JP2003026264A - エアゾール容器用回転カバー付き噴射ヘッド - Google Patents

エアゾール容器用回転カバー付き噴射ヘッド

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JP2003026264A
JP2003026264A JP2001210541A JP2001210541A JP2003026264A JP 2003026264 A JP2003026264 A JP 2003026264A JP 2001210541 A JP2001210541 A JP 2001210541A JP 2001210541 A JP2001210541 A JP 2001210541A JP 2003026264 A JP2003026264 A JP 2003026264A
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aerosol container
rotary cover
button
base
cover
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JP2001210541A
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English (en)
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Satoshi Yazaki
智 矢崎
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Mitani Valve Co Ltd
Original Assignee
Mitani Valve Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転カバーの回転操作のみで回転カバーの内
部で連続噴射が可能な状態となり、種々のノズル形状に
適用可能なエアゾール容器用回転カバー付き噴射ヘッド
を提供する。 【解決手段】 エアゾール容器の頭頂部に装着される円
筒キャップ状基部10と、その上面周辺部に揺動可能に
周面部の下端部分で連結され、かつ内側で基端部がエア
ゾール容器頭頂部から突出するステムに嵌着して、先方
に噴射口を有するノズル21が形成されたボタン部20
とを備えると共に、ボタン部上面部は、連結側から基部
の直径方向へ延びる縦長形状を有して反連結側領域が操
作部28として形成され、さらにボタン部20を被う回
転カバー30が基部10に回転及び着脱自在に装着され
ている。回転カバー30の内部には、その回転操作によ
り操作部28に側方から下端部が乗上げてボタン部20
を押し下げ操作位置に拘束する駆動片35、36が形成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアゾール容器の
頭頂部に装着される円筒キャップ状基部と、その上面周
辺部に揺動可能に周面部の下端部分で連結され、かつ内
側で基端部がエアゾール容器頭頂部から突出するステム
に嵌着して、先方に噴射口を有するノズルが形成された
ボタン部とを備えると共に、ボタン部上面部が、連結側
から基部の直径方向へ延びる縦長形状を有して反連結側
領域を操作部として形成され、さらにボタン部を被う回
転カバーが、その回転操作によりボタン部を押し下げ位
置に拘束するように基部に回転及び着脱自在に装着され
ているエアゾール容器用回転カバー付き噴射ヘッドに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平10−59450号公報によれ
ば、中心のステム位置から偏心した上向きのノズルに嵌
合可能な開口部を回転カバーの天井壁に形成しておき、
連続噴射時に天井壁を押し下げてノズルの先端部と開口
部とを嵌合させ、次いで半回転させることにより、ボタ
ン部を揺動させつつ押し下げ操作位置に拘束して、残留
噴射剤を自動的に完全に排出するスパウトが開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これにより、噴射剤の
ガス抜きもしくは残りの全量噴射等の場合にスパウトか
ら手を離しても連続噴射が可能になるが、回転カバーの
回転操作に先立って、その開口部とノズル先端部との嵌
合操作が必要であり、また互いの構造も制約され、さら
に内容物が開口部から回転カバーの外に放出されるのが
前提になる。加えて、横向き噴射を行う噴射ヘッドには
適用不可能である。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、回転カ
バーの回転操作のみで回転カバーの内部で連続噴射が可
能な状態となり、種々のノズル形状に適用可能な冒頭に
述べた類のエアゾール容器用回転カバー付き噴射ヘッド
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、エアゾール容器の頭頂
部に装着される円筒キャップ状基部と、その上面周辺部
に揺動可能に周面部の下端部分で連結され、かつ内側で
基端部がエアゾール容器頭頂部から突出するステムに嵌
着して、先方に噴射口を有するノズルが形成されたボタ
ン部とを備えると共に、ボタン部上面部は、連結側から
基部の直径方向へ延びる縦長形状を有して反連結側領域
が操作部として形成され、さらにボタン部を被う回転カ
バーが、その回転操作によりボタン部を押し下げ位置に
拘束するように基部に回転及び着脱自在に装着されてい
るエアゾール容器用回転カバー付き噴射ヘッドにおい
て、回転カバーの内部に、その回転操作により操作部に
側方から下端部が乗上げてボタン部を押し下げ操作位置
に拘束する駆動片が形成されたことを特徴とする。
【0006】通常の使用時には、回転カバーを外して操
作部を押し下げ操作する。連続噴射を行わせる場合、回
転カバーを回転操作すると、駆動片の下端部が操作部に
側方から乗上げて操作部が押し下げ操作位置に拘束され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2を基に本発明の実施
の形態の一例によるエアゾール容器用回転カバー付き噴
射ヘッドを上向き噴射を行うパイプ状ノズル部分を有す
るエアゾール容器用回転カバー付きスパウトとして説明
する。円筒状のエアゾール容器1の頭頂部に装着された
マウンティングキャップ2は、弁構造を内部に保持して
上方付勢状態のステム3を突出させている。スパウト9
は、マウンティングキャップ2に装着される円筒キャッ
プ状基部10と、その上面周辺部11に連結部26を介
して周面部25の基底周面部25aで周囲に隙間29を
置いて揺動可能に連結され、かつノズル21及び押し下
げ操作される操作部28が形成されたボタン部20とよ
り合成樹脂により一体成形で構成されると共に、その上
方及び周囲をカバーする回転カバー30が付属してい
る。
【0008】ノズル21は、上面周辺部11よりも上方
へ突出するボタン部20の上面部27から中心位置のス
テム3に対して連結部26よりに偏心した上向きのパイ
プ状ノズル部分21aを備え、ボタン部20の内部では
基端部がステム3に嵌着している。また、上面部27は
連結側から基部10の直径方向へ延びる縦長形状を有し
て上面視で扇形状であり、ノズル部分21aに対して連
結部26と反対側である広い自由端側領域にローレット
付きの操作部28が水平面状に形成されている。
【0009】基部10は、上面周辺部11の外周を包囲
し、かつ下端に形成された環状の凸部でマウンティング
キャップ2のカール部2aの外周の凹部2bに係合する
円筒状周面部13を備えている。回転カバー30は、周
面部13に対応した内径を有し、下端部に形成された環
状の凸部31aが周面部13に形成された環状の溝13
aに係合することにより、基部10に対して回転及び着
脱自在となっている。
【0010】回転カバー30の上面部32には、ガス抜
き孔33が形成されると共に、ステム3から操作部28
の自由端側端部より僅かに内側に至る距離を半径とする
円弧領域の2個所に、断面円弧状の駆動片35、36が
下設されている。これらの駆動片の下端部には、傾斜端
部35a、36aに続いて水平状の乗上げ端部35b、
36bが形成されている。傾斜端部35a、36aは、
通常状態でその途中の高さ位置が上面部27の高さに相
当するように設定されている。乗上げ端部36bは、乗
上げ端部35bに対して下方位置を占めることにより、
操作部28をより下方の2段階の押し下げ位置に設定す
るようになっている。
【0011】このように構成されたスパウト9の動作は
次の通りである。通常の使用方法で内容物を噴射させる
場合、回転カバー30を外して、面状の操作部28を押
し下げ操作してステム3を下動させてノズル部分21a
の先端から上方へ噴射させる。
【0012】エアゾール容器1を廃棄するために、液化
ガスもしくは圧縮ガスの噴射剤を抜く場合、或いは使用
中断で残りの内容物を全量噴射させる場合、回転カバー
30を上面視で時計方向へ回転させて傾斜端部35aを
操作部28の側縁に当接させ、さらに回転させるとボタ
ン部20は徐々に押し下げられ、乗上げ端部35bが乗
上げ、操作部28がその高さ位置に拘束される。その
際、回転カバー30には上方への反力が生じるが、環状
の凸部31aが環状の溝13aに係合した状態で離脱す
る程度に回転カバー30の下端は開拡し得ず、外れるこ
とはない。
【0013】これにより、ステム3が開放状態に保持さ
れ、連続噴射もしくはガス抜きが行われる(図2参
照)。噴射された内容物は、ノズル部分21aの傾倒で
回転カバー30の周面部31に当たって垂れ下がり、内
部に充満するが、ガスはガス抜き孔33から逃げ、噴射
量によっては回転カバー30が膨張する現象も回避され
る。
【0014】この乗上げ端部35bによる押下げストロ
ークが不足してステム3が開放しない場合には、さらに
回転カバー30を回転させて乗上げ端部36bを操作部
28に載置させてさらに下方の押下げ位置に拘束する。
ノズル部分21aは真上向きでなく、斜め上向きでも同
様に本発明を適用できる。
【0015】図3は別の実施の形態によるボタン部から
横向き噴射を行う回転カバー付き横向き噴射の噴射ヘッ
ドを示すもので、前述の各部と同一もしくは同等部分は
同一符号で説明する。上面視方形状のボタン部20Aの
内部に、連結部26の上方での横向き噴射用に逆L字形
のノズルが形成されている。前述のものと同様な構成の
回転カバー30には、その周面部31から中心部に向け
て水平状に突出し、下方へ曲がる逆L字形の駆動片45
が一体の3段に形成されている。即ち、傾斜端部42
a、43a、44aにそれぞれ連続して水平状の段階的
に高さが低くなる乗上げ端部42、43、44が順に一
体に形成されている。
【0016】通常の噴射の場合、回転カバー30を外し
て、操作部28を押し下げ操作してボタン部20Aの前
面20aの噴射口から横向きに噴射させる。連続噴射の
場合、前述の動作と同様に、回転カバー30を連続噴射
が行われる位置まで時計方向へ回転操作することによ
り、乗上げ端部42〜44のいずれかで操作部28を押
し下げてステム3を開放位置に拘束する。
【0017】尚、前述の双方の実施の形態に代えて、駆
動片の下端には傾斜端部を形成することなく、ボタン部
の側縁部を円弧方向へ曲面もしくは傾斜状に形成しても
良い。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、噴射ヘッドに
対して回転カバーを回転操作するだけで連続噴射が可能
状態となり、したがって簡単な操作で確実にガス抜き又
は残量噴射を行うことができ、内容物を回転カバー内に
留めることができる。その際、請求項2の発明によれば
ステムを開放させるボタン部の押し下げ位置にばらつき
があっても確実に連続噴射を行わせることができる。請
求項3の発明によれば、残量が多いことにより、噴射ガ
スで回転カバーが膨張して外れる現象が確実に回避され
る。請求項4の発明によりスパウトタイプとして或は請
求項5の発明により横向き噴射を行う噴射ヘッドにも適
用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるエアゾール容器用ス
パウトの斜視図である。
【図2】同スパウトの連続噴射時の動作を説明する断面
図である。
【図3】別の実施の形態によるエアゾール容器用スパウ
トの斜視図である。
【符号の説明】
2 マウンティングキャップ 3 ステム 9 スパウト 10 基部 11 上面周辺部 20、20A ボタン部 21a パイプ状ノズル部分 26 連結部 28 操作部 29 隙間 30 回転カバー 33 ガス抜き孔 35、36、45 駆動片 35b、36b、42〜44 乗上げ端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアゾール容器の頭頂部に装着される円
    筒キャップ状基部と、その上面周辺部に揺動可能に周面
    部の下端部分で連結され、かつ内側で基端部がエアゾー
    ル容器頭頂部から突出するステムに嵌着して、先方に噴
    射口を有するノズルが形成されたボタン部とを備えると
    共に、ボタン部上面部が、連結側から基部の直径方向へ
    延びる縦長形状を有して反連結側領域を操作部として形
    成され、さらにボタン部を被う回転カバーが、その回転
    操作によりボタン部を押し下げ位置に拘束するように基
    部に回転及び着脱自在に装着されているエアゾール容器
    用回転カバー付き噴射ヘッドにおいて、 回転カバーの内部に、その回転操作により操作部に側方
    から下端部が乗上げてボタン部を押し下げ操作位置に拘
    束する駆動片が形成されたことを特徴とするエアゾール
    容器用回転カバー付き噴射ヘッド。
  2. 【請求項2】 駆動片の下端部の高さ位置が複数段に変
    化することを特徴とする請求項1記載のエアゾール容器
    用回転カバー付き噴射ヘッド。
  3. 【請求項3】 回転カバーに、ガス抜き孔が形成されて
    いることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の記載
    のエアゾール容器用回転カバー付き噴射ヘッド。
  4. 【請求項4】 ボタン部に、真上もしくは斜め上向きの
    噴射口を先端に有するノズル部分が突設されたスパウト
    として構成されていることを特徴とする請求項1又は請
    求項2又は請求項3記載のエアゾール容器用回転カバー
    付き噴射ヘッド。
  5. 【請求項5】 ボタン部内に、横向きの噴射口を有する
    ノズル部分が設けらていることを特徴とする請求項1又
    は請求項2又は請求項3記載のエアゾール容器用回転カ
    バー付き噴射ヘッド。
JP2001210541A 2001-07-11 2001-07-11 エアゾール容器用回転カバー付き噴射ヘッド Pending JP2003026264A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008066012A1 (fr) * 2006-11-30 2008-06-05 Maruichi Valve Co., Ltd. Dispositif d'éjection pour conteneur d'aérosol
JP2009078858A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Kao Corp エアゾール容器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008066012A1 (fr) * 2006-11-30 2008-06-05 Maruichi Valve Co., Ltd. Dispositif d'éjection pour conteneur d'aérosol
JP2008137676A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Maruichi Valve Co Ltd エアゾール容器用噴射装置
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