JP4381110B2 - 料金収受システム、料金収受方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば料金収受システム、料金収受方法に関する。
例えば高速道路などの有料道路において、通行料金の支払い方法としては、現金、回数券、プリペイドカード、クレジットカードなどがある。
また、最近では、有料道路の出入口における渋滞緩和やサービスタイムの向上を目指して、有料道路の料金所には、ノンストップ自動料金収受システム(ETCシステム:Electronic Toll Collection System:)などの設備も徐々に導入され、利用者も増えつつある。
ETCシステムは、料金所に設置された路側無線装置と、車両に搭載されICカードをセットした車載器との間で無線通信による出入口の処理を行うため、一時停止などが不要であり、渋滞緩和のための最有力手段である(例えば特許文献1参照)。
特許第3256642号公報
従来の料金支払い方法において、例えば現金、回数券、プリペイドカード、クレジットカードなどの場合、料金所では、運転者と係員との間で、まず、通行券の受け渡しが行なわれ、それから料金計算、金額表示の後、現金、回数券、プリペイドカード、クレジットカードの受け渡しという比較的長いサービスタイムが必要であり、その間、車両を停止させることが余儀なくされるためこれが渋滞を招く要因になっている。
また、ETCシステムの場合、サービスタイムの短縮には有効なものの、料金所へのアンテナ設備の設置や車両側で車載器を取り付けることが必要であること、ETCシステム用のICカードの発行にはクレジット会社への手続き書類の送付や書類の審査、利用者へのICカードの送付などが必要であることなど、インフラの普及と利用開始までの手続きの面倒さとの二面で普及が進まないという問題を抱えている。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、有料道路の利用料金の支払いに携帯電話機を利用可能にすることで、現金などの支払いに比べてサービスタイムが短く、ETCシステムのような特別なインフラの整備を必要としない簡易な料金収受システム、料金収受方法を提供することを目的としている。
上記した課題を解決するために、本発明の料金収受システムは、有料道路の入口に設置され、有料道路を利用する車両に対する入口処理を行う入口システムと、前記有料道路の出口に設置され、有料道路を利用した車両に対する出口処理を行う出口システムと、これら入口システムおよび出口システムと通信回線を介して接続されたサーバコンピュータとを有する料金収受システムにおいて、前記サーバコンピュータは、前記有料道路を利用する際の出入口の処理を携帯電話機で行うための契約情報が登録された契約情報データベースと、前記契約情報データベースに登録された契約情報をコード化して電子メールにより前記携帯電話機へ送信する手段と、前記出口システムより通信回線を通じて受信された出口処理結果のデータを基に該当利用者に対する課金処理を行う手段とを備え、前記入口システムは、前記電子メールを受信した前記携帯電話機の画面に表示されたコード化された契約情報を読み取り復号する読取手段と、前記読取手段により読み取られた前記契約情報と予め記憶されている入口情報を基に入口処理を実行し、入口処理結果をコード化して電子メールにより前記携帯電話機へ送信する入口処理手段とを備え、前記出口システムは、前記電子メールを受信した前記携帯電話機の画面に表示されたコード化された入口処理結果のデータを読み取り復号する読取手段と、前記読取手段より得られた入口処理結果あるいは前記サーバコンピュータより得られた入口処理結果と予め記憶されている出口情報とを基に出口処理を行い、出口処理結果のデータを前記通信回線を通じて前記サーバコンピュータへ送信する出口処理手段とを具備したことを特徴とする。
なお、上記料金収受システムにおいて、入口システムは、読取手段により契約情報が読み取れなかった場合、携帯電話機が利用できない旨を表示して通行券を発行する手段を具備する。
また、上記料金収受システムにおいて、入口処理手段は、入口処理結果を通信回線を通じて前記サーバコンピュータへ送信し記憶する手段を備え、出口処理手段は、読取手段により入口情報が得られなかった場合、携帯電話機の画面からコード化された契約情報の読み取りが必要な旨を案内する手段と、読取手段により読み取られ復号された契約情報を基に入口処理結果の返信要求をサーバコンピュータへ送信する手段と、入口処理結果の返信要求に対してサーバコンピュータから該当利用者の入口処理結果を受信する手段とを備える。
本発明の料金収受方法は、有料道路の入口に設置され、有料道路を利用する車両に対する入口処理を行う入口システムと、前記有料道路の出口に設置され、有料道路を利用した車両に対する出口処理を行う出口システムと、これら入口システムおよび出口システムと通信回線を介して接続されたサーバコンピュータとを有する料金収受システムにおける料金収受方法において、前記有料道路を利用する際の出入口の処理を携帯電話機で行うための契約情報を前記サーバコンピュータが契約情報データベースに登録するステップと、前記契約情報データベースに登録した契約情報をサーバコンピュータがコード化して電子メールにより前記携帯電話機へ送信するステップと、前記有料道路の入口において、前記電子メールを受信した前記携帯電話機の画面に表示されたコード化された契約情報を前記入口システムの読取手段が読み取り復号するステップと、前記読取手段が読み取った前記契約情報と予めメモリに記憶されている入口情報とを基に前記入口システムの入口処理手段が入口処理を実行し、入口処理結果をコード化して電子メールにより前記携帯電話機へ送信するステップと、前記有料道路の出口において、前記電子メールを受信した前記携帯電話機の画面に表示されたコード化された入口処理結果を前記出口システムの読取手段が読み取り復号するステップと、前記読取手段が得た入口処理結果あるいは前記サーバコンピュータより前記出口システムに得られた入口処理結果と予めメモリに記憶されている出口情報とを基に前記出口システムの出口処理手段が出口処理を行い、出口処理結果を前記通信回線を通じて前記サーバコンピュータへ送信するステップと、前記出口システムより通信回線を通じて受信した出口処理結果を基に前記サーバコンピュータの出口処理手段が該当利用者に対する利用料金の課金処理を行うステップとを有することを特徴とする。
本発明では、有料道路の出入口の処理に携帯電話機を利用するための契約情報をサーバコンピュータに登録すると、登録した契約情報をサーバコンピュータがコード化して電子メールで携帯電話機へ送信する。
そして、有料道路の入口では、車両を進入させた利用者が、契約完了通知の電子メールを受信した携帯電話機の画面にコード化された契約情報を表示させて、その画面を入口システムの読取手段に読み取らせると、読取手段は、画面のコード化された契約情報を読み取り復号する。入口システムの入口処理手段は、読取手段が読み取った契約情報を基に入口処理を実行し、入口処理結果をコード化して電子メールにより携帯電話機へ送信する。
有料道路の出口では、電子メールを受信した携帯電話機の画面に表示させたコード化された入口処理結果を出口システムの読取手段が読み取り復号する。読取手段が得た入口処理結果あるいはサーバコンピュータより出口システムに得られた入口処理結果と予めメモリに記憶されている出口情報とを基に出口システムの出口処理手段が出口処理を行い、出口処理結果を通信回線を通じてサーバコンピュータへ送信する。
サーバコンピュータでは、出口システムより通信回線を通じて受信した出口処理結果を基に決済処理手段が該当利用者に対する利用料金の課金処理を行う。
以上説明したように本発明によれば、有料道路の出入口の通過の際に携帯電話機を利用可能になり、現金などの支払いに比べてサービスタイムが短く、ETCシステムのような特別なインフラの整備を必要としない簡易な料金収受システム、料金収受方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る一つの実施形態の料金収受システムの全体構成を示す図である。
図1に示すように、この実施形態の料金収受システムは、携帯電話機1と、この携帯電話機1と無線通信を行う無線基地局2と、この無線基地局2にインターネット3を介して接続されたセンタサーバ11と、このセンタサーバ11に通信回線16を介して接続された入口システム12、出口システム13および決済サーバ15とから構成されている。携帯電話機1は、予め携帯通信会社と電子メール契約を行い電子メールの送受信が可能なものを用いる。入口システム12は、有料道路の料金所の入口車線に設置され、有料道路に流入する車両に対して、入口情報を与えるものである。出口システム13は、有料道路の料金所の出口車線に設置され、有料道路から流出する車両から利用料金を収受するものである。決済サーバ15は、携帯通信会社あるいは携帯通信会社と提携したクレジット会社などに設置されている携帯電話機1の通話料金引き落とし処理(課金処理)を行うコンピュータである。
決済サーバ15は、センタサーバ11から送信された利用者毎の利用料金のデータ(出口処理結果のデータ)を受信する機能と、携帯電話機1の通話料金引き落とし口座情報を格納したデータベースと、受信された利用者毎の利用料金のデータ(出口処理結果のデータ)を基にデータベースを検索し該当利用者のの携帯電話機1の引き落とし口座から利用料金を引き落とすように決済処理する決済処理手段としてのCPUとを備えている。
決済サーバ15では、センタサーバ11から利用者毎の利用料金のデータ(出口処理結果のデータ)が受信されると、CPUが、その利用者毎の利用料金のデータ(出口処理結果のデータ)を基にデータベースを検索し該当利用者の携帯電話機1の引き落とし口座から利用料金を引き落とすように決済処理する。つまり、CPUは、該当利用者に対して携帯電話機の引き落とし口座と同じ口座から有料道路の利用料金を引き落とす課金処理を実行する。
図2は図1の料金収受システムにおけるセンタサーバ11の構成を示す図である。
図2に示すように、このセンタサーバ11は、CPU41、メモリ42、Web処理部43、操作表示部44、伝送制御部45、データベース(ネガティブリスト46、契約情報データベース47、入口・出口処理情報データベース48)などのデータベースを備えている。
メモリ42には、制御プログラムやデータ類などが記憶されている。CPU41は、メモリ42の制御プログラムを読み出してセンタサーバ全体の動作を制御する。Web処理部43は、インターネット3上にサービス契約用のホームページ(契約サイト)を公開し、利用者がこのサイトにコンピュータあるいは携帯電話機1からアクセスして各種データの入力を行うことで、携帯電話機1を利用して有料道路の出入口の処理を行うための利用登録(契約)を行い、二次元コード化した契約情報を添付した電子メールを該当携帯電話機1へ送信する。操作表示部44は、オペレータがデータベースの検索に必要な情報を入力することで、データベースに登録されたネガティブリスト、契約情報、入口処理結果、出口処理結果などを表示する。伝送制御部45は、入口システム12、出口システム13、決済サーバ15などとオンライン通信するための伝送制御を行う。
センタサーバ11のCPU41は、入口システム12、出口システム13などの各システムから送信された処理結果のデータを通信回線16を介して収集し自身の入口・出口処理情報データベース48に記憶する。また、CPU41は、各システムの動作に必要なパラメータ、応答等のデータを必要に応じてデータベース(ネガティブリスト46、契約情報データベース47、入口・出口処理情報データベース48の中の少なくとも一つ)から読み出し、伝送制御部45を通じて入口システム12、出口システム13などへ配信する。
ネガティブリスト46には、契約者として不適切な人の氏名、口座番号などの情報が予め記憶されている。
契約情報データベース47には、利用者が携帯電話機1を利用して有料道路の出入口を通過するための契約情報が登録されている。
契約情報としては、例えば携帯電話機1の契約者の氏名、携帯電話機1の電子メールアドレス、携帯電話機1の通話料金の支払い口座番号、有料道路を利用する車両のナンバーあるいは車種情報、契約時に付与されたユーザID(利用者を特定するための利用者固有情報)などである。なお、携帯電話機1にコード化されて送信される契約情報は、この中の一部の情報(ユーザID、電子メールアドレス、車種情報など)である。
入口・出口処理情報データベース48には、入口システム12、出口システム13などへ配信する料金テーブル、料金所情報などが記憶されている。また入口・出口処理情報データベース48には、入口システム12、出口システム13などから受信される各処理結果のデータが記憶される。入口システム12から受信される入口処理結果のデータとしては、契約情報と入口情報を足し合わせた情報であり、例えばユーザID、入口通過時刻、入口料金所番号、車種情報、電子メールアドレスなどである。出口システム13から受信される出口処理結果のデータとしては、ユーザID、利用料金、出口通過時刻、出口料金所番号、車種情報、電子メールアドレスなどである。
センタサーバ11と入口システム12とはオンラインで接続されている。入口・出口処理情報データベース48には、入口処理に必要なパラメータ類(料金所情報など)が格納されており、CPU41は、例えば料金改定などの所定のタイミングで各入口システム12へ配信する。CPU41は、料金改定があり料金テーブルの内容が更新されると、更新された料金テーブルを入口・出口処理情報データベース48から読み出して入口システム12へ送信する。また、入口システム12において車両に対する入口処理が終了したときに入口処理トランザクションデータ(入口処理結果のデータ)がセンタサーバ11に送信されるので、センタサーバ11では、伝送制御部45により入口処理トランザクションデータ(入口処理結果のデータ)が受信されると、CPU41は、受信されたデータにエラーがないことを確認し入口処理が正常に終了したことを判定してその受信データである入口処理結果のデータを入口・出口処理情報データベース48に蓄積する。
入口処理結果のデータは、例えば車種情報、入口料金所番号、入口通過時刻、ユーザID、携帯電話機1の電子メールアドレスなどである。
センタサーバ11と出口システム13とはオンラインで接続されている。入口・出口処理情報データベース48には、出口処理に必要なパラメータ類(料金テーブル、料金所情報など)が格納されており、CPU41は、料金改定があったときなどの所定のタイミングで各出口システム13へ配信している。
CPU41は、出口処理の際に出口システム13から受信された要求に応じて該当パラメータをデータベースから読み出して送信する。出口システム13にて出口処理が終了したときに出口処理トランザクションデータ(出口処理結果のデータ)が送信されてくるので、CPU41は、出口処理結果のデータをセンタサーバ11が受信して出口処理の終了を判定する。出口処理結果のデータは、例えばユーザID、通行料金(利用料金)、出口料金所番号、車種情報などである。
センタサーバ11と決済サーバ15とはオンラインで接続されており、出口処理の結果である利用者毎の利用料金データが出口システム13より受信されると、CPU41は、受信されたデータを入口・出口処理情報データベース48に格納する。
センタサーバ11では、CPU41が一日に一度などの所定のタイミングで、入口・出口処理情報データベース48から利用者毎の利用料金のデータを読み出して通信回線16を通じて決済サーバ15へ送信する。
図3は図1の料金収受システムにおける入口システム12の構成を示す図である。
図3に示すように、入口システム12は入口処理手段としてのCPU21、メモリ22、二次元コード読取装置23、操作表示部24、伝送制御部25、通行券自動発行装置26、I/O制御部27、進入検知器28、発進検知器29、開閉棒30、案内表示器20などを有している。進入検知器28、発進検知器29、開閉棒30、案内表示器20などを路側機器という。
CPU21は、入口端末全体の動作を制御する。CPU21は、時計機能を備え、常に時刻を計時しメモリ22に記憶する。メモリ22には、プログラムや表示用の案内メッセージ、データ類(入口料金所番号、時刻など)が記憶されている。案内表示器20は、CPU21によりメモリ22から読み出された案内メッセージなどを表示する。
二次元コード読取装置23は、携帯電話1の画面に表示された二次元コードを読み取り、このシステムで利用するための情報、例えば契約情報などに復号する装置である。契約情報としては、例えばユーザID、電子メールアドレスなどである。二次元コード読取装置23により読み取られた契約情報は、CPU21により、該当者に予めメモリ22に記憶されている入口情報を与えるか否かの判定処理に用いられる。二次元コード読取装置23は、例えば携帯電話機1の画面の大きさをカバーする程度の小型のイメージスキャナ(読み取り部)とそのイメージスキャナにより読み取られた二次元コード(イメージデータ)から元の情報を復号する二次元コード処理手段を備えるものである。
操作表示部24は、係員が必要な情報を入力したり入口処理の結果(携帯電話機1の画面読み取りによる入口処理が正常に終了したか、通行券を発行したか、異常など)を表示する。伝送制御部25は、センタサーバ11とオンライン通信するための伝送制御を行う。通行券自動発行装置26は、有料道路を利用する一般の利用者に対して入口情報を書き込んだ通行券を発行する。I/O制御部27は、路側機器との入出力を制御する。
進入検知器28は、入口車線に進入する車両を検知する。発進検知器29は、入口車線から発進(退出)、つまり本線方向へ進入する車両を検知する。開閉棒30は、CPU21からI/O制御部27を通じて開閉制御されることで車線から退出する車両に対して通過を許可あるいは阻止する。
図4は図1の料金収受システムにおける出口システム13の構成を示す図である。
図4に示すように、出口システム13は、出口処理手段としてのCPU31、メモリ32、二次元コード読取装置33、操作表示部34、伝送制御部35、通行券・プリペイドカードリーダライタ36(以下通行券・プリペイドカードRW36と称す)、I/O制御部37、開閉棒38、発進検知器39、案内表示器40などを有している。
CPU31は、出口端末全体の動作を制御する。CPU21は、時計機能を備え、常に時刻を計時しメモリ32に記憶する。メモリ32には、CPU31に各種制御動作を行わせる制御プログラムやデータ類(料金テーブル、出口料金所番号、時刻など)が記憶されている。料金テーブルには、有料道路の各入口からこの出口までの料金データが設定されている。
二次元コード読取装置33は、携帯電話1の画面に表示された二次元コードを読み取り、携帯電話機1で出口処理を行うための情報、例えば入口情報、契約情報などに復号する装置である。操作表示部34は、係員が必要な情報を入力したり出口処理結果を表示する。伝送制御部35は、センタサーバ11とオンライン通信するための伝送制御を行う。
通行券・プリペイドカードRW36は、通行券から入口情報を読み取り、またプリペイドカードに対し出口決済のための減額処理を行う。I/O制御部37は、各種周辺装置との入出力を制御する。発進検知器39は、出口車線から発進、つまり一般道路方向へ退出する車両を検知する。開閉棒38は、CPU31からI/O制御部37を通じて開閉制御されることで車線から退出する車両に対して通過を許可あるいは阻止する。
すなわち、この料金収受システムは、有料道路の利用するための出入口の処理を携帯電話機1で行うための契約情報が登録された契約情報データベース47と、その契約情報を二次元コード化して電子メールに添付して携帯電話機1へ送信するCPU41とを備えたセンタサーバ11と、携帯電話機1の画面に表示された二次元コード化された契約情報を読み取り入口処理を行う入口システム12と、携帯電話機1の画面に表示された二次元コード化された入口情報を読み取り出口処理を行う出口システム13と、出口処理の結果として得られた利用料金のデータを基に課金処理、つまり該当利用者の口座より該当金額を引き落とす処理を行う決済サーバ15とを備えたシステムである。なお、センタサーバ11と決済サーバ15とを異なるものとしたが、これらをサーバコンピュータとして一つにしても良い。
以下、この料金収受システムの動作を説明する。
この料金収受システムでは、利用者が携帯電話機1を利用して有料道路の通行料金(利用料金)を支払う上で、利用者とこのシステムの運用元とで事前契約が必要になる。
この契約には、書類提出による方法と、センタサーバ11のWeb処理部43によりインターネット3上に公開されているホームページにコンピュータあるいは携帯電話機1からアクセスして利用者の情報を登録して契約する方法とがあり、この例では、ホームページから契約する方法について説明する。携帯電話機1からホームページにアクセスする場合、インターネット接続機能を有する携帯電話機1を利用する必要がある。
利用者が例えばコンピュータよりホームページにアクセスして、そのページの中の携帯電話機1の利用登録などのボタンを操作すると、Web処理部43は、契約画面を表示する。契約画面には、利用者の情報の入力ボックスとして、利用者の氏名、金融機関の口座番号あるいはクレジットカードの番号、利用対象の携帯電話機1の電子メールアドレス、車両ナンバーの各欄と、登録実行ボタンなどがあり、利用者は、これらの欄に該当情報を入力した後、契約情報を登録するために登録実行ボタンを操作する。すると、Web処理部43は、入力された契約情報をメモリ42に記憶する。
CPU41は、メモリ42に記憶された契約情報をネガティブリスト46に照合してネガティブリスト46の該当者として登録されているか否かを確認する。この確認の結果、ネガティブリスト46の該当者としてヒットしない場合、CPU41は、その利用者を契約可能と判定し、メモリ42の契約情報にユーザIDを付与して契約情報データベース47に登録する。ユーザIDは、ランダムな英数字の羅列でもよく、通し番号でも良いが重複しないように付与する。
CPU41は、ユーザIDを付与した契約情報を契約情報データベース47に登録しした後、その契約情報を二次元コードに変換して、その二次元コードをメモリ42に記憶する。情報を二次元コードに変換することをコード化という。
Web処理部43は、メモリ42に記憶された二次元コードを「登録完了通知」という件名の電子メールに添付して該当携帯電話機1の電子メールアドレスへ送信する。
携帯電話機1に登録完了通知の電子メールが受信されると、以降、利用者は、電子メールに添付されてきた二次元コードを携帯電話機1の画面に表示させた上で、その画面を有料道路の料金所に設置されている二次元コード読取装置23,33にかざすことで、出入口の処理が可能になる。
続いて、図5,図6を参照して有料道路の料金所における入口処理について説明する。
携帯電話機1で「登録完了通知」の電子メールを受け取った利用者が車両を運転して有料道路の料金所の入口車線に進入し、そこに設置されている二次元コード読取装置23の位置で車両を一時停止させて、図5に示すような二次元コードを表示させた携帯電話機1の画面を二次元コード読取装置23のコード読み取り部にかざすと、二次元コード読取装置23は、その画面の二次元コードを読み取り(図6のS101)、復号することで(S102)、契約情報が得られ、それをCPU21に送る。
CPU21は、契約情報を受け取り、契約情報の正否を判定する。ここでの正否判定は、メモリ22に予め設定されたパラメータで行なわれるが、例えばユーザIDが予め定められた桁数であるか、電子メールアドレスに漢字などが利用されていないかなどといったフォーマット上のチェックである。なお、契約情報の一つとして車両のナンバーが送られてくるような場合は、入口車線に、車両のナンバープレートを撮影するカメラとその画像から車両のナンバーを認識する画像処理手段を設けておき、車両ナンバーなどの一致をチェックしても良い。
契約情報の正否判定の結果、契約情報が正しい場合(S103のYes)、CPU21は、契約情報をメモリ22に記憶し、予めメモリ22に記憶されている入口情報(入口料金所番号、入口通過時刻など)に契約情報の一部(ユーザID、車種情報など)を加えて入口処理結果とし、これを二次元コードに変換(コード化)する(S104)。
CPU21は、このようにコード化した入口処理結果である二次元コードを、契約情報に含まれていたメールアドレスをあて先とする「入口処理完了通知」の電子メールに添付して送信する(S105)。「入口処理完了通知」の電子メールは、有料道路に入った車両が本線を走行中に携帯電話機1により受信されることになる。
電子メールの送信と共に、CPU21は、開閉棒30を開放制御して車両が入口車線から発進することを許可する(S106)。
開閉棒30の開放により、入口車線の車両の運転者は、車両を発進させ、有料道路内に進入および走行することができる。入口車線から車両が発進すると、発進検知器29により車両が検知されてI/O制御部27を通じてCPU21に通知される。この通知により、CPU21は、次の車両の処理を行う。
一方、上記S103の判定処理において、契約情報の正否判定の結果、契約情報に誤りがある場合(S103のNo)、センタサーバ11から送信されたはずの電子メールが受信されず携帯電話機1の画面から二次元コードが読み取れなかった場合、CPU21は、案内表示部20に「携帯電話利用不可」を表示し(S107)、通行券自動発行装置26を制御して通行券を発行する(S108)。
通行券を発行後、通行券自動発行装置26内のセンサにより通行券の抜き取りが検知され、それがCPU21に通知されると、CPU21は、開閉棒30を開放制御して車両が入口車線から発進することを許可する(S106)。
次に、図7を参照して有料道路の料金所における出口処理について説明する。
有料道路の本線を走行した車両がインターチェンジに向かい料金所の出口車線に進入し、そこに設置されている二次元コード読取装置33の位置で車両を一時停止させて、入口通過時、つまり有料道路を走行中に受信された「入口処理完了通知」の電子メールに添付されていた二次元コードを表示させた携帯電話機1の画面を二次元コード読取装置33のコード読み取り部にかざすと、二次元コード読取装置33は、その画面の二次元コードを読み取り(図7のS201)、復号することで(S202)、入口処理結果が得られ、それをCPU31に送る。
CPU31は、入口処理結果を受け取り、入口処理結果の正否を判定する(S203)。ここでの正否判定は、メモリ32に予め設定された正否判定用のパラメータで行なわれるが、例えばユーザIDが予め定められた桁数であるか、電子メールアドレスに漢字などが利用されていないかなどといったフォーマット上のチェックと、入口料金所番号がメモリ32に予め設定されている料金所情報の中にあるかなどである。なお、入口処理結果の情報の一つとして車両のナンバーあるいは車種情報が送られてくるような場合は、出口車線に、車両のナンバープレートを撮影するカメラとその画像から車両のナンバーを認識する画像処理手段を設けておき、車両ナンバーなどの一致をチェックしても良く、セキュリティが向上する。
入口処理結果の正否判定の結果、入口処理結果が正しい場合(S203のYes)、CPU31は、入口処理結果のデータをメモリ32に記憶し、メモリ32に記憶した入口処理結果と予めメモリ32に記憶されている料金テーブル(他の料金所との料金データなど)を基に、入口から出口までの通行料金(利用料金)を算出し(S204)、算出した利用料金のデータをメモリ32に記憶して案内表示部40に表示する(S205)。
利用料金の案内表示と共に、CPU31は、開閉棒40を開放制御して車両が出口車線から発進することを許可する(S206)。開閉棒40の開放により、出口車線の車両の運転者は、車両を発進させ、有料道路から退出し一般道路へ向かうことができる。
出口車線から車両が発進すると、発進検知器39により車両が検知されてI/O制御部37を通じてCPU31に通知される。この通知により、CPU31は、次の車両の処理を行う。
上記S203の判定処理において、入口処理結果の正否判定の結果、入口処理結果のデータに誤りがある場合(S203のNo)、あるいは有料道路を走行中に入口システム12から送信されたはずの「入口処理完了通知」の電子メールが受信されず携帯電話機1の画面から二次元コードが読み取れなかった場合、CPU31は、案内表示部40に「入口情報異常」を表示し(S207)、エラー処理を行う(S208)。エラー処理の詳細については図8で説明する。
そして、エラー処理が終了すると(S209のYes)、CPU31は、エラー処理で得られた入口処理結果のデータをメモリ32に記憶し、メモリ32に記憶した入口処理結果のデータと予めメモリ32に記憶されている料金テーブル(他の料金所から自料金所までの料金データなど)を基に、該当入口から出口までの通行料金(利用料金)を算出し(S204)、利用料金のデータをメモリ32に記憶して案内表示部40に表示する(S205)。
これと共にCPU31は、開閉棒40を開放制御して車両が出口車線から発進することを許可する(S206)。
その後、CPU31は、一日に一回、あるいは一時間に一回などの所定のタイミングで、メモリ32に記憶しておいた通行料金(利用料金)とユーザID、車種情報などを出口処理結果として、そのデータを通信回線16を通じてセンタサーバ11へ送信する。
センタサーバ11では、出口システム13からの出口処理結果のデータを伝送制御部45が受信すると、CPU41は、その出口処理結果のデータをユーザID毎に入口・出口処理情報データベース48に蓄積し、一日に一回、あるいは一週間に一回などの所定のタイミングで入口・出口処理情報データベース48から出口処理結果のデータを読み出して通信回線16を通じて決済サーバ15へ送信する。
決済サーバ15では、センタサーバ11からの出口処理結果のデータを伝送制御部が受信すると、CPUが、携帯電話機1の利用金額と共に有料道路の利用金額を該当口座より引き落とす処理を行う。
次に、図8を参照して上記S208のエラー処理について説明する。
出口車線において入口処理結果の二次元コードが読み取れずにエラー処理を行う場合、CPU31は、契約時、つまり「登録完了通知」の電子メールに添付されていた二次元-コードを携帯電話機1の画面に表示させて二次元コード読取装置33に読み取らせる必要がある旨のメッセージに案内表示部40に表示する(図8のS301)。
案内表示部40に表示されたメッセージを見た利用者が、携帯電話機1の画面に「登録完了通知」の電子メールに添付されていた二次元コードを表示させて二次元コード読取装置33にかざすと、二次元コード読取装置33は、その画面の二次元コードを読み取り(S302)、復号することで(S303)、契約情報が得られ、それをCPU31に送る。
CPU31は、契約情報を受け取り、契約情報の正否を判定する。ここでの正否判定は、メモリ32に予め設定された正否判定用のパラメータで行なわれるが、例えばユーザIDが予め定められた桁数であるか、電子メールアドレスに漢字などが利用されていないかなどといったフォーマット上のチェックである。なお、契約情報の一つとして車両のナンバーあるいは車種情報が送られてくるような場合は、出口車線に、車両のナンバープレートを撮影するカメラとその画像から車両のナンバーを認識する画像処理手段を設けておき、車両ナンバーなどの一致をチェックしても良く、セキュリティが向上する。
契約情報の正否判定の結果、契約情報が正しい場合、CPU31は、メモリ32に契約情報を記憶し、記憶した契約情報のユーザIDをキーとする入口処理結果の返信要求を通信回線16を通じてセンタサーバ11へ送信する(S304)。入口処理結果の返信要求とは、ユーザIDで入口処理され入口・出口処理情報データベース48に記憶されている入口処理結果をセンタサーバ11に返信させる要求である。返信要求としてユーザIDだけでなく契約情報をすべて送っても良い。
センタサーバ11では、出口システム13より送信された入口処理結果の返信要求を伝送制御部45が受信すると、CPU41は、その返信要求に含まれるユーザIDを基に入口・出口処理情報データベース48を検索して直近の入口処理結果のデータを読み出して、要求元の出口システム13へ返信する。
出口システム13では、入口処理結果の返信要求に対するセンタサーバ11からの返信を伝送制御部35が待機(データ受信の有無監視)しており(S304)、センタサーバ11から返信されてきた入口処理結果のデータを伝送制御部35が受信すると(S305のYes)、CPU41は、エラー処理終了と判定して(図7のS209)、上記S204以降の処理を実行する。
一方、S304の受信待機中に、例えば10秒などの所定時間を超え、入口処理結果が受信されなかった場合(S305のNo)あるいはセンタサーバ11より入口処理結果結果のデータが蓄積されていない旨の返信があった場合、CPU31は、「エラー処理異常」を案内表示部40および操作表示部34に表示し(S306)、係員による処理とする(S307)。
係員処理の後、発進検知器39により車両が検知されてI/O制御部37を通じてCPU31に通知されると、CPU31は、次の車両の処理を行う。
このようにこの実施例の料金収受システムによれば、携帯電話機1による料金所の処理を行うための契約を行った利用者の携帯電話機1に契約情報あるいは入口で処理した入口処理結果を二次元コードにコード化した電子メールを携帯電話機1へ送信し、出入口で二次元コードを二次元コード読取装置23,33で読み取って得たユーザIDをキーにして処理を行うことで、有料道路の出入口のゲート処理に携帯電話機1を利用できるようになり、現金などの支払いに比べてサービスタイムが短く、ETCシステムのような特別なインフラの整備を必要としない簡易な料金収受システムを提供することができる。
また、「入口処理完了通知」の電子メールが携帯電話機1に受信されなかった場合も、入口システム12からセンタサーバ11へ入口処理結果のデータを送信して記憶しておき、有料道路の出口において、契約時の電子メールに添付されていた契約情報の二次元コードを読み取り、センタサーバ11に入口処理結果の返信要求を行うことで、入口処理結果が得られるので、「入口処理完了通知」の電子メールが携帯電話機1に受信されなかった場合でも出口での処理を完結することができる。
なお、上記実施形態は、本発明を実現するための一つの形態にしか過ぎず、この他の形態も考えられる。
上記実施形態では、契約情報や入口情報を二次元コードに変換したが、この他、バーコードとしもよく、また、契約情報や入口情報を暗号化した上でコード化する、つまり暗号化とコード化を併用しても良い。さらに、本実施形態では、電子メールを利用したが、これ以外にも例えば簡易無線通信(無線LANなどの近距離無線、赤外線通信など)により、携帯電話機1と出入口システム間で直接メッセージ交換を行ってもよい。
この料金収受システムのシステム構成を示す図である。 図1の料金収受システムのセンタサーバの構成を示す図である。 図1の料金収受システムの入口システムの構成を示す図である。 図1の料金収受システムの出口システムの構成を示す図である。 携帯電話機の画面に表示された二次元コードを示す図である。 この料金収受システムの入口処理動作を示すフローチャートである。 この料金収受システムの出口処理動作を示すフローチャートである。 この料金収受システムの料金所の出口におけるエラー処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…携帯電話機、2…無線基地局、3…インターネット、11…センタサーバ、12…入口システム、13…出口システム、15…決済サーバ、16…通信回線、31…CPU、32…メモリ、33…二次元バーコード読取装置、34…操作表示部、35…伝送制御部、36…通行券・プリペイドカードRW、37…I/O制御部、38…開閉棒、39…発進検知器、41…CPU、42…メモリ、43…Web処理部、44…操作表示部、45…伝送制御部、46…ネガティブリスト、47…契約情報データベース、48…入口・出口処理情報データベース。

Claims (4)

  1. 有料道路の入口に設置され、有料道路を利用する車両に対する入口処理を行う入口システムと、前記有料道路の出口に設置され、有料道路を利用した車両に対する出口処理を行う出口システムと、これら入口システムおよび出口システムと通信回線を介して接続されたサーバコンピュータとを有する料金収受システムにおいて、
    前記サーバコンピュータは、
    前記有料道路を利用する際の出入口の処理を携帯電話機で行うための契約情報が登録された契約情報データベースと、
    前記契約情報データベースに登録された契約情報をコード化して電子メールにより前記携帯電話機へ送信する手段と、
    前記出口システムより通信回線を通じて受信された出口処理結果のデータを基に該当利用者に対する課金処理を行う手段とを備え、
    前記入口システムは、
    前記電子メールを受信した前記携帯電話機の画面に表示されたコード化された契約情報を読み取り復号する読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた前記契約情報と予め記憶されている入口情報を基に入口処理を実行し、入口処理結果をコード化して電子メールにより前記携帯電話機へ送信する入口処理手段とを備え、
    前記出口システムは、
    前記電子メールを受信した前記携帯電話機の画面に表示されたコード化された入口処理結果のデータを読み取り復号する読取手段と、
    前記読取手段より得られた入口処理結果あるいは前記サーバコンピュータより得られた入口処理結果と予め記憶されている出口情報とを基に出口処理を行い、出口処理結果のデータを前記通信回線を通じて前記サーバコンピュータへ送信する出口処理手段と
    を具備したことを特徴とする料金収受システム。
  2. 請求項1記載の料金収受システムにおいて、
    前記入口システムは、
    前記読取手段により前記契約情報が読み取れなかった場合、前記携帯電話機が利用できない旨を表示して通行券を発行する手段を具備したことを特徴とする料金収受システム。
  3. 請求項1記載の料金収受システムにおいて、
    前記入口処理手段は、
    前記入口処理結果を通信回線を通じて前記サーバコンピュータへ送信し記憶する手段を備え、
    前記出口処理手段は、
    前記読取手段により入口処理結果が得られなかった場合、前記携帯電話機の画面からコード化された契約情報の読み取りが必要な旨を案内する手段と、
    前記読取手段により読み取られ復号された契約情報を基に入口処理結果の返信要求を前記サーバコンピュータへ送信する手段と、
    前記入口処理結果の返信要求に対して前記サーバコンピュータから該当利用者の入口処理結果を受信する手段と
    を具備したことを特徴とする料金収受システム。
  4. 有料道路の入口に設置され、有料道路を利用する車両に対する入口処理を行う入口システムと、前記有料道路の出口に設置され、有料道路を利用した車両に対する出口処理を行う出口システムと、これら入口システムおよび出口システムと通信回線を介して接続されたサーバコンピュータとを有する料金収受システムにおける料金収受方法において、
    前記有料道路を利用する際の出入口の処理を携帯電話機で行うための契約情報を前記サーバコンピュータが契約情報データベースに登録するステップと、
    前記契約情報データベースに登録した契約情報をサーバコンピュータがコード化して電子メールにより前記携帯電話機へ送信するステップと、
    前記有料道路の入口において、前記電子メールを受信した前記携帯電話機の画面に表示されたコード化された契約情報を前記入口システムの読取手段が読み取り復号するステップと、
    前記読取手段が読み取った前記契約情報と予めメモリに記憶されている入口情報とを基に前記入口システムの入口処理手段が入口処理を実行し、入口処理結果をコード化して電子メールにより前記携帯電話機へ送信するステップと、
    前記有料道路の出口において、前記電子メールを受信した前記携帯電話機の画面に表示されたコード化された入口処理結果を前記出口システムの読取手段が読み取り復号するステップと、
    前記読取手段が得た入口処理結果あるいは前記サーバコンピュータより前記出口システムに得られた入口処理結果と予めメモリに記憶されている出口情報とを基に前記出口システムの出口処理手段が出口処理を行い、出口処理結果を前記通信回線を通じて前記サーバコンピュータへ送信するステップと、
    前記出口システムより通信回線を通じて受信した出口処理結果を基に前記サーバコンピュータの出口処理手段が該当利用者に対する利用料金の課金処理を行うステップと
    を有することを特徴とする料金収受方法。
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