてもよい。
図20は、事前精算の処理例を示すフローチャートである。
図21は、事前精算を行う際のタッチパネル132に表示される操作画面の一例を示す模式図である。
人感センサ139により人物が検出されるか否かが監視される(ステップ301)。人物が検出された場合(ステップ301のYES)、精算処理が開始され、操作画面に精算案内が出力される(ステップ302)。本実施形態では、まず図21Aに示す初期案内画面158が表示される。もちろん、音声案内が同時に行われてもよい。
初期案内画面158には、車両ナンバーを入力して精算するか、もしくはコード画像106(QRコード)をかざして精算するかを、利用者に選択させる旨の情報が表示される。利用者は、車両ナンバーを入力して精算を行う場合には、テンキー159を使って車両ナンバーを入力する。入力された車両ナンバーは、入力表示部160に表示される。
利用者は、入力表示部160に表示される4桁の数字を確認して、問題なければエンターボタン161を押す。車両ナンバーの入力を取り消したい場合は、取消しボタン162を押す。車両ナンバーの入力に代えて、入場時刻を入力することで精算が可能であってもよい。この場合、利用者は、入場時刻切換ボタン163を押し、テンキー159を操作して、入場日時を入力する。
利用者が、コード画像106(QRコード)を用いて精算を行いたい場合には、図17に示すQRコードリーダ133に、携帯端末10に表示されたQRコードをかざす。なお図21に示すように、QRコードのことを、駐車コードと呼ぶことも可能である。
図20に示すように、事前精算機43側では、コード画像106(QRコード)の読取りが監視される(ステップ303)。また、車両ナンバーの入力の有無も監視される(ステップ304)。図20に示す例では、QRコードの読取りがない場合に、車両ナンバーの入力の有無が判定されるが、処理の順番は逆であってもよい。またQRコードの読取りの監視と、車両ナンバーの入力の有無も監視とが、並列に実行されてもよい。
駐車料金算出部154により、コード画像106(QRコード)から読み取られた選択済車両に関する情報(例えば入車画像ID等)、あるいは利用者により入力された車両ナンバーや入場時刻に基づいて、選択済車両の精算に関連する精算関連情報が取得される(ステップ305)。
精算関連情報は、買物情報や付与されたインセンティブが反映された駐車料金を算出するための任意の情報を含む。なお、駐車場管理装置15により、インセンティブ等が反映されて算出された駐車料金が、精算関連情報としてそのまま取得可能であってもよい。
駐車料金算出部154により、精算関連情報に基づいて、駐車料金が表示され、駐車料金の案内がタッチパネル132に表示される(ステップ306)。
例えば、図21Bに例示するような料金案内画面165が表示される。もちろん、音声案内が同時に行われてもよい。
料金案内画面165には、精算対象となる車両の車両ナンバーと、駐車料金とが表示される。なお、買物情報や付与されたインセンティブに関する情報が表示されてもよい。例えば、選択用画像100から入場車両を選択したことによる割引が反映されている旨の情報等が表示されてもよい。
利用者は、表示された駐車料金の精算を行う場合には、例えば紙幣/硬貨を投入する。投入された金額は入力表示部166に表示される。電子マネーによる精算を行いたい場合には、電子マネー機能を有する様々な非接触ICカードを、非接触ICカードリーダ134にかざす。
精算処理部155により、紙幣/硬貨の投入、あるいは非接触ICカードとの非接触通信に応じて、精算処理が実行される(ステップ307)精算情報送信部156により、精算情報が送信される(ステップ308)。駐車場管理装置15は、駐車場管制装置5、あるいは事前精算機43から送信された精算情報に基づいて、入車画像情報97の精算ステータスを「未精算」から「精算済」に更新する。
このように、本実施形態では、車両ナンバーや入場時刻の入力による精算以外にも、選択用画像100から入場車両を選択することで生成されるコード画像106(QRコード)を用いた精算が可能である。
例えば、車両ナンバーや入場時刻を入力する際には、入力ミスや、入力内容の忘れ、入力のやり直し等により、精算に時間がかかってしまう場合があり得る。この場合、事前精算機43を用いた事前精算を待つ行列ができてしまい、利用者の利便性が低下してしまう。
一方、コード画像106(QRコード)を用いた精算では、コード画像106(QRコード)をかざすだけでよいので、事前精算にかかる時間を短縮することが可能である。従って、事前精算機43の前で行列ができてしまうといったことを防止することが可能となり、高い利便性を発揮することが可能となる。
図22は、車両の出場時における処理例を示すフローチャートである。駐車場管制装置5により、出場車両を検知するか否かが監視される(ステップ401)。出場車両が検知された場合は(ステップ401のYES)、出口カメラ49bにより、出車画像が撮影される(ステップ402)。
駐車場管制装置5により、出車画像及び精算情報が照会される(ステップ403、404)。具体的には、出車画像が駐車場管理装置15に送信され、対応する車両の入車画像情報97が存在するか否かが照会される。そして入車画像情報97が存在する場合は、精算ステータスは「精算済」であるか否かが照会される。駐車場管理装置15は、照会に応答して、照会結果を駐車場管制装置5に送信する。
駐車場管制装置5は、駐車場管理装置15から送信される照会結果に基づいて、出場可か否かを判定する(ステップ405)。出場車両に関する入車画像情報97が存在しない場合、あるいは精算ステータスが「未精算」である場合には、出場不可として判定する(ステップ405のNO)。そして、未精算通知を実行する(ステップ406)。本実施形態では、スピーカ50から未精算である旨の音声が出力される。
出場車両が精算済の車両である場合には、出場可として出場ゲート装置48bが開けられる(ステップ405のYESからステップ407)。
車両の通過が検知されると、出場情報が駐車場管理装置15に送信される(ステップ408のYESからステップ409)。出場情報は、出場日時や駐車料金等の出場車両に関する任意の情報を含む。出場情報は、例えば駐車場管理装置15のDB17に構築された履歴DB等に格納される。また出場情報に基づいて、図7に示す入車画像情報97に出場日時が記憶される。
出場ゲート装置48bが閉じられて、出場が完了する(ステップ410)。
なお、コード画像106(QRコード)を用いた精算は、事前精算機43を利用する場合に限定されない。例えば、出口精算機等において、コード画像106(QRコード)をかざすことで精算が可能であってもよい。すなわち、駐車料金の精算するための任意の料金精算機に対して、本技術は適用可能である。
図23は、フラップレス式駐車場に対して実行される処理例を示すフローチャートである。例えば、ゲート装置やフラップ装置が設置されないフラップレス式駐車場において、精算ステータスが「未精算」である車両が、駐車場6から出場したとする。この場合、駐車場管制装置5から駐車場管理装置15へ、未精算で不正に出場した旨の未精算出場情報が送信される。
駐車場管理装置15は、未精算情報を受信すると(ステップ501)、該当する車両に関して不正フラグを付与する(ステップ502)。例えば図7に示す入車画像情報97として、不正フラグが付与される。もちろん他のDB等が構築され、そこに不正フラグが付与されてもよい。
そして、駐車場管理装置15は、不正フラグが付与された車両の入車画像及び出車画像を公開する(ステップ503)。例えば、不正車両を公開するためのWebページ等が、誰でもアクセス可能に生成される。そして、不正フラグが付与された車両の入車画像及び出車画像が、当該Webページ上に公開される。あるいは、誰でもアクセス可能な動画配信サービス等に、不正フラグが付与された車両が入場する動画や、出場する動画がアップロードされてもよい。
例えば、図2に示す案内装置44に、「不正利用者については車両の画像を一般公開します」といった内容の案内が表示される。これにより、駐車場6の不正利用を十分に抑止することが可能となる。
会員登録された車両や、選択済車両の場合には、車両の画像の公開前に、不正利用者に警告が通知されてもよい。そして警告の通知にかかわらず駐車料金が精算されない場合に、車両の画像が公開されてもよい。あるいは、実際には車両の画像は公開せず、公開する旨の警告のみが不正利用者に通知されてもよい。この場合でも、不正利用の抑止効果は十分に発揮される。
[割引クーポンの提供]
インセンティブの付与として割引クーポンの提供が実行される場合について説明する。例えば図13Bに示すコード画像106の表示画面内に、割引クーポンを取得可能な取得ボタン170が表示される。
利用者は、取得ボタン170を選択することで、割引クーポンを取得することが可能となる。例えば、取得ボタン170の選択後、店舗31の選択や割引クーポンの選択が可能であってもよい。その他、利用者に割引クーポンを提供する方法として、任意の方法が採用されてよい。
本実施形態では、割引クーポンを発行する発行者により、割引クーポンの発行に関する割引クーポン情報が入力される。インセンティブ付与部88は、入力された割引クーポン情報に基づいて、割引クーポンの提供を実行する。
割引クーポンの発行者は、割引クーポンを発行する店舗や企業に関連する人物である。例えば、図1に示す例では、店舗31のオーナーやスタッフが、割引クーポンの発行者となる。もちろんこれに限定される訳ではない。
割引クーポン情報は、例えば、割引クーポンの発行の有無、割引の内容、又は有効期間等が挙げられる。その他、割引クーポンを発行するための条件等、割引クーポンの発行に関する任意の情報が含まれる。
図24は、店舗管理端末34に表示される割引クーポン情報の入力画面の一例である。入力画面171は、例えば駐車場管理装置15のWeb/APIサーバの提供するWebページで生成され、店舗オーナー等のユーザIDとパスワードの入力によって、店舗毎に異なる内容で生成される。もちろんこれに限定される訳ではない。
入力画面171は、クーポン発行サービスボタン172を選択することで表示される。図24に示す例では、入力画面171は、クーポン登録タブ173と、クーポン情報タブ174とを有する。図24は、クーポン登録タブ173が選択された場合の登録用画面175が表示されている。
本実施形態では、登録用画面175を介して、クーポン名、発行期間、有効期間、駐車料金割引額、QRコード表示の有無を設定することが可能である。なお、ここで登録されるQRコードの表示は、店舗端末30にて割引クーポン情報を読み取り可能なQRコードである。当該QRコードは有料で生成されてもよい。また登録用画面175には、利用者の携帯端末10に表示される割引クーポンの表示画面のデザインイメージが表示される。これにより、表示画面のデザインを調整することが可能となる。任意の画像編集ソフトを用いて、店舗のロゴ画像等を配置してもよい。
店舗オーナー等は、これらの情報を入力後、登録ボタン176を選択する。これにより、インセンティブの付与として利用者に提供される割引クーポンが登録され、割引クーポンの提供が実行される。本実施形態では、割引クーポンの登録の有無が、割引クーポンの発行の有無に相当する。
クーポン情報タブ174を選択すると、割引クーポンの内容に関する種々の情報を入力して登録することが可能となる。例えば、インセンティブの高低が設定可能であってもよい。
このように、割引クーポンの発行者により割引クーポン情報の入力を可能とすることで、例えば、店舗管理端末34等を用いて、容易にタイムリーに、また臨機応変に、所望の割引クーポンを発行することが可能となる。例えば、タイムセールやバーゲンセールを急遽開催し、当該セールに関連する割引クーポンをタイムリーに発行するといったことが可能となる。この結果、容易に店舗の影響促進のツールとして有効に機能させることが可能となる。
なお図24に示すように、店舗管理端末34を利用して、駐車場の検索、店舗情報の表示、駐車場契約情報の表示、その他のサービスの利用、収支情報の表示、種々の設定、割引履歴の表示等が実行可能である。もちろんこれらの処理に限定される訳ではない。
[インセンティブの高低の制御]
インセンティブ付与部88により、利用者に付与されるインセンティブの高低が制御可能であってもよい。例えば、インセンティブ付与部88は、入場車両の入場時刻からの経過時間に応じて、付与されるインセンティブを低くする。すなわち、駐車場6に入場してすぐに選択用画像100から入場車両を選択した場合には、高いインセンティブが付与される。そして、入場時刻から時間が経過するほど、インセンティブが低くなる。例えば、連続的にインセンティブが低くなってもよいし、所定の時間幅ごとに、段階的にインセンティブが低くなってもよい。
例えば、駐車料金の減額が実行される場合には、入場車両の入場時刻からの経過時間に応じて、減額の大きさ(割引額)が小さくされる。
無料時間の延長が実行される場合には、入場車両の入場時刻からの経過時間に応じて、延長時間が短くされる。
利用ポイントの付与が実行される場合には、入場車両の入場時刻からの経過時間に応じて、付与される利用ポイントが少なくされる。
割引クーポンの提供が実行される場合には、入場車両の入場時刻からの経過時間に応じて、割引額が小さくされる、あるいは割引クーポンの有効期限が短くされる。
もちろん、このような処理に限定される訳ではない。
このように、利用者が自車両の選択入力を行うタイミングによって、付与されるインセンティブを変化させてもよい。例えば、入場から5分以内であれば、割引額を最大とし、時間が経過するごとに割引額が減少するような処理が実行される。入場時刻からの経過時間に応じてインセンティブを低くすることで、利用者はなるべく早く選択入力をするようになり、未選択の車両画像が減少し、選択しやすくなる。
以上、本実施形態に係る駐車場管理システム500では、入場車両を選択する選択指示が、携帯端末10を介して入力される。また携帯端末10を介した選択指示の入力に応じて、利用者に対してインセンティブが付与される。これにより、選択用画像100からの入場車両の選択を促進することが可能となり、利用者の利便性を向上させることが可能となる。
利用者にインセンティブを付与することで、利用者が積極的に自車両を選択するようになる。利用者にとっては、選択用画像100から自車両を選択することで、駐車料金の割引等を受けることが可能となる。従って、利用者は、本駐車場管理システム500により管理されている駐車場6をより多く利用すると考えられる。すなわち本技術を適用することで、駐車場6の利用率を向上させることが可能となる。
また、各利用者に対して選択用画像100からの入場車両の選択が促進されるので、自車両以外の車両は随時選択済として表示され(もしくは選択済として非表示になり)、自車両は未選択として強調して表示される。従って、自車両を容易に見つけることが可能となり、非常に高い利便性が発揮される。
また利用者は、携帯端末10を操作することで精算を行うことが可能となるので、自車両に乗車する前後等、自分の都合のよいタイミングで精算を行うことが可能となる。この結果、高い利便性が発揮される。
また料金精算機(事前精算機43等)が用いられる場合でも、コード画像106(QRコード)を料金精算機(事前精算機43等)にかざすことで、精算が可能となる。従って、車両ナンバー等を入力して精算が行われる頻度を減少させることが可能となる。例えば、利用者にとっては、車両ナンバーの入力等といった煩雑な操作を省略でき、容易に精算を行うことが可能となり、利便性が向上する。また、駐車場管理者側からみて、料金精算機の操作待ちの行列ができるといった事態を回避することができる。もちろん、精算のための行列が発生しないということは、利用者にとっても有益である。
有料の駐車場や、商業施設の駐車場では、車両の入場時刻を記録する駐車券を入場口で発行し、商業施設での買物などの情報は駐車券の情報と紐付けすることで、駐車料金の割引等をおこない、駐車場の出場口で駐車券を読取って料金精算して出場するシステムが普及している。
また、出場口で駐車券を読取るのに手間取ってしまうと、出場口で渋滞してしまうため、利用者が出場前に駐車料金を精算する事前精算機を駐車場内に配置し、出場に先立って料金精算するシステムも大規模駐車場等では導入されている。
一方、上記した特許文献1や特許文献2に記載のように、駐車場の料金を低額に設定して、近隣の駐車場よりもより集客性を高めるために、使い捨ての駐車券を廃止して、ランニングコストを削減できるシステムも提案されてきている。
しかしながら特許文献1に記載されたシステムでは、利用者が事前精算機の操作に手間取ると事前精算前に行列ができてしまい、利用者にとって使い勝手が良いシステムとは言えない。利用者に説明する係員を配置したり、インターフォン等での案内対応を強化したりすれば、折角のランニングコストの削減効果が相殺されかねないという問題がある。
また特許文献2に記載されたシステムでは、駐車場の入場時に携帯端末と入場機が直接通信をするためには、予め利用者の携帯端末のIDを駐車場管理システムに登録し、さらに入場時に携帯端末と入場機が通信できる状態に準備しておく必要があり、利用者にとって利便性が良いとは言えず、入場機の前で通信接続の操作をする利用者によって、入場渋滞に成りかねない。
また特許文献3に記載のシステムでは、利用者のスマートフォンを活用して駐車料金の精算が可能だが、DSRC通信を利用するものであり、車両ナンバー等を読取って車両を管理する駐車場への適用は難しい。
上記で説明したように、本発明に係る駐車場管理システム500では、入場時に特別な操作をする必要もなく、さらに事前精算機で行列ができる様なことがない。従って、利用者にとって高いユーザビリティを発揮することが可能となる。
例えば、本駐車場管理システム500によれば、利用者は入場時はもとより、事前精算時にも車両ナンバーの入力や時刻の入力等の面倒な操作を省略することが可能であり、利便性がよい。また利用者は駐車場に入場してすぐに画像を閲覧すれば自身の車両の選択のみし易く使い勝手がよい。また、他の利用者にとっても、すでに他人が選択した車両の情報が区別して閲覧できるため、自車両の選択時の候補数が減り、選択し易い。
<その他の実施形態>
本発明は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態で実現することができる。
上記では、特別な操作をすることなく駐車場に車両を入場させた後、Webアプリケーション(Webページ)を介して表示された選択用画像から、自車両が選択された。そしてその後、本技術に係るネイティブアプリケーションがダウンロードされ、事前精算等の処理が実行された。
このような構成及び動作に限定されず、本技術は適用可能である。すなわち、選択用画像内の自車両の選択から、その後の事前精算等までの全ての処理が、Webアプリケーション(Webページ)を介して実行可能であってもよい。
あるいは、特別な操作をすることなく駐車場に車両を入場させた後に、本技術に係るネイティブアプリケーションがダウンロードされる。そして、選択用画像内の自車両の選択から、その後の事前精算等までの全ての処理が、ネイティブアプリケーションを介して実行可能であってもよい。
いずれにせよ、スマートフォン等の既存の携帯端末を用いて、本駐車場管理サービスを利用することが可能である。これにより高いユーザビリティを発揮することが可能となる。また既存のWeb技術やネットワーク技術、及び汎用品により、駐車場管理システムを構築することが可能であるので、設備費用等を十分に抑えることが可能となる。
例えば、各駐車場の満空車情報の収集及び出力、駐車場の予約の受付け等の他のサービスを実現するためのWebサーバやWeb/APIサーバ等の機器や設備を使用・兼用できるので、導入が容易に行える。
もちろん、駐車券を廃止することや、フラップレス式駐車場を構築することでも、設備費用の抑制を図ることが可能である。
図1に示す店舗31の案内装置33や、図2に示す駐車場6の案内装置44や事前精算機43により、選択用画像内の自車両の選択が可能であってもよい。すなわち、本発明に係る利用者端末の一実施形態として、駐車場6に設置された端末、又は駐車場6と連携する施設に設置された端末が用いられてもよい。この場合、案内装置31、案内装置44や事前精算機43等のレシートプリンタ等でコード画像がレシート紙にプリントされ利用者に提示されてもよい。
また、従来の事前精算システムと、本発明に係る駐車場管理システムとが混在され、いずれかの事前精算方法が選択可能であってもよい。例えば、現金による精算は従来の事前精算機によっておこない、クレジット決済、電子マネー決済は利用者の携帯端末でおこなうように併用してもよい。
本技術の実施例は、車両として普通自動車や大型自動車等を問わず、または二輪車も併用で管理することもできる。すなわち本開示では、車両は、自動車に限定されず、自転車や二輪車(バイク)等も含む。また駐車場は、自転車や二輪車(バイク)等を駐車するための駐輪場を含む概念である。すなわち本技術は、自動車を駐車可能な駐車場に限定されず、駐輪場等にも適用可能である。
上記で説明した駐車場管理システム500において、駐車場管制装置5、携帯端末10、及び駐車場管理装置15にそれぞれ備えられた機能が、他の装置に備えられてもよい。
例えば、図5に示す駐車場管理装置15の機能の一部が、携帯端末10や駐車場管制装置5に備えられてもよい。すなわち本発明に係る駐車場管理システムが備える「撮像部」「生成部」「送信部」「受付部」「付与部」「抽出部」「精算部」「取得部」等が、駐車場管理システムを構成する各装置のいずれかにより実現されるかは限定されず、任意に設定可能である。また複数の装置が協働することにより、これらの要素が実現されてもよい。
同様に、本発明に係る情報処理方法、及びプログラムは、単体のコンピュータにより実行されてもよいし、複数のコンピュータが連動することで実行されてもよい。すなわち入車画像の取得、選択用画像の生成、精算、インセンティブの付与等が、単体のコンピュータにより実行される場合と、各処理が異なるコンピュータにより実行される場合とのいずれもが有り得る。また所定のコンピュータによる各処理の実行は、当該処理の一部または全部を他のコンピュータに実行させその結果を取得することを含む。例えば本技術に係る情報処理方法及びプログラムは、クラウドコンピューティングの構成にも適用することが可能である。
各図面を参照して説明した駐車場、携帯端末、駐車場管制装置、駐車場管理装置、選択用画像、コード画像、駐車券画像、各画面、各処理フロー等はあくまで一実施形態であり、本技術の趣旨を逸脱しない範囲で、任意に変形可能である。すなわち本技術を実施するための他の任意の構成やアルゴリズム等が採用されてよい。
以上説明した本発明に係る特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。すなわち各実施形態で説明した種々の特徴部分は、各実施形態の区別なく、任意に組み合わされてもよい。また上記で記載した種々の効果は、あくまで例示であって限定されるものではなく、また他の効果が発揮されてもよい。
また、本発明は、請求の範囲及び明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う駐車場管理システムもまた本発明の技術思想に含まれる。
本発明の技術は、小規模か大規模か、屋内か屋外かを問わず、設置コストとランニングコストの削減を図る有料駐車場や商業施設に付属する駐車場において、好適に利用できるものである。
5…駐車場管制装置
6…駐車場
10…携帯端末
15…駐車場管理装置
30…店舗端末
31…店舗
33…案内装置
35…店舗管理端末
43…事前精算機
44…案内装置
49a…入口カメラ
49b…出口カメラ
97…入車画像情報
98…利用者情報
100…選択用画像
101…入車画像
101a…選択済車両
101b…未選択車両
105…駐車券画像
106…コード画像
175…登録用画面
500…駐車場管理システム

Claims (19)

  1. 駐車場に入場する入場車両の画像を撮影する撮像部と、
    前記入場車両の画像が入場日時を基準として並べられた選択用画像を生成し、前記駐車場の利用者による車両の選択状況を前記選択用画像に反映させる生成部と、
    前記選択用画像を、前記利用者が操作可能な利用者端末に送信する送信部と、
    前記利用者端末を介して入力される前記選択用画像内の前記入場車両を選択する選択指示を受付ける受付部と、
    前記利用者端末を介した前記選択指示の入力に応じて、前記選択指示を入力した前記利用者に対してインセンティブを付与する付与部と
    を具備する駐車場管理システム。
  2. 請求項1に記載の駐車場管理システムであって、
    前記付与部は、前記インセンティブの付与として、駐車料金の減額、無料時間の延長、利用ポイントの付与、又は割引クーポンの提供の少なくとも1つを実行する
    駐車場管理システム。
  3. 請求項2に記載の駐車場管理システムであって、
    前記付与部は、前記利用者端末を用いた精算操作に応じて、前記駐車料金の減額、前記無料時間の延長、又は前記利用ポイントの付与の少なくとも1つを実行する
    駐車場管理システム。
  4. 請求項2又は3に記載の駐車場管理システムであって、
    前記付与部は、前記割引クーポンを発行する発行者により入力された前記割引クーポンの発行に関する割引クーポン情報に基づいて、前記割引クーポンの提供を実行する
    駐車場管理システム。
  5. 請求項4に記載の駐車場管理システムであって、
    前記割引クーポン情報は、前記割引クーポンの発行の有無、割引の内容、又は有効期間の少なくとも1つを含む
    駐車場管理システム。
  6. 請求項1から5のうちいずれか1項に記載の駐車場管理システムであって、
    前記付与部は、前記入場車両の入場時刻からの経過時間に応じて、付与される前記インセンティブを低くする
    駐車場管理システム。
  7. 請求項1から6のうちいずれか1項に記載の駐車場管理システムであって、
    前記利用者端末は、前記利用者の携帯端末である
    駐車場管理システム。
  8. 請求項7に記載の駐車場管理システムであって、さらに、
    前記利用者端末を介して入力される精算要求に基づいて、前記利用者端末を介して選択された選択済車両に関する駐車料金の精算を実行する精算部を具備する
    駐車場管理システム。
  9. 請求項8に記載の駐車場管理システムであって、
    前記生成部は、前記選択済車両に関する情報を読取り可能なコード画像を生成し、
    前記送信部は、前記コード画像を前記利用者端末に送信する
    駐車場管理システム。
  10. 請求項9に記載の駐車場管理システムであって、
    前記コード画像は、駐車料金の精算を実行する精算機、又は前記駐車場と提携する施設の端末の少なくとも一方が、前記選択済車両に関する情報を読取り可能に構成される
    駐車場管理システム。
  11. 請求項9又は10に記載の駐車場管理システムであって、
    前記生成部は、前記コード画像を含む駐車券画像を生成し、
    前記駐車券画像は、実物の駐車券を模した画像である
    駐車場管理システム
  12. 請求項1から11のうちいずれか1項に記載の駐車場管理システムであって、
    前記利用者端末は、前記駐車場に設置された端末、又は前記駐車場と提携する施設に設置された端末である
    駐車場管理システム。
  13. 請求項1から12のうちいずれか1項に記載の駐車場管理システムであって、
    前記生成部は、前記選択指示が受付けられた前記入場車両である選択済車両を前記選択指示が受付けられていない前記入場車両である未選択車両と区別可能に表示する、又は前記選択済車両を非表示にする
    駐車場管理システム。
  14. 請求項1から1のうちいずれか1項に記載の駐車場管理システムであって、さらに、
    前記入場車両の画像に基づいて、前記入場車両に関する車両情報を抽出する抽出部を具備し、
    前記生成部は、前記車両情報の少なくとも一部を含む前記選択用画像を生成可能である
    駐車場管理システム。
  15. 請求項1から1のうちいずれか1項に記載の駐車場管理システムであって、
    前記生成部は、前記利用者端末を介して入力される検索条件に基づいて、前記選択用画像を生成可能である
    駐車場管理システム。
  16. 請求項1から1のうちいずれか1項に記載の駐車場管理システムであって、
    前記生成部は、前記選択用画像を含むWebページを生成し、
    前記送信部は、前記Webページに関連付けられたURL(Uniform Resource Locator)の選択に応じて、前記Webページを前記利用者端末に送信する
    駐車場管理システム
  17. 駐車場に入場する入場車両の画像を取得する取得部と、
    前記入場車両の画像が入場日時を基準として並べられた選択用画像を生成し、前記駐車場の利用者による車両の選択状況を前記選択用画像に反映させる生成部と、
    前記利用者による前記選択用画像内の前記入場車両を選択する選択指示の入力に応じて、前記選択指示を入力した前記利用者に対してインセンティブを付与する付与部と
    を具備する情報処理装置。
  18. 駐車場に入場する入場車両の画像を取得し、
    前記入場車両の画像が入場日時を基準として並べられた選択用画像を生成し、前記駐車場の利用者による車両の選択状況を前記選択用画像に反映させ、
    前記利用者による前記選択用画像内の前記入場車両を選択する選択指示の入力に応じて、前記選択指示を入力した前記利用者に対してインセンティブを付与する
    ことをコンピュータが実行する情報処理方法。
  19. 駐車場に入場する入場車両の画像を取得するステップと、
    前記入場車両の画像が入場日時を基準として並べられた選択用画像を生成し、前記駐車場の利用者による車両の選択状況を前記選択用画像に反映させるステップと、
    前記利用者による前記選択用画像内の前記入場車両を選択する選択指示の入力に応じて、前記選択指示を入力した前記利用者に対してインセンティブを付与するステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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