JP2003029831A - 無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車

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JP2003029831A JP2001217407A JP2001217407A JP2003029831A JP 2003029831 A JP2003029831 A JP 2003029831A JP 2001217407 A JP2001217407 A JP 2001217407A JP 2001217407 A JP2001217407 A JP 2001217407A JP 2003029831 A JP2003029831 A JP 2003029831A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 路面に敷設された誘導線を誘導センサで検出
しながら走行する無人搬送車において、キャスター車輪
や誘導センサにかかる負担を軽減する。 【解決手段】 下限位置と上限位置Pbとの間で昇降可
能な車体7が設けられ、誘導センサ4,5が、車体7に
対して一定ストロークで昇降可能な保持手段21,31
を介して、車体7側に設けられる。各保持手段21,3
1には、路面2に接地可能なキャスター車輪26が設け
られる。車体7を下限位置まで下降した場合、キャスタ
ー車輪26が路面2に接地し、路面2から各誘導センサ
4,5までが最小高さに維持され、車体7を上限位置P
bまで上昇した場合、キャスター車輪26が路面2から
浮き上がり、路面2から各誘導センサ4,5までが最大
高さBに維持され、最小高さと最大高さBとを、各誘導
センサ4,5の読取り範囲内に設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行面に敷設され
た誘導線を誘導センサで検出しながら走行する無人搬送
車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無人搬送車としては、例
えば特開2001−159917号公報に示されるもの
がある。すなわち、車体側には、荷支持部と上下揺動自
在な揺動アームとが設けられ、揺動アームの遊端部には
車軸を介して走行車輪が設けられ、上記車体は走行車輪
によって支持されている。上記荷支持部は、シリンダ装
置で揺動アームを揺動させることにより、昇降可能に構
成されている。走行車輪の車軸の前後両外方には誘導セ
ンサが配置され、両誘導センサは揺動アームに上下揺動
自在に取付けられた前後一対の取付用アームの遊端部に
設けられている。また、両取付用アームの遊端部には、
地表に接地して転動自在なキャスタがそれぞれ設けられ
ている。
【0003】これによると、シリンダ装置のピストンロ
ッドを出退させることによって、揺動アームが揺動し、
荷支持部が昇降する。この際、上記揺動アームの揺動に
応じて、前後両取付用アームが上下に揺動し、各キャス
タは、常に地表に接地した状態で、無人搬送車の走行に
ともなって地表を転動する。これにより、地表から誘導
センサまでの距離が常に一定に保持される。
【0004】通常、左右一対の支持ブロック上に載置さ
れた荷を無人搬送車で運搬する場合、荷支持部を一旦下
降させた状態で、無人搬送車を上記荷の下方へ進入さ
せ、その後、荷支持部を上昇させて荷を支持ブロックか
ら持ち上げ、この状態のままで無人搬送車を走行させて
荷を搬送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、地表から誘導センサまでの距離を一定に保
つために、キャスタを常に地表に接地させているが、キ
ャスタが地表を転動する際に振動等が発生し、この振動
等が常にキャスタや誘導センサ等に作用する。このよう
に、常時、キャスタや誘導センサ等に負担がかかるた
め、キャスタや誘導センサ等の寿命が短くなるといった
問題がある。
【0006】本発明は、輪体(キャスタ)や誘導センサ
等にかかる負担が軽減される無人搬送車を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本第1発明は、走行面に敷設された誘導線を誘導セン
サで検出しながら走行する無人搬送車であって、上記走
行面に接地する走行用の車輪と、この車輪に支持される
車体と、この車体を上記車輪に対して下降位置と上昇位
置との間で昇降させる昇降手段とを有し、上記車体に、
荷を支持する荷支持部が形成され、上記誘導センサは、
上記車体に対して一定ストロークで昇降可能な保持手段
を介して、上記車体側に設けられ、上記保持手段の下部
に、上記走行面に接地可能な輪体が設けられ、上記車体
を下降位置まで下降した場合、上記輪体が走行面に接地
して、上記走行面から誘導センサまでの高さが最小高さ
に維持され、上記車体を上昇位置まで上昇した場合、上
記輪体が走行面から浮き上がって、上記走行面から誘導
センサまでの高さが最大高さに維持され、上記最小高さ
と最大高さとを、上記誘導センサの読み取り範囲内に設
定したものである。
【0008】これによると、最小高さと最大高さとを誘
導センサの読み取り範囲内に設定しているため、車体を
下降位置まで下降させた状態で無人搬送車を走行させる
場合と、車体を上昇位置まで上昇させた状態で無人搬送
車を走行させる場合との、両方の場合において、誘導セ
ンサは正しく誘導線を読み取ることができる。したがっ
て、荷を荷支持部で持ち上げたり或いは荷支持部から下
ろす場合、車体を昇降させ、それ以外の場合(例えば無
人搬送車を通常走行させている場合等)、車体を上昇位
置まで上昇させておくことにより、輪体が走行面から浮
き上がるため走行面を転動しない。したがって、振動等
が輪体や誘導センサにほとんど作用せず、以って、輪体
や誘導センサにかかる負担が軽減される。
【0009】本第2発明は、一定ストロークをS、最小
高さをA,最大高さをBとし、下降位置から上昇位置ま
での高低差をHとし、車体が上昇位置まで上昇した場合
に生じる走行面から輪体までの隙間をCとすると、 C=H−S A=B−C の関係にあるものである。
【0010】本第3発明は、保持手段は、車体側に設け
られた筒状の保持部材と、この保持部材に挿通された保
持軸とを有し、上記保持部材は保持軸に対して昇降自在
に構成され、誘導センサと輪体とは上記保持軸の下部に
設けられ、下降位置から一定ストロークだけ上方に中途
位置が設定され、上記下降位置と中途位置との間におい
て、上記保持部材が保持軸に対して車体と共に昇降し、
上記中途位置と上昇位置との間において、上記保持部材
と保持軸とが車体と共に昇降するように構成されている
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図面に基づいて説明する。図10〜図12に示すよう
に、1は、路面2(走行面の一例)に敷設された誘導線
3を複数の誘導センサ4,5で検出しながら走行する無
人搬送車である。上記無人搬送車1は、路面2に接地す
る複数の走行用の車輪6と、これら車輪6に支持される
車体7と、この車体7を上記車輪6に対して下限位置P
a(下降位置の一例)と上限位置Pb(上昇位置の一
例)との間で昇降させる複数のシリンダ装置8(昇降手
段の一例)とを有している。
【0012】上記車体7は、本体フレーム10と、この
本体フレーム10の下部に設けられかつ縦軸心11周り
に旋回自在な複数の旋回体12と、各旋回体12から斜
め下方に垂下された支持アーム13と、各支持アーム1
3の下端に横軸14を介して上下揺動自在に連結された
揺動アーム15とで構成されている。上記各車輪6はそ
れぞれ、上記揺動アーム15の遊端部に設けられた車軸
16の左右両端部に取付けられている。
【0013】上記各シリンダ装置8は支持アーム13と
揺動アーム15との間に取付けられている。また、上記
本体フレーム10の上面には、荷18を支持する荷支持
部19が形成されている。
【0014】上記誘導センサ4,5は、左前部イと左後
部ロとに位置する車輪6の車軸16の前方と後方とにそ
れぞれ配置されている。上記各誘導センサ4,5の取付
け構造を以下に説明する。
【0015】すなわち、図1,図3,図4に示すよう
に、前後一方の誘導センサ4は、支持アーム13(車体
7の一部)に対して一定ストロークSで昇降可能な一方
の保持手段21を介して、上記支持アーム13側に設け
られている。上記一方の保持手段21は、支持アーム1
3の下端両側部に設けられた左右一対の筒状の保持部材
22と、両保持部材22に挿通された保持軸23と、両
保持軸23の上端間に連結されたアングル状の上部連結
部材24と、両保持軸23の下端間に連結された下部連
結部材25とで構成されている。尚、上記両保持部材2
2は両保持軸23に対して昇降自在に構成されている。
【0016】上記下部連結部材25の左右両端部には、
路面2に接地可能なキャスター車輪26(輪体の一例)
が設けられている。尚、両キャスター車輪26は縦軸心
周りに回動して向き変更自在に構成されている。また、
一方の誘導センサ4は、上記下部連結部材25に設けら
れたブラケット27に取付けられている。
【0017】また、上記支持アーム13には、上記上部
連結部材24に下方から当接離間自在なストッパー28
が左右一対設けられている。これらストッパー28とし
ては、衝撃を吸収するゴム等の弾性材が用いられてい
る。
【0018】また、図1,図3,図7に示すように、上
記支持アーム13の上端部には取付アーム30が設けら
れており、この取付アーム30と支持アーム13とは車
軸16の前後反対側へ互いに振り分けられて垂下されて
いる。上記他方の誘導センサ5は、上記取付アーム30
(車体7の一部)に対して一定ストロークSで昇降可能
な他方の保持手段31を介して、上記取付アーム30側
に設けられている。上記他方の保持手段31は、上記一
方の保持手段21と同様に構成されており、左右一対の
保持部材22は上記取付アーム30の下端両側部に設け
られている。上記他方の誘導センサ5は他方の保持手段
31の下部連結部材25に設けられたブラケット27に
取付けられており、上記下部連結部材25には同様に左
右一対のキャスター車輪26(輪体の一例)が設けられ
ている。また、取付アーム30にもストッパー28が設
けられている。
【0019】上記各シリンダ装置8のピストンロッド8
aを短縮することにより、図12(a)に示すように車
体7が下限位置Paまで下降し、上記ピストンロッド8
aを伸長することにより、図12(b)に示すように車
体7が上限位置Pbまで上昇する。この際、下限位置P
aから上限位置Pbまでの高低差をHとする。また、図
1に示すように、車体7が下限位置Paまで下降した場
合、各キャスター車輪26が路面2に接地して、路面2
から誘導センサ4,5までの高さがそれぞれ最小高さA
に維持される。また、図2に示すように、車体7が上限
位置Pbまで上昇した場合、各キャスター車輪26が路
面2から浮き上がって、路面2から誘導センサ4,5ま
での高さが最大高さBに維持される。尚、上記最小高さ
Aと最大高さBとはそれぞれ誘導センサ4,5の読み取
り範囲内に設定されている。
【0020】また、図4,図7に示すように、上記車体
7が下限位置Paにある場合、各ストッパー28から上
部連結部材24までの上下間隔は上記一定ストロークS
となる。また、図6,図9に示すように、上記車体7が
上限位置Pbにある場合、路面2から各キャスター車輪
26までの隙間をCとすると、以下のような関係にあ
る。 C=H−S A=B−C また、図5,図8に示すように、上記下限位置Paと上
限位置Pbとの間には中途位置Pcが設定されており、
この中途位置Pcは下限位置Paから一定ストロークS
だけ上方に位置している。
【0021】尚、上記誘導線3としては、磁石や電線等
の被検出体が用いられ、上記各誘導センサ4,5として
は、上記磁石や電線から発生する磁気を検出する磁気セ
ンサ等が用いられている。また、図12に示すように、
上記荷18は左右一対の支持ブロック34上に載置され
て路面2上に保管されている。
【0022】以下、上記構成における作用を説明する。
上記支持ブロック34を介して路面2上に保管されてい
る荷18を無人搬送車1で他の場所まで搬送する場合、
図1に示すように、各シリンダ装置8のピストンロッド
8aを短縮して、車体7を下限位置Paまで下降させ
る。これにより、各キャスター車輪26が路面2に接地
して、路面2から各誘導センサ4,5までの高さがそれ
ぞれ最小高さAに維持され、各保持部材22が車体7と
共に保持軸23に対して下降する。
【0023】この状態で、無人搬送車1は、各誘導セン
サ4,5で誘導線3を検出しながら走行し、図12
(a)に示すように、上記左右一対の支持ブロック34
間に進入して停止する。この場合、車体7は下限位置P
aまで下降しているため、荷支持部19は荷18の下方
に位置する。
【0024】その後、図12(b)に示すように、各シ
リンダ装置8のピストンロッド8aを伸長して、車体7
を下限位置Paから上限位置Pbまで上昇させる。これ
により、荷18は荷支持部19によって支持ブロック3
4から持ち上げられて無人搬送車1に移載される。
【0025】上記車体7が下限位置Paから上限位置P
bまで上昇する際、図4,図5および図7,図8に示す
ように、下限位置Paから中途位置Pcまでの範囲にお
いては、車体7と共に各保持部材22が各保持軸23に
対して上昇するのみで、各保持軸23は上昇せず、した
がって、各キャスター車輪26は路面2に接地したまま
で、路面2から各誘導センサ4,5までが最小高さAに
維持されたままの状態となる。
【0026】そして、図5,図8に示すように、車体7
が中途位置Pcに達すると、各ストッパー28が下方か
ら各上部連結部材24に当接する。その後、図5,図6
および図8,図9に示すように、車体7が中途位置Pc
を経て上限位置Pbまで上昇する際、上記中途位置Pc
から上限位置Pbまでの範囲においては、各ストッパー
28が下方から各上部連結部材24に当接した状態とな
るため、車体7と共に各保持部材22と各保持軸23と
が一体的に上昇し、したがって、各キャスター車輪26
が路面2から隙間Cだけ浮き上がり、路面2から各誘導
センサ4,5までが最大高さBになる。
【0027】その後、図2に示すように、車体7を上限
位置Pbに維持した状態で、無人搬送車1は、各誘導セ
ンサ4,5で誘導線3を検出しながら走行し、荷18を
他の場所へ搬送する。
【0028】また、荷18を無人搬送車1から支持ブロ
ック34上へ下ろす場合は、上記と逆の手順を行う。す
なわち、一対の支持ブロック34間に無人搬送車1を停
止させ、各シリンダ装置8のピストンロッド8aを短縮
して、車体7を上限位置Pb(図12(b)参照)から
下限位置Pa(図12(a)参照)まで下降させる。
【0029】上記車体7が上限位置Pbから下限位置P
aまで下降する際、図5,図6および図8,図9に示す
ように、上限位置Pbから中途位置Pcまでの範囲にお
いては、各ストッパー28が下方から各上部連結部材2
4に当接しているため、車体7と共に各保持部材22と
各保持軸23とが一体的に下降する。したがって、図
5,図8に示すように、各キャスター車輪26が路面2
に接地し、路面2から各誘導センサ4,5までが最小高
さAになる。
【0030】その後、図4,図5および図7,図8に示
すように、車体7が中途位置Pcを経て下限位置Paま
で下降する際、中途位置Pcから下限位置Paまでの範
囲においては、各ストッパー28が各上部連結部材24
の下方へ離間し、車体7と共に各保持部材22が各保持
軸23に対して下降するのみで、上記各保持軸23はこ
れ以上下降しない。このようにして車体7を上限位置P
bから下限位置Paまで下降させることにより、荷18
は無人搬送車1から支持ブロック34上へ下ろされる。
【0031】上記のように、最小高さAと最大高さBと
を各誘導センサ4,5の読み取り範囲内に設定している
ため、図1に示すように車体7を下限位置Paまで下降
させた状態で無人搬送車1を走行させる場合と、図2に
示すように車体7を上限位置Pbまで上昇させた状態で
無人搬送車1を走行させる場合との、両方の場合におい
て、各誘導センサ4,5は正しく誘導線3を読み取るこ
とができる。したがって、荷18を荷支持部19で持ち
上げたり或いは荷支持部19から下ろす場合、車体7を
昇降させ、それ以外の場合(例えば無人搬送車1を通常
走行させている場合等)、図2に示すように、車体7を
上限位置Pbまで上昇させておくことにより、各キャス
ター車輪26が路面2から浮き上がるため路面2を転動
しない。したがって、振動等が各キャスター車輪26や
各誘導センサ4,5等にほとんど作用せず、以って、各
誘導センサ4,5やキャスター車輪26等にかかる負担
が軽減され、各誘導センサ4,5や各キャスター車輪2
6の寿命が延長される。
【0032】尚、各旋回体12を縦軸心11周りに旋回
させることにより、各アーム13,15と共に各車輪6
が左右方向へ転向して、無人搬送車1が左折走行または
右折走行する。この際、各キャスター車輪26がそれぞ
れ縦軸心周りに左右へ方向転換して追従するため、無人
搬送車1の左折走行または右折走行が円滑に行なえる。
【0033】上記実施の形態では、図11に示すよう
に、一対の誘導センサ4,5をそれぞれ無人搬送車1の
左前部イと左後部ロとの2箇所に設けているが、他の箇
所に設けてもよく、また、2箇所に限らず、1箇所また
は3箇所以上設けてもよい。
【0034】上記実施の形態では、誘導センサ4,5と
して磁気センサを用いているが、光電センサや近接セン
サ等を用いてもよい。上記実施の形態では、輪体の一例
としてキャスター車輪26を用いたが、転動自在なロー
ラや球体などを用いてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、荷を荷支
持部で持ち上げたり或いは荷支持部から下ろす場合、車
体を昇降させ、それ以外の場合(例えば無人搬送車を通
常走行させている場合等)、車体を上昇位置まで上昇さ
せておくことにより、輪体が走行面から浮き上がるため
走行面を転動しない。したがって、振動等が輪体や誘導
センサにほとんど作用せず、以って、輪体や誘導センサ
にかかる負担が軽減され、輪体や誘導センサの寿命が延
長される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における無人搬送車の誘導
センサの取付構造を示す側面図であり、車体を下限位置
まで下降した状態を示す。
【図2】同、無人搬送車の誘導センサの取付構造を示す
側面図であり、車体を上限位置まで上昇した状態を示
す。
【図3】同、無人搬送車の誘導センサの取付構造を示す
平面図である。
【図4】図1におけるX−X矢視図である。
【図5】同、無人搬送車の一方の誘導センサの取付構造
を示す図であり、車体を中途位置まで昇降した状態を示
す。
【図6】図2におけるX−X矢視図である。
【図7】図1におけるY−Y矢視図である。
【図8】同、無人搬送車の他方の誘導センサの取付構造
を示す図であり、車体を中途位置まで昇降した状態を示
す。
【図9】図2におけるY−Y矢視図である。
【図10】同、無人搬送車の側面図である。
【図11】同、無人搬送車の平面図である。
【図12】同、無人搬送車の正面図であり、(a)は車体
を下限位置まで下降した状態を示し、(b)は車体を上
限位置まで上昇した状態を示す。
【符号の説明】
1 無人搬送車 2 路面(走行面) 3 誘導線 4,5 誘導センサ 6 車輪 7 車体 8 シリンダ装置(昇降手段) 18 荷 19 荷支持部 21,31 保持手段 22 保持部材 23 保持軸 26 キャスター車輪(輪体) Pa 下限位置(下降位置) Pb 上限位置(上昇位置) Pc 中途位置 A 最小高さ B 最大高さ C 隙間 H 高低差 S 一定ストローク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行面に敷設された誘導線を誘導センサ
    で検出しながら走行する無人搬送車であって、上記走行
    面に接地する走行用の車輪と、この車輪に支持される車
    体と、この車体を上記車輪に対して下降位置と上昇位置
    との間で昇降させる昇降手段とを有し、上記車体に、荷
    を支持する荷支持部が形成され、上記誘導センサは、上
    記車体に対して一定ストロークで昇降可能な保持手段を
    介して、上記車体側に設けられ、上記保持手段の下部
    に、上記走行面に接地可能な輪体が設けられ、上記車体
    を下降位置まで下降した場合、上記輪体が走行面に接地
    して、上記走行面から誘導センサまでの高さが最小高さ
    に維持され、上記車体を上昇位置まで上昇した場合、上
    記輪体が走行面から浮き上がって、上記走行面から誘導
    センサまでの高さが最大高さに維持され、上記最小高さ
    と最大高さとを、上記誘導センサの読み取り範囲内に設
    定したことを特徴とする無人搬送車。
  2. 【請求項2】 一定ストロークをS、最小高さをA,最
    大高さをBとし、下降位置から上昇位置までの高低差を
    Hとし、車体が上昇位置まで上昇した場合に生じる走行
    面から輪体までの隙間をCとすると、 C=H−S A=B−C の関係にあることを特徴とする請求項1記載の無人搬送
    車。
  3. 【請求項3】 保持手段は、車体側に設けられた筒状の
    保持部材と、この保持部材に挿通された保持軸とを有
    し、上記保持部材は保持軸に対して昇降自在に構成さ
    れ、誘導センサと輪体とは上記保持軸の下部に設けら
    れ、下降位置から一定ストロークだけ上方に中途位置が
    設定され、上記下降位置と中途位置との間において、上
    記保持部材が保持軸に対して車体と共に昇降し、上記中
    途位置と上昇位置との間において、上記保持部材と保持
    軸とが車体と共に昇降するように構成されていることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の無人搬送車。
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JP2016094053A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 日本車輌製造株式会社 無人搬送車
CN107627803A (zh) * 2017-09-29 2018-01-26 常州市瑞泰工程机械有限公司 一种自动导引车尾端升降装置及自动导引车

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