JP2003026050A - 自動車のボデー構造 - Google Patents

自動車のボデー構造

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JP2003026050A
JP2003026050A JP2001210124A JP2001210124A JP2003026050A JP 2003026050 A JP2003026050 A JP 2003026050A JP 2001210124 A JP2001210124 A JP 2001210124A JP 2001210124 A JP2001210124 A JP 2001210124A JP 2003026050 A JP2003026050 A JP 2003026050A
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JP
Japan
Prior art keywords
opening
rear seat
closing panel
body structure
seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001210124A
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English (en)
Inventor
Takashi Hashimoto
孝 橋本
Isao Itoi
功 糸井
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉パネルを車室側に回動させることにより
拡大された荷物積載スペースを有効に使用することがで
きる自動車のボデー構造を提供すること。 【解決手段】 後席24をフォールディングした状態
で、後席24のシートバック24aの後方に配置された
開閉パネル6の下端部を中心に車室側に回動させたとき
に、開閉パネル6の上端部に設けられている係合部が、
後席24のシートバック24aの背面に設けられている
収容凹部24cに収容される。従って、後席部分から荷
台に向けて拡大された荷物積載スペースを略フラットな
面を有する荷物積載スペースとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、荷台を有する自動
車のボデー構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、ピックアップタイプの自動車にお
いては、自動車の後部に車室内と荷台とを区画する開閉
パネルを有するボデー構造が存在する(特開2000−
185669号公報参照)。この開閉パネルは基端を中
心に回動し、開閉パネルが荷台側に回動した場合には、
車室内が荷台に向けて開放され荷物積載スペースが拡大
する。また、ピックアップタイプの自動車において、車
室内を荷台に向けて開放するために、後席をダブルフォ
ールディングさせ、開閉パネルの基端を中心に車室側に
回動させるボデー構造も存在する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、開閉パ
ネルの基端を中心に車室側に回動させるボデー構造にお
いては、ダブルフォールディングさせた後席の背面部に
開閉パネルの上端部に設けられたロック機構等が干渉し
て、開閉パネルを水平状態にすることができず、車室内
の後席部分から荷台に向けて拡大された荷物積載スペー
スを有効に使用することができないという問題があっ
た。 【0004】本発明の課題は、開閉パネルを車室側に回
動させることにより拡大された荷物積載スペースを有効
に使用することができる自動車のボデー構造を提供する
ことである。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動車の
ボデー構造は、フォールディング可能な後席のシートバ
ックの後方に配置され、車室内と荷台とを隔離すると共
に下端部を中心に車室側に回動可能に車体に設けられた
開閉パネルを備える自動車のボデー構造において、開閉
パネルの上端部には、この開閉パネル閉鎖時に車体に係
合される係合部が設けられ、シートバックの背面に、開
閉パネル開放時に、この開閉パネルの係合部が収容され
る収容凹部が設けられていることを特徴とする。 【0006】この自動車のボデー構造によれば、後席を
フォールディングした状態で、後席のシートバックの後
方に配置された開閉パネルを、下端部を中心に車室側に
回動させたときに、開閉パネルの上端部に設けられてい
る係合部が、後席のシートバックの背面に設けられてい
る収容凹部に収容される。 【0007】従って、開閉パネルを車室側に回動させる
ことにより車室内の後席部分から荷台に向けて拡大され
た荷物積載スペースを略フラットな面を有する荷物積載
スペースとすることができるため、荷物積載スペースを
有効に使用することができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態に係る自動車のボデー構造について説明す
る。なお、この実施の形態の説明においては、同一要素
には同一符号を用い重複する説明は省略する。 【0009】図1は、実施の形態に係るボデー構造を有
する自動車の斜視図であり、図2は、ボデー構造の主要
部の斜視図である。この自動車のボデー構造は、ピック
アップタイプの自動車の後部側に、車室2内と荷台4と
を隔離する開閉パネル6が設けられている。開閉パネル
6の上側にはリアガラス8が位置し、開閉パネル6とリ
アガラス8との間には自動車の幅方向に沿って延びた支
持梁(バルクヘッドアッパ)10が設けられている。ま
た、リアガラス8の幅方向両端にはCピラー11が設け
られている。 【0010】開閉パネル6は、車室2内と荷台4とを隔
離すると共に、その端部、即ち下端部に自動車の幅方向
に一致して設けられた回動軸12を中心に回動可能に車
体14に設けられている。開閉パネル6は、車室2内側
に回動することによって車室2内を荷台4に向けて開放
可能である。 【0011】荷台4は、床面(荷物積載面)を構成する
荷台フロア4aと、荷台フロア4aの幅方向両端部から
立設した側壁(クオータインナ)4bとを備えている。
側壁4bの車室2側にはタイヤハウス部16が設けられ
ている。荷台4の前方内壁面は、回動可能な開閉パネル
6の外面と、開閉パネル6の幅方向両サイドに位置する
バルクヘッドサイドパネル18の外面とから構成されて
いる。なお、荷台4の前方内壁面と荷台フロア4aとの
間には、バルクヘッドロア(段差部)20及びリアクロ
スメンバ22が幅方向に沿って配置されている。ここで
荷台フロア4aは、バルクヘッドロア20の上端部と面
一になるように設定してもよい。 【0012】車室2内には2つに分割された後席24が
配置されている。各座席はシートバック24a及びヘッ
ドレスト24bを備えている。図3は、後席24のシー
トバック24aを斜後ろから見た図である。この図に示
すように、後席24のシートバック24aの背面には、
ロック機構を有する係合部(図4参照)が収容される収容
凹部24cが設けられている。即ち2つに分割された後
席24が隣接する部分には、2つに分割された後席24
に跨る矩形状の収容凹部24cが設けられている。な
お、後席24は、分割されていない1つの座席であって
もよい。更に収容凹部24cがシートバック24aの下
端まで連続していてもよい。 【0013】図4は、開閉パネル閉鎖時の後席の収容凹
部が見える位置における断面図である。なお、この図に
おいては、シートクッションの図示は省略されている。
後席24は搭乗者が着席可能なように、そのシートバッ
ク24aがシートクッションに対して起き上がってい
る。シートバック24aの後方には開閉パネル6が位置
し、車室2内と荷台4とを隔離している。開閉パネル6
は、下方の回動軸12の両端に位置するヒンジを中心に
回動する。一方、回動軸12とは反対側の一端である上
端は、係合部26によって車体側にロックされている。
なお、係合部26は、開閉パネル6の上端部の自動車幅
方向の略中央部に設けられている。 【0014】図5は、開閉パネル開放時の後席の収容凹
部が見える位置における断面図である。なお、この図に
おいてもシートクッションの図示は省略されている。開
閉パネル6を開放する場合には、まず、後席24をダブ
ルフォールディングさせ、この状態で、後席24のシー
トバック24aの後方に配置された開閉パネル6を、回
動軸12を中心に車室側に回動させる。この場合に、開
閉パネル6の上端部に設けられている係合部26が、後
席24のシートバック24aの背面に設けられている収
容凹部24cに収容される。従って、開閉パネル6を車
室側に回動させることにより車室内の後席部分から荷台
に向けて拡大された荷物積載スペースを略フラットな面
を有する荷物積載スペースとすることができるため、荷
物積載スペースを有効に使用することができる。 【0015】なお、上述の実施の形態においては、後席
24の背面中央部分、即ち2つに分割された後席24が
隣接する部分に、2つに分割された後席24に跨る矩形
状の収容凹部24cが設けられているが、開閉パネル6
に設けられている係合部26が自動車の幅方向に長い形
状を有している場合には、この係合部26の形状に対応
させた形状の収容凹部24cを後席24のシートバック
24aの背面に設けるようにしてもよい。 【0016】 【発明の効果】本発明に係る自動車のボデー構造によれ
ば、後席をダブルフォールディングした状態で、開閉パ
ネルを上端部を中心に車室側に回動させたときに、開閉
パネルの下端部に設けられている係合部が、後席のシー
トバックの背面に設けられている収容凹部に収容され
る。従って、開閉パネルを車室側に回動させることによ
り車室内の後席部分から荷台に向けて拡大された荷物積
載スペースを略フラットな面を有する荷物積載スペース
とすることができるため、荷物積載スペースを有効に使
用することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施の形態に係るボデー構造を有す
る自動車の斜視図である。 【図2】この発明の実施の形態に係るボデー構造主要部
の斜視図である。 【図3】この発明の実施の形態に係る後席を斜後方から
見た図である。 【図4】この発明の実施の形態に係る開閉パネル閉鎖時
の後席の収容凹部が見える位置における断面図である。 【図5】この発明の実施の形態に係る開閉パネル開放時
の後席の収容凹部が見える位置における断面図である。 【符号の説明】 2…車室、4…荷台、6…開閉パネル、12…回動軸、
24…後席、24a…シートバック、24c…収容凹
部、26…係合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 25/20 B62D 33/02 T

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 フォールディング可能な後席のシートバ
    ックの後方に配置され、車室内と荷台とを隔離すると共
    に下端部を中心に車室側に回動可能に車体に設けられた
    開閉パネルを備える自動車のボデー構造において、 前記開閉パネルの上端部には、この開閉パネル閉鎖時に
    車体に係合される係合部が設けられ、 前記シートバックの背面に、前記開閉パネル開放時に、
    この開閉パネルの前記係合部が収容される収容凹部が設
    けられていることを特徴とする自動車のボデー構造。
JP2001210124A 2001-07-11 2001-07-11 自動車のボデー構造 Pending JP2003026050A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10332375A1 (de) * 2003-07-17 2005-02-03 Volkswagen Ag Spaltabdeckung zwischen einem Laderaumboden und einer Sitzanordnung eines Fahrzeuges
JP2016037228A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 ヤンマー株式会社 運搬車

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10332375A1 (de) * 2003-07-17 2005-02-03 Volkswagen Ag Spaltabdeckung zwischen einem Laderaumboden und einer Sitzanordnung eines Fahrzeuges
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