JP2003026226A - フィルム収納容器 - Google Patents

フィルム収納容器

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JP2003026226A
JP2003026226A JP2001217552A JP2001217552A JP2003026226A JP 2003026226 A JP2003026226 A JP 2003026226A JP 2001217552 A JP2001217552 A JP 2001217552A JP 2001217552 A JP2001217552 A JP 2001217552A JP 2003026226 A JP2003026226 A JP 2003026226A
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JP
Japan
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film
films
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box
storage container
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Application number
JP2001217552A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Tominaga
富永俊彦
Yusuke Matsuoka
松岡勇介
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムに手を触れることなく、積み重ねた
フィルムを簡単に取り出すことができるフィルム収納容
器を提供することである。 【解決手段】 上面が全面にわたって開口した、複数枚
の光学フィルム6を積み重ねた状態で収納するための箱
体1と、この箱体1の上面2と底面3を含む外面に巻き
付けた、光学フィルム6を梱包するためのテープ状ない
し紐状の結束具5とを備える。このため、フィルムを取
り出す場合には、上面を下にした倒立状態で箱体を置
き、結束具を抜き取った後、箱体を上に持ち上げるよう
にして引き抜くと、フィルムは台上に積み重ねた状態で
載置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏光フィルムや位
相差フィルム等の光学フィルムの運搬や保管に使用する
フィルム収納容器に関する。
【従来の技術】
【0002】液晶表示装置に使用される偏光フィルムや
位相差フィルムなどの光学フィルムを運搬や保管するに
は、通常、積み重ねた50〜200枚程度の光学フィル
ムをプラスチックフィルムの袋に入れ、袋の開口部を粘
着テープで閉じて梱包していた。しかし、積み重ねた光
学フィルムを袋から取り出す場合には、フィルム面に手
が触れて光学フィルムが汚染されないように慎重に行わ
なければならないため、非常に手間がかかるという問題
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、フィ
ルムに手を触れることなく、積み重ねたフィルムを簡単
に取り出すことができるフィルム収納容器を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のフィルム収納容
器は、上面が全面にわたって開口した、複数枚のフィル
ムを積み重ねた状態で収納するための箱体と、この箱体
の上面と底面を含む外面に巻き付けた、フィルムを梱包
するためのテープ状ないし紐状の結束具とを備えたこと
を特徴とする。
【0005】かかる本発明によれば、フィルムを取り出
す場合には、適当な台上に上面を下にした倒立状態で箱
体を置き、前記結束具を抜き取った後、箱体を上に持ち
上げるようにして引き抜くと、フィルムは台上に積み重
ねた状態で載置される。このため、フィルムに手を触れ
ることなく、フィルムを箱体から簡単に取り出すことが
できる。また、フィルムを収納する場合も、積み重ねた
フィルムを袋に詰める従来の収納方法に比べて作業が容
易になる。
【0006】前記フィルムとしては、偏光フィルムや位
相差フィルム等の光学フィルムが例示される。
【0007】本発明における前記箱体の底面は部分的に
開口しているのが好ましい。すなわち、前記箱体の内面
とフィルムとの間にはあまり隙間がないときでも、箱体
の底面が部分的に開口していると、箱体を引き抜く際
に、箱体からのフィルムの取り出しが容易になる。
【0008】また、前記テープ状ないし紐状の結束具は
熱融着性材料からなり、この結束具の両端部を互いに重
ね合わせ熱接着により梱包を行うのがよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
フィルム収納容器を示す正面図である。図1に示すよう
に、このフィルム収納容器は、箱体1と、この箱体1の
上面2および底面3を通って箱体1に巻きつけたテープ
状の結束具5(バンド)とからなる。箱体1の縦d1お
よび横d2の寸法は、収納した光学フィルムが運搬中に
動かないように、光学フィルム6(以下、単にフィルム
6という)の寸法と略等しくなるように設定されてい
る。また、箱体1の上面2は全面が開口している。底面
3には一部が切り欠かれた切り欠き部13が形成されて
おり、この切り欠き部13によって底面3は部分的に開
口している。
【0010】図2は箱体1を展開した状態を示してい
る。図2に示すように、1枚の比較的剛直なシート材を
切り抜きまたは打ち抜きして、切り欠き部13を有する
底面3、右側面7、正面8、左側面9および背面10が
一体に形成される。底面3および背面10の各1辺には
接合片11,12が一体に形成されている。なお、図2
に示す展開図は一例を示したものであり、本発明におけ
る箱体1はこれに限定されるものでない。
【0011】箱体1を形成するシート材の種類は、特に
制限されず、例えば板紙のほか、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リ塩化ビニルなどのプラスチックシートが使用可能であ
る。
【0012】箱体1を組み立てるには、折り線14にて
シート材を折り曲げ、接合片11,12にて接合すれば
よく、これにより上面2が開口した箱体1が得られる。
接合は、例えば粘着テープ等の任意な接合手段を使用す
ることができる。
【0013】箱体1に多数枚のフィルム6を収納するに
は、箱体1を組み立てた後にフィルム6を収納してもよ
いが、例えば接合片11のみを接合した一部開放状態の
箱体1内に光学フィルム6を少しずつ並べていき、最後
に残りの接合片12を接合して、箱体1の組み立てを完
成させるのが好ましい。
【0014】フィルム6の収納枚数は、その積み重ね高
さが箱体1の高さhに略等しくなるようにする。フィル
ム6の積み重ね高さが箱体1の高さhよりも低い場合は
結束具5で梱包したとき、結束具5とフィルム6の上面
との間に隙間ができるため、フィルム6が固定されず、
その結果、運搬時の振動や衝撃でフィルム6が破損した
り、箱体1から離脱するおそれがある。
【0015】箱体1にフィルム6を収納後、テープ状の
結束具5でフィルム6を結束する。結束具5はPET等
の熱融着性材料からなる。結束は、例えば自動結束機を
使用して、フィルム6の底面3、両側面7,9および上面
2を通って結束具5を巻回して、箱体1を締め付け、こ
の状態で結束具5の両端部を互いに重ね合わせ熱接着す
ることにより行われる。あるいは、結束具5は、フィル
ム6の底面3、正面8、上面2および背面10を通って
箱体1に巻回し、箱体1を締め付けるようにしてもよ
い。また、熱融着性材料の結束具5に代えて、非熱融着
性材料の結束具5を使用し、粘着テープなどで結束具5
の両端部を接合してもよい。
【0016】箱体1からフィルム6を取り出す場合に
は、図3に示すように、上面2を下にして箱体1を倒立
状態で適当な台上に載置し(図3(a))、結束具5を解
いて抜き取る(図3(b)および(c))。次いで、箱体1
を持ち上げて、積み重ねたフィルム6から引き抜けばよ
い。このため、手を触れることなく、前記フィルム6を
所定の位置に載置することができる。
【0017】このとき、箱体1の底面3には切り欠き部
13によって部分開口部4が形成されているので、フィ
ルム6の取り出し時に箱体1の引き抜きが容易になる。
【0018】部分開口部4の形状としては、本実施形態
で使用したような三角形の形状に限定されものではな
く、任意な形状が可能であり、例えば底面3に形成した
貫通孔であってもよい。
【0019】本発明の他の実施形態を図4に示す。すな
わち、この実施形態では、箱体15の上面の両側面部に
切り欠き部16、16が形成されている。フィルム6は
切り欠き部16、16の底部とほぼ同一面となる高さに
積み重ねられて箱体15内に収納されている。この切り
欠き部16、16は、結束具17を巻き付けたとき、結
束具17が外れるのを防止する機能がある。その他は前
述の実施形態と同じである。なお、テープ状の結束具
5,17に代えて、紐状の結束具を使用してもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明のフィルム収納容器は、フィルム
に手を触れることなく、フィルムを箱体から取り出すこ
とができ、しかも構造が簡単であるという効果がある。
このため、本発明のフィルム収納容器は、偏光フィルム
や位相差フィルム等の光学フィルムの運搬や保管に使用
するのに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るフィルム収納容器を
示す斜視図である。
【図2】箱体を展開した状態を示す平面図である。
【図3】(a)〜(d)は箱体からのフィルムの取り出し方法
を示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係るフィルム収納容器
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 箱体 2 上面 3 底面 4 部分開口部 5 結束具 6 フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E014 MC07 3E067 AA12 AB39 AC01 AC14 BA15A BB01A BB14A BB15A BB16A EA05 EA06 EA24 EA29 FA01 FC01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面が全面にわたって開口した、複数枚の
    フィルムを積み重ねた状態で収納するための箱体と、 この箱体の上面と底面を含む外面に巻き付けた、フィル
    ムを梱包するためのテープ状ないし紐状の結束具とを備
    えたことを特徴とするフィルム収納容器。
  2. 【請求項2】前記フィルムが光学フィルムである請求項
    1記載のフィルム収納容器。
  3. 【請求項3】前記箱体は底面が部分的に開口している請
    求項1または2記載のフィルム収納容器。
  4. 【請求項4】前記テープ状ないし紐状の結束具は熱融着
    性材料からなり、この結束具の両端部を互いに重ね合わ
    せ熱接着により梱包を行う請求項1〜3のいずれかに記
    載のフィルム収納容器。
JP2001217552A 2001-07-18 2001-07-18 フィルム収納容器 Pending JP2003026226A (ja)

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